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Veritas NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド UNIX Windows および Linux リリース 6.5

Veritas NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド Copyright 1993 2007 Symantec Corporation. All rights reserved. NetBackup 6.5 Symantec Symantec ロゴ NetBackup は Symantec Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他の会社名 製品名は各社の登録商標または商標です 本ソフトウェアでは RSA Data Security 社の MD5 メッセージダイジェストアルゴリズムを使用しています Copyright 1991-92, RSA Data Security, Inc. Created 1991. All rights reserved. 本書に記載する製品は 使用 コピー 頒布 逆コンパイルおよびリバース エンジニアリングを制限するライセンスに基づいて頒布されています また 本書のいかなる部分も Symantec Corporation およびそのライセンサーから事前に文書による許諾を得ることなく いかなる方法によっても無断で逆コンパイル リバース エンジニアリング 複写および複製をしないでください Symantec Corporation が提供する技術文書は Symantec Corporation の著作物であり Symantec Corporation が保有するものです 保証の免責 : 技術文書は現状有姿で提供され Symantec Corporation はその正確性や使用について何ら保証いたしません 技術文書またはこれに記載される情報はお客様の責任にてご使用ください 本書には 技術的な誤りやその他不正確な点を含んでいる可能性があります Symantec は事前の通知なく本書を変更する権利を留保します 使用を許諾されるソフトウェアおよび関連書類は FAR Section 12.212 および DFARS Section 227.7202 に定義される commercial computer software ( 商用コンピュータ ソフトウェア ) および commercial computer software documentation ( 商用コンピュータ ソフトウェア説明書類 ) であると見なされます

サードパーティ ( 第三者 ) 製ソフトウェアの権利に関する通知 本製品には 特定のサードパーティ製ソフトウェアが配布 組み込み または同梱されている場合があります また 本製品のインストールおよび使用にともない サードパーティ製ソフトウェアの使用を推奨する場合があります 同サードパーティ製ソフトウェアのライセンスは 著作権の保有者により別途付与されます サードパーティのソフトウェアの使用に必要なライセンスおよび著作権に関する情報については 本製品リリースノートのサードパーティに関する章を参照してください ライセンスと登録 Veritas NetBackup はライセンスが必要な製品です ライセンスのインストールについては NetBackup インストールガイド を参照してください テクニカルサポート製品のサポートを受けるには http://entsupport.symantec.com ページにアクセスします Knowledge Base の検索機能を使って TechNotes Software Alerts ソフトウェアのダウンロード ハードウェア互換性リスト Email Notifications Sevices などにアクセスすることができます

目次 第 1 章 第 2 章 第 3 章 バックアップ アーカイブおよびリストアの概要 概要... 7 インストールおよび構成... 8 オンラインヘルプでの詳細の参照... 9 UNIX および Linux での使用方法 ウィンドウマネージャの設定...11 共通デスクトップ環境 (CDE: Common Desktop Environment) の設定...12 Motif の設定...12 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの起動...12 ファイル ディレクトリおよびパーティションのバックアップまたはアーカイブ...13 ファイル ディレクトリおよびパーティションのリストア...16 Windows システムからの起動...19 他の UNIX インターフェース...20 Windows での使用方法 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの起動...21 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用したバックアップまたはアーカイブ...22 Windows エクスプローラを使用したバックアップ...24 NetBackup Bin を使用したバックアップ...25 ファイル フォルダおよびボリュームのリストア...26

6 目次

1 バックアップ アーカイブおよびリストアの概要 このマニュアルでは NetBackup の新規ユーザーを対象に 基本的なユーザー主導バックアップおよびリストアの手順について説明します 概要 NetBackup を使用すると コンピュータ上に存在するファイル フォルダ ( またはディレクトリ ) およびボリューム ( またはパーティション ) のバックアップ アーカイブおよびリストアを行うことができます バックアップまたはリストアが必要なコンピュータをクライアント データのバックアップおよび取得を管理するコンピュータをサーバーといいます バックアップおよびアーカイブバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースは コンピュータ上の NetBackup クライアントソフトウェアのインターフェースです バックアップ操作またはアーカイブ操作を開始すると バックアップ対象のデータは コンピュータ上のクライアントソフトウェアによって NetBackup サーバーに送信されます その後 データはサーバーからストレージデバイスに書き込まれます リストアリストア操作を開始すると コンピュータ上のクライアントソフトウェアから NetBackup サーバーに対してデータが要求されます サーバーはクライアントにデータを送信し このデータを利用してリストアが行われます

8 バックアップ アーカイブおよびリストアの概要インストールおよび構成 ポリシー NetBackup 管理者は ポリシーを構成します ポリシーとは NetBackup がクライアントをバックアップするときに従う規則の定義です ポリシーには NetBackup クライアントの自動的な無人バックアップのスケジュールを設定できます ( サーバー主導バックアップ ) また ポリシーには ファイルのバックアップおよびリストアを手動で実行可能な時間帯を定義できます ( ユーザー主導の操作 ) たとえば ユーザー主導の操作を実行可能な時間範囲 ( ユーザー処理時間帯 ) が午前 8 時から午後 6 時であるとします これ以外の時間帯には ユーザーはバックアップまたはアーカイブを実行できません ( リストアはいつでも実行できます ) バックアップイメージ ( サーバー主導またはユーザー主導のいずれかの ) バックアップジョブのすべてのファイルは バックアップイメージとして格納されます ファイルのリストアを行う場合 1 つまたは複数のバックアップイメージからリストア対象の項目を選択します (NetBackup 管理者が構成する ) 一定の期間が経過すると バックアップイメージの期限が切れる場合があります 期限が切れたバックアップイメージのファイルは 参照またはリストアできません インストールおよび構成 NetBackup 管理者は 次の作業を行って NetBackup をインストールおよび構成します コンピュータ環境内のバックアップ対象となるコンピュータ上に クライアントソフトウェアおよびバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースをインストールして構成します コンピュータ環境内で NetBackup サーバーと連携して動作するようにクライアントソフトウェアを構成します NetBackup 環境でユーザー主導の操作が許可されている場合 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースは正常に動作するため 構成する必要はありません 通常 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを構成および変更するのは NetBackup 管理者です 構成を変更する必要がある場合は NetBackup 管理者に連絡してください

バックアップ アーカイブおよびリストアの概要オンラインヘルプでの詳細の参照 9 オンラインヘルプでの詳細の参照 このマニュアルでは バックアップ アーカイブおよびリストアの基本的な手順について説明します 詳しくは ヘルプを参照してください ヘルプでは 次の情報が提供されています リストアの宛先 リストアのオプションおよび特定の日付のリストアに関する情報 その他のリストア操作の手順 raw パーティションバックアップ (UNIX) およびディスクイメージバックアップ (Windows) のリストア True Image Backup のリストア Veritas Backup Exec バックアップのリストア プロキシリストア (Windows) 代替クライアントへのリダイレクトリストア ( 管理者のみ ) リストアを行う項目の検索手順 他のバックアップサーバーを指定する手順 ( ご使用の環境で許可されている場合 ) ウィンドウ メニューおよびダイアログボックスの説明ヘルプは [ ヘルプ (Help)] メニューまたはダイアログボックスの [ ヘルプ (Help)] ボタンから表示できます

10 バックアップ アーカイブおよびリストアの概要オンラインヘルプでの詳細の参照

2 UNIX および Linux での使用方法 この章では UNIX Linux および Macintosh OS X システムで バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを起動して ファイルのバックアップおよびリストアを実行する方法について説明します UNIX Linux および Macintosh OS X システムの場合 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースは Java ベースのグラフィカルユーザーインターフェースです 11 ページの ウィンドウマネージャの設定 12 ページの バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの起動 13 ページの ファイル ディレクトリおよびパーティションのバックアップまたはアーカイブ 19 ページの Windows システムからの起動 20 ページの 他の UNIX インターフェース ウィンドウマネージャの設定 ウィンドウ内をクリックすることでウィンドウがアクティブになるようにウィンドウマネージャを設定します 自動フォーカスを有効にしないでください 自動フォーカスを有効にすると マウスのポインタをウィンドウ上に移動するたびに そのウィンドウがアクティブになります NetBackup-Java インターフェースは 自動フォーカスを有効にしていると適切に実行されません

12 UNIX および Linux での使用方法バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの起動 共通デスクトップ環境 (CDE: Common Desktop Environment) の設定 NetBackup-Java アプリケーションで推奨する CDE ウィンドウマネージャを設定する方法を次に示します CDE をバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェース用に構成する方法 1 CDE ウィンドウのフロントパネルで [ スタイル マネージャ ] コントロールアイコンをクリックします 2 スタイルマネージャのツールバーで [ ウィンドウ ] コントロールアイコンをクリックします 3 [ スタイル マネージャ - ウィンドウ ] ダイアログボックスで [ クリックでウィンドウをアクティブに ] ボタンをクリックします 4 [OK] をクリックします 5 ワークスペースマネージャを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら [ 了解 ] をクリックします Motif の設定 Motif ウィンドウマネージャを使用する場合 X リソースの Mwm*keyboardFocusPolicy を次のように設定します Mwm*keyboardFocusPolicy:explicit バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの起動 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用して ユーザーアカウントが存在する UNIX システム上で NetBackup クライアントにログインできます バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースからは そのクライアント上でのバックアップ アーカイブおよびリストアを実行できます バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを起動する方法 1 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを起動するコンピュータにログインします 2 次のコマンドを実行して バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを起動します /usr/openv/netbackup/bin/jbpsa &

UNIX および Linux での使用方法ファイル ディレクトリおよびパーティションのバックアップまたはアーカイブ 13 3 [ ログイン (Login)] ダイアログボックスで バックアップ アーカイブまたはリストアを実行するクライアントの名前を入力します そのクライアントに対して有効なユーザーアカウントおよびアクセス権が必要です 4 ユーザー名を入力します 5 パスワードを入力します 6 [ ログイン (Login)] をクリックします バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースおよびその使用方法について詳しくは ヘルプを参照してください jbpsa コマンドのオプションについて詳しくは jbpsa(1) のマニュアルページを参照してください ファイル ディレクトリおよびパーティションのバックアップまたはアーカイブ ファイル ディレクトリおよびパーティションのバックアップまたはアーカイブを行うには 次の手順を実行します バックアップでは 選択した項目がコピーされます アーカイブでは 選択した項目がコピーされ 宛先ドライブにバックアップされた後 その項目がソースドライブから削除されます バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの使用方法について詳しくは オンラインヘルプを参照してください バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用してバックアップを行う方法 1 [ バックアップ (Backup Files)] タブをクリックします

14 UNIX および Linux での使用方法ファイル ディレクトリおよびパーティションのバックアップまたはアーカイブ 操作に使用されるサーバー ソースクライアント 宛先クライアント名 およびポリシー形式が タブのタイトルバーに表示されます 2 バックアップを行う項目を選択します 項目を選択するには 項目の左側にあるチェックボックスにチェックマークを付けます チェックマークは 項目が選択されていることを示します スラッシュマークは フォルダまたはディレクトリ内の一部の項目だけが選択されていることを示します [ すべてのフォルダ (All Folders)] [ ディレクトリ構造 (Directory Structure)] [ 内容 (Contents)] ペインの項目を選択できます 3 [ バックアップ (Backup)] をクリックします

UNIX および Linux での使用方法ファイル ディレクトリおよびパーティションのバックアップまたはアーカイブ 15 [ バックアップ (Backup Files)] ダイアログボックスが表示されます 4 必要に応じて 次のオプションを選択または指定します NetBackup サーバー (NetBackup server) ドロップダウンメニューから別のサーバーを選択して バックアップ操作が実行される NetBackup サーバーを変更できます 通常 別のマスターサーバーを指定する必要はありません ただし 複数のマスターサーバーにバックアップを送信できる場合は 正しいマスターサーバーを指定していることを確認してください ファイルをアーカイブする ( バックアップが正常に終了した後でファイルを削除する )(Archive files (delete files after successful backup)) バックアップが正常に行われた後で ソースドライブから自動的に項目を削除します

16 UNIX および Linux での使用方法ファイル ディレクトリおよびパーティションのリストア このバックアップまたはアーカイブと関連付けるキーワード句 ( オプション )(Keyword phrase to associate with this backup or archive (optional)) キーワード句を入力して バックアップに関連付けることができます ファイルのリストアを行う場合 バックアップされた項目をキーワードで検索できます デフォルトの進捗ログファイル名を使用する (Use default progress log filename) バックアップの進捗メッセージをデフォルトのログファイル以外のログファイルに書き込むには [ デフォルトの進捗ログファイル名を使用する (Use default progress log filename)] を選択解除します [ 進捗ログファイル名 (Progress log filename)] フィールドに進捗ログの別の名前を入力します 5 [ バックアップの開始 (Start Backup)] をクリックします 6 表示されたダイアログボックスで [ はい (Yes)] をクリックすると [ タスクの進捗 (Task Progress)] タブが表示され 操作の進捗状況が示されます 操作は完了するまで数分間かかります バックアップ操作を開始した後 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを閉じることができます バックアップ操作は バックグラウンドで継続されます ファイル ディレクトリおよびパーティションのリストア 通常バックアップまたはアーカイブバックアップからリストアを行うには 次の手順を実行します 通常バックアップの場合 元のファイルはソースドライブ上に残されます アーカイブバックアップの場合 ファイルは宛先ドライブに正常にバックアップされた後 ソースドライブから削除されます 多くのバックアップは 通常バックアップです リストアの他の種類については オンラインヘルプを参照してください バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用してリストアを行う方法 1 [ リストア (Restore Files)] タブをクリックします 操作に使用されるサーバー名 ソースクライアント 宛先クライアント およびポリシーが ウィンドウタブのタイトルバーに表示されます

UNIX および Linux での使用方法ファイル ディレクトリおよびパーティションのリストア 17 2 [ リストア形式 (Restore Type)] リストボックスから [ 通常バックアップ (Normal Backups)] または [ アーカイブバックアップ (Archived Backups)] を選択します ( 通常バックアップまたはアーカイブバックアップのどちらからリストアするかによって異なります ) 3 [ 表示 (View)] > [ 更新 (Refresh)] を選択します 4 リストア可能な項目が [ 内容 (Contents)] ペインに表示されます リストアを行う項目を選択します 項目を選択するには 項目の左側にあるチェックボックスにチェックマークを付けます チェックマークは 項目が選択されていることを示します スラッシュマークは ディレクトリまたはフォルダ内の一部のファイルだけが選択されていることを示します [ ディレクトリ構造 (Directory Structure)] ペインまたは [ 選択されたディレクトリの内容 (Contents of selected directory)] ペインのファイルを選択できます 5 ファイルのリストアに必要なメディアのリストをプレビューする場合は [ プレビュー表示 (Preview)] をクリックします リストアに必要な NetBackup イメージがディスクストレージユニット上に存在する場合は プレビューにメディアは表示されません [OK] をクリックして ダイアログボックスを閉じます

18 UNIX および Linux での使用方法ファイル ディレクトリおよびパーティションのリストア 6 [ リストア (Restore)] をクリックします リストア対象としてマーク付けを行った項目が ダイアログボックスに表示されます 7 リストアの宛先を選択します 元の場所にすべてをリストア (Restore everything to its original location) 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure)) 個々のディレクトリやファイルを異なる場所にリストア (Restore individual directories and files to different locations) デフォルトでは [ 元の場所にすべてをリストア (Restore everything to its original location)] が選択されています

UNIX および Linux での使用方法 Windows システムからの起動 19 8 リストアオプションを選択します 既存のファイルの上書き (Overwrite existing files) クロスマウントポイントなしで ディレクトリをリストア (Restore directories without crossing mount points) アクセス制御属性なしでリストアする (Windows クライアントのみ ) (Restore without access-control attributes (Windows clients only)) ハードリンクの名前の変更 (Rename hard links) ソフトリンクの名前の変更 (Rename soft links) 9 進捗メッセージをデフォルトのログファイル以外のログファイルに書き込むことができます [ デフォルトの進捗ログファイル名を使用する (Use default progress log filename)] の横のチェックマークを外して 進捗ログの別の名前を入力します 10 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします 表示された [ タスクの進捗 (Task Progress)] タブで [ はい (Yes)] をクリックすると リストアの進捗状況が表示されます リストアは完了するまで数分間かかります リストア操作を開始した後 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを閉じて 他のタスクを実行できます リストア操作は バックグラウンドで継続されます Windows システムからの起動 Microsoft Windows システムで Java ベースの Windows 管理コンソールを使用している場合 そのシステム上で Java ベースのバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを実行できます このインターフェースを使用すると NetBackup UNIX または Linux クライアントにログインして そのクライアント上でのユーザー主導の操作を実行できます Java ベースの Windows 管理コンソールを使用して UNIX または Linux システムにログインする必要があります Windows システムにはログインできません Windows 管理コンソールを起動する方法 1 Windows の [ スタート ] メニューで [ プログラム ] > [Veritas NetBackup] > [NetBackup - Java Version 6.0] を選択します [ ログイン (Login)] ダイアログボックスが表示されます 2 バックアップ アーカイブまたはリストアを実行するクライアントの名前を入力します そのクライアントに対して有効なユーザーアカウントおよびアクセス権が必要です 3 ユーザー名を入力します 4 パスワードを入力します 5 [ ログイン (Login)] をクリックします

20 UNIX および Linux での使用方法他の UNIX インターフェース 他の UNIX インターフェース NetBackup では UNIX システム上のクライアントソフトウェアに対して 他のインターフェースも使用できます メニュー方式のユーザーインターフェース メニューインターフェースは クライアントシステムに接続可能な端末で使用できます メニューインターフェースプログラムは bp コマンドによって起動します メニュー方式のユーザーインターフェースについて詳しくは bp(1) のマニュアルページおよびインターフェースのヘルプを参照してください コマンド コマンドを使用すると シェルプロンプトでバックアップ アーカイブおよびリストア操作を実行できます コマンドについて詳しくは Veritas NetBackup コマンド UNIX および Linux を参照してください ユーザー主導の操作は これらのどのインターフェースを使用しても実行できます ただし ユーザー主導の操作にはバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの使用をお勧めします

3 Windows での使用方法 この章では Microsoft Windows システムで バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを起動して 基本的なバックアップおよびリストアを実行する方法について説明します 21 ページの バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの起動 22 ページの バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用したバックアップまたはアーカイブ 24 ページの Windows エクスプローラを使用したバックアップ 25 ページの NetBackup Bin を使用したバックアップ 26 ページの ファイル フォルダおよびボリュームのリストア バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの起動 Windows の [ スタート ] メニューから [ プログラム ] > [Veritas NetBackup] > [Backup, Archive, and Restore] を選択します NetBackup のアクセス管理を使用して NetBackup 環境へのアクセスを制御している場合は ユーザー名 パスワードおよびドメイン情報の入力が必要となる場合があります バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースおよびその使用方法について詳しくは ヘルプを参照してください

22 Windows での使用方法バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用したバックアップまたはアーカイブ バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用したバックアップまたはアーカイブ ファイル フォルダ ボリューム レジストリキー Windows のシステム状態 Windows システムのサービスおよび Windows シャドウコピーコンポーネントのバックアップまたはアーカイブを行うには 次の手順を実行します バックアップでは 選択した項目がコピーされます アーカイブでは 選択した項目がコピーされ 宛先ドライブにバックアップされた後 その項目がソースドライブから削除されます バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの使用方法について詳しくは オンラインヘルプを参照してください バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用してバックアップを行う方法 1 [ ファイル (File)] メニューから [ バックアップするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Backup)] をクリックして [ バックアップ (Backup)] ウィンドウを表示します 操作に使用されるサーバーおよびクライアントの名前が ウィンドウのタイトルバーに表示されます

Windows での使用方法バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用したバックアップまたはアーカイブ 23 2 バックアップを行う項目を選択します 項目を選択するには 項目の左側にあるチェックボックスにチェックマークを付けます チェックマークは 項目が選択されていることを示します スラッシュマークは フォルダまたはディレクトリ内の一部の項目だけが選択されていることを示します [ すべてのフォルダ (All Folders)] [ ディレクトリ構造 (Directory Structure)] [ 内容 (Contents)] ペインの項目を選択できます 3 [ 処理 (Actions)] メニューから [ バックアップ (Backup)] を選択します [ バックアップオプションの指定 (Specify Backup Options)] ダイアログボックスが表示されます 4 必要に応じて 次のオプションを選択または指定します NetBackup サーバー (NetBackup server) ドロップダウンメニューから別のサーバーを選択して バックアップ操作が実行される NetBackup サーバーを変更できます 通常 別のマスターサーバーを指定する必要はありません ただし 複数のマスターサーバーにバックアップを送信できる場合は 正しいマスターサーバーを指定していることを確認してください ファイルをアーカイブする ( バックアップが正常に終了した後でファイルを削除する )(Archive files (delete files after successful backup)) バックアップが正常に行われた後で ソースドライブから自動的に項目を削除します

24 Windows での使用方法 Windows エクスプローラを使用したバックアップ このバックアップまたはアーカイブと関連付けるキーワード句 ( オプション )(Keyword phrase to associate with this backup or archive (optional)) キーワード句を入力して バックアップに関連付けることができます ファイルのリストアを行う場合 バックアップされた項目をキーワードで検索できます 5 [ バックアップの開始 (Start Backup)] をクリックします 6 表示されたダイアログボックスで [ はい (Yes)] をクリックすると [ 状態の表示 (View Status)] ダイアログボックスが表示され 操作の進捗状況が示されます 操作は完了するまで数分間かかります バックアップ操作を開始した後 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを閉じることができます バックアップ操作は バックグラウンドで継続されます Windows エクスプローラを使用したバックアップ システムが NetBackup Explorer Extension を使用するように構成されている場合は Windows エクスプローラを使用してファイル フォルダまたはボリュームをバックアップできます メモ : Windows エクスプローラを使用してファイルをバックアップするには NetBackup Explorer Extension が NetBackup 環境にインストールされ 有効になっている必要があります この機能を有効にするには バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの [ ファイル (File)] メニューから [NetBackup Explorer Extension] をクリックします Windows エクスプローラを使用してバックアップを行う方法 1 Windows エクスプローラを開きます (Windows の [ スタート ] メニューから [ プログラム ] > [ アクセサリ ] > [ エクスプローラ ] を選択します ) 2 バックアップを行うファイルまたはフォルダを検索して選択し それを右クリックします 3 [ 今すぐバックアップ (Backup Now)] をクリックします 4 ダイアログボックスで [ はい (Yes)] をクリックして バックアップ操作を開始します バックアップ操作の進捗状況を表示するには バックアップ操作を開始する前に [ 進捗ログを自動表示する (Automatically Show Progress Log)] をクリックします

Windows での使用方法 NetBackup Bin を使用したバックアップ 25 NetBackup Bin を使用したバックアップ システムが NetBackup Explorer Extension を使用するように構成されている場合は NetBackup Bin を使用してファイルをバックアップできます NetBackup Bin は バックアップするファイルを格納できるフォルダです このフォルダは 次のようなデスクトップ上の NetBackup Bin アイコンによって表されます メモ : NetBackup Bin を使用するには NetBackup Explorer Extension が NetBackup 環境にインストールされ 有効になっている必要があります この機能を有効にするには バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースの [ ファイル (File)] メニューから [NetBackup Explorer Extension] をクリックします NetBackup Bin を使用してファイルのバックアップを行う方法 1 Windows エクスプローラを開きます (Windows の [ スタート ] メニューから [ プログラム ] > [ アクセサリ ] > [ エクスプローラ ] を選択します ) 2 バックアップを行うファイルまたはフォルダを検索して選択します 3 ファイルをデスクトップ上の NetBackup Bin アイコンまたは Windows エクスプローラの NetBackup Bin フォルダへドラッグします 4 デスクトップ上の NetBackup Bin アイコンか Windows エクスプローラの NetBackup Bin フォルダを右クリックして [ 今すぐバックアップ (Backup Now)] を選択します 5 ダイアログボックスで [ はい (Yes)] をクリックして バックアップ操作を開始します バックアップ操作の進捗状況を表示するには バックアップ操作を開始する前に [ 進捗ログを自動表示する (Automatically Show Progress Log)] をクリックします NetBackup Bin フォルダ内のファイルを表示するには デスクトップ上の NetBackup Bin アイコンをダブルクリックします また Windows エクスプローラで NetBackup Bin フォルダを右クリックすることもできます その場合は [ 開く ] をクリックします

26 Windows での使用方法ファイル フォルダおよびボリュームのリストア ファイル フォルダおよびボリュームのリストア 通常バックアップまたはアーカイブバックアップからリストアを行うには 次の手順を実行します 通常バックアップの場合 元のファイルはソースドライブ上に残されます アーカイブバックアップの場合 ファイルは宛先ドライブに正常にバックアップされた後 ソースドライブから削除されます 多くのバックアップは 通常バックアップです リストアの他の種類については オンラインヘルプを参照してください バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用してリストアを行う方法 1 [ ファイル (File)] メニューから [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] を選択します 2 [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] または [ アーカイブバックアップからリストア (from Archived Backup)] のいずれかを選択します これは 通常バックアップまたはアーカイブバックアップのどちらからリストアするかによって異なります NetBackup によってバックアップの情報が読み込まれ リストア可能なファイルのリストが作成されるまでに 時間がかかる場合があります 操作に使用されるサーバーおよびクライアントの名前が ウィンドウのタイトルバーに表示されます

Windows での使用方法ファイル フォルダおよびボリュームのリストア 27 3 リストアを行う項目を選択します 項目を選択するには 項目の左側にあるチェックボックスにチェックマークを付けます チェックマークは 項目が選択されていることを示します スラッシュマークは ディレクトリまたはフォルダ内の一部のファイルだけが選択されていることを示します [ ディレクトリ構造 (Directory Structure)] ペインまたは [ 選択されたディレクトリの内容 (Contents of selected directory)] ペインのファイルを選択できます 4 リストアの実行に必要なメディアのリストをプレビューする場合は [ 処理 (Actions)] > [ メディアのプレビュー (Preview Media)] をクリックします リストアに必要な NetBackup イメージがディスクストレージユニット上に存在する場合は プレビューにメディアは表示されません [OK] をクリックして ダイアログボックスを閉じます 5 [ 処理 (Actions)] メニューから [ マークされたファイルのリストアの開始 (Start Restore of Marked Files)] を選択します リストア対象としてマーク付けを行った項目が ダイアログボックスに表示されます

28 Windows での使用方法ファイル フォルダおよびボリュームのリストア 6 リストアの宛先を選択します 元の場所にすべてをリストア (Restore everything to its original location) 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure)) 個々のディレクトリやファイルを異なる場所にリストア (Restore individual directories and files to different locations) デフォルトでは [ 元の場所にすべてをリストア (Restore everything to its original location)] が選択されています 7 リストアオプションを選択します アクセス制御属性なしでリストアする (Windows クライアントのみ ) (Restore without access-control attributes (Windows clients only)) 既存のファイルの上書き (Overwrite existing files) 一時ファイル名を使用してファイルをリストア (Restore the file using a temporary filename) ファイルをリストアしない (Do not restore the file) デフォルトでは [ ファイルをリストアしない (Do not restore the file)] が選択されています 8 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします

Windows での使用方法ファイル フォルダおよびボリュームのリストア 29 9 表示された [ 状態の表示 (View Status)] ダイアログボックスで [ はい (Yes)] をクリックすると リストアの進捗状況が表示されます リストアは完了するまで数分間かかります リストア操作を開始した後 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを閉じて 他のタスクを実行できます リストア操作は バックグラウンドで継続されます

30 Windows での使用方法ファイル フォルダおよびボリュームのリストア