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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

第4章 ポーランド

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2

目次 1. 策定の趣旨 1 2. 本県における現状と課題 3 3. 創出すべきレガシー 5 4. 取組の方向性 6 5. 具体的な取組 7 6. 取組の評価と見直し 11 ( 参考 1) 東京 2020 参画プログラム 12 ( 参考 2)beyond2020 プログラム 13 i

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

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(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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の調査研究 民間事業者等との連携などの新たな政策ニーズについて 規定を追加している さらに 改正基本法はその附則において 政府は 文化芸術に関する施策を総合的に推進するため 文化庁の機能の拡充等について その行政組織の在り方を含め検討を加え その結果に基づいて必要な措置を講ずる ものとしている 2.

主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

今年度も本部 支部との連携を強化し 高等学校を中心とした講師派遣を行い 自立した消費者の育成 支援を図ります また 設立当初より取り組んできた学校における消費者教育用テキストの作成及び講座で会得したスキルを活かし 児童 生徒 学生のみならず 教師や保護者等に対する消費者啓発も行っていく予定です (2

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Transcription:

vol. 10 2018 2020 年 五輪の年には文化省 に 向けての活動計画を決定 文化芸術 vol. 10 2018 2018年7月10日発行 発行 文化芸術振興議員連盟 事務局 100-0014 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館205号室 伊藤信太郎事務所気付 TEL 03-3508-7091 FAX 03-3508-3871 文化省創設 に関する附帯決議が 衆参両院で採択 文化省創設実現に向けて 5年間の議論と今後の方向性 文化芸術振興議員連盟 文化省創設への検討の流れ 文化行政の機能強化に関する勉強会 文化芸術推進フォーラム 提言 2018 文化芸術振興議員連盟 会の目的と活動方針 会員名簿 発行人 伊藤信太郎 協力 文化芸術推進フォーラム 題字 河村建夫

NEWS 2020 速報 6 4 5 2020 2020 11 1 2020 2018 6 10 11 2019 2020 の一部を改正する法律案 REPORT 5 2013 3 5 5 2016 1 8 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol. 10 2018 2020 5 03

0.1% 0.8 REPORT シンポジウム 文化省の創設を考える (2013.10.30) シンポジウム 五輪の年には文化省 (2014.11.13) シンポジウム 文化省創設への道筋 (2015.11.12) 2013 10 30 2014 11 13 2015 11 12 2016 1 20 1 27 3 9 1 2020 4 5 04 vol. 10 2018 5 05

4 20 REPORT 10 11 アーティストによる新作オークション (2016.11.9 12) 2 4 8 11 9 12 2016 1 2017 6 6 11 11 5 2018 3 6 11 12 2017 4,448 0.80 1,040 0.11 宣言と公演 文化芸術の力をすべての人々に (2016.11.12) 2 5 7 2016 2 2017 6 14 6 1 2 6 2018 3 20 6 13 40 15 4K 8K 記念祝賀会 文化芸術基本法の制定 文化芸術立国へ (2017.6.13) 6 16 11 3 3 2017 11 22 Apple Japan 7 2018 4 4 6 HJ 11 14 菅義偉内閣官房長官に要請 (2017.11.14) 2018 2 4 4 8 4 2018 2 28 8 2018 4 18 3 1 06 vol. 10 2018 07

提言 2018 文化芸術の創造 発展 継承の持続的な循環と そこから生み出される社会的 経済的な価値からの大循環の形成を 文化芸術基本法に基づく 文化芸術推進基本計画 ( 第一期 ) の着実な実行 そのために 予算の大幅な増額 2020 年までに文化大臣の配置および文化省の創設による体制の拡充を 3 4 1 4 2 3 文化予算の大幅な増額とともに新たな財源を生み出し 文化芸術政策と文化行政機能を拡充し 五輪の年には文化省 を 1 文化芸術の創造 発展 継承と教育を確実なものに 実演芸術 メディア芸術 映画 美術の創造活動の活性化のため それぞれに固有の施策を確立し 助成と人材育成の充実を日本には 世界との交流を通して創造され 伝承され 今に生きる文化芸術が多様で多彩に存在している それぞれの分野の成立過程 経済 社会的な構造はそれぞれ異なる それらの固有の意義と価値を尊重した専門的な政策を形成し さらなる振興を図る必要がある 2003 12 1 2017 08 vol. 10 2018 2018 09

提言 2018 PST 2000 SP SP 5 2018 1 1 5 2 SP EP LP 1 10 2018 2020 2018 50 20 2019 10 10% 30 4000 10 vol. 10 2018 2018 11

提言 2018 EU EPA 1970 TPP CD 2016 12 9 社会的 経済的価値からの大循環による創造 普及 発展 2 東京五輪文化プログラムを文化政策重点推進期間の梃子に文化芸術の創造 発展 継承への大循環の形成を 東京五輪を契機とする 多様 多彩な文化プログラムを 全国及び世界で実施することは 日本の文化芸術の価値を再認識し 2020 年以降の国民の文化芸術の創造 享受の大きなうねりをつくりだす好機であり 文化芸術を軸とする新たな国づくり 社会づくり 人づくりを推進するものである その実現のためには 東京オリンピック パラリンピック競技大会組織委員会だけでなく 国 東京都 全国自治体 民間団体 そして文化芸術関係者が共に取り組むことが重要である 2020 年に向け その象徴的な文化プログラムとして国会議事堂における芸術事業 全世界の在外公館での日本文化紹介プログラムを開催し 東京五輪の開催を梃にし 文化芸術政策を充実させ 文化芸術の創造 発展 継承の大きな循環をつくりだすことが重要である 2019 PST 発展 普及 創造 保存 継承の好循環 保存 継承 創造 創造 創造性が文化の力 12 vol. 10 2018 2018 13

提言 2018 3 地域の文化芸術を推進するプラットフォームの形成を 地域で芸術文化を推進するためには 行政 文化芸術団体 劇場 美術館 博物館 教育機関 民間事業者など さまざまな主体同士の連携が重要になっている この環境をつくりだすためには 47 都道府県と政令指定都市の全てにおいて文化振興条例の制定 地方文化芸術推進基本計画の策定を進めることが大きな後押しになると考えられ この取組みを促進する必要がある 30 40 2025 40 300 10 2 10 2015 1% 28 2 1 1% 1% for Arts 1% 2014 3 1% 1% 14 vol. 10 2018 2018 15

提言 2018 4 わが国の多様 多彩な文化芸術を観光 まちづくり 国際交流に生かす政策の展開を これまで政府は知的財産基本法の制定を受け コンテンツ創造立国 や わが国固有の文化芸術 和食や伝統文化 アニメ ゲーム J-POP 放送番組などを世界に展開する クールジャパン戦略 を進め 在外公館による広報文化外交とともに観光立国の推進を図ってきた 文化芸術基本法の制定と文化芸術推進基本計画の策定により 文化芸術と観光 まちづくり 外交 産業 教育 福祉などとの有機的な連携が新たにた謳われた 世界の人々が わが国の多様 多彩な文化芸術について理解を深め 交流 観光が活性化することは わが国だけでなく世界の文化芸術の発展と平和にも貢献するものである 今般定められた 文化芸術推進基本計画 でも他省庁の文化芸術にかかわる施策が示された この連携を新たに文化芸術の創造 発展 継承に生かしていくためには これらの施策を総合的に調整 推進する視点 牽引力と十全の予算が必要である 200 J POP 2020 16 vol. 10 2018 2018 17

PURPOSE MEMBER 2012 180 1977 2001 2012 2002 1 29 2003 4 1 17 18 vol. 10 2018 2013 36 2017 16 2017 1. 0.5 2. 3. 2018 6 4 17 PAN 衆議院 ( 第 1 議員会館 ) 衆議院 ( 第 2 議員会館 ) 参議院 302 205 304 304 222 308 321 302 310 323 319 315 406 321 323 408 322 509 410 324 513 412 407 601 逢 505 413 606 509 416 608 513 421 623 519 424 708 524 503 714 603 509 719 611 514 808 615 逢 517 812 616 605 816 619 611 817 620 613 818 623 622 824 703 623 908 704 709 923 706 711 1003 707 714 1021 709 717 1105 710 804 1107 722 820 1112 804 924 1119 807 1001 1123 808 1006 1207 809 1012 1208 812 1020 1211 815 1022 1215 817 1102 1220 912 1104 922 1120 34 924 1124 1004 1210 1006 1211 1007 1215 1009 1221 1019 1024 94 1102 1104 1110 1112 1115 1201 128 1203 2018 6 4 1205 1212 1224 文化芸術振興議員連盟 会の目的と活動方針 / 会員名簿 19