後を絶たない米軍人 軍属による道路交通法違反事件に対する意見書 沖縄警察署は 7 月 4 日午前 4 時 30 分 米空軍嘉手納基地所属の二等軍曹 (27 歳 ) を北谷町美浜の町道で酒を飲んで車を運転したとして 道路交通法違反 ( 酒気帯び運転 ) の疑いで現行犯逮捕した 同署によると 呼気から基

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2-(5)-ア①-1 日米両政府への要請活動

20総合要望書

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平成29年度横田基地対策に関する要請書

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岩国基地問題に関する要望 岩国基地周辺の安全性の確保と航空機の騒音軽減を図るための沖合移設事業は 本年 3 月末に完了いたしましたが 基地を抱える周辺自治体といたしましては その存在や運用に伴う 航空機騒音 事故への不安 米軍人等による犯罪など 基地に起因する諸問題がすべて解決したとは言えません ま

Taro-中間報告書(他国地位協定調査)【180602修正版】

Taro-合同委員会合意

知基第 号 平成 24 年 1 月 23 日 防衛大臣 田中 直紀 殿 沖縄県知事仲井眞弘多 要望書 次のとおり要望しますので 特段の御配慮をお願いいたします

年がたっても その重荷は沖縄県民に押しつけられている その理不尽と不平等をどうす ればいいのか 日本全体が問われている 日米首脳会談沖縄には届いていない これでは沖縄と日米両政府の溝は 埋まらないだろう 毎日新聞 2016 年 5 月 27 日 主要国首脳会議 ( 伊勢志摩サミット ) に先だち 安

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日米地位協定の軍属補足協定

Taro-○H 要望書(江渡防衛大臣)

平成27年度横田基地対策に関する要望書

知基第 号 平成 23 年 10 月 19 日 外務大臣 玄葉 光一郎 殿 沖縄県知事仲井眞弘多 要望書 次のとおり要望しますので 特段の御配慮をお願いいたします

別紙 警察庁丙刑企発第 98 号 警察庁丙捜一発第 63 号 警察庁丙生企発第 136 号 警察庁丙生経発第 14 号 警察庁丙交企発第 131 号 警察庁丙交指発第 34 号 消安全第 号 平成 24 年 11 月 16 日 警察庁刑事局長舟本馨 警察庁生活安全局長岩瀬充明 警察庁交通


Taro-○ H 要望書(岸田外務大臣)

要請結果概要 協議会会員等が 外務省 防衛省 及び駐日米国大使館で要請活動を実施 ( 他は郵送等 ) 外務省 ( 薗浦健太郎外務副大臣 ) 防衛省 ( 若宮健嗣防衛副大臣 ) 駐日米国大使館 ( ロバート G ラプソン政務担当公使 ) 外務省として 空母艦載機移駐に全力で取り組みたい 現在 厚木基地

JEGS は英語版が正文である JEGS 仮訳中の用語が日本の関係法令上の用語と同一だとしても その定義は必ずしも一致するとは限らない 2018JEGS バージョン 1.1 日本環境管理基準 国防省 日本環境管理基準 2018 年 4 月 バージョン 1.1 ( 改訂 :2018 年 12 月 )

岩国基地問題に関する要望 岩国基地周辺の安全性の確保と航空機の騒音軽減を図るための沖合移設事業は 平成 23 年 3 月末に完了いたしましたが 岩国基地には 現在も約 60 機の航空機が所属するとともに 基地内外には5,300 人を超える米軍人 軍属 家族が居住しており 基地周辺の自治体といたしまし

平成30年度国の予算編成に対する東京都の提案要求

日米地位協定の環境補足協定

〔午前10時00分開会〕

また 前提となる衝突や紛争といった脅威が不明確であり 在日米軍 海兵隊の出動が見込まれる事例をはじめ 具体的な説明がなく 抽象的である このような内容では 県外移設 ができない理由が説明されているとは言えず 県民の納得のいくものではない 鳩山前総理は 昨年 5 月の記者会見において 何とか県外に見つ

企画部長

Taro-○H 要望書(稲田防衛大臣)

安全保障会議 ( 現行 ) の概要 ( 構成 ) 委員長 : 内閣官房長官 委 安全保障会議 ( 構成 ) 議長 : 内閣総理大臣 事態対処専門委員会 内閣総理大臣の諮問に基づき 以下の事項を審議 国防の基本方針 防衛計画の大綱 対処基本方針 武力攻撃事態 / 周辺事態等への対処 / 自衛隊法第 3

平成25年度横田基地対策に関する要望書

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

事務ガイドライン ( 第三分冊 )13 指定信用情報機関関係新旧対照表 Ⅰ-2 業務の適切性 現行改正後 ( 案 ) Ⅰ-2 業務の適切性 Ⅰ-2-4 信用情報提供等業務の委託業務の効率化の観点から 内閣総理大臣 ( 金融庁長官 ) の承認を受けて信用情報提供等業務の一部を委託することが可能とされて

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

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Microsoft PowerPoint 追加配備住民説明用資料(セット版)

平成28年度横田基地対策に関する要望書

第1号議案26年度事業報告.doc

原議保存期間 5 年 ( 平成 27 年 12 月 31 日まで ) 各都道府県警察の長 殿 警察庁丙刑企発第 43 号 ( 参考送付先 ) 平成 22 年 2 月 25 日 各附属機関の長 警察庁刑事局長 各地方機関の長庁内各局部課長 美容外科手術を行っている医師の団体に属する会員等からの指名手配

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沖縄の米軍基地の現状(新2).indd

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

2. 安全基準 (1) 日米合意による普天間飛行場の安全基準 年 3 月日米合同委員会合意 普天間飛行場における航空機騒音規制措置 日米両政府は 1996 年 3 月 普天間飛行場における航空機騒音規制措置 を日米合意したが 実際の普天間飛行場の運用において以下の通り全く遵守さ れてい

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1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

横田基地対策に関する要望書(国への要望事項)

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

整理解雇撤回を求める署名

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

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Microsoft Word - H27要請書別冊(最終)

道州制基本法案(骨子)

続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

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普天間飛行場代替施設の建設は 2014 年までの完成が目標とされる 普天間飛行場代替施設への移設は 同施設が完全に運用上の能力を備えた時に実施される 普天間飛行場の能力を代替することに関連する 航空自衛隊新田原基地及び築城基地の緊急 時の使用のための施設整備は 実地調査実施の後 普天間飛行場の返還の

上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

Taro-H28要請書(最終)

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

対応すべき行動_0921

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岩国基地問題に関する要望 山口県及び基地周辺 2 市 2 町は 国の外交 防衛政策を尊重し これに協力していますが 一方では 長年にわたり その存在や運用に伴う 航空機騒音 事故への不安 米軍人等による犯罪など 基地に起因する諸問題を抱えています また 岩国基地周辺の安全性の確保と航空機の騒音軽減を

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PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft Word - RIN81_第8章.doc

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東西に駅前広場を設け そこを起終点として都市計画道路を配置し駅周辺の交通を処理する計画 ( 局長 ) 住宅都市局長 JR 新守山駅周辺の道路や駅前広場の都市計画は 1960 年 8 月に決定され 線路の東西にそれぞれ駅前広場を設け これら東西の駅前広場を起終点として都市計画道路を配置することで駅周辺

1

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

内閣官房内閣情報調査室 Cabinet Intelligence and Research Office 2013


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Microsoft Word - 75_米軍基地環境カルテ_FAC6077_鳥島射爆撃場

1 第節 警察の組織 1 警察の組織 (1) 公安委員会制度 公安委員会制度は 強い執行力を持つ警察行政について その政治的中立性を確保し かつ 運営の独善化を防ぐためには 国民の良識を代表する者が警察の管理を行うことが適切と考えられたため設けられた制度であり 国に国家公安委員会を置いて警察庁を管理

平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

事務連絡 平成 28 年 9 月 26 日 各消防学校長殿 消防庁消防 救急課長 消防職員の厳正な服務規律の確保の徹底について 消防職員にあっては その職務の適正な遂行のため 厳格な服務規律の確保 法令の遵守が求められており 各消防学校におかれては 消防職員の服務規律の確保に日々努められていることと

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

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2. 政党支持率政党支持率は 自民党が前回に比して 増加 が 2 社から 5 社に増え 減少 が 7 社から 3 社に減少した 立憲民主党は 前回に比して 増加 が 6 社 減少 が 2 社 変わらず 1 社となっており 前回と同じ結果になっている 他の政党は大きな変化がない 表 1 参照 3. 憲

(海外研究員レポート)THAAD配置をめぐる韓中間の妥協

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防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

日本は BMD には欠かせない早期警戒衛星からの情報を米軍に頼っている そのこともあり 今後は グアムを含めた日本駐留の米 BMD 部隊を束ねる防空作戦司令部が日本国内にできたこ とで BMD での日米一体化をさらに進めることが課題である BMD での日米一体化における課題は どこにあるか 日米防衛

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司会 : 星野誠 理事 (TBS テレビ取締役報道担当 ) 本日のゲストを皆様に紹介いたします 在日米軍のサルバトーレ アンジェレラ司令官です 略歴は皆様のお手元にあると思いますけれども 輝かしい軍歴を持って赴任されてきたということです アンジェレラ司令官は 81 年に空軍士官学校を卒業されました

岩国基地問題に関する要望 山口県及び基地周辺 2 市 2 町は 国の外交 防衛政策を尊重し これに協力していますが 一方では 長年にわたり その存在や運用に伴う 航空機騒音 事故への不安 米軍人等による犯罪など 基地に起因する諸問題を抱えています また 岩国基地周辺の安全性の確保と航空機の騒音軽減を

安全管理規程

今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用

3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

160526東日本 外務防衛要請 正文1

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Transcription:

後を絶たない米軍人 軍属による道路交通法違反事件に対する抗議決議 沖縄警察署は 7 月 4 日午前 4 時 30 分 米空軍嘉手納基地所属の二等軍曹 (27 歳 ) を北谷町美浜の町道で酒を飲んで車を運転したとして 道路交通法違反 ( 酒気帯び運転 ) の疑いで現行犯逮捕した 同署によると 呼気から基準値を超えるアルコールが検知された 米軍属による女性暴行殺人事件後 5 月 27 日に在沖米四軍沖縄地域調整官が再発防止と綱紀粛正の徹底を誓い 在沖米軍が設けた哀悼期間終了の6 月 28 日から間もなくの事件である また 在沖米軍は米軍人 軍属の外出 基地外飲酒を制限する米軍の勤務時間外行動指針 ( リバティー制度 ) に対して 同日より階級を問わず 午前 1 時から午前 5 時までの間 外出禁止の措置が追加されており その時間内での事件である このような事件の続発は 県民に寄り添わない米軍人 軍属の姿勢の表れであり 一方で米軍内部の規制も組織統制も機能していない証拠である 日米両政府によって繰り返される 綱紀粛正 再発防止 教育の徹底 という言葉や 取り繕ったように発表された日米地位協定上の適用対象となる米軍属の範囲の縮小は 問題の本質に切り込まない日米両政府の責任逃れとしか思えず 極めて遺憾である よって 本村議会は 村民及び県民の生命 財産 安全を守る立場から関係機関に対し 厳重に抗議するとともに 下事項について速やかに実現するよう強く要請する 1. 被疑者を厳正に処罰し 米軍人 軍属の綱紀粛正を徹底すること 2. リバティー制度の緩和措置を撤回し 規制を強化すること 3. 事件の再発防止と具体的な解決策を日米両政府で早期作成 公表し 実施すること 4. 日米地位協定の抜本的な改定を早急に行うこと 以上 決議する あて先米国大統領 米国国防長官 米国国務長官 駐日米国大使 米太平洋軍司令官在日米軍司令官 在沖米四軍沖縄地域調整官 嘉手納基地第 18 航空団司令官在沖米国総領事

後を絶たない米軍人 軍属による道路交通法違反事件に対する意見書 沖縄警察署は 7 月 4 日午前 4 時 30 分 米空軍嘉手納基地所属の二等軍曹 (27 歳 ) を北谷町美浜の町道で酒を飲んで車を運転したとして 道路交通法違反 ( 酒気帯び運転 ) の疑いで現行犯逮捕した 同署によると 呼気から基準値を超えるアルコールが検知された 米軍属による女性暴行殺人事件後 5 月 27 日に在沖米四軍沖縄地域調整官が再発防止と綱紀粛正の徹底を誓い 在沖米軍が設けた哀悼期間終了の6 月 28 日から間もなくの事件である また 在沖米軍は米軍人 軍属の外出 基地外飲酒を制限する米軍の勤務時間外行動指針 ( リバティー制度 ) に対して 同日より階級を問わず 午前 1 時から午前 5 時までの間 外出禁止の措置が追加されており その時間内での事件である このような事件の続発は 県民に寄り添わない米軍人 軍属の姿勢の表れであり 一方で米軍内部の規制も組織統制も機能していない証拠である 日米両政府によって繰り返される 綱紀粛正 再発防止 教育の徹底 という言葉や 取り繕ったように発表された日米地位協定上の適用対象となる米軍属の範囲の縮小は 問題の本質に切り込まない日米両政府の責任逃れとしか思えず 極めて遺憾である よって 本村議会は 村民及び県民の生命 財産 安全を守る立場から関係機関に対し 厳重に抗議するとともに 下事項について速やかに実現するよう強く要請する 1. 被疑者を厳正に処罰し 米軍人 軍属の綱紀粛正を徹底すること 2. リバティー制度の緩和措置を撤回し 規制を強化させること 3. 事件の再発防止と具体的な解決策を日米両政府で早期作成 公表し 実施すること 4. 日米地位協定の抜本的な改定を早急に行うこと 以上 地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出する あて先衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 外務大臣 防衛大臣沖縄及び北方対策担当大臣 外務省特命全権大使 ( 沖縄担当 ) 沖縄防衛局長

F-15 戦闘機からのフレア誤射事故に対する抗議決議 平成 28 年 7 月 13 日午前 10 時 20 分ごろ 米空軍嘉手納基地所属の F-15 戦闘機が誘導ミサイルの追尾を逃れるための熱源体 フレア を誤射するといった事故が起きた 目撃者によると 機体は沖縄市方面から嘉手納基地に着陸しようと上空を旋回し 機体を水平にしたあと 着陸のため車輪を出した際に 3 発のフレアが発射されたという フレアは地上に到達する前に燃え尽きたものの 万が一居住地域に落下し延焼していたならば人命にも関わる大惨事につながるものである 米軍はパイロットの不注意でフレアを放出させたことを認めたが 基地の周辺に危険はなかったと事故を軽視する態度を示している 近隣に弾薬庫もあることや また日常的に住民居住区域上空で低空飛行や急旋回をおこない これまで何度も同様な誤射事故を起こし 再発防止を求めてきたが 米軍の危機管理の欠落に地域住民は常時 危険と隣り合わせである それだけに米軍に対する安全性への不安 反発が一段と強まっている 同時に一向に改善されない現状に強い怒りを覚える 今回の事故はフレア装置の必要ない着陸状況での事故であり パイロットの誤操作は未熟そのもので 不注意で済まされるものではない 基地周辺住民の生命 安全を軽視した危険を回避する意識の欠如を断じて許せるものではない よって 本村議会は 村民及び県民の生命 財産 安全を守る立場から関係機関に対し 厳重に抗議するとともに 下事項について速やかに解決するよう強く要求する 1. 誤射原因を徹底追究し 結果を明らかにすること 2. 具体的な予防措置を公表し 事故の再発防止策を講じること 3. 軍用機の住民居住地域上空での飛行 訓練を禁止すること 以上 決議する あて先駐日米国大使 在日米軍司令官 在沖米四軍沖縄地域調整官在沖米国総領事 嘉手納基地第 18 航空団司令官

F-15 戦闘機からのフレア誤射事故に対する意見書 平成 28 年 7 月 13 日午前 10 時 20 分ごろ 米空軍嘉手納基地所属の F-15 戦闘機が誘導ミサイルの追尾を逃れるための熱源体 フレア を誤射するといった事故が起きた 目撃者によると 機体は沖縄市方面から嘉手納基地に着陸しようと上空を旋回し 機体を水平にしたあと 着陸のため車輪を出した際に 3 発のフレアが発射されたという フレアは地上に到達する前に燃え尽きたものの 万が一居住地域に落下し延焼していたならば人命にも関わる大惨事につながるものである 米軍はパイロットの不注意でフレアを放出させたことを認めたが 基地の周辺に危険はなかったと事故を軽視する態度を示している 近隣に弾薬庫もあることや また日常的に住民居住区域上空で低空飛行や急旋回をおこない これまで何度も同様な誤射事故を起こし 再発防止を求めてきたが 米軍の危機管理の欠落に地域住民は常時 危険と隣り合わせである それだけに米軍に対する安全性への不安 反発が一段と強まっている 同時に一向に改善されない現状に強い怒りを覚える 今回の事故はフレア装置の必要ない着陸状況での事故であり パイロットの誤操作は未熟そのもので 不注意で済まされるものではない 基地周辺住民の生命 安全を軽視した危険を回避する意識の欠如を断じて許せるものではない よって 本村議会は 村民及び県民の生命 財産 安全を守る立場から関係機関に対し 厳重に抗議するとともに 下事項について速やかに解決するよう強く要求する 1. 誤射原因を徹底追究し 結果を明らかにすること 2. 具体的な予防措置を公表し 事故の再発防止策を講じること 3. 軍用機の住民居住地域上空での飛行 訓練を禁止すること 以上 地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出する あて先衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 外務大臣 防衛大臣沖縄及び北方対策担当大臣 外務省特命全権大使 ( 沖縄担当 ) 沖縄防衛局長