スタートアップガイド会計編 ( 顧問先様用 ) Ver.2015 年 9 月 15 日 1
目 次 はじめに 会計システム ご利用の流れ A-SaaS システムのインストール P3 P4 仕訳データ入力について 入力方式のご紹介 データ選択 出納帳入力 振替伝票入力 仕訳入力( 単一仕訳 ) 仕訳入力のいろいろな機能 ( 参考 ) 補助登録 ( 参考 ) 摘要登録 P5 P5 P6 P10 P13 P14 P16 P16 チェック依頼 会計事務所にチェック依頼をする P17 A-SaaS の操作でお困りの際は オンラインヘルプ ( マニュアル ) P18 2
はじめに 会計システムご利用の流れ A-SaaS の会計システムで入力した仕訳は クラウド上にあるサーバーに保管されます サーバーにデータがある事により 会計事務所でもタイムラグなくすぐにデータをチェックする事が可能です A-SaaS で仕訳を入力する 単一仕訳形式 出納帳 振替伝票で仕訳を入力します チェック依頼 をおこなう 各月ごとに入力を終えたら 会計事務所にチェックを依頼します < 会計事務所での操作 > 翌月の仕訳を入力する 会計事務所で前月の仕訳をチェックしている間も 日々の仕事を止めることなく 翌月の仕訳を入力する事が可能です 会計事務所担当者が仕訳をチェックする ( 会計事務所での操作 ) 事務所担当者が仕訳をチェックします クラウド上にデータがありますので 会計事務所ですぐにデータを確認できます 会計事務所担当者が 月締処理 をする ( 会計事務所での操作 ) 仕訳の確認をおこない 問題なければ 月締処理 をおこないます 3
A-SaaS システムのインストール A-SaaS システムを弊社 HP からダウンロードし インストールします 操作は各パソコンごとにおこなってください 推奨動作環境については こちらをご覧ください http://www.a-saas.com/app/index.html#e A-SaaS の HP にアクセスします (http://www.a-saas.com/) ページ最下部の [ クラインアントアプリのダウンロード ] をクリックします 下にスクロール! ダウンロードページが表示されたら お使いの PC にあわせて [Windows 版 ] か [Mac 版 ] か選択します 利用規約をご確認頂き [ 利用規約に同意して 版をインストール ] をクリックします *Mac OS 環境では 電子申告システムは使用出来ません ダウンロードしたインストーラを実行すると インストールが開始されます 手順に沿ってインストールをすすめてください * セキュリティの警告等が表示された場合は 実行 をクリックしてください *SmartScreen のメッセージ画面 ( メッセージ :Windows によって PC が保護されました ) が表示された場合は [ 詳細情報 ] を選択し [ 実行 ] をクリックします A-SaaS システムは 定期的にアップデートされます A-SaaS システムを起動すると最新バージョンを自動的にチェックいたします プログラムが更新されている場合は メッセージが表示されますので アップデート後 ご利用ください 4
仕訳を入力する 入力方式のご紹介 仕訳の入力方式については 3パターンあります 仕訳入力(単一仕訳) 出納帳入力 振替伝票入力がございます データ選択 A SaaSメニュー画面上部で 年度 を選択し 業務メニューをクリックしてデータを開きま す 個人事業者の場合は 業種 (複数業種がある場合)を選択します 会計事務所の運用方法により一部のメニューが表示されない場合があります A SaaSメニュー画面 選択した事業年度の会計データが開きます 5
出納帳入力 出納帳入力では 見慣れた出納帳そのままの画面で より簡単な操作で仕訳を記帳するこ とができます 入力方法は 摘要先行入力 モードと 相手科目先行入力 モードから 選択できます 出納帳の詳しい操作方法は 出納帳画面のF1[ヘルプ]をクリックしてオン ラインヘルプをご参照ください 摘要先行入力 モードとは 入 や 出 などの区分を選択後 先に摘要を入力し 次に相手科目を入力する方法 です 仕訳辞書を登録しておくと 摘要を選択するだけで相手科目がセットされ 仕訳 データが自動的に作成されます 相手科目先行入力 モードとは 相手科目をセットしたのちに摘要を入力する方法です [出納帳設定]で 利用する帳簿の設定 や 入力モードの切り替え をおこないます 利用する帳簿の設定 出納帳で利用したい帳簿を選択し ます チェックが入っている科目 の帳簿が入力できます 入力モードの切り替え 摘要先行入力をしたい場合は チェックを外します 科目先行入力をしたい場合は チェックを入れます 6
摘要先行入力 モード 先に摘要を入力するやり方です 仕訳辞書を登録しておくことで 科目を自動でセットすることができます 仕訳辞書の登録方法は 参考や F1[ ヘルプ ] をご覧ください 5 1 2 3 4 6 7 1 2 3 4 5 6 7 説 年間入力と月間入力を切り替えます 年間入力の場合は 月 から仕訳入力します 月間入力の場合は 月タブを選択して 日 から仕訳入力します 帳簿の種類を切り替えます 帳簿の中で入力する科目を切り替えます ( 補助がある場合は さらに補助科目を選択します ) 仕訳辞書を登録するボタンです 月を選択するタブです 仕訳を入力したり 入力済みの仕訳が表示されるエリアです 摘要欄では 区分 に応じて仕訳辞書に登録されている摘要の候補が表示されます 摘要を選択する事で相手科目や金額など自動セットできます 明 < 入力方法 > 1. 日付を入力します 2. 区分 を [ スペース ] キー もしくは [ ][ ] キーで選択します ( 例 : 入 入金 出 出金 売 売上 回 回収 など ) 3. 区分 に応じて 仕訳辞書に登録されている摘要の候補が表示されます 4. 摘要を選択すると相手科目などが自動セットされ 手順 3 で選択した区分に応じて金額欄にカーソルが止まりますので 適宜入力します 7
仕訳辞書登録とは 摘要に科目や金額を登録することで 出納帳の 摘要先行入力 モードで入力する際に 摘要を選択するだけで相手科目がセットされ 仕訳データが自動的に作成される便利な機能です * 仕訳辞書には補助科目は登録できません 仕訳辞書を利用して出納帳で入力する際に その科目に登録されている一番上位の補助科目が自動セットされますので 適宜編集してください * 科目先行入力 モードでは 仕訳辞書は使用しません 仕訳辞書の登録方法には以下の 3 パターンがあります 詳しい操作方法は 出納帳画面から F1[ ヘルプ ] からご確認ください 辞書登録画面で入力で辞書データを登録する 会計データに登録されている 取引内容摘要から辞書データを登録する すでに入力済みの仕訳データから辞書データを登録する 8
科目先行入力 モード 先に科目を入力するやり方です ④ ① ② ③ ⑤ ⑥ 説 明 ① 年間入力と月間入力を切り替えます 年間入力の場合は 月 から仕訳入力します 月間入力の場合は 月タブを選択して 日 から仕訳入力します ② 帳簿の種類を切り替えます ③ 帳簿の中で入力する科目を切り替えます 補助がある場合は さらに 補助科目を選択します ④ 月を選択するタブです ⑤ 仕訳を入力したり 入力済みの仕訳が表示されるエリアです ⑥ 科目や補助 摘要などが表示されるエリアです 入力方法 1 日付を入力します 2 相手科目 摘要を入力していきます 各項目の入力は 科目コードを入力 読 み仮名を入力 マウスで選択 の3種類の方法があります 3 カーソルを適宜移動させ 金額を入力します 9
振替伝票入力 振替伝票入力では 複合仕訳の伝票をそのまま入力することができます 伝票形式は A-SaaS 標準形式 コクヨ形式 の 2 種類から選択できます < 設定画面 > *[A-SaaS 標準形式 ] と [ コクヨ形式 ] では入力順が異なります 1~15 の番号はデータの入力順序を表しています *1:N(N:1) の伝票の仕訳設定は 登録した振替伝票を仕訳表示する際にどのように表示させたいかを設定します 詳しくは 参考をご覧ください * その他の詳しい設定項目については 振替伝票画面で F1[ ヘルプ ] でご確認ください 10
振替伝票入力画面 ② ① ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 説 明 ① 年間入力と月間入力を切り替えます 年間入力の場合は 月 から仕訳入力します 月間入力の場合は 月タブを選択して 日 から仕訳入力します ② 月を選択するタブです ③ 入力した伝票を登録します ④ 伝票の形式や伝票の仕訳表示形式 カーソルの動きなどを設定できます ⑤ 振替伝票番号の自動付番設定や仕訳入力(単一仕訳)で伝票番号を入力す るかの設定ができます (仕訳入力(単一仕訳)で伝票番号を入力すると振 替伝票として登録されます ) ⑥ 仕訳を入力したり 入力済みの仕訳が表示されるエリアです ⑦ 科目や補助 摘要などが表示されるエリアです 入力方法 1 日付を入力し 伝票番号をセットします 2 貸借科目を入力します 各項目の入力は 科目コードを入力 読み仮名を入 力 マウスで選択 の3種類の方法があります 3 金額を入力します 4 摘要を入力します 入力方法は 直接手入力 摘要コードを入力 マウスで 選択 の3種類の方法があります 5 入力を終えて 貸借金額が一致したら[登録]をクリックし 伝票登録します 11
1:N(N:1) の伝票の仕訳設定について 振替伝票の [ 設定 ] 画面にて貸借どちらか一方が 1 行のみの伝票について 仕訳表示する際にどのように表示させたいかを設定します 設定によって仕訳の表示方法が異なります ex. [1:N(N:1)] の伝票例 借方 金額 貸方 金額 短期借入 500,000 普通預金 526,500 支払利息 26,500 相手科目を個別設定 にした場合 借方 貸方 金額 短期借入 普通預金 500,000 支払利息 普通預金 26,500 相手科目に諸口を設定 にした場合 借方 貸方 金額 短期借入 諸口 500,000 諸口 普通預金 526,500 支払利息 諸口 26,500 12
仕訳入力 単一仕訳 仕訳入力画面 ② ① ③ ④ ⑤ 説 明 ① 年間入力と月間入力を切り替えます 年間入力の場合は 月 から仕訳入力します 月間入力の場合は 月タブを選択して 日 から仕訳入力します ② 月を選択するタブです ③ 科目や補助 摘要などが表示されるエリアです ④ 入力済みの仕訳が表示されるエリアです ⑤ 仕訳を入力するエリアです 入力方法 1 日付を入力します 2 科目や補助を入力します 各項目の入力は 科目コードを入力 読 み仮名を入力 マウスで選択 の3種類の方法があります 3 金額を入力します 4 摘要を入力します 手入力 摘要コードを入力 マウスで選択 の3種類 の方法があります 5 摘要欄でエンターキーをクリックすると仕訳が確定します 自動セットされた課非区 分や税率を編集したい場合は TABキーでカーソル移動して入力します 13
< ワンポイント > 仕訳入力のいろいろな機能 ここでは ワンポイントとしていくつか機能をご紹介します その他の詳しい機能や操作については F1[ ヘルプ ] でご確認ください < 仕訳入力時のカーソルの動き > キー説明 TAB キー 次の項目に移動します 何も入力していない項目で押下すると 前の仕訳の同じ項目をコピーして自動入力します + キー TAB キーと同じ動きをします ENTER キー ESC TAB キーと同じ動作をします ただし 摘要 課税区分 税率入力時に押すと 入力中の仕訳を確定させます ひとつ前の項目に戻ります 仕訳訂正モード の場合は 仕訳訂正モードを解除します 振替伝票画面では [ 設定 ] によって [TAB][+][ENTER] キーの動きが異なります < 仕訳の訂正 > 振替伝票 出納帳 仕訳日記帳 元帳画面での訂正方法 入力済みの仕訳の訂正したい箇所をダブルクリックします 適宜訂正し [ENTER] キーを押下します 振替伝票においては [ 登録 ] ボタンをクリックし 伝票を上書きします 仕訳入力画面での訂正方法 入力済みの仕訳の中から訂正したい仕訳をダブルクリックします ( 仕訳入力エリアの上段にその仕訳が表示され 下段が濃い水色になった状態で表示されます ) 選択した仕訳の各項目を TAB キーで送りながら 訂正した箇所を変更し適宜訂正し TAB キーでカーソルを送りおえると仕訳が確定します < 仕訳の削除 > 入力済みの仕訳の中から削除したい仕訳をクリックして選択します [DEL] をクリックします 振替伝票においては [ 登録 ] ボタンをクリックし 伝票を上書きします * 削除された仕訳には 赤い取り消し線がつきます 再度データを読み込むと 削除された仕訳は非表示になります 14
< 仕訳データのコピー 貼り付け > コピーしたい仕訳データを選択し 右クリックします 表示されたメニューから [ コピー ] をクリックします * 複数仕訳を同時に選択したい場合は [Shift] または [Ctrl] キーを利用すれば可能です 入力画面の仕訳表示エリアで 右クリックし [ 貼り付け ] または [ 条件付き貼り付け ] を選択します < 貼り付け > 金額など変更せずにそのまま仕訳を貼り付けます * 日付は入力済み仕訳の最終日がセットされます 仕訳が未入力の場合は コピー元の日付が保持されます < 条件付き貼り付け > 金額を 0 円にして貼り付ける 日付を指定して貼り付けるが選択できます 毎月の決まった取引など 特定の仕訳内容を登録しておき それらを呼び出すことにより効率良くデータを入力することも可能です 入力済の仕訳から登録したい仕訳を選択後 右クリックし [ 定型取引登録 ] を選択します 定型取引を呼び出す際は 入力エリアで右クリックし [ 定型取引呼出 ] を選択します 詳しい操作方法は F1[ ヘルプ ] からオンラインヘルプをご参照ください 15
( 参考 ) 補助登録 科目の内訳として取引先を補助登録することで 取引先ごとの残高を管理する事ができます * 会計事務所の運用方法により利用できない場合があります 各入力画面から メニューバー [ 設定 ]>[ 補助登録 ] をクリックすると補助編集画面へ遷移します F6[ 補助作成 ] をクリックします ダイアログが表示されますので 科目を選択後 補助コード名称など入力し [ 作成開始 ] をクリックします < ポイント > * 摘要入力 とは 補助を使用した際に摘要欄に自動転記するか しないかの設定です * 課非区分 税率 は セットする勘定科目の課非区分 税率と違う課非区分等をセットする場合のみ選択します ( 参考 ) 摘要登録 * 仕訳入力画面に戻る場合は メニューバー [ 入力 ] から各入力メニューをクリックしてください 摘要登録は 摘要登録画面でおこなう方法と 仕訳入力途中で随時登録していく方法とあります ここでは 仕訳入力途中で登録する方法を案内します * 会計事務所の運用方法により利用できない場合があります 仕訳入力時 摘要欄に摘要を入力し F11[ 摘要登録 ] をクリックします ダイアログが表示されます 摘要分類や摘要登録する科目を選択などおこない [ 作成開始 ] をクリックします <ポイント> * 相手先摘要 の場合は 借方 貸方の判別無く 1 つの科目をセットできます 仕訳入力時のコードは -( マイナス ) が付きます * 取引内容 摘要の場合は 借方 貸方を判別します 貸借両方もしくは片方に科目をセットできます 仕訳入力時のコードは.( ドット ) が付きます 16
試算表 仕訳の入力を終えたら 試算表で繰越残高などを確認します 詳しい操作方法については F1[ヘルプ]からオンラインヘルプをご参照ください 試算表 試算表 [試算表]をクリックすると表示されます ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 説 明 ① 年間入力と月間入力を切り替えます 年間入力の場合は 月 から仕訳入力します 月間入力の場合は 月タブを選択して 日 から仕訳入力します ② [補助 残高管理摘要を表示する]にチェックを入れると 補助科目や残 高管理している補助を表示することができます ③ 月を選択するタブです ④ 各種設定オプションです 前期比較試算表や集約試算表 印刷時に資産 の部で改頁など様々な設定ができます ⑤ [税込] [税抜]ボタンです クリックすると設定に合わせ瞬時に金額が 切り替わり 簡単に確認することができます ⑥ 前月残高(前期残高) 借方/貸方の発生額 繰越金額が確認できます ポイント 残高が一致しない場合や取引内容を確認したい場合は 科目 をダブルクリックすると 元帳 に遷移します 元帳で仕訳を確認し 必要に応じて訂正します 訂正方法は P14をご参照ください 印刷を行う場合は 画面上部の設定オプション(④)を適宜設定したうえ 画面下にある F7[印刷]をクリックしてください 17
チェック依頼 チェック依頼とは 月ごとの仕訳入力を終えたら 会計事務所にデータのチェックを依頼する機能です 詳しい操作方法については F1[ ヘルプ ] からオンラインヘルプをご参照ください チェック依頼 月分の仕訳データの入力を終えたら [ チェック依頼 ] をクリックします 表示されたダイアログでチェックを依頼したい 月 を選択し [ 確定 ] をクリックします チェック依頼をおこなった月タブに ㇾ マークが表記されます * 顧問先様側では チェック依頼を出した月のデータは編集出来なくなります チェック依頼解除は会計事務所でのみ可能です チェック依頼を受け 会計事務所が仕訳のチェックをおこないます 仕訳に問題がなければ 月分の月締処理を行います 月締処理をした月は 月タブに [ 〆 ] マークが入ります * 月締された月のデータは編集できません 解除は会計事務所でのみ可能です 18
A-SaaS の操作でお困りの際は オンラインヘルプ ( マニュアル ) A-SaaS の操作について WEB 上にオンラインヘルプ ( マニュアル ) を準備しております 各システムの F1[ ヘルプ ] をクリックすると 表示されているシステムのオンラインヘルプが表示されます * 操作についてのお問い合わせは会計事務所へお願い致します * 弊社専任のヘルプデスクスタッフへのお問い合わせをご希望される場合は 会計事務所にご相談ください 19