はじめに 平成 28 年度税制改正において 租税特別措置法等の一部が改正され 相続又は遺贈により被相続人の居住の用に供されていた一定の家屋及びその敷地等の取得をした個人が当該家屋又はその敷地等を譲渡した場合の所得税及び個人住民税の特例措置が新たに創設された 市町村では 本特例措置 ( 空き家の発生を

Similar documents
2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

措置法第 69 条の 4(( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 )) 関係 ( 被相続人等の居住の用に供されていた宅地等の範囲 ) 69 の 4-7 措置法第 69 条の 4 第 1 項に規定する被相続人等の居住の用に供されていた宅地等 ( 以下 69 の 4-8 までにおいて 居

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

※ 住民票の除票に記載された住所は,被相続人の登記記録上の住所と一致している必要があります。被相続人の最後の住所が,登記

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

自動車登録番号車台番号軽自動車動車被災自動車等の買換えに係る自動車重量税免税届出書 ( 東日本大震災用 ) 次葉 1 使用していた被災自動車等の情報 使用者の氏名又は名称 被災自動車等の台数 (1) ( 登録自動車欄及び軽自動車欄の合計台数 ) 台 被災自動車等に係る自動車登録番号又は車両番号及び車

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

○不動産を売買した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

認可地縁団体が所有する不動産に係る登記の特例について < 制度の概要 > 通常 登記名義の変更手続きは 登記権利者 ( 新たな名義人 ) と登記義務者 ( 現在の名義人 死亡している場合にはその相続人 ) 双方の共同で行う必要があります そのため 登記簿に表示された所有者や相続人の所在が分からない場

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

Microsoft Word - 文書 1

贈与税の納税猶予に関する適格者証明書

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

平成26年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書(案)

※ 住民票の除票に記載された住所は,被相続人の登記記録上の住所と一致している必要があります。被相続人の最後の住所が,登記

変更・加算届出一覧表(提出方法・必要書類)【訪問介護】

ver2_280000_入札参加資格申請「法面機械の書類」_作業中


ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

10 解説 p1 ⑵⑶ ⑷ 11

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

< F2D30322D A>

年度予算の範囲内で受付先着順となります 注意! 住宅耐震改修補助を受けようとする場合は 別途書類が必要です 2 補助金の 交付決定 書類審査後 補助金の交付が決定したら 市から連絡します 都市建築課窓口で 補助金交付決定通知書 をお渡しします 注意! 交付決定があるまで 工事に着手することができませ

○所有者等の住所に変更があった場合の申請書の様式・記載例(オ

介護支援専門員の登録について

別記様式 ( 市長 区長 町長 村長 ) 殿 ( 申請日 ) 平成年月日 住民票のある市区町村名を記入してください 通知カードの送付先に係る居所情報登録申請書 通知カードの送付先に係る居所 ( 現に居住する住民票の住所地以外の地 ) について 下記のとお り登録申請します 記 1 居所情報登録を行う

Microsoft Word - 第58号 二世帯住宅の敷地にかかる小規模宅地等の特例

< F2D A7926E8AEE8F8095D2967B95B C52E6A74>

2

平成19年12月○日

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

登記事項証明書交付申請書 登記番号 通番指定検索用 注 2 ( 動産 債権譲渡登記用 ) 通番指定検索の例 ( 代理申請の場合 ) 東京法務局 御中 平成 28 年 11 月 11 日申請 注 1 登記区分 動産譲渡 債権譲渡 質権設定 いずれかを選択し, チェックしてください ( 両方のチェックは

Microsoft Word - 【様式第一号】免許申請書(電話番号、写真番号、撮影年月日)

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編

<4D F736F F D20819B8FBC8CCB8E FD896BE A91B190C582CC945B90C C82C98AD682B782E9934B8A698ED28FD896BE8F >

ご注意ください! ワンストップ特例の申請には マイナンバーの記載と添付書類の提出が必要です 1. 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 にマイナンバー ( 個人番号 ) を記入して下さい 記入にあたっては 下記及び別紙記入例を参考にご記入下さい 2. 本人確認と個人番号確認の書類を手元に用意して下さい

別記様式第一号 ( 第一条関係 ) 免許申請書 ( 第一面 ) 宅地建物取引業法第 4 条第 1 項の規定により 同法第 3 条第 1 項の免許を申請します この申請書及び添付書類の記載事項は 事実に相違ありません 地方整備局長北海道開発局長山形県知事 殿 申請者商号又は名称 郵便番号 ( - )

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

所得税確定申告セミナー

2 税金から控除される額 市区町村や都道府県に対する寄附金は 特定寄附金 と呼ばれ 所得税や住民税を計算するときに 寄附金控除が適用され 税が軽減されます 所得税の控除 総所得金額等の 40% が限度 2,000 円 所得税率 住民税の控除基本控除 総所得金額等の 30% が限度 2

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

○所有者等の住所に変更があった場合の申請書の様式・記載例(オ

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

派遣添付書類一覧(30年1月訂正)

住宅借入金等特別控除の入力編

親世帯全員が暴力団員でないこと 親世帯のいずれかが介護保険施設 在宅とされる施設及びこれに準ずる施設に入所又は入居していないこと 4) 町内業者加算 施工業者が建築工事業の建設業許可を受けた町内に本店を有する事業者であること 対象住宅の要件 1) 新築住宅の場合 平成 2 9 年 4 月 1 日以降

書類名

住宅借入金等特別控除の入力編

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

Microsoft Word - 第65号 二世帯住宅と小規模宅地等の特例

ワンストップ特例制度を利用するためには 申請書と次の 1 と 2 の提出が必 要です ワンストップ特例申請書 ( 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 ) 1 個人番号 ( マイナンバー ) 確認の書類 2 本人確認の書類 なお 1 個人番号確認書類の種類によって 必要となる 2 本人確認書類が異なり

Microsoft Word - 添付書類(変更)

○大阪府建設業法施行細則

Taro-H22.4.1 承継取扱要

< F2D CF8D5882CC8EE891B182AB D836A B816A89FC82552E6A7464>

相続税に関するチェックリスト

- 0 -

(2) 事業所関係 事業所の住所 山形市内の移転 必ず事前にご相談ください 来庁 届出用紙変更届出書 必要書類添付書類 事業所の平面図( 各部屋の用途 面積等を明示した図面 ) 設備 備品等に係る一覧表( 参考様式 5) 事業所の外観 各部屋及び設備等がわかる写真 運営規程 土地 建物に係る賃貸借契

綾瀬市インフルエンザ予防接種実施要領

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

ふるさと納税ワンストップ特例申請書の送付について この度は那須町へふるさと納税いただきまして誠にありがとうございます さて ふるさと納税による税の軽減を受けるためには確定申告を行っていただく必要がありますが ふるさと納税ワンストップ特例制度 に該当し 制度の適用を受けた場合 確定申告等の申告を行わな

(鉱工業技術研究組合法の一部改正)第五条 鉱工業技術研究組合法(昭和三十六年法律第八十一号)の一部を次のように改正する。

<4D F736F F D20819A95BD90AC E937890C590A789FC90B392F18CBE8F918C8B89CA95F18D EE8C9A8BA689EF976C A2E646F6378>

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

Microsoft Word - ③(様式26号)特別徴収実施確認・開始誓約書

<4D F736F F D2093FC8E448E5189C181698C9A90DD B835E BC696B1816A2E646F63>

平成年月日別表 2 商号又は名称登録番号 申請等事務担当者名 申 請 等 事 項 更新登録 [ 本申請書 ] ( 共通 ) 補償コンサルタント登録申請書 ( 様式第 1 号 ) 営業所 登録部門 ( 様式第 1 号別表 ) ( 登録部門順に ) 登録規程第 3 条第 1 号 ( 専任の補償業務管理者

東京リーガルマインド 無断複製 頒布を禁じます 不動産登記法 一所有権保存 1 74 条 1 項 1 号保存 申請書 1 不登 74 条 1 項 1 号前段 登記の目的 所有者 所有権保存 市 町 丁目 番 号 A 添付書類住所証明情報 (A の住民票の写し ) 代理権限証明情報 (A の委任状 )

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

<4D F736F F D A95CA8B4C976C8EAE91E682518B4C8DDA97E1202D20328D E646F6378>

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る


様式1

Q3 なぜ 必要な添付書類が変わるのですか? A3 厚生労働省より 日本国内にお住いのご家族の方を被扶養者に認定する際の身分関係及び生計維持関係の確認について 申立のみによる認定は行わず 証明書類に基づく認定を行うよう 事務の取扱いが示されたことから 届出に際して 確認書類の添付をお願いすることとな

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

経 ViewPoint 営相談 相続時における小規模宅地等の特例の改正 谷口敬三相談部東京相談室 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ( 以下 小規模宅地等の特例 ) は 一定の要件を満たす宅地等 ( 特定事業用等宅地等 特定居住用宅地等 貸付事業用宅地等 ) につ

特別徴収事業者特別徴収事業者であることであること が入札参加申請入札参加申請の要件要件に加わりますわります 個人住民税の特別徴収制度は 地方税法や各市町村の条例等で定められており 所得税の源泉徴収をしている従業員がいる場合は 特別徴収することが義務づけられています 伊佐市では 法令遵守の観点から こ

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

確認書類一覧表 個人番号カード を 持っている人 通知カード を 持っている人 どちらも持って いない人 2 個人番号確 個人番号カード 通知カードのコピー 個人番号が記載された 認の書類 の裏のコピー 民票のコピー 個人番号カード 下記いずれかの身分証の 下記いずれかの身分証の の表のコピー コピ

やさしい税金教室

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

<4D F736F F F696E74202D208DC48DB782B591D682A F8C668DDA97708E9197BF816995CA A205B8CDD8AB B83685D>

社会福祉法人   定款変更等の手引き

住宅ローン本審査必要書類チェックシート 新規借入 この度は住宅ローンの本審査にお申し込みいただきありがとうございます 審査にあたり 書類のご提出が必要となります 以下の書類をご準備ください 1. 本人確認書類 2. 収入関係書類 3. 物件関係書類 また 下記に該当する方のみ 4. その他書類をご準

事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

農業経営基盤強化準備金~農業者向けQ&A~

Transcription:

空き家の譲渡所得の 3000 万円特別控除事務処理マニュアル 平成 29 年 3 月 埼玉県空き家対策連絡会議専門部会

はじめに 平成 28 年度税制改正において 租税特別措置法等の一部が改正され 相続又は遺贈により被相続人の居住の用に供されていた一定の家屋及びその敷地等の取得をした個人が当該家屋又はその敷地等を譲渡した場合の所得税及び個人住民税の特例措置が新たに創設された 市町村では 本特例措置 ( 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の3000 万円特別控除 )) の適用を受けようとする者が確定申告書に添付する確認書の交付事務を行うこととなっている そこで 確認書の交付事務フロー 別紙様式の留意点等を記載することで 円滑な交付事務が出来るようマニュアルを作成した 目次 1. 空き家の譲渡所得の3000 万円特別控除の概要 P 1 2. 確認書交付事務フロー P 4 3. 別記様式 1-1,1-2の留意点 P 5 4. 必要書類の内容確認事項 P 9 5. 資料編 P10 資料 1 別記様式 1-1,1-2の記入例 P11 資料 2 租税特別措置法関連 P15 本マニュアルは 確認書の交付事務を行う際の参考とするために作成したものであり 必ずしも本マニュアルどおりとする必要はありません 本特例措置の適用対象となるかの判断は 税務署で行うこととなっています 確認書の申請者自身が税務署で確認するようお伝えください

1. 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の 3000 万円特別控除 ) の概要 1

2

出典 : 国土交通省 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の 3000 万円特別控除 ) について 3

2. 確認書交付事務フロー 1 事前相談 本制度の対象であるか否かを可能な範囲で確認 ( 国や税務署のホームページ等を参照 ) 建築年月日は昭和 56 年 5 月 31 日以前であるか 相続発生日 ( 被相続人の死亡日 ) は平成 25 年 1 月 2 日以降であり かつ 譲渡日は平成 28 年 4 月 1 日以降 当該相続発生日から 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日以前であるか 譲渡価格は 1 億円以下であるか 相続開始の直前において居住用家屋であったか ( 店舗 事務所等は対象外 ) 相続開始の直前において被相続人以外に居住する者がいなかったか 不明な点は申請者から税務署に問い合わせて確認してもらう 2 申請書類の提出 申請書の各記入欄に必要事項がすべて記入されているか ( 記入漏れ 誤記入がある場合は訂正 ) 必要な添付書類がすべてそろっているか 添付書類がそろわないことに合理的な理由がある場合 ( 例 :H28.4.1 より前に建物を解体しており 契約書や現地写真は残っていない等 ) ヒアリングを行うことで書類の提出があったものとして取り扱うことも可 申請者 ( 又は代理人 ) の連絡先を確認 ( 代理人による申請を可とするかどうかは自治体の判断 ) 申請書類の提出部数は 1 部で足りるが 市町村控え用を含め正副 2 部提出させることも可 3 申請書の受理 審査 申請書記載内容と添付書類の整合がとれているか 申請書と添付書類の内容に不整合がある 又は書類のみでは不十分である場合は電話等によりヒアリングを実施 必要に応じて申請書の訂正又は添付資料の再提出を求める 提出された書類について 確認表の確認欄にチェックを入れ 備考欄にヒアリング結果を記入 4 決裁 確認書の記入 確認年月日 ( 決裁日 ) 市町村長名を記入し 市町村長印を押印 申請書兼確認書及び確認表をコピー ( 市町村控え用 ) し 添付書類とともに 7 年間保存 申請書兼確認書及び確認表 ( 原本 ) のみを申請者へ渡し 添付書類は申請者に返却しない ただし 正副 2 部提出させた場合は正本一式を申請者へ返却する 5 確認書の交付 申請者 ( 又は代理人 ) に窓口で直接交付又は郵送 ( どのような交付の方法をとるかは自治体の判断 ) 郵送の場合は相手方に到達したことを確認 ( 配達記録又は電話等 ) 標準事務処理期間 参考 申請書の受理から確認書の交付まで 5~7 日 ( 開庁日 ) とするのが適当と考えられる ただし 申請書や添付書類に不備がある場合に 補正に要した日数は含まない 4

3. 別記様式 1-1 の留意点 別記様式 1-1( 被相続人居住用家屋又は被相続人居住用家屋及びその敷地等の譲渡の場合 ) 代理人による書類作成 申請も可能被相続人居住用家屋等確認申請書申請者の印鑑相続人の住所 氏名 連絡先を記入 認印可申請者住所相続人が複数の場合は相続人ごとにシャチハタ不可電話申請書を作成してください氏名印 連名による申請はできません下記家屋及びその敷地等は 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 租税特別措置法第 35 条第 3 項第 1 号イ ) 相続の開始の直前において当該相続又は遺贈に係る被相続人の居住の用に供されていた家屋 及び 相続の開始の直前において被相続人以外に居住をしていた者がいなかったこと ( 同法第 35 条第 4 項柱書き及び第 3 号 ) に該当しますので確認願います 家屋及びその敷地等の所在地家屋の建築年月日被相続人の氏名及び住所相続発生日 ( 被相続人の死亡日 ) 相続による取得日 ( 例 : 遺産分割協議が確定した日 ) 被相続人居住用家屋を取得した他の相続人の氏名及び住所被相続人居住用家屋の敷地等を取得した他の相続人の氏名及び住所 C 対象物件の所在地 記号 P 9 必 登記簿謄本に記載された建築年月日 要書類の 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築された家屋が対象 内容確認 事項 の A 除票住民票に記載されている被相続人の氏名 住所 説明項目 A 除票住民票に記載されている被相続人の死亡日 を参照 遺産分割協議書に記載された日や相続登記を行った日 ( 氏名 ) ( 住所 ) B 相続人が複数の場合は他の相続人の氏名 住所を記入 ( 氏名 ) 添付する住民票と同じ氏名 住所 ( 住所 ) 記入欄が不足する場合は 別紙に記入 譲渡日 C 売買契約書 譲渡証明書や念書等に記載されている日 被相続人居住用家屋等確認書上記家屋及びその敷地等は 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されいていたことがないこと ( 租税特別措置法第 35 条第 3 項第 1 号イ ) 相続の開始の直前において当該相続又は遺贈に係る被相続人の居住の用に供されていた家屋 及び 相続の開始の直前において被相続人以外に居住をしていた者がいなかったこと ( 同法第 35 条第 4 項柱書き及び第 3 号 ) に該当することを確認しました 確認年月日平成年月日 確認を行った市区町村長 市区町村長印 特別控除の適用は税務署が判断します 本申請は相続から譲渡まで対象が空き家であったこと を確認するための書類であり 特別控除の適用を確約するものではありません 5

記号 P9 必要書類の内容確認事項 の説明項目を参照 A B C 被相続人居住用家屋等確認書の交付のための提出書類の確認表 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 租税特別措置法第 35 条第 3 項第 1 号イ ) 相続の開始の直前において当該相続又は遺贈に係る被相続人の居住の用に供されていた家屋 及び 相続の開始の直前において相続人以外に居住をしていた者がいなかったこと ( 同法第 35 条第 4 項柱書き及び第 3 号 ) の要件を満たしていることの確認に必要な書類の一覧 1 被相続人の除票住民票の写し申請被相続人居住用家屋の譲渡時の相続人の住民票の写し 2( 被相続人の死亡時以降当該相続人が居住地を2 回以上移転している場合には 当該相続人の戸籍の附票の写しを含む ) 3 申請被相続人居住用家屋又はその敷地等の売買契約書の写し等 4 以下の書類のいずれか ( 複数の書類が提出された場合には 当該複数の書類全て ) 確認欄 G( イ ) G( ロ ) G( ハ ) (ⅰ) 電気若しくはガスの閉栓証明書又は水道の使用廃止届出書申請被相続人居住用家屋の相続人と当該家屋の媒介契約を締結した宅地建物取引業者が 当該家屋の現況が空き家であることを表示して広告しているこ (ⅱ) とを証する書面の写し ( 宅地建物取引業者による広告が行われたものに限る ) 所在市区町村が 申請被相続人居住用家屋又はその敷地等が 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと の要件を満たしていることを容易に認めることができるような書類所在市区町村が認める者が申請被相続人居住用家屋の譲渡の時までに管 (ⅲ) 理を行っていることの証明書例申請者が所在市区町村又は所在市区町村が認める者に対して申請被相続人居住用家屋が空き家である旨の登録を譲渡の時までに行っていることの証明書その他上記以外の書類 ( ) ( 例 : 空家等対策の推進に関する特別措置法第 11 条に基づく空き家等に関するデータベースから確 認できた内容 上記書類によって確認ができなかった場合 ( 該当する確認欄に を記載すること ) において代替書類 保管書類及びヒアリング内容 申請者の申立により確認できた内容など ) 備考 太枠の欄は区市町村で記入します 6

3. 別記様式 1-2 の留意点 別記様式 1-2( 被相続人居住用家屋の取壊し 除却又は滅失後の敷地等の譲渡の場合 ) 代理人による書類作成 申請も可能被相続人居住用家屋等確認申請書申請者の印鑑相続人の住所 氏名 連絡先を記入 認印可申請者住所相続人が複数の場合は相続人ごとにシャチハタ不可電話申請書を作成してください氏名印 連名による申請はできません下記家屋及びその敷地等は 当該家屋が 相続の時から取壊し 除却又は滅失の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 租税特別措置法第 35 条第 3 項第 2 号イ ) 当該敷地等が 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 同法第 35 条第 3 項第 2 号ロ ) 当該敷地等が 取壊し 除却又は滅失の時から譲渡の時まで建物又は構築物の敷地の用に供されていたことがないこと ( 同法第 35 条第 3 項第 2 号ハ ) 当該家屋が 相続の開始の直前において当該相続又は遺贈に係る被相続人の居住の用に供されていた家屋 及び 相続の開始の直前において被相続人以外に居住をしていた者がいなかったこと ( 同法第 35 条第 4 項柱書き及び第 3 号 ) に該当しますので確認願います 家屋及びその敷地等の所在地家屋の建築年月日被相続人の氏名及び住所相続発生日 ( 被相続人の死亡日 ) 相続による取得日 ( 例 : 遺産分割協議が確定した日 ) 被相続人居住用家屋を取得した他の相続人の氏名及び住所被相続人居住用家屋の敷地等を取得した他の相続人の氏名及び住所譲渡日家屋の取壊し 除却又は滅失日 C 対象物件の所在地 登記簿謄本に記載された建築年月日 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築された家屋が対象除票住民票に記載されている被相続人の氏名 住所 A 被相続人の住所が対象物件の所在地と同じであること A 除票住民票に記載されている被相続人の死亡日遺産分割協議書に記載された日や相続登記を行った日 ( 氏名 ) ( 住所 ) B 相続人が複数の場合は他の相続人の氏名 住所を記入 添付する住民票と同じ氏名 住所 ( 氏名 ) ( 住所 ) 記入欄が不足する場合は 別紙に記入売買契約書 譲渡証明書や念書等に記載されている日 C 譲渡日を証明する提出書類と同じ日除却工事の契約書 リサイクル法の解体届 建築基準法の D 除却届出書などに記載されている日 提出書類と同じ日 記号 P9 必要 書類の内 容確認事 項 の説 明項目を 参照 家屋の所有者が業者と直接契約して建物等を除却し 売却した場合が特別控除の対象となります 被相続人居住用家屋等確認書上記家屋及びその敷地等は 当該家屋が 相続の時から取壊し 除却又は滅失の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 租税特別措置法第 35 条第 3 項第 2 号イ ) 当該敷地等が 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 同法第 35 条第 3 項第 2 号ロ ) 当該敷地等が 取壊し 除却又は滅失の時から譲渡の時まで建物又は構築物の敷地の用に供されていたことがないこと ( 同法第 35 条第 3 項第 2 号ハ ) 当該家屋が 相続の開始の直前において当該相続又は遺贈に係る被相続人の居住の用に供されていた家屋 及び 相続の開始の直前において被相続人以外に居住をしていた者がいなかったこと ( 同法第 35 条第 4 項柱書き及び第 3 号 ) に該当することを確認しました 確認年月日平成年月日確認を行った市区町村長 市区町村長印 特別控除の適用は税務署が判断します 本申請は相続から譲渡まで対象が空き家であったことを確認するための書類であり 特別控除の適用を確約するものではありません 7

記号 P9 必要書類の内容確認事項 の説明項目を参 照 A B C D 被相続人居住用家屋等確認書の交付のための提出書類の確認表 当該家屋が 相続の時から取壊し 除却又は滅失の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 租税特別措置法第 35 条第 3 項第 2 号イ ) 当該敷地等が 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと ( 同法第 35 条第 3 項第 2 号ロ ) 当該敷地等が 取壊し 除却又は滅失の時から譲渡の時まで建物又は構築物の敷地の用に供されていたことがないこと ( 同法第 35 条第 3 項第 2 号ハ ) 当該家屋が 相続の開始の直前において当該相続又は遺贈に係る被相続人の居住の用に供されていた家屋 及び 相続の開始の直前において被相続人以外に居住をしていた者がいなかったこと ( 同法第 35 条第 4 項柱書き及び第 3 号 ) の要件を満たしていることの確認に必要な書類の一覧 1 被相続人の除票住民票の写し 申請被相続人居住用家屋の取壊し 除却又は滅失時の相続人の住民票の写し 2( 被相続人の死亡時以降当該相続人が居住地を 2 回以上移転している場合には 当該相続人の戸籍の附票の写しを含む ) 3 申請被相続人居住用家屋の取壊し 除却又は滅失後の敷地等の売買契約書の写し等 4 申請被相続人居住用家屋の除却工事に係る請負契約書の写し 確認欄 以下の書類のいずれか ( 複数の書類が提出された場合には 当該複数の書類全て ) G( イ ) (ⅰ) 電気若しくはガスの閉栓証明書又は水道の使用廃止届出書 G( ロ ) G( ハ ) (ⅱ) (ⅲ) 申請被相続人居住用家屋の相続人と当該家屋の媒介契約を締結した宅地建物取引業者が 当該家屋の現況が空き家であり かつ 当該空き家は除却又は取壊しの予定があることを表示して広告していることを証する書面の写し ( 宅地建物取引業者による公告が行われたものに限る ) 所在市区町村が 申請被相続人居住用家屋が 相続の時から取壊し 除却又は滅失の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと 及び被相続人居住用家屋の敷地等が 相続の時から譲渡の時まで事業の用 貸付けの用又は居住の用に供されていたことがないこと の要件を満たしていることを容易に認めることができるような書類 例 所在市区町村が認める者が申請被相続人居住用家屋の譲渡の時までに管理を行っていることの証明書 申請者が所在市区町村又は所在市区町村が認める者に対して申請被相続人居住用家屋が空き家である旨の登録を譲渡の時までに行っていることの証明書 その他上記以外の書類 ( ) E D F 申請被相続人居住用家屋の取壊し 除却又は滅失の時から当該取壊し 除却又は滅 6 失後の敷地等の譲渡の時までの被相続人居住用家屋の敷地等の使用状況が分かる真 7 申請被相続人居住用家屋の除却工事に係る請負契約書の写し 再掲 申請被相続人居住用家屋の取壊し 除却又は滅失の時から当該取壊し 除却又は滅 8 失後の敷地等の譲渡の時までの間の 当該敷地等における相続人の固定資産課税台帳の写し又は固定資産税の課税証明書の写し 備考 ( 例 : 空家等対策の推進に関する特別措置法第 11 条に基づく空き家等に関するデータベースから確認できた内容 上記書類によって確認ができなかった場合 ( 該当する確認欄に を記載すること ) において代替書類 保管書類及びヒアリング内容 申請者の申立により確認できた内容など ) 太枠の欄は市で記入します 8

4. 必要書類の内容確認事項 必要書類 A 除票住民票 確認内容 死亡日 死亡時の居住地を確認 実際には被相続人居住用家屋に居住していたが除票住民票の住所が異なる場合 実際に居住していたことが分かる代替書類の提出が必要 B 申請者住民票 相続開始直前から譲渡時まで 相続人が対象家屋に住んでいなかったことを確認 実際には被相続人居住用家屋に居住していた相続人はいないが住民票が当該家屋の所在地となっている相続人がいる場合 実際の居住地が分かる代替書類の提出が必要 C 売買契約書の写し 家屋 敷地をいつ譲渡 ( 引渡 ) したか確認 契約者 対象地 譲渡日の確認 D 除却工事請負契約書の写し 相続した家屋をいつ取壊したかを確認 やむをえない事情がある場合はリサイクル届の写し又は建築基準法第 15 条第 1 項に基づく除却届出書の写し 建物滅失登記証明書等も可能 E 家屋除却後の更地の写真 F 固定資産税課税台帳又は課税明細書の写し 除却後から譲渡までに他の用途に使用されていないことの確認 除却から譲渡までに他の用途に使用されていないことの確認 対象地が雑種地になっていることの確認 名寄帳の写し 固定資産関係証明の写しも可能 G いずれかの書類 相続した家屋が 空き家 の状態となっており その後 他の用途に使用していないことの確認 ( イ ) 電気 ガス 水道の閉栓証明書 使用廃止届出書 ( ロ ) 当該家屋が空き家 ( 様式 1-1) 又は空き家かつ除却等の予定があること ( 様式 1-2) を広告していることを証する書面の写し ( ハ ) 所在市区町村が 当該家屋又は敷地が 相続の時から 譲渡の時まで居住等の用に供されていないこと ( 様式 1-1) 相続の時から取壊し 除却等の時まで 居住等の用に供されていないこと ( 様式 1-2) の要件を容易に認めることができる書類 (1) 空き家管理を委託している場合の 管理受託証 (2) 空き家バンク等に登録している場合の 証明書 別記様式 1-1 に必要な書類は A B C G 別記様式 1-2 に必要な書類は A B C D E F G 9