第 9 章 参考資料 第 節残留農薬検査結果 75 第 輸入畜水産物の残留農薬検査結果 75 第 国内産農産物等の残留農薬検査結果 77 第 節防ばい剤検査結果 8 第 節食品中に残留する動物用医薬品等の検査結果 85 第 4 節野菜類に含有される硝酸 亜硝酸の実態調査結果 88
第 9 章第 9 参考資料章参考資料 第 9 章参考資料第 節残留農薬検査結果 都内に流通する農畜水産物等の安全確保のため 残留農薬検査を行っている 平成 4 年度の輸入畜水産物の残留農薬検査結果及び国産農産物等の検査結果は以下のとおりである なお 輸入農産物の検査結果については 第 章第 4 節 輸入食品対策 に示したとおりである 第 輸入畜水産物の残留農薬検査結果 実施期間平成 4 年 4 月から平成 5 年 月まで 実施機関健康安全研究センター 検査機関健康安全研究センター 4 検査対象農薬 ( 表 9) 食品衛生法で定められた残留農薬基準等や使用状況 等を勘案し 8 種類の農薬について検査した 5 検査対象品目 ( 表 9) 魚介類 品目 食肉 6 品目の計 8 品目について検査した 6 検査結果 ( 表 9 及び表 94) ギンダラ 検体から総 DDT を検出した 検出した農薬及び品名は 表 9 及び表 94 のとおりであった なお 違反はなかった 表 9 検査対象農薬 分類用途農薬名 有機塩素系農薬 (7 種 ) 有機リン系農薬 ( 種 ) 殺虫剤 (6 種 ) 殺菌剤 ( 種 ) 殺虫剤 ( 種 ) エンドリン ディルドリン ( アルドリンを含む ) ヘプタクロル( ヘプタクロルエポキサイドを含む ) リンデン(γBHC) 総 DDT 総クロルデン HCB クロルピリホス 表 9 検査対象品目 分類魚介類 ( 冷凍食品 凍結食品を含む ) ( 品目 ) 海水魚 ( 海産動 物を含む ) 品目 アジ () イカ () エビ () カニ () カレイ () ギンダラ () サケ () ツブ () ナイルパーチ () ホキ () ホッキ () ロブスター () 食肉類 (6 品目 ) 畜肉牛肉 (5) 鹿肉 () 豚肉 (9) 羊肉 () 食鳥肉鶏肉 (4) 75 75
結食品を含む第 9 章第 9 参考資料章参考資料 表 9 農薬別残留農薬検査結果 分類検査項目名品名検出数 検出値 (ppm) 食品衛生法に基づく残留農薬基準等 有機塩素系殺虫剤総 DDT ギンダラ.5 魚介類 ( その他の魚類に限る ) 合計 表 94 品目別残留農薬検査結果 種別品名国名検査項目名 (冷凍食品魚介類検出値 (ppm) ギンダラアメリカ総 DDT.5 )凍76 76
第 9 章参考資料 第 国内産農産物等の残留農薬検査結果 実施期間平成 4 年 4 月から平成 5 年 月まで 実施機関健康安全研究センター 市場衛生検査所及び芝浦食肉衛生検査所 検査機関健康安全研究センター 市場衛生検査所及び芝浦食肉衛生検査所 4 検査対象農薬 ( 表 95) 食品衛生法で定められた残留農薬基準や使用状況等 を勘案し 6 種類の農薬から 検体の種類に応じて選択し 検査した 5 検査対象品目 ( 表 96) 野菜 果実 米 魚介類 食肉 乳 加工食品等 9 種類 98 品目について検査した 6 検査結果 ( 表 97 及び表 98) 6 種類 55 品目から 5 種類の農薬を検出し ダイコン ( 根 ) 検体から基準値を超えるメプロニルを検出した 検出した農薬及び品名は 表 97 及び表 98 のとおりであった 表 95 検査対象農薬 分類用途農薬名 含ハロゲン系農薬 ( 種類 ) 有機リン系農薬 (46 種類 ) 殺虫剤 (4 種 ) 殺菌剤 (8 種 ) 殺虫剤 (4 種 ) 殺菌剤 ( 種 ) 総 BHC 総 DDT アトラジン アルドリン及びディルドリン エンドスルファン Ⅰ エンドスルファン Ⅱ エンドスルフェート エンドリン クロルデン クロルフェナピル ジコホール テフルトリン ブロモプロピレート ヘプタクロル イプロジオン ジクロフルアニド ジクロラン (CNA) フサライド プロシミドン ビンクロゾリン ヘキサクロロベンゼン クロロネブ EPN アジンホスメチル アセフェート イソキサチオン エチオン エチルチオメトン エトプロホス エトリムホス オメトエート カズサホス キナルホス クロルピリホス クロルピリホスメチル 総クロルフェンビンホス (CVP) シアノホス ジクロルボス (DDVP) ジスルホトン ジメチルビンホス ジメトエート ダイアジノン チオメトン テルブホス トリアゾホス トリクロルホン パラチオン パラチオンメチル ピラクロホス ピリミホスメチル フェニトロチオン フェンチオン フェントエート プロチオホス プロフェノホス ホサロン ホスチアゼート ホスメット マラチオン メタミドホス メチダチオン イソカルボホス ホレート エディフェンホス (EDDP) トルクロホスメチル イプロベンホス ピレスロイド系農薬 ( 種類 ) カーバメート系農薬 (5 種類 ) 含窒素系農薬 ( 種類 ) 除草剤 ( 種 ) 殺虫剤 ( 種 ) 共力剤 ( 種類 ) 殺虫剤 ( 種 ) 殺菌剤 ( 種 ) 除草剤 ( 種 ) 殺虫剤 (4 種 ) 殺菌剤 ( 種 ) 除草剤 ( 種 ) ブタミホス ピペロホス アクリナトリン シペルメトリン シハロトリン シフルトリン デルタメトリン及びトラロメトリン ハルフェンプロックス ビフェントリン フェンバレレート フェンプロパトリン フルシトリネート フルバリネート ペルメトリン ピペロニルブトキシド アルジカルブ イソプロカルブ エチオフェンカルブ カルボフラン オキサミル カルバリル チオジカルブ及びメソミル ピリミカーブ フェノブカルブ プロポキスル ベンダイオカルブ メチオカルブ X MG アミノカルブ アルジカルブスルホキシド アルドキシカルブ キシリルカルブ トリメタカルブ ブフェンカルブ プロメカルブ ベンフラカルブ メトルカルブ フェノチオカルブジエトフェンカルブ クロルプロファム テブフェンピラド ピリダベン ブプロフェジン ピリプロキシフェン オキサジキシル クレソキシムメチル ジフェノコナゾール テトラコナゾール テブコナゾール トリアジメノール トリアジメホン フェナリモル フルトラニル フルシラゾール プロピコナゾール メタラキシル ミクロブタニルアラクロール エスプロカルブ シマジン テニクロール トリフルラリン ブタクロール プレチラクロール ピリミノバックメチル ペンディメタリン メトラクロール メフェナセット レナシル 植物成長調整剤 ( 種 ) パクロブトラゾール その他の農薬 (5 種類 ) 殺虫剤 ( 種 ) 殺菌剤 ( 種 ) 除草剤 (9 種 ) 防ばい剤 ( 種 ) クロルベンジレート クロルフルアズロン イソプロチオラン カプタホール キャプタン ヒ素 ビテルタノール メプロニル クロロタロニル (T PN) フェンブコナゾール ボスカリド ピリメタニル ベナラキシル ホルペットオキサジアゾン クロメトキシニル クロルニトロフェン チオベンカーブ アセトクロール プロピザミド プロメトリン カルフェントラゾンエチル オキシフルオロフェン イマザリル オルトフェニルフェノール その他 ( 種 ) 総臭素 77
合計 9 98 青果物米米 ( 玄米 ) 玄米 () 米 () 魚介類肉類第 9 章参考資料 表 96 検査対象品目 分類 種類数 品目数 種類 () 内は品目数 生鮮野菜 4 96 生鮮果実 9 アスパラガス () インゲン() エダマメ() カブ( 根 )() カブ ( 葉 )() カボチャ() カンショ() キャベツ(6) キュウリ (8) グリーンリーフ() グリーンリーフレタス() クワイ() ゴボウ () コマツナ() サツマイモ() サトイモ() サヤインゲン () サヤエンドウ() サンチェ() ジャガイモ() シロウリ () スイカ() セロリ() タアサイ() ダイコン( 根 ) (4) タケノコ () タマネギ() トマト() ナス(6) ニンジン(4) ハクサイ (4) バレイショ() ピーマン() ブロッコリー() ホウレンソウ (5) ミズナ(5) メロン() ヤマイモ() レタス (4) レモン() レンコン() 青はぐらうり () 安政柑 () イチゴ() カラマンダリン() 清美() デコポン () 日本ナシ(6) ハッサク() ブドウ() ミカン() モモ () リンゴ (5) 青梅() 海水魚類 ( 水産動物含む ) 46 淡水魚類 7 貝類 6 6 アナゴ () イサキ() イシダイ() イシモチ() ウナギ() オオモンハタ () カマス() カラスカレイ() キハダマグロ() キンメダイ () クルマエビ() クロダイ() クロマグロ() ゴマサバ () サクラエビ() サワラ() シマアジ() ジンドウイカ () スズキ(6) タチウオ() ブリ() ホウボウ() ホッケ () ボラ() マカジキ() マゴチ() マサバ() マダイ () ミンククジラ() メカジキ() アユ () イワナ() コイ() チアユ() ニジマス() ヤマメ () ワカサギ() アサリ () ハマグリ() ホタテ() ホンビノスガイ() ヤマトシジミ () 白ミル貝( ナミ貝 )() 牛 牛肉 () 豚 6 豚肉 (6) 鶏 6 鶏肉 (6) 乳類 生乳 () 加工食品等 6 液卵 () 果実加工品() 穀類加工品(5) 清涼飲料水(7) 野菜加工品 (5) その他の加工品() 表 97 農薬別残留農薬検査結果 ( その ) 分類農薬名食品名検出数検出範囲 食品衛生法に基づく残留農薬基準 有機塩素系 クロルデン カラスカレイ.ppm.5ppm (cクロルデン tクキハダマグロ.ppm.5ppm ロルデン及びオキシ キンメダイ.ppm.5ppm クロルデンの総和 ) スズキ.ppm.5ppm タチウオ.ppm.5ppm マサバ.~.ppm.5ppm メカジキ.4ppm.5ppm ホッケ.ppm.5ppm c ノナクロル イシモチ.ppm スズキ.ppm タチウオ.ppm ホウボウ.ppm メカジキ.ppm 78
第 9 章参考資料 表 97 農薬別残留農薬検査結果 ( その ) 分類農薬名食品名検出数検出範囲 食品衛生法に基づく残留農薬基準 有機塩素系 t ノナクロル アカカマス.ppm イシモチ,ppm カラスカレイ.ppm キハダマグロ.ppm キンメダイ.ppm ゴマサバ.ppm サワラ.ppm スズキ 4.~.ppm タチウオ.ppm ホウボウ.4ppm ホッケ,ppm マサバ.~.4ppm ミンククジラ.ppm メカジキ.6ppm ハロゲン系 イプロジオン レタス.ppm ppm クロルフェナピル ブドウ.ppm 5ppm ディルドリン メロン.5ppm.ppm フサライド 玄米.ppm ppm プロシミドン キュウリ.5~.76ppm 5ppm スイカ.ppm ppm メロン.ppm ppm イチゴ.9ppm ppm モモ.5ppm ppm 総 DDT キュウリ.ppm.ppm リン系 クロルピリホス サツマイモ.4ppm.ppm リンゴ.ppm.ppm ジクロルボス ダイコン ( 根 ).ppm.ppm トルクロホスメチル ハクサイ.ppm.ppm メチダチオン 清美.8ppm 5ppm デコポン.4ppm 5ppm ハッサク.75ppm 5ppm レモン.4ppm 5ppm ピレスロイド系 シベルメトリン エダマメ.4ppm 5.ppm 日本ナシ.~.4ppm.ppm ビフェントリン 日本ナシ,~.ppm.5ppm フェンバレレート ハクサイ.4ppm.ppm リンゴ.ppm.ppm 77 79
第 9 章参考資料 表 97 農薬別残留農薬検査結果 ( その ) 分類農薬名食品名検出数検出範囲 食品衛生法に基づく残留農薬基準 ピレスロイド系 フェンプロバトリン イチゴ.ppm 5ppm 日本ナシ 5.~.4ppm 5ppm リンゴ..ppm 5ppm フルバリネート 日本ナシ.ppm.ppm ペルメトリン メロン.4ppm.ppm リンゴ.ppm.ppm カーバメート系 クロルプロファム その他の加工品.4~.8ppm ジャガイモ由来 5ppm ジエトフェンカルブ トマト.4ppm 5.ppm 含窒素系 クレソキシムメチル デコポン.ppm ppm 日本ナシ 4.~.47ppm 5ppm ハクサイ.ppm ppm ピーマン.9ppm ppm ブドウ.4ppm 5ppm リンゴ.4ppm 5ppm ピリプロキシフェン ピーマン.ppm ppm その他 キャプタン リンゴ.5ppm 5.ppm 青梅.ppm 5ppm メプロニル ダイコン ( 根 ).4ppm.ppm 平成 5 年 月 日現在 78 5 8
第 9 章第 9 参考資料章参考資料 表 98 食品別残留農薬検査結果 種別 食品名産地検出農薬 検出値 (ppm) 種別 食品名産地検出農薬 検出値 (ppm) エダマメ 群馬 シペルメトリン.4 アカカマス 三重県 t ノナクロル. キュウリ群馬プロシミドン.8 t ノナクロル. イシモチ千葉県キュウリ埼玉プロシミドン.5 c ノナクロル. キュウリ宮崎プロシミドン.76 クロルデン. カラスカレイ宮城県キュウリ東京総 DDT. t ノナクロル. サツマイモ千葉クロルピリホス.4 クロルデン. キハダ岩手県スイカ茨城プロシミドン. t ノナクロル. 生ダイコン ( 根 ) 岩手ジクロルボス. クロルデン. キンメダイ千葉県ダイコン ( 根 ) 群馬メプロニル.4 t ノナクロル. 鮮 トマト 福島 ジエトフェンカルブ.4 ゴマサバ 静岡県 t ノナクロル. 野 ハクサイ 茨城 トルクロホスメチル. サワラ 京都府 t ノナクロル. フェンバレレート.4 スズキ東京都 t ノナクロル. 菜ハクサイ長野クレソキシムメチル. t ノナクロル. スズキ東京都ピリプロキシフェン. c ノナクロル. ピーマン高知生クレソキシムメチル.9 スズキ神奈川県 t ノナクロル. プロシミドン. 鮮クロルデン. メロン茨城ディルドリン.5 スズキ愛知県 t ノナクロル. 魚メロン山形ペルメトリン.4 c ノナクロル. レタス 長野 イプロジオン. 介 タチウオ 鹿児島県 c ノナクロル. レモン和歌山メチダチオン.4 クロルデン. 類イチゴ栃木フェンプロパトリン. タチウオ千葉県 t ノナクロル. イチゴ 福岡 プロシミドン.9 c ノナクロル. 清美佐賀メチダチオン.8 t ノナクロル.4 ホウボウ愛媛県メチダチオン.4 c ノナクロル. デコポン熊本クレソキシムメチル. クロルデン. ホッケ北海道日本ナシ茨城フェンプロパトリン.4 t ノナクロル. 日本ナシ 千葉 クレソキシムメチル. クロルデン. マサバ宮城県フェンプロパトリン. t ノナクロル.4 シペルメトリン. クロルデン. マサバ千葉県ビフェントリン. t ノナクロル. 日本ナシ 千葉 フェンプロパトリン.4 ミンククジラ東京都 t ノナクロル. クレソキシムメチル. クロルデン.4 生フェンプロパトリン. メカジキ宮城県 t ノナクロル.6 日本ナシ千葉シペルメトリン.4 c ノナクロル. 鮮 フルバリネート. 果 クレソキシムメチル.47 日本ナシ 千葉 ビフェントリン. 実 フェンプロパトリン.4 日本ナシ 栃木 クレソキシムメチル.5 ハッサク 和歌山 メチダチオン.75 ブドウ 山形 クレソキシムメチル.4 ブドウ 大阪 クロルフェナピル. モモ 山梨 プロシミドン.5 クロルピリホス. ペルメトリン. リンゴ 山形 フェンバレレート. クレソキシムメチル.4 キャプタン.5 フェンプロパトリン. 青梅 和歌山 キャプタン. 米玄米 秋田 フサライド. 他 加熱済みそうざい クロルプロファム.8 加熱済みそうざい クロルプロファム.4 8 8
第 9 章第 9 参考資料章参考資料 第 節防ばい剤検査結果 輸入かんきつ類等には 輸送 貯蔵中のカビ発生を防止するため 防ばい剤が使用されていることがある 食品衛生法では かんきつ類とバナナに防ばい剤の使用が認められており 表示が義務付けられている 東京都では 従来より都内に流通する輸入かんきつ類等について 安全確保のため検査を行っている 平成 4 年度の検査結果は以下のとおりである 検査機関健康安全研究センター及び市場衛生検査所 4 検査対象品目 ( 表 9) かんきつ類 8 種類 66 品目 バナナ 品目 食肉 8 品目 加工品 5 品目について検査した 5 検査結果 ( 表 9 及び表 9) 8 種類 54 品目から 4 種類の防ばい剤を検出した ( 表 9) 検出した防ばい剤及び品名の内訳は 表 9 実施期間 平成 4 年 4 月から平成 5 年 月まで のとおりであった なお 違反となった検体はなかった 実施機関 健康安全研究センター及び市場衛生検査所 8 8
第 9 章第 9 参考資料章参考資料 表 9 防ばい剤検査結果 かんきつ類 バナナ 食肉 加工品 分類 原産国 検体数 検出数 検体数 検出数 検体数 検出数 検体数 検出数 オレンジ ( 果肉 ) アメリカ アメリカ オレンジ ( 全果 ) オーストラリア 4 4 4 4 4 南アフリカ グレープフルーツ ( 果肉 ) アメリカ グレープフルーツ ( 全果 ) アメリカ 5 オーストラリア 南アフリカ 5 5 5 5 5 スウィーティ ( 全果 ) イスラエル ポメロ ( 全果 ) アメリカ ミネオラ ( 果肉 ) アメリカ ミネオラ ( 全果 ) アメリカ メロゴールド ( 全果 ) アメリカ ライム ( 全果 ) メキシコ 5 5 5 5 レモン ( 果肉 ) アメリカ レモン ( 全果 ) アメリカ 4 4 チリ 小計 66 5 6 6 56 66 44 エクアドル バナナ ( 果肉 ) 台湾 フィリピン 8 8 8 ペルー エクアドル バナナ ( 全果 ) 台湾 フィリピン 8 8 ペルー 小計 7 アメリカ 4 牛肉 オーストラリア 5 ニュージーランド メキシコ アメリカ 9 イタリア オランダ カナダ 豚肉 スペイン チリ デンマーク 9 フィンランド メキシコ 食鳥肉 アメリカ ブラジル 6 鹿肉 ニュージーランド 羊肉 ニュージーランド 小計 野菜 果物及びその加工品 小計合計 イマザリル オルトフェニルフェノール ジフェニル チアベンダゾール 8 アメリカ スロバキア フィリピン フランス 5 89 5 79 6 68 9 44 8 8
第 9 章第 9 参考資料章参考資料 表 9 防ばい剤を検出した内訳 品名 原産国 検出値 品名 原産国 検出値 オレンジ アメリカ イマザリル :.ppm グレープフルーツ アメリカ イマザリル :.ppm ( 全果 ) オルトフェニルフェノール :.7ppm ( 果肉 ) チアベンダゾール :.ppm チアベンダゾール :ppm アメリカ イマザリル :.ppm アメリカ イマザリル :.7ppm チアベンダゾール :.ppm チアベンダゾール :.5ppm スウィーティー イスラエル イマザリル :.5ppm アメリカ イマザリル :.ppm ( 全果 ) チアベンダゾール :4.4ppm チアベンダゾール :.8ppm ポメロ アメリカ イマザリル :.7ppm アメリカ イマザリル :ppm ( 全果 ) チアベンダゾール :ppm チアベンダゾール :.9ppm ミオネラ アメリカ イマザリル :.ppm アメリカ イマザリル :.4ppm ( 全果 ) チアベンダゾール :.8ppm チアベンダゾール :.9ppm ミオネラ ( 果肉 ) アメリカ イマザリル :.ppm アメリカ イマザリル :.8ppm メロゴールド アメリカ イマザリル :.8ppm チアベンダゾール :.ppm ( 全果 ) チアベンダゾール :.ppm アメリカ イマザリル :.7ppm アメリカ イマザリル :.4ppm チアベンダゾール :.4ppm チアベンダゾール :.8ppm アメリカ イマザリル :.ppm ライム メキシコ イマザリル :.7ppm チアベンダゾール :.5ppm ( 全果 ) メキシコ チアベンダゾール :.ppm アメリカ イマザリル :.5ppm メキシコ チアベンダゾール :.ppm チアベンダゾール :.ppm レモン アメリカ イマザリル :.ppm アメリカ イマザリル :.6ppm ( 全果 ) チアベンダゾール :.9ppm チアベンダゾール :.9ppm アメリカ イマザリル :.95ppm アメリカ イマザリル :.ppm チアベンダゾール :.7ppm チアベンダゾール :.4ppm アメリカ イマザリル :.ppm アメリカ イマザリル :.6ppm アメリカ イマザリル :.9ppm オーストラリアイマザリル :4.4ppm アメリカ チアベンダゾール :.7ppm チアベンダゾール :.ppm アメリカ チアベンダゾール :ppm オーストラリアイマザリル :.7ppm アメリカ チアベンダゾール :.5ppm チアベンダゾール :.ppm アメリカ チアベンダゾール :.7ppm オーストラリアイマザリル :.4ppm アメリカ チアベンダゾール :.ppm チアベンダゾール :.6ppm アメリカ チアベンダゾール :.7ppm オーストラリアイマザリル :.7ppm チリ イマザリル :.ppm 南アフリカ イマザリル :.ppm チアベンダゾール :.5ppm チアベンダゾール :.ppm チリ チアベンダゾール :.9ppm オレンジ アメリカ イマザリル :.ppm レモン アメリカ イマザリル :.6ppm ( 果肉 ) チアベンダゾール :.ppm ( 果肉 ) チアベンダゾール :.ppm グレープフルーツ ( 全果 ) アメリカ イマザリル :.67ppm オルトフェニルフェノール :.46ppm チアベンダゾール :.5ppm アメリカ イマザリル :.6ppm オルトフェニルフェノール :.ppm チアベンダゾール :.5ppm アメリカ イマザリル :.6ppm オルトフェニルフェノール :ppm チアベンダゾール :.ppm アメリカ イマザリル :.89ppm オルトフェニルフェノール :.5ppm チアベンダゾール :.ppm アメリカ イマザリル :.ppm ジフェニル :.4ppm チアベンダゾール :.ppm アメリカ イマザリル :.6ppm チアベンダゾール :.6ppm アメリカ イマザリル :.ppm チアベンダゾール :.5ppm アメリカ イマザリル :.9ppm チアベンダゾール :.4ppm アメリカ イマザリル :.7ppm チアベンダゾール :.ppm アメリカ イマザリル :.ppm チアベンダゾール :.ppm アメリカ イマザリル :.ppm オルトフェニルフェノール :.8ppm アメリカ イマザリル :.4ppm 84 84
第 9 章第 9 参考資料章参考資料 第 節食品中に残留する動物用医薬品等の検査結果 動物用医薬品とは 牛 豚 鶏等の畜産動物や養殖魚に対して 病気の予防や治療等のために飼育段階で使用される抗菌性物質 ホルモン剤 駆虫剤等の総称である 食品は 抗生物質又は抗菌性物質を含有してはならないことが成分規格として定められている ただし 平成 8 年 5 月 9 日からポジティブリスト制度が導入され 残留基準が定められている場合は その基準に基づき規制されるが 残留基準が定められていない場合は ヒトの健康を損なうおそれのない量 いわゆる一律基準 (.ppm) により規制されることとなった 東京都では残留動物用医薬品等について 都内に流通する畜産物及び魚介類を対象として検査を実施している また と畜場においては と畜段階で検査を実施している 平成 4 年度の検査結果は以下の通りであった 実施期間 検査機関健康安全研究センター 市場衛生検査所及び芝浦食肉衛生検査所 4 検査項目 ( 表 9) 抗菌性物質 9 種 内寄生虫駆除剤 7 種 その他 種計 59 項目 5 検査対象品目 ( 表 9 表 9 表 95) () 畜産物 : 食肉 食鳥卵 乳類等計 9 検体 () 魚介類 : 海水魚 淡水魚等計 5 検体 () と畜段階での検査 : 牛 豚計 99 頭 97 検体 6 検査結果 ( 表 9 から表 96) 畜産物及び魚介類の検査結果を表 9 から表 94 に示した 基準値を越える検体はなかった と畜段階での検査結果について 表 95 及び表 96 に示した 基準値を越える検体はなかった 平成 4 年 4 月から平成 5 年 月まで 実施機関食品監視課 健康安全研究センター 市場衛生検査所及び芝浦食肉衛生検査所 表 9 動物用医薬品の検査項目 抗菌性物質 (9 種 ) 分類 抗生物質 (6 種 ) 合成抗菌剤 ( 種 ) 内寄生虫駆除剤 (7 種 ) その他 ホルモン剤 ( 種 ) 殺鼠剤 ( 種 ) 動物用医薬品 マクロライド系 テトラサイクリン系 ペニシリン系 アミノグリコシド系 ポリエーテル系 クロラムフェニコール エンロフロキサシン オキソリン酸 オフロキサシン オルビフロキサシン サラフロキサシン ジフロキサシン シプロフロキサシン スルファキノキサリン スルファジアジン スルファジミジン スルファジメトキシン スルファチアゾール スルファメトキサゾール スルファメトキシピリタジン スルファメラジン スルファモノメトキシン エンロフロキサシン ナリジクス酸 クロピドール ダノフロキサシン デコキネート ナイカルバジン ナラシン ナリジクス酸 ピリメタミン チアンフェニコール フルメキン フロルフェニコール オルメトプリム トリメトプリム マラカイトグリーン ロイコマラカイトグリーン トリクロルホンオクスフェンダゾール チアベンダゾール ドラメクチン トリクラベンダゾール フェンベンダゾール フルベンダゾール イベルメクチン エプリノメクチン モキシデクチン クロサンテル ジクラズリル レバミゾール シロマジン 5プロピルスルホニルHベンズイミダゾールアミン 5ヒドロキシチアベンダゾール メベンダゾール エマメクチンBa デキサメサゾン ワルファリン クマテトラリル 85 85
第 9 章参考資料 表 9 畜産物中に残留する動物用医薬品の検査結果 (() 内は検出検体数 ) 抗菌性物質 内寄生虫 その他 食品名 抗生物質 合成抗菌剤 駆除剤 ホルモン剤 殺鼠剤 検体数 検体数 検体数 検体数 検体数 筋肉 4 76 76 46 46 牛 腎臓 9 肝臓 筋肉 4 () 4 4 46 46 豚 腎臓 9 肝臓 鹿 筋肉 羊 筋肉 食鳥 鶏肉 6 6 () 6 卵 鶏卵 6 6 6 生乳 乳類 牛乳 4 低脂肪牛乳 成分調整牛乳 その他 蜂蜜 5 5 合計 9 74 74 9 9 表 9 魚介類中に残留する動物用医薬品の検査結果 (() 内は検出検体数 ) 海水魚 抗菌性物質 内寄生虫 抗菌性物質 内寄生虫 食品名 抗生物質 合成抗菌剤 駆除剤 食品名 抗生物質 合成抗菌剤 駆除剤 検体数 検体数 検体数 検体数 検体数 検体数 アジ アユ 5 5 イカ 淡水魚 イワナ ウナギ ウナギ加工品 6 エビ ( 注 ) 7 7 ナイルパーチ カニ ニジマス カレイ ヤマメ カンパチ 合計 47 5 ギンダラ サケ ( 柱 ) 6 6 ( 注 ) エビには ウシエビ バナメイを含む スズキ ( 注 ) サケには トラウトサーモンを含む タイ ハマチ ヒラメ ホキ ロブスター 86
第 9 章参考資料 表 94 検査で検出した物質の内訳 鶏肉 ブラジルナイカルバジン.ppm.ppm ブラジルナイカルバジン.7ppm.ppm 食品名原産国物質名検出値残留基準畜産物豚肉日本オキシテトラサイクリン.ppm.ppm ブラジルエンロフロキサシン.ppm.5ppm 表 95 と畜段階における残留抗菌性物質の検査結果 検査頭数 抗生物質 合成抗菌剤 検体数検出数検体数検出数 牛 6 8 豚 9 79 合計 99 97 表 96 と畜段階における検査で検出した残留抗菌性物質の内訳 畜種部位物質名検出値残留基準 豚筋肉オキシテトラサイクリン.ppm.ppm 87
第 9 章第 9 参考資料章参考資料 第 4 節野菜類に含有される硝酸 亜硝酸の実態調査結果 東京都においては 昭和 5 年から野菜類の硝酸 亜硝酸等含有量調査を実施し その実態を把握してきた 平成 4 年度の結果は 以下のとおりである 実施期間平成 4 年 4 月から平成 5 年 月まで 実施機関市場衛生検査所 検査項目硝酸根及び亜硝酸根 4 検査対象中央卸売市場に入荷する青果物 種類 48 検体について検査した 5 実施結果 47 検体から硝酸根を検出した また 検体から亜硝酸根を検出した 検出された検体及び検出値は 表 94 のとおりであった 表 94 硝酸根 亜硝酸根の実態調査結果 ( 単位 :ppm) 分 類 硝酸根検体数 検出数 最大値 最小値 平均 亜硝酸根検体数 検出数 最大値 最小値 平均 エンダイブ,5,5,5 カリフラワー 97 4 56 キャベツ 5 5, 4 764 5 キャベツ ( レッドキャベツ ) 48 48 48 クレソン コマツナ 4,688,76,549 9..7 5.9 コネギ,79,79,79 サラダナ,6,84, サンチュ,697,8,99 シュンギク 4,56,954,849 スイゼンジナ,75,75,75 セロリ,8,784,6 チンゲンサイ,99,88,96 ツルムラサキ,89,89,89 ニラ,74,74,74 ハクサイ,745,6,44 パセリ,557,557,557 ブロッコリー 668 58 5 ホウレンソウ 4 4 5,8 64,65 4 ミズナ 7,7 4,695 5,849 レタス,8 86 685 レタス ( リーフレタス ),7,7,7 レタス ( グリーンリーフ ) 5 5 5 合 計 48 47 48 注 は 検出限界値以下のもの ( 硝酸根 5ppm 亜硝酸根 ppm) 88 88