マルチ VRFCE PE-CE リンクのプロビジョ ニング

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CHAPTER 26 この章では Prime Fulfillment のプロビジョニングプロセスで MPLS VPN マルチ VRFCE PE-CE リンクを構成する方法を説明します MPLS VPN MVRFCE PE-CE リンクの概要 この項の内容は 次のとおりです ネットワークトポロジ (P.26-2) 前提タスク (P.26-2) Prime Fulfillment で MPLS VPN サービスをプロビジョニングするには まず MPLS VPN サービスポリシーを作成する必要があります Prime Fulfillment では サービスポリシーとはサービス要求の作成および展開における一連のデフォルト設定のことです Prime Fulfillment は 標準 PE-CE と MVRFCE PE-CE の 2 種類のタイプの MPLS VPN サービスポリシーをサポートしています 次のシナリオは MVRFCE PE-CE ポリシータイプに焦点を当てたものです MVRFCE PE-CE ポリシータイプは 次の 3 個のデバイスを使用する PE と CE の間のリンクです PE マルチ VRF CE CE このポリシータイプには 2 つのオプションがあります CE Present enabled(1 個の PE に対して 1 個の MVRFCE と 1 個の CE を使用します デバイスは 3 個です ) CE Present disabled(1 個の PE に対して 1 個の MVRFCE を使用します デバイスは 2 個です ) 図 26-1 は 3 個のデバイスを使用した MVRFCE PE-CE リンクの例です 図 26-1 MVRFCE PE-CE リンク PE MVRFCE CE mlpe2 FE 0/0 E 0/1 E 0/2 FE 0/1 mlce3 mlce4 101673 CE Present をイネーブルにした MVRFCE PE-CE リンクの場合 インターフェイスの FE 0/0 E 0/1 E 0/2 FE 0/1 はサービス要求プロセスで MPLS VPN リンクとして構成されます 26-1

MPLS VPN MVRFCE PE-CE リンクの概要 第 26 章 図 26-2 は CE を使用しない PE と MVRFCE 間のリンクの例です 図 26-2 PE CE を使用しない MVRFCE PE-CE リンク MVRFCE mlpe2 FE 0/0 E 0/1 E 0/2 mlce3 101676 CE Present をディセーブルにした MVRFCE PE-CE リンクの場合 インターフェイスの FE 0/0 E 0/1 E 0/2 はサービス要求プロセスで MPLS VPN リンクとして構成されます ネットワークトポロジ 図 26-3 は MPLS VPN MVRFCE PE-CE リンクが作成されるネットワークトポロジの概要です 図 26-3 MPLS VPN MVRFCE PE-CE シナリオのネットワークトポロジ A E 0/1 FE 0/0 mlce3 VRF CE E 0/2 mlpe2 X West-X 101682 FE 0/1 mlce4 図 26-3 のネットワークトポロジは 1 つのサービスプロバイダー ( プロバイダー X) と 1 つのカスタマー ( カスタマー A) のラボ環境を示しています 1 つのリージョン (West-X) と 1 個の PE (mlpe2.cisco.com) があります 各カスタマーデバイス (1 個の MVRFCE と 1 個の CE) は サイト (mlce3-site および mlce4-site) を表しています 前提タスク Prime Fulfillment でサービスポリシーを作成する前に 次のインベントリ管理タスクを完了しておく必要があります ステップ 1 サイトを持つカスタマーをセットアップします ( 第 21 章 カスタマー サイト および CPE の作成 を参照 ) ステップ 2 リージョンを持つプロバイダーをセットアップします ( 第 21 章 プロバイダーの作成 を参照 ) ステップ 3 デバイスのインポート 作成 検出のいずれかを行います ( 第 21 章 デバイスの作成 を参照 ) ステップ 4 CPE および PE を作成します ( 第 21 章 CPE の作成 を参照 ) ステップ 5 設定を収集します ( 第 21 章 設定の収集 を参照 ) 26-2

第 26 章 MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 ステップ 6 リソースプールを作成します ( 第 21 章 リソースプールの作成 を参照 ) ステップ 7 CE Routing Community(CERC; CE ルーティングコミュニティ ) を作成します ( 第 21 章 ルートターゲットの作成 を参照 ) ステップ 8 MPLS VPN を定義します ( 第 21 章 MPLS VPN の作成 を参照 ) MVRFCE PE-CE リンクの VPN の定義 サービス展開時に Prime Fulfillment は 論理 VPN 関係を設定するための Cisco IOS コマンドを生成します プロビジョニングプロセスの開始時 サービスポリシーの作成よりも前に VPN を Prime Fulfillment 内に定義する必要があります VPN 定義の最初の要素は VPN の名前です VPN 名を作成するには 次のステップを実行します ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Inventory] > [Logical Inventory] > [VPNs] を選択します [VPNs] ウィンドウが表示されます [Create] をクリックして VPN を 1 個作成します [Create New VPN] ウィンドウが表示されます 次の属性を編集します [Name]:VPN 名を入力します VPN 名には 特殊文字 (' ` " < > ( ) [ ] { } / & ^!? ~ * % =,. + ) は使用しないことを推奨します これは その VPN 名を使用して VRF 名を自動生成する場合 特定のデバイスの VRF 名の誤設定が発生する可能性があるためです [Customer]:[Select] をクリックします [Select Customer] ウィンドウが表示されます カスタマーを選択し [Select] をクリックします [Save] をクリックします ( 注 ) 独自の VRF の関連付けは MVRFCE ベースのサービスポリシーとサービス要求ではサポートされていません MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 この項の内容は 次のとおりです MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 (P.26-4) PE-NoCE サービスポリシーの作成 (P.26-6) 26-3

MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 第 26 章 MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 MVRFCE PE-CE サービスポリシーを作成するには 次のステップを実行します ( 注 ) [Editable] チェックボックスが有効な箇所にチェックされているかを確認します これにより サービス要求プロセスでこれらの属性を編集できるようになります ステップ 1 [Service Design] > [Policies] > [MPLS] を選択します 図 26-4 に示すように [MPLS Policy Editor - Policy Type] ウィンドウが表示されます 図 26-4 [MPLS - Policy Type Information] ステップ 2 ステップ 3 次の属性を編集します [Policy Name]: ポリシー名を入力します [Policy Owner]: ポリシー所有者を選択します [Customer]: [Select] をクリックしてカスタマーを指定します [Customer for MPLS Policy] ウィンドウが表示されます カスタマーを選択し [Select] をクリックします [Policy Type]: ポリシータイプを選択します ([MVRFCE: PE-CE]) [CE Present]: チェックして CE の存在を指定します 図 26-5 のように [MPLS Policy Editor - PE Interface] ウィンドウが表示されます 26-4

第 26 章 MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 図 26-5 [MPLS Policy Editor - PE Interface] ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 ステップ 10 ステップ 11 [MPLS Policy Editor - Interface] ウィンドウが表示されます 該当するすべての属性を編集します PE-MVRFCE に対応する [MPLS Policy Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます 該当するすべての属性を編集します MVRFCE-CE に対応する 別の [MPLS Policy Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます 上記のように 該当するすべての属性を編集します PE-MVRFCE に対応する [MPLS Policy Editor - Routing Information] ウィンドウが表示されます ( 注 ) プロトコルタイプについては 第 24 章 サービスのルーティングプロトコルの指定 を参照してください 26-5

MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 第 26 章 ステップ 12 ステップ 13 ステップ 14 ステップ 15 MVRFCE-CE に対応する [MPLS Policy Editor - Routing Information] ウィンドウが表示されます [MPLS Policy Editor - VRF and VPN Membership] ウィンドウが表示されます ポリシーのテンプレートの関連付けをイネーブルにするには [MPLS Policy Editor - VRF and VPN Membership] ウィンドウで [Next] ボタンをクリックします [Template Association] ウィンドウが表示されます このウィンドウで テンプレートサポートをイネーブルにして 任意でテンプレートとデータファイルをポリシーに関連付けることができます テンプレートをポリシーに関連付ける方法 およびこのウィンドウにおける機能の使用方法については 第 49 章 ポリシーおよびサービス要求でのテンプレートおよびデータファイルの使用 を参照してください 付録の手順に従ってポリシーのテンプレートとデータファイルの設定を完了したら [Template Association] ウィンドウで [Finish] をクリックしてこのウィンドウを閉じます [Policies] ウィンドウが表示されます テンプレートをイネーブルにしなかった場合は [MPLS Policy Editor VRF and VPN] ウィンドウで [Finish] をクリックします [Policies] ウィンドウが再表示されて MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービスポリシーの設定が完了していることがわかります PE-NoCE サービスポリシーの作成 PE-NoCE サービスポリシーを作成するには 次のステップを実行します ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Service Design] > [Policies] > [MPLS] を選択します [MPLS Policy Editor - Policy Type] ウィンドウが表示されます 次の属性を編集します [Policy Name]: ポリシー名を入力します [Policy Owner]: ポリシー所有者を選択します [Customer]: [Select] をクリックしてカスタマーを指定します [Customer for MPLS Policy] ウィンドウが表示されます カスタマーを選択し [Select] をクリックします [Policy Type]: ポリシータイプを選択します ([Regular PE-CE]) [CE Present]: チェックしないで CE が存在しないことを指定します (NoCE) [MPLS Policy Editor - Interface] ウィンドウが表示されます MVRFCE-CE 接続情報を示す [MPLS Policy Editor - Interface] ウィンドウが表示されます 26-6

第 26 章 MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービスポリシーの作成 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 PE-MVRFCE-CE インターフェイス Address/Mask を示す [MPLS Policy Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます a. 次のように属性を編集します b. [IP Numbering Scheme]:[IP Numbered] スキームを選択します c. [Automatically Assign IP Address]:Prime Fulfillment に自動的に IP アドレスを割り当てさせるには チェックボックスをチェックします d. [IP Address Pool]:IP アドレスプールを選択します MVRFCE-CE インターフェイス Address/Mask を示す [MPLS Policy Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます a. 次のように属性を編集します b. [IP Numbering Scheme]:[IP Numbered] スキームを選択します c. [Automatically Assign IP Address]:Prime Fulfillment に自動的に IP アドレスを割り当てさせるには チェックボックスをチェックします d. [IP Address Pool]:IP アドレスプールを選択します PE-MVRFCE ルーティング情報を示す [MPLS Policy Editor - Routing Information] ウィンドウが表示されます ( 注 ) プロトコルタイプについては 第 24 章 サービスのルーティングプロトコルの指定 を参照してください ステップ 8 ステップ 9 ステップ 10 ステップ 11 ステップ 12 MVRFCE-CE ルーティング情報を示す [MPLS Policy Editor - Routing Information] ウィンドウが表示されます [MPLS Policy Editor - VRF and VPN Membership] ウィンドウが表示されます [Add] をクリックして VPN に参加します [VPN] ダイアログボックスが表示されます [Join as Hub] をクリックしてから [Done] をクリックします [MPLS Policy Editor - VRF and VPN Membership] ウィンドウが表示されます ポリシーのテンプレートの関連付けをイネーブルにするには [MPLS Policy Editor - VRF and VPN Membership] ウィンドウで [Next] ボタンをクリックします [Template Association] ウィンドウが表示されます このウィンドウで テンプレートサポートをイネーブルにして 任意でテンプレートとデータファイルをポリシーに関連付けることができます テンプレートをポリシーに関連付ける方法 およびこのウィンドウにおける機能の使用方法については 第 49 章 ポリシーおよびサービス要求でのテンプレートおよびデータファイルの使用 を参照してください 付録の手順に従ってポリシーのテンプレートとデータファイルの設定を完了したら [Template Association] ウィンドウで [Finish] をクリックしてこのウィンドウを閉じます [Policies] ウィンドウが表示されます 26-7

MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 第 26 章 ステップ 13 テンプレートをイネーブルにしなかった場合は [MPLS Policy Editor VRF and VPN] ウィンドウで [Finish] をクリックします [Policies] ウィンドウが再表示されて MPLS VPN MVRFCE PE-NoCE サービスポリシーの設定が完了していることがわかります MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 この項の内容は 次のとおりです MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 (P.26-8) MVRFCE PE-NoCE サービス要求の作成 (P.26-12) MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 MVRFCE PE-CE サービス要求を作成するには 次のステップを実行します ステップ 1 [Operate] > [Service Requests] > [MPLS] を選択します ステップ 2 MPLS ポリシーを選択します ([mpls-mvrfce-pe-ce]) ステップ 3 [OK] をクリックします [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが表示されます ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 ステップ 10 ステップ 11 [Add Link] をクリックします [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが表示されます [Select CE] をクリックします [CPE for MPLS VPN Link] ウィンドウが表示されます CPE デバイスを選択して [Select] をクリックします [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが表示されます ドロップダウンリストから CE インターフェイスを選択します [Select MVRFCE] をクリックします [MVRFCE for MPLS VPN Link] ウィンドウが表示されます MVRFCE を選択して [Select] をクリックします [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが表示されます ドロップダウンリストから [MVRFCE PE Facing Interface] を選択します [Link Attribute] セルで [Add] をクリックします 図 26-6 に示されているような [MPLS Link Attribute Editor - Interface] ウィンドウが表示されます 26-8

第 26 章 MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 図 26-6 [MPLS Link Attribute Editor - Interface] [PE Information] ステップ 12 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 13 [VLAN ID]:PE VLAN ID を入力します [MVRFCE PE Facing Information] ステップ 14 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 15 図 26-7 に示されているような [MPLS Link Attribute Editor - Interface] ウィンドウが表示されます 26-9

MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 第 26 章 図 26-7 [MPLS Link Attribute Editor - Interface] [MVRFCE CE Information] ステップ 16 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 17 [VLAN ID]:PE VLAN ID を入力します [MVRFCE PE-Facing Information] ステップ 18 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 19 ステップ 20 ステップ 21 PE-MVRF-CE インターフェイス Address/Mask を示す [MPLS Link Attribute Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます デフォルトを受け入れて MVRFCE-CE インターフェイス Address/Mask を示す [MPLS Link Attribute Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます デフォルトを受け入れて PE-MVRF-CE ルーティング情報を示す [MPLS Link Attribute Editor - Routing Information] ウィンドウが再表示されます ( 注 ) プロトコルタイプについては 第 24 章 サービスのルーティングプロトコルの指定 を参照してください ステップ 22 デフォルトを受け入れて MVRFCE-CE ルーティング情報を示す [MPLS Link Attribute Editor - Routing Information] ウィンドウが再表示されます 26-10

第 26 章 MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 ステップ 23 デフォルトを受け入れて [MPLS Link Attribute Editor - VRF and VPN] ウィンドウが表示されます ( 注 ) MPLS VPN サービス要求での VRF および VPN 属性の設定に関する詳細については 第 25 章 MPLS サービス要求への VRF と VPN 属性の定義 を参照してください ステップ 24 ステップ 25 ステップ 26 ステップ 27 ステップ 28 ステップ 29 ステップ 30 [Add] をクリックして VPN に参加します [Select CERCs] ウィンドウが表示されます ドロップダウンリストからカスタマーを選択します ドロップダウンリストから VPN を選択します リストから該当する VPN を選択します [Join As Hub] または [Join As Spoke] をクリックします [Done] をクリックします [MPLS Link Attribute Editor - VRF and VPN] ウィンドウが再表示されます テンプレートまたはデータファイルをサービス要求に関連付けるには [Next] ボタンをクリックします ( 注 ) このステップでは サービス要求の元になっているポリシーでテンプレートの関連付けがイネーブルになっていることを前提としています なっていない場合は GUI に [Next] ボタンは表示されません その場合は [Finish] をクリックして [MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻り この後のステップ 34 に進みます ステップ 31 [MPLS Link Attribute Editor - Template Association] ウィンドウが表示されます このウィンドウでは デバイスの [Template/Data File] 列で [Add] ボタンをクリックして テンプレートとデータファイルをデバイスに関連付けることができます [Add] ボタンをクリックすると [Add/Remove Templates] ウィンドウが表示されます サービス要求へのテンプレートの関連付け方法 およびこのウィンドウでの機能の使用方法については 第 49 章 ポリシーおよびサービス要求でのテンプレートおよびデータファイルの使用 を参照してください デバイスのテンプレートとデータファイルの設定が完了したら [Template Association] ウィンドウで [Finish] をクリックしてこのウィンドウを閉じ [MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻ります 図 26-8 のように [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが再表示されます 26-11

MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 第 26 章 図 26-8 [MPLS Service Request Editor] ステップ 32 サービス要求の説明 (mpls-mvrfce-pe-ce) を入力して [Save] をクリックします [MPLS Service Requests] ウィンドウが再表示されて MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求が [Requested] 状態にあり すぐに展開できることがわかります MVRFCE PE-NoCE サービス要求の作成 MVRFCE PE-NoCE サービス要求を作成するには 次のステップを実行します ステップ 1 [Operate] > [Service Requests] > [MPLS] を選択します ステップ 2 MPLS ポリシーを選択します ([mpls-mvrfce-pe-noce]) ステップ 3 [OK] をクリックします [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが表示されます ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 [Add Link] をクリックします [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが表示されます [Select MVRFCE] をクリックします [CPE for MPLS VPN Link] ウィンドウが表示されます MVRFCE を選択して [Select] をクリックします [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが表示されます 図 26-9 [MPLS Service Request Editor - MVRFCE CE Facing Interface] ステップ 7 ステップ 8 ドロップダウンリストから [MVRFCE CE Facing Interface] を選択します [Link Attribute] セルで [Add] をクリックします 26-12

第 26 章 MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 図 26-10 に示されているような [MPLS Link Attribute Editor - Interface] ウィンドウが表示されます 図 26-10 [MPLS Link Attribute Editor - Interface] [PE Information] ステップ 9 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 10 [VLAN ID]:PE VLAN ID を入力します [MVRFCE PE Facing Information] ステップ 11 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 12 図 26-11 に示されているような [MPLS Link Attribute Editor - Interface] ウィンドウが表示されます 図 26-11 [MPLS Link Attribute Editor - Interface] 26-13

MPLS VPN MVRFCE PE-CE サービス要求の作成 第 26 章 [MVRFCE CE Information] ステップ 13 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 14 [VLAN ID]:PE VLAN ID を入力します [MVRFCE PE Facing Information] ステップ 15 [Encapsulation]: ドロップダウンリストから PE カプセル化を選択します ([DOT1Q]) ステップ 16 ステップ 17 ステップ 18 PE-MVRF-CE インターフェイス Address/Mask を示す [MPLS Link Attribute Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます MVRFCE-CE インターフェイス Address/Mask を示す [MPLS Link Attribute Editor - IP Address Scheme] ウィンドウが表示されます PE-MVRF-CE ルーティング情報を示す [MPLS Link Attribute Editor - Routing Information] ウィンドウが再表示されます ( 注 ) プロトコルタイプについては 第 24 章 サービスのルーティングプロトコルの指定 を参照してください ステップ 19 ステップ 20 MVRFCE-CE ルーティング情報を示す [MPLS Link Attribute Editor - Routing Information] ウィンドウが再表示されます [MPLS Link Attribute Editor - VRF and VPN] ウィンドウが表示されます ( 注 ) MPLS VPN サービス要求での VRF および VPN 属性の設定に関する詳細については 第 25 章 MPLS サービス要求への VRF と VPN 属性の定義 を参照してください ステップ 21 ステップ 22 ステップ 23 ステップ 24 ステップ 25 ステップ 26 [Add] をクリックして VPN に参加します [Select CERCs] ウィンドウが表示されます ドロップダウンリストからカスタマーを選択します ドロップダウンリストから VPN を選択します リストから該当する VPN を選択します [Join As Hub] または [Join As Spoke] をクリックします [Done] をクリックします [MPLS Link Attribute Editor - VRF and VPN] ウィンドウが再表示されます ( 注 ) MPLS VPN サービス要求での VRF および VPN 属性の設定に関する詳細については 第 25 章 MPLS サービス要求への VRF と VPN 属性の定義 を参照してください ステップ 27 テンプレートまたはデータファイルをサービス要求に関連付けるには [Next] ボタンをクリックします 26-14

第 26 章 管理対象外 MVRFCE の作成 ( 注 ) このステップでは サービス要求の元になっているポリシーでテンプレートの関連付けがイネーブルになっていることを前提としています なっていない場合は GUI に [Next] ボタンは表示されません その場合は [Finish] をクリックして [MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻り この後のステップ 34 に進みます ステップ 28 [MPLS Link Attribute Editor - Template Association] ウィンドウが表示されます このウィンドウでは デバイスの [Template/Data File] 列で [Add] ボタンをクリックして テンプレートとデータファイルをデバイスに関連付けることができます [Add] ボタンをクリックすると [Add/Remove Templates] ウィンドウが表示されます サービス要求へのテンプレートの関連付け方法 およびこのウィンドウでの機能の使用方法については 第 49 章 ポリシーおよびサービス要求でのテンプレートおよびデータファイルの使用 を参照してください デバイスのテンプレートとデータファイルの設定が完了したら [Template Association] ウィンドウで [Finish] をクリックしてこのウィンドウを閉じ [MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻ります 図 26-12 のように [MPLS Service Request Editor] ウィンドウが再表示されます 図 26-12 [MPLS Service Request Editor] ステップ 29 サービス要求の説明を入力して [Save] をクリックします (mpls-mvrfce-pe-noce) [MPLS Service Requests] ウィンドウが再表示されて MPLS VPN MVRFCE PE-NoCE サービス要求が [Requested] 状態にあり すぐに展開できることがわかります 管理対象外 MVRFCE の作成 管理対象外 MVRFCE の機能は サービスプロバイダーが Prime Fulfillment を CPE へのコンフィギュレーションのアップロードおよびダウンロードに使用しない点において 管理対象外 CE の機能と似ています また この機能は Prime Fulfillment が PE MVRFCE CE の 3 個のデバイスでリンクを作成する点で 管理対象 MVRFCE の機能と似ています 26-15

管理対象外 MVRFCE の作成 第 26 章 管理対象外シナリオでは カスタマーが CPE を手動でコンフィギュレーションします 管理対象外 MVRFCE のコンフィギュレーションのプロセスを自動化するには サービスプロバイダーが Prime Fulfillment を使用してそのコンフィギュレーションを生成し 手動実装するカスタマーに送ることができます 図 26-13 は MPLS VPN MVRFCE PE-CE リンクを使用したネットワークトポロジの概要です 図 26-13 管理対象外 MVRFCE PE-CE ネットワークトポロジ A Cust-A-Site-mlce3 mlce3 E 0/2 E 0/1 FE 0/0 VRF CE PE X West-X mlpe2 CE FE 0/1 Cust-A-Site-mlce4 mlce4 116288 図 26-13 のネットワークトポロジは サービスプロバイダー ( プロバイダー X) と 1 人のカスタマー ( カスタマー A) を示しています プロバイダーには 1 つのリージョン (West-X) と 1 個の PE (mlpe2) が含まれています カスタマーには 1 個の MVRFCE(mlce3) と 1 個の CE(mlce4) が含まれています これらの CPE は両方とも管理対象外です 26-16