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平成23年度事業計画

第56回国民体育大会

2019 年度 JAF 主催大会概要及び新規追加 変更事項 2019 年 2 月 18 日作成 Ⅰ. 重要事項 1 公式競技シニア 3 女子シングル部門の 2 分化に関して 出場選手数の増加に伴い 2019 年度は従来のシニア 3 女子シングル (45 才 ) をシニア 3 女子シングル A(45

(6) 第 17 回全日本中学生バドミントン選手権大会中学生の健全育成に寄与することを目的とした大会で 平成 29 年 3 月 25 日から 3 月 27 日まで 岡山県岡山市で開催 選手約 450 名 競技役員延 840 名 (7) 第 45 回全国高等学校選抜バドミントン大会高校生の交流と技術指

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平成 2 8 年度 大会 鳥取県アーチェリー協会 ( 大会名 ) ( 期日 ) ( 申込期限 ) 第 38 回春季県選手権 4/10 4/ 1 第 7 1 回国体県一次予選 6 / 12 6 / 3 第 7 1 回国体県二次予選 7/10 6 / 3 第 39 回鳥取県選手権 9 /11 9 / 1

5. 選考方法 カデ男子フルーレ 男子フルーレ : 以下の )~) 合計ポイントの上位 名 + 強化部推薦者 名を 07 年世界カデ選手権に派遣する ) 国内 ( 下記 5) のうち 上位 ) 国際 ( 下記 ) のうち 上位 ) ジュニア国際 シニアワールドカップ 合宿及ひ 派遣日程については 変

参加標準記録 少年女子 B 少年共通 少年男子 B 少年女子 A

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2. 組織運営 (1) 日本キンボールスポーツ連盟の次世代へつなぐ運営体制づくりのため 普及 強化 基盤整備を柱として 当連盟運営組織の充実拡大を図り 最前線で指導的立場にある人材を登用することによって 新たな意見を運営に活かしていく (2) 総会 理事会で決定した事項の実施についての詳細は運営事務

                                                        

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スポーツ国際交流及び国際会議等への派遣・受入状況

2019 年度福岡県水泳連盟被表彰候補者ならび奨励賞候補者の推薦について 貴職におかれましては ますますご清祥のこととお喜びもうしあげます 平素より本連盟の諸事業につきまして ご協力を賜り厚くお礼申し上げます さて 標記の件につきまして 貴団体より被表彰候補者ならび奨励賞候補者を下記の通りご推薦をい

第56回国民体育大会

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もくじ Regatta ソフトをインストールする インストールの仕方 SW-BOX( オプション ) を使う 大会の初期設定をする 1 起動 1 2 大会名の設定 2 3 種目設定 3 4 出場チーム設定 5 5 レース設定 6 タイムの計測をする タイムの計測 8 タイム計測 1<キーボードで計測

Ver.8 Ver 年 8 月 3 日にリオデジャネイロで開催された国際オリンピック委員会 (IOC) 総会において オリンピックにおける追加種目 (5 競技 18 種目 ) が正式に採択されたことに伴い 練習施設 ( 会場 ) に係る要件および国内競技団体連絡先

(1) 男子 10m エアライフル (AR60) 及び 50m ライフル 3 40(FR3 40) (2) 女子 10m エアライフル (AR60W) 及び50mライフル 3x40 (R3 40) <ピストル>4 種目 (1) 男子 10m エアピストル (AP60) 及び 25m ラピッドファイア

土土 日日 3 4 土大阪市地区大会土 日 全国クラブ選手権中地区兼 JOT 大阪府予選 ( 長居 ) 2 日目 日 5 5 火火 火火 西日本学生選手権大会専門委員会 9 (15 時 ~

(30-171)2019年シニア・U23選考方針

は満 2 年を経ていなくてもよい ) B 級を取得してから 50 試合以上の公式競技の審判を担当し さらに全日本大会あるいは 10 試合以上のブロック大会を経験していなければならない (4) 各級公認審判員は 審判講習会または研修会に年 1 回以上出席していなければならない (5) 公認審判員手帳

提 案 書 (案)

公益財団法人日本水泳連盟会長殿 B 加盟団体保管用 (A B とも送付のこと ) 申請書提出日年月日 A 級 飛込競技 B 級 公認審判員 更新受録 申請書 C 級 昇 格 フリガナ 男 女 ( 旧氏名 ) 姓生年月日年月日 TEL ( ) 都 道 FAX ( ) 住所府 県 e-

平成23年度事業計画

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(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

2009高体連男子大会要項

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平成 30 年度 (2018 年度 ) 福岡県強化指定選手標準記録 ( 女子 ) ナショナル選手標準記録の %(1/1000 切捨て ) 女子種目自由形背泳ぎ平泳ぎバタフライ 個人メドレー 学年距離 50m 100m 200m 400m 800m 1500m 100m 200m 100m 200m

別紙(5)

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し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

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2019 年度国際ペタンク大会日本代表選手選考会 及び強化指定選手選考会開催要項 年度の選考方法 (1) 1 次選考会と2 次選考会を 4で記載する日程にて実施する (2) 選考会は 男子の部 女子の部 ジュニアの部に分けて実施する (3) 2019 年度より 選考会は2 年毎の開催と

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第 73 回国民体育大会バドミントン競技広島県代表選手選考会要項 ( 少年の部 第 2 次 ) 1 主催 広島県バドミントン協会 2 主管 広島県バドミントン協会強化委員会 3 後援 広島県教育委員会,( 公財 ) 広島県体育協会, 広島市,( 公財 ) 広島市スポーツ協会 4 協賛 ヨネックス株式

ドーハ 2019 世界陸上競技選手権大会トラック & フィールド種目日本代表選手選考要項 2019 年 5 月 28 日公益財団法人日本陸上競技連盟 1. 編成方針 2020 年東京オリンピックの目標は より多くのメダルや入賞をより多く獲得するとともに 大会により多くの競技者を送り込むことにある そ

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平成 30 年 7 月 8 日 ( 日 ): ヘッズアップアカデミーキャンプ ( 東北学生連盟 ) 平成 30 年 7 月 8 日 ( 日 ): ヘッズアップアカデミーキャンプ ( 関東高校連盟 ) 平成 30 年 7 月 15 日 ( 日 ): ヘッズアップアカデミーキャンプ ( 北陸学生連盟 )

4 ルート選定の基本的な考え方について ( 原則 ) 日本全国 47 都道府県を回り 出来るだけ多くの人々が見に行くことができるルート 安全かつ確実に聖火リレーが実施できる場所 ( その上で ) 地域が国内外に誇る場所や地域の新たな一面を気づかせる場所 聖火が通ることによって人々に新たな希望をもたら

一般社団法人岩手県バスケットボール協会事業計画 平成 29 年 10 月 10 月 会長 1~5 国民体育大会 ( 愛媛 ) 総務財務部 総務委員会財務委員会 31 H30D-fund 申請書 JBA 提出期限 復興支援委員会県社会人連盟設立委員会 事業広報部 ママさん交流 高校選抜組合せHP 掲載

年 05 月 26 日土 17:00 21:00 ( 株 ) 石川ミリオンスターズルートイン BC リーグ公式戦 年 05 月 26 日土 7:00 17: 年 05 月 27 日日 7:00 17: 年 05 月 28 日月

本軟式野球連盟 全日本リトル野球協会 日本少年野球連盟 ( ホ ーイス リーク ) 日本ポニーベースボール協会 全日本少年硬式野球連盟( ヤンク リーク ) 全国少年硬式野球協会 ( サンリーク ) 日本硬式少年野球連盟 ( シ ャハ ンリーク ) 九州硬式少年野球連盟( フレッシュリーク ) 平成

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目次 1 当法人に関する事項 (1) 事業の計画 (2) 損益の計画と財産の見通し (3) 主要な事業内容 (4) 会員に関する事項 (5) 職員に関する事項 (6) 役員会等に関する事項 (7) 対処すべき課題 2 役員等に関する事項 (1) 理事 (2) 監事 (3) 評議員 1

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2. 公認競技会を主催する権利について ( 日本陸上競技連盟公認競技会規程第 3 条 ) 公認競技会を主催する権利 ( 以下 主催権という ) は 日本国内において 日本陸上競技連盟が有しています また 日本陸上競技連盟は その主催権を各加盟団体に委譲 協力団体に一部移譲しています このため 日本陸

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第3節 重点的な取り組み

別紙 1-1 第 72 回国民体育大会 ( 愛媛県 ) 水泳 ( 競泳 ) 成年男子 50m 自由形決勝 順位 選手名 都道府県 所属 順位 選手名 都道府県 所属 1 塩浦 慎理 神奈川 イトマン東進 1 塩浦 慎理 神奈川 イトマン東進 2 中村 克 東京 イトマン東進 2 中村 克 東京 イト

Q 6 本会場施設や大会期間中の練習会場施設で応募することはできますか? できません 本会場及び大会期間中練習会場 ( 公式練習会場 ) は本大会の 1 週間 ~ 数ヶ月 前は会場準備に向けて設営が行われ 他目的での利用が困難となる状況が想定されます Q 7 練習施設の IF 基準確認を行ってもらう

10/15 男子 10/16 女子 11/5 男子 11/6 女子 *: 位決定戦は行わない 選手に21 点を付与 国内シニア大会参加の場合 ポイントの2 倍をカデランキングポイントとする シニア 大会 日程 1 位 2 位 位 4 位 5-8 位 9-16 位 17-2 位 7/2 女子 1 東京

22. 都道府県別の結果及び評価結果一覧 ( 大腸がん検診 集団検診 ) 13 都道府県用チェックリストの遵守状況大腸がん部会の活動状況 (: 実施済 : 今後実施予定はある : 実施しない : 評価対象外 ) (61 項目中 ) 大腸がん部会の開催 がん部会による 北海道 22 C D 青森県 2

(5) 全日本学生新体操選手権大会において個人のみに出場した者は 団体出場の資格を有する その逆も同じである (6) 団体においては 加盟 2 回以上の者のみでチーム編成できない場合 初回加盟者を含めても良い 但し この場合 加盟 2 回以上の者がチーム人数の半数以上を占めなければならない (1)(

これだけは知っておきたい地震保険

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一般社団法人日本聴覚障害者陸上競技協会 事業計画基本方針 昨年の7 月 18 日からトルコサムスン市で第 23 回夏季デフリンピック大会 ( 以下 DPとする ) が開催されました 本大会では 個人種目で金 1 個 銀 2 個 銅 2 個 団体種目 4 100mリレーで金メダルを獲得しました 第 2

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129

7. 競技日程 月 30 日 8:00~11:00 大会受付 大会計測 11:00 開会式 艇長会議 13:00 最初のクラスの予告信号 引き続きレースを行う 8 月 31 日 10:00 その日の最初のクラスの予告信号 引き続きレース 9 月 1 日 10:00 その日の最初のクラスの

第 7 4 回国民体育大会卓球競技 愛知県予選会 要項 主催 愛知県卓球協会 共催 愛知県教育委員会 ( 公財 ) 愛知県スポーツ協会 1. 開催期日 年 5 月 1 1 日 ( 土 ) 午前 9 時より 2. 開催会場名東スポーツセンター ( ) 3. 種目

出典元:(読むだけで 運がよくなる77の方法(浅見帆帆子訳)王様文庫)

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財団法人 日本サッカー協会

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ

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1 1 A % % 税負 300 担額

計画策定の基本的な考え方 スポーツ振興法が50 年ぶりに全面改正され 平成 23 年 6 月に新たにスポーツ基本法が制定されました スポーツ基本法においては スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは全ての人々の権利であるとともに スポーツは青少年の健全育成等 国民生活において多面にわたる役割を担

 

地域子育て支援拠点事業について

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平成 21 年度 事業計画書 自平成 21 年 4 月 1 日至平成 22 年 3 月 31 日 社団法人日本ボート協会

平成 21 年度事業方針 当年度は 定款で定める各事業を着実に実行するとともに 協会の重要課題プロジェクトである オリンピックでのメダル獲得 ボート人口増大と魅力向上 について重点的に取り組むことにする その達成のためには 協会財政の強化 が急務であり 関係各位には特段のご支援とご協力をお願いしたい 加えて IT 環境の整備 拡充 については 経費削減 意志決定のスピードアップなどを図るため 平行して推進していく 全日本選手権大会及び競漕会の開催 については 各種の全日本選手権大会に於ける競技 競争のレベルアップによって大会の活性化を図ることに取り組むとともに 外国クルーの全日本軽量級選手権への参加促進 マスターズレガッタの定着 中学生選手の人口増大と育成などを通じて日本ボート界の全体的な底上げを図りたい 国際競漕大会への派遣 については 今年度は 2012 年ロンドンオリンピックに向けて新たな強化体制を取る初年度に当たることから いくつかの新たな試みを取り入れ 着実に成果を上げるように注力する まず 指導者として新たな外国人ヘッドコーチをボート先進国ドイツから迎えて指導者層の底上げを図る また ナショナルチームと各クラブとの連携を緊密にし 強化の実を上げるために強化指定団体制度を導入する ナショナルチームの活動を多くの方々から支えてもらうために Crew JAPAN の愛称を導入し 新にロゴ マークを定め 活発な Crew JAPAN プロモーション活動を計画している このような試みを力に変えて今年度の 国際舞台 にも総力を結集する所存である 調査 研究 指導 強化及び普及啓発 については 審判の養成 研修 各種の指導者 インストラクター / アドバイザー養成を着実に実施してゆく 特に 各種の指導者の養成は競技者人口の増大に密接に関わることであり 養成講習会の開催回数の増加 開催場所の多様化を通じて講習会の参加者増大を図っていきたい 選手強化事業と競技者育成事業は この経済環境の厳しい中 選手所属企業 団体からの協力を得て選手強化活動を行い強化の実を挙げていきたい また 普及啓発事業として 第 22 回全国マシンローイング大会を開催し 昨年を超える参加者を集めるともに 全国的に世代を超えたボート普及活動の柱として開催内容の充実を図っていく メディカル ドーピング検査関連では 既存事業に加えて 選手コンディショニング 体力測定を実施して選手の競技力強化に資する情報の提供などにも積極的に関与してゆく これらに加えて 競技者資格の決定 競漕艇 附属品規格の決定と審査 ボート競技関連図書の刊行 についても 都道府県協会 競技団体 その他関係者からの要望に迅速に応えるべく情報収集 整理 配布などを鋭意進めていく 今年度も 当協会が重要課題としている各プロジェクトの推進に協会挙げて取り組み その結果を広く関係者に提供していく体制を構築したい ボート人口増大と魅力向上プロジェクト については 都市レガッタ開催等と通じてボートの魅力をアッピールして関心を高める仕掛け作りを行い 人口増大の一助とする 財政強化プロジェクト については 現下の経済 社会状況の下 スポーツには厳しい環境ではあるが 積極的に支援者 賛同者を見いだす努力を行って協会財政の改善 強化を図る方針である 1

平成 21 年度実施事業 当協会は ボート競技を振興して日本国民の体力の向上とスポーツ精神を育成することによりわが国文化の向上に寄与する目的を達成するため 次の事業を行う 1. 全日本選手権大会及び各種競漕会の開催に関する事業 各種の全日本選手権大会及び競漕会を以下のとおり開催する 競漕会名 開催期日 開催場所 会場 JAPAN CUP 5/22( 金 )~24( 日 ) 埼玉県 戸田ボートコース 第 31 回全日本軽量級選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップ第 7 回全日本ジュニア選手権大会 6/12( 金 )~14( 日 ) 熊本県 菊池市斑蛇口湖ボート場 第 2 回全日本マスターズレガッタ 6/13( 土 )~14( 日 ) 長野県 下諏訪町漕艇場 第 59 回全日本社会人選手権大会 7/4( 土 )~5( 日 ) 宮城県 宮城県長沼ボート場 第 29 回全日本中学選手権競漕大会 7/25( 土 )~26( 日 ) 岐阜県 長良川国際ボートコース 第 57 回全日本高等学校選手権競漕大会 8/1( 土 )~4( 火 ) 滋賀県 県立琵琶湖漕艇場 第 36 回全日本大学選手権大会 8/20( 木 )~23( 日 ) 埼玉県 戸田ボートコース 第 49 回オックスフォード盾レガッタ 8/22( 土 )~23( 日 ) 埼玉県 戸田ボートコース 第 87 回全日本選手権大会 9/10( 木 )~13( 日 ) 埼玉県 戸田ボートコース 第 64 回国民体育大会ボート競技 9/27( 日 )~30( 水 ) 新潟県 津川漕艇場 第 50 回全日本新人選手権大会 10/16( 金 )~18( 日 ) 埼玉県 戸田ボートコース 第 21 回全国高等学校選抜大会 3/20( 土 )~22( 月 ) 静岡県 浜松市天竜ボート場 2. オリンピック大会及びこれに準ずる国際競漕大会に日本を代表するクルー及び役員を選定 し 参加させることに関する事業 (1) 国際競漕大会派遣事業 本年度は以下のような国際競漕大会へ日本代表選手団を派遣する 競漕大会名 開催期日 開催国 場所 FISA ワールドカップ第 2 戦 6/19( 金 )~21( 日 ) ドイツ ミュンヘン FISA ワールドカップ第 3 戦 7/10( 金 )~12( 日 ) スイス ルツェルン FISA U23 世界選手権大会 7/23( 木 )~26( 日 ) チェコ ラシセ FISA 世界ジュニア選手権大会 8/5( 水 )~8( 土 ) フランス ブリーブラガイヤルド FISA 世界選手権大会 8/23( 日 )~30( 日 ) ポーランド ポズナン 第 13 回アジア選手権大会 11/5( 木 )~8( 日 ) 台湾 宜欄 第 15 回アジアジュニア選手権大会 11/5( 木 )~8( 日 ) 台湾 宜欄 第 5 回東アジア競技大会 12/5( 土 )~13( 日 ) 中国 香港 2

(2) 国際審判員派遣事業 FISA 及び ARF 主催競漕会で審判業務に従事のため 国際審判員を以下の国際大会へ派 遣する 競漕会名 開催期日 開催国 場所 FISA ワールドカップ第 1 戦 5/29( 金 )~31( 日 ) スペイン バニョーレス FISA 世界選手権大会 8/23( 日 )~30( 日 ) ポーランド ポズナン FISA 世界マスターズレガッタ 9/3( 木 )~6( 日 ) オーストリア ウィーン 第 13 回アジア選手権大会 11/5( 木 )~8( 日 ) 台湾 宜欄 第 15 回アジアジュニア選手権大会 11/5( 木 )~8( 日 ) 台湾 宜欄 第 5 回東アジア競技大会 12/5( 土 )~13( 日 ) 中国 香港 (3) 国際関係事業 国際連盟の事業方針 競技規則 大会開催計画 各国の動向など 最新情報の把握する ため FISA ARF 総会へ担当役員他を派遣する 会議名 会議日程 開催国 場所 国際漕艇連盟 (FISA) 年次通常総会 8/31( 月 ) ポーランド ポズナン アジア漕艇連盟 (ARF) 年次通常総会 11/8( 日 ) 台湾 宜欄 3. ボート競技に関する諸規則の制定に関する事業本年度は 以下のような事業を実施する (1) 競漕規則の改定に関する事業平成 21 年 6 月 1 日施行を目途に 競技者規定を一部改訂する (2) コース規格規定に関する事業認定申請を受けたコースについて調査と認定を行う 4. ボート競技に関する調査 研究 指導 強化ならびに普及啓発に関する事業 本年度は 以下のような事業を実施する (1) 審判関係事業 1) 審判長 副審判長 審判員を当年度主催 主管大会へ派遣し 大会審判業務を行う 2) 審判員の養成と技量向上を図るため 以下の審判員資格試験と認定試験及び審判員研 修会と講習会を開催する 研修会名称 開催日程 場所 参加人数 第 70 回審判員研修会 5/22( 金 )~24( 日 ) 30 名 (B 級審判員認定試験併催 ) 埼玉県 戸田ボートコース 第 71 回審判員研修会 10/16( 金 )~18( 日 ) 40 名 (B 級審判員認定試験併催 ) 埼玉県 戸田ボートコース 審判員講習会 (C 級審判員認定試験 ) 都道府県協会の要請により随時開催 (2) 指導者養成事業 3

( 財 ) 日本体育協会公認スポーツ指導者養成事業 公認スポーツ指導者養成については 本年度は以下のような事業を行う 養成指導者名 養成担当 開催日程 開催場所 養成数 コーチ ( 専門科目 ) 日本ボート協会 10/30( 木 )~11/3( 月 ) 埼玉県戸田市 30 名 指導員 ( 専門科目 ) 日本ボート協会 11/20( 金 )~23( 月 ) 愛媛県松山市 30 名 全国指導者講師研修会 日本ボート協会 11/2( 日 )~3( 月 ) 埼玉県戸田市 20 名 アスレティックトレーナー 日本体育協会 7 月 ~22 年 3 月 東京都内 1 名 資格更新義務研修 日本ボート協会 4/19( 日 ) ナショナルトレセン 20 名 5/4( 月 ) 滋賀県大津市 20 名 11 月埼玉県戸田市 30 名 (3) 日本ボート協会認定ボートインストラクター養成事業 認定ボートインストラクター養成については 本年度は以下のような養成講習会を開催 する 事業名 開催日程 開催場所 主管団体 養成数 第 1 回養成講習会 5/17( 日 ) 千葉県小見川町 千葉県ボート協会 30 名 第 2 回養成講習会 6/21( 日 ) 石川県津幡町 石川県ボート協会 30 名 第 3 回養成講習会 6/28( 日 ) 福島県喜多方市 福島県ボート協会 30 名 第 4 回養成講習会 9 月 兵庫県加古川市 兵庫県ボート協会 30 名 第 5 回養成講習会 11 月 岐阜県川辺町 岐阜県ボート協会 30 名 (4) 日本ボート協会認定セーフティアドバイザー養成事業 認定セーフティアドバイザー養成については 本年度は以下の研修会を開催する なお 本年度から各水域における安全責任者も研修の対象とする 事業名 開催日程 開催場所 受講者数 第 4 回研修会 12/6( 日 ) 埼玉県戸田市 30 名 (5) セミナー開催事業 セミナー開催については 本年度は以下のセミナーを開催する セミナー名 開催日程 開催場所 講師 医学セミナー 4/19( 日 ) ナショナルトレーニングセンター Dr. Steinacker (FISA 医科学委員 ) コーチセミナー 5/21( 木 ) 埼玉県戸田市 Mr. D. Maxrath ( 協会ヘッドコーチ ) 11 月 埼玉県戸田市 同上 22 年 2 月 埼玉県戸田市 同上 4

(6) 選手強化事業 選手強化事業については 本年度は以下のような強化合宿を開催する 区分 事業名 開催日程 開催場所 シニア 4 月度強化合宿 4/11( 月 )~24( 金 ) 埼玉県 戸田ボートコース U23 5 月度強化合宿 5/7( 水 )~13( 火 ) 滋賀県 瀬田ボートコース 6 月度強化合宿 6/6( 土 )~11( 木 ) 埼玉県 戸田ボートコース 海外強化合宿 6 月 7 月 8 月 スイス ドイツ 秋季強化合宿 11 月 ~12 月 埼玉県 戸田ボートコース 冬季強化合宿 22 年 1 月 ~3 月 埼玉県 戸田ボートコース ジュニア 第 1 次強化合宿 6/15( 日 )~19( 木 ) 熊本県 斑蛇口湖ボート場 第 2 次強化合宿 22 年 2 月 ~3 月 埼玉県 戸田ボートコース (7) 競技者育成事業 競技者育成事業については 本年度は以下の 将来性を有する選手の発掘及び育成強化 事業 を実施する 区分 事業名 開催日程 開催場所 ジュニア U19 日本代表候補選手強化合宿 12 月中旬 静岡県 浜松市天竜ボート場 (8) 普及啓発事業 1) 全国マシンローイング大会の開催第 22 回全国大会を 9 月 ~ 平成 22 年 2 月の間 全国 9 ブロック及び全国 10 拠点で開催する 参加者 3,800 名 前年度比 5% 増を達成目標とする また 全日本選手権大会の出場予定者には本大会の参加を奨励する 2) 東京湾レガッタ スプリントレースの開催ボート人口増大の一環として 選手 愛好者 参加者 観客が共に楽しめ ボート競技の魅力を体感できる ボートイベント を開催する 大都市中心部でのスプリントレース開催を企画する 3) 関連団体の活動支援中学生 高校生及び障害者のボート競技振興を図るため それら関連団体の活動に対して助成金の交付と必要な支援を行う (9) メディカルサポート及びドーピング検査事業 1) 戸田で開催する全日本選手権の開催期間 医師を派遣し救急事態に備える 2) 全日本選手権大会 ( 全日本 全日本軽量級 全日本大学 全日本新人 ) に於ける大会内ドーピング検査を日本アンチドーピング機構 (JADA) の委託事業として実施する 3) 日本アンチドーピング機構と連携して アンチドーピングに関する教育啓発活動として普及 啓発講習会を開催する 5

4) 選手の体力測定データの収集 分析を継続して実施する 5) ローイングスタイル計測装置の開発と応用に関する事業を実施する 5. スポーツマンシップの育成と競技者資格の決定に関する事業 (1) 競技者資格の決定日本ボート協会主催の競漕会に参加する競技者の資格決定を行う (2) 競技団体 競技者の登録平成 21 年度の競技団体 競技者登録を行うとともに 年度登録状況を把握する 6. 競漕艇及び附属具の規格の決定と審査に関する事業 (1) 規格艇の審査と登録新たな登録申請を受けた規格艇について 審査及び登録業務を行う (2) 規格艇の検査第 64 回国民体育大会 第 57 回全国高等学校選手権及び第 21 回全国高等学校選抜大会に於いて 使用競漕艇の検査業務を行う (3) 情報収集と提供競漕艇 レクリエーション艇 オール等の調査 研究 開発に資するため 専門情報の収集と提供を行う (4) 新型レクリエーション艇の開発前年度に開発を決定した新型レクリエーション艇について 平成 22 年度内の完成を目指して開発作業を取り進める 7. 各種ボート競技に関する図書の刊行に関する事業 (1) 協会広報誌の発行 月刊ローイング を定期発行する 読者管理システムを活用して新規購読者の獲得を行う (2) 報道機関との連携 協力東京運動記者クラブをはじめ報道機関 出版業界との連携で 当協会の事業活動の広報に努める ニュースリリース等の発行を通じて 協会事業に関する情報提供を行う (3) 指導教材の作成公認ボートインストラクター養成用テキストの作成を行う (4) 協会公式ホームページすでにホームページは当協会の事業 活動の連絡 広報などに於いて 最も有効で迅速な手段となっている これを更に活用して 関係団体 関係者のニーズに応え コンテンツの充実に努める 6

8. その他の目的を達成するため必要な事業 (1) 協会財政基盤の強化日本オリンピック委員会 日本スポーツ振興センター その他の団体と個人に対して 当協会の実施事業の重要性について理解を得るための活動を行い 可能な限りの助成と援助を要請する さらに 協会の諸事業 募金活動等を通じて自主財源の確保に努めるなど 積極的に財政基盤の強化に取り組む (2) ボート人口増大運動の継続都道府県ボート協会 全国ボート場所在市町村協議会 その他の関連団体等との連携を通じて 全国のボート関係団体 個人との交流を推進し ボート人口増大 魅力あるボートライフ創出 イベント企画等を行い長期的な人口増大活動を展開する (3) 新公益法人制度移行に関する業務の実施新制度のもとで協会運営を行うため 定款 事業計画 事業予算の作成 その他移行に必要な準備業務を実施する 7