横情審答申第 1534 号 平成 3 0 年 11 月 15 日 横浜市長林文子様 横浜市情報公開 個人情報保護審査会 会長 藤原靜雄 横浜市個人情報の保護に関する条例第 53 条第 1 項の規定に基づく諮問 について ( 答申 ) 平成 29 年 5 月 1 日総職健第 86 号による次の諮問につ

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1 審査会の結論平成 30 年 1 月 12 日付けで審査請求人が行政文書公開請求した 深沢地域整備事業に関し J R 東日本の要望 条件 要請 意向等の文書 ( 復命書含む ) 及び前記の記載がある文書 に対して実施機関鎌倉市長が平成 30 年 3 月 12 日付けで行った行政文書一部公開決定処分

横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

横情審答申第 1352 号 平成 28 年 10 月 14 日 横浜市長林文子様 横浜市情報公開 個人情報保護審査会 会長 藤原靜雄 横浜市の保有する情報の公開に関する条例第 19 条第 1 項の規定に基づく 諮問について ( 答申 ) 平成 28 年 4 月 21 日建都計第 136 号による次の

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答 申 第 1 審議会の結論名古屋市長 ( 以下 実施機関 という ) が 本件異議申立ての対象となる保有個人情報を一部開示とした決定は 妥当である 第 2 異議申立てに至る経過 1 平成 23 年 12 月 21 日 異議申立人は 名古屋市個人情報保護条例 ( 平成 17 年名古屋市条例第 26

11総法不審第120号

19 条の4 第 2 項の規定により, 特別職の公務員であるから, 本件不開示情報は, 公務員としての職務遂行情報であり, 精神保健指定医が, 客観的な生体検査もなく, ただその主観に基づいて, 対象者を強制入院させることができるという性質の資格であること, 本件開示請求に係る精神保健指定医らが対象

録された保有個人情報 ( 本件対象保有個人情報 ) の開示を求めるものである 処分庁は, 平成 28 年 12 月 6 日付け特定記号 431により, 本件対象保有個人情報のうち,1 死亡した者の納める税金又は還付される税金 欄,2 相続人等の代表者の指定 欄並びに3 開示請求者以外の 相続人等に関

第一審査会の結論 豊中市教育委員会が行った 内部公益通報に係る調査の実施について ( 報告 ) を不 開示とした決定は妥当ではなく 別紙に記載した部分を除き開示すべきである 第二審査請求の経過 1 開示請求審査請求人は 平成 25 年 7 月 17 日 豊中市情報公開条例 ( 以下 条例 という )

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平成25年2月 日

の補正書 において, 審査請求の趣旨を この開示請求は本人の給与のみずましにかかわる書面である為 としているが, 原処分を取り消し, 本件対象保有個人情報の開示を求めている審査請求として, 以下, 原処分の妥当性について検討する 2 原処分の妥当性について (1) 給与所得の源泉徴収票について給与所

諮問庁 : 国立大学法人長岡技術科学大学諮問日 : 平成 30 年 10 月 29 日 ( 平成 30 年 ( 独情 ) 諮問第 62 号 ) 答申日 : 平成 31 年 1 月 28 日 ( 平成 30 年度 ( 独情 ) 答申第 61 号 ) 事件名 : 特定期間に開催された特定学部教授会の音声

の対象として 人事院事務総長引継書 を特定し, 同年 9 月 29 日付け行政文書開示決定通知書を審査請求人に送付した 2 審査請求人が主張する本件審査請求の趣旨及び理由審査請求人は, 事務引継書が1 名分しか存在しないという決定は不自然である, 他の職員についても事務引継書がなければ, 前任者から

1 審査会の結論 平成 28 年度市民税 県民税の賦課決定処分 に係る審査請求は棄却する べきであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要南区長 ( 以下 処分庁 という ) は 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 24 条及び第 294 条並びに横浜市市税

ありどのような証言がなされたのか ( 請求人にとって虚偽と思われる証言が無いか等 ), また産業医が本人の意見を聞かずにどう判断し診療録に記載したのかを知る権利が請求人にはあると考える 3 請求人については, 特定理由等から特定機関等が千葉大学に対して診療録の開示を求める可能性もあり得るが, 千葉大

答申

平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

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横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

ている しかしながら 本件処分は条例の理念と条文の解釈運用を誤った違法なものであり 取り消されなければならない ⑶ 条例第 7 条第 1 項本文は 個人情報の外部提供の原則禁止を規定している また 同条同項ただし書の趣旨は 単に外部提供の原則禁止規定を解除したにとどまる すなわち 当該法令等が存在す

ウ 特定個人 a に訂正してほしいとは, 私は書いてない これも日本年金機構の単純ミスなのか? それとも他に理由があるのか? 事実に基づいて, 説明を求める 私の公共職業安定所における氏名は, カタカナの 特定個人 b のスペースなしで管理されている 私の資格画面も氏名欄はカタカナである 国民年金保

非常に長い期間, 苦痛に耐え続けた親族にとって, 納得のできる対応を日本政府にしてもらえるよう関係者には協力賜りたい ( その他は, 上記 (2) と同旨であるため省略する ) (4) 意見書 3 特定個人 Aの身元を明らかにすること及び親子関係の証明に当たっては財務省 総務省において, 生年月日の

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

第 3 諮問庁の説明の要旨 1 本件事案の概要本件は, 審査請求人が平成 29 年 8 月 29 日付けで法人文書の開示請求を行ったことに対し, 同年 9 月 29 日付け千大総第 307 号により, 法人文書の一部を不開示とする開示決定等処分 ( 処分 1) を行ったところ, 審査請求が提起された

諮問庁 : 防衛大臣諮問日 : 平成 28 年 2 月 25 日 ( 平成 28 年 ( 行情 ) 諮問第 192 号 ) 答申日 : 平成 29 年 1 月 27 日 ( 平成 28 年度 ( 行情 ) 答申第 694 号 ) 事件名 : 洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準 運用上の留意事項等に

11総法不審第120号

大情審答申第 号

横情審答申第 468 号 平成 18 年 8 月 24 日 横浜市長中田 宏様 横浜市情報公開 個人情報保護審査会 会長 三辺夏雄 横浜市個人情報の保護に関する条例第 53 条第 1 項の規定に基づく諮問 について ( 答申 ) す 平成 18 年 2 月 2 日神納第 号による次の諮問

0 月 22 日現在, 通帳紛失の総合口座記号番号 特定番号 A-B~C 担保定額貯金 4 件 ( 特定金額 A): 平成 15 年 1 月 ~ 平成 16 年 3 月 : 特定郵便局 A 預入が証明されている 調査結果の回答書 の原本の写しの請求と, 特定年月日 Aの 改姓届 ( 開示請求者本人

査請求人 ) が 平成 5 年分所得税確定申告書 ( 以下 本件請求保有個人情報 1 という ) の開示を求めるものである 処分庁は, 本件開示請求に対し, 本件請求保有個人情報 1は文書保存期間 (7 年 ) が満了し, 既に廃棄しているとして, 平成 27 年 12 月 2 2 日付け特定記号第

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

異議申立てしていますが, 協会 ( 原文ママ ) として黙認しています 本件に関しても, 諮問庁は国のトップなのだから, もっともっと労働問題に積極的に取り組み, 労基法厳守で, 場合により, 行政処分すべきである 警察なら, スピード違反すれば即行政処分されますが, 労基法では, 基本強い行政処分

諮問庁 : 株式会社日本政策金融公庫諮問日 : 平成 28 年 2 月 8 日 ( 平成 28 年 ( 独個 ) 諮問第 3 号 ) 答申日 : 平成 28 年 4 月 27 日 ( 平成 28 年度 ( 独個 ) 答申第 1 号 ) 事件名 : 本人に関する融資審査の検討資料の不訂正決定に関する件

情報公開答申第733号本文(諮問第923号)

1 審査会の結論 平成 29 年度市民税 県民税税額変更処分 に係る審査請求は棄却するべ きであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要緑区長 ( 以下 処分庁 という ) は 平成 29 年 6 月 1 日 審査請求人に対して 平成 29 年度市民税 県民税賦課決定処分 ( 以下 先行処分 と

文書管理番号

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

別紙 答申 1 審査会の結論 委託事業者の企画提案書 及び 選考会議の資料 について行われた部分公開の決定は 妥当である 2 異議申立ての趣旨 (1) 異議申立人 ( 以下 申立人 という ) は 神戸市情報公開条例 ( 以下 条例 という ) に基づき 以下の公開請求 ( 以下 本件請求 という

答申第203号(公表用)

基づき, 平成 27 年 9 月 29 日付けで, 特定労働基準監督署( 以下 特定署 という ) へ特定日までに提出された特定事業場の就業規則, 就業規則届及び意見書 36 協定書, 同月 30 日付けで, 特定署に提出された特定事業場の36 協定書 3 年分 に係る開示請求を行った (2) 三重

て本学が過去に公表した内容は除く ) 及び 3 当該事故に係る診療科, 機構への報告日その他報告内容に係る情報として事務担当者が加筆したメモ について全部開示を求める 少なくとも患者, 医師の個人情報に係らない部分については開示すべき そもそもこの報告書は同じような事故が起きないようにするために医師

個人情報保護規定

これを公にした場合には 政府の情勢認識 関心事項 情報収集能力等が明らかとなり 又は推察されると認められる したがって 当該不開示部分を公にすることにより 我が国の安全が害されるおそれ 又は公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると行政機関の長が認めることにつき 相当の理由があるとして法 5

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

ら退去を迫られやむを得ず転居したのであるから本件転居費用について保護費が支給されるべきであると主張して 本件処分の取消しを求めている 2 処分庁の主張 (1) 生活保護問答集について ( 平成 21 年 3 月 31 日厚生労働省社会援護局保護課長事務連絡 以下 問答集 という ) の問 13の2の

情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

Microsoft Word - 答申第141号.doc

( 別紙 ) 答申 : 行文第 24 号 諮問 : 行文第 24-1 号 答申第 1 審査会の結論実施機関が行った本件不開示決定処分については適正であったと認める 第 2 諮問事案の概要 1 行政文書の開示請求異議申立人は 平成 24 年 5 月 7 日 奈良市長 ( 以下 実施機関 という ) に

66 条の 6 改正のねらい 果通知 第 第 1 章改正労働安全衛生法 逐条解説 第 5 節 すべての健康診断結果の労働者への通知 特殊健康診断結果の追加 ( 第 66 条の 6 関係 ) 労働安全衛生法において 一般健康診断については 健康診断の実施後にその結果を本人へ通知する義務が規定されている

11総法不審第120号

がある 7 平成 28 年 3 月 28 日 処分庁は 同日付で審査請求人に対し 借入金収入 円の未申告により生じた保護費過払い分について 法第 78 条第 1 項の規定により費用徴収を行う決定を行い 同年 7 月 7 日 費用徴収決定通知書を審査請求人に手交した 8 審査請求人は 平成 28 年

く, 未支給年金受給権者の個人情報の開示を求めているとして, 法 12 条 自己を本人とする開示を請求することができる に当たらないため, 開示することはできないことを伝え, 取り下げの意思を確認した しかしながら, 異議申立人は, 不開示である旨の正式な回答がほしいとして, 開示請求を続けたもので

取得に対しては 分割前の当該共有物に係る持分割合を超える部分の取得を除いて 不動産取得税を課することができないとするだけであって 分割の方法に制約を設けているものではないから 共有する土地が隣接している場合と隣接していない場合を区別し 隣接していない土地を一体として分割する場合に非課税が適用されない

7 平成 28 年 10 月 3 日 処分庁は 法第 73 条の2 第 1 項及び条例第 43 条第 1 項の規定により 本件不動産の取得について審査請求人に対し 本件処分を行った 8 平成 28 年 11 月 25 日 審査請求人は 審査庁に対し 本件処分の取消しを求める審査請求を行った 第 4

1 本件審査請求について (1) 本件審査請求に係る開示請求は, 法に基づき, 処分庁に対し, 本件対象文書の開示を求めたもの ( 以下 本件開示請求 という ) である (2) 本件開示請求を受けて, 処分庁は, 本件対象文書を作成しておらず不存在として, 不開示決定 ( 原処分 ) を行った (

総務省が所管する地方税法ではなく 財務省が所管する国有財産法の適用を受けるとのことであり 実施機関の本件決定は失当である (2) 本件は 国税庁からの教示による公文書公開請求であり これを実施機関が非公開決定するとは言語道断である (3) 尖閣諸島の国有化は 日本と中国の外交問題に発展していることも

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

警備の下にあり 仮に本件対象文書が開示されたとしても院内への不法な侵入及び院内での不法な活動は困難であり 犯罪の予防 鎮圧等に支障を及ぼすとは考えられず 合理性を欠いている したがって 本件対象文書は法第 5 条第 4 号には相当せず 規程第 4 条第 3 号に定める事務局不開示情報に該当しないこと

8 会議内容 別紙 会議録要旨 のとおり 9 会議資料資料 1: ドライブレコーダーの設置に係る意見照会書及び説明資料資料 2: 平成 28 年度情報公開制度及び個人情報保護制度の実施状況資料 3: 平成 28 年度個人情報取扱事務各種届出一覧資料 4: 防犯等カメラ設置状況 ( 資料 4-1) 防

第1 審査会の結論

が成立するが 本件処分日は平成 29 年 3 月 3 日であるから 平成 24 年 3 月 3 日以降 審査請求人に支給した保護費について返還を求めることは可能であ る 第 3 審理員意見書の要旨 1 結論本件審査請求には理由がないので 棄却されるべきである 2 理由 (1) 本件処分に係る生活保護

業務 とあるが, 当該支払の一時差止めに係る決定を除く と, されている すなわち, 決定に係る業務は, 事業管理課長である ウその決定に係る文書及びデータは存在する 事業管理課長の決定により, 年金機構は, 障害者の年金給付を一時差し止めるための電算処理をしている事実がある そして, その事実から

第 1 審査会の結論 第 2 の 1 に記載した個人情報の請求に対して 第 2 の 2 のとおり福井県知事 ( 以 下 実施機関 という ) が一部決定をしたことは 妥当である 第 2 審査請求に至る経過 1 請求の内容審査請求人は 平成 29 年 3 月 24 日付けで 福井県個人情報保護条例 (

個人情報保護規程

っている以上, 被面接者においてそもそも特別な対応策を採る必要はないといえる ウよって, 本件対象文書の不開示部分は法 5 条 6 号に該当しないといえる (2) 意見書 ( 添付資料省略 ) ア裁判官の場合, 新任判事補志望者カードの全部が開示されている ( 資料 1) ことからすれば, 検事に関

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

11総法不審第120号

ついて その取消しを求めるというものである (2) 異議申立ての理由異議申立人が 異議申立書及び意見書で主張している異議申立ての主な理由は 次のように要約される ア異議申立書における主張異議申立人の配偶者が一方的に有り得ない夫婦間暴力の被害申告 ( 以下 虚偽 DV 被害申告 という ) を 警察署

エーシーニールセン・コーポレーション株式会社 個人情報保護方針

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

11総法不審第120号

11総法不審第120号

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処分済み

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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答申第693号

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

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無い (3) 特定市が振興協会会長 Aと市教育委員会とで一体に推進した当該文化事業は事業の実施前と実施後のまちの変化における事業の効果について国への報告義務があり, 公正に適法に事業を行う責務の存在は当該文化事業の目標の1は中心市街地の賑わいの促進にあって中心市街地活性化ソフト事業であって公開されて

消費者庁にも苦情相談を行い, 今にも消費者庁が動くであろうこと等を話し, 異議申立人に謝罪及びデータ削除を求めているとのことであった 当初監察部は, 異議申立人に謝罪に応じるよう促したが, 異議申立人が使用しているデータは, 登記事項証明書記載のデータと同一であり 法 を犯していないので謝罪には応じ

新請願・陳情全部

として本件対象文書にかがみを加えたものを特定した 本件開示請求に対しては, 法 11 条に規定する開示決定等の期限の特例を適用し, まず, 平成 27 年 4 月 20 日付け防官文第 6779 号により, かがみについて開示決定を行った後, 同年 9 月 3 日付け防官文第 号により

Taro-議案第13号 行政手続条例の

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

個人情報管理規程

2 当事者の主張 (1) 申立人の主張の要旨 申立人は 請求を基礎づける理由として 以下のとおり主張した 1 処分の根拠等申立人は次のとおりお願い書ないし提案書を提出し 又は口頭での告発を行った ア.2018 年 3 月 23 日に被申立人資格審査担当副会長及び資格審査委員長あてに 会長の経歴詐称等

処分済み

11総法不審第120号

個人情報保護規程例 本文

privacypolicy

問にさらされることはむしろあるべき姿であり, それによって一層公益の増進に資するともいえる 特に, 本件のような面接試験の場合には, 試験結果の開示が, 面接試験以外の事由で受験者を選抜したのではないことを示すといった効果もあり, 面接試験が適正に行われることを確保するに大きく資すると言える したが

個人情報保護方針

2. 業務 システムの概要 ( 全項目評価書 2 と同様の内容 ) 2-1. 業務の概要 業務の名称 業務の趣旨 目的 業務の内容 2-2. システムの全体構成 機能 利用技術 2-3. システムの改修内容 ( 改修の場合 ) 2-4. その他記述すべき点 ( 自由記述欄 ) 2

個人情報の保護に関する規程(案)

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Transcription:

横浜市情報公開 個人情報保護審査会答申 ( 答申第 1534 号 ) 平成 30 年 11 月 15 日 -1-

横情審答申第 1534 号 平成 3 0 年 11 月 15 日 横浜市長林文子様 横浜市情報公開 個人情報保護審査会 会長 藤原靜雄 横浜市個人情報の保護に関する条例第 53 条第 1 項の規定に基づく諮問 について ( 答申 ) 平成 29 年 5 月 1 日総職健第 86 号による次の諮問について 別紙のとおり答申します 精神保健相談記録表( 医療ソーシャルワーカー作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 精神保健相談記録表 ( 市健康管理医作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 復職審査記録表( 平成 27 年 1 月 15 日 ~ 平成 27 年 11 月 9 日の期間に市健康管理医が作成したもの ) の個人情報一部開示決定に対する審査請求についての諮問

別紙 答 申 1 審査会の結論横浜市長が 精神保健相談記録表 ( 医療ソーシャルワーカー作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 精神保健相談記録表( 市健康管理医作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 復職審査記録表 ( 平成 27 年 1 月 15 日 ~ 平成 27 年 11 月 9 日の期間に市健康管理医が作成したもの ) の保有個人情報を一部開示とした決定は 妥当である 2 審査請求の趣旨本件審査請求の趣旨は こころの健康相談室において保有している請求者本人の平成 25 年 1 月以降のカルテ 面談記録等の全記録及び健康相談室から主治医に発出した文書とその原議一式 の個人情報本人開示請求に対し 横浜市長 ( 以下 実施機関 という ) が平成 29 年 1 月 31 日付で行った 精神保健相談記録表 ( 医療ソーシャルワーカー作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 精神保健相談記録表 ( 市健康管理医作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 復職審査記録表( 平成 27 年 1 月 15 日 ~ 平成 27 年 11 月 9 日の期間に市健康管理医が作成したもの ) ( 以下 本件保有個人情報 という ) の個人情報一部開示決定 ( 以下 本件処分 という ) の取消しを求めるというものである 3 実施機関の一部開示理由説明要旨本件保有個人情報については 横浜市個人情報の保護に関する条例 ( 平成 17 年 2 月横浜市条例第 6 号 平成 30 年 3 月横浜市条例第 8 号による改正前のもの 以下 条例 という ) 第 22 条第 3 号及び第 7 号に該当するため一部を非開示としたものであって その理由は 次のように要約される (1) 条例第 22 条第 3 号の該当性について本件保有個人情報に記載のある個人の氏名 所属 補職名及び相談日は いずれも本人開示請求者以外の第三者である個人に関する情報であって 開示することにより 本人開示請求者以外の特定の個人を識別することができる情報であることから 本号本文に該当し 非開示とした (2) 条例第 22 条第 7 号の該当性について -1-

本件保有個人情報に記載のある発言内容 請求者本人の心身の状況に係る情報及び医師 所属としての見解に関するものは 審査請求人に関する率直な評価 判定 所見等をありのままに記載したものであり これらの保有個人情報には個人の氏名 所属 補職名又は相談日が記載されているものもあり これらの情報を審査請求人に開示すると 審査請求人の認識と異なっていた場合 関係者と総務局人事部職員健康課第一健康相談室 ( 以下 こころの健康相談室 という ) の信頼関係が損なわれ 今後 本人及び本人以外からこころの健康相談室や健康管理医への 率直な情報提供が阻害される可能性があり 本人の健康状況の正確な把握や適切な支援など精神保健業務の適正な遂行に支障が生じるおそれがあることから 本号に該当し 非開示とした 4 審査請求人の本件処分に対する意見審査請求人が 審査請求書 反論書 意見書 反論書 ( 追加 ) 及び弁明書 ( 追加 ) に対する意見書において主張している本件処分に対する意見は 次のように要約される (1) 個人情報一部開示決定通知書の記載が個人情報本人開示請求書の 本人開示請求に係る保有個人情報 及び 備考 の各欄に記載してあるとおりになっていない (2) 個人情報一部開示決定通知書には 表 と記載されたが 郵送された文書は 表 形式ではなく 票 単位のもので 決定通知書どおりの文書ではなかった 個人情報一部開示決定通知書に記載された文書名の文書が存在するのにあえて別の文書を郵送してきたと考えている (3) 個人情報本人開示請求書に1から4まで記載の決裁の原議一式が欠落している また 慣らし出勤による職場復帰支援の実施について の原議も欠落している (4) 条例第 22 条第 3 号ただし書の検討がされていない (5) 土木事務所長が審査請求人の了解のもと こころの健康相談室及び区総務課と連絡調整等を行っており その内容は文書で情報交換しており 審査請求人が承知している情報であるため 条例第 22 条第 7 号には該当しない (6) こころの健康相談室自体が不適切な情報収集を行い その情報を本件関係者や審査請求人が所属していた部署等に確認もせずに主治医に情報提供しているのではないか そうであればその情報は審査請求人に開示されるべきである 5 審査会の判断 (1) こころの健康問題に関する相談業務並びに休職及び復職に係る事務について -2-

こころの健康相談室では 横浜市職員衛生管理規則 ( 昭和 40 年 10 月横浜市規則第 84 号 ) 第 4 条第 7 項及び第 17 条に基づき 医療ソーシャルワーカー及び精神科専門医師が予約制で職場 本人及び家族からの相談に対応し こころの健康相談及びこころの健康問題により休職した職員 ( 以下 休職職員 という ) への療養中の復職に向けた相談援助を行う こころの健康問題による職員の休職 復職に関する意見書の作成及び復職予定者の健康相談については 横浜市立大学附属病院及び横浜市立大学保健管理センターの精神科医である健康管理医が担当する 市長は主治医の診断書及び健康管理医の意見書に基づいて 附属機関である横浜市安全衛生管理審査委員会 ( 以下 委員会 という ) に諮問する 委員会では市長の諮問に応じ 休職 復職の是非 休職期間の設定等について 調査審議を行い その結果を市長に意見具申する 休職職員の復職に関する手続を進めるに当たって 主治医からの復職可能診断書の提出 健康管理医との復職面談 職場復帰に向けた慣らし出勤についての健康管理医 職場上司及び本人の三者による面談 職場上司 主治医 医療ソーシャルワーカー及び区局ごとに置かれる衛生管理者の間での症状の把握 慣らし出勤のプログラム 職場の受け入れ体制などについての 意見交換が行われる (2) 本件保有個人情報について本件保有個人情報は 個人情報本人開示請求書に記載の こころの健康相談室において保有している請求者本人の平成 25 年 1 月以降のカルテ 面談記録等の全記録及び健康相談室から主治医に発出した文書とその原議一式 に対して 精神保健相談記録表 ( 医療ソーシャルワーカ一作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 精神保健相談記録表( 市健康管理医作成 )( 平成 25 年 2 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 7 日の期間に作成したもの ) 復職審査記録表( 平成 27 年 1 月 15 日 ~ 平成 27 年 ll 月 9 日の期間に市健康管理医が作成したもの ) を特定し 一部開示したものである 実施機関は このうち個人の氏名 所属 補職名 相談日 発言内容 請求者本人の心身の状況に係る情報及び医師 所属としての見解に関するもの ( 以下 本件非開示部分 という ) を非開示としている (3) 条例第 22 条第 7 号の該当性についてア条例第 22 条第 7 号柱書では 市の機関 が行う事務又は事業に関する情報であって 開示することにより 当該事務又は事業の性質上 当該事務又は -3-

事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるもの については開示しないことができると規定している イ実施機関は 本件保有個人情報に記載のある発言内容 請求者本人の心身の状況に係る情報及び医師 所属としての見解に関するものは 審査請求人に関する率直な評価 判定 所見等をありのままに記載したものであり これらの情報を審査請求人に開示すると審査請求人の認識と異なっていた場合 関係者とこころの健康相談室との信頼関係が損なわれ 今後 本人及び本人以外からこころの健康相談室や健康管理医への 率直な情報提供が阻害される可能性があり 本人の健康状況の正確な把握や適切な支援など精神保健業務の適正な遂行に支障が生じるおそれがあることから 本号に該当するため非開示としたと主張しているので 以下検討する ウ当審査会で こころの健康相談室の業務について 職場復帰支援ハンドブック ( 総務局職員健康課平成 27 年 8 月 ( 第 3 版 )) を確認したところ 第 1ステップから第 5ステップまでの段階ごとに休職から復職に至るまでの各過程で必要な事務が説明されており 主治医 こころの健康相談室の医療ソーシャルワーカー 健康管理医 職場上司 衛生管理者等 ( 以下 関係者 という ) の役割 対応方法 心構えなどが詳細に記載されている 関係者は 休職職員の職場復帰に向けて 主治医との面談 健康管理医との面談 相談や意見交換を行い 症状の把握 慣らし出勤のプログラム作成 職場の受け入れ体制などを検討し 慣らし出勤等を実施することとされている エ当審査会が本件保有個人情報を見分したところ 本件非開示部分のうち発言内容 請求者本人の心身の状況に係る情報及び医師 所属としての見解に関するものには 関係者による審査請求人に対する率直な評価 意見 見解 所見等が記載されていた これらの情報は審査請求人が承知している情報以外の情報であって 関係者は 休職職員に内容を開示しないことを前提として互いに情報提供しており 休職職員の意に沿わない評価 意見等のやりとりをする場合もあることから これらの情報を開示すると 同種の案件において 関係者間の十分な情報共有や忌たんのない意見交換が困難となり 職場復帰に向けたプログラムの作成や今後の対応などの相談業務の適正な遂行に支障が生じるおそれがあると考えられる なお 主治医と健康相談室が休職職員の情報をやり取りするに当たっては休職職 -4-

員の同意をとることが望ましいと考えられるが 上述のとおり提供情報の内容を開示すると休職職員の復帰に向けた業務等の適正な遂行に支障を生じることから やり取りする情報の内容を詳細に説明していないとしても不適切であるとまではいえない オ以上のことから 本件非開示部分を開示すると こころの健康相談室における職員の健康管理や各職場の労務管理に係る業務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあると認められ 本号柱書に該当する (4) 条例第 22 条第 3 号の該当性についてア条例第 22 条第 3 号本文では 本人開示請求者以外の個人に関する情報 であって 当該情報に含まれる氏名 生年月日その他の記述等により本人開示請求者以外の特定の個人を識別することができるもの ( 他の情報と照合することにより 本人開示請求者以外の特定の個人を識別することができることとなるものを含む ) については 当該保有個人情報を開示しないことができると規定している イ実施機関は 本件非開示部分のうち個人の氏名 所属 補職名及び相談日を本号に該当するとして非開示としているが 本件非開示部分の全体が条例第 22 条第 7 号により開示しないことができる情報であることから 本号の該当性について改めて判断するまでもない (5) 本件保有個人情報の特定についてア審査請求人は 個人情報本人開示請求書に記載の1から4まで及び 慣らし出勤による職場復帰支援の実施について ( 期間変更申請 ) の決裁文書が開示されていないと主張している 個人情報本人開示請求書の記載から 審査請求人は 本件保有個人情報のほかに 本件保有個人情報に係る決裁文書 ( 以下 決裁文書 1 という ) 医療ソーシャルワーカーが審査請求人の主治医に紹介状等を送付する際に作成した決裁文書 ( 以下 決裁文書 2 という ) 及び実施機関が審査請求人からの申請を受けて慣らし出勤の期間の変更について決定し 審査請求人に通知したことに係る決裁文書 ( 以下 決裁文書 3 という ) についても 本件請求に係る対象保有個人情報として開示することを求めていると解される イ実施機関は 弁明書において 本件保有個人情報は 法令 規則 規程 事務マニュアル等によって作成している文書ではなく 決裁をする性質のものでもないため 決裁文書 1は作成していないと説明している また 決裁文書 2について実施 -5-

機関に確認したところ 医療ソーシャルワーカーが相談業務の過程で民間医師への紹介状等を送付することは 相談業務の一環として行っているものであり 課としての意思決定を必要とするものではなく 決裁を行っていないとのことであった これらの実施機関の説明に特段不自然な点は認められず また その他決裁文書 1 及び決裁文書 2の存在を推認させる事情も認められない ウ決裁文書 3については 実施機関は文書番号を付した通知文を審査請求人に送付しており そのための決裁文書を実施機関は作成し 保有しているはずである この点について実施機関に確認したところ 定例的な通知であって手書きで作成していることから 文書番号を取得して 決裁手続が完了したと誤認して発送してしまったとの説明があった そこで当審査会において文書管理システムを確認したところ 決裁文書 3の文書番号に該当する決裁文書の存在は確認できず 実施機関の説明どおり 本来行うべき決裁手続がとられていなかったものと考えられる 実施機関のこのような不適切な行政文書の取扱いは誠に遺憾であるが 決裁文書 3を保有していないとの実施機関の説明は是認せざるを得ない (6) その他審査請求人は 個人情報一部開示決定通知書に本人開示請求に係る保有個人情報として記載された 精神保健相談記録表 ( 医療ソーシャルワーカー作成 ) 精神保健相談記録表 ( 市健康管理医作成 ) 及び 復職審査記録表 と 開示された 精神保健相談記録票 ( 医療ソーシャルワーカー作成 ) 精神保健相談記録票( 市健康管理医作成 ) 及び 復職審査記録票 の文書名に相違があり 表 形式の文書が存在するのではないかという旨の主張をしている この点について実施機関は 個人情報一部開示決定通知書の誤記であると認めている 実施機関の当該説明に不自然な点は認められず 内容に相違がある別の文書が存在することを推認させる事情も認められないことから 表 形式の文書は存在しないとの実施機関の説明は 首肯できる (7) 付言横浜市行政文書管理規則 ( 平成 12 年 3 月横浜市規則第 25 号 ) 第 6 条第 1 項では 事案についての最終的な意思の決定( 以下 決裁 という ) は 行政文書によって行うものとする と規定し 第 9 条では 行政文書は 文書管理システムに登録しなければならない と規定している 実施機関が決裁文書 3を作成していなかったことは誠に遺憾であり 今後 行政文 -6-

書を適正に管理するよう望むものである (8) 結論以上のとおり 実施機関が本件保有個人情報を条例第 22 条第 3 号及び第 7 号に該当するとして一部開示とした決定は 妥当である ( 第三部会 ) 委員藤原靜雄 委員金井惠里可 委員久保博道 -7-

参考 審査会の経過 年月日審査の経過 平成 2 9 年 5 月 1 日 実施機関から諮問書及び弁明書の写しを受理 平成 2 9 年 5 月 8 日 審査請求人から意見書を受理 平成 29 年 5 月 18 日 実施機関から反論書の写しを受理 平成 2 9 年 5 月 18 日 ( 第 213 回第三部会 ) 平成 29 年 5 月 19 日 ( 第 303 回第一部会 ) 平成 29 年 5 月 26 日 ( 第 315 回第二部会 ) 諮問の報告 平成 30 年 2 月 2 日 ( 第 227 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 2 月 15 日 ( 第 228 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 3 月 2 日 ( 第 229 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 3 月 15 日 ( 第 230 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 4 月 5 日 ( 第 231 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 4 月 19 日 ( 第 232 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 5 月 10 日 ( 第 233 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 5 月 21 日 実施機関から弁明書 ( 追加 ) の写しを受理 平成 30 年 5 月 2 8 日 審査請求人から弁明書 ( 追加 ) に対する意見書を受理 平成 30 年 5 月 28 日 ( 第 234 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 6 月 1 日 実施機関から審査請求人の反論書 ( 追加 ) の写しを受理 平成 30 年 6 月 4 日 審査請求人から弁明書 ( 追加 ) に対する意見書の一部訂正を受理 平成 30 年 6 月 7 日 ( 第 235 回第三部会 ) 審議 -8-

平成 30 年 6 月 21 日 ( 第 236 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 8 月 23 日 ( 第 238 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 9 月 20 日 ( 第 239 回第三部会 ) 審議 平成 30 年 10 月 18 日 ( 第 240 回第三部会 ) 審議 -9-