仕様書 第 1 品名及び数量 イミュニティ試験システム 1 式 第 2 仕様等 1 製品名称 ( 機種指定 ) 東陽テクニカ製イミュニティ自動測定システム 2 仕様 番号区分 1 試験装置概要 概要 機能 項目 試験装置 対応試験 ( 規格 ) 2 イミュニティ試験システム システム 測定機器 システム全体 放射イミュニティ試験用アンテナ 機能 項目の説明 ものづくりイノベーションセンター多目的電波暗室において 放射イミュニティ試験 伝導イミュニティ試験を実施するためのイミュニティ試験システム一式 以下の規格試験に対応すること < 放射イミュニティ試験 > 民生用電子機器 IEC61000-4-3 (80MHz-6GHz 電界強度 20V/m 測定距離 3m) CISPR14-2 CISPR24 CISPR35 医療機器 IEC60601-1-2 Ed.4 (80MHz-6GHz 電界強度 Max28V/m 測定距離 3m) 車載機器 ISO11452-2 (200MHz-3.2GHz 電界強度 200V/m 測定距離 1m) < 伝導イミュニティ試験 > IEC61000-4-6(150kHz-80MHz,10Vemf) CISPR14-2 CISPR24 CISPR35 < 磁界イミュニティ試験 > ISO11452-8 (15Hz-200kHz, 放射ループ法, 試験レベル IV) CISPR16-1 にて要求される性能を完全に満たす性能及び機能を有すること 測定器及び各トランスデューサには ISO/IEC17025 校正証明書を添付すること 多目的電波暗室に既に設置されているターンテーブル アンテナマスト等と接続し放射イミュニティ試験の自動測定が可能であること 測定室に設置する制御装置からシステム全体を制御することとし パワーアンプ一式は隣接するアンプ室に設置すること 1 スタックドログペリアンテナ周波数 :80MHz-1GHz 以上入力特性インピーダンス :50Ω 許容入力 :2kW(const.) 以上 VSWR:1.5 以下
民生及び医療機器規格用 放射イミュニティ試験用アンテナ車載機器規格用 信号発生器 RF パワーアンプ 重量 :10kg 以下 2 スタックドログペリアンテナ当センター現有品 :Schwarzbeck 製 STLP9149 を利用 多目的電波暗室に既設のアンテナ台 (φ=22mm) に取り付け 高さを補正することなく水平 垂直偏波の切替ができること 既設のアンテナ台に取り付けられない場合は アンテナ位相中心の高さを床面から 1550±10mm の高さで保持でき 容易に水平 垂直偏波の切替及び移動が可能な専用アンテナマストを用意すること 1 ダブルリッジドガイドアンテナ周波数 :200MHz-2.5GHz 入力特性インピーダンス :50Ω 許容入力 :1kW(<300MHz) 500W(300MHz-1000MHz) 300W(1GHz-2.5GHz) 以上 VSWR:1.6 以下 2 ハイゲインホーンアンテナ周波数 :800MHz-5GHz 入力特性インピーダンス :50Ω 許容入力 :1.8kW(f=1GHz) 1.2kW(f=3GHz) 以上 VSWR:1.6 以下 (Ave.) 各アンテナには移動 固定及び偏波の切替が容易な専用のアンテナ台車を用意すること 周波数 9kHz-6GHz 以上 AM,FM, パルス変調機能を有すること出力レベル最大 +26dBm (f=1ghz) 位相雑音 -122dBc/Hz (1GHz 20kHz 離調 typical) 高調波 <-35dBc (f=1ghz) IEC61000-4-3 IEC61000-4-6 及び ISO11452-2 の規格に対応したアンプを用意すること 必要な印加電圧 電界強度は以下の通り ; 150KHz-230MHz 電圧 10Vemf 80MHz-6GHz 距離 3m 電界強度 10V/m(AM 変調 80%) 200MHz-3.2GHz 距離 1m 電界強度 200V/m( 垂直偏波 ) 400MHz-3.2GHz 距離 1m 電界強度 200V/m( 水平偏波 ) IEC60601-1-2(Ed.4) 近傍電磁界に対応したアンプを用意すること 必要な印加電圧 電界強度は以下の通り ; 385MHz 距離 3m 電界強度 27V/m( パルス変調 ) 450MHz 距離 3m 電界強度 28V/m(FM 変調 ) 710,745,780MHz 距離 3m 電界強度 9V/m( パルス変調 ) 810,870,930MHz 距離 3m 電界強度 28V/m( パルス変調 ) 1720,1845,1970MHz 距離 3m 電界強度 28V/m( パルス変調 ) 2450MHz 距離 3m 電界強度 28V/m( パルス変調 ) 5240,5500,5785MHz 距離 3m 電界強度 9V/m( パルス変調 ) RF パワーアンプは以下の仕様を満足すること 周波数 150kHz-230MHz 出力 P1dB 70W 以上 周波数 80MHz-1GHz 出力 P1dB 500W 以上 周波数 1GHz-2.7GHz 出力 P1dB 200W 以上 周波数 2.7GHz-6GHz 出力 P1dB 100W 以上 高調波歪み -20dBc 以下 ソリッドステート Class : A もしくは AB 各アンプには 電力モニタ用方向性結合器を用意すること 多目的電波暗室の搬入扉が開いている場合 アンプ出力が出な
パワーメータ / センサ 電界センサ RF セレクタ CDN ( 結合 / 減結合回路網 ) 磁界イミュニティ試験機器 いようインターロック機能を有すること 複数のアンプを使用する場合は 後述するソフトウェアからの制御による RF スイッチを設けること 全反射対応であること 電界強度 アンプ出力が仕様に満足するのであれば 重複する周波数は共用してもよい パワーアンプは多目的電波暗室に隣接するアンプ室にメンテナンスが容易で移動可能なラックを用いて設置すること 全ての試験においてアンプ室からの移動 ( 多目的電波暗室内への持ち込み等 ) することなく実施可能であること 各 RF アンプに接続している方向性結合器より出力されるモニタ信号 ( 進行波 / 反射波 ) を計測できること 自動で各アンプのモニタ経路を切り替える RF セレクタを用意すること 試験に必要な周波数レンジ及びパワーレンジをカバーしていること 絶対確度 :±0.02dB(log) 以上測定速度 :400 回 / 秒以上 周波数 100kHz-6GHz をカバーすること ダイナミックレンジ 0.5V/m-500V/m リニアリティ 0.4dB@50MHz 1-500V/m 等方向性 0.5dB(0.3dB typical)@50mhz 内蔵バッテリ方式 ( バッテリ交換が国内で可能であること ) 光ケーブルデータ伝送 発泡スチロール製の電界センサ用マストを用意すること RF 経路をソフトウェアより制御し 各測定の経路が制御できること インターロック機能 非常停止 SW を備えること 周波数範囲 :DC-6GHz 以上 すべての試験実施に必要なバンド数を備えること 挿入損失 :0.5dB 以下 IEC61000-4-6 に適合した CDN EM クランプ及び BCI プローブを用意すること また それに伴う校正治具 電流モニタープローブも用意すること CDN M1 1A 1 台 M2/M3( 単相 ) 16A 以上 2 台 M4(3 相 :3L+PE) 30A 以上 1 台 T8 1 台 ST8 1 台 USB 1 台 EM クランプ ( 径 20mm 以上 ) 1 台アッテネーションクランプ ( 径 20mm 以上 ) 1 台 電流プローブ ( 径 20mm 以上 ) 1 台以下の機器にて構成し ISO11452-8 で規定される磁界イミュニティ試験が実施可能であること ファンクションジェネレータ オシロスコープまたはマルチメータ スペクトラムアナライザ ( 当センター所有 ESW8 を使用 ) アンプ 放射ループ 電流プローブ尚 試験に必要なケーブル類を備え 制御装置の項で示す制御 / 測
制御装置 被試験体テーブル 被試験体テーブル 付属品等 制御 / 測定用 PC 共通事項 定用 PC および自動測定ソフトウェアの項で示す伝導イミュニティ試験ソフトウェアにて動作すること 測定器は移動 / 固定が容易なラックに収納すること < 民生 医療機器放射イミュニティ試験用テーブル> IEC61000-4-3 準拠 寸法 :150cm(W) 100cm(D) 80cm(H) 天面にはグリッドライン (10cm 毎 ) を備えること 耐荷重 :100kg 以上 6GHz までの放射 EMI 測定にも対応可能であること 移動 / 固定が容易であること テーブル脚がターンテーブル天面の電源 BOX 蓋に干渉しないこと < 車載機器放射イミュニティ試験用 > 多目的電波暗室に既設の車載機器試験用テーブルで実施 < 伝導イミュニティ試験用試験台 > IEC61000-4-6 準拠 寸法 :100cm(W) 100cm(D) 10cm(H) 耐荷重 :100kg 以上対応する規格試験が実施可能となるよう 必要なケーブル アッテネータ ターミネータ 試験ジグ等を備えること 制御 / 測定用 PC は以下の性能を満足すること ミニタワー型 PC およびカラー液晶モニタ 周辺機器一式 OS:Windows10( 日本語版 ) CPU:Core i5 2GHz 同等以上であること 内蔵ストレージ容量 :500GB 以上 メモリ容量 :8GB 以上 USB2.0(3.0) ポートを前面 2つ 背面 4つ以上備えること RS-232C LAN GPIB(IEEE488 USB 変換でもよい ) ポートを備えること DVD マルチドライブを備えること 液晶モニタ :23 インチ以上 解像度 1920 1080 非光沢液晶であること A4 カラー印刷可能なプリンタを備えること 但し 大型電波暗室のカラープリンタとインクカートリッジを共用できること 制御 / 測定用 PC は以下のソフトウェアを備えること Microsoft Office Home&Business 2016 次項自動測定ソフトウェア一式制御 / 測定用 PC から測定機器類を制御し自動測定を行うソフトウェアであり 以下の条件を満足すること 概要欄に記載した全ての規格試験の自動測定が可能であること 既存 3m 法電波暗室で使用しているイミュニティ試験ソフトウェア ( 東陽テクニカ製 IM5RS/CS) と測定データ 設定データ 使用方法等の互換性があること 画面のインターフェースは日本語に対応すること 実施する全ての試験項目に対応した測定マニュアル ( 日本語 ) を備えること ISO9001 を取得した品質管理のもとソフトウェアが作成されていること ソフトウェアの欠陥によって不具合が生じた場合は 無償にてプログラムの修正を実施すること 修正プログラムは CD-ROM 等のメディアで供給するか 現場にてアップデート作業を実施すること
自動測定ソフトウェア 放射イミュニティ試験ソフトウェア ( 民生 / 医療機器 ) 伝導イミュニティ試験ソフトウェア 放射イミュニティ試験ソフトウェア ( 車載電装品 ) 映像記録機能 3 納入 保証およびサポート 納入 設置 納入 設置 OS(Windows) のアップデートへの対応を適宜実施し 必要に応じて対応版を提供すること 選定ソフトウェア :IM5/RS-AJ( 東陽テクニカ ) 尚 以下の機能を有すること 測定機器の制御 均一性測定 システム リニアリティ検証 電界基準値測定 / 電界確認測定 イミュニティ試験 置換法及びフィードバック法に対応 自動測定及び任意信号レベルのグラフ表示 周波数 レベルの変更 RF 出力及び各種変調の ON/OFF アンテナマスト / ターンテーブルの制御 誤動作ポイントの登録 表示 測定結果の表示 レポートの作成選定ソフトウェア :IM5/CS-AJ( 東陽テクニカ ) 尚 以下の機能を有すること 測定機器の制御 レベル測定系の伝達特性測定 信号発生系の校正測定 イミュニティ試験 自動測定及び任意信号レベルのグラフ表示 周波数 レベルの変更 RF 出力及び各種変調の ON/OFF 誤動作ポイントの登録 表示 測定結果の表示 レポートの作成選定ソフトウェア :VI5/RS-AJ( 東陽テクニカ ) 尚 以下の機能を有すること 測定機器の制御 電界均一性測定 信号発生系の校正測定 イミュニティ試験 自動測定及び任意信号レベルのグラフ表示 周波数 レベルの変更 RF 出力及び各種変調の ON/OFF アンテナマスト / ターンテーブルの制御 誤動作ポイントの登録 表示 測定結果の表示 レポートの作成 イミュニティ試験時 被試験体の状態を確認するカメラ映像を記録するレコーダ機能を有すること 映像は多目的電波暗室に既設の 4 台のカメラ映像から任意の 1 つもしくは全てを選択できること 記録する映像には 印可されているノイズの周波数及び強度を重ねて表示すること 記録した映像は BD-R/RE および DVD-R/RW に書き出し可能であること 2018 年 12 月 28 日 ( 金 ) までに納品および設置 調整を完了すること
保証 サポート ハードウェア保証 サポート体制 アフターサービス セミナー開催 検収時には概要に記載したすべての規格試験が実施できる状態であること 機器の納入 設置は当センター職員の指示に従い実施すること 試験のセットアップ / 測定方法を説明するマニュアル ( 日本語 ) を用意し電子データ ( 形式は協議の上決定 ) にて提出すること 設備を紹介するパネル (A1 版 ) を 1 枚 また PDF データを提供すること 納入品はすべて新品であること 細かい付属品を収納するパーツボックスを備えること 測定器および制御 PC の設置に必要なラック 机等を備えること システムとしては納入検収完了後最低 1 年間の保証期間を有すること 構成機器については 製造元が設定する保証期間を採用する ただし 最低 1 年間の保証期間を有すること 保証期間内に故障が発生した場合 無償にて修理または調整を実施すること 国内にサポート拠点があり 平日は当センターからの問い合わせに対し 24 時間以内に回答 ( 第 1 報 ) が可能であること 必要に応じて技術員を派遣できること inarte エンジニアが複数名在籍しサポートする体制を維持していること 納入システムの構成機器について 修理及び校正等のサポートを実施すること 修理期間中の代替機器 修理品の引き取り方法については都度担当者と協議すること 納品検収より最低 10 年間 校正及び必要な修理が可能であること 当センター職員に対し操作及び使用方法に関するトレーニングを実施すること システム納入後 新規対応する EMC 試験規格に関するセミナー及びシステムの使い方に関するセミナーを当センターにて最低 1 回実施し その際は無償にて講師を派遣すること セミナー実施方法については担当者と協議し実施すること 第 3 納入期限 平成 30 年 12 月 28 日 ( 金 ) 第 4 納入場所 岩手県工業技術センターものづくりイノベーションセンター多目的電波暗室 測定室及びアンプ室 020-0857 岩手県盛岡市北飯岡二丁目 4 番 25 号