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WIRES-X を使う 目次 はじめに... 3 文字入力画面の操作...3 WIRES-X とは?... 4 用語について...5 WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する... 8 ローカルノードを見つける...8 デジタルモードで接続する...8 ローカルノードに接続する...8 インターネット上のノードやルームに接続する... 10 交信する... 13 デジタルモードでの便利な機能... 14 プリセットチャンネルを使う... 14 登録したノードやルームに接続する... 17 WIRES-X の運用を終了する... 21 アナログノードに接続する... 21 インターネット上のノードやルームに接続する... 21 交信する... 22 接続したノードやルームを切断する... 22 さまざまな表示機能... 22 デジタルノードの位置を確認する... 22 デュアルバンド画面に切り替える... 23 WIRES-X のニュース機能を使う...24 メッセージや画像を見る... 24 ローカルノードのテキストデータや画像を見る... 24 WIRES-X サーバー (INT NEWS) のテキストデータや画像を見る... 26 インターネット上のノードやルームのテキストデータや画像を見る... 27 取り込んだデータをあとから見る... 29 取り込んだデータを整理する... 30 音声メッセージを聞く... 31 ローカルノードの情報を聞く... 31 WIRES-X サーバー (INT NEWS) の情報を聞く... 33 インターネット上のノードやルームの情報を聞く... 36 メッセージや画像を送る... 38 ローカルノードに送る... 38 インターネット上のノードやルームに送る... 41 音声メッセージを送る... 43 ローカルノードに送る... 43 インターネット上のノードやルームに送る... 46 一時的に接続状態表示に戻る... 46 WIRES-X と GM 機能を同時に使う...47 ローカルノードをグループに登録する... 47 WIRES-X セットアップメニュー一覧...49 WIRES-X セットアップメニューを使う...49 レピーター /WIRES-X の運用周波数の設定... 49 ノード / ルーム一覧の表示順の設定... 50 カテゴリー名の編集... 51 登録されたノード / ルームの削除... 51 FTM-400D/DH FTM-400XD/XDH をノード局用無線機として使用する...53 HRI-200 接続専用モードに切り替える... 53 2

はじめに 文字入力画面の操作 本機でカテゴリ名などの文字を入力するときには 次のような画面が表示されます アルファベット入力画面 数字記号入力画面 [Caps] タッチするたびに 小文字入力と大文字入 力が切り替わります [ アイウ ] タッチすると カナ入力画面に切り替わり ます [123#%^] タッチすると 数字入力画面に切り替わり ます [ ][ ] タッチすると 入力欄のカーソルが左右に 移動します [ENT] タッチすると 入力した文字を確定させ て もとの画面に戻ります [BACK] タッチすると もとの画面に戻ります [ ] タッチすると カーソルの左側の 1 文字を消去します [ABC] タッチすると アルファベット入力画面に切り替わります [123#%^] タッチするたびに 数字入力と記号入力の画面が切り替わります カナ入力画面 文字キーにタッチすると そのカナ行のすべての文字が表示されます [BACK] にタッチすると もとの画面に戻ります 入力欄すでに文字が表示されているときに文字キーにタッチすると カーソルの右側の文字が上書きされます 3

WIRES-X とは? WIRES(Wide-coverage Internet Repeater Enhancement System) は アマチュア無線のカバー範囲を広げるための インターネットを利用した通信システムです 電波信号をインターネットで中継することで 電波の届かない遠距離の無線局同士をつなぎます WIRES では パソコンを通してインターネットに接続した無線局 ( ローカルノード ) が 通常の無線局の交信を仲介するアクセスポイントとなります ローカルノード同士がインターネット上で接続していれば 通常の無線局はローカルノードに接続するだけで 世界中のアマチュア無線局と交信できます インターネット 交信者 ローカルノードローカルノード交信者 さらに WIRES でデジタル通信に対応したのが WIRES-X です 従来のフォーンパッチ運用に加え デジタル化されたテキストや画像 音声などのデータを送受信できます 本機では アナログ デジタルを問わず WIRES-X を使って交信圏外の無線局と交信できます デジタル通信モードでは 無線局をコールサインやキーワードで検索したり メッセージや位置情報などをやりとりできます また 本機では WIRES-X を GM( グループモニター ) 機能と同時に使うことができますので ローカルノードを含めたグループを組むことで より広範囲をカバーするネットワークを作ることもできます 注意 本機は WIRES-X のローカルノード用無線機として使用することもできますが その場合は当社に登録申請していただき 専用の ID を取得する必要があります 本機を WIRES-X のローカルノード用無線機として使用する場合は 専用のインターネット接続キットを使って本機をパソコンと接続する必要があります 本機をローカルノード用無線機として使用する方法とインターネット接続キットの詳細は 当社ホームページ https://www.yaesu.com/jp/wires-x/index.php を参照してください 当社ですでに提供しているサービス WIRES-II のノードには WIRES-X を使って接続することはできません また WIRES-II を使って WIRES-X のノードに接続することもできません 4

WIRES-X とは? 用語について ノード パソコンを通してインターネットに接続した中継専門の無線局 通常の無線局の交信を仲介するアクセスポイントとなります ローカルノード通常の無線局から電波が届く範囲にあるノードのこと アナログノード使用している無線機やレピーターが従来の FM 方式のノードのこと このノードでは DTMF(dual tone multi frequencies) コードとアナログ音声の送受信だけを中継できます デジタルノード C4FM(4 値周波数偏移変調 ) 方式のデジタル通信に対応した無線機やレピーターを使用しているノードのこと このノードでは 音声での交信だけでなくテキストや画像などのデータをやり取りすることができます また DTMF コードとアナログ音声の送受信も中継できます 5

WIRES-X とは? WIRES-X ユーザー ID 当社が WIRES-X のノードに付与する識別名 1 つのノードに対して DTMF ID(5 桁の数字 ) とユーザー ID( 最大 10 桁の英数文字列 ) の 2 種類が割り当てられます 接続したいノードの ID を知っていれば 無線機から DTMF コードを発信したり 文字列で検索したりして ( デジタルのみ ) 接続先を直接指定することができます ID リスト当社のウェブサイトで公開している WIRES 運用中のノードとルームの一覧 ID のほか コールサインや運用周波数などの情報が掲載されています ( ノードやルームオーナーの意向により一部公開していない場合があります ) ルーム (Round QSO Room) 複数のノードが同時に接続できる WIRES システム上のコミュニティスペース 音声での会話のほか ノードからはパソコンでのチャットもできます オープンルーム接続できるノードを限定しないルームのこと クローズドルームメンバー登録したノードだけが接続できるルームのこと オーナールームを開設して管理 運営しているノードのこと アクティビティルームに現在接続中のノードのこと D A A D D D 6

ニュース機能 WIRES-X とは? ノードのパソコンにデジタルデータ ( テキスト 画像 音声 ) を保管し 接続したデジタル無線機から利用できるようにした仕組み デジタル無線機は ローカルノード (LOCAL NEWS) 接続先のノードやルームのデータ保管場所 ( ニュースステーション ) にアクセスして 各種データの書き込み ( アップロード ) や読み出し ( ダウンロード ) ができます ノードやルームオーナーは 自局のデータをパソコンから読み書きできるほか データの削除や名前 属性の変更などもできます なお WIRES-X サーバー自身のニュースステーション (INT NEWS) もあり 当社が掲載するお知らせやデータを読み出していただけます D D D D プリセットサーチ機能ローカルノードを探すときに使うチャンネルを無線機に登録 ( プリセット ) しておくと WIRES-X を起動したときに自動的にそのチャンネルをスキャンする仕組み 次のような使いかたができます いつもアクセスするローカルノードの周波数をプリセットして すばやく接続する 仲間のノード同士で申し合わせた周波数をプリセットして 移動先でも交信圏内にあるローカルノードをすばやく探す ノード側も 無線機を 2 台使ってプリセットサーチチャンネル ( 待ち受け専用 ) とボイスチャンネル ( 運用チャンネル ) を使い分けることができます 7

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する ローカルノードを見つける 本機で WIRES-X を使って交信するには 本機から電波の届く範囲に WIRES-X ノード局 ( ローカルノード ) が開設されている必要があります WIRES-X ノード局は 当社にユーザー登録していただいた有志の無線局です 所在地や運用形態などの一覧を 当社ホームページに掲載しております https://www.yaesu.com/jp/wires-x/index.php まずはこの一覧で お近くのローカルノードと 交信したい相手局が利用するノードを探して 名前や周波数を控えておきます また 接続方法が異なりますので ノードがデジタル局かアナログ局かも確かめておきます ローカルノードがデジタル局のとき本機からはデジタルモードで接続します ( インターネット上のノードはデジタル アナログどちらでも接続できます ) ローカルノードがアナログ局のとき本機からはアナログモードで接続します ( インターネット上のノードはアナログ デジタルどちらでも接続できます ) デジタルモードで接続する ローカルノードに接続する 1 をまわして A バンドを接続したいローカルノー ドの周波数にあわせる 参考 を押すと表示されるファンクションメニューで [ ] にタッチすると 周波数を数値で指定できます 2 を1 秒以上押す周波数表示の左側に WIRES のアイコンがあらわれて X が点滅します 8

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する ローカルノードが見つかると X が点灯し 名前と都市名が画面の下段に表示されます 参考 X が点滅中に ドへの接続を行います を短押しすると 再度ローカルノー 参考ローカルノードが見つからない場合は 20 秒後に X のアイコンが消えます 参考見つかったローカルノードがレピーター局のときは WIRES のアイコンの上部に [R] が表示されます 注意 WIRES-X は A バンドでだけ使うことができます 操作バンドが B バンド ( 下段 ) のときにを 1 秒以上押すと 自動的に A バンド ( 上段 ) が操作バンドになります 9

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する インターネット上のノードやルームに接続する 次のいずれかの方法でご希望のノードやルームに接続できます 接続可能なノードとルームの一覧から選んで接続する ノード名またはルーム名を指定して接続する 最後に接続したノードまたはルームに接続する ノードやルームの一覧から探す 1 接続先を表示する画面で [ ] にタッチするローカルノードのメニューリストが表示されます 2 をまわして または画面にタッチして [ALL] を選ぶ 3 [ALL] にタッチする接続可能なノードとルームの一覧が表示されます 参考セットアップメニューの [WIRES] [2 SEARCH SETUP] で 一覧の表示順をアクティビティ数またはアクセス履歴から選べます 4 をまわして または画面にタッチして接続先を選ぶ 5 選んだ接続先にタッチする接続が開始され 接続先が点滅表示されます 接続に成功すると 接続先ノードのメニューリストが表示されます 参考接続できなかった場合はエラーメッセージが表示され ノードとルームの一覧に戻ります 10

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する ノード名やルーム名から探す 1 接続先を表示する画面で [ ] にタッチする 自局のカテゴリーリストが表示されます 2 [SEARCH & DIRECT] にタッチする 文字入力画面が表示されます 3 文字キーにタッチして ノード名やルーム名の一部または全部を入力する画面の上部にタッチした文字が表示されます 4 [ENT] にタッチする接続先のサーチが始まります 部分的に名前が一致する接続先があると 一覧で表示されます 参考 一致する接続先がなかった場合は No Data と表示され 文字入力画面が表示されたままになります 完全に名前が一致する接続先があると すぐに接続が開始されます 検索結果は ルームの一覧 ノードの一覧の順に表示されます 検索結果のルームの行では右端にアクティビティ数 ( 接続中のノードの数 ) が表示されます 5 をまわして または画面にタッチして接続先を選ぶ 11

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 6 選んだ接続先にタッチする 接続が開始され 接続先が点滅表示されます 接続に成功すると 接続先ノードのメニューリストが表示されます 参考接続できなかった場合はエラーメッセージが表示され ノードとルームの一覧が表示されたままになります 参考 セットアップメニューの [WIRES] [2 SEARCH SETUP] で 一覧の表示順をアクティビティ数またはアクセス履歴から選べます 最後に接続したノードやルームに接続する過去にインターネット上のノードやルームに接続したことがあると 画面の下段に 最後に接続したノードまたはルームの名前がグレーの文字で表示されます このとき 接続先にタッチするか またはマイクロホンの [PTT] を押すと接続が開始され 接続されると白色文字で点灯します 参考接続できなかった場合は Not Connected と表示され グレー文字に戻ります 現在の接続先と最後に接続したノードやルームを切り替えるインターネット上のノードやルームに接続しているときにをまわすと 最後に接続したノードやルームを表示します さらにをまわすと現在の接続先表示に戻ります 12 現在の接続先と最後に接続したノードやルームが異なる場合 最後に接続したノードやルームに表示を切り替えてマイクロホンの [PTT] を押すと 接続先が最後に接続したノードやルームに切り替わり 交信できます また 最後に接続したノードやルームをタッチすると 最後に接続したノードやルームのメニューリストが表示されます 参考接続できなかった場合は Not Connected と表示され グレー文字に戻ります

GHI PQRS ABC JKL TUV MIC P3 DEF MNO WXYZ DTMF MICROPHONE 接続先のノードやルームの DTMF ID を指定する 1 マイクロホンの # を長押しする DTMF 入力画面が表示されます 2 DTMF ID を入力する 3 マイクロホンの # を短押しする 交信する WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 1 インターネット上のノードまたはルームに接続する 2 マイクロホンの [PTT] を押す 送信状態になります 3 マイクロホンの [MIC] に向かって話す 参考マイクロホンを口元から 5cm ほど離して話してください 注意長時間の連続送信はできるだけ避けてください 本体の温度が上昇して 発熱などの原因で故障ややけどの原因になります 1 4 7 8 9 0 P1 P2 2 5 MH-48 3 6 A B C D P4 LOCK LAMP 4 マイクロホンの [PTT] を放す受信状態になります 参考 ニュース機能を使ってインターネット上のノードまたはルームのデータを閲覧しているときも マイクロホンの [PTT] を押すと接続先と交信できます 13

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する デジタルモードでの便利な機能 プリセットチャンネルを使う あらかじめチャンネル周波数を登録 ( プリセット ) しておくことにより 簡単にローカルノードに接続できます 仲間のノード同士でチャンネル周波数を申し合わせておけば 移動先でも簡単にローカルノードに接続できるので グループでの運用などに便利です プリセットチャンネルを登録する 1 を 1 秒以上押すセットアップメニューが表示されます 2 [WIRES] にタッチするメニューリストが表示されます 3 をまわして または画面にタッチして [1 RPT/ WIRES FREQ] を選ぶ 4 [1 RPT/WIRES FREQ] にタッチして PRESET を選ぶタッチするたびに MANUAL と PRESET が切り替わります 参考工場出荷時 :MANUAL PRESET を選ぶと [PRESET FREQUENCY] が選べるようになります 14

5 をまわして または画面にタッチして [PRESET FREQUENCY] を選ぶ WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 6 [PRESET FREQUENCY] にタッチする 周波数の文字がオレンジ色に変わります 参考工場出荷時 :145.780 7 をまわして周波数を選ぶ 参考を 2 秒以上押すと khz の表示が消えて 5MHz ずつ変化するようになります その後を押すと周波数が点滅します 点滅中にをまわすと そのときの帯域内で 1MHz ずつ変化するようになります その後を押すと khz の表示があらわれ 周波数が点灯します 8 [PRESET FREQUENCY] にタッチする 周波数が設定され 文字が緑色に変わります 9 を 1 秒以上押す 周波数表示画面に戻ります 参考 [BACK] に 2 回タッチしても戻ります 15

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する プリセットチャンネルに接続する 1 プリセットチャンネルを登録する の手順 1 ~ 4 にしたがって プリセットチャンネルを使えるようにしておく 2 を 1 秒以上押す 周波数表示の左側に WIRES のアイコンがあらわれて P と X が交互に点滅します ローカルノードが見つかると X が点灯し 名前と都市名が画面の下段に表示されます 参考ローカルノードが見つからない場合は 20 秒後に X のアイコンが消えます 参考 見つかったローカルノードが プリセットチャンネルとは別にボイスチャンネル ( 運用チャンネル ) を設けている場合は A バンドの周波数がボイスチャンネルの周波数に自動的に切り替わります プリセットチャンネルで探すのをやめる 1 プリセットチャンネルを登録する の手順 1 ~ 3 にしたがって WIRES-X セットアップメニューを表示させる 2 [1 RPT/WIRES FREQ] にタッチして MANUAL を選ぶタッチするたびに MANUAL と PRESET が切り替わります MANUAL を選ぶと [PRESET FREQUENCY] が選べなくなります 16

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 登録したノードやルームに接続する インターネット上のノードやルームの名前を 5 つのカテゴリーに分類してメモリーしておくことができます それぞれのカテゴリーにはノードやルームを 20 個まで登録できます カテゴリー名を登録する 1 を 1 秒以上押すセットアップメニューが表示されます 2 [WIRES] にタッチするメニューリストが表示されます 3 をまわして または画面にタッチして [3 EDIT CATEGORY TAG] を選ぶ 4 [3 EDIT CATEGORY TAG] にタッチするカテゴリー名を設定する画面が表示されます 5 をまわして または画面にタッチして [C1]~ [C5] を選ぶ 17

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 6 [C1]~[C5] にタッチする 文字入力画面が表示されます 7 文字キーにタッチしてカテゴリー名を入力する 画面の上部にタッチした文字が表示されます 参考最大 16 文字の英数字 記号 カナを入力できます 8 [ENT] にタッチする カテゴリー名を設定する画面に戻ります 入力したカテゴリー名が設定欄に表示されます 参考他のリストにもカテゴリー名を設定する場合は 手順 5 ~ 8 を繰り返します 9 を 1 秒以上押すカテゴリー名が設定され もとの画面に戻ります 参考 [BACK] に 3 回タッチしても戻ります ノードやルームを登録する 1 接続先のノードまたはルームに接続する 2 接続先を表示する画面で接続先のノードまたはルームの名前にタッチする接続先ノードまたはルームのメニューリストが表示されます 18

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 3 [ADD] にタッチする 自局のメニューリストが表示されます 4 をまわして または画面にタッチしてカテゴリーを選ぶ 5 選んだカテゴリーにタッチする登録した接続先の一覧に 接続中のノードまたはルームの名前が追加されます 6 [BACK] にタッチする接続先のメニューリストに戻ります 登録したノードやルームに接続する 1 接続先を表示する画面で [ ] にタッチするカテゴリーリストが表示されます 19

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 2 をまわして または画面にタッチして [C1]~ [C5] を選ぶ 3 [C1]~[C5] にタッチする ノードとルームの一覧が表示されます 参考 検索結果は ルームの一覧 ノードの一覧の順に表示されます 検索結果のルームの行では右端にアクティビティ数 ( 接続中のノードの数 ) が表示されます 4 をまわして または画面にタッチして接続先を選ぶ 5 選んだ接続先にタッチする接続が開始され 接続先が点滅表示されます 接続に成功すると 接続先ノードのメニューリストが表示されます 参考接続できなかった場合は Not Connected と表示され ノードとルームの一覧が表示されたままになります 参考 セットアップメニューの [WIRES] [2 SEARCH SETUP] で 一覧の表示順をアクティビティ数またはアクセス履歴から選べます 接続したノードやルームを切断する 1 マイクロホンの * を長押しする切断に成功すると Not Connected が表示されます 20

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する WIRES-X の運用を終了する を 1 秒以上押すと周波数表示の左側にあった WIRES のアイコンが消え WIRES-X 運用中の周波数表示の VFO モードに戻ります 参考ローカルノードと接続先ノードは接続されたままです アナログノードに接続する 接続したいノードがアナログ局の場合は 本機の DTMF 機能を使って接続します DTMF 機能の詳しい使い方は 基本編取扱説明書の DTMF 機能を使う を参照してください インターネット上のノードやルームに接続する 1 A バンドの周波数をローカルノードの周波数にあわせる 2 を押して A バンドの通信モードをアナログ FM モードに切り替える参考詳しくは 基本編取扱説明書の 通信モードを切り替える を参照してください 3 マイクロホンの [PTT] を押しながら # に続けて接続したいローカルノードの DTMF ID のキーを押 ABC 1 2 す GHI JKL 4 5 PQRS TUV 7 8 DTMF コードが送出されます 0 参考 DTMF ID は 5 桁の数字です DTMF ID の入力をキャンセルする場合は * を押します P1 P2 MIC DEF 3 MNO 6 WXYZ 9 P3 DTMF MICROPHONE MH-48 D P4 A B C LOCK LAMP 4 マイクロホンの [PTT] を放して 約 10 秒間受信状態にする接続されると 音声が聞こえるようになります 注意接続先を表示する画面はあらわれません 本機では DTMF コードを 9 件までメモリーできます よく使う接続先のコードをメ参考モリーしておけば ファンクションメニュー画面でコードを選んで [PTT] を押すだけで コードを簡単に送出できます 詳しくは 基本編取扱説明書の DTMF 機能を使う を参照してください 21

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する 交信する 1 マイクロホンの [PTT] を押す 送信状態になります 2 マイクロホンの [MIC] に向かって話す 参考マイクロホンを口元から 5cm ほど離して話してください 注意長時間の連続送信はできるだけ避けてください 本体の温度が上昇して 発熱などの原因で故障ややけどの原因になります 3 マイクロホンの [PTT] を放す受信状態になります 接続したノードやルームを切断する マイクロホンの [PTT] を押しながら # を 1 秒間押し 99999 (DTMF の切断コマンド ) のキーを押した後 # を押します さまざまな表示機能 デジタルノードの位置を確認する接続したローカルノードの信号に GPS による位置情報が含まれている場合は それを表示して確認できます 接続先を表示する画面のときにを押すとコンパス画面に切り替わり 自局から見たローカルノードの方向と ローカルノードまでの距離が表示されます もう一度を押すと 接続先を表示する画面に戻ります 参考 セットアップメニューの [DISPLAY] [2 TARGET LOCATION] で NUMERIC を選んでいるときは コンパス画面の代わりに緯度経度表示画面が表示されます セットアップメニューの [DISPLAY] [1 DISPLAY SELECT] で高度表示画面などのほかの画面を ON にしているときは を押すたびにほかの画面に切り替わります 22

WIRES-X を使って遠方の無線局と交信する デュアルバンド画面に切り替える WIRES-X の接続先を表示する画面で周波数部にタッチすると デュアルバンド画面に切り替わります もう一度運用バンドの周波数部にタッチすると 接続先を表示する画面に戻ります 23

WIRES-X のニュース機能を使う デジタルモードで WIRES-X を使っているときは メッセージ ( テキスト ) や画像のデータをやり取りしたり 音声メッセージの録音や再生ができます メッセージや画像を見る ローカルノードまたはインターネット上のノードやルームが送受信したメッセージ ( テキスト ) や画像のデータを 本機に取り込むことができます 注意 画像やメッセージを取り込むときは 本機に microsd カードをセットしておいてください 詳しくは基本編取扱説明書 microsd カードをセットする を参照してください ローカルノードのテキストデータや画像を見る 1 接続先を表示する画面でローカルノードの名前にタッチするローカルノードのメニューリストが表示されます 2 [NEWS STATION] にタッチする送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 3 をまわして または画面にタッチして [DOWNLOAD] を選ぶ 4 [DOWNLOAD] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 5 をまわして または画面にタッチして [MSG] または [PICT] を選ぶ 6 [MSG] または [PICT] にタッチする データの一覧が表示されます 参考 PICT の一覧表示では を押すごとに アップロードされた日時表示とファイルサイズ表示を切り替えられます 24

WIRES-X のニュース機能を使う 7 をまわして または画面にタッチしてメッセージまたは画像を選ぶ 8 選んだメッセージまたは画像にタッチする データの取り込みが開始され タグの左端のアイコンが点滅します データが取り込まれると 内容が表示されます 参考 対応していない形式などのためにメッセージが取り込まれなかった場合は エラーメッセージが表示されます 参考 内容を表示している画面のタッチキーで 次のようなこともできます [DEL] にタッチすると 取り込んだデータを削除できます [FORWARD] にタッチすると 取り込んだデータをほかの無線局に転送できます [REPLY] にタッチすると 取り込んだデータの送信局に返信できます 画像を表示している画面の [EDIT] にタッチすると 取り込んだデータのタグを変更できます 内容を表示している画面でを押すと データが書き込まれたときの送信元の位置情報を表示できます 25

WIRES-X のニュース機能を使う データの一覧での操作データの件数が多いときは 本のページが変わるように一覧が区切られます それぞれの一覧の最後には 前後の一覧にジャンプするため次のような項目が表示されます 項目にタッチすると 表示を切り替えることができます.. まわすと 1 件ずつスクロールします [TOP] 最初の一覧の先頭を表示します [ ] 前の一覧を表示します 最初の一覧のときは 表示は変わりません [ ] 次の一覧を表示します 最後の一覧のときは 表示は変わりません WIRES-X サーバー (INT NEWS) のテキストデータや画像を見る 当社が WIRES-X サーバーで提供しているテキスト情報や画像を 本機に取り込むことができます 1 接続先を表示する画面でローカルノードの名前にタッチする ローカルノードのメニューリストが表示されます 2 をまわして または画面にタッチして [INT NEWS] を選ぶ 3 [INT NEWS] にタッチする WIRES-X サーバーのメニューリストが表示されます 26

WIRES-X のニュース機能を使う 4 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 5 [NEWS STATION] にタッチする データの種類を選ぶ画面が表示されます 6 をまわして または画面にタッチして [MSG] または [PICT] を選ぶ 7 [MSG] または [PICT] にタッチする データの一覧が表示されます 参考 PICT の一覧表示では を押すごとに アクセス日時表示とファイルサイズ表示を切り替えられます 8 をまわして または画面にタッチしてメッセージまたは画像を選ぶ 9 選んだメッセージまたは画像にタッチする データの取り込みが開始され タグの左端のアイコンが点滅します データが取り込まれると 内容が表示されます 参考 対応していない形式などのためにメッセージが取り込まれなかった場合は エラーメッセージが表示されます インターネット上のノードやルームのテキストデータや画像を見る 1 接続先を表示する画面で インターネット上のノードまたはルームの名前にタッチするインターネット上のノードまたはルームのメニューリストが表示されます 27

WIRES-X のニュース機能を使う 2 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 3 [NEWS STATION] にタッチする 送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 4 をまわして または画面にタッチして [DOWNLOAD] を選ぶ 5 [DOWNLOAD] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 6 をまわして または画面にタッチして [MSG] または [PICT] を選ぶ 7 [MSG] または [PICT] にタッチする データの一覧が表示されます 参考 PICT の一覧表示では を押すごとに アップロードされた日時表示とファイルサイズ表示を切り替えられます 8 をまわして または画面にタッチしてメッセージまたは画像を選ぶ 9 選んだメッセージまたは画像にタッチする データの取り込みが開始され タグの左端のアイコンが点滅します データが取り込まれると 内容が表示されます 参考 対応していない形式などのためにメッセージが取り込まれなかった場合は エラーメッセージが表示されます 28

WIRES-X のニュース機能を使う 参考 内容を表示している画面のタッチキーで 次のようなこともできます [DEL] にタッチすると 取り込んだデータを削除できます [FORWARD] にタッチすると 取り込んだデータをほかの無線局に転送できます [REPLY] にタッチすると 取り込んだデータの送信局に返信できます 画像を表示している画面の [EDIT] にタッチすると 取り込んだデータのタグを変更できます 内容を表示している画面でを押すと データが書き込まれたときの送信元の位置情報を表示できます 注意 カテゴリーリストやデータの一覧を表示しているとき インターネット上のノードやルームとの接続が切断されると 接続先を表示する画面に切り替わり 接続していたノードまたはルームの名前がグレーの文字で表示されます カテゴリーリストやデータの一覧を表示しているときにマイクロホンの [PTT] を押すと 接続中のインターネット上のノードまたはルームへ音声を送信する状態になります 取り込んだデータをあとから見る ダウンロードしたデータはあとから確認することもできます 1 を押すファンクションメニューが表示されます 2 [LOG] にタッチする参考ファンクションメニューに [LOG] が表示されていない場合は [BACK][FWD] にタッチしてメニューを切り替えてください データの一覧が表示されます 3 をまわして または画面にタッチして 内容を確認したいデータを選ぶ参考 タッチキーが [ ] のときは メッセージの一覧が表示されています タッチして [ ] にすると 画像の一覧に切り替わります 新しく取り込まれたデータほど一覧の上位に表示されます 4 選んだデータにタッチするデータの内容が表示されます 5 [BACK] に 2 回タッチするファンクションメニューに戻ります 29

WIRES-X のニュース機能を使う 取り込んだデータを整理する 内容表示画面で消去する 1 消去したいデータの内容を表示する 2 [DEL] にタッチする 消去するかを確認する画面が表示されます 3 [OK?] にタッチする消去が始まります 消去が済むとデータの一覧に戻ります 一覧のデータが 1 つずつ繰り上がります 参考消去を中止する場合は [Cancel] にタッチします 一覧から消去する 1 データの一覧で をまわして または画面にタッチして消去したいデータを選 ぶ 2 [DEL] にタッチする 消去するかを確認する画面が表示されます 3 [OK?] にタッチする消去が始まります 消去が済むとデータの一覧に戻ります 一覧のデータが 1 つずつ繰り上がります 参考消去を中止する場合は [Cancel] にタッチします 30

WIRES-X のニュース機能を使う 音声メッセージを聞く ローカルノードまたはインターネット上のノードやルームが送受信した音声のデータを 再生して聞くことができます 音声データは次の 2 つのカテゴリーに分かれています EMERGENCY: 緊急の情報 ノードやルームでの設定により 情報が登録されてから一定期間は一定の間隔で強制配信され 2 時間後に自動的に削除されます NEWS STATION: 通常のメッセージ ノードやルームで削除しないかぎり いつでも聞くことができます 注意 本機では音声データを再生して聞くことができるだけで 保存することはできません ローカルノードの情報を聞く 緊急の情報を聞く 1 接続先を表示する画面でローカルノードの名前にタッチするローカルノードのメニューリストが表示されます 2 をまわして または画面にタッチして [EMERGENCY] を選ぶ 3 [EMERGENCY] にタッチするデータの一覧が表示されます 参考登録されているデータが新しい順に表示されます 31

WIRES-X のニュース機能を使う 4 をまわして または画面にタッチして音声を選ぶ 5 選んだ音声にタッチする 音声の再生が開始され タグの左端のアイコンが点滅します 参考音声の再生中にを押すとコンパス画面に切り替わり 音声が録音されたときの送信元の位置情報が表示されます 再生が終わると ローカルノードのカテゴリーリストに戻ります 通常のメッセージを聞く 1 接続先を表示する画面でローカルノードの名前にタッチするローカルノードのカテゴリーリストが表示されます 2 [NEWS STATION] にタッチする送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 3 をまわして または画面にタッチして [DOWNLOAD] を選ぶ 4 [DOWNLOAD] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 32

WIRES-X のニュース機能を使う 5 をまわして または画面にタッチして [VOICE] を選ぶ 6 [VOICE] にタッチする データの一覧が表示されます 6 をまわして または画面にタッチして音声を選ぶ 7 選んだ音声にタッチする 音声の再生が開始され タグの左端のアイコンが点滅します 参考音声の再生中にを押すとコンパス画面に切り替わり 音声が録音されたときの送信元の位置情報が表示されます 再生が終わると データの種類を選ぶ画面に戻ります WIRES-X サーバー (INT NEWS) の情報を聞く 当社が WIRES-X サーバーで提供している音声データを 再生して聞くことができます 緊急の情報を聞く 1 接続先を表示する画面でローカルノードの名前にタッチするローカルノードのメニューリストが表示されます 33

WIRES-X のニュース機能を使う 2 をまわして または画面にタッチして [INT NEWS] を選ぶ 3 [INT NEWS] にタッチする WIRES-X サーバーのカテゴリーリストが表示されます 4 をまわして または画面にタッチして [EMERGENCY] を選ぶ 5 [EMERGENCY] にタッチするデータの一覧が表示されます 6 をまわして または画面にタッチして音声を選ぶ 7 選んだ音声にタッチする音声の再生が開始され タグの左端のアイコンが点滅します 再生が終わると WIRES-X サーバーのカテゴリーリストに戻ります 通常のメッセージを聞く 1 接続先を表示する画面でローカルノードの名前にタッチするローカルノードのカテゴリーリストが表示されます 34

WIRES-X のニュース機能を使う 2 をまわして または画面にタッチして [INT NEWS] を選ぶ 3 [INT NEWS] にタッチする WIRES-X サーバーのカテゴリーリストが表示されます 4 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 5 [NEWS STATION] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 6 をまわして または画面にタッチして [VOICE] を選ぶ 7 [VOICE] にタッチするデータの一覧が表示されます 8 をまわして または画面にタッチして音声を選ぶ 9 選んだ音声にタッチする 音声の再生が開始され タグの左端のアイコンが点滅します 再生が終わると データの種類を選ぶ画面に戻りま す 35

WIRES-X のニュース機能を使う インターネット上のノードやルームの情報を聞く 緊急の情報を聞く 1 接続先を表示する画面で インターネット上のノードまたはルームの名前にタッチするインターネット上のノードまたはルームのメニューリストが表示されます 2 をまわして または画面にタッチして [EMERGENCY] を選ぶ 3 [EMERGENCY] にタッチするデータの一覧が表示されます 4 をまわして または画面にタッチして音声を選ぶ 5 選んだ音声にタッチする音声の再生が開始され タグの左端のアイコンが点滅します 参考音声の再生中にを押すとコンパス画面に切り替わり 音声が録音されたときの送信元の位置情報が表示されます 再生が終わると 接続先のメニューリストに戻ります 36

WIRES-X のニュース機能を使う 通常のメッセージを聞く 1 接続先を表示する画面で インターネット上のノードまたはルームの名前にタッチするインターネット上のノードまたはルームのメニューリストが表示されます 2 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 3 [NEWS STATION] にタッチする送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 4 をまわして または画面にタッチして [DOWNLOAD] を選ぶ 5 [DOWNLOAD] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 6 をまわして または画面にタッチして [VOICE] を選ぶ 7 [VOICE] にタッチする データの一覧が表示されます 8 をまわして または画面にタッチして音声を選ぶ 9 選んだ音声にタッチする 音声の再生が開始され タグの左端のアイコンが点滅します 参考音声の再生中にを押すとコンパス画面に切り替わり 音声が録音されたときの送信元の位置情報が表示されます 37

WIRES-X のニュース機能を使う 再生が終わると データの種類を選ぶ画面に戻ります メッセージや画像を送る 本機または本機にセットされている microsd カードに保存されているメッセージ ( テキスト ) や画像を ローカルノードまたはインターネット上のノードやルームに送ることができます メッセージは 新しく作ったものを送ることもできます 参考 microsd カードについては基本編取扱説明書 microsd カードをセットする を参照してください オプションのカメラ付スピーカーマイク MH-85A11U で撮影した写真を送ることもできます 写真の撮影については基本編取扱説明書 カメラ付スピーカーマイクで写真を撮影する を参照してください ローカルノードに送る メッセージを作成して送る 1 ローカルノードのメニューリストを表示する 2 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 3 [NEWS STATION] にタッチする送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 4 をまわして または画面にタッチして [UPLOAD] を選ぶ 5 [UPLOAD] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 38

WIRES-X のニュース機能を使う 6 をまわして または画面にタッチして [MSG] を選ぶ 7 [MSG] にタッチする データの一覧が表示されます 8 をまわして または画面にタッチして [NEW] を選ぶ 9 [NEW] にタッチする メッセージ確認画面が表示されます 10 [ ] にタッチする 文字入力画面が表示されます 11 文字キーにタッチしてメッセージを入力する 画面上部にタッチした文字が表示されます 参考 80 文字まで入力できます 英数字 記号 カナが使用できます 12 [ENT] にタッチする入力した文字が確定され メッセージ確認画面に戻ります 39

WIRES-X のニュース機能を使う 13 [UPLOAD] にタッチする メッセージの送信が開始され 画面左上のアイコンが点滅します メッセージが受け付けられると Completed と表示され データの種類を選ぶ画面に戻ります 保存されているメッセージまたは画像を送る 1 メッセージを作成して送る の手順 1 ~ 5 に従って データの種類を選ぶ画面を表示する 2 をまわして または画面にタッチして [MSG] または [PICT] を選ぶ 3 [MSG] または [PICT] にタッチする データの一覧が表示されます 参考 PICT の一覧表示では を押すごとに アクセス日時表示とファイルサイズ表示を切り替えられます 4 をまわして または画面にタッチしてメッセージまたは画像を選ぶ 5 選んだメッセージまたは画像にタッチする 内容が表示されます 参考画像が表示されているときに [EDIT] にタッチすると タグを変えることができます 40

WIRES-X のニュース機能を使う 6 [UPLOAD] にタッチする データの送信が開始され 画面左上のアイコンが点滅します データが受け付けられると Completed と表示され データの種類を選ぶ画面に戻ります インターネット上のノードやルームに送る メッセージを作成して送る 1 インターネット上のノードまたはルームのメニューリストを表示する 2 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 3 [NEWS STATION] にタッチする送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 41

WIRES-X のニュース機能を使う 4 をまわして または画面にタッチして [UPLOAD] を選ぶ 5 [UPLOAD] にタッチする データの種類を選ぶ画面が表示されます 6 ローカルノードに送る メッセージを作成して送る の手順 6 ~ 13 に従って メッセージを作成して送る 保存されているメッセージまたは画像を送る 1 インターネット上のノードまたはルームのメニューリストを表示する 2 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 3 [NEWS STATION] にタッチする送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 4 をまわして または画面にタッチして [UPLOAD] を選ぶ 5 [UPLOAD] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 6 ローカルノードに送る 保存されているメッセージまたは画像を送る の手順 2 ~ 6 に従って データを選んで送る 42

GHI PQRS ABC JKL TUV MIC P3 DEF MNO WXYZ DTMF MICROPHONE P4 WIRES-X のニュース機能を使う 音声メッセージを送る マイクロホンに向かって話した音声を データとしてローカルノードまたはインターネット上のノードやルームに送ることができます 音声データは次の 2 つのカテゴリーに分かれています EMERGENCY: 緊急の情報 ノードやルームでの設定により 情報が登録されてから一定期間は一定の間隔で接続中のノードやルームに強制配信され 2 時間後に自動的に削除されます NEWS STATION: 通常のメッセージ ノードやルームで削除されないかぎり いつでも聞くことができます ローカルノードに送る 緊急の情報を送る 1 ローカルノードのメニューリストを表示する 2 をまわして または画面にタッチして [EMERGENCY] を選ぶ 3 マイクロホンの [PTT] を押しながら [MIC] に向かってメッセージを話すメッセージの送信が開始され 画面に UPLOAD が点滅表示されます 参考 [EMERGENCY] にタッチしてデータの一覧を表示させたあとでも マイクロホンの [PTT] を押すと送信できます 1 4 7 P1 P2 2 5 8 3 6 9 0 D MH-48 A B C LOCK LAMP 43

WIRES-X のニュース機能を使う 音声の保存時間は最大で 1 分間です メッセージの送信中は カウントダウンタイマーが表示されます メッセージが受け付けられると Completed と表示され ローカルノードのメニューリストに戻ります 通常のメッセージを送る 1 ローカルノードのメニューリストを表示する 2 をまわして または画面にタッチして [NEWS STATION] を選ぶ 3 [NEWS STATION] にタッチする送信 (UPLOAD) または受信 (DOWNLOAD) を選ぶ画面が表示されます 4 をまわして または画面にタッチして [UPLOAD] を選ぶ 5 [UPLOAD] にタッチするデータの種類を選ぶ画面が表示されます 6 をまわして または画面にタッチして [VOICE] を選ぶ 44

GHI PQRS ABC JKL TUV MIC P3 DEF MNO WXYZ DTMF MICROPHONE P4 WIRES-X のニュース機能を使う 7 マイクロホンの [PTT] を押しながら [MIC] に向かってメッセージを話す メッセージの送信が開始され 画面に UPLOAD が点滅表示されます 参考 [VOICE] にタッチしてデータの一覧を表示させたあとでも マイクロホンの [PTT] を押すと送信できます 1 4 7 P1 2 5 8 3 6 9 0 D A B C LOCK LAMP P2 MH-48 音声の保存時間は最大で 1 分間です メッセージの送信中は カウントダウンタイマーが表示されます メッセージが受け付けられると Completed と表示され データの種類を選ぶ画面に戻ります 45

WIRES-X のニュース機能を使う インターネット上のノードやルームに送る 緊急の情報を送る 1 インターネット上のノードまたはルームのメニューリストを表示する 2 ローカルノードに送る 緊急の情報を送る の手順 6 ~ 7 に従って メッセージを送る 通常のメッセージを送る 1 インターネット上のノードまたはルームのメニューリストを表示する 2 ローカルノードに送る 通常のメッセージを送る の手順 2 ~ 7 に従って メッセージを送る 一時的に接続状態表示に戻る [EMERGENCY] [NEWS STATION] [LOCAL NEWS] および[INT NEWS] の各メニュー階層下の画面でを押すと 一時的に接続状態表示に戻ります 接続状態表示では 周波数のデシマルポイント ( 小数点 ) が点滅表示します 参考新規メッセージ作成画面 および PICT 詳細表示画面では を押しても接続状態表示には戻りません 接続状態表示では [V/M] を押すことで A バンドまたは B バンドに切り替えて交信ができます 接続表示から元の画面に戻る場合は を押してください 46

WIRES-X と GM 機能を同時に使う 本機の GM( グループモニター ) 機能を使用中も WIRES-X のローカルノードに接続することができます ローカルノードを含めたグループを組んで GM 運用すると グループメンバーも WIRES-X を通してインターネット上のノードやルームと交信したりデータをやり取りしたりできます ここでは ローカルノードをグループメンバーに登録したときの使い方について説明します GM 機能の使い方の詳細は 別途用意している GM 編の取扱説明書を参照してください ( 当社ホームページからダウンロードしてください ) 注意 ローカルノードもデジタル局で GM 機能を動作させている必要があります ローカルノードをグループに登録する 1 ローカルノードに接続する 2 を 1 秒以上押すグループリストが表示されます 3 をまわして または画面にタッチして [ALL] を選ぶ 4 [ALL] にタッチする近隣の他局のコールサインが表示されます 参考 接続中のローカルノードが黄色で表示されます 交信圏内の移動局は緑色で表示されます 47

WIRES-X と GM 機能を同時に使う 5 ローカルノードにタッチする タグが赤い枠で囲まれます 赤い枠が点灯した場合 選択したローカルノードはオンライン状態です を 1 秒以上押すと グループを管理するルームにアクセスできます 赤い枠が点滅した場合 選択したローカルノードはオフラインです オンラインのときに取得したグループの NEWS を取得できます 6 を押す選択したノードが点滅します 7 を 1 秒以上押すグループリストが表示されます 8 をまわして または画面にタッチして ローカルノードを登録したいグループを選ぶ 9 選んだグループにタッチする参考グループを新しく作成して登録する場合は [NEW GROUP] を選んでタッチします 文字入力画面が表示されますので グループ名を入力して [ENT] にタッチします グループメンバーの一覧が表示され ローカルノードが追加されます 10 [GROUP] にタッチするグループリストに戻ります 11 [BACK] にタッチするもとの画面に戻ります 参考 ローカルノードをグループメンバーに登録したあとで SYNC 機能を使えば ほかのメンバーの無線機からもローカルノードを確認できるようになります 詳しくは別途用意している GM 編の取扱説明書を参照してください 48

WIRES-X セットアップメニュー一覧 メニュー / 項目 機能説明 選択できる項目. ( 太字は工場出荷時の値 ) 1 RPT/WIRES FREQ レピーター /WIRES-X の運用周波数の設定 MANUAL / PRESET PRESET FREQUENCY プリセット周波数の設定 144.000 ~ 146.000 145.780 2 SEARCH SETUP ノード / ルーム一覧の表示順の設定 HISTORY / ACTIVITY 3 EDIT CATEGORY TAG カテゴリー名の編集 C1 ~ C5 4 REMOVE ROOM/NODE 登録されたノード / ルームの削除 C1 ~ C5 1~20 件 WIRES-X セットアップメニューを使うレピーター /WIRES-X の運用周波数の設定ローカルノードに接続するときに使う周波数をどのように設定するかが選べます 1 を 1 秒以上押すセットアップメニューが表示されます 2 [WIRES] にタッチするメニューリストが表示されます 3 をまわして または画面にタッチして [1 RPT/ WIRES FREQ] を選ぶ 4 [1 RPT/WIRES FREQ] にタッチして MANUAL または PRESET を選ぶタッチするたびに MANUAL と PRESET が切り替わります MANUAL: ローカルノードを探す周波数をそのつど設定します PRESET: ローカルノードを探すときはいつも このあとの手順で設定した周波数を使います 参考工場出荷時 :MANUAL PRESET を選ぶと [PRESET FREQUENCY] が選べるようになります 49

WIRES-X セットアップメニューを使う 5 をまわして または画面にタッチして [PRESET FREQUENCY] を選ぶ 6 [PRESET FREQUENCY] にタッチする 周波数の文字がオレンジ色に変わります 参考工場出荷時 :145.780 7 をまわして周波数を選ぶ 参考 を 2 秒以上押すと khz の表示が消えて 5MHz ずつ変化するようになります その後を押すと周波数が点滅します 点滅中にをまわすと そのときの帯域内で 1MHz ずつ変化するようになります その後を押すと khz の表示があらわれ 周波数が点灯します 8 [PRESET FREQUENCY] にタッチする 周波数が設定され 文字が緑色に変わります 9 を 1 秒以上押すもとの画面に戻ります 参考 [BACK] に 2 回タッチしても戻ります ノード / ルーム一覧の表示順の設定インターネット上の接続先の一覧をソートする条件が選べます 1 を 1 秒以上押すセットアップメニューが表示されます 2 [WIRES] にタッチする メニューリストが表示されます 50

WIRES-X セットアップメニューを使う 3 をまわして または画面にタッチして [2 SEARCH SETUP] を選ぶ 4 [2 SEARCH SETUP] にタッチして HISTORY または ACTIVITY を選ぶ タッチするたびに HISTORY と ACTIVITY が切り替わります HISTORY: 自局が接続した時期が遅い順に 接続先を表示します ACTIVITY: 接続中のノードが多い順に ルームを表示します また ノードはルームのあとに表示します 参考工場出荷時 :HISTORY 5 を 1 秒以上押すもとの画面に戻ります 参考 [BACK] に 2 回タッチしても戻ります カテゴリー名の編集 ノードやルームを登録する 5 つのカテゴリーに 16 文字までの名前をつけることができます 詳細は カテゴリー名を登録する (17 ページ ) を参照してください 登録されたノード / ルームの削除 5 つのカテゴリーに登録したノードやルームを消去できます 1 を 1 秒以上押すセットアップメニューが表示されます 2 [WIRES] にタッチするメニューリストが表示されます 3 をまわして または画面にタッチして [4 REMOVE ROOM/NODE] を選ぶ 4 [4 REMOVE ROOM/NODE] にタッチするカテゴリーの一覧が表示されます 51

WIRES-X セットアップメニューを使う 5 をまわして または画面にタッチしてカテゴリーを選ぶ 6 選んだカテゴリーにタッチする 接続先の一覧が表示されます 7 をまわして または画面にタッチして接続先を選ぶ 8 選んだ接続先にタッチする 削除確認画面が表示されます 9 [OK?] にタッチする 接続先が削除され 一覧に戻ります 一覧の下にあった接続先が 1 つずつ繰り上がります 10 を 1 秒以上押すもとの画面に戻ります 参考 [BACK] に 2 回タッチしても戻ります 52

FTM-400D/DH FTM-400XD/XDH をノード局用無線機として使用する HRI-200 接続専用モードに切り替える FTM-400D/DH FTM-400XD/XDH を ノード局用の無線機として使用することができます 1 FTM-400D/DH FTM-400XD/XDH を HRI-200 と接続し パソコン上で WIRES-X ソフトウェア を起動する 2 FTM-400D/DH FTM-400XD/XDH の とを同時に押しながらを2 秒以上押す HRI-200 接続専用モードになり ディスプレイ中央に HRI-200 が表示されます 参考同じ操作を行うと HRI-200 接続専用モードを解除することができます V/M VFO 430 8 TOKYO- SQL MUTE SCOPE DSQ(Digital SQL) コードが一致する信号のみ検出する WIRES-X をデジタルノードとして運用している場合 混信の影響を少なくするために 設定した DSQ コードが含まれた信号のみを検出することができます 注意 MAIN ファームウェアのバージョンが Ver. 2.1 より古い場合は動作しません バージョンは セットアップメニューで確認することができます SETUP MENU RESET/CLONE 画面上部に表示WIRES-X をアナログノードとして運用している場合は 信号検出条件を切り替えても動作しません HRI-200 接続専用モードで運用時 を押すたびに 信号検出条件の Signal と DSQ code が切り替わります Signal: 受信した信号を全て検出します DSQ code: ノードの設定と同じ DSQ(Digital SQL) コードが含まれた信号のみを検出します 参考工場出荷時 :Signal V/M VFO 430 8 TOKYO- C4FM detect = Signal SQL MUTE SCOPE 全ての信号を検出します VFO 430 8 TOKYO- C4FM detect = DSQ code V/M SQL MUTE SCOPE DSQ コードが一致する信号のみを検出 53

ディスプレイの明るさを変える HRI-200 接続専用モードで運用時 をまわすと ディスプレイの明るさを変更 (7 段階 ) することができます ディスプレイのコントラストを変える HRI-200 接続専用モードで運用時 をまわすと ディスプレイのコントラストを変更 (7 段階 ) することができます ディスプレイとキーの照明を消す HRI-200 接続専用モードで運用時 を 1 秒以上押すと ディスプレイとキーの照明を消すことができます 参考以外のいずれかのキー または DIAL ツマミを押すと 再度照明を点灯させることができます 54

本製品または他の当社製品についてのお問い合わせは お買い上げいただきました販売店または 当社カスタマーサポートにお願いいたします 八重洲無線株式会社カスタマーサポート電話番号 0120-456-220 受付時間平日 9:00 ~ 12:00 13:00 ~ 18:00 八重洲無線株式会社 140-0002 東京都品川区東品川 2-5-8 天王洲パークサイドビル c 2017 八重洲無線株式会社無断転載 複写を禁ず 1708-F