<Insert Picture Here> 大手製造業が実践したオラクルの Notes マイグレーション大公開 2010 年 3 月 17 日日本オラクル株式会社 Fusion Middleware 事業統括本部 FusionMiddleware ビジネス推進本部担当シニアマネージャー上村靜史
以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい オラクル製品に関して記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定されます * Oracle は 米国オラクル コーポレーション及びその子会社 関連会社の米国及びその他の国における登録商標です その他のブランドまたは製品は それぞれを保有する各社の商標または登録商標です 2
Agenda Enterprise 2.0によってワークスタイルが変わる! Notesユーザーの選択肢 大手製造業が採用した移行方法解説 まとめ 3
<Insert Picture Here> Enterprise 2.0 によってワークスタイルが変わる! 4
Enterprise 2.0 = Web 2.0 の企業内での活用キーワードは SLATES SEARCH LINK AUTHORING TAG EXTENSION SIGNAL 検索エンジンを使ったキーワード検索 レイアウトやナビゲーションよりも直接的に必要な情報に到達することができる 重要なアイテムへとガイドするための優れた手段 オンライン コンテンツに構造を与えることができる ユーザー自身による自由なコンテンツ作成 公開 知識 洞察 経験 コメント 事実 編集 リンクといった形でユーザーから何らかの 貢献 を引き出すことができる ( 例 ) Wiki Blog システム的にあらかじめ決められた分類ルールではなく ユーザ自身によるコンテンツに対するキーワードの付加 ( タギング ) によって経過的に形成される分類情報 ボトムアップ的に分類を行う フォークソノミー (folksonomy) という考え方 情報 ナレッジを統合して新たな価値を引き出す 複数のユーザーの行動パターンを分析してリコメンデーションを行ったり ( あなたと同じ ~ の人は ~ しています ) より精度の高い検索を行ったりすることができる 膨大な情報の中からユーザーが必要とする情報をシステムのほうから自動的に通知する ( 例 )RSS Enterprise 2.0: The Dawn of Emergent Collaboration, MIT Sloan Management Review Spring 2006 by Andrew P. McAfee 5
Enterprise 2.0 を活用したコラボレーション 皆 はコンテンツに関連し コンテンツは 皆 に関連する コンテンツと 皆 との関係性は 皆 でネットワーキングされる 特定領域の専門家の視点を 皆 が再現する コンテンツは 皆 がオープンかつコラボレーティブに編集 更新する サービスやコンテンツは 皆 の参加により継続的に質の向上がなされる コンテンツの価値は 皆 の評価によって決定される 断片的な情報を統合 ( マッシュアップ ) して新たな価値が生み出される 6
Oracle Strategy 包括的な Enterprise 2.0 基盤の提供 組織内外における個人 / グループのワークスタイルを革新 コミュニケーション媒体としてインターネットや Enterprise 2.0 技術を活用 携帯デバイス 様々なマルチ チャネルを通じて優れたユーザー エクスペリエンスを実現する環境を提供 リッチ メディア リッチ インターネット アプリケーション (RIA) エンタープライズ ポータル ソーシャル コンピューティング エンタープライズ コンテンツ マネージメント (ECM) を統合 あらゆるコンテンツのライフサイクルを捕捉 管理 オフィス アプリケーション Copyright 2009, Oracle. All rights reserved. 7
Web2.0 技術の実現例 - Tags 効率的なリソースの検索と共有 ユーザーは様々な成果物に対してタグ付けすることが可能 プライベート & パブリックな タグ クラウド ビューを提供 検索機能と統合 タグを作成 管理 参照するためのポートレットを装備 タグを使った効率的な絞込み タグクラウドにより関連性をビジュアルに表現 タグの作成者からその領域の専門家を辿る Oracle WebCenter Spaces による Tags の実装 8
Web2.0 技術の実現例 - Links ユーザー自身によるリソース間のコンテキスト管理 個々のリソースの間に関連性を与えることによる生産性向上 特に新加入メンバーのようなナレッジ蓄積の乏しいユーザーを強力にサポート ドキュメント ディスカッション ドキュメント イベント お知らせ Oracle WebCenter Spaces による Links の実装 9
<Insert Picture Here> Notes 導入企業の選択肢 10
Notes 導入企業の悶々 情報システム部門の課題 管理 / 運用コストの増大 部門やプロジェクトごとに DB が乱立 クライアントの導入とメンテナンス Notes ベースのシステムの導入状況を正確に把握できない 独自技術に依存したアーキテクチャ 開発者 / 運用担当者の確保が難しい 上位互換性の問題 ビジネス環境の変化に対応できない 法令の遵守 - 内部統制 M&A による経営統合 / グローバル展開 エンドユーザーの課題 情報を活用できない どこに何があるのかわからない 公開した情報が活用されない データベースを横断した検索ができない 情報のライフサイクルを管理できない ワークスタイルの変化に対応できない 部門や拠点をまたがる協業が難しい 不満はあるが 代替ソリューションが見当たらない 既存資産を捨てられない 単なるグループウェアでは予算が取れない etc. 11
Notes 導入企業の選択肢 Notes 資産移行 Notes 資産活用 E2.0 による基盤革新 移行 新コラボレーションプラットフォーム 新コラボレーションプラットフォーム Notes DB Notes DB 塩漬け = 何もしない Notes のバージョンアップ Notes 継続利用 Notes DB Notes DB 8.5 Notes 利用に伴う本質的課題は残存 12
Notes 資産活用 / 移行 + 新たな価値 Oracle がご提案する ポスト Notes 環境 マルチ チャネル マッシュアップ基幹統合 /SOA 統合検索 Oracle WebCenter Suite 在籍表示 / チャットタグ / リンク /RSS Wiki/Blog グループウェア メール スケジュール Oracle Beehive リソース予約 情報共有基盤 アドレス帳電子掲示板電子会議室文書ライブラリ Oracle WebCenter Suite Oracle Universal Content Management 部門 DB アプリケーション実行基盤 ワークフロー 業務システム Notes/Domino Oracle SOA Suite BPEL Business Rules Human Workflow 13
Oracle WebCenter Suite / WebCenter Spaces Enterprise 2.0 技術を随所に採用したナレッジワーカーのための最新コラボレーション基盤 タギング リンキング 統合検索 通知 コミュニティ E メール ドキュメント ディスカッション ポートレット間連携 チャット / プレゼンス 14
Oracle Beehive グループウェア機能を提供 (WebMail スケジューラ 施設予約 掲示板 Web 会議 プレゼンス ) 高品質で先進的な機能をクラウドサービスとしても利用可能 Outlook 連携 Mail クラウドサービスの特徴 WebMail スパムフィルタやウィルスチェクはオラクルのデータセンターで実施 Web アクセス Oracle Beehive スケジューラ 施設予約 Sun LDAP と Access Manager と同期 Web ブラウザからほとんどの機能にアクセス いつでもどこからでも仕事ができるワークスペース OASYS に公開されている API を使用して SOA 環境にサービスをすぐに組み込める Web 会議 プレゼンス ( 在不在情報 ) 掲示板 インターネット回線を利用してアクセス (SSL で保護 ) どんな場所からでも高速なアクセスを実現 15
Oracle Universal Content Management (UCM) 全社規模でドキュメント イメージ ビデオ Webページなどを管理するための包括的ソリューション Oracle WebCenter Suiteに標準搭載 Oracle WebCenter Suite には Oracle Universal Content Management の制限付きライセンスが付随しています コンテンツ一元化 再利用 セキュリティ強化 ISO 準拠 目的 ビジネスプロセス改革 インフラ管理の最適化 法対応 (J-SOX,e- 文書法 ) データ活用 分析 安定運用 監査証跡 製品の標準機能にすべてが含まれる 文書管理 Web コンテンツ管理 デジタルアセット管理 保存期間管理 機能 バージョン ( 版 ) 管理メタデータ ( 属性 ) 管理 権限管理承認ワークフロー 変換 (HTML/XML/PDF) 仮想ドキュメント WebDAVアクセス WebサービスAPI 検索 フォルダ階層 有効期限 LDAP 連携 H/A 構成による冗長化 紙文書 Office 文書 Webサイト 画像 動画 pdf doc swf tiff ppt xls gif jpg 全てのデジタルコンテンツをデータベースに格納 DB バックアップによる全データのバックアップ 16
Oracle BPEL Process Manager (BPEL PM) 業務プロセスの可視化 自動化 最適化のためのエンタープライズ基盤 ヒューマン ワークフロー機能を搭載 ( 承認ルール 職責 グループに基づいたタスクのアサイン ) BPEL プロセス Receive レガシー Assign Switch Assign レガシートランザクション Service Consumer Invoke Invoke Java サービス JEE アプリ Transform Invoke データベースストアドプロシージャ Web アプリ Invoke Human Task ERP (Oracle EBS SAP ) Oracle WebCenter Suite には Oracle BPEL Process Manager の制限付きライセンスが付随しています Reply ユーザ タスク ( ワークフロー ) ヒューマン ワークフロー 17
Oracle SOA Suite ビジネスプロセスとコンテンツの統合 Oracle WebCenter Suite ワークリストポートレットから BPEL Worklist を直接呼出し可能 関連する業務データ / コンテンツとマッシュアップ表示 BPM/BAM ワークフロー ビジネスルール サービス バス B2B プロトコル Oracle SOA Suite Database Systems Business Process Content Repositories Custom/LOB Apps Enterprise Apps Business Intelligence Enterprise Management Identity Management 18
Notes/Domino アプリケーションの移行 Notes/Domino ワークフロー移行ソリューション フォームメタデータ XML 変換 XML スキーマ 生成 BPEL BPEL PM Notes/Domino アプリケーション Notes フォームのメタデータから BPEL プロセスをノーコーディングで生成 Notes/Domino コンテンツ変換ソリューション 変換 フォームコンテンツ 格納 Oracle UCM Notes 文書を汎用的なフォーマットに変換して UCM に格納 画像 添付など 19
<Insert Picture Here> 大手製造業様が採用した移行手段解説 Notes/Domino ワークフロー アプリケーションの移行 (Oracle BPEL PM) Notes/Domino 文書管理アプリケーションの移行 (Oracle UCM) 20
Notes/Domino ワークフロー アプリケーションの移行 移行前 画面 業務処理ロジック 移行後 画面 ヒューマンタスク 業務プロセス 移行後は画面 ヒューマン タスク 業務プロセスが綺麗に分離された形に整理されます 業務処理の流れが可視化できます 変更の影響を局所化できます ( 画面 承認ルール 外部 I/F の変更 etc.) ヒューマン タスク 業務プロセスは共通の開発環境によって GUI ベースの開発が可能です 21
Notes/Domino ワークフロー アプリケーションの移行 アプリケーション移行後のアーキテクチャ 画面 (WebCenter) 業務プロセス (BPEL プロセス ) 業務プロセスを標準の言語 (BPEL) で定義 申請画面 リクエスト受信 申請者 承認画面 ヒューマンタスク ヒューマンタスク呼出し 承認者 タスクの割り当て 管理 タスクのルーティング ロギング 監査証跡など 外部サービス呼出し 22
Notes/Domino ワークフロー アプリケーションの移行 ワークフロー アプリケーションの開発の流れ 1. ワークフローで使用するデータ項目を定義 Notes のフォーム メタデータ (DXL ファイル ) から XML スキーマへ変換 2. 業務プロセス (BPELプロセス) の設計 3. ヒューマン タスクの設計 4. 画面の設計 ヒューマン タスクから自動生成が可能 23
Notes/Domino ワークフロー アプリケーションの移行 参考 : BPEL Process Manager による業務処理フローの設計 業務プロセスを構成する部品 ドラッグ & ドロップ 業務プロセスから呼び出されるサービス 24
Notes/Domino ワークフロー アプリケーションの移行 参考 : ヒューマン タスクの設計 データ項目 優先度や期限の設定 ルーティングのルール 25
Notes/Domino ワークフロー アプリケーションの移行 参考 : 画面の設計 表示 / 編集するデータ項目をドラッグ & ドロップ ユーザー インタフェースのコンポーネントを選択 26
Notes/Domino 文書管理アプリケーションの移行 Notes 文書を HTML コンテンツ フォームコンテンツ または XML コンテンツに変換し Oracle UCM へ格納します 既存 Notes 文書データを活用できます データ移行や開発をコストを抑えることができます Lotus Notes Connector 変換 Notes 文書本体 XSL HTML Oracle UCM 抽出 Lotus Domino DB Notes 文書 分離 生成フォームマッピング 登録 Stellent Content Server 画像 添付など 画像 添付など HTML への移行例 27
Notes/Domino 文書管理アプリケーションの移行 Lotus Notes と Oracle UCM のデータ格納形式 Lotus Notes の格納方法 一つの NSF ファイルへ格納 Oracle UCM の格納方法 Oracle DB へ格納 カテゴリ等はフォーム ( カード型テ ータヘ ース ) のフィールド 文書はフォーム ( カード型テ ータヘ ース ) のテキスト欄フィールドへ格納 添付ファイルは ( カード型テ ータヘ ース ) のオブジェクトとしてフィールドへ格納 カテゴリ等はメタデータとして DB へ格納 文書は HTML 形式で一つのコンテンツとして DB へ格納 添付ファイルは一つのコンテンツとして DB へ格納 メタデータ ファイル ( コンテンツ ) 検索インデックスを DB へ格納 Oracle, UCM, 文書, 検索, WCS 青山 28
<Insert Picture Here> まとめ 29
新たなコラボレーション環境がもたらす価値 散在する Notes データベースの一元化 情報とナレッジの集約 運用管理コストの削減 標準技術採用による技術者確保 育成の容易化 検索範囲の拡大 検索機能の向上 必要な情報にスピーディにアクセス コンテンツ管理機能の強化 ライフサイクル管理 コンプライアンス 新たな価値の提供 Enterprise 2.0 がもたらすワークスタイルの革新 業務遂行基盤としての拡張性 ワークフロー ダッシュボード セルフ サービス パートナー コミュニケーション 全社規模で情報 ナレッジをセキュアに管理 共有し必要なメンバーがアドホックにコラボレーションする基盤 Notes 業務システム ビジネスインテリジェンス データベース 30
まとめ Oracle は Enterprise 2.0 を活用した新しいコラボレーション基盤の構築によるワークスタイル革新をお手伝いします Oracle は業務アプリケーションから基盤まで 全体最適の観点から包括的な次世代コラボレーション製品群をご提案します Oracle WebCenter Suite Oracle WebCenter Adapters Oracle Universal Content Management Oracle SOA Suite Oracle は Notes/Domino 資産の活用 アプリケーションの移行に関する幅広いソリューションをご提供します 31
お知らせ 日本オラクル WebCenter Twitter 公式アカウント @OracleWCS_jp 2010 年 4 月 22 日開催予定 Notes マイグレーション実践講座 Notes 資産移行デモンストレーションお見せします 製品ご選定の意思決定者の方に 是非ご案内ください 近日受付開始 URL: http://www.oracle.co.jp/events/index.html 32