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Oracle Database Technology Night ~ 集え! オラクルの力 ( チカラ )~ Technical Discussion Night ~ データベースの DB の障害を語ろう ~ 日本オラクル株式会社クラウドテクノロジー事業統括 Database & Exadata プロダクトマネジメント本部

Safe Harbor Statement The following is intended to outline our general product direction. It is intended for information purposes only, and may not be incorporated into any contract. It is not a commitment to deliver any material, code, or functionality, and should not be relied upon in making purchasing decisions. The development, release, and timing of any features or functionality described for Oracle s products remains at the sole discretion of Oracle. 3

Technical Discussion Night ~ 今宵のテーマ : データベースの DB の障害を語ろう ~ 本当に必要としている技術や Tips について熱く語り合いましょう! データベース環境を構築し日々運用する際に苦労されている点は? またどのような技術情報があると役立つとお考えですか? ファシリテーター : 田子得哉日本オラクル株式会社クラウドテクノロジー事業統括 Database & Exadata プロダクトマネジメント本部本部長 4

事前アンケートデータベースを構築運用する上でオラクルの技術情報として必要な情報をお聞かせください 5

Real Application Clusters における障害対応 ( 例 ) Application 層の透過的な再接続は実装可能 (TAF/FCF/Application Continuity) 1 DB Server Instance RAC1 Inter Connect N/W Switch を含めた冗長化と障害を想定した切替確認は重要 DB はクラスタウェア /RAC レベルでリコンフィグし整合性が保たれる 3 2 Instance RAC2 GI(Clusterware / ASM) Instance RAC3 Disk I/O path パス冗長化時の F/O 所要時間にも注意 Storage Sub System (Database) 1. ノード (H/W) 障害縮退 -> 障害箇所からの復旧 2. クラスタインフラ (N/W や Disk I/O) 3. S/W による障害 DB を守るために一時的なノード排除が行われる障害箇所の特定と対処 7

Real Application Clusters における管理支援ユーティリティ Cluster Health Monitor Doc. ID 1544034.1 CHM Instance RAC1 CHM Instance RAC2 CHM Instance RAC3 GI(Clusterware / ASM) TFA TFA TFA Grid Infrastructure Management Repository Doc. ID 220970.1 (RAC FAQ) GIMR (mgmtdb) Trace File Analyzer Collector Doc. ID 1609374.2 CHM / TFA はクラスタワイドで操作できるので RAC 構成ノードの 1 つから情報収集可能管理オペレーションの負荷軽減 8

Real Application Clusters における管理支援ユーティリティ TFA コレクタ Trace File Analyzer Collector Doc. ID 1609374.2 9

AWR 解析を説明している資料が欲しい!! AWR は出力されている情報が多いためすべてを説明するのは大変ですまずは津島博士のパフォーマンス講座の第 3 回を読んでみてください第 3 回 Statspack から探るパフォーマンス問題の原因特定方法 http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/articles/tsushima/tsm03-1598233-ja.html AWR は Statspack より多くの情報が出力されますが分析方法は大きく変わりません第 32 回や第 26 回も参考になると思いますので読んでみてください第 32 回 SQL 統計と実行計画の出力について第 26 回 I/O 周りについて (2)--- I/O 関係の待機イベントとパフォーマンス統計

津島博士のパフォーマンス講座の紹介 Oracle データベースのパフォーマンスに関する様々な解説を連載していますので興味がある方は読んでみてください http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/articles/tsushima/ 2011 年 1 月に第 1 回を開始して第 53 回になりましたこれからも様々なパフォーマンスについての解説を続けますのでよろしくお願いします 12

今回は少しだけ第 3 回の記事を解説次回 8 月の Tech Night では津島博士が登壇予定です!! 13

RAC の構築手順が分からないマニュアルドキュメント Oracle Database 2 日で Real Application Clusters ガイド 12c リリース 1 (12.1) http://docs.oracle.com/cd/e57425_01/121/tdprc/toc.htm 検証目的であれば次のドキュメント Oracle VM VirtualBox を用いた Oracle Real Application Clusters (RAC) 12c Release 1 環境の構築 http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/enterprise-edition/documentation/raconvboxdb12101onol6u4-2080481-ja.pdf RAC の仕組みを理解したり挙動を確かめてスキルを身につけるには自身で自由に触れる環境を構築して検証したおすのが最短の方法ですので是非お試しください

技術資料はどのように探していますか? どのようにご提供させて頂くのが良いですか? 16

オラクルナレッジ活用ガイド http://www.oracle.com/technetwork/jp/topics/knowledge-leveraging-guide-1721314-ja.pdf 18

アップグレード時に該当するバグの有無を確認する効率的な方法理想は本番同等規模のテスト環境 ( データ量も ) と本番同等の負荷 ( ワークロード ) を使用したテストを実施して頂く事上記の各作業の自動化やステップ削減を行うことで効率化が可能 Real Application Testing を利用したワークロードテスト各種アドバイザ機能を用いたチューニングでの対処 Enterprise Manager を利用した作業の容易化視覚化検証環境としての Oracle Cloud の利用

こちらで説明しています DB Connect 資料 :[4] DB Upgrade の極意 : アップグレードのリスクを軽減! データベーステストのベストプラクティス http://www.oracle.com/technetwork/jp/ondemand/database-connect-2016-2999565-ja.html アップグレードに関わる前提知識からリスク削減の手段まで Real Application Testing のデモンストレーションを含めお伝えしています Oracle DBA&Developer Day 2015 セッション資料 :[E2] 失敗しない移行アップグレードのプロジェクトのために ~ コスト削減とリスク低減を両立するクラウドの使い方とは?~ http://www.oracle.com/technetwork/jp/ondemand/ddd-2015-2805460-ja.html RAT in Cloud の考え方についてお伝えしています 21

オープン系共通基盤のハードウェア EOSL に伴う更改を実施 Oracle Database 11.1.0.7 を Oracle Database 11.2.0.4 にアップグレード RAT でテスト効率 & 精度の向上とプロジェクトコスト & リスクの大幅削減某大手金融機関様のオープン系共通基盤 DB 移行 Prj( 保険の新契約支払い Web 関連システム ) 画面数 : 約 740 画面バッチジョブ数 : 約 200ジョブ合計 : 約 28 万 SQLのテストを実施する必要あり従来のアップグレードテストテスト計画 : 2 人月アプリ解析 : 4 人月検証環境の構築 : 2 人月テスト検証 :175 人月チューニング : 5 人月 28 万 SQL 5 トランザクション 0.5 時間 =28,000 時間 (175 人月 ) 28 万 SQL の 10 分の 1 のテストだと 30.5 人月 3,050 万円 1.88 億円テスト計画アプリ解析検証環境の構築テスト検証チューニング RAT を利用したアップグレードテスト : 1 人月 : 0 人月 : 1 人月 : 1 人月 : 1 人月テスト検証は 6 人でたった 3 日で完了パフォーマンス変動なし :94.38% 改善 : 5.37% 劣化 : 0.01% SQL 構文エラー : 0.24% RAT ライセンス含めると合計約 1,400 万円 22

アップグレード前に My Oracle Support MOS をチェックして既知の問題を回避 Oracle Japan : Database 技術情報トップページ ( ドキュメント ID 1632115.1) 対象のデータベースのアップグレード関連情報のリンクをチェック Document 1555382.1 [ マスターノート ] スタンドアロン環境 (Non-RAC) のデータベース / クライアントインストール / アップグレード / マイグレーション For Oracle 12c Release 1 (12.1) ベストプラクティス : アップグレードコンパニオン一般的なデータベースアップグレードのベストプラクティスをガイドしたドキュメントデータベースの各バージョンで提供 Oracle 12cR1 Upgrade Companion ( ドキュメント ID 1462240.1) Oracle 11gR2 Upgrade Companion ( ドキュメント ID 785351 Web 版 (IE のみサポート ) 他 HTML,PDF 形式で提供 (11gR2 は日本語資料公開 ) 23

RAC 環境でのローリングメンテナンスの最適な実行方法次の方法で可能インスタンスの停止を shutdown transactional で停止次のトランザクション実行時には Relocate したサービスを使って起動中の別インスタンスに対してコネクションが接続される長いトランザクションが実行されている場合は shutdown transactional の完了に時間を要しますが Application Continuity を用いれば実行中に切断されたトランザクションは生存ノードで自動的に継続されます Application Continuity 解説資料 Oracle Database 12c Release 1 アプリケーションの継続性 http://www.oracle.com/technetwork/jp/ondemand/06-20130724-db12c-ac-2005150-ja.pdf

次回予告 27

会社帰りに参加できる夕方開催セミナー Oracle Database Technology Night ~ 集え! オラクルの力 ( チカラ )~ パフォーマンスチューニングの極意 ~ 津島博士の明日から使える SQL チューニング ~ パフォーマンスチューニングをもっと効果的に実施したいという方向けに SQL チューニングについて SQL の実行が遅くなる要因それに対する実行計画の読み方や SQL の書き方などをオプティマイザの機能を交えながら簡単に解説しますお申し込み詳細はこちら 8 月 1 日 ( 月 )18:45~20:15( 受付 18:30 より ) http://www.oracle.com/goto/jpm160801

Safe Harbor Statement The preceding is intended to outline our general product direction. It is intended for information purposes only, and may not be incorporated into any contract. It is not a commitment to deliver any material, code, or functionality, and should not be relied upon in making purchasing decisions. The development, release, and timing of any features or functionality described for Oracle s products remains at the sole discretion of Oracle. 29