ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方について 一次答申 平成 28 年 3 月 橿原市廃棄物減量等推進審議会

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ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方について 最終答申 平成 28 年 12 月 橿原市廃棄物減量等推進審議会

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24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

答申

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

回答用 この用紙に回答をご記入願います 質問 1-(1 1-(2 1-(3 1-(4 1-(5 2-(1 20 歳未満 20 男性 回答欄 女性 歳以上 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人それ以上 戸建て住宅共同住宅店舗兼住宅その他 一中地区二中地区三中地区四

< 目次 > Ⅰ さらなるごみの減量 資源化に向けた新たな施策の進め方 1 1 先行して実施する施策 1 2 引き続き検討していく施策 2 Ⅱ 先行して実施する施策の実施内容 3 1 ごみの減量 分別に関する広報 啓発の強化 3 2 ごみ収集回数の削減 5 Ⅲ 引き続き検討していく施策の検討項目 8

図 ごみの減量化方策及び資源化方策の検討の進め方 2 市民 事業者 行政の役割資料 2-2 に示したとおり 今後のごみ処理においては ごみの減量化 資源化の推進が重要となり これらを実現するためには 各主体がそれぞれの役割を認識し 相互に協力しながら取り組む体制を整備する必要があります


目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

12年~16年

(1) 住民は有料化をどう考えているか 循環型社会の形成に関する世論調査 ( 内閣府平成 13 年 ) ごみ問題にどの程度関心があるか 非常に関心がある (32) ある程度関心がある (58) あまり関心がない (8) まったく関心がない わからない (2) ごみの有料化 に対してどのように思うか

Ⅰ 家庭ごみ有料化の目的                                                         

ごみ焼却施設の用地設定

目次 はじめに 1 ごみ減量化の取り組みについて 1 (1) 再資源化の推進 1 (2) 生ごみの減量化 堆肥化 2 (3) 事業系ごみの減量 2 (4) 環境教育 2 2 ごみの有料化の意義 3 (1) ごみ減量とリサイクル推進 3 (2) ごみ問題への意識向上と処理費用の負担の公平化 3 3 ご

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな

-- ごみの減量やリサイクルに関して あなたのご家庭で積極的に取り組んでいることは何ですか ( 複数回答 ) マイバックの利用 過剰な包装を断る 使い捨て商品は買わない 食べ残しを減らす 生ごみの水切り 生ごみ処理容器 ( コンポスト ) や電動式生ごみ処理機の活用 雑がみの分別 リサイクルショップ

岸和田市分別収集計画

【資料2】答申概要(案)

計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の


ごみ減量化 資源化に関する 市民アンケート結果 ( 項目別分析 ) 平成 27 年 (2015 年 )12 月 資源循環部

さらなるごみの減量 資源化に向けた 新たな施策について 答申 平成 28 年 1 月 市川市廃棄物減量等推進審議会

普段のごみ出しについて (2) ごみと資源の分別について 1 分別の取り組み状況 Q2 ごみと資源 ( 缶 びん ペットボトル プラスチック製容器包装 小型金属 ) を分別していますか 美原区は古紙類 ( 新聞 雑誌 ダンボール 紙パック ) を含む 分別の取り組み状況 分別していないほとんど 0.

家庭ごみ有料化制度の 導入是非の検討について

目次 はじめに 1 ごみ減量化の取り組みについて 1 (1) 再資源化の推進 1 (2) 生ごみの減量化 堆肥化 2 (3) 事業系ごみの減量 2 (4) 環境教育 2 2 ごみ有料化の意義 3 (1) ごみ減量とリサイクル推進 3 (2) ごみ問題への意識向上と処理費用負担の公平化 3 3 ごみ有

高齢者の健康及び長寿医療制度アンケート調査のご協力のお願い

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目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

1. 実施事業ごとにみた検証 検討 再構築にあたっては ごみ処理基本計画 ( 中間見直し ) に記載される実施事業ごとに実効性等を踏まえ (1) スケジュールの修正を要する実施事業 (2) 達成状況により目標値を改める実施事業 (3) 新たに取り組む実施事業 の 3 つに分け検証等を行いました (1

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

ツールへのデータ入力前にすべきこと 一般廃棄物処理に係るフロー図を作成 < 収集 : 直営 > < 直接搬入 > 粗大ごみ **t <A 破砕施設 : 直営 > <D 最終処分場 > 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 燃やすごみ **t アルミ缶 **t スチール缶 **t びん

< 目次 > 飯山市の今後のごみ減量施策のあり方について答申 1 諮問書 ( 写し ) 6 答申資料編 7

川口市環境基本計画 .indb

Ⅰ. 前回 (12 月 1 日開催第 43 回 ) の意見等の集約について [ ごみ減量を進めるにあたってのテーマの設定 ] 減量施策全体をまとめる大阪らしいテーマが必要である 次世代に引き継げるようなもの( 美しい環境など?) をごみ減量施策の目標とすべきである [ 施策の実施単位 ] 施策の 実

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

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新座市分別収集計画

平成 18 年 11 月 6 日 龍ケ崎市長串田武久殿 龍ケ崎市廃棄物減量等推進審議会 会長古井恒 家庭系ごみ有料化に係る基本方針について ( 答申 ) 平成 18 年 2 月 16 日付け龍環第 99 号で諮問のあった龍ケ崎市の家庭系ごみ有料化に 係る基本方針である 循環型社会の形成に向けて 家庭

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西 / 北地区の市街化調整区域に土地をお持ちの皆様へ 門真市市街化調整区域の農地保全や今後の土地利用を考えるアンケート調査のお願い 平素は 本市行政にご協力を賜り 厚くお礼申し上げます さて 本市では 都市化が進む中で 市域中央部に市街化調整区域があり 現在も良好な農地が広がっております 市街化調整

2 基本方針と数値目標基本的考え方を踏まえ, 資源循環型社会の形成に向けてごみ減量 リサイクルの施策を推進するためには, 基本方針と達成度を測る指標が必要です 本計画においては, 本市の過去の実績や今後の施策の展開をもとに, 数値目標を設定します (1) 基本方針 1 と数値目標 基本方針 1 家庭

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および


朝日町分別収集計画

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)


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問 7. 問 6で 1. 委託している とお答えの方にお尋ねします 契約の形態は次のうちどれにあたりますか 1. 従量制 ( 排出する量に応じて金額が変動 ) 2. 定額制 ( 月額または年額固定制など ) 3. その他 ( 具体的に ) 問 8. 問 6で 2. 委託していない とお答えの方にお尋

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

持続可能な自治会活動に向けた男女共同参画の推進について(概要)

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参考資料6 容器包装3Rに関する消費者意識調査 調査レポート

目 次 提言にあたって 1 1 本市のごみ処理の現状と課題 2 (1) これまでの取り組み (2) 現状 (3) 課題 2 今後の方向性 3 3 有料化によるごみ減量施策について 4 (1) 必要性 (2) 仕組み (3) 市民の合意形成 4 有料化以外のごみ減量施策について 5 (1) 広報 啓発


環境アセスメントの実施について

農業者年金の資金運用に関するアンケート 次の各問について あなたのお考え ( 率直なご印象で結構です ) に最も近い回答を 1つだけ選び 同封の回答用はがきの回答欄に記入 ( 該当する記号 ( 英字 ) を 印で囲んで ) の上 11 月 30 日 ( 水 ) までに切手を貼らずにポストに投函いただ

平成27年国勢調査の5つのポイントと12の新たな取り組み

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答

目 次 1 行動計画策定の趣旨 1 (1) 行動計画の目的 1 (2) 計画の位置づけ 1 (3) 基本方針 1 2 ごみ減量等の数値目標 2 (1) ごみ排出量の目標 2 (2) リサイクル目標 3 3 具体的施策の取り組みと実践内容 4 参考資料ごみ排出の現状整理 1 ごみ排出量等の推移 8 2

目 次 1. 家庭ごみの有料化について 1 (1) 家庭ごみ有料化制度とは (2) なぜ今有料化を導入するのか (3) 家庭ごみを有料化する目的 2. 家庭ごみ有料化制度について 3 (1) 対象となるごみ (2) 負担軽減措置 (3) 有料化の方法 (4) 手数料の料金体系 (5) 指定ごみ袋の種

第6章 その他ごみ処理に関し必要な事項

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

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3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

あなたの声をお聞かせください

平成 24 年 (2012 年 )7 月 12 日 市ではどのようなライフスタイルとごみ減量が関連するかを定量的に調査することを目的に 家庭から出るごみの計量に参加いただける方を募集します 豊中市環境部環境センター減量推進課

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平成18年度推進計画の進行状況_参考資料

活動状況調査

Microsoft Word - ①表紙

Ⅱ ごみに関する情報提供について 問 6 あなたは下記のごみに関する事項についてどの程度関心がありますか ごみに関する事項 関心の程度 非常に関心がある ある程度関心がある あまり関心がない 全く関心がない 1 ごみの減量化について ごみの再資源化について ご

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政策提言書(環境厚生)

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

目 次 はじめに 1 1 ごみ処理の現状 2 2 福島市一般廃棄物処理基本計画での数値目標と実績 2 3 有料化とは 2 4 有料化の実施状況 3 5 有料化の有効性 (1) 負担の公平性 3 (2) リサイクルの促進 3 (3) ごみ処理手数料の活用 4 6 有料化により生まれる効果 4 7 有料

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札幌市一般廃棄物処理基本計画年次報告書

平成26年度に向けた事務局案

事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

施策吊

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

長期総合計画の計画的推進について < 部経営上の課題 取組方針 > H19 年度の各部の経営上の課題 取組方針の協議 < 行政改革 > 財政 人事など経営資源の現状分析 把握 課題についての対処方法の検討 行政改革実施計画の見直し <サマーレビュー > 懸案施策 事業の協議 < 実施計画 > 今後

計画の今後の方向性

地域子育て支援拠点事業について

常磐町内会説明会 会議要旨

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問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

るための説明会を開催 併せて指定ごみ袋の製造及び販売ルートの整備を順次行い 平成 24 年 1 月 1 日から販売開始 同 4 月 1 日までを移行期間とした 猶予期間についても 地域性を考慮し 指定ごみ袋制が導入されていなかった旧近江八幡市域については新たに指定ごみ袋を購入してもらわなければならな

(市・町)        調査

PrimoPDF, Job 20

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

上牧町一般廃棄物 ( ごみ ) 処理基本計画概要版 平成 30(2018) 年 3 月 1. 計画策定の背景と目的 上牧町 ( 以下 本町 という ) では 一般廃棄物処理基本計画書 ( 見直し ) 平成 26(2014) 年 10 月 に則り 老朽化した焼却施設の稼働停止 それに伴う焼却処理の民間


第2章 調査結果の概要 3 食生活

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ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方について 一次答申 平成 28 年 3 月 橿原市廃棄物減量等推進審議会

< 目次 > はじめに... 1 1. ごみ処理の現状と課題... 2 (1) ごみの減量と資源化の施策... 2 (2) ごみの排出量と資源化率... 2 (3) ごみ処理経費... 2 (4) ごみの分別 収集体系... 3 (5) 社会的ニーズの高まり... 3 2. 市民の意見聴取... 4 (1) 市民アンケート... 4 (2) 地区別説明会... 6 3. 多様なニーズに対応した収集体制の構築... 7 (1) 基本方針... 7 (2) 基本方針に基づく具体的な取り組み... 7 (3) 今後の検討課題... 9 おわりに... 10 資料編... 11 資料 1 諮問書... 12 資料 2 市民アンケート調査票... 14 資料 3 橿原市廃棄物減量等推進審議会委員名簿... 23 資料 4 審議の経過... 24

はじめに 国では 第三次循環型社会形成推進基本計画 を平成 25 年 5 月に閣議決定し 天然 資源の消費の抑制と環境負荷の低減を目指した取り組みを進めるための新たな方向性 を示している 橿原市では 平成 22 年 3 月に改定した 橿原市一般廃棄物処理基本計画 に基づき ごみの減量 資源化 適正処理を推進するための様々な施策を展開されているところに あるが 未だ充分な目標の達成には至っていない 近年における少子高齢化の進展に伴う社会情勢の変化や上位計画が指し示す方向性など 橿原市のごみ処理事業は新たな転換期に差し掛かっており 市民 事業者 行政の各主体が協働して それぞれの責任と役割においてごみの発生の少ない循環型社会づくりを推進する具体的な方策が求められている こうした状況のもと 橿原市廃棄物減量等推進審議会 ( 以下 本審議会 という ) は平成 27 年 7 月 21 日に橿原市長から ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方について の諮問を受けた 本審議会では 諮問事項のうち喫緊の課題として意見が求められた 粗大ごみのリクエスト収集をはじめとする 多様なニーズに対応した収集体制の構築 について 慎重に審議を積み重ねてきた 本答申は これまでの審議内容をもとに 本審議会の基本的な考え方を一次答申として取りまとめたものである 橿原市においては 本答申の趣旨や内容を十分に尊重され 必要な施策を講じることにより 更なるごみの減量 資源化の推進に取り組まれることを期待する 平成 28 年 3 月 橿原市廃棄物減量等推進審議会 会長川上勇 1

1. ごみ処理の現状と課題 (1) ごみの減量と資源化の施策 一般廃棄物の処理は 生活環境の保全と公衆衛生の向上を目的に各市町村が担う固有事務として 全国の市町村において 地域特性に応じた独自の取り組みが進められている 橿原市では ごみ減量に寄与する施策として 平成 13 年 7 月には処理施設への持込料金の改定 平成 15 年 4 月には家庭廃棄物の有料指定袋制度を導入し 平成 22 年 3 月には 橿原市一般廃棄物処理基本計画 の改定を行い 資源集団回収などの市民協働事業 生ごみ堆肥化処理に対する支援 エコショップ認定制度 事業系ごみの適正排出の指導など普及啓発活動にも努め ごみの減量 資源化を推進するための様々な施策を展開されてきた 橿原市においては これらの施策の進行管理を行うとともに 適切な評価や見直しを行われてきたが 全国的な水準と比較すると未だ充分な目標の達成には至っていない (2) ごみの排出量と資源化率 橿原市のごみ総排出量は 平成 25 年度実績において 46,074 トン / 年 ( 資源集団回収量を含む ) 市民 1 人 1 日あたりの排出量では 1,007g/ 人日となり 全国平均をやや上回る 家庭系ごみについては 有料指定袋制度などにより排出量が抑制されているものの 比較的順調に減少していた平成 21 年度頃までの状況に比べ 近年は減少率が鈍化している 一方 粗大ごみの排出量は 全国平均の約 1.7 倍と非常に多く 未だ排出抑制が達成されている状況にはない また 事業系ごみの排出量は平成 18 年度以降増加傾向にあり 近年では全国平均を大きく上回っている こうしたことから総排出量が 全国平均や類似団体をやや上回っており 実態に即した更なる減量の取り組みが求められている 資源化については 平成 17 年度のリサイクル率をピークに 現在は 12% 程度と全国平均の半分程度まで落ち込んでいる 特に 持ち去り行為などによる古紙類の減少率は著しく リサイクル率低迷の主因となっているが 持ち去り行為を抑止するだけに留まらず ごみの減量と資源化を両立する新たな施策の展開が必要である (3) ごみ処理経費 橿原市のごみ処理経費は 平成 26 年度実績において歳出額が約 20.8 億円 / 年と市の一般会計歳出総額の約 5% を占めている 一方 歳入額は約 7.5 億円 / 年であり 約 13.3 億円 / 年の財政負担が生じている また 歳出額を基礎としたごみ1トンあたりの処理原価は 40,725 円 / トン 市民 1 人あたりの処理原価は 15,545 円 / 人である 近年 全国の自治体において財政状況が逼迫するなかで 公共施設の建設 運営に民間 2

の資金とノウハウを活用する PPP(Public-Private-Partnership: パブリック プライベート パートナーシップ / 官民連携 ) の考え方が広がっている 橿原市においても ごみ処理施設の長期包括運営委託を導入するなど 公共サービスの質の向上と効率化に努められているが 将来における税収減少も見据え 限られた財源のなかで行政サービスの質を高めつつ 効率 効果的な事業運営を行っていくことが求められている (4) ごみの分別 収集体系 橿原市では平成 15 年 4 月より 現在の 1 可燃ごみ 2 不燃物 3 粗大ごみ 4かん びん類 5ペットボトル プラスチックボトル 6 新聞 7 雑誌 8 段ボール ( 以下 6~8を 古紙類 という ) 9 有害物 の 9 種類に分別 収集が行われている このうち 可燃ごみ かん びん類 古紙類 を戸別収集 不燃物 粗大ごみ ペットボトル プラスチックボトル 有害物 をごみ集積所で収集されている 奈良県内をみると 戸別収集 ステーション収集 ごみ集積所など地域特性に応じた様々な収集方法が採用されている 県内 12 市中 可燃ごみを有料化する自治体は7 市 ( 橿原市を含む ) 粗大ごみのリクエスト収集を導入する自治体は8 市 ( うち有料化は4 市 ) 古紙類を行政回収せずに 地域の集団回収方式に一元化している自治体は3 市となっている 橿原市においても 少子高齢化等の影響により緩やかに増加していた人口が減少に転じる傾向が見られ ごみの分別や集積所までの運び出しが困難となる世帯の増加が予想されている 今後の行財政運営を考える上では 人口の確保 増加を図る視点も必要と考えられるが 少子高齢化の進展への備えは急務であり 社会構造の変化に応じた持続可能な収集システムを構築していく必要がある (5) 社会的ニーズの高まり ごみの収集は公民連携のもと ごみ集積所を利用する地域住民の協力により適切な管理が行われてきた しかしながら 近年の生活様式や価値観の多様化等の影響により自治会への未加入世帯や活動参加に消極的な世帯が増加するなか 資源物の持ち去り行為の横行 不適正排出や不法投棄の対応などの様々な問題を抱えており 各地区において早朝から長時間にわたって立哨等の管理が行われている また 高齢者の単身世帯の増加に伴い 遺品や廃棄物が未処理のまま宅内に残置される事例も発生しており 排出者による粗大ごみの分解 分別等の前処理やごみ集積所への運び出しなどの作業分担が 市民にとって非常に大きな負担となっていくものと考えられる こうした社会的ニーズの変化に柔軟に対応するためには 市民 事業者 行政がそれぞれの立場から適切な役割と責任を分担する新たな仕組みづくりが必要である 3

2. 市民の意見聴取 (1) 市民アンケート 1) 調査概要 調査は ごみの減量 資源化に向けた取り組みや収集体系の見直しなどについて 今後 の施策展開の基礎資料とするために実施された その概要は次のとおりである 調査対象 橿原市内に居住する 18 歳以上の男女 標本数 1,500 人 ( 無作為抽出 ) 調査方法 郵送による配票 回収 ( 無記名 ) 調査期間 平成 28 年 1 月 22 日 ( 金 )~2 月 10 日 ( 水 ) 調査内容 資料 2 市民アンケート調査票参照 2) 回収結果 標本数返送数 有効回答数有効回収率 1,500 2 682 45.5% 返送数とは宛先不明等で返送された調査票をいう 有効回収率は 有効回答数 /( 標本数 - 返送数 ) 100 3) 市民アンケート調査結果の概要 1 回答者の属性 回答者の性別は 女性 が全体の 6 割以上を占める 回答者の年代は 各年代に分布しているが 60 代 以上が全体の約 5 割を占める 一方で 30 代 以下は全体の約 2 割とやや少ない 回答者の居住地区は 真菅地区 が約 2 割と最も多く 次いで 畝傍地区 耳成地区 が比較的多い その他の地区は 1 割未満であり おおむね町丁別の人口比率に類似している 回答者の家族構成は 夫婦と子ども (2 世代世帯 ) が約 4 割と最も多く 夫婦のみ 単身 と併せて 核家族が全体の約 8 割を占める 親と夫婦と子ども (3 世代世帯 ) は約 1 割である 回答者の住居形態は 一戸建て ( 持家 ) が全体の 7 割以上を占め 次いで 集合住宅 ( 分譲 ) 集合住宅( 借家 ) が全体の約 2 割である 4

回答者の自治会 ( 管理組合 ) への加入状況は 加入している が全体の約 9 割を占 め 回答者の多くが自治会 ( 管理組合 ) に加入している 2 ごみの減量や資源化などの取り組み状況 市が実施しているごみの減量 資源化に向けた取り組みについては よく知っている または いくらか知っている が全体の 7 割以上を占める 日常的にごみを減らす工夫については 大いに工夫している または たまに工夫している が全体の 8 割以上を占める 可燃ごみ ( 指定袋 45L 相当 ) の排出量については 2 袋 / 週 以下の割合が全体の 9 割以上を占める 具体的なごみの減量 資源化の実践状況については 分別の徹底 が最も多く 次いで 市の分別回収の利用 生ごみの水切り 食材の使いきり などの割合が高い 一方で 生ごみの堆肥化 エコショップの利用 小型家電等の拠点回収の利用 については 実践割合が低い 今後に希望する取り組みについては 不法投棄等の対策強化 が最も多く 次いで 再使用( リユース ) の促進 紙ごみ ( 雑がみ ) の資源化 持ち去りに対する規制強化 学校などでの環境教育の推進 生ごみの資源化 などが重視されている 3 ごみの収集体系の見直しについて 全ての品目を対象に戸別収集を拡充することについては 排出者の責任感が増す が最も多く 次いで 排出場所が近く便利になる 集積所の管理に伴う負担や問題が減る 不法投棄がされにくくなる などの割合が高い 一方で いたずら 盗難 事故が気になる ごみ処理経費がかさむ といった割合も高い 各品目の収集頻度については おおむね 8 割以上の回答者が ちょうど良い と感じているが ペットボトル プラボトルの収集頻度は 増やしたほうが良い との回答が 2 割程度ある 粗大ごみ有料化の必要性については 大いに思う 少し思う など一定の理解を示す割合がある 一方で 全く思わない は約 2 割である 粗大ごみの有料化に伴う排出抑制については 必ず行う または たぶん行う が 5 割を超える 一方で あまり行わない または 全く行わない は約 3 割である 粗大ごみのリクエスト収集において希望する仕組みについては 処理困難物の回収 が最も多く 次いで 収集日や時間帯の希望 分別事典等による案内 宅内からの運び出し などが重視されている 5

(2) 地区別説明会 橿原市では 本審議会における審議内容をもとにごみの収集体系の見直しについて 平 成 27 年 12 月より市内各地区の自治委員を対象に地区別説明会を行ない 次のような意見 が寄せられている 1 収集体系の見直しについて 資源物の持ち去り行為や不用品回収に対する対策を講じるべきである 集合住宅や狭あい地区でも玄関先などでの戸別収集に応じるべきである 新たな袋を購入する分 市民の負担が増加する 不燃物の袋収集は破れ等が生じる恐れがある 戸別収集によりガラスや金属等が通学路に排出されるので児童に危険が伴う ごみ集積所を廃止することで市民の負担が軽減される ごみ集積所で培われた地域のコミュニティが失われ 自治会離れが加速する ごみ集積所がなくなると街の美観が損なわれる 収集体系の見直しにより経費が増加する 市民に協力を求め経費を削減すべきである 高齢者世帯などへのふれあい収集の仕組みはどうなるのか 制度導入の背景 趣旨 利点がわからない 具体的な導入時期 排出方法や頻度 変更に係る利点や欠点などを示すべきである 制度変更に際しては 自治会単位で説明会を開催すべきである 地区毎に戸別 集積所方式の選択や問題の対策などを行うべきである モデル地区を作って実証すべきである 2 粗大ごみのリクエスト収集について 高齢者世帯では 粗大ごみの分解 分別等の前処理は困難であり 原形で排出できるようにすべきである 敷地内からの運び出しについても対応を検討するべきである 粗大ごみの有料化により不法投棄やごみ屋敷が増加する 防犯カメラ設置に係る補助や警察とも連携し不法投棄の処理を簡便にすべきである 引越しや片付けなどの一時多量ごみについて対応策を講じるべきである 土日等の休日収集の実施など希望に応じるべきである リクエスト方式でも定日収集など収集効率を高めるべきである 制度変更に伴い分別ガイドブックや Q&A を作成のうえ配布すべきである 転入者に制度の周知徹底を図るべきである 有料化なら一施設で一括してごみを引取るなどサービス向上に努めるべきである リクエスト収集の具体的な仕組み 有料化の目的や詳細な料金体系を知りたい 有料化なら現行制度のままがよい 6

3. 多様なニーズに対応した収集体制の構築 (1) 基本方針 本審議会では 諮問事項のうち喫緊の課題として意見を求められた 多様なニーズに対 応した収集体制の構築 について 慎重に審議を行い 答申の基本方針を取りまとめたの で 次のとおり提言する 基本方針 少子高齢化の進展など社会構造の変化に伴う多様化 高度化する市民ニーズに対 応するため 利便性の向上と負担の軽減などを目指し 戸別収集の対象品目を拡 充するなど収集体系の見直しを図る 粗大ごみについては ごみの減量 資源化や排出量に応じた費用負担の公平化な どを目的として 有料による申告 ( リクエスト ) 方式の戸別収集の導入を進める (2) 基本方針に基づく具体的な取り組み 本審議会は 基本方針に基づく次の取り組みについて 具体的に検討のうえ実施される よう要望する 1 収集体系の見直し橿原市においては 従来のごみ集積所による収集方法を見直し 戸別収集の対象品目を拡充するなど 社会的ニーズの変化に柔軟に対応することのできる新たな収集システムの構築に取り組まれたい なお 集合住宅や狭あい地区については 各自治会や管理組合等との協議により 地域特性に応じた排出方法を定めるべきである 戸別収集は 排出者の利便性の向上 負担の軽減 責任の明確化 分別の徹底 それに伴うごみの減量 資源化の促進などが期待される 一方で 収集効率の低下 地域公益活動の減少 環境負荷や収集経費の増大などの影響が考えられる 収集体系の見直しに際しては 導入に係る問題点や費用対効果を検証のうえ ごみの発生量に応じて収集頻度や人員体制を見直すなど 事業の効率化 最適化に努められたい 7

2 粗大ごみのリクエスト収集粗大ごみは 地域住民の協力のもとごみ集積所で収集されてきたが 高齢化社会の急速な進展 生活様式の変化に伴う廃棄物の多様化 さらには片付けや遺品整理等の多量廃棄物への対応などの新たな問題が生じており その対応策が求められている また 橿原市における粗大ごみの排出量は 全国的な水準と比較すると非常に多く 未だ利用可能なものも数多く排出されており 環境負荷を低減するためにも 再使用や長期使用を考慮した消費行動を促すなど 使い捨て型のライフスタイルを見直していかなければならない その処理においては 破砕等の特別な処理工程を必要とするうえ ごみの性状から多くを可燃ごみとともに焼却処理しており 可燃ごみに比べ単位重量あたり約 3 倍もの処理原価を要している 加えて 耐久消費財が中心である粗大ごみは 世帯間の排出頻度が大きく異なるが 排出量にかかわらず処理経費の多くを租税で負担しているため 市民は費用負担を認識しにくく 受益と負担に不均衡が生じやすい状況にあると言える このような状況を踏まえ 粗大ごみについては 高齢者等の排出困難者への支援 前処理やごみ集積所への運び出し等の負担の軽減 処理対象物の拡充 一時多量ごみの回収などを目指し 市民からの事前の申し込み ( 電話 Web など ) により 対象となるごみを軒先や管理敷地内の道路に面した場所等で収集する申告 ( リクエスト ) 方式による戸別収集の導入を進めていくことが必要と考える 集合住宅や狭あい地区については 各自治会や管理組合等との協議により 地域特性に応じた排出方法を定めるべきである また 制度の設計にあたっては 現行の問題解決だけに留まらず ごみの減量 資源化等と併せて 循環型社会への転換を促進する一体的な制度としなければならない そこで 本審議会は ごみの減量 資源化の推進 排出量に応じた費用負担の公平化 市民の意識改革等を図るため 経済的インセンティブ ( 動機付け ) を活用した粗大ごみの有料化を導入することが有効な施策と考える 粗大ごみのリクエスト収集は福祉施策の充実にも期待されるものである 橿原市においては その趣旨にかんがみ 将来にわたる社会構造の変化を見据え 着実な制度の移行に努められたい 有料化については 円滑な制度導入のため市民の負担感 受容性への配慮を行い 検討のうえ立案されたい 3 制度変更に係る周知徹底収集体系の見直しにより 各ごみの定義や排出方法に大きな変更が生じる 制度変更による混乱を避けるためには 行政は市民に対する丁寧な周知が必要となる こうしたことから ごみ分別ガイドブックの策定 市民説明会の開催 広報かしはらや市ホームページ等を活用した情報提供等により 制度導入の背景や目的を十分に説明し 市民への周知徹底を図られたい また 説明会については 自治会 ( マンション管理組合等も含む ) 単位で開催するなど きめ細やかに説明を行うことが望まれる 8

(3) 今後の検討課題 1 不法投棄 不適正排出や持ち去り行為への対策粗大ごみの有料化により懸念される課題として 空き地や道路沿いへの不法投棄の増加 不適正排出ごみの発生 制度導入前の粗大ごみ排出量の増加などが見込まれる また 行政回収に出された古紙類などの資源物を 無断で持ち去る行為も未だに後を絶たない 橿原市においては 警察署とも連携して巡回等を実施されているが 更なる対策を求める意見も多く寄せられており 地域の実態把握に努めるとともに 制度導入に向けて対応策を講じていく必要がある 2 一時多量ごみの収集運搬近年 遺品整理や不用品回収など家庭から生じる廃棄物の収集処理体制に新たな課題が生じている 橿原市では 引越しや片付け 庭木の剪定など一度に多量排出されるごみの収集運搬については 原則として排出者自らが市の処理施設に直接搬入する方式を採用しているが 高齢化 人口減少社会の到来に備え 粗大ごみのリクエスト収集と併せて一時多量ごみに対応することのできる収集 処理システムの構築に早急に取り組む必要がある 3 排出困難者 生活保護世帯等への支援高齢者 障がい者などの排出困難者 生活保護世帯等への支援策については 地域の民生委員 自治会 関連するボランティア 行政における福祉部門と連携しながら 地域の実情に即した対応策を検討し 将来にわたって多様なニーズに対応することのできる具体的な施策を立案されたい 9

おわりに 本審議会は 諮問事項のうち 多様なニーズに対応した収集体制の構築 について重点 審議を行い 一次答申を取りまとめた 本答申は 新たな収集体制の構築に向けた基本的な考え方を示したものであるが 更なるごみの減量と資源化を進めるためには 従来施策の見直しや より実効性のある新たな施策を展開しながら 市民 事業者 行政などの各主体が連携 協働して ごみの発生の少ない循環型社会づくりに積極的に取り組んでいく必要がある 本審議会では 諮問事項の最終答申に向けて 引き続き調査 審議を進めていく 最後に 廃棄物行政は市民生活と密接に関わるものであり 市民の理解と協力が不可欠な事業である 橿原市においては 継続的な調査研究や検証を深め 地域の意見や特性を十分に踏まえた適切な収集処理体制を構築のうえ 全体の仕組みを最適なものとするとともに 市民に対しきめ細やかな周知 説明に努め 円滑に事業を推進されたい 10

資料編 11

資料 1 諮問書 橿環企 7297 号 平成 27 年 7 月 21 日 橿原市廃棄物減量等推進審議会 会長川上勇様 橿原市長森下豊 ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方について ( 諮問 ) 橿原市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例第 10 条の規定に基づき 下記に ついて貴審議会に調査 審議を求めます 記 諮問事項 : ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方について 以上 12

( 諮問の趣旨 ) 橿原市は 平成 9 年 3 月に 橿原市一般廃棄物処理基本計画 を策定し 循環型社会の実現に向けてごみの減量 資源化に取り組んできました ごみ減量に寄与する施策として平成 13 年 7 月には持込料金の改定 平成 15 年 4 月には家庭系一般廃棄物の有料指定袋制度を導入しました また 平成 22 年 3 月には 橿原市一般廃棄物処理基本計画 の改定を行い 資源集団回収などの市民協働事業 生ごみ堆肥化処理に対する支援 エコショップ認定制度 事業系ごみの適正排出の指導など普及啓発活動にも努め ごみの減量 資源化を推進するための様々な施策を展開してきました 市では これらの施策の進行管理を行うとともに 適切な評価や見直しを行ってきましたが 全国的な水準と比較すると未だ充分な減量 資源化の達成には至っていません 一方 国では 第三次循環型社会形成推進基本計画 を平成 25 年 5 月に閣議決定し リサイクルに比べ取組が遅れている2R( 発生抑制 再使用 ) の取組強化 有用金属の回収 安心 安全の取組強化 3R 国際協力の推進など 天然資源の消費の抑制と環境負荷の低減を目指した取り組みを進めるための方向性が示されています また 平成 25 年度より 橿原市第三次総合計画 は後期基本計画へ移行し 廃棄物の減量化と適正処理を目標に 1 3R( 発生抑制 再使用 再生利用 ) の推進 2 収集運搬体制の整備 3 不法投棄対策の推進 4 廃棄物処理施設の管理と保全の適正化 5 余熱利用の促進の5つの方針を掲げています こうした近年における社会情勢の変化や上位計画が指し示す方向性など 本市のごみ処理事業は新たな転換期に差し掛かっています このような経緯の中で 新たな市民ニーズに対応するために 粗大ごみのリクエスト収集 について検討を開始しました また 廃棄物処理に対する意識啓発や具体的な減量行動を促進するとともに ごみの排出量に応じた費用負担 ( 受益者負担 ) の公平性を担保する観点から リクエスト収集の有料化についても検討を重ねてきたところです 本市におけるこれまでの取組状況や国等における廃棄物 環境政策の動向などを踏まえたうえで市民 事業者 行政が協働して それぞれの責任 役割においてごみの発生の少ない循環型社会づくりを推進する具体的な方策が今 求められています つきましては ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方とその収集処理体系について 幅広い観点から調査 審議をいただきたく 貴審議会に諮問いたします 13

資料 2 市民アンケート調査票 平素は橿原市の環境行政にご協力 ご理解を賜りましてありがとうございます 橿原市では廃棄物の排出抑制 資源化の促進並びに適正処理等に関する施策の重要事項を審議するため平成 27 年 7 月に 市民 関係団体および有識者で構成する 橿原市廃棄物減量等推進審議会 を設置しています この審議会では ごみの減量 資源化に向けた今後の施策 や ごみの収集体制の見直し について議論を進めているところです そこで今回ごみの減量や資源化などの取組み ごみの収集体系の見直しについて皆様のご意見をいただきたく市内在住の18 歳以上の方から無作為に抽出した 1,500 名の方にアンケート調査票を郵送いたしました 本市における今後の環境行政の参考となる貴重なアンケートになります お忙しいところ誠にお手数ですが ご協力くださいますようお願いいたします 14

記入上の注意 お送りした宛名のご本人がお答えください 氏名は記入しないでください 何らかの事情により ご本人が記入できない場合には ご本人の意思を反映してご家族の方などが記入してください 質問ごとに指定の数だけ チェックボックスに をつけてください 結果を有効に活用できるように できる限りすべての質問にお答えください 記入が終わりましたら アンケート用紙 を同封の返信用封筒に入れて 平成 28 年 2 月 10 日 ( 水 ) までに郵便ポストに投函してください ( 切手は不要です ) 記入にあたって不明な点がございましたら 下記までお問い合わせください 送信封筒のあて名にあるバーコードは 郵便局の配送手間を省くため住所の情報が入ってい ます また 返信用封筒のバーコードは 料金後納のため郵便局から指定されたものです 橿原市廃棄物減量等推進審議会について下記ホームページにて掲載しています https://www.city.kashihara.nara.jp/eco/c_kankyouhozen/shingikai-genryou/shingikai-genn ryoutop.html 個人情報の取り扱いについて この調査は無記名で回答していただくもので個人の秘密が漏れたり 他の用途に使われるなど ご迷惑をおかけすることは一切ありません 634-8586 橿原市八木町 1 丁目 1-18 橿原市役所クリーンセンター業務課 TEL 0744-27-0526 FAX 0744-27-7452 15

問 1 ご自身 ( 回答者 ) についてお尋ねします 問 1-1 性別 ( は 1 つ ) 1. 男性 2. 女性 問 1-2 年齢( は1つ) 1. 10 代 2. 20 代 3. 30 代 4. 40 代 5. 50 代 6. 60 代 7. 70 代 8. 80 歳以上 問 1-3 居住地区( は1つ) 1. 香久山地区 2. 八木地区 3. 今井地区 4. 新沢地区 5. 耳成地区 6. 畝傍地区 7. 金橋地区 8. 白橿地区 9. 真菅地区 10. 鴨公地区 11. 多地区 12. ご不明の場合はお住まいの町丁名をご記入ください ( 町 丁目 ) 問 1-4 家族構成( は1つ) 1. 単身 2. 夫婦のみ 3. 夫婦と子ども (2 世代世帯 ) 4. 親と夫婦と子ども (3 世代世帯 ) 5. その他 ( ) 問 1-5 住居形態( は1つ) 1. 一戸建て ( 持家 ) 2. 一戸建て ( 賃貸 ) 3. 集合住宅 ( 分譲 ) 4. 集合住宅 ( 賃貸 ) 5. 併用住宅 ( 店舗 事務所等 ) 6. その他 ( ) 問 1-6 自治会( 管理組合 ) への加入 ( は1つ) 1. 加入している 2. 加入していない 3. わからない 4. その他 ( ) 16

問 2 ごみの減量や資源化などの取組みについてお尋ねします 橿原市ではごみの減量や資源化に向けて次のような施策に取り組んでいます 3Rの推進に向けた広報媒体による情報提供 環境学習等の普及啓発 家庭系ごみの有料指定袋制度 リサイクルフェアやリユース市などの開催 生ごみ処理機などの購入助成制度 環境保全有料店舗 ( エコショップ ) の認定制度 資源ごみ ( 缶 びん PET フ ラホ トル 古紙類 廃食用油 小型家電等 ) の資源化 地域住民団体への再資源集団回収報償金制度など 問 2-1 ごみの減量 資源化に向けた取組みをご存知でしたか ( は 1 つ ) 1. よく知っている 2. いくらか知っている 3. あまり知らない 4. まったく知らない 問 2-2 日ごろからごみを減らす工夫をしていますか ( は 1 つ ) 1. 大いに工夫している 2. たまに工夫している 3. あまり工夫していない 4. まったく工夫していない 問 2-3 可燃ごみ ( 指定袋 45L 相当 ) を週にどのくらい排出していますか ( は 1 つ ) 1. 1 袋以下 / 週 2. 1 袋 / 週 3. 2 袋 / 週 4. 3 袋 / 週 5. 4 袋 / 週 6. 5 袋以上 / 週 問 2-4 ごみの減量や資源化に向け どのような取組みをしていますか ( は各 1 つ ) ごみの減量 資源化に向けた行動 いつも実行 している たまに実行 している あまり実行 していない 実行した ことがない 1 2 3 4 買い物袋 ( マイバッグ ) を持参している使い捨て商品を買わない 詰め替え容器を使用した商品を選ぶ食べ残しや食材が残らないようにしている生ごみはしっかり水切りして排出している 5 生ごみを堆肥化している 17

ごみの減量 資源化に向けた行動 いつも実行 している たまに実行 している あまり実行 していない 実行した ことがない 6 7 8 9 10 11 12 13 環境に優しい販売店 ( エコショップ ) を利用している家具や衣料品は長持ちするものを選ぶようにしている不要になった家具や衣料品は 人に譲ったり リサイクルに出しているごみは分別区分に従い きちんと分別している資源ごみ ( 缶 ビン PET ホ トル 紙類等 ) は市の分別回収に出している資源ごみはスーパーなどの回収箱を利用している資源ごみは地域住民団体による再資源集団回収に出している小型家電や廃食用油などは分別して 市の拠点回収を利用している 問 2-5 ごみの減量 資源化に向けて 今後どのような取組みを希望しますか ( は主なもの5つまで ) 1. ホームページや広報誌などを活用したごみに関する情報提供 2. ごみ分別ガイドブックやアプリの提供 3. 学校などでの環境教育の推進 4. 生ごみの資源化推進 5. 紙ごみ ( 雑がみ ) の資源化推進 6. 家具類 衣料品等の再使用 ( リユース ) の促進 7. 排出量に応じた費用負担の公平化 ( ごみの有料化 ) 8. 事業系ごみの分別推進と搬入規制の強化 9. 事業者による共同資源回収等の仕組みの構築 10. 生産者へのごみの減量や資源化の促進 11. 資源ごみの持ち去りに対する規制強化 12. 地域住民団体等による資源集団回収の活性化 13. 不法投棄や不適正排出への対策強化 14. ごみ問題に取り組む市民や団体への支援 15. 乳幼児 介護などの紙おむつ等使用世帯を対象とした支援 16. その他 ( ) 18

問 3 ごみの収集体系の見直しについてお尋ねします 少子高齢化の進展など社会構造の変化により ごみ集積所までごみを運び出すことが困難となる世帯の増加が予想されています そこで 橿原市では利便性の向上と負担の軽減等を目的に 全ての品目を対象として戸別収集を拡充することを検討しています また 粗大ごみ については ごみの減量 資源化や排出量に応じた費用負担の公平化を目的に 有料による申告 ( リクエスト ) 方式の戸別収集の導入を検討しています 申告 ( リクエスト ) 方式による戸別収集とは 住民からの事前の申し込み ( 電話 Web など ) により 対象となるごみを軒先や管 理敷地内の道路に面した場所等で収集する方式をいいます 橿原市の新たなごみ収集体系 ( 案 ) 種別主な品目収集方式頻度排出方法料金 可燃ごみ 生ごみ 紙類 衣類木製 プラ製品等 戸別週 2 指定ごみ袋有料 不燃物 ガラス 陶磁器 金属類等不燃性粗大ごみ 集積所 戸別 月 1 箱 結束等 袋 無料 粗大ごみ 可燃性粗大ごみ 可燃 不燃性粗大ごみ ( 一時多量ごみ ) 集積所 申告式戸別 月 1 指定日 概ね 1m 程度の大きさ 大きさ指定なしシール制 ( 台数制 ) 無料 有料 かん類びん類 スチール アルミ缶 白 茶 その他びん 戸別隔週回収容器無料 資源ごみ PET プラボトル PET ボトルプラボトル 集積所 戸別 月 1 専用ネット 袋 無料 古紙類新聞 雑誌 ダンボール戸別月 1 結束無料 有害物 蛍光灯 電球 乾電池 集積所 戸別 月 1 箱 結束等 袋 無料 凡例 : 変更前 変更後 ( 変更後も集合住宅等はごみ集積所を利用します ) 19

問 3-1 全ての品目を対象に戸別収集を拡充することについてどう思いますか ( は主なもの5つまで ) 1. 排出場所が近くなり便利になる 2. ごみの減量や分別による資源化を心がけるようになる 3. ごみ出しの時間やマナーをしっかり守るようになる 4. ごみを出した人が特定されるので責任感が増す 5. ごみ集積所の管理に伴う負担や問題が減る 6. 不法投棄がされにくくなる 7. 現行の収集方法が住民に浸透しており混乱を招く 8. 近所付き合いが希薄になる 9. 道路際にごみを置くので いたずら 盗難 事故などが気になる 10. 排出場所が増えるので収集時間が延びる 11. ごみの収集漏れが起こりやすい 12. 業務効率が低下してごみ処理経費がかさむ 13. 特にない 14. その他 ( ) 問 3-2 各品目について どのような収集回数 ( 頻度 ) を希望しますか ( は各 1 つ ) 分別品目 増やしたほうがよい ちょうど良い 減らしたほうが良い 市の収集をやめる 1 2 3 4 可燃ごみ ( 現行 :2 回 / 週 ) 不燃物 ( 現行 :1 回 / 月 ) 粗大ごみ ( 現行 :1 回 / 月 ) 缶 びん類 ( 現行 :1 回 /2 週 ) 増加 ごみ処理経費 減少 5 ヘ ットホ トル フ ラホ トル ( 現行 :1 回 / 月 ) 6 7 古紙類 ( 新聞 雑誌 段ホ ール ) ( 現行 :1 回 / 月 ) 有害物 ( 蛍光灯 乾電池等 ) ( 現行 :1 回 / 月 ) 20

問 3-3 ごみを多く出す人と出さない人の公平化を図るために 粗大ごみの排出量に応じて費用の一部を負担する制度が必要だと思いますか ( は1つ) 1. 大いに思う 2. 少し思う 3. あまり思わない 4. 全く思わない 5. どちらともいえない 問 3-4 粗大ごみが有料化された場合 ごみを減らす工夫をすると思いますか ( ものを修理して長く使う 分別を徹底する 知人に譲るなど )( は1つ ) 1. 必ず行う 2. たぶん行う 3. あまり行わない 4. 全く行わない 5. どちらともいえない 問 3-5 粗大ごみの申告( リクエスト ) 方式による戸別収集を導入する場合 どのような仕組みを希望しますか ( は主なもの5つまで) 1. ごみの排出量や容積などに応じた費用負担の公平化を図る 2. ごみの排出量を減らすため 排出個数に制限を設ける 3. ごみ分別辞典等により わかりやすい案内を行う 4. インターネット等を活用し 夜間や休日などにも申込みが行える 5. 受付完了後 できる限り速やかに収集する 6. 土日等の休日にも収集を行う 7. 立会いにより玄関先まで収集を行う ( 集合住宅や狭隘地区などを含む ) 8. 収集の日や時間帯を希望できる 9. お身体の不自由な方などを対象に宅内からの運び出しに対応する 10. 処理困難物 ( スフ リンク マットレスやコンクリート製品など ) を回収できる制度とする 11. 引越しや片付けなどの一時多量 ( 臨時 ) ごみに対応する 12. 家具類等の再使用 ( リユース ) など資源化を促す制度とする 13. 不燃物や有害物などの品目も申告 ( リクエスト ) 方式とする 14. 不法投棄対策を強化する 15. 生活保護世帯などの低所得者に配慮する 16. 説明会などを通じて制度の説明を行う 17. ごみ処理事業を効率化し 経費を削減する 18. その他 ( ) 21

ごみに関するご意見やご要望等があればご記入ください ( 自由記入 ) ご協力ありがとうございました 同封いたしました返信用封筒に入れて投函してください 22

資料 3 橿原市廃棄物減量等推進審議会委員名簿 No 役職区分氏名所属 役職等 1 会長学識経験者川上勇奈良学園大学特別客員教授 2 副会長 市民代表 米田勝彦 3 職務代理 市民代表 堀野威 4 委員 関係団体代表 森本俊一 5 委員 関係団体代表 鶴田隆昭 6 委員 関係団体代表 高橋一廣 畝傍地区会長 ( 橿原市自治委員連合会会長 ) 新沢地区会長 ( 橿原市自治委員連合会副会長 ) 橿原商工会議所会頭三和澱粉工業 代表取締役会長奈良県資源回収協同組合東支部 鶴田商店専務執行役員橿原市大規模小売店舗イオンリテール イオン橿原店人事総務課長 7 委員関係団体代表小西洋子橿原市地球温暖化対策地域協議会会長 8 委員 市民代表 中上綾子 9 委員 市民代表 北皖一 10 委員 市民代表 葛井潔 11 委員 市民代表 川口貞夫 12 委員 市民代表 北吉茂矩 13 委員 市民代表 中井靖教 14 委員 市民代表 米川憲久 15 委員市民代表徳三 16 委員市民代表桝谷佐千代 耳成地区会長 ( 橿原市自治委員連合会副会長 ) 多地区会長 ( 橿原市自治委員連合会監事 ) 八木地区会長 ( 橿原市自治委員連合会顧問 ) 鴨公地区会長 ( 橿原市自治委員連合会理事 ) 香久山地区会長 ( 橿原市自治委員連合会監事 ) 白橿地区会長 ( 橿原市自治委員連合会顧問 ) 今井地区会長 ( 橿原市自治委員連合会理事 ) 真菅地区会長 ( 橿原市自治委員連合会会計 ) 金橋地区会長 ( 橿原市自治委員連合会理事 ) 17 委員市民代表西尾直橿原市 PTA 連合会会長 18 委員市民代表中村雅光公募市民 ( 敬称略 ) 23

資料 4 審議の経過 開催日 場所平成 27 年度第一回審議会平成 27 年 7 月 21 日 ( 火 ) 13:30~16:00 橿原市役所西棟 4 階第 1 会議室平成 27 年度第二回審議会平成 27 年 11 月 6 日 ( 金 ) 10:00~11:50 クリーンセンターかしはら 3 階研修室 内容 会長 副会長 職務代理選出 諮問 ごみの減量 資源化に向けた今後の施策の在り方について 審議 ごみ処理事業の現状について 新たな施策の展開について 粗大ごみのリクエスト収集について 今後のスケジュールについて 審議 リクエスト収集導入に係る収集体系の見直しについて その他 平成 27 年度第三回審議会平成 27 年 12 月 1 日 ( 火 ) 13:30~14:30 クリーンセンターかしはら 3 階研修室 審議 粗大ごみリクエスト収集の仕組みについて 市民の意見聴取について 地区別説明会 平成 27 年 12 月 12 日 ( 土 )~ 各地区公民館 ごみの収集体系の見直しについて 行政担当者による市内各地区別説明会 市民アンケート 平成 28 年 1 月 22 日 ( 金 )~ 平成 28 年 2 月 10 日 ( 水 ) ごみの減量等に関するアンケート調査 任意抽出による市民 1,500 人を対象としたアンケート 平成 27 年度第四回審議会平成 28 年 3 月 1 日 ( 火 ) 13:30~15:00 クリーンセンターかしはら 3 階研修室 審議 市民の意見聴取結果について 一次答申 ( 案 ) について 今後の予定について 24