手元にあるエラー情報を DB に反映する方法 Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 1
1. 概要 配信の度に配信リスト ( 配信エラー情報を除く ) をスパイラルのデータベースにインポートし 配信後に削除している場合 前回以前の配信エラーの情報をダウンロードし 次回配信するリストに反映させることができます また 配信エラーが発生しているメールアドレスに対しては配信を行わないようにすることができます この手順書では 毎回同一データベースを使用して配信を行い エラーを反映させたい配信より 90 日以上が経過している場合のエラー反映方法を案内しています 反映させたい配信エラーの情報を配信後 90 日以内にダウンロードした場合に限ります イメージ図 操作手順 1 データベース確認配信エラーを自動取得するために必要なフィールドがデータベースに含まれているかを確認します 前回 配信 配信用 DB A さん 2 エラーログダウンロードデータベースに反映させるためのエラーログを準備します 配信エラー B さん 3 前回配信分リストを削除 次回配信分リストをインポート 4 配信エラー処理 (1) データ準備 (2) ファイルアップロード (3) 配信エラー処理 5 配信設定 次回 配信 お名前 メールアドレス エラーカウント A a@example.com B b@example.com 1:0:5.5.1 手動反映前回配信分リストを削除 エラー情報ダウンロード エラーリスト ご担当者様 次回配信分リストをインポート Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 2
2. データベース確認 配信エラーの情報をデータベースに反映させるには 配信エラー タイプもしくは エラーカウント タイプのフィールドがデータベースに含まれている必要があります 管理画面より 必要なフィールドが含まれているかどうかを確認します 1 DB グループの 通常 DB 管理 メニューから確認を行います 2 あなたが作成した DB 一覧 より 対象のデータベースの DB 名 をクリックします 3 フィールド属性一覧 より このデータベースを構成するフィールド情報を確認できます フィールドタイプ 欄に エラーカウント タイプもしくは 配信エラー タイプのフィールドが存在するか否かを確認して下さい フィールドタイプ 欄に エラーカウント タイプもしくは 配信エラー タイプのフィールドが含まれて いなかった場合はフィールドを追加する必要があ ります 配信エラー タイプと エラーカウント タイプの違 いについては付録 1 を参照して下さい Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 3
3. エラーログダウンロード EXPRESS 2 または EXPRESS 配信登録 の 配信ログ より配信エラーログの情報をダウンロードします EXPRESS レポート からも配信エラーログの情報をダウンロードできます EXPRESS2 の場合 1 配信設定一覧 の封筒名をクリックし 配信ログ の ダウンロードする (zip 形式 ) をクリック 2 zip 形式の圧縮ファイルがダウンロードされますので 解凍ソフトを利用して解凍します 保存されているファイル中の e から始まるファイル名の txt 形式のファイルがエラーログのファイルです EXPRESS 配信登録の場合 1 あなたが作成した配信登録一覧 の 配信ログ 欄の DL より 配信ログをダウンロードすることができます 2 zip 形式の圧縮ファイルがダウンロードされますので 解凍ソフトを利用して解凍します 保存されているファイル中の e から始まるファイル名の txt 形式のファイルがエラーログのファイルです 過去の複数回分の配信のエラー情報を反映させるには 上記の手順を各配信ごとに行って下さい ( 弊社では 3 回分を推奨 ) 前回の配信の配信エラーログが存在しない場合はログをダウンロードすることができません ログの保持期間は 90 日間です Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 4
4. 前回配信分リストを削除 次回配信分リストをインポート 前回分のリストをデータベースから削除後 次回配信分のリストをデータベースにインポートします 1 DB グループの DB オペレーション より 前回配信分のデータを削除します 2 DB グループより 次回配信分のリストを当該 DB にインポートします Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 5
5. 配信エラーデータの準備 ダウンロードしたエラーログのデータを基に メールアドレス エラーコードの順で タブ区切りのファイルを作成します 表計算ソフト ( エクセル等 ) を使用すると作成しやすいです Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 6
6. 配信エラー処理 エラー情報をデータベースに反映させます 1 DB グループの 配信エラー処理 メニューをクリック 2 DB 選択 より 対象のデータベースを選択 3 タイプ選択 より 配信エラー処理 を選択 4 選択 をクリック 5 ファイル操作 にて 作成した配信エラーー処理用データのファイルを選択 6 参照するメールアドレスフィールド で選んだメールアドレスフィールドに エラーログで出力されたメールアドレスが含まれている場合 そのレコードの 配信エラー タイプまたは エラーカウント タイプのフィールドにエラーコードが反映されます 7 配信エラーフィールド で選んだ 配信エラー タイプまたは エラーカウント タイプのフィールドにエラーコードが反映されます 8 メールアドレスが重複している場合は にて 配信エラーログの中に同一メールアドレスの情報が複数存在した場合の処理を選択します 9 エラーコード反映 ボタンをクリックすると配信エラーログの情報がデータベースに反映されます 過去の複数回分の配信のエラー情報を反映させるには 上記の手順を各配信ごとに行って下さい ( 弊社では 3 回分を推奨 ) 配信エラーフィールド にて エラーカウント タイプのフィールドを選択した場合 エラーコード反映 ボタンをクリックした回数だけエラー回数がカウントされますのでご注意下さい 過去にエラーの発生しているメールアドレスを永続的に配信対象から除外する場合は STOP データベース を使用します STOP データベースの使用方法は付録 4 を参照して下さい 当該データベースに同一メールアドレスが複数存在する場合 全てのレコードに対して同一のエラー情報が反映されます Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 7
7. 配信設定 EXPRESS 2 を利用して配信を行う場合は 配信設定時に 配信リスト設定 にてエラー情報を自動でデータベースに反映させる設定 過去にエラーの発生しているメールアドレスを配信対象から除外する設定を行います EXPRESS 配信登録を利用して配信設定を行う場合は リスト作成 機能より同様の設定を行います 1 配信エラーフィールド に配信エラー情報を反映させるフィールドを選択します データベースに 配信エラー タイプまたは エラーカウント タイプのフィールドが 1 つのみの場合は 初期状態で選択されています 2 配信エラーログを DB に自動反映する にチェックを入れます これにより この配信で発生したエラー情報を自動的に 1 で選択したフィールドに反映させることができます データベースに 配信エラー タイプまたは エラーカウント タイプのフィールドが 1 つのみの場合は 初期状態でチェックが入っています 4 STOP データベース にて 配信エラーが複数回出ているメールアドレスを格納したデータベースを選択すると 格納されているメールアドレスを配信対象から除外します 配信エラー と エラーカウント の違いについては付録 2 を参照して下さい 恒久的なエラーについては付録 2 を参照して下さい EXPRESS 2 の操作手順については別途資料を参照して下さい EXPRESS2 (PDF ファイル 1,742KB) http://www.pi-pe.co.jp/user/ez03_ex2.pdf 3 恒久的なエラーが 回以上を除外する にチェックを入れます また恒久的なエラーが何回発生している場合に配信対象から除外するかを入力します これにより 既に指定の回数エラーが出ているメールアドレス (1 で 配信エラー タイプのフィールドを選択している場合は回数の指定はできません ) をこの配信の対象から除外することができます データベースに 配信エラー タイプまたは エラーカウント タイプのフィールドが 1 つのみの場合は 初期状態でチェックが入っています 弊社では 3 回を推奨しています Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 8
付録 1. 配信エラー と エラーカウント の違い 配信エラー タイプと エラーカウント タイプのフィールドは共に配信エラーの情報を記録するためのフィールドですが 取得できる情報が異なります 配信エラー配信エラーステータスコードを格納します レコードの抽出条件として利用できます エラー情報自動取得の設定を行っている場合は 最新のエラーコードのみを閲覧することができます 例 :5.1.1 配信時に 恒久的なエラーが 回以上を除外する の設定を行っている場合は エラー発生回数は考慮せず エラーコードが格納されていた場合に配信対象から除外します エラーカウント最新の配信ステータスコードと それぞれ 5 番台 (5.x.x) 及び 4 番台 (4.x.x) の配信エラー数を格納します (unknown は 5 番台としてカウントされます ) レコードの抽出条件として利用できます 例 : 3:0:5.1.1 配信時に 恒久的なエラーが 回以上を除外する の設定を行っている場合は 恒久的エラーの発生回数を考慮し 配信対象からエラーの発生しているメールアドレスを除外することができます エラー情報の見方 3:0:5.1.1 直近のエラーコード 一時的なエラーの回数 恒久的なエラーの回数 例 : 恒久的なエラーが 3 回 一時的なエラーが 0 回起きていて 最も最近のエラーは メールボックスが存在しない というエラーが返って来た Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 9
付録 2. 一時的なエラーと恒久的なエラー 配信をすると ある程度の割合で相手に届かない不達メールが生じます 受信者側のサーバが混んでいるなどの一時的なエラーの場合は スパイラルでは 24 時間の自動再送を試みます スパイラルでは RFC1893 で定義されたコードに準拠して エラーのフラグ管理を DB で行うことができます エラーコードの詳細については ユーザーガイド付録のエラーコード一覧 (297 ページ ) をご参照下さい 代表的なエラーの種類 恒久的なエラー 5.1.1 メールボックスがありません ( 入力間違いなどで生じる ) 5.1.2 ドメインが存在しない ( 入力間違いなどで生じる ) 一時的なエラー 4.4.1 接続に対する応答がない ( 一時的に相手のサーバが応答しない ) DB オペレーション でエラーの人を検索した例 : Copyright 2010 PIPEDBITS Co.,Ltd. All rights Reserved. 10
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