( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

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事務連絡

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Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

改正薬事法の施行に伴う製造販売の承認を要しない医薬品等の取扱い等について

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

Microsoft Word - 【発送版】記載整備通知

(頭紙)公布通知

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

00 事務連絡案

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

Microsoft Word - (発出)マル製通知案

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別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

障発 第 7 号 平成 31 年 2 月 15 日 都道府県知事 各指定都市市長殿 中核市市長 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部長 ( 公印省略 ) 障害者に対する航空旅客運賃の割引について の一部改正について ( 通知 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者に係る航空旅客運賃

【事務連絡】160421平成28年熊本地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

GVP省令

医療機器プログラムの取扱いに関する Q&A について ( その 2) ( 別紙 ) 用いた略語 改正法 : 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 84 号 ) 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行令

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

01 表紙 老人保健課

年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

老発第    第 号

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( 別記 ) 公益社団法人日本医師会会長公益社団法人日本歯科医師会会長公益社団法人日本薬剤師会会長一般社団法人日本病院会会長公益社団法人全日本病院協会会長公益社団法人日本精神科病院協会会長一般社団法人日本医療法人協会会長一般社団法人日本社会医療法人協議会会長公益社団法人全国自治体病院協議会会長一般社

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

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「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

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法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

老発第    第 号

起案

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

PowerPoint プレゼンテーション

薬食審査発 0318 第 1 号薬食監麻発 0318 第 6 号平成 22 年 3 月 18 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課長 改正法施行に伴う経過措置等終了にあたっての対応について 薬事法及び採血及び供血あつせ

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

01 表紙 老人保健課

ICH Q4B Annex12

別添 保発 0204 第 2 号 平成 28 年 2 月 4 日 都道府県知事殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下

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老発第    第 号

事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

使用のため必要と認められる数量 ( 原則として 一人一包装単位 ( 一箱 一瓶等 ) まで ) に限り 販売 授与させること 医薬品の適正使用のため 薬局医薬品 要指導医薬品及び第 1 類医薬品を販売 授与する場合は 情報提供及び指導を行なった薬剤師の氏名を伝えている 薬局医薬品及び要指導医薬品の適

通知(写入)

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01 施行通知(都道府県宛)

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

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1 0 年保存 基発 第 1 号 平成 3 0 年 3 月 9 日 都道府県労働局長殿 厚生労働省労働基準局長 ( 公印省略 ) 労働基準法施行規則の一部改正について 労働基準法施行規則の一部を改正する省令( 平成 30 年厚生労働省令第 21 号 ) が平成 30 年 3 月 9

別添 保発 1216 第 4 号平成 28 年 12 月 16 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 出産育児一時金及び家族出産育児一時金 ( 以下 出産育児一時金等 という ) の直接支払制度の取扱い

Microsoft Word - .A.X.x.X.g...m.i.m.....j.doc

Microsoft Word - 分権_課長通知(平成30年10月17日付薬生薬審発1017第2号)_修正

( 保 8) 平成 31 年 4 月 3 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 出産育児一時金等の受取代理制度の届出について ( 平成 31 年度 ) 出産育児一時金等の受取代理制度の届出につきましては 平成 23 年 2 月 7 日付け日医発第 1009 号 ( 保

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2 上記 1と同等以上の精度を有する分析方法として以下に掲げる方法 (1) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ( 以下 分

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

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Taro 社福軽減(新旧)

○年金と同様に「腎硬化症」を追記して問題ないか○肝疾患の認定基準の見直しの際も移植の取扱いについて追記し ているため、腎

(様式2)特別徴収中止市町村リスト.xls

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

01 鑑文

【事務連絡】偽造医薬品省令Q&A

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

事務連絡 平成 30 年 1 月 17 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課 厚生労働省医薬 生活衛生局監視指導 麻薬対策課 医薬品の製造販売業者における三役の適切な業務実施についての Q&A 医薬品の製造販売業者における三役の適切な業務実施について

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

- 2 - いては 新基準別表の 1 のイ中 1,458 単位 とあるのは 1,611 単位 と 729 単位 とあるのは 806 単位 と 同 1 のロ中 1,207 単位 とあるのは 1,310 単位 と 603 単位 とあるのは 65 5 単位 と 同 1 の注 6 中 減算する とあるのは

特定健康診査及び特定保健指導に係る自己負担額の医療費控除の取扱いの一部変更について(厚生労働省健康局長、保険局長:H )

00(自治体宛て)病院、診療所等の業務委託について 新旧対照表

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら

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Taro-施行通知

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

Microsoft Word - 局長通知(新旧対照表).docx

2. 平成 9 年遠隔診療通知の 別表 に掲げられている遠隔診療の対象及び内 容は 平成 9 年遠隔診療通知の 2 留意事項 (3) イ に示しているとお り 例示であること 3. 平成 9 年遠隔診療通知の 1 基本的考え方 において 診療は 医師又は歯科医師と患者が直接対面して行われることが基本

起 案 書

事務連絡 平成 31 年 4 月 23 日 各都道府県障害保健福祉主管課御中 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部 障害福祉課地域生活支援推進室 サービス管理責任者等研修の見直しに関する Q&A 等について 平素より障害保健福祉行政の推進に御尽力いただき厚く御礼申し上げます サービス管理責任者及び児

Transcription:

事務連絡平成 23 年 5 月 13 日 各都道府県介護保険担当主管部 ( 局 ) 地方厚生 ( 支 ) 局医療課 御中 厚生労働省医薬食品局総務課厚生労働省老健局老人保健課厚生労働省保険局医療課 指定訪問看護事業者が卸売販売業者から購入できる医薬品等の取扱いについて ( 周知依頼 ) 今般 薬事法の一部を改正する法律の施行等について ( 平成 21 年 5 月 8 日付け薬食発第 0508003 号厚生労働省医薬食品局長通知 以下 施行通知 という 別添参照 ) が一部改正されたことに伴い 指定訪問看護事業者等 ( 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 88 号 ) に規定する指定訪問看護事業者並びに介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 ) に規定する指定居宅サービス事業者 ( 同法に規定する訪問看護を行う者に限る ) 及び同法に規定する指定介護予防サービス事業者 ( 同法に規定する介護予防訪問看護を行う者に限る ) をいう 以下同じ ) が卸売販売業者から購入できる医薬品等については 下記の取扱いとしておりますので 貴管内市町村 訪問看護事業所等に周知を図るようお願いいたします 記 施行通知の記の第 3の I の4の (1) の15のオについて 滅菌消毒用医薬品その他の医薬品を使用するもの は 指定訪問看護事業者等であって 医師の指示に基づき訪問看護を実施するため 臨時応急の処置や褥瘡予防 処置として必要な グリセリン液 グリセリン浣腸液 白色ワセリン オリブ油 生理食塩液 注射用水及び精製水に限定するものであり これら以外のものは 販売し 又は授与しないこと また ガーゼ等の衛生材料については 現行制度においても訪問看護ステーションにおいてあらかじめ保管することができること なお 医師の指示に基づき個別の患者に使用する医薬品及び衛生材料 ( 以下 医薬品等 という ) については本来医療機関が提供するものであるため 指定訪問看護事業者等は これらの医薬品等の費用を利用者等に対して請求することはできない

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とともに平成 21 年 6 月 1 日に施行され これらによる改正等の趣旨 内容等については 薬事法の一部を改正する法律等の施行等について ( 平成 21 年 5 月 8 日付け薬食発第 0508003 号厚生労働省医薬食品局長通知 以下 施行通知 という ) において示しているところである 今般 薬事法施行規則 ( 昭和 36 年厚生省令第 1 号 以下 施行規則 という ) 第 138 条に規定する卸売販売業における医薬品の販売等の相手方について その実態等にかんがみ 下記のとおり施行通知の一部を改正したので 御了知の上 貴管内市町村 関係団体 関係機関等に周知徹底を図るとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏なきを期されたい 記 改正内容 1. 施行通知の記の第 3 の Ⅰ の 4 の (1) の 15 オを次のように改める オ指定訪問看護事業者等 ( 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) 第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者並びに介護保険法 ( 平成 9 年法律 123 号 ) 第 41 条第 1 項に規定する指定居宅サービス事業者 ( 同法に規定する訪問看護を行う者に限る ) 及び同法第 53 条第 1 項に規定する指定介護予防サービス事業者 ( 同法に規定する介護予防訪問看護を行う者に限る ) をいう 以下同じ ) であって滅菌消

毒用医薬品その他の医薬品を使用するもの指定訪問看護事業者等で使用する医薬品は 滅菌消毒用医薬品のほか 医師の指示に基づき訪問看護を実施するため 臨時応急の処置や褥瘡予防 処置として必要な グリセリン ( 浣腸用及び外用に限る ) 濃グリセリン ( 浣腸用に限る ) 白色ワセリン オリブ油 生理食塩液 注射用水及び精製水に限定されるものであり これら以外のものは販売し 又は授与しないこと

( 参考 ) 薬事法の一部を改正する法律等の施行等について 新旧対照表 改正後現行 ( 前略 ) 4 卸売販売業に関する事項 (1)( 中略 ) 1 国 都道府県知事又は市町村長 ( 特別区の区長を含む ) 具体的には 自衛隊 消防署 拘置所等の施設や予防接種を行う部局等が該当すること 2 助産所 ( 医療法 ( 昭和 23 年法律第 2 05 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する助産所をいう ) の開設者であって助産所で滅菌消毒用医薬品その他の医薬品を使用するもの助産所で使用する医薬品は 滅菌消毒用医薬品のほか 臨時応急の手当として助産師が使用することができる輸液等が該当するものであり これら以外に用いられるものは販売し 又は授与しないこと ( 前略 ) 4 卸売販売業に関する事項 (1)( 中略 ) 1 国 都道府県知事又は市町村長 ( 特別区の区長を含む ) 具体的には 自衛隊 消防署 拘置所等の施設や予防接種を行う部局等が該当すること 2 助産所 ( 医療法 ( 昭和 23 年法律第 2 05 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する助産所をいう ) の開設者であって助産所で滅菌消毒用医薬品その他の医薬品を使用するもの助産所で使用する医薬品は 滅菌消毒用医薬品のほか 臨時応急の手当として助産師が使用することができる輸液等が該当するものであり これら以外に用いられるものは販売し 又は授与しないこと 3 救急用自動車等 ( 救急救命士法 ( 平成 3 年法律第 36 号 ) 第 44 条第 2 項に規定する救急用自動車等をいう 以下同じ ) により業務を行う事業者であって救急用自動車等に医薬品を備え付けるもの救急用自動車等に備え付ける医薬品は 救急救命士法施行規則第 21 条第 1 号の規定に基づき厚生労働大臣の指定する薬剤 ( 平成 4 年厚生省告示第 17 号 ) 及び救急救命士法施行規則第 21 条第 3 号の規定に基づき厚生労働大臣の指定する薬剤 ( 平成 17 年厚生労働省告示第 65 号 ) で指定され 3 救急用自動車等 ( 救急救命士法 ( 平成 3 年法律第 36 号 ) 第 44 条第 2 項に規定する救急用自動車等をいう 以下同じ ) により業務を行う事業者であって救急用自動車等に医薬品を備え付けるもの救急用自動車等に備え付ける医薬品は 救急救命士法施行規則第 21 条第 1 号の規定に基づき厚生労働大臣の指定する薬剤 ( 平成 4 年厚生省告示第 17 号 ) 及び救急救命士法施行規則第 21 条第 3 号の規定に基づき厚生労働大臣の指定する薬剤 ( 平成 17 年厚生労働省告示第 65 号 ) で指定され

( 参考 ) 局方医薬品等 製品検査に使用される体外診断用医薬品等及び器具の洗浄等に使用される精製水等が該当するものであり これら以外のものは販売し 又は授与しないこと 13 航空法 ( 昭和 27 年法律第 231 号 ) 第 2 条第 18 項に規定する航空運送事業を行う事業者であって航空法施行規則 ( 昭和 27 年運輸省令第 56 号 ) 第 1 50 条第 2 項の規定に基づく医薬品を使用するもの 14 船員法 ( 昭和 22 年法律第 100 号 ) の適用を受ける船舶所有者であって船員法施行規則 ( 昭和 22 年運輸省令第 2 3 号 ) 第 53 条第 1 項の規定に基づく医薬品を使用するもの 15 1から14に掲げるものに準ずるものであって販売等の相手方として厚生労働大臣が適当と認めるもの厚生労働大臣が適当と認めるものは 具体的には次に掲げるものであること ア地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 6 7 号 ) 第 284 条第 1 項に規定する一部事務組合が運営する消防署の長 空港又は共用飛行場の施設の長等であって 災害等の緊急事態に対処することを目的として必要な医薬品を備蓄するものイ医療機器の修理業者であって 製品検査に体外診断用医薬品等を使用するもの又は器具の洗浄等のために精製水等を使用するものウ輸入品目である医薬部外品 化粧品又は医療機器の製造販売業者であって製品検査に体外診断用医薬品等を使用するものエ潜函業務を行う事業者や有毒物 局方医薬品等 製品検査に使用される体外診断用医薬品等及び器具の洗浄等に使用される精製水等が該当するものであり これら以外のものは販売し 又は授与しないこと 13 航空法 ( 昭和 27 年法律第 231 号 ) 第 2 条第 18 項に規定する航空運送事業を行う事業者であって航空法施行規則 ( 昭和 27 年運輸省令第 56 号 ) 第 1 50 条第 2 項の規定に基づく医薬品を使用するもの 14 船員法 ( 昭和 22 年法律第 100 号 ) の適用を受ける船舶所有者であって船員法施行規則 ( 昭和 22 年運輸省令第 2 3 号 ) 第 53 条第 1 項の規定に基づく医薬品を使用するもの 15 1から14に掲げるものに準ずるものであって販売等の相手方として厚生労働大臣が適当と認めるもの厚生労働大臣が適当と認めるものは 具体的には次に掲げるものであること ア地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 6 7 号 ) 第 284 条第 1 項に規定する一部事務組合が運営する消防署の長 空港又は共用飛行場の施設の長等であって 災害等の緊急事態に対処することを目的として必要な医薬品を備蓄するものイ医療機器の修理業者であって 製品検査に体外診断用医薬品等を使用するもの又は器具の洗浄等のために精製水等を使用するものウ輸入品目である医薬部外品 化粧品又は医療機器の製造販売業者であって製品検査に体外診断用医薬品等を使用するものエ潜函業務を行う事業者や有毒物

( 参考 ) 質を取り扱う事業者等の危険な業務を行う事業者であって救護のために医療用酸素等を備え付けるもの又は中毒時に解毒剤等を使用するものオ指定訪問看護事業者等 ( 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) 第 8 8 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者並びに介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 ) 第 41 条第 1 項に規定する指定居宅サービス事業者 ( 同法に規定する訪問看護を行う者に限る ) 及び同法第 53 条第 1 項に規定する指定介護予防サービス事業者 ( 同法に規定する介護予防訪問看護を行う者に限る ) をいう 以下同じ ) であって滅菌消毒用医薬品その他の医薬品を使用するもの指定訪問看護事業者等で使用する医薬品は 滅菌消毒用医薬品のほか 医師の指示に基づき訪問看護を実施するため 臨時応急の処置や褥瘡の予防 処置として必要な グリセリン ( 浣腸用及び外用に限る ) 濃グリセリン ( 浣腸用に限る ) 白色ワセリン オリブ油 生理食塩液 注射用水及び精製水に限定されるものであり これら以外のものは販売し 又は授与しないこと カ食品等の製造業者であって製造時の原材料として局方医薬品等を使用するもの 製品検査に体外診断用医薬品等を使用するもの又は器具の洗浄等のために精製水等を使用するものキ動物飼育施設の長であって獣医師の指示書に基づき 注射用水等の 質を取り扱う事業者等の危険な業務を行う事業者であって救護のために医療用酸素等を備え付けるもの又は中毒時に解毒剤等を使用するものオ健康保険法 ( 大正 11 年法律第 7 0 号 ) 第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者等の衛生管理が必要な事業者であって衛生管理に体外滅菌消毒用医薬品を使用するものカ食品等の製造業者であって製造時の原材料として局方医薬品等を使用するもの 製品検査に体外診断用医薬品等を使用するもの又は器具の洗浄等のために精製水等を使用するものキ動物飼育施設の長であって獣医師の指示書に基づき 注射用水等の人畜共通に用いられる医薬品を使

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