4
順位国名人口 ( 単位 :100 万人 ) 順位国名人口 ( 単位 :100 万人 ) 1 位 中華人民共和国 1,367.82 11 位 メキシコ合衆国 119.72 2 位 インド国 1,259.70 12 位 フィリピン共和国 99.43 3 位 アメリカ合衆国 319.05 13 位 エチオピア連邦民主共和 90.98 国 4 位 インドネシア共和国 251.49 14 位 ベトナム社会主義共和国 90.63 5 位 ブラジル連邦共和国 202.77 15 位 エジプト共和国 86.70 6 位 パキスタン イスラム共和 186.29 16 位 ドイツ連邦共和国 81.10 国 7 位 ナイジェリア連邦共和国 173.94 17 位 コンゴ民主共和国 79.30 8 位 バングラデシュ人民共和 158.22 18 位 イラン イスラム共和国 77.97 国 9 位 ロシア連邦 143.70 19 位 トルコ共和国 76.90 10 位 日本国 127.06 20 位 タイ王国 68.66 IMF(International Monetary Found ) World Economic Outlook Databases( ) 5
順位 国 名 金額 ( 単位 :10 億 USドル ) 順位 国 名 金額 ( 単位 :10 億 USドル ) 1 位 アメリカ合衆国 17,418.9 11 位 カナダ国 1,788.72 3 2 位 中華人民共和国 10,380.3 8 12 位 オーストラリア共和国 1,444.19 3 位 日本国 4,616.34 13 位 大韓民国 ( 韓国 ) 1,416.95 4 位ドイツ連邦共和国 3,859.55 14 位スペイン王国 1,406.86 5 位 イギリス (G.B and NI 連合王 2,945.15 15 位 メキシコ合衆国 1,282.73 国 ) 6 位 フランス国 2,846.89 16 位 インドネシア共和国 888.65 7 位ブラジル連邦共和国 2,353.03 17 位オランダ王国 866.35 8 位イタリア国 2,147.95 18 位トルコ共和国 806.11 9 位インド国 2,049.50 19 位サウジアラビア王国 752.46 10 位ロシア連邦 1,857.46 20 位スイス連邦共和国 712.05 IMF(International Monetary Found ) World Economic Outlook Databases( ) 6
世界の一次エネルギー消費量の推移 7
8
1 次エネルギー消費量は標準炭換算で約 37.5 億トン世界の 22% 伸び率 3.7% エネルギー生産量は 34 億トンエネルギー自給率 90.7% エネルギー消費の 66% は石炭 2009 年から純輸入国に (2014 年 9 月 輸入関税実施 ) 世界の石炭の 46.4% を生産 50.2% を消費 (2012 年 ) 対外依存度は年々上昇の傾向石炭 8.0% 石油 59.1% 天然ガス 30.1% 世界のエネルギーの 1/5 石炭の 1/2 を消費 ( 出典 ; 中国統計年鑑 2014 中国能源発展報告 201 4) 9
中国の電源別発電状況 (2014 年末 ) 発電種別 発電設備容量 発電電力量 見掛平均 実数 ( 万 kw) 比率 実数 ( 億 kw 時 ) 比率 稼働率 総計 136,019 100.0 55,449 100.0 46.5 水力 30,183 22.2 10,661 19.2 40.3 火力 91,569 67.3 41,731 75.2 52.0 原子力 1,988 1.5 1,263 2.3 72.5 風力 9,581 7.0 1,563 2.8 18.6 太陽発電 2,652 1.3 231 0.4 9.9 その他 46 11 出所 : 中国電力企業聯合会速報 見掛平均稼働率は ( 発電種別電力量 kw 時 100) ( 発電種別設備容量 kw 24 365) として計算した比率 10
2008 2003 2002 2013.3 㶚 11
中国の運転中原子力発電所 ( 2015 年 7 月末現在 ) 発電所名 NPP Name 設置場所 主要出資者 炉 型 出力 ( 万 kw) 工事開始 営業運転開始年月日 秦山原子力発電所浙江省海塩 秦山 期増設方家山原子力発電所 1 号機 秦山第二原子力発電所 秦山第三原子力発電所 大亜湾原子力発電所 嶺澳原子力発電所 1 号機 同上 同上 浙江省海塩 同上 同上 同上 浙江省海塩 同上 広東省深圳 同上 広東省深圳 同上 同上 同上 13
中国の運転中原子力発電所 ( 2015 年 7 月末現在 ) 田湾原子力発電所 寧徳原子力発電所 紅沿河原子力発電所 陽江原子力発電所 福清原子力発電所 合 計 CNNC CGN CPN 14
建設中原子力発電所一覧 (2015 年 7 月末日現在 ) 発電所名 NPP Name 紅沿河原子力発電所 設置場所 3 号機遼寧省瓦房店 主要出資者 炉 型 出力 万 kw 4 号機同上同上 5 号機同上同上 工事開始営業運転開始予定年月日 ( 計画時発表 ) 寧徳原子力発電所福清原子力発電所 6 号機 同上 同上 4 号機 同上 CGN 2 号機 福建省 3 号機 同上 同上 4 号機同上同上 5 号機同上同上 陽江原子力発電所 3 号機同上同上 4 号機同上同上 5 号機同上同上 6 号機同上同上 15
建設中原子力発電所一覧 (2015 年 7 月末日現在 ) 三門原子力発電所 1 号機浙江省三門 2 号機同上 海陽原子力発電所 台山原子力発電所 昌江原子力発電所 1 号機 山東省海陽 2 号機 同上 1 号機 広東省台山 2 号機 同上 1 号機 海南省昌江 2 号機 同上 田湾原子力発電所 防城港原子力発電所 3 号機 江蘇省田湾 4 号機 同上 1 号機 広西壮族自 2 号機 治区 石島湾原子力発電所 山東省 合計 27 基 16
発電設備容量 万 kw 発電電力量 億 kw 時 2012 年 2015 年 2020 年 2050 年 総 計 114,000 145,000 193,000 380,000 水 力 22,839 28,000 36,000 50,000 石炭火力 78,090 91,350 112,750 138,000 ガス火力 3,827 5,500 8,000 22,000 原 子 力 1,257 4,000 7,000 30,000 風 力 6,083 11,000 20,000 80,000 太 陽 328 2,100 10,000 60,000 総 計 50,000 61,000 79,000 135,000 水 力 8,641 9,800 12,600 18,000 石炭火力 37,914 44,480 53,000 58,200 ガス火力 1,194 2,200 3,200 9,000 原 子 力 982 2,600 5,300 24,000 風 力 1,004 2,200 4,000 16,000 太 陽 35 200 1,200 9,000 出所 : 中国電力報 2013,2,21 版 17
政府機関 国務院 国家発展 改革委員会 国家原子能機構 (CAEA) 原子力安全規制全般国家環境保護部国家核安全局 (NNSA) 北京核安全中心国家エネルギー局技術支 原子力発電事業者 中国核工業集団公司 (CNNC) 45% 出資 中国広東核電集団有限公司 (CGNPC) 10% 出資中国電力投資集団公司 (CPI) 援機関工業信息化部 国家レベルのマクロ経済政策原子力発電の発展計画立案 原子力発電プロジェクト審査 原子力発電事故緊急時対策燃料加工 軍事産業等 発電以外の原子力利用政策 原子力の国際協力 地方監督所北方 西南 華東 華南 東北 西北 機械科学研究院各設備安全 信頼性中心 核工業第二設計院評審中心 中科核電技術研究院蘇州核安全中心 出資単独 地方合資サイト発電事業会社 2020 年末までの開発目標 原子力発電設備容量を 4,000 万 kw 建設中容量を 1,800 万 kw 原子力発電中長期発展計画 (2005 年 ~2020 年 ) 2020 年末で 5,800 万 kw 程度 ( あわせてその時建設中 3000 万 kw) 技術導入 国産化 米 : ウエスティングハウス AP1000 国産化 (ACP1000) と国外輸出 大容量化 (ACP1400) もねらう 仏 : アレバ社 EPR の導入 露 :VVER-AES91 の増設と国産化率向上 国産 : 石島湾高温ガス冷却炉 (20 万 kw) 華龍 1 号 国家核電技術公司 19
炉型運転中建設中新 増設計画 (?) 備考 VVER 田湾 #1,2 田湾 #3,4 - 露ロスアトム社 AP1000 - 三門 #1,2 海陽 #1,2 陸豊 #1,2 三門 3,4 海陽 #3,4 徐大堡 1,2 米ウエスチングハウス社 EPR - 台山 #1,2 - 仏アレバ社 第 3 世代原子炉の特徴 : 二重格納容器 水素 - 酸素結合装置の設置 ( 水素爆発対策 ) 炉心メルトダウン対策 (VVER と EPR はコアキャッチャーを設置 AP1000 は原子炉水浸けタイプ ) 発電所内安全系電源多区分等 上記以外に 華龍 1 号 (Hualong 1hao) という原子炉も第三世代と主張して開発中 第 3 世代原子炉の安全確保策から 既存の原子炉に対する補強策や AM 対策に関する良好なアイデアが提供されるものと思われる 原子力発電炉は耐用年数 60 年 2014 H.WATANABE 33
長期エネルギー需給見通しから 35
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主要国のエネルギー輸入依存度 37
各種電源別のライフサイクル CO 2 排出量 38
再生可能エネルギーの大規模導入検討資料大規模導入しても期待する程に低廉にならない太陽光発電 コスト円 /kwh 中国 電力の質 コスト円 /kwh 再生可能エネルギーの固定買取価格 (2015 年 7 月 ~) 太陽光 18.0~20.0 27+ 税 10kW 以上 20 年間保障 風力 10.2~12.2 22+ 税 20kW 以上 20 年間保障 地熱 26+ 税 15,000kW 以上 15 年間の保障 小水力 24+ 税 1,000kW 以上 30,000kW 未満 20 年間 保証 原子力 8.6 8.8~10.3 資源エネルギー庁発電コスト検証 ワーキンググループ (2015.5.26) 2014 H.WATANABE 39
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日本は本気で原子力を捨てるつもりですか? 日本が原子力エネルギーを捨てたら 日本の将来は無いよ!(2011 年 10 月 ) 本年 (2015 年 ) 帰国前には このように発言する者はさらに増加 中国農業大学劉東亜教授 ( 仮名 ) 知日家であり 親日家でもある方の言葉 2014 H.WATANABE 41
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結論 : 現実の姿を真正面から見据え 原子力利用から逃げてはいけない! 1 利用可能エネルギーの自給率が零に近い日本の実態と 自給可能といわれる風力 太陽光発電は十分に安価では無いという事実を直視し 原子力エネルギー利用が不可欠な日本の現実を受け止めなければいけない 2 原子力エネルギー利用を行っていくためには 世界中の知恵を集め 世界と協力しながら世界で最高の安全確保体制をハード ソフト両面で実現しなければならないという厳しい現実を受け止めなければいけない 43
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社会と 原子力の安全文化を徹底させる必要があるのではないか リスクに関する学習 検討はたりているか? 放射線への対応についても広範な取り組みが必要ではないか ( 参考で添付する 低線量被曝対応としての食べ物への配慮等 ) 低線量放射線を超えて 宇野賀津子著 ( 小学館 101 新書 ) 46
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