コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

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預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

第 Ⅰ 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 群栄化学工業株式会社 ( 以下 当社 という ) が 次に定める 社是 理念 実現のため ステークホルダーと協働して企業価値を向上させ 持続的に発展できるよう より良い経営を実現することを目的とする 2. 当社は GCIグループ基本理念 を制

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

【PDF】コーポレートガバナンス・ガイドライン

また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

コーポレートガバナンス基本方針

コーポレートガバナンス・ガイドライン

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第 1 章 第 1 条 シャルレコーポレートガバナンス基本方針総則 ( 基本方針 ) 原則 3-1-(ⅰ),3-1-(ⅱ) 当社は 基本理念 及び わたしたちの誓い に基づき お客様 従業員 株主等のステークホルダーの立場を踏まえて 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し コーポレートガバナ

マエザワ CG 基本方針 ( 平成 27 年 12 月 11 日施行 ) 前澤工業株式会社

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コーポレート・ガバナンス基本方針

コーポレートガバナンスに係る方針 基準等 2018 年 12 月 東急建設株式会社

(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

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大和コーポレートガバナンス ガイドライン正式

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

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Microsoft Word - 大和コーポレートガバナンス ガイドライン201810

コーポレートガバナンスに関する基本方針 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本基本方針は 当社が その企業理念である THE INTAGE GROUP WAY のもと 遵法精神にのっとり健全な事業活動を進めることを通じて 当社の企業価値の向上を実現していくために 当社のコーポレートガバナンスに関

コーポレートガバナンス報告書

基本原則

コーポレートガバナンス・ガイドライン

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_コーポレートガバナンス基本方針

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

2 名以上の独立社外取締役の選任状況 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社の比率は 市場第一部では 9 割を超え 91.3% に JPX 日経 400では 97.7% に 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社 ( 市場第一部 ) の比率推移 ( 参考 ) 100% 88.0% 91.

規則フォーマット

< 本制度の仕組みの概要 > 5 ポイント付与 委託者 当社 3 自己株式の処分 1 役員株式交付規程の 制定 2 信託 < 他益信託 > を設定 ( 金銭を信託 ) 3 払込 受託者 ( 予定 ) 三井住友信託銀行 ( 再信託受託者 : 日本トラスティ サービス信託銀行 当社株式 株式交付信託 信

かつ的確に提供するなど議決権行使の環境整備に努め 株主の平等性確保に向けた取組みを進める また 株主による違法行為の差止め 代表訴訟提起等 議決権行使以外の株主の権利にも配慮し それらの権利が適切に行使されるよう配慮する (2) 株主以外のステークホルダーとの適切な協働安全と快適を提供する自動車部品

コーポレートガバナンス コードについて 本コードにおいて コーポレートガバナンス とは 会社が 株主をはじめ顧客 従業員 地域社会等の立場を踏まえた上で 透明 公正かつ迅速 果断な意思決定を行うための仕組みを意味する 本コードは 実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたも

5 当社は 信託銀行等の名義で株式を保有する機関投資家等が株主総会において議決権行使等 の株主権の行使をあらかじめ希望する場合は 信託銀行等と協議等を行います ( 株主の権利の確保 ) 第 4 条当社は 全ての株主の権利が実質的に確保されるよう適切な対応を行うとともに 少数 株主にも認められている権

ANNUAL REPORT

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後の対応に反映させるべく取り組んでおります 補充原則 1-12 上場会社は 総会決議事項の一部を取締役会に委任するよう株主総会に提案するに当たっては 自らの取締役会においてコーポレートガバナンスに関する役割 責務を十分に果たし得るような体制が整っているか否かを考慮すべきである 他方で 上場会社におい

業活動を行う上で関わる顧客をはじめとするすべてのステークホルダーとの良好なネットワークおよび関係を構築 維持することが大切であると考えます そのために 以下のコーポレートガバナンス コードにおける基本的な考え方に則って コーポレート ガバナンスの充実に取り組みます (1) 株主の権利を尊重し 平等性

第 3 条 ( 株主総会 ) 1. 当社は 株主総会開催日の適切な設定を含め 株主が適切に権利行使できる環境を整備する 2. 当社は 株主が適切に議決権を行使することができるよう 株主総会の招集通知を遅くとも株主総会開催日の 3 週間前までに発送するとともに 発送に先立って当社ホームページに招集通知

別紙 東亞合成グループコーポレートガバナンス基本方針制定 2016 年 2 月 4 日改正 2017 年 3 月 30 日改正 2018 年 12 月 19 日 第 1 章総則 第 1 条 ( コーポレートガバナンスの基本的な考え方 ) 1 当社グループは 素材と機能の可能性を追求し 化学の力で新し

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6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

(3) 分割の日程 ( 予定 ) 1 基準日設定公告 2013 年 9 月 13 日 ( 金 ) 2 基準日 2013 年 9 月 30 日 ( 月 ) 3 効力発生日 2013 年 10 月 1 日 ( 火 ) (4) 新株予約権の目的である株式の数の調整今回の株式の分割に伴い 当社発行の第 1

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

平成 30 年 12 月 20 日 株式会社ディア ライフ コーポレートガバナンス コードに関する当社の取り組み 当社は 迅速 透明かつ健全な経営体制のもと 株主 顧客 取引先 従業員 社会等当社が関わるすべてのステークホルダーの利益を尊重し 良好な関係性を維持することが 当社グループの持続的成長と

( 株主総会における議決権の尊重 ) 第 7 条株主総会における議決権の行使は株主の権利であり 次のとおり株主が議決権を適切に行使できるように努める (1) 株主総会招集通知を早期に発送及び開示し 株主がその内容を十分に検討できるだけの時間を確保する (2) 株主との対話の充実と そのための正確な情

補充原則 1-21 上場会社は 株主総会において株主が適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 必要に応じ適確に提供すべきである 株主総会において株主の皆さまが適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 適時適切に提供してまいります また 株主間で情報格差が生じないよう十分

東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会社東京証券取引所

(3) 当社グループの基本的な理念 当社グループは 以下の基本的な理念のもと 持続的な成長と企業価値の継続的な向上の実現を目的としてグループ全体でビジネスを実践し 株主を始めとしたさまざまなステークホルダーからの信頼に応え 生活者の豊かな未来の創造 経済の伸長 社会の発展に貢献していきます グループ

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

PYT & Associates Attorney at law

剰余金の配当に関するお知らせ

第 分科会 / 分科会 B 改正会社法等への対応状況と今後の課題 ディスカッションポイント ( 例 ) 参考資料 関西支部監査役スタッフ研究会報告書 改正会社法及びコーポレートガバナンス コードへの対応状況と監査役 監査役スタッフの役割と今後の課題. 監査役会の運営 改正会社法等により監査役会の開催


取引にあたっては第三者の取引と同様に決定しております 原則 3-1 情報開示の充実 (1) 会社の目指すところ ( 経営理念等 ) や経営戦略 経営計画 < 経営理念 > 顧客満足を第一としたプロフェッショナル集団として 新たな価値創造を通じて社会に貢献します < 経営戦略 経営計画 > 経営計画の


「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情その他のコーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情はありません

スに関する基本方針 の第 2 条に開示しておりますので ご参照ください 3) 当社における取締役報酬の決定方針と手続は 当社ホームページに開示しております コーポレートガバナンスに関する基本方針 の第 1 条第 3 項に記載しておりますので ご参照ください 4) 当社における取締役の選解任と取締役候

原則 1-1. 株主の権利の確保 上場会社は 株主総会における議決権をはじめとする株主の権利が実質的に確保されるよう 適切な対応を行うべきである 当社は 全ての株主が その権利行使が実質的に確保されるよう配慮するとともに 議決権行使や対話を促進する環境整備に努めております 補充原則 1-11 取締役

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

平成27年5月20日

直前事業年度における ( 連結 ) 売上高 100 億円未満 直前事業年度末における連結子会社数 10 社未満 4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

株式併合、単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ

取締役会規定

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

コーポレートガバナンス 王子グループでは コーポレートガバナンスの充実を経営上の最重要課題の一つと位置付け 継続的な強化に取り組んでいます 基本的な考え方 王子グループでは 創業以来受け継いできた企業としての基本的な価値観および行動理念をもとに 王子グループ企業行動憲章 を制定し グループ全体で企業

個人情報保護規定

包括規定 案

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Entrust Inc. 最終更新日 :2019 年 6 月 24 日 株式会社イントラスト代表取締役社長桑原豊問合せ先 : 経営管理部 証券コード :71

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

(v) 各役員候補者の選任理由については 株主総会招集通知にて開示しております 補充原則 ( 経営陣に対する委任の範囲 ) 当社は 取締役会規程 決裁規程 職務権限規程及び職務権限一覧表に定められた決裁権限基準に基づき 取締役会 経営会議 取締役 執行役員等の意思決定機関及び意思決定者が

2. 本制度の仕組み 株式市場 残余財産の給付残余株式の無償譲渡 消却94 当社株式 4 代金の支払 1 本株主総会決議 54配代当金の支6 委託者 議決権不行使の指図8当社 受託者( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 日本マスタートラスト信託銀行 BIP 信託 当社株式 金銭 4

会計ニュース・フラッシュ


個人情報管理規程

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

有価証券上場規程の一部改正新旧対照表 新旧第 4 章の2 企業行動規範等第 4 章の2 企業行動規範 ( 企業行動規範等 ) ( 企業行動規範 ) 第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範に関する規則 及び コーポレートガバナンス に関する規則

定款の一部変更に関するお知らせ

別紙 現行定款第 1 章総則 ( 下線は変更部分を示す ) 変更案第 1 章総則 第 1 条 ( 条文省略 ) 第 1 条 ( 現行どおり ) ( 目的 ) ( 目的 ) 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. トランプ類の製造販売

別紙 前澤化成工業株式会社 コーポレートガバナンス基本方針 ( 平成 27 年 11 月 11 日版 )

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日本版スチュワードシップ コード についての第一生命の取組み 当社は 責任ある機関投資家 の諸原則 ( 日本版スチュワードシップ コード ) の趣旨に深く賛同し 受け入れることを表明し ます 当コードの原則 1 から 7 について 以下のような方針で取り組んでいきます 原則 1 機関投資家は スチュ

内部統制ガイドラインについて 資料

新株予約権発行に関する取締役会決議公告

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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止するとともに 取締役等に付与済みのストックオプションとしての新株予約権で未行使の ものにつきましては 本制度に基づく応分のポイントを付与することを条件として 当 該取締役等において権利放棄することといたします 2. 本制度の概要 (1) 本制度の概要本制度は 当行が拠出する金銭を原資として当行株式

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

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Transcription:

各位 2018 年 12 月 13 日 会 社 名 大王製紙株式会社 代表者名 代表取締役社長佐光正義 コード番号 3880 東証第一部 問合せ先 取締役 経営企画本部長田中幸広 TEL 03-6856-7502 コーポレートガバナンス ガイドライン 改定に関するお知らせ 当社は 本日開催の取締役会において 当社グループの コーポレートガバナンス ガイドライン を改定いたしましたので 下記のとおりお知らせします 記 1. 改定の目的当社は 2018 年 6 月 1 日に改訂された東京証券取引所の コーポレートガバナンス コード の趣旨 精神を踏まえ 当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向けてより健全で客観性 透明性の高い経営を推進するため 当社グループの コーポレートガバナンス ガイドライン を改定いたしました 2. 改定した条項 第 1 条 目的 第 2 条 コーポレートガバナンスの基本的な考え方 第 3 条 当社のコーポレートガバナンス体制の全体像 第 6 条 取締役の選解任手続等 第 9 条 任意の委員会の設置 第 11 条 報酬委員会 第 12 条 指名委員会 第 14 条 株式等の政策保有に関する方針 なお 規定の新設に伴い 条数の変更を行っております 詳細につきましては 添付の コーポレートガバナンス ガイドライン をご参照ください 以上 0

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 大王製紙グループ ( 以下 当社グループ といいます ) が 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するために 次に掲げる社是及び経営理念に基づき 実効的なコーポレートガバナンスを実現させることを目的として 当社グループのコーポレートガバナンスに関する基本的な指針を定めるものであります < 社是 > 誠意と熱意 < 経営理念 > 世界中の人々へやさしい未来をつむぐものづくりへのこだわり現場 現物 現実に基づいた新たな商品と付加価値の創造 提供を通じて 国際社会から信頼される企業グループであり続けます 地域社会とのきずな各国 各地域の発展に寄与するために 良き企業市民 として高い倫理観をもって地域社会との調和ある成長を目指します 安全で働きがいのある企業風土持続的な企業価値の向上を図るために 安全で働きがいのある企業風土づくりに取り組み 社員相互の信頼関係に基づいた一体運営を推進します 地球環境への貢献地球環境と調和したグローバルな事業展開を通じて環境問題に積極的に取り組み 持続可能な社会の実現を目指します ( コーポレートガバナンスの基本的な考え方 ) 第 2 条当社は 当社グループが着実で安定した成長を持続し 中長期的に企業価値を向上させるとともに 地球環境と調和した事業活動を展開し 株主 取引先 従業員及び地域住民に信頼される企業グループとして 社会の生活 産業 文化の発展に貢献することを目指し 次の基本的な考え方に沿ってコーポレートガバナンスの充実に取り組んでまいります 1 当社は 株主の権利を尊重し 株主が権利を適切に行使することができる環境の整備と株主の実質的な平等性の確保に努めます 2 当社は 社会的責任の重要性を認識し 株主 取引先 従業員及び地域社会をはじめとする様々なステークホルダーとの適切な協働に努め 健全に事業活動を展開してまいり 2

ます 3 当社は 様々なステークホルダーから正しい理解と信頼を得るために 非財務情報を含む会社情報を適時適切に開示してまいります 4 当社取締役会は 株主に対する受託責任 説明責任を踏まえ 取締役に対する実効性の高い指導 監督を行います 5 当社は 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資することを目的として ステークホルダー全体に対して有益かつ建設的な対話を行います 第 2 章当社のコーポレートガバナンス体制 ( 当社のコーポレートガバナンス体制の全体像 ) 第 3 条当社は 取締役会において経営の重要な意思決定及び業務執行の監督を行うとともに 監査役会設置会社として 取締役から独立した監査役及び監査役会により職務執行状況等の監査を実施します また 意思決定の迅速化 経営の効率化及び業務執行機能の強化を目的に 経営陣 ( 取締役及び執行役員 ) で構成する経営会議において 取締役会から委譲された事項につき意思決定を行うとともに 経営の意思決定機能 監督機能と業務執行機能の分離により役割分担を明確にし 意思決定の迅速化及び経営の効率化を図るため 執行役員制度を採用します さらに 任意の委員会として リスクの網羅的な識別 評価及び対応策の一元的管理 並びにリスクの重要性に応じた対応策等について 審議及び意思決定を行うコンプライアンス委員会を 当社の常勤取締役の報酬に関して その全体の体系及び取締役個人毎の評価 報酬額を決定する報酬委員会 及び取締役候補者の指名と取締役の選解任等に関する事項を審議し 取締役会に答申する指名委員会を設置することで 経営の客観性 透明性を確保し 当社グループのコーポレートガバナンス及びコンプライアンスの強化のために必要な体制を整備してまいります ( 取締役会の役割 ) 第 4 条取締役会は 経営陣による職務執行をはじめとする経営全般に対する監督機能を担い 経営の公正性 透明性を確保するとともに 法令又は定款に定める重要な業務執行の決定等を通じて 当社のために意思決定を行います 2 前項の重要な業務執行以外の業務の執行及びその決定については 経営会議等の下位の会議体及び当該業務の管掌役員等に権限委譲を行うとともに 取締役会はそれらの会議体及び役員等の職務執行の状況を監督します 3 社外取締役は 当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため ステークホルダーの視点に立ち 取締役会及び経営陣の業務執行並びに当社と経営陣等との間の利益相反を監督します 3

4 取締役会は サステナビリティ ( 持続可能性 ) を巡る課題の重要性に鑑み 当社グループ各社が地球環境の保全のために果たすべき社会的責任に関する基本方針 DAIO 地球環境憲章 を定め 役職員の意識を高めるとともに ステークホルダーに配慮しながら課題解決に向け積極的な取り組みを推進することを通じ 社会の持続可能な発展と当社グループの企業価値の向上を図ります ( 取締役会の構成 ) 第 5 条当社の取締役会の人数は 定款で定める員数である 20 名以内とし 実効性ある経営体制及び取締役会における実質的な議論を確保するために必要かつ適切な人数で構成することを基本としつつ 取締役会における多様性及び専門性の確保の観点にも十分配慮して決定します 2 当社は コーポレートガバナンスにおける社外取締役の機能の重要性に鑑み 独立社外取締役を2 名以上選任します 3 当社は 取締役候補者を決定するに際し 幅広い業務領域において 当社グループの事業運営に強みを発揮できる人材及び 経営管理に適した人材等のバランスに配慮し 当社グループの業務領域に相応しい 取締役会全体としての知識 経験 能力のバランス及び多様性を確保します ( 取締役の選解任手続等 ) 第 6 条当社の取締役候補者は 次の指名方針に沿って 幅広い多様な人材の中から 取締役会の決議により決定するものとし 決定にあたっては 独立社外取締役を委員長とし 委員の過半数を独立社外取締役で構成する指名委員会における答申を受けるものとします 1 当社グループの経営管理及び事業運営に関する豊富な知識 経験を有する者 2 業務における社会的な責任 使命を理解し 高い倫理観に基づいて 経営管理及び事業運営を公正かつ的確に遂行し得る者 2 前項にかかわらず 当社の独立社外取締役候補者は 次の指名方針に沿って 幅広い多様な人材の中から 取締役会の決議により決定するものとします 1 当社の独立性判断基準を満たし 一般株主との間で利益相反が生ずるおそれがないと認められる者 2 当社の経営理念を理解し 当社グループの社会的な責務や役割に十分な理解を有する者 3 社外取締役としての役割を十分認識し 企業経営 経済 法務 会計 税務 監査等の分野における知識や活動を生かして 当社の取締役の業務執行及び経営を監督し 的確 適切な意見 助言を行い得る者 3 取締役会は 取締役に法令違反等職務を適切に遂行することが困難と認められる事由が生じた場合には 当該取締役の役位の解職その他の処分または株主総会に対する解任議案の提出について 審議のうえ決定するものとし 決定にあたっては 指名委員会における答申 4

を受けるものとします 4 代表取締役社長等の後継者の育成について 取締役会は経営理念や経営戦略を踏まえ 指名委員会の報告に基づき適切に監督するものとします ( 監査役の指名手続 ) 第 7 条当社の監査役候補者は 次の指名方針に沿って 幅広い多様な人材の中から 監査役会の同意を得て 取締役会の決議により決定するものとします 1 当社グループの経営管理及び事業運営に関する豊富な知識 経験を有する者 2 公正かつ客観的な立場から取締役の業務執行状況を監査し 経営の健全性及び透明性の向上に貢献できる者 2 前項にかかわらず 当社の独立社外監査役候補者は 次の指名方針に沿って 幅広い多様な人材の中から 監査役会の同意を得て 取締役会の決議により決定するものとします 1 金融商品取引所が定める独立性判断基準を満たし 一般株主との間で利益相反が生ずるおそれがないと認められる者 2 当社の経営理念を理解し 当社グループの社会的な責務や役割に十分な理解を有する者 3 社外監査役としての役割を十分認識し 企業経営 経済 法務 会計 税務 監査等の分野における知識や経験を生かして 中立的 客観的な視点で取締役の業務執行状況を監査し 経営の健全性及び透明性の向上に貢献できる者 ( 取締役及び監査役の研修等の方針 ) 第 8 条当社は 取締役及び監査役が その役割及び機能を果たすために必要とする経済情勢 業界動向 法令遵守 コーポレートガバナンス及び財務会計その他の事項に関する情報を収集 提供し 取締役及び監査役の職務執行を支援してまいります 2 当社の社外取締役及び社外監査役は その役割及び機能を果たすために 当社グループの経営戦略 経営計画 各種事業の状況 経営環境及び経営課題等につき その就任後適時に 各担当部署又は担当役員等から説明を受け 十分な理解を形成します ( 任意の委員会の設置 ) 第 9 条当社は リスク管理体制及びコンプライアンス体制の一層の強化を図るため コンプライアンス委員会を設置します 2 当社は 取締役の報酬の決定に対する客観性 透明性を高めるため 独立社外取締役を委員長とし 委員の過半数を独立社外取締役で構成する報酬委員会を設置します 3 当社は 取締役候補者の指名と取締役の選解任等に対する客観性 透明性を高めるため 取締役会の諮問機関として 独立社外取締役を委員長とし 委員の過半数を独立社外取締役で構成する指名委員会を設置します 5

( コンプライアンス委員会 ) 第 10 条コンプライアンス委員会は リスクの網羅的な識別 評価及び対応策の一元的管理 並びにリスクの重要性に応じた対応策等について 審議及び意思決定を行います 2 コンプライアンス委員会は コンプライアンス担当取締役を委員長とし 社外取締役を含む経営陣で構成することを原則とします ( 報酬委員会 ) 第 11 条報酬委員会は 当社の常勤取締役の報酬に関して その全体の体系及び取締役個人毎の評価 報酬額を決定し 取締役会に報告します 2 報酬委員会は 独立社外取締役を委員長とし 委員の過半数は独立社外取締役で構成します ( 指名委員会 ) 第 12 条指名委員会は 当社の取締役候補者の指名と取締役の選解任等に関して 取締役会からの諮問を受けて 第 6 条に定める指名方針に沿って 答申します 2 指名委員会は 独立社外取締役を委員長とし 委員の過半数は独立社外取締役で構成します 第 3 章ステークホルダーの利益保護に関する対応 ( 関連当事者間取引の管理体制 ) 第 13 条当社グループがその役員や主要株主等の関連当事者との間で行う取引その他当社グループ関連当事者との間で利益が相反する取引を行う場合は 当該取引が当社グループ及びステークホルダーの利益を害することを防止するため 当該取引についてあらかじめ取締役会に付議し その承認を得 その取引結果を取締役会に報告するものとします この場合 利益相反に関わる取締役は取締役会の審議には参加しないものとします ( 株式等の政策保有に関する方針 ) 第 14 条当社は 事業の飛躍 拡大 持続的成長の観点から 様々な企業との協力関係の構築 維持を目的として 当社グループの中長期的な企業価値の向上に資すると判断される場合に取引先等の株式を政策保有株式として保有します 2 当社は 前項に基づき保有する政策保有株式について 資本コストを踏まえて中長期的な観点から継続保有の合理性 必要性を取締役会で定期的に検証します 保有が相当でないと判断される場合には 取引先との対話 交渉の実施を踏まえ 売却を検討します 3 当社は 政策保有株式に係る議決権の行使については 議案の内容を精査し 発行会社 6

における財務の健全性への影響や その企業の中長期的な企業価値の向上と株主価値の向 上に資するかどうか等を勘案し 総合的に賛否を判断します ( 企業倫理ホットライン制度 ) 第 15 条当社は 当社グループで個人的又は組織的な法令違反や不正行為が発生した場合にこれを早期に発見して自浄作用を機能させ 社会的信頼を確保することを目的として すべての役職員が監査役室や外部の弁護士事務所に直接通報できる企業倫理ホットライン制度を設けます 第 4 章適切な情報開示と透明性の確保 ( 情報の開示に関する方針 ) 第 16 条当社は ステークホルダーから正しい理解と信頼を得るため 経営戦略 財務状況 事 業活動状況 CSR 活動等の企業情報を適時適切かつ公正に開示します 第 5 章ステークホルダーとの対話 ( ステークホルダーとの建設的な対話に関する方針 ) 第 17 条当社は ステークホルダーとの対話を重視し 様々な機会を通じてステークホルダー全体の利益となる建設的な対話を積極的に行うよう努めます 2 当社は ステークホルダーとの建設的な対話を通じて 当社経営方針に対する適切な理解を得る努力を行い 当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に取り組んでまいります 附則 ( 本ガイドラインの制定 改廃 ) 第 1 条本ガイドラインの制定 改廃については 取締役会が決定する 7

別紙 < 独立社外取締役の独立性基準 > 当社は 独立社外取締役候補者の選定にあたり 以下の要件を勘案して独立性を判断します 1. 当社グループと重大な利害関係がなく 実質的な独立性を確保できること 具体的には 次の各項目のいずれにも該当しないこと 1) 当社を主要な取引先とする者若しくはその業務執行者又は当社の主要な取引先若しくはその業務執行者 2) 当社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント 会計専門家又は法律専門家 ( 当該財産を得ている者が法人 組合等の団体である場合は 当該団体に所属する者をいう ) 3) 当社の主要株主の業務執行者 ( 業務執行者でない取締役を含む ) 4) 最近において上記 1) から3) までに該当していた者 5) 次のaから c までのいずれかに掲げる者 ( 重要でない者を除く ) の近親者 a 上記 1) から4) までに掲げる者 b 当社の子会社の業務執行者 c 最近において上記 b 又は当社の業務執行者に該当していた者 以上 8