第 1 章総則 ( 適用範囲 ) 第 1 条 当社の経営する一般貸切旅客自動車運送事業 ( 国土交通大臣の許可を受けて乗 合旅客運送を行う場合を除く ) に関する運送契約は この運送約款の定めるところに より この運送約款に定めのない事項については 法令の定めるところ又は一般の慣習 によります 2

Similar documents
外国人向け IC カード取扱規則 制 定 社達第 231 号 最終改正 社達第 227 号 第 1 編総則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は, 京浜急行バス株式会社 ( 以下 当社 という ) における, 当社が定める外国人向けICカードによる訪日外国人

(Microsoft Word \203T\203C\203g\214f\215\332\227pASOVILLA\217h\224\221\226\361\212\274.doc)

残余財産

運送約款 目次第 1 章 総則 第 4 章 旅客の義務 第 2 章 運送の引き受け 第 5 章 賠償責任 第 3 章 運賃及び料金 第 6 章 連絡運輸等 第 1 章 総則 ( 適用範囲 ) 第 1 条 この運送約款は 当社が経営する航路で行う旅客及び手回り品の運送に適用されます 2. この運送約款

旅行業約款(手配旅行契約の部)

一般乗合旅客自動車運送事業運送約款(乗合)

くじゅうネイチャーガイドクラブ主催イベント規約 第 1 章 総 則 ( 適用範囲 ) 第 1 条 1 当クラブ所属ガイド ( 以下 ガイド と言います ) が参加者との間で締結するイベント ( 以下 主催イベント と言います ) に関する契約は この規約の定めるところによります この規約に定めのない

一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款 運輸省告示第 4 9 号 昭和 6 2 年 1 月 23 日 一部改正 運輸省告示第 626 号 平成 3 年 11 月 20 日 一部改正 運輸省告示第 149 号 平成 9 年 3 月 2 4 日 一部改正 運輸省告示第 140 号 平成 1 1 年 3

一般乗合旅客自動車運送事業 運送約款 山交バス株式会社

日個連東京都営業協同組合浮間事務所

< F2D88EA94CA8FE68D8797B78B718EA993AE8ED4895E91978E968BC6>

安全管理規程

◆一般乗合旅客自動車運送事業運送約款◆

第 1 章総則 ( 適用範囲 ) 第 1 条当社の経営する一般乗合旅客自動車運送事業に関する運送契約は この運送約款の定めるところにより この運送約款に定めのない事項については 法令の定めるところ又は一般の慣習によります 2 当社がこの運送約款の趣旨 法令及び一般の慣習に反しない範囲でこの運送約款の

Microsoft Word - 受注型企画旅行・旅行条件説明書.doc

Microsoft Word - バス特特約(バス版のみ)【2013年3月23日】.doc

< F2D B8F F18ABC814093FA967B8CEA >

企画旅行の記入例 1 運送申込書 / 運送引受書 乗車券 手数料が個々の運送単位で決められている場合 申込者は 太線内をご記入願います 申込日 : 令和 1 年 7 月 25 日氏名 旅行サービス株式会社 ( 旅行業者等 ) 電話 : 名称 ( 担当者名 ) 山田一郎 F

ETCスルーカード規定

一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款

個人情報の保護に関する規程(案)

いるものをいう ) 及び同法附則第 3 条の規定により 介助犬 又は 聴導犬 と表示をしているもの 2 この運送約款で 小荷物 とは 3 辺の長さの和が 2 メートル以下で かつ 重量が 30 キログラム以下の物品であつて 当社が運送の委託を受けるものをいいます 3 この運送約款で 運送申込人 とは

4. 第 2 項の申込金を同項の規定により当館が指定した日までにお支払いいただけな い場合は 宿泊契約はその効力を失うものとします ただし 申込金の支払期日を 指定するに当たり 当館がその旨を宿泊客に告知した場合に限ります ( 申込金の支払いを要しないこととする特約 ) 第 4 条前条第 2 項の規

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

ETC 路線バス割引利用規約 ( 目的 ) 第 1 条本規約は 阪神高速道路株式会社 ( 以下 当社 といいます ) がETCシステム (ETCシステム利用規程第 2 条に規定するETCシステムをいいます 以下同じです ) を使用する路線バス ( 乗車定員 30 人以上の自動車のうち 道路運送法 (

IPデータ通信網掲示

宿泊約款 ( 適用範囲 ) 第 1 条当宿 ( 館 ) が宿泊客との間で締結する宿泊契約及びこれに関連する契約は この約款の定めるところによるものとし この約款に定めのない事項については 法令又は一般に確立された慣習によるものとします 2. 当宿 ( 館 ) が法令及び慣習に反しない範囲で特約に応じ

ÿþ

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

(12) デポジット ( 預り金 ) とは 当社が旅客からICカードの利用権の代価として収受するものをいいます (13) 当社がSF 及び定期券機能を付与して旅客にhanica を貸与するとき及び旅客に貸与しているhanica に定期券機能を付与するときは 発売 と表現します (14) 自動チャージ

一般乗合旅客自動車運送事業 運送約款 庄内交通株式会社

<4D F736F F D B4C8DDA97E A895E C8D9E814588F88EF38F AE989E6816A88C4>

<4D F736F F D2088EA94CA8FE68D8797B78B718EA993AE8ED4895E91978E968BC6895E919796F18ABC E362E3189FC92E8897B A>

宇都宮市サイクリングターミナル条例施行規則 宇都宮市サイクリングターミナル条例施行規則昭和 58 年 3 月 23 日規則第 14 号改正平成 3 年 12 月第 46 号平成 4 年 3 月第 11 号平成 9 年 6 月第 37 号平成 13 年 3 月第 11 号平成 16 年 12 月第 4

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

一般乗合旅客自動車運送事業 運送約款 秋田中央交通株式会社

問 4. 登録制度に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか a. 第 2 種旅行業を営もうとする者は その主たる営業所の所在地を管轄する都道府県知事に新規登録の申請をしなければならない b. 平成 18 年 4 月 1 日に登録の有効期間が満了となる旅行業者に対して 同年 4 月 15 日に更

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

(1) 公の秩序を乱し 又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき (2) 長期間にわたる継続使用により 他の使用を妨げるおそれがあると認められるとき (3) 施設 設備等を損傷又は汚損するおそれがあると認められるとき (4) この条例又は条例に基づく規則に違反したとき (5) 使用許可の条

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

PASMO付身分証等オートチャージサービス会員規約

目的このガイドライン 実施事項の一覧は平成 24 年に国土交通省が策定した 輸送の安全を確保するための貸切バス選定 利用ガイドライン に準拠した内容となります 関係者 利用者と貸切バス事業者が お互いの事業活動をする上で欠かすことのできないパートナーであることを理解し その協力体制の確立により法令等

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

クレジットnimoca特約

Microsoft Word - 平拒31å¹´03朋13报㕕錢暱醉輸展+盹å®ıæ„⁄å®ı地å��ï¼›æ³Łä»¤è©¦é¨fiåŁ‘é¡„.docx

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

< F2D95CA8E86362D B5A8F708E9197BF8DEC90AC8BC696B1>

個人情報保護方針

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

紀州 白浜温泉むさし宿泊約款 ( 適応範囲 ) 第 1 条当館が宿泊客との間で締結する宿泊契約およびこれに関する契約は この約款の定めるところによるものとし この約款に定めのない事項については 法令又は一般に確立された慣習によるものとします 2 当館が法令および慣習に反しない範囲で特約に応じたときは

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

sannomaruriyou

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

Microsoft Word - 旅行業約款(事業者を相手方とする受注型企画旅行)8

nimocaポイントサービス規則

(Microsoft Word - \203r\203N\203^\201[\203X\203^\203W\203I\227\230\227p\226\361\212\274\210\ )

UQ通信サービス契約約款

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

ご契約のしおり・約款 指定代理請求特約

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

湯河原町訓令第  号

<4D F736F F D208DB290EC834F838D815B836F838B838D E83585F88F8897A E919796F18ABC2E646F63>

( 登録の審査及び登録 ) 第 7 条市長は, 前条の規定による申請を受けたときは, 第 5 条に規定する登録の要件を満たしていることを確認の上, 届出のあった情報を登録するものとする ( 登録情報の利用 ) 第 8 条市長は, 次に掲げる事由に該当するときは, 市民等の生涯学習活動を促進し, 又は

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

頁 No.2/6 2 本部の所在地は 東京都千代田区神田錦町一丁目 9 番地とする 3 大阪事務所の所在地は 大阪府大阪市中央区南本町一丁目 7 番 15 号とする ( 調査業務を行う区域 ) 第 6 条 調査業務の業務区域は 日本全域とする ( 調査業務を行う対象建築物等の範囲 ) 第 7 条調査

福島交通 ICカード(NORUCA)乗車券取扱規則

( ジェイアール四国バス株式会社一般乗合旅客自動車運送事業運送約款 ) 一般乗合旅客自動車運送事業運送約款 目 次 第 1 章総則 第 1 条適用範囲第 2 条係員の指示 第 2 章旅客運送 第 1 節運送の引受け第 3 条運送の引受け 第 4 条運送の引受け及び継続の拒絶 第 5 条運送の制限等

個人情報の取り扱いに関する規程

公衆無線LAN 個別規定

バスのポスペ

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

一般乗合旅客自動車運送事業

㈱サテライト横浜

一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運

Microsoft Word - MVNO啉åfi†å›²è³¦è²©å£²å¥‚紗紗款+201607ï¼›.docx

協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 に関する細則 ( 平 ) ( 目的 ) 第 1 条この細則は 協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 ( 以下 規則 という ) の施行に関し 必要な事項を定める ( 二種外務員の信用取引に係る外務行為 ) 第 2 条規則第 2 条第 4 号

Microsoft Word - 927・電動アシスト自転車貸出要綱.doc

自動継続自由金利型定期預金(M型)規定

(4) 通信契約での カード利用日 は 会員及び当社が手配旅行契約に基づく旅行代金等の支払または払戻債務を履行すべき日とし 前者の場合は契約成立日 後者の場合は契約解除のお申し出のあった日となります (5) お客様がクレジットカードによるお支払いを希望されカード会社より決済できないときは 当社はお申

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

「楽天トラベル」決済代行サービス利用規約

書 ( 様式第 1 号 ) に次に掲げる書類を添付して 市長に提出しなければならない (1) 発表会開催要項又はこれに準ずる書類 (2) 収支予算書 (3) 発表会に参加する者の名簿 ( 学生等により構成される団体が補助金の交付を受けようとする場合に限る ) (4) 前 3 号に掲げるもののほか 市

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

Microsoft Word - sbservice_005.doc

六七八九 生活の質の向上相談 助言教育権監護権 ( 利用料 ) 第 5 条利用者は 前条に定める重症心身障害児 肢体不自由児施設サービスの提供に対して 都道府県が定める障害児施設給付費 障害児施設医療費 肢体不自由児施設給付費 肢体不自由児施設医療費及び重要事項説明書に定める所定の利用者負担額を病院

Microsoft Word - HPN-2534

Security Z 利用規約 第 1 条 ( 規約の適用 ) 東京ベイネットワーク株式会社 ( 以下 当社 といいます ) は この Security Z 利用規約 ( 以下 本規約 といいます ) に基づき Security Z サービス ( 以下 本サービス といいます ) を提供します 第

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則


2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

第 5 条確認事項 1. お客様が本サービスを利用して抽選および購入のお申込みを行える時間 ( 以下 取扱時間 といいます ) につきましては 当社が別途定めることとします お客様はオンライントレードのご利用により ご自身で取扱時間をご確認ください 2. 本サービスにおけるお客様の抽選申込み状況 抽

<4D F736F F D208A4F8D BE08EE688F88B4B92E A815B B A2E646F63>

財団法人杉並区スポーツ振興財団個人情報保護規程


Transcription:

一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款 運輸省告示第 4 9 号 昭和 6 2 年 1 月 2 3 日 運輸省告示第 6 2 6 号 平成 3 年 1 1 月 2 0 日 運輸省告示第 1 4 9 号 平成 9 年 3 月 2 4 日 運輸省告示第 1 4 0 号 平成 1 1 年 3 月 1 0 日 運輸省告示第 8 1 0 号 平成 1 1 年 1 2 月 2 4 日 運輸省告示第 3 9 5 号 平成 1 2 年 1 2 月 2 1 日 国土交通省告示第 300 号 平成 1 3 年 3 月 2 6 日 国土交通省告示第 361 号 平成 1 7 年 3 月 2 9 日 国土交通省告示第 569 号 平成 2 0 年 5 月 1 2 日 目次 第 1 章総則 第 1 条 第 2 条 第 2 章運送の引受け及び乗車券 第 3 条 - 第 10 条 第 3 章運賃及び料金 第 11 条 - 第 14 条 第 4 章特殊な取扱い 第 15 条 - 第 19 条 第 5 章責任 第 20 条 - 第 23 条 第 6 章旅行業者との関係 第 24 条 - 第 26 条

第 1 章総則 ( 適用範囲 ) 第 1 条 当社の経営する一般貸切旅客自動車運送事業 ( 国土交通大臣の許可を受けて乗 合旅客運送を行う場合を除く ) に関する運送契約は この運送約款の定めるところに より この運送約款に定めのない事項については 法令の定めるところ又は一般の慣習 によります 2 当社がこの運送約款の趣旨 法令及び一般の慣習に反しない範囲でこの運送約 款の一部条項について特約に応じたときは 当該条項の定めにかかわらず その 特約によります ( 係員の指示 ) 第 2 条旅客は 当社の運転者 車掌その他の係員が運送の安全確保と車内秩序の維持のために行う職務上の指示に従わなければなりません 2 当社は 前項の指示を行うため必要があるときは 各車両ごとに当該車両に乗車する旅客の代表者の選任を求めることがあります 第 2 章運送の引受け及び乗車券 ( 運送の引受け ) 第 3 条当社は 次条の規定により運送の引受け又は継続を拒絶し 又は制限する場合を除いて 旅客の運送を引き受けます ( 運送の引受け及び継続の拒絶 ) 第 4 条当社は 次の各号のいずれかに該当する場合には 運送の引受け又は継続を拒絶し 又は制限することがあります (1) 当該運送の申込みがこの運送約款によらないものであるとき (2) 当該運送に適する設備がないとき (3) 当該運送に関し 申込者から特別な負担を求められたとき (4) 当該運送が法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗に反するものであるとき (5) 天災その他やむを得ない事由による運送上の支障があるとき (6) 旅客が乗務員の旅客自動車運送事業運輸規則の規定に基づいて行う措置に従わないとき (7) 旅客が旅客自動車運送事業運輸規則の規定により持込みを禁止された物品を携帯しているとき (8) 旅客が泥酔した者又は不潔な服装をした者等であって 他の旅客の迷惑となるおそれのあるとき (9) 旅客が監護者に伴われていない小児であるとき (10) 旅客が付添人を伴わない重病者であるとき (11) 旅客が感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律による一

( 運送の申込み ) 第 5 条 類感染症 二類感染症 新型インフルエンザ等感染症若しくは指定感染症 ( 入 院を必要とするものに限る ) の患者 ( これらの患者とみなされる者を含む ) 又は新感染症の所見のある者であるとき 当社に旅客の運送を申し込む者は 次の事項を記載した運送申込書を提出しな ければなりません (1) 申込者の氏名又は名称及び住所又は連絡先 (2) 当社と運送契約を結ぶ者 ( 以下 契約責任者 という ) の氏名又は名称 及び住所 (3) 旅客の団体の名称 (4) 乗車申込人員 (5) 乗車定員別又は車種別の車両数 (6) 配車の日時及び場所 (7) 旅行の日程 ( 出発時刻 終着予定時刻 目的地 主たる経過地 宿泊又は 待機を要する場合はその旨その他車両の運行に関連するもの ) (8) 運賃の支払方法 (9) 第 12 条に規定する運賃の割引の適用を受けるときは その旨 (10) 特約事項があるときは その内容 2 前項第 9 号に該当する場合には 第 1 項の運送申込書に所定の証明書を添付し なければなりません 3 第 1 項の場合 ( 同項第 9 号に該当する場合を除く ) において 当社が電磁的 方法 ( 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法 であって当社で定めるものをいう 以下同じ ) による運送の申込み方法を定め ているときは 第 1 項の運送申込書の提出に代えて 当該運送申込書に記載すべ き事項を当該電磁的方法により提供することができます この場合において 当 該申込者は 当該運送申込書を提出したものとみなします ( 運送契約の成立 ) 第 6 条当社は 前条第 1 項の運送申込書の提出があった場合において 当該運送を引き受けることとするときは 契約責任者に対し 第 13 条第 1 項の規定により 運賃及び料金の支払いを求めます 2 当社は 第 13 条第 1 項の規定により 所定の運賃及び料金の 20% 以上の支払い があったときには 前条第 1 項各号に掲げる事項並びに運賃及び料金に関する事 項を記載した当社所定の乗車券 ( 以下 乗車券 という ) を発行し これを契 約責任者に交付します 3 前 2 項の規定にかかわらず 当社が運賃及び料金の支払時期について 特別の 定めをしたときは 当社が当該運送を引き受けることとしたときに乗車券を発行 し これを契約責任者に交付します

4 運送契約は 乗車券を契約責任者に交付したときに成立します ( 運送契約の内容の変更等 ) 第 7 条運送契約の成立後において 契約責任者が第 5 条第 1 項各号に掲げる事項を変更しようとするときは あらかじめ書面により当社の承諾を求めなければなりません ただし 緊急の場合及び当社の認める場合は 書面の提出を要しません 2 当社は 前項の場合において 変更しようとする事項が当初と著しく相違する 場合その他運行上の支障がある場合には その変更を承諾しないことがあります 3 当社は 車両の故障その他緊急やむを得ない事由により 契約された運送を行 い得ない場合は 運送契約を解除し 又は契約責任者の承諾を得て 運送契約の 内容を変更することがあります 4 当社は 第 1 項又は前項の規定により 運送契約の内容に変更があった場合に おいて 契約責任者に交付した乗車券の記載事項に変更を生じたときは 乗車券 の記載事項を訂正し 又は乗車券の書換えを行います 5 第 1 項の場合において 当社が電磁的方法による運送契約の内容の変更方法を定めているときは 第 1 項の書面の提出に代えて 当社の承諾を当該電磁的方法により求めることができます この場合において 当該契約責任者は 当該書面の提出による承諾を求めたものとみなします ( 乗車券の所持等 ) 第 8 条旅客は 乗車券を所持しなければ 乗車できません ただし 当社が特に認めた場合は この限りでありません 2 旅客は 当社の係員が乗車券の記載事項を確認するため 乗車券の呈示を求め たときは これに応じなければなりません 3 第 12 条第 1 項の規定により運賃の割引を受ける旅客は 同項各号のいずれかに 該当する者であることを証明する書類を所持しなければならず かつ 当社の係 員が当該書類の呈示を求めたときには これに応じなければなりません ( 乗車券の再発行 ) 第 9 条 当社は 乗車券を契約責任者若しくは旅客が紛失した場合又は契約責任者に交 付した乗車券が災害その他の事故により滅失した場合には 契約責任者の請求に より 配車の日の前日において乗車券の再発行に応じます この場合においては 乗車券の券面に紛失又は滅失による再発行である旨を明示します

( 乗車券の無効 ) 第 10 条次の各号のいずれかに該当する乗車券は 無効とします (1) 不正に使用しようとしたもの (2) 不正の手段により取得したもの (3) 解約に係るもの (4) 書換え又は再発行した場合における原券 第 3 章運賃及び料金 ( 運賃及び料金 ) 第 11 条当社が収受する運賃及び料金は 乗車時において地方運輸局長に届け出て実施しているものによります 2 前項の運賃及び料金は 関係の営業所その他の事業所に掲示します ( 運賃の割引及び割増し ) 第 12 条 当社は 次の各号のいずれかに該当する者に対して地方運輸局長に届け出たと ころにより運賃を割り引きます (1) 学校教育法第 1 条に規定する学校 ( 大学及び高等専門学校を除く ) に通 学又は通園する者の団体で 当該学校の責任者が引率し かつ 当該学校の 長が発行する証明書を提出したもの (2) 児童福祉法第 7 条に規定する施設 身体障害者福祉法第 5 条に規定する施 設 障害者自立支援法附則第 41 条第 1 項の規定によりなお従前の例により運 営することができることとされた同項に規定する施設又は同法附則第 58 条第 1 項の規定によりなお従前の例により運営することができることとされた同 項の規定による施設に収容されている者の団体で 当該施設の責任者が引率 し かつ 当該施設の長の発行する証明書を提出したもの 2 当社は 前項の規定により割引をする場合を除き 地方運輸局長に届け出たと ころにより 区間若しくは期間を限り 又は一定の旅客に対して 運賃を割り引 きます 3 当社は 地方運輸局長に届け出たところにより 特別な設備を施した車両を使 用する場合等には 運賃の割り増しをします ( 運賃及び料金の支払時期 ) 第 13 条当社は 契約責任者に対し 第 5 条第 1 項の運送申込書を提出するときに所定の運賃及び料金の20% 以上を 配車の日の前日までに所定の運賃及び料金の残額をそれぞれ支払うよう求めます

2 前項の規定にかかわらず 当社は 次の各号に掲げる者との間で運賃及び料金の支払時期について特別の定めをすることがあります (1) 官公署 (2) 学校教育法第 1 条に規定する学校 (3) 児童福祉法第 7 条に規定する施設 身体障害者福祉法第 5 条に規定する施設 障害者自立支援法附則第 41 条第 1 項の規定によりなお従前の例により運営することができることとされた同項に規定する施設及び同法附則第 58 条第 1 項の規定によりなお従前の例により運営することができることとされた同項に規定する施設 (4) 当社と常時取引のある者 ( 運送に関連する経費 ) 第 14 条ガイド料 有料道路利用料 航送料 駐車料 乗務員の宿泊費等当該運送に関連する費用は 契約責任者の負担とします 第 4 章特殊な取扱い ( 違約料 ) 第 15 条当社は 契約責任者が その都合により運送契約を解除するときは その者から 次の区分により違約料を申し受けます 配車日の14 日前から8 日前まで所定の運賃及び料金の20% に相当する額配車日の7 日前から配車日時の24 時間前まで所定の運賃及び料金の30% に相当する額配車日時の24 時間前以降所定の運賃及び料金の50% に相当する額 2 当社は 契約責任者が その都合により配車車両数の 20% 以上の数の車両の減 少を伴う運送契約の内容の変更をするときは その者から 減少した配車車両に つき 前項の例により算出した額の違約料を申し受けます 3 当社は 前 2 項の場合において 第 13 条の規定により契約責任者から収受した 運賃及び料金があるときは これを違約料に充当することがあります 4 当社は 当社の都合により運送契約を解除し 又は配車車両数の減少を伴う運 送契約の内容の変更をするときは 契約責任者に対し 第 1 項又は第 2 項の例に より 違約料を支払います 5 前 4 項の規定は 天災その他やむを得ない事由による場合には適用しません ( 配車日時に旅客が乗車しない場合 ) 第 16 条当社は 乗車券の券面に記載した配車日時に所定の配車をした場合において 出発時刻から30 分を経過しても旅客が乗車についての意思表示をしないときには 当該車両について当該運送契約に係る運送の全部が終了したものとみなします

2 前項の規定は 天災その他やむを得ない事由による場合には 適用しません ( 運送継続拒絶の場合 ) 第 17 条 旅客が第 4 条各号 ( 第 5 号を除く ) の規定により 運送の継続を拒絶された ときは 当該旅客について当該運送契約に係る運送の全部が終了したものとみな します ( 異常気象時等における措置 ) 第 18 条当社は 天災その他の事由により輸送の安全の確保に支障が生ずるおそれがあるときには 運行行程の変更 一時待機 運行の中止その他の措置を講ずることがあります ( 運賃及び料金の精算 ) 第 19 条当社は 運行行程の変更その他の事由により当該運送に係る運賃及び料金に変更を生じたときは 速やかに精算するものとし その結果に基づいて 運賃及び料金の追徴又は払戻しの措置を講じます 2 当社は 自動車の故障その他当社の責に帰すべき事由により 当社の自動車の 運行を中止したときは 次の区分により 運賃及び料金の払戻しをします (1) 目的地の一部にも到達しなかった場合すでに収受した運賃及び料金の全額 (2)(1) 以外の場合運行を中止した区間に係る運賃及び料金の額 3 前項の場合において 当社がその負担において前途の運送の継続又はこれに代 わる相当の手段を提供した場合において 旅客がこれを利用したときには 前項 の規定は適用しません 第 5 章責任 ( 旅客に対する責任 ) 第 20 条当社は 当社の自動車の運行によって 旅客の生命又は身体を害したときは これによって生じた損害を賠償する責に任じます ただし 当社及び当社の係員が自動車の運行に関し注意を怠らなかったこと 当該旅客又は当社の係員以外の第三者に故意又は過失のあったこと並びに自動車に構造上の欠陥又は機能の障害がなかったことを証明したときは この限りでありません 2 前項の場合において 当社の旅客に対する責任は その損害が車内において 又は旅客の乗降中に生じた場合に限ります 第 21 条 当社は 前条の規定によるほか その運送に関し旅客が受けた損害を賠償する

責に任じます ただし 当社及び当社の係員が運送に関し注意を怠らなかったこ とを証明したときは この限りでありません 第 22 条当社は 天災その他当社の責に帰することができない事由により輸送の安全の確保のため一時的に運行中止その他の措置をしたときは これによって旅客が受けた損害を賠償する責に任じません ( 旅客の責任 ) 第 23 条当社は 旅客の故意若しくは過失により又は旅客が法令若しくはこの運送約款の規定を守らないことにより当社が損害を受けたときは その旅客に対し その損害の賠償を求めます 第 6 章旅行業者との関係 ( 旅行業者との関係の明示 ) 第 24 条当社は 旅行業者から旅客の運送の申込みがあった場合には 当該旅行業者と旅客又は契約責任者の関係を次の区分により明確にするように求めます (1) 企画旅行 (2) 手配旅行 ( 企画旅行の場合の取扱い ) 第 25 条当社は 旅行業者が企画旅行の実施のため 当社に旅客の運送を申し込む場合には 当該旅行業者を契約責任者として運送契約を結びます ( 手配旅行の場合の取扱い ) 第 26 条 当社は 旅行業者が手配旅行の実施ため 当社に旅客の運送を申し込む場合に は 当該旅行業者に手配旅行の実施を依頼した者と運送契約を結びます この場 合において 当該旅行業者が手配旅行の実施を依頼した者の代理人となるときは 当該旅行業者に対し 代理人であることの立証を求めることがあります