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Transcription:

HPE ilo 5 1.30 リリースノート 部品番号 : 880725-195 発行 : 2018 年 6 月版数 : 1

Copyright 2017-2018 Hewlett Packard Enterprise Development LP ご注意 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Hewlett Packard Enterprise 製品およびサービスに対する保証については 当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています 本書のいかなる内容も 新たな保証を追加するものではありません 本書の内容につきましては万全を期しておりますが 本書中の技術的あるいは校正上の誤り 脱落に対して 責任を負いかねますのでご了承ください 本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり その保有 使用 または複製には Hewlett Packard Enterprise から使用許諾を得る必要があります FAR 12.211 および 12.212 に従って 商業用コンピューターソフトウェア コンピューターソフトウェアドキュメンテーション および商業用製品の技術データ (Commercial Computer Software, Computer Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items) は ベンダー標準の商業用使用許諾のもとで 米国政府に使用許諾が付与されます 他社の Web サイトへのリンクは Hewlett Packard Enterprise の Web サイトの外に移動します Hewlett Packard Enterprise は Hewlett Packard Enterprise の Web サイト以外の情報を管理する権限を持たず また責任を負いません 商標 Microsoft および Windows は 米国および / またはその他の国における Microsoft Corporation の登録商標または商標です Java および Oracle は Oracle および / またはその関連会社の登録商標です Google は Google Inc. の商標です Linux は Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です Red Hat は 米国およびその他の国における Red Hat, Inc. の商標または登録商標です SD は SD-3C の米国およびその他の国における商標または登録商標です VMware は VMware, Inc. の米国および各国での登録商標または商標です

説明 ilo 5 は HPE ProLiant サーバーおよび Synergy コンピュートモジュールのシステムボードに組み込まれたリモートサーバー管理プロセッサーです ilo では リモートの場所からサーバーを監視および制御できます ilo 管理は サーバーをリモートで構成 更新 監視 および修復するための複数の方法を提供する強力なツールです ilo(standard) は 追加コストまたはライセンスなしで Hewlett Packard Enterprise サーバーに事前設定されています サーバー管理者の生産性を向上させる機能と追加の新しいセキュリティ機能がライセンス付与されています 詳しくは http://www.hpe.com/support/ilo-docs にある ilo ライセンスガイドを参照してください アップデートの推奨事項 クリティカル 内蔵 4 GB 不揮発性フラッシュメモリ (NAND とも呼ばれます ) の書き込みアルゴリズムの大幅な改善を活用するためにこの更新をインストールしてください これらの改善により NAND の寿命を向上させます 旧バージョン情報 旧バージョン : 1.20 製品モデル ilo 5 サポートされているデバイス HPE ProLiant ML30 Gen10 サーバー HPE ProLiant ML110 Gen10 サーバー HPE ProLiant ML150 Gen10 サーバー HPE ProLiant ML350 Gen10 サーバー HPE ProLiant BL460c Gen10 サーバー HPE ProLiant DL20 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL120 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL160 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL180 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL360 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL380 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL385 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL560 Gen10 サーバー HPE ProLiant DL580 Gen10 サーバー HPE ProLiant XL170r Gen10 サーバー 3

HPE ProLiant XL190r Gen10 サーバー HPE ProLiant XL230k Gen10 サーバー HPE ProLiant XL270d Gen10 サーバー HPE ProLiant XL420 Gen10 サーバー HPE ProLiant XL450 Gen10 サーバー HPE Synergy 480 Gen10 コンピュートモジュール HPE Synergy 660 Gen10 コンピュートモジュール オペレーティングシステム Microsoft Windows Server 2012 Microsoft Windows Server 2012 Essentials Microsoft Windows Server 2012 R2 Microsoft Windows Server 2016 Red Hat Enterprise Linux 6.9 Red Hat Enterprise Linux 7.3 errata kernel-3.10.0-514.6.1.el7 Red Hat Enterprise Linux 7.4 SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4 Installation Kit SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2 SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 ブラウザー要件 サポートされるブラウザー ilo の Web インターフェイスを実行するために 最新バージョンの以下のブラウザーがサポートされています Microsoft Edge Mozilla Firefox Google Chrome Internet Explorer 11 必要な設定 以下の設定が有効でなければなりません JavaScript - ilo の Web インターフェイスは クライアント側 JavaScript を頻繁に使用します 4 オペレーティングシステム

この設定は すべての Internet Explorer バージョンでデフォルトでは無効です 構成の手順については ilo のユーザーガイドを参照してください Cookies - 一部の機能が正常に動作するために Cookie を有効にする必要があります ポップアップウィンドウ - 一部の機能が正常に動作するために ポップアップウィンドウを有効にする必要があります ポップアップブロックが無効になっていることを確認してください TLS - ilo の Web インターフェイスにアクセスするには ブラウザーで TLS 1.0 以降を有効にする必要があります 言語 このリリースでサポートされる言語 : 英語 日本語 簡体字中国語 機能強化 このバージョンでは 次の機能と拡張機能のサポートが追加されます HTML5 IRC のパフォーマンスの改善には以下が含まれます サーバーにキーボードアクションを送信する機能を改善するための仮想キーが追加されました キーボードレイアウトを構成する機能が追加されました ローカルの ISO と IMG ファイルの仮想メディアのサポートが追加されました ファームウェアおよびソフトウェアアップデートの機能強化 ilo ユーザーは メンテナンスウィンドウを表示 作成 削除できるようになりました 新しいチェックボックスでは インストール設定を開始する際に インストールのキューをクリアすることができます インストールタスクの完了後に再起動が必要な場合 レポートへの ilo RESTful API および ilo の Web インターフェイスが更新されました ilo が起動するたびに 不揮発性フラッシュメモリ (NAND) に ilo の設定がバックアップされます SRAM が削除されると 構成が自動的に復元されます サポートされている HPE Apollo 製品上での密度が最適化されたドライブゾーニング機能に対する ilo Web インターフェイスのサポートが追加されました アラートメールでは メールの安全のために SSL (TLS) をサポートするようになりました アラートメールでは 外部 SMTP メールサーバーをサポートするようになりました ホストのすべての NIC がダウンしている場合の SNMP トラップを追加しました OpenSSL-1.0.2u-fips-2.0.16 を更新しました ログインページに オープンソースライセンスのリストを追加しました 言語 5

ilo が IPMI ウォッチドッグによってリセットされたときにのための SNMP トラップを追加しました ilo Web インターフェイスに Intelligent System Tuning 機能を追加しました ilo の Web インターフェイスから 構成済みの設定を確認したり Jitter Smoothing を構成したり Intelligent Provisioning を起動して Workload Matching やコアブーストを設定することができます NAND の寿命を延ばすために Active Health System ログの効率を改善しました Overview ページに ilo のヘルスステータスを追加しました ステータスが劣化した場合 この値も Login ページに表示されます 証明書の期限を延長するために Java IRC に再署名しました 証明書の期限を延長するために.NET IRC に再署名しました この強化に伴い.NET IRC では.NET Framework バージョン 4.5.1 以降が必要になりました SSL 証明書を削除して ilo の自己署名証明書を再生成する機能を追加しました HPE では CA 署名証明書をインストールすることをお勧めします 修正点 このバージョンでは 次の問題が解決されました フレームに電源が復旧した後 コンピューティングモジュールの電源が入らない ilo インストールメディアを使用してオペレーティングシステムをインストールした場合 共有ネットワークポートを使用するように ilo を設定したときにインストールがエラーになった可能性があります ごくまれに クライアントの接続を切断するときにセッションが再要求されないために 利用可能な SSH セッションからサーバーが実行されることがあります ユーザーがプロセスを開始していないのに ilo 5 が予期せず工場出荷時のデフォルト設定に戻る サーバーの自動電源オンが常に電源オンまたは前回の電源状態をリストアに設定されている場合 コールドリセット後にサーバーの電源が入らないことがあります ilo に 331 i の MAC アドレスを表示できない NVMe ドライブのモデル番号が正しくないか または一貫性がありません エラーメッセージが表示された場合でも コマンドラインから oemhpe_usercntxt ## を消去すると値が消去される CNSA のセキュリティ状態を設定している場合 シングルサインオンは動作しません RSA-PSS 証明書の署名はサポートされていません 最新のセキュリティ情報と このバージョンで解決された脆弱性については 次の Web サイトを参照してください : http://www.hpe.com/support/hpesc 6 修正点

既知の問題 ilo が高度なセキュリティ状態を使用するように構成されている場合 認証をサポートする Smart コンポーネントが使用できるようになるまで ファームウェアの更新は ilo の Web インターフェイスから実行するか ilorestful API を介して実行する必要があります USB Ethernet アダプターで ilo サービスポートに接続するには ASIX Electronics Corporation の AX88772 シリーズチップセットに基づいた USB 2.0 デバイスを使用する必要があります Hewlett Packard Enterprise は Ethernet アダプターに HPE USB( 部品番号 Q7Y55A) を使用することをおすすめします サーバープラットフォームサービス (SPS) ファームウェアまたはイノベーションエンジン (IE) ファームウェアを更新する際は サーバーの電源を切る必要があります サーバーの電源を切った後 30 秒待ってから SPS または IE ファームウェアの更新を開始してください ilo 5 のリリースでは ilo Web インターフェイスの機能のいくつかが RIBCL または CLI でサポートされていません 特に ilo セキュリティ状態を設定したり 拡張されたユーザー権限を構成したりする場合 Hewlett Packard Enterprise では 代わりに ilo RESTful API の使用をおすすめします ilo RESTful API は Gen10 およびそれ以降のシステム用の 優先プログラムインターフェイスです 優先 CLI およびスクリプティングツールは RESTful インターフェイスツール (ilorest) です ilo 5 1.20 以降の SNMP 設定は ilo ファームウェアの旧バージョンとの下位互換性はありません ファームウェアを旧バージョンにダウングレードすると SNMP の設定は破棄されます ilo Web インターフェイスセッションを開始して HTML5 IRC を起動すると これらのインターフェイスは 1 つの ilo セッションと見なされます この動作は ilo Web インターフェイスとは別のセッションである.NET IRC および Java IRC とは異なります アイドル接続タイムアウトでは ユーザーの操作がないまま経過し 自動的に終了するまでの時間を指定します 仮想メディアの操作 (OS のインストールなど ) を開始し アイドル接続タイムアウトに達した場合 HTML5 IRC および ilo の Web インターフェイスが自動的に終了し 仮想メディアの動作が中断されます この問題を避けるために アイドル接続タイムアウトを大きな値に設定するか 他のリモートコンソールを使用するか または仮想メディアの動作中にセッションがアイドル状態になっていないことを確認することができます 前提条件 ilo ユーティリティ 最適なパフォーマンスを実現するために Hewlett Packard Enterprise では次のバージョンの ilo ユーティリティをおすすめします ユーティリティ RESTful インターフェイスツール (ilorest) HPQLOCFG バージョン 2.3 以降 5.2 以降 表は続く 既知の問題 7

ユーティリティ Lights-Out XML スクリプティングサンプルバンドル Windows 用 HPONCFG Linux 用 HPONCFG LOCFG.PL 1 HPLOMIG バージョン 5.10.0 以降 5.2.0 以降 5.3.0 以降 5.10.0 以降 5.2.0 以降 1 Lights-Out XML スクリプティングサンプルバンドルで入手できます ilo HighSecurity FIPS CNSA セキュリティ状態をサポートするには アップデートされたユーティリティとシステムライブラリが必要です 現在 HPONCFG Windows ユーティリティでは CNSA セキュリティ状態がサポートされていません ライセンス 一部の機能は ilo ライセンスパッケージに含まれます ilo ライセンスについて詳しくは Web サイト http://www.hpe.com/support/ilo-docs にある HPE ilo ライセンスガイドを参照してください セキュリティに関するベストプラクティス セキュリティのベストプラクティスに関する最新情報は Web サイト http://www.hpe.com/support/ilodocs にある HPE Integrated Lights-Out セキュリティテクノロジー概要を参照してください インストール手順 インストール手順については 次のドキュメントを参照してください HPE ilo 5 ユーザーガイド 部品番号 : 880740-194 版数 :1 ドキュメントに関するご意見 ご指摘 Hewlett Packard Enterprise では お客様により良いドキュメントを提供するように努めています ドキュメントを改善するために役立てさせていただきますので 何らかの誤り 提案 コメントなどがございましたら ドキュメントフィードバック担当 (docsfeedback@hpe.com) へお寄せください この電子メールには ドキュメントのタイトル 部品番号 版数 およびドキュメントの表紙に記載されている刊行日をご記載ください オンラインヘルプの内容に関するフィードバックの場合は 製品名 製品のバージョン ヘルプの版数 およびご利用規約ページに記載されている刊行日もお知らせください 8 インストール手順