ADSL モデム ユーザーズマニュアル (ATUR32J ユーザ用 ) 第 3 版
ADSL モデムユーザーズマニュアル目次 第 1 章設定の準備 1 1-1. 管理メニューを表示する 1 1-2. ログインパスワードの設定 3 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ 5 第 3 章接続に必要な設定を行う 7 3-1.LAN 側インタフェースの設定変更 7 3-2.ADSL(WAN) 側インタフェースの設定変更 9 第 4 章詳細機能 10 4-1. スタティックルーティングの設定 10 4-2.NAT 機能の設定 11 4-3. フィルタの設定 13 4-4. 設定例 19 第 5 章各種情報の参照の方法 20 5-1. バージョン情報 20 5-2.ADSL 回線の状態 21 5-3. インタフェース情報 22 5-4. ルーティングテーブル 23 5-5. パケットフィルタ情報 24 5-6.DHCP 情報 25 5-7.IP マスカレード情報 26 5-8.ProxyDNS 情報 27 5-9. ログ情報 28 第 6 章保守機能 29 6-1. 日付と時刻の設定 29 6-2.SNMP 管理 32 6-3. 機器の再起動 33 6-4. ファームウェア コンフィグファイルの管理 34 6-5. 設定やパスワードがわからなくなった場合 41-1 - R32APoA-S 3.0
第 1 章設定の準備 1-1. 管理メニューを表示する 設定を行うために ATUR32J へログインします 1 本体底面 ( 裏面 ) のディップスイッチを確認してください 4 番のみ ON 注意 : ディップスイッチの操作はモデムの電源を OFF にしてから行ってください 2 機器の配線を確認して ADSL モデムの電源を入れます ( 詳しくはスタートアップマニュアルを参照 ) 3WWW ブラウザを起動してください 注意 :WWW ブラウザの設定で JavaScript の使用を無効にしている場合は有効にしてください 4ATUR32J のアドレスを以下の通り指定してください Internet Explorer の場合 192.168.0.1 はデフォルト LAN 側 IP アドレスを変更している場合は 変更後の IP アドレス 5 ネットワークパスワードの入力ダイアログが表示されます 1 ユーザー名: config パスワード : なしと入力します 2 ユーザ名 パスワードを確認してクリック 注意 : ユーザ名 config パスワード なし はデフォルト値です - 1 -
運用開始時にはセキュリティの観点から ユーザ名とパスワードの設定をお勧めします 変更方法については 次ページ 1-2. ログインパスワードの設定 を参照してください 前回設定したIP アドレスやパスワードがわからなくなって ATUR32Jにアクセスできない場合は 一旦電源をOFFにした後ディップスイッチ5 番をONにして電源をONにすることで 工場出荷時状態のIPアドレスおよびパスワードでアクセスすることができます ( 6-5. 設定やパスワードがわからなくなった場合 ) 工場出荷時設定の値 ユーザー名 :config パスワード : なし IP アドレス :192.168.0.1 6ATUR32J 管理メニューが表示されます 管理メニュー画面 ここの項目をクリックするとそれぞれの項目にスキップします 注意 : お客様がご利用のサービスによって 操作メニュー に表示される項目が上記と異なる場合があります - 2 -
1-2. ログインパスワードの設定 セキュリティの観点から 運用開始時にパスワードを変更することをお勧めします パスワードは 管理者用とユーザ用の2 種類がありますので 両方を変更することをお勧めします 1 設定変更前のコンフィグファイルを保存します コンフィグファイルの保存方法については 6-2.(2) コンフィグファイルの保存 を参照してください 2 操作メニューの 管理 から 管理者用パスワード をクリックしてください [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] ユーザ用パスワード変更の場合 操作メニューの 設定 ( 保守 ) から ユーザー用パスワード をクリック [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] - 3 -
3 ログイン名 新しいパスワード (2 回 ) を入力し 設定 をクリックしてください 1 ログイン名を入力します 2 新パスワードを入力します 3 新パスワードを再度入力します ユーザ用パスワード変更の場合 ログイン名 新しいパスワード (2 回 ) を入力し 設定 をクリックしてください 1 ログイン名を入力します 2 新パスワードを入力します 3 新パスワードを再度入力します 注意 :32 文字以内の半角英数文字が使用できます <,>,,,?,&,%,=,\ は使用できません なお 大文字と小文字は区別されます 注意 : 異なったパスワードを入力した場合はエラーページが表示されます ブラウザの 戻る をクリックして操作をやり直してください - 4 -
第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ この章では 設定を入力してから実際に反映されるまでの流れを説明します 1 必要な項目に設定を入力後 表示 / 設定画面の右上または右下にある 設定 をクリックします 設定入力前の表示に戻したい場合は クリア をクリックします 注意 : 設定 をクリックする前に他のメニューをクリックしてしまうと入力した設定が反映されませんのでご注意ください 2 設定 をクリックすると 下記のような画面が表示されます (A)LAN インターフェース以外の設定変更反映の場合 以下の画面表示が出ます 方法を選択して 実行 をクリックします ここは選択しないでください ( デフォルトのままでOKです ) (B) LAN インターフェースの設定変更反映の場合 以下の画面表示が出ます 方法を選択して 実行 をクリックします ここは選択しないでください ( デフォルトのままでOKです ) 注意 : 現在どちらを選択しても必ずセーブをする仕様となってます - 5 -
3 セーブ 画面で設定をセーブするをクリックします 4 少し経つと 下記メッセージが表示されますので 設定を動作に反映させたい場合は リブート をクリックしてください 他に設定を続行したい場合は該当するメニューをクリックしてください する 5 装置を再起動する をクリックします 6 下記のメッセージが表示されますので ATUR32J の LAN LINK ランプが点灯になったことを確認してから ログインしなおしてください - 6 -
第 3 章接続に必要な設定を行う 3-1.ATUR32J の LAN 側インタフェースの設定変更 (1)LAN 側 IP アドレスの変更方法 1 操作メニューの LAN インタフェース をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2LAN 側インタフェースの IP アドレスを変更後 設定 をクリックします 1 ATUR32J の LAN 側 IP アドレスとサブネットマスクを入力します 入力した設定を使用する場合 有効 削除する場合 削除 注意 : この章の説明で接続には十分なため 詳細設定 についてはこのマニュアルではサポートしません 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 7 -
(2)LAN 側インタフェースの DHCP 設定の変更方法 1 LAN インタフェース 画面で LAN 側端末アドレスの自動設定 (DHCP) をクリックします ( (1)LAN 側 IP アドレスの変更方法 参照 ) 2DHCP に関する設定を変更後 設定 をクリックします 1 DHCP サーバ機能を ON 使用する /OFF 使用しない 2 LAN 側端末に割り当てる IP アドレスの開始アドレスを設定します 4 LAN 側に通知する DNS サーバの IP アドレスを設定します 5 LAN 側に通知するデフォルトゲートウェイ IP アドレスを入力します 3 IP アドレスを割り当てる端末の台数を入力します 注意 : 割り当て用( 開始 )IP アドレス DNS サーバ デフォルトゲートウェイ は それぞれ設定をする必要があります 注意 : この章の説明で接続に関して十分なため 詳細設定 についてはこのマニュアルではサポートしません 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 8 -
3-2.ADSL(WAN) 側インターフェースの設定変更 (1) 接続するための設定 1 操作メニューの PPPoA インターフェース をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 接続に必要な情報を設定後 設定 をクリックします 1 使用する WAN 側インターフェースをクリックします 2 PVC 情報を確認します VPI/VCI:0/35 3 カプセル化方式を確認します LLC にします 4 プロバイダから配布されたログイン名 パスワードを入力します ( 上記は入力例です ) 5 入力した設定を使用する場合 有効 削除する場合 削除 注意 : VPI/VCI と カプセル化 は指定された値以外だと接続できなくなります注意 : インターフェース poa0 のみを通信に使用します注意 : PCR と DNS アドレス設定 は設定変更をしないでください注意 : この章の説明で接続には十分なため 詳細設定 についてはこのマニュアルではサポートしません 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 9 -
第 4 章詳細機能 4-1. スタティックルーティングの設定 (1) 設定方法 1 操作メニューの ルーティングテーブル をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 必要な情報を設定後 設定 をクリックします 1 宛先の IP アドレスまたはネットワークを入力します 0.0.0.0 はデフォルトルート設定時に指定します 2 宛先のネットマスクを選択します 0.0.0.0 はデフォルトルートの場合使用します 3 宛先 IP アドレスまたはネットワークに対応するゲートウェイ IP アドレスを入力します 入出力インタフェースの選択が可能です (poa0~poa7) 設定済みのルーティングテーブル 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 10 -
4-2.NAT 機能の設定 (1)IP マスカレードの設定 ( ポート番号と IP アドレスを変換する ) 1 操作メニューの IP マスカレード をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 必要な情報を設定後 設定 をクリックします 1 IP マスカレード機能を 使用する または 使用しない 2 使用するインタフェースをチェックし ます 通常 poa0 にチェックします 3 IP マスカレード機能を使用するプライベートネットワークの IP アドレスとサブネットマスクを入力します 注意 :LAN 側インタフェースの IP アドレスを変更した場合には プライベートネットワークの設定 との整合を取る必要があります 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 11 -
(2) ポートマッピングの設定 ( 特定のポート番号宛てのパケットを特定の端末に中継 ) 1 操作メニューの ポートマッピング をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 注意 : IP マスカレード の設定画面の ポートマッピングの設定 をクリックした場合も同じ表示になります 2 必要な情報を設定後 設定 をクリックします 1 ポートマッピング機能を 使用する / 使用しない 2 IP マスカレード機能を適用するインタフェースを選択します 通常 poa0 にチェックします 3 該当するプロトコルを選択します 4 IP マスカレードで変換しないポート番号を範囲指定できます 5 ポート番号を変換しない端末の IP アドレスまたは MAC アドレスを入力します ポートマッピングのエントリ ( 設定済み一覧 ) 注意 : プライベートアドレスの MAC アドレス を設定するには DHCP 機能が ON になっている必要があります 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 12 -
4-3. フィルタの設定 (1) パケットフィルタの設定パケットフィルタについては パケットフィルタ パケットフィルタ ( 詳細 ) の 2 通りの設定画面があります 大きな違い ( 注意点 ) は下記のとおりです パケットフィルタ 画面 出力パケットのみにしかフィルタを適用できない パケットフィルタ( 詳細 ) 画面 入出力パケット両方にフィルタを適用できるここでは柔軟性のある パケットフィルタ ( 詳細 ) 画面について説明をします 1 操作メニューで ルータ設定 の パケットフィルタ をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 さらに 詳細設定 をクリックします [ 表示 / 設定画面 ] [ 表示 / 設定画面 ] - 13 -
3 フィルタ共通設定 を下記のとおりに設定します [ フィルタ共通設定 ] 1 パケットフィルタ機能の基本動作を決定します 機能 パケットフィルタ機能を 使用する または 使用しない 入力デフォルト 一覧に該当しない入力パケットを 通過 または 破棄 出力デフォルト 一覧に該当しない出力パケットを 通過 または 破棄 4 フィルタ条件の追加設定 を下記のとおりに設定します 2 フィルタの条件を指定します 適用インタフェース パケットフィルタ機能を適用するインタフェースにチェックフィルタリングポイント (FP) 入力時にフィルタ または 出力時にフィルタ 処理 通過 または 破棄 プロトコル any/icmp/igmp/tcp/udp/rsvp/ospf/tcp&udp/raw のいずれか注意 : すべてのプロトコルが該当する場合は any です受信インタフェース チェックしたインタフェースでの受信したパケットをフィルタ対象とします 3 パケットフィルタ対象の送信元 IP アドレス ネットマスク ポート番号を入力してください宛先 IP アドレス ネットマスク ポート番号を入力してください注意 :IP アドレス ネットマスクについて -- すべて を指定するには 両方とも 0.0.0.0 にします注意 : ポート番号について -- すべて を指定するには 0~65535 にします TCP フラグ TCP のフラグ条件をチェックできます追加先 設定の追加先を選択してください エントリの最後に追加 エントリの最初に挿入 Index に挿入 のいずれか 4 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 14 -
(2) パケットフィルタの設定 ( 適用順番の変更 ) 既存のパケットフィルタの適用順番を変更する方法を説明します 1エントリ表示の フィルタの移動 で 左側の欄で移動対象のフィルタエントリの Index 番号を選択し 右側の欄で移動位置を選択してください 左側 移動元 Index 番号右側 移動先 ( 先頭 挿入 Index 番号 ([ 例 ] Index1-2 など ) 最後 ) 2 設定 をクリックします 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) 移動するエントリの数だけ 1~3 の作業を行います (3) パケットフィルタの設定 ( 適用順番の変更例 ) 以下の設定では Index2 を先頭に移動する変更例を示します - 15 -
(4) パケットフィルタの設定 ( エントリ削除 ) 既存のパケットフィルタを削除する方法を説明します 1エントリ表示の フィルタ条件一覧 で 削除したいフィルタ (Index 番号 ) の 有効 / 削除 で 削除 を選択します 削除 を選択 2 設定 をクリックします 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) 削除するエントリの数だけ 1~3 の作業を行います - 16 -
(5)ADSL モデム自身へのアクセスフィルタ設定 ADSL モデム自身へのアクセスに関してフィルタを設定することができます 1 操作メニューの 設定 ( 保守 ) から 装置アクセス設定 をクリックしてください [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 必要な情報を設定後 設定 をクリックします (A) で説明します (B) で説明します (C) で説明します (A) フィルタ制御について アクセスできるIPアドレス ( 制限 ) を定義します すべて許可 すべてのIPアドレスからのモデムへのアクセスを許可します 一覧の IP アドレスのみ許可 エントリ表示のIPアドレスからのみモデムへのアクセスを許可します - 17 -
(B)( アクセス ) 許可 IP アドレス追加について アクセスできる IP アドレスとプロトコルを設定します アプリケーション telnet tftp ftp http 全て のいずれかを選択します 注意 : 全て だと telnet tftp ftp http のどれでもアクセスできるようになります IP アドレス / アドレスマスク アクセスできるIPアドレスとマスク 注意 : 全ての IP アドレス にチェックを入れると全ての IP アドレスから指定したプロトコルでアクセスできるようになります (C) エントリ表示について 設定済みのエントリが表示されます この表示は 工場出荷時のものです 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) 注意 : この機能を使用すると 外部に対して モデムへのアクセスに指定したプロトコル ( アプリケーション ) が使用できるように見えます が 実際にアクセスした時に送信元 IP アドレスをチェックしてフィルタします 外部に対して モデムへのアクセスに 指定したプロトコル ( アプリケーション ) が使用できないように見せる には 4-3.(1) パケットフィルタ を使用します - 18 -
4-4. 設定例 (1) ポートマッピング設定例 ゲームの場合 - ディアブロ 2( 設定例 ) 注意 : 動作を確認済みではありますが 弊社で動作を保証できるものではありませんのであらかじめご了承ください注意 : 通常 IP マスカレード 機能使用時は 外部から LAN 側へのアクセスはできません注意 : 各アプリケーションの設定についてはソフトメーカー様へお問い合わせください (2) パケットフィルタ設定例 192.168.100.2~192.168.100.254 のパソコンをインターネット接続禁止とする場合 ( 設定例 ) LAN 内の一部のパソコンからのインターネット接続を禁止することができます - 19 -
第 5 章各種情報の参照の方法 5-1. バージョン情報 現在の ATUR32J のバージョン情報一覧を参照できます 1 操作メニューから バージョン情報 をクリックしてください 2 現在設定されているファームウェアのバージョン情報画面が表示されます (sys1) sys0 は工場出荷時のファームウェアのバージョンです 注意 : conf に conf:none と表示されている場合は 設定が ADSL モデムにされていないことを表示します 注意 : sys1 に表示されている R X.XX.XX が現在の ADSL モデムのファームウェアバージョンとなります 注意 : 設定初期化 をした場合 元のファームウェアバージョンには戻りません 設定(conf) のみ初期化されます - 20 -
5-2.ADSL 回線の状態 DSL のリンクステータスやリンクアップ速度など DSL の回線状態を表示させることができます 1 操作メニューから ADSL 情報 をクリックしてください 2 操作フレームに ADSL 情報が表示されます ADSL 回線状態の情報例 ) UP ADSLリンクが確立している Down(Training) 回線のトレーニング中 ADSL 回線速度情報 Payload ADSL Line rate(down) 下りの回線速度(kbps) Payload ADSL Line rate(up) 上りの回線速度(kbps) - 21 -
5-3. インタフェース情報 各インタフェースに関する情報 ( 設定または取得した IP アドレス情報等 ) が参照できます 1 操作メニューで インタフェース をクリックしてください 2 インタフェース情報画面が表示されます lan0(lan 側インタフェース ) の情報 ADSL モデムが取得した IP アドレス - 22 -
5-4. ルーティングテーブル 現在設定中のルーティングテーブルの内容が表示されます 1 操作メニューから ルーティングテーブル をクリックしてください 2 操作フレームにルーティングテーブル画面が表示されます - 23 -
5-5. パケットフィルタ情報 ATUR32J に設定されているパケットフィルタテーブルを参照できます 1 操作メニューで パケットフィルタ情報 をクリックしてください 2 パケットフィルタテーブルが表示されます パケットフィルタ統計情報 positive allows 条件に一致して許可されたパケット negative allows 条件に一致しないで許可されたパケット positive blocks 条件に一致して拒否されたパケット negative blocks 条件に一致しないで拒否されたパケット 設定されているパケットフィルタ - 24 -
5-6.DHCP 情報 現在設定中の DHCP に関する情報の内容が表示されます 1 操作メニューから DHCP 情報 をクリックしてください 2DHCP 情報画面が表示されます - 25 -
5-7.IP マスカレード情報 IP マスカレード機能を使用している場合にアドレス変換の情報を参照できます 1 操作メニューから IP マスカレード情報 をクリックしてください 2IP マスカレード情報が表示されます - 26 -
5-8.ProxyDNS 情報 現在 ATUR32J が取得している DNS 情報が表示されます ATUR32J は LAN 側には自身の IP アドレスを DNS サーバとして通知します 1 操作メニューから ProxyDNS 情報 をクリックしてください 2ProxyDNS 情報画面が表示されます ATUR32J が取得した DNS サーバの IP アドレス - 27 -
5-9. ログ情報 ATUR32J の装置自身のログ情報を参照できます 1 操作メニューから ログ情報 をクリックしてください 2 ログ情報画面が表示されます - 28 -
第 6 章保守機能 6-1. 日付と時刻の設定 日付と時刻の設定を行うことができます ここで設定をした日時はログ情報に反映されます 1 操作メニューから 日付時刻 をクリックしてください 2 装置を再起動する をクリックしてください 機器の再起動中の画面が表示され モデムが再起動します すると現在 モデムに設定されている時間が表示されます - 29 -
お使いのコンピュータの時刻を入力することができます 1 このボタンをクリックし 設定ボタンをクリックすることにより 日付 時刻を設定することができます 2 時刻設定をクリック 設定を保存して再起動してください 注意 : ブラウザが Java スクリプトをサポートしている場合にのみ機能します 注意 : ご使用のブラウザやブラウザの設定によっては機能しない場合があります 自動もしくはサーバを指定して時刻設定をすることができます < 自動取得機能 > 使用する ( サーバ自動 ) デフォルトの NTP サーバを使用します 使用する下欄の NTP サーバ 1 NTP サーバ 2 に設定された NTP サーバを使用します 使用しない NTP サーバを使用した時刻設定をおこないません - 30 -
NTP サーバを指定する場合は 自動取得機能を 使用する にして 空欄に NTP サーバの IP アドレスを入力してください 問い合わせ間隔はデフォルトで 1440 分 (24 時間 ) になっています NTP サーバを指定しない ( 自動時刻設定をしない ) 場合は下記のように設定をして 自動時刻設定 をクリックしてください モデムを再起動させた後から設定が有効になります 使用しない を選択 してからモデムをリブートしてください ログ情報にて日付時刻設定が反映された確認してください ここでは NTP server1 から日付時刻を取得しています 注意 : 日付時刻設定 を行うには弊社より提供しております config ファイル が必要です - 31 -
6-2.SNMP 管理 1 必要な項目を入力します 2 設定をクリックします SNMP ポート番号を設定してください 本装置に搭載されている SNMP エージェントの受信ポート番号を設定してください SNMP エージェント機能を OFF にしたい場合は '0' を設定してください SNMP System Name Location Contact の設定してください 入力できる文字数は 0~255 文字 ( 英数半角 ) です 全ての入力ができましたら 設定 クリックします 内容を保存してモデムをリブートしてください 設定はリブート後に反映されます 注意 : SNMP 管理 設定を行うには弊社より提供しております config ファイル が必要です - 32 -
6-3. 機器の再起動 Web ブラウザから機器の再起動を行うことができます 1 操作メニューから リブート をクリックしてください 2 装置を再起動する をクリックしてください 機器の再起動中の画面が表示され ATUR32J が再起動します 3 前面のランプで再起動を確認してください 注意 : 再起動中には Web ブラウザでの接続はできません - 33 -
6-2. ファームウェア コンフィグファイルの管理 (1) ファームウェアのバージョンアップ ATUR32J は ファームウェアをバージョンアップすることにより 機能強化を図ることができます また プロバイダ等のサービス形態の変化にも対応できます 機能強化されたファームウェアは プロバイダまたはインターネット上で提供されます 1 ファームウェアファイルをパソコン上の適当な場所 ( フォルダ ) に置いてください 2 操作メニューから S/W 設定ファイル管理 をクリックしてください 3 ソフトウェアバージョンアップの 参照 をクリックしてください - 34 -
4 ファイルの種類(T) 欄に すべてのファイル(*.*) を指定し ファームウェアファイルを置いた場所( フォルダ ) に移動してください (WWW ブラウザ OS により多少操作が異なります ) ここではファームウェアのファイル名は sys1.mem で temp フォルダ内にそのファイルがある場合の設定を説明します 2 ファームウェアファイルを置いたフォルダに移動 1 すべての種類 を選択 5 ファームウェアファイルを選択し 開く (O) をクリックしてください 1 ファームウェアファイルを選択 2 6 バージョンアップ をクリックしてください 機器へのファームウェア転送及びフラッシュメモリへの書き込みが行われ ファームウェア書き込み完了画面が表示されます 2-35 -
注意 : 下記メッセージが表示されるまでは 機器の電源を切らないでください フラッシュメモリへの書き込み中に電源を切ると 機器が動作しなくなります 7 再起動を行ってください ( 6-3. 機器の再起動 参照 ) - 36 -
(2) コンフィグファイルの保存これまでに設定した各種内容は すべて ATUR32J のフラッシュメモリ内に コンフィグファイル ( ユーザ設定 ) として保存されています モデムからパソコンにコンフィグファイルのダウンロードを行うと ユーザ設定をファイルに保存する事が出来ます 1 操作メニューから S/W 設定ファイル管理 をクリックしてください 2 コンフィグファイルをダウンロード をクリックしてください 3 このファイルをディスクに保存する を選択し OK をクリックしてください (WWW ブラウザ OS により多少操作が異なります ) ここのチェックボックスにチェックを入れる 下記の画面になる場合もあります - 37 -
4 分かりやすい名前を付けて 保存 をクリックしてください 以上で保存完了です - 38 -
(3) コンフィグファイルのアップロードこれまでに保存したコンフィグファイルを ATUR32J にアップロードすることができます 1 操作メニューから S/W 設定ファイル管理 をクリックしてください 操作フレームに設定のバックアップ リストアの選択画面が表示されます 2 ファイルの種類(T) 欄に すべてのファイル(*.*) を指定し コンフィグファイルを置いたフォルダに移動してください コンフィグファイルを保存したフォルダに移動 1 すべてのファイル を選択 3 コンフィグファイルを選択し 開く (O) をクリックしてください 1 コンフィグファイルを選択 2-39 -
4 アップロード をクリックしてください 機器へのコンフィグファイル転送及びフラッシュメモリへの書き込みが行われ コンフィグアップロード完了画面が表示されます 1 注意 : 下記メッセージが表示されるまでは 機器の電源を切らないでください フラッシュメモリへの書き込み中に電源を切ると 機器が動作しなくなります 5 再起動を行ってください ( 6-3. 機器の再起動 参照 ) - 40 -
6-3. 設定やパスワードがわからなくなった場合 ATUR32J に設定した内容を忘れてしまった場合や ATUR32J へのアクセスを拒否するような設定をしてしまった場合 工場出荷時設定を起動することにより設定内容の確認や修正を行うことができます 1 本体の電源を OFF にします ( 電源コンセントを抜きます ) 2 底面 ( 裏面 ) にあるディップスイッチを下図のように 4 5 番 を ON にして下さい 4 5 番のみ ON 3 本体の電源を ON にします ( 電源コンセントを挿します ) 4ATUR32J の LAN LINK ランプが点灯になったことを確認してから WWW ブラウザで設定メニューに入ります 工場出荷時設定の値 ユーザー名 :config パスワード : なし IP アドレス :192.168.0.1 5 操作メニューの 設定初期化 をクリックします - 41 -
6 設定を初期化する をクリックします 7 次の画面が表示されたら本体の電源コンセントを抜きます 8 底面 ( 裏面 ) にあるディップスイッチの 4 番 のみを ON にして下さい 4 番のみ ON 9 本体の電源を ON( 電源コンセントを挿します ) にすると工場出荷時設定でアクセスできるようになります ADSL モデム設定ツールを使い 始めからセットアップを行う ( スタートアップマニュアル 参照) か もしくはコンフィグファイル ( 6-4.(2) コンフィグファイルの保存 参照 ) をアップロードしてください 注意 : 設定初期化 を行っても変更したファームウェアは元に戻りません - 42 -
ADSL モデムユーザーズマニュアル ATUR32J(A) PPPoA 第 3 版 作成日 : 平成 14 年 9 月作成者 : 株式会社アッカ ネットワークス * 本マニュアルの版権は株式会社アッカ ネットワークスに有ります 無断で複写 複製することを禁止します * 記載されている社名 製品名 ブランド名はすべて各社の商標または登録商標です * 本マニュアルの内容は改善のため予告無く変更する可能性があります - 43 -