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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 低血糖症状の人 過去にランタス XR 注に含まれる成分または他のインスリングラルギン製剤で過敏な反応を経験したことがある人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師に告げてください インスリン

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この薬の効果は? この薬は 遺伝子組換え血液凝固第 Ⅷ 因子製剤と呼ばれるグループに属する注射薬です この薬は 血液中に欠乏している血液を固める役割のあるタンパク質( 血液凝固第 Ⅷ 因子 ) を補うことにより 血が止まりにくくなっている状態を改善します 次の目的で処方されます 血液凝固第 Ⅷ 因子

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次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 低カルシウム血症の人または低カルシウム血症をおこす可能性のある人 腎臓に重い障害がある人 肺に転移がある骨巨細胞腫の人 この薬には骨粗鬆症の薬であるプラリア皮下注 60mg シリンジと同じ成分のデノスマブが含

ビデュリオン皮下注用2mgペン_患者向医薬品ガイド

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PPSB-HT静注用200単位「ニチヤク」&PPSB-HT静注用500単位「ニチヤク」

次の目的で処方されます ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対する減感作療法 この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? この薬を使用する前に ダニ抗原によるアレル

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BTP患者向医薬品ガイド(第2版)

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より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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Microsoft Word - ボグリボースOD錠0.2mg_0.3mg「サワイ」201404

この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれることがあり この薬を飲んで自動車を運転し 突発的睡眠により自動車事故を起こした例が報告されています 突発的睡眠や傾眠などについて十分に理解できるま

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フォシーガ錠5mg_患者向医薬品ガイド

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に DSPB に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊婦

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プラバスタチンNa錠5mg/10mg「MED」201703

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にインチュニブ錠に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇意識がもうろうとしたり 睡眠中の異常行動 ( たとえば夢遊症状 : 眠っているときに突然起き上がり 目が覚めているかのように歩き回ったりするなど ) があらわれることがあります また 眠りに入るまでの あるいは途中で目が覚めた時の出来事を記憶していないことがあ

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に アメル に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 原則として この薬を使用することはできません 腎臓の機能に関する臨床検査値に異常が認めら

この薬は 細菌感染症には効果がありません この薬を予防に用いる場合は 原則としてインフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族または共同生活者である下記の人が対象となります 高齢の人 (65 歳以上 ) 慢性心疾患の人 代謝性疾患の人 ( 糖尿病等 ) 腎機能障害の人 この薬は 治療に用い

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に TCK に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 原則として この薬を使用することはできません 腎臓の機能に関する臨床検査値に異常が認められる人でフィブラ

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に NikP に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 肝臓に重篤な障害のあ

患者向医薬品ガイド 2019 年 5 月改訂 デュピクセント皮下注 300mg シリンジ この薬は? 販売名一般名含有量 (1 製剤中 ) デュピクセント皮下注 300mg シリンジ Dupixent 300mg Syringe for S.C. Injection デュピルマブ ( 遺伝子組換え

次の人は 医師が健康状態や体質に基づいて 接種の適否を判断します 心臓や血管 腎臓 肝臓 血液の障害や発育の障害などの基礎疾患がある人 他のワクチンの接種を受けて 2 日以内に発熱があった人や全身性の発疹などアレルギーが疑われる症状が出たことがある人 過去にけいれんをおこしたことがある人 過去に免疫

この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? 使用量および回数飲む量は あなたの症状などにあわせて 医師が決めます 通常 6 歳以上の小児では 1 日 1 回 1 錠を就寝前に飲みます どのように

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり量を減らしたりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれるこ

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 患者さんや家族の方はこの薬の効果や注意すべき点などについて十分理解できるまで説明を受けてください 説明に同意した場合に使用が開始されます 次の人は この薬を使用することはできません 過去にイストダックス点滴静注用に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人

アクテムラ皮下注患者向医薬品ガイド

修正済_プラバスタチンNa塩錠5mg, 10mg「タナベ」)

この薬を使う前に 確認すべきことは? この薬を頚部関連筋へ投与することにより 呼吸困難 ( 息苦しい 息切れ ) があらわれることがあります 症状があらわれた場合には ただちに受診してください この薬を眼瞼痙攣 ( がんけんけいれん ) に 1 回投与量として決められた量より多い量を投与した場合に

イミグランキット皮下注 3mg 患者向医薬品ガイド 2017 年 12 月更新 この薬は? 販売名 一般名 含有量 ( カートリッジ 1 本中 ) イミグランキット皮下注 3mg IMIGRAN Kit Subcutaneous Injection 3mg スマトリプタンコハク酸塩 Sumatrip

この薬を使う前に 確認すべきことは? この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれることがあり この薬を飲んで自動車を運転し 突発的睡眠により自動車事故を起こした例が報告されています 突発的睡眠や傾眠などについて十分に理解できるまで

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ノイトロジン注患者向医薬品ガイド

シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAU・5,000JAU

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません エストロゲン依存性悪性腫瘍 ( 乳癌や子宮内膜癌など ) のある人またはその疑 いのある人 過去に乳癌と診断された人 未治療の子宮内膜増殖症のある人 血栓性静脈炎の人 肺塞栓症の人 または過去にこれらの病気と診断された

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にアレディア点滴静注用に含まれる成分や他のビスホスホン酸塩で過敏な反応を経験したことがある人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師に告げてください 腎臓に重篤な障害がある人 全身状態が

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この薬は? 販売名 一般名 含有量 (1 錠中 ) ランドセン錠 0.5mg ランドセン錠 1mg ランドセン錠 2mg ランドセン細粒 0.1% ランドセン細粒 0.5% ランドセン錠 0.5mg Landsen Tablets 0.5mg ランドセン錠 1mg Landsen Tablets 1

トピナ錠25mg・50mg・100mg

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患者向医薬品ガイド

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Microsoft Word - パミドロン酸二Na点滴静注用15mg_30mg「サワイ」201607

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

反映改訂案_2018年11月更新_プラバスタチン錠「タナベ」)

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など ) があらわれることがあるため 血糖値を測定される場合があります 患者や家族の方は 高血糖 ( 激しいのどの渇き 水やジュースをたくさん飲む 尿の量が多い 尿の回数が多い ) や低血糖があらわれることがあることを十分に理解できるまで説明を受けてください これらの症状があらわれたらただちに受診し

ジプレキサ(オランザピン)患者向医薬品ガイド(筋注)

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診断がついていない性器出血のある人 *1 稽留( けいりゅう ) 流産または子宮外妊娠の人 *1: 稽留 ( けいりゅう ) 流産 : 胎児が子宮内で死亡し 子宮内に停滞しているが 母体に自覚症状がない状態 肝臓に重度の障害がある人 乳癌または生殖器癌の疑いがある人 または過去にこれらの病気になった

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にキプレス細粒に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は?

シングレア細粒 患者向医薬品ガイド

薬の使い方は? および この薬の使用中に気をつけなければならないことは? に書かれていることに特に注意してください 次の人は この薬を使用することはできません 過去にゾルピデム酒石酸塩錠 日医工 に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 肝臓に重篤な障害のある人 重症筋無力症の人 急性狭隅角

次の病気の人に処方されます 緑内障 高眼圧症 この薬は 体調がよくなったと自己判断して点眼を中止したり 点眼量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに使用し続けることが重要です この薬を使う前に確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 気管支喘息のある人 ま

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にプラバスタチン Na 錠に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 肝臓に重

糖尿病と治療の目的 糖尿病とは 糖尿病とは 体内でインスリンというホルモン p.3参照 が不足したり はたらきが悪くなったりすることによって 血液中に含まれる糖 血糖 の値が高い状態が続く病気です 糖尿病 患者さんの 場合 健康な 人の場合 インスリンによって糖が細胞に取り込まれ 血液中の糖が使われ

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にプラバスタチン Na 錠 NS に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください

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Transcription:

トレシーバ注ペンフィル 患者向医薬品ガイド 2016 年 10 月作成 この薬は? 販売名 一般名 含有量 1 カートリッジ (3mL 中 ) トレシーバ注ペンフィル Tresiba Penfill インスリンデグルデク ( 遺伝子組換え ) Insulin Degludec (Genetical Recombination) 300 単位 患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは 患者の皆様や家族の方などに 医療用医薬品の正しい理解と 重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです したがって この医薬品を使用するときに特に知っていただきたいことを 医療関係者向けに作成されている添付文書を基に わかりやすく記載しています 医薬品の使用による重大な副作用と考えられる場合には ただちに医師または薬剤師に相談してください ご不明な点などありましたら 末尾に記載の お問い合わせ先 にお尋ねください さらに詳しい情報として 医薬品医療機器情報提供ホームページ http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0001.html に添付文書情報が掲載されています この薬の効果は? この薬は 持効型溶解インスリンアナログ注射液と呼ばれるグループに属する注射薬です この薬は 細胞内への糖の取り込み 肝臓で糖を作るはたらきの抑制 および肝臓 筋肉におけるグリコーゲン合成の促進作用などにより血糖値を下げます 次の病気の人に処方されます インスリン療法が適応となる糖尿病 この薬は 医療機関において 適切な在宅自己注射教育を受けた患者または家族の方は 自己注射できます 自己判断で使用を中止したり 量を加減せず 医師の指示に従ってください - 1 -

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 低血糖症状の人 過去にトレシーバ注ペンフィルに含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師に告げてください インスリンの必要量の変動が激しい人 手術をした人 外傷を受けた人 感染症にかかっている人 妊娠している人 低血糖を起こしやすい次の人 肝臓や腎臓に重篤な障害がある人 下垂体機能に異常のある人 副腎機能に異常のある人 下痢 嘔吐( おうと ) などの胃腸障害のある人 飢餓状態の人 食事が不規則な人 激しい筋肉運動をしている人 飲酒量の多い人 高齢の人 低血糖を起こすと事故につながるおそれがある人( 高所作業 自動車の運転などの作業に従事している人など ) この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? この薬は注射薬です 使用量および回数使用量と注射のタイミングは あなたの症状などにあわせて 医師が決めます 通常 成人の使用量および回数は以下のとおりです 初期は 4~20 単位一日使用量他のインスリン製剤の使用量と合わせて4~80 単位使用回数 1 日 1 回皮下注射します 原則として毎日一定 注射時刻必要がある場合のみ 前後 8 時間以内に変更し その後は通常の時刻に戻します 必要により 上記の一日使用量を超えて使用することがあります 注射時刻の変更に際して 投与間隔が短くなる場合は低血糖があらわれやすくなるので 注意してください - 2 -

通常 小児の使用量および回数は以下のとおりです 他のインスリン製剤の使用量と合わせて一日使用量体重 1kg あたり0.5~1.5 単位使用回数 1 日 1 回皮下注射します 注射時刻毎日一定 必要により 上記の一日用量を超えて使用することがあります どのように使用するか? 専用のインスリンペン型注入器 ( ノボペン 4 ノボペンエコー ) を用いて皮下注射します くわしくは 巻末の使用説明を参照してください 必ず専用のインスリンペン型注入器の使用説明書を読んでください 一本のインスリンカートリッジを複数の人で使用しないでください 液が濁ったり 変色しているような場合には 使用しないでください 皮下注射は 大腿 ( だいたい ) 上腕 腹部などに行います その中で前回の注射場所から 2~3cm 離して注射してください 注射部位の図 静脈内及び筋肉内に注射しないでください 注射後は必ず注射針を外してください 注射針は毎回新しいものを 必ず注射直前に取り付けてください 注射針は必ず一定の規格 (JIS T 3226-2 に準拠した A 型専用 ) に適合したものを使用してください ( くわしくは 医師もしくは薬剤師の指示に従って下さい ) - 3 -

本製剤と注射針との装着時に液漏れなどの不具合が認められた場合には 新しい注射針に取り替えてください 使用後の針は 針ケースに入れたまま容器等に入れて子供の手の届かないところに保管してください 使用し忘れた場合の対応使用し忘れた場合には 気づいた時点で使用できますが その次の使用は 8 時間以上あけてから行い その後は通常の注射時刻に使用してください 決して 2 回分を 1 度に注射しないでください また末尾の トレシーバをお使いになる方へ も参照してください 多く使用した時 ( 過量使用時 ) の対応 低血糖症状 ( 脱力感 強い空腹感 冷や汗 動悸 ( どうき ) 手足のふるえ 意識が薄れるなど ) があらわれる可能性があります 低血糖症状が認められるものの 意識障害がない場合は 通常は砂糖を飲食してください α- グルコシダ - ゼ阻害剤 ( アカルボース ボグリボース ミグリトール ) を併用している場合は ブドウ糖を飲食してください 意識が薄れてきた場合は すぐに受診してください 低血糖症状の一つとして意識障害をおこす可能性もありますので この薬を使用していることを必ずご家族やまわりの方にも知らせてください この薬の使用中に気をつけなければならないことは? この薬を使用するにあたっては 注射法や低血糖症状への対処法 器具の安全な廃棄方法などについて患者さんまたは家族の方は十分に理解できるまで説明を受けてください 指示された時間に食事をとらなかったり 食事の量が少なかったり いつもより激しい運動をしたりすると低血糖症状があらわれることがあります 低血糖に関する注意を必ずご家族にも知らせてください 低血糖症状が認められるものの 意識障害がない場合は 通常は砂糖を飲食してください α- グルコシダ - ゼ阻害剤 ( アカルボース ボグリボース ミグリトール ) を併用している場合は ブドウ糖を飲食してください 意識が薄れてきた場合は すぐに受診してください 副作用は? に書かれていることに特に注意してください 使用方法に間違いがあったり使用を忘れたりして 体内のインスリンが不足すると高血糖 ( 体がだるい 脱力感 ) を起こすことがあります これらの症状があらわれたら受診してください 急激な血糖のコントロールに伴い 糖尿病性網膜症があらわれたり 悪化したり 目の屈折異常がおこったり 痛みを伴う神経障害があらわれることがあります 高所での作業や自動車の運転等 危険を伴う作業に従事しているときに低血糖症を起こすと 事故につながるおそれがありますので 特に注意してください 妊婦または妊娠している可能性がある人は医師に相談してください 他の医師を受診する場合や 薬局などで他の薬を購入する場合は 必ずこの薬を使用していることを医師または薬剤師に伝えてください この薬は無色澄明な液剤ですが 速効型及び超速効型インスリン製剤ではありません 間違えないようにしてください 製剤の区別のし方については 十分 - 4 -

に理解できるまで説明を受けてください 副作用は? 特にご注意いただきたい重大な副作用と それぞれの主な自覚症状を記載しました 副作用であれば それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状のうち いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です このような場合には ただちに医師または薬剤師に相談してください 重大な副作用 低血糖ていけっとう アナフィラキシーショック 主な自覚症状めまい 空腹感 ふらつき 手足のふるえ 脱力感 頭痛 動悸 ( どうき ) 冷や汗ふらつき 眼と口唇のまわりのはれ しゃがれ声 意識の低下 息切れ 判断力の低下 動悸 ( どうき ) からだがだるい ほてり 考えがまとまらない じんましん 息苦しい 顔面蒼白 以上の自覚症状を 副作用のあらわれる部位別に並び替えると次のとおりです これらの症状に気づいたら 重大な副作用ごとの表をご覧ください 部位 自覚症状 全身 ふらつき 脱力感 冷や汗 からだがだるい 頭部 めまい 意識の低下 頭痛 考えがまとまらない 顔面 ほてり 顔面蒼白 眼 眼と口唇のまわりのはれ 口や喉 眼と口唇のまわりのはれ しゃがれ声 胸部 息切れ 息苦しい 動悸 ( どうき ) 腹部 空腹感 手 足 手足のふるえ 皮膚 じんましん その他 判断力の低下 この薬の形は? 性状本剤は無色澄明の液である 内容量 1 カートリッジ中 3mL 容器の形状 識別 ( カラー帯の色 ) 若草色 - 5 -

この薬に含まれているのは? 有効成分 インスリンデグルデク ( 遺伝子組換え ) 添加物 フェノール m-クレゾール 濃グリセリン 酢酸亜鉛 塩酸 水酸化ナトリウム その他 この薬の保管方法は? 凍結を避けて冷蔵庫など (2~8 ) で保管してください 光を避けてください 使用中は冷蔵庫には入れずに室温で保管し 8 週間以内に使用してください 子供の手の届かないところに保管してください 薬が残ってしまったら? 絶対に他の人に渡してはいけません 余った場合は 処分の方法について薬局や医療機関に相談してください 廃棄方法は? 使用済みの針 インスリンカートリッジについては 医療機関の指示どおりに廃棄してください この薬についてのお問い合わせ先は? 症状 使用方法 副作用などのより詳しい質問がある場合は 主治医や薬剤師にお尋ねください 一般的な事項に関する質問は下記へお問い合わせください 製造販売会社 : ノボノルディスクファーマ株式会社 (http://www.novonordisk.co.jp) ノボケア相談室電話 :0120-180363 - 6 -

別添 1: ノボペン 4 使用説明

別添 2: ノボペンエコー使用説明

トレシーバをお使いになる方へ