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HDC-EDI Base E 2 X, B2B Version 3.5 導入事前説明書 HDC-EDI Base E 2 X, B2B をインストールする前に 以下の通り OS DB Java(JDK JDBC) Web Application Server(WAS) のインストールが完了していることが前提となります ここでは 各ソフトウェアを準備 設定するにあたっての注意事項を記載します Seq 項目 内容 1 ディスク容量 ( 注意 ) インストール容量の見積もり 2 OS ( 設定 ) HP-UX カーネルパラメータの設定 ( 設定 ) 1023 番以下のポート番号使用時の注意点 ( 設定 ) インストールユーザについて ( 設定 ) 言語セットについて ( 設定 ) インストールフォルダについて ( 設定 ) ホスト名について ( 注意 ) データベースの制約 3 DB ( 注意 ) キャラクタセットの制約 ( 設定 ) SQL Server インストールの設定 ( 注意 ) PostgreSQL の運用に関して ( 注意 ) MySQL のバージョン ( 注意 ) MySQL の制約に関して ( 注意 ) MySQL の問題について ( 注意 ) Symfoware Server 使用時の場合 4 Java 関連 (JDK) ( モジュール ) 事前準備と環境変数の設定 ( 注意 ) FTP サーバのポート番号について ( ソフトウェア準備 )JDK のバージョンおよび追加モジュール 5 Java 関連 (JDBC) ( モジュール ) JDBC ドライバの準備 ( 注意 ) SQL Server 使用時の場合 ( 注意 ) DB2 使用時の場合 ( 注意 ) Symfoware Server 使用時の場合 6 Web Application Server(WAS) ( モジュール ) WAS の準備 ( 設定 ) Tomcat の注意点 ( 注意 ) AS400 版 WebSphere のバージョン ( 注意 ) ダウンロード機能 7 クライアント端末 ( 注意 ) ブラウザのバージョン ( ソフトウェア準備 ) FTP Telnet SSH 接続を行う端末の準備 8 RMI ポート番号の注意事項 ( 注意 ) RMI ポート番号について ( 注意 ) 分散システムについて 9 メール EDI ( 注意 ) POP3クライアント機能 1/14

( 注意 ) SMTP クライアント機能 ( 注意 ) SMTP サーバ機能 10 WebAgent アダプタ ( 注意 ) 稼働環境について ( 注意 ) サービス設定について 11 その他注意事項 ( 設定 ) UST 使用時の場合 ( 設定 ) ライセンスキーについて ( 注意 ) NonStopServer(SQL/MX) について ( 注意 ) ポート番号の衝突について 1. ディスク容量について HDC-EDI Base E 2 X, B2B 単体インストールでは 150M を必要とします これとあわせ データベース領域に必要とされる容量を事前に見積もっておく必要があります データベース容量の見積もり計算方法に関しては 付録 1 データベース容量算出方法 を参照ください また HDC-EDI Base E 2 X, B2B は 送受信データを データベース領域でなく 通常のディスク領域に格納するので 別途送受信データ容量に応じてディスク容量を見積もってください ディスク容量 = HDC-EDI Base 単体インストール容量 (150M) + データベース容量 + 送受信データ容量 2. オペレーティングシステムについて (1) HP-UX のカーネルパラメータの設定 OS が HP-UX の場合 カーネルパラメータの max_thread_proc のデフォルト値が 64 の為 HDC-EDI Base E2X/B2B が起動できない場合があります その場合 max_thread_proc の値を最低 1024 以上に設定する必要があります ( なお nkthread の値以上には設定できないのでご注意ください ) HP-UX の汎用的なサーバサイドアプリケーションのカーネルパラメータの推奨値は以下のようになります 2/14

maxusers 512 nproc 2048 max_thread_proc 3000 nkthred 6000 nfile 3000 maxfiles 2048 maxfiles_lim 2048 ncallout 6000 maxdsiz 2063835136 tcp_conn_request_max 2048 (2) 1023 番以下のポート番号使用時の注意 UNIX および LINUX 環境で HDC-EDI Base E 2 X, B2B を運用するにあたり 1023 番以下のポート番号を使用する場合は root 権限で HDC-EDI Base E 2 X, B2B の起動を行わなければなりません 関連する機能は以下になります RMI( インターフェース用 ) FTP サーバ機能 HTTP サーバ機能 全銀 TCP/IP 手順機能 メール EDI 機能 (3) インストールユーザについて Windows 環境でデータベースに Symfoware Server を使用する場合には Administrator 権限を持つユーザで作業する必要があります UNIX および Linux 環境では HDC-EDI Base E 2 X,B2B を導入するためのユーザが必要です なお ログインシェルには csh または bash を指定してください (4) 言語セットについて UNIX 環境で稼働させる場合 言語セットを ja_jp に設定してください setenv LANG ja_jp export LANG=ja_JP csh の場合 bash の場合 (5) インストールフォルダについてインストールフォルダ ( ディレクトリ ) は スペースを含まない名称で作成してください 3/14

(6) ホスト名について ホスト名 ( コンピュータ名 ) は DNS ホスト名で使用可能な文字 英字 (A~Z,a~z) 数字 (0~ 9) ハイフン ( - ) で命名してください (7) データベースの制約 Linux 環境ではデータベースに Symfoware Server はご利用になれません 3. データベースについて (1) キャラクタセットの制約 HDC-EDI Base E 2 X, B2B が使用するデータベースは 以下のいずれかのキャラクタセットで御利用ください Shift_JIS EUC-JP (EUC-S90 (Symfoware Server の場合 )) (2) SQL Server インストールについて SQL Server のインストールをデフォルトで行うと大文字 / 小文字 カタカナ / ひらがな 半角文字 / 全角文字の区別を行わない設定になります HDC-EDI Base E 2 X, B2B では 大文字 / 小文字 カタカナ / ひらがな 半角文字 / 全角文字の混在が可能なため登録によってはレコードを区別できなくなり運用に支障が発生します SQL Server のインストール時は必ずカスタムセットアップを行い [ 大文字小文字を区別する ] [ アクセントを区別する ] [ カタカナを区別する ] および [ 文字幅を区別する ] 設定を行ってください また 必ず SQL Server 認証を行う設定でインストールを行ってください (3) PostgreSQL の運用に関して PostgreSQL は円滑な稼働を維持するために定期的なバキューム作業が必要です また 弊社環境による性能評価では他の商用 DB と比較してパフォーマンスが劣る事が確認されています (4) MySQL のバージョンについて MySQL 4.0.27 を使用するバージョンから HDC-EDI Base E2X, B2B のバージョンアップを行うことはできません バージョンアップを行うには MySQL 5.0.45 にて再度テーブルを作成する必要があります (5) MySQL の制約に関して MySQL を御利用になる場合は MySQL サーバとデータベースのキャラクタセットを一致させる必要があります Windows 環境の場合は Shift_JIS(MySQL の Charset では sjis ) UNIX および LINUX 環境の場合は EUC-JP(MySQL の Charset では ujis ) で御利用ください 4/14

また 既に御利用中の MySQL を利用して HDC-EDI Base E 2 X, B2B を導入する場合において MySQL サーバのキャラクタセットが上記条件と異なる場合 キャラクタセットの変更が必要になります 既存の利用環境への影響を確認してキャラクタセットの変更を検討してください Windows 環境においては my.ini UNIX および LINUX 環境においては my.cnf を編集することでキャラクタセットの変更が可能です (6) MySQL の問題について Windows 環境にて MySQL をご利用になる場合において インポートしたメッセージ定義情報の幾つかのレコードで文字化けが発生する現象が確認されています 本現象は MySQL のキャラクタセットを Shift_JIS とした場合に mysqlimport コマンドでインポートデータ中の 2byte 文字の 2byte 目 0x5C が削除される不具合が起因しています 本問題を回避するために HDC-EDI Base の tajmsi_loader コマンドを利用し メッセージ定義情報の再インポートを行います tajmsi_loader コマンドを利用するには 先に JDBC 設定を行う必要があります 手順については InstallationGuide を参照願います (7) Symfoware Server 使用時の場合 Symfoware Server を使用する場合は HDC-EDI Base E 2 X, B2B が Symfoware Server を使用するためのユーザを OS 上に作成する必要があります ( 推奨ユーザ名 =acms) データベース環境の作成はマルチ RDB システムで作成し HDC-EDI Base が使用するデータベースは他のプロダクトが使用するデータベースとは別環境としてください ( 推奨 RDB システム名 =ACMS) ( ここで作成した RDB システム名は HDC-EDI Base 環境構築時に必要となります 詳細は InstallationGuide を参照願います ) なお 1つの Symfoware Server 環境を複数の HDC-EDI Base が使用する場合には RDB システム及びユーザは HDC-EDI Base ごとに作成してください データベースのキャラクタセットについては Symfoware Server インストール時に選択したものしか使用できないため 必ず Symfoware Server インストール時に Shift_JIS または EUC_S90 を選択してください Symfoware Server のインストールについては Windows のリモートデスクトップからの操作ではインストール出来ませんので ご注意願います 5/14

4. Java 関連 (JDK) (1) 事前準備と環境変数の設定 HDC-EDI Base E 2 X, B2B は 100%Pure Java 製品であり その動作の際に JDK( 推奨 1.4.2 以上 ) が必要となります 各 Java モジュールについては 別途ダウンロード後 各モジュールの説明書に従い インストールし 環境変数を設定してください (2) FTP サーバのポート番号について JDK1.3.x を使用する場合 FTP サーバ機能のデータポート番号を 20 に固定することができません (3) JDK のバージョンおよび追加モジュール以下の機能を使用する場合は JDK1.4.2 以上を使用して下さい ebxml MS(ECALGA) 通信機能 ebxml MS( 流通 BMS) 通信機能 JX 手順 メール EDI 手順 CPA ファイル定義機能 (ebxml MS 系の通信手順の定義方法 ) 注意 )WAS が使用する JDK のバージョンも 1.4.2 以上である必要があります EDIINT-AS2 通信機能 Security 機能 ( 各種パスワード情報のマスク及び暗号化機能 ) RosettaNet 1.1/2.0 通信機能 BACREX 手順 ebxml MS(NACCS) 通信機能 以下の機能を使用する場合は JDK5.0 以上を使用して下さい ebxml MS( 流通 BMS) におけるメッセージ署名機能 ebxml MS 3.0(JEITA) 通信機能 RosettaNet 1.1(CEDI) 通信機能 ebxml MS(NACCS) におけるメッセージ署名機能 また 以下の機能を使用する場合で JDK5.0 をご利用の場合には 併せて JWSDP2.0(Java Web Service Developer Pack2.0) の導入が必要となります JDK 6 以上をご利用の場合には JWSDP2.0 の導入は必要ありません ebxml MS( 流通 BMS) におけるメッセージ署名機能 ebxml MS 3.0(JEITA) 通信機能 ebxml MS(NACCS) におけるメッセージ署名機能 6/14

5. Java 関連 (JDBC) (1) JDBC ドライバの準備 HDC-EDI Base E 2 X, B2B は データベースアクセスの際に JDBC ドライバを必要とします JDBC ドライバモジュールは以下を準備してください 詳細は 各データベース製品ベンダにご確認ください ORACLE および DB2 は DB インストール完了と同時に自動的に実装されます DB 名 JDBC ドライバ ORACLE Oracle JDBC Driver Type4( 実装済み ) SQL Server JDBC-ODBC Bridge(JDK に同梱 ) 又は SQL Server 2005 JDBC Driver Type4 SQL Server JDBC Driver Type4 ( ダウンロードしてください ) PostgreSQL PostgreSQL JDBC Driver Type4( ダウンロードしてください ) DB2 DB2 JDBC Driver Type4( 実装済み ) DB2 JDBC Driver Type3( 実装済み ) MySQL MySQL JDBC Driver Connector/J( ダウンロードしてください ) Symfoware Server Symfoware Server JDBC Driver Type2 (Symfoware Server に同梱 ) (2) SQL Server 使用時の場合 SQL Server を使用する場合は ODBC 経由 (JDBC-ODBC Bridge) での稼働および JDBC ドライバを使用した稼働の選択が可能となります ODBC 経由を選択した場合には JDBC ドライバのダウンロードは必要ありませんが 別途 ODBC の設定が必要となります なお SQL Server 2005/2008 では弊社環境による性能評価にて ODBC 経由での接続が JDBC ドライバでの接続と比較してパフォーマンスが劣る事が確認されています SQL Server 2005/2008 では JDBC ドライバを使用していただく事を推奨します SQL Server 2005 JDBC Driver のバージョンは 1.0 1.1 または 1.2 をご使用ください SQL Server JDBC Driver のバージョンは 2.0 をご使用ください (3) DB2 使用時の場合 DB2 バージョン 7.2 および 8.1 を使用する場合 JDBC ドライバは Type3 ドライバをご使用ください DB2 バージョン 8.2 を使用する場合 JDBC ドライバは Type4 ドライバをご使用ください Type4 ドライバを使用するにあたり IBM 製の JDK1.4 が必要となります 7/14

(4) Symfoware Server 使用時の場合 JDBC ドライバ Type2 は Symfoware Server のインストール時に選択インストールする必要があります 詳細については Symfoware Server マニュアルのセットアップ編をご参照願います 6. Web Application Server (WAS) (1) Web Application Server の準備 HDC-EDI Base E 2 X, B2B は 運用操作が Web ブラウザ経由となるため Web アクセスを受け付ける Web サーバのインストールが別途必要となります また Servlet 機能を使用しているため 別途 Servlet コンテナが必要となります これら機能を総称して Web Application Server( 以下 WAS と呼称 ) と呼びますが HDC-EDI Base E 2 X, B2B は以下の WAS に対応しています WAS 名 Tomcat BEA WebLogic Server IBM WebSphere Application Server Oracle Application Server Macromedia JRun Server Interstage Application Server なお HDC-EDI Base E 2 X, B2B が稼動する際に必要とする Servlet コンテナの Servlet バージョンは以下となります Servlet JSP 2.2 以上 1.1 以上 (2) Tomcat の注意点 Tomcat のインストールフォルダ ( ディレクトリ ) は スペースを含まない名称で環境構築する ( されている ) 必要があります また Windows 環境にて JDK6 以上をご利用の場合には Tomcat 側の問題で Tomcat のサービス起動が行えない場合があります その場合は [JDK6_HOME]/bin のパスをシステム環境変数の PATH に設定後 マシンの再起動が必要となります Tomcat を Windows64 ビット環境で使用する場合 64 ビット版の JDK では Windows サービスとして起動できませんので Tomcat 用の JDK は 32 ビット版を使用してください (3) AS400 版 WebSphere のバージョン WebSphere のバージョンは Ver.5.1 以上を使用してください 8/14

(4) ダウンロード機能 Web サーバのエンコーディングがシフト JIS 以外の環境で ステータス状況情報のダウンロード機能を使用すると ダウンロードファイル名が文字化けを起こします その場合は クライアント端末ブラウザのエンコードをシフト JIS になるように HDC-EDI Base E 2 X, B2B クライアントの web.xml での設定が必要となります 7. クライアント端末 HDC-EDI Base E 2 X, B2B インストール作業を行うため 別途 Windows 端末 ( 以降クライアント端末と呼称します ) をご用意いただく必要があります リモート操作用の端末が既に存在する場合はそちらをお借りすることになりますので 別途クライアント端末をご用意いただく必要はありません HDC-EDI Base E 2 X, B2B インストールサーバが Windows 環境の場合で インストール作業にリモート操作を必要としない場合は クライアント端末をご用意いただく必要はありません クライアント端末には以下が実装されている必要がありますので 各ソフトウェアのバージョンおよび リモート接続のための設定の確認をお願い致します (1) ブラウザのバージョン HDC-EDI Base E 2 X, B2B のインストールが完了後 運用画面操作確認を行うために必要となります 下記のブラウザの指定バージョン以上である必要があります Microsoft Internet Explorer バージョン 6 sp1, sp2 Microsoft Internet Explorer バージョン 7 Microsoft Internet Explorer バージョン 8 * Microsoft Internet Explorer バージョン 8をご利用の場合の注意点セキュリティ強化が原因で ファイル参照ボタンをクリック後 入力または出力するファイルを選択した場合 ファイル名表示フィールドに fakepath と表示される場合があります これは セキュリティゾーンを ローカルインターネット から ローカルイントラネット に変更すれば回避できます 同じくセキュリティ強化が原因で ファイル参照ボタンをクリックした入力でファイル名を直接手入力できなくなります これは 参照機能を使って必ずファイル名を選択して頂くオペレーションとなります (2) FTP Telnet SSH での接続確認クライアント端末から HDC-EDI Base E 2 X, B2B インストールサーバへ FTP 転送および Telnet 接続が可能な端末をご用意ください SSH 接続でも構いません 併せて HDC-EDI Base E 2 X, B2B インストールサーバ側において FTP Telnet SSH のサーバプロセスを起動していただく必要があります 9/14

8. RMIポート番号の注意事項 (1) RMI ポート番号について HDC-EDI Base E 2 X, B2B は稼働時に RMI を使用します HDC-EDI Base E 2 X, B2B インストールサーバで RMI に使用する TCP ポート番号 ( 通常 1099) が使用可能な状態でなければなりません (2) 分散システムについて HDC-EDI Base E 2 X を分散稼働させる場合 複数サーバに分散する機能ブロック間のインターフェースに RMI を使用します 各サーバで RMI に使用する TCP ポート番号が使用可能な状態でなければなりません なお サーバ間で FireWall を経由する場合 当該ポートの使用を許可する必要があります 9. メール EDI (1) POP3 クライアント機能 本機能を使用する場合 qpopper 相当の POP サーバが必要になります (2) SMTP クライアント機能 本機能を使用する場合 sendmail 相当の SMTP サーバが必要になります (3) SMTP サーバ機能 本機能を使用する場合 フロントに sendmail 相当の SMTP サーバが必要になります SMTP サーバからのリレー受信が可能です リレー送信はできません 10. WebAgentアダプタ (1) 稼働環境について WebAgent アダプタ機能を使用する場合 Web ブラウザの操作を自動化するソフトウェア WebAgent が必要となります WebAgent は Windows 上で動作するソフトウェアであり WebAgent アダプタ機能は WebAgent が導入されたマシン上で稼働させる必要があります (2) サービス設定について WebAgent アダプタを使用する場合 HDC-EDI Base E 2 X, B2B は ローカルシステムアカウント として 且つ デスクトップとの対話をサービスに許可 とされた状態でサービス起動されている必要があります 10/14

11. その他注意事項 (1) UST の設定 UST を使用する際は HDC-EDI Base E 2 X, B2B の稼動記録に UST の情報を出力するため および着呼の受け付けを HDC-EDI Base E 2 X, B2B 側で制御するため UST の設定を以下のように設定してください 発呼完了ステータスを 追加あり に設定する 通信異常終了通知を あり に設定する 着呼制御を あり に設定する (2) NonStopServer(SQL/MX) について NonStopServer(SQL/MX) を使用して HDC-EDI BaseE 2 X, B2B を運用される場合は 各種データファイル名の文字列の最大長が 128byte になります 該当するファイル名は 以下となります トランザクションデータ格納パス FTP サブファイル名 FTP 転送ディレクトリ名 HTTP 仮想ディレクトリ名 また Unique index(iueb002 IFEB002) の作成が行えない為 以下定義情報の同一識別情報による重複登録が可能となりますので 登録を行わないようにご注意ください なお 以下の定義情報の検索時間による影響度は運用上ありません ebxml MS(ECALGA) ユーザ情報 ebxml MS( 流通 BMS) ユーザ情報 JX 手順クライアントユーザ情報 JX 手順サーバユーザ情報 EDIINT-AS2 ユーザ情報 ebxml MS 3.0(JEITA) ユーザ情報 ebxml MS(NACCS) ユーザ情報 ebxml MS(ECALGA) ファイル情報 ebxml MS( 流通 BMS) ファイル情報 JX 手順クライアントファイル情報 JX 手順サーバファイル情報 EDIINT-AS2 ファイル情報 ebxml MS 3.0(JEITA) ファイル情報 ebxml MS(NACCS) ファイル情報 (3) ライセンスキーのインストールについて 11/14

HDC-EDI Base E 2 X, B2B の正常運用にはライセンスキーをインストールする必要があります HDC-EDI Base E 2 X, B2B のインストールが完了後 運用画面からお客様ご自身で ライセンスキーをインストールしていただきますので 予めご了承ください ( ライセンスキーのインストール方法は インストレーションガイドに記載されています ) (4) ポート番号の衝突について DBMS WAS またはユーザアプリケーション同士がそれぞれ使用するポート番号が衝突する可能性があります ( ポート 8080 番など ) その場合は デフォルトで使用するポート番号を変更してください ただし DBMS と WAS 同士のポート番号の衝突が発生した場合は WAS 側のデフォルトポート番号を変更してください (5) Windows イベントログ出力機能について Windows の x64 環境では HDC-EDI Base の稼働ログをイベントログに出力する Windows イベントログ出力機能 を使用することができますが IA-64 環境では使用することができません 12/14

付録 1 データベース容量算出方法 (1) 表領域サイズの算出方法下記の トランザクション数 と JOB ステップトランザクション数 の表領域の合計値を表領域サイズとしてください なお ユーザ数やファイル数が 10,000 件を越えるような大規模システム構築の場合には ユーザ用表領域 および ファイル用表領域 の考慮も必要になります 表領域サイズ : トランザクション用表領域 + JOB ステップトランザクション用表領域 + ( ユーザ用表領域の算出方法 大規模システム向け ) + ( ファイル用表領域の算出方法 大規模システム向け ) (2) トランザクション用表領域の算出方法トランザクション数を割り出し 以下の表に割り当てて計算してください トランザクション数 : (1 日の送受信トランザクション件数 保存日数 ) + (1 日の AP トランザクション件数 保存日数 ) トランザクション数 表領域 (MB) 10,000 70 50,000 320 100,000 640 ステータストランザクション件数も考慮されたサイズとなります (3)JOB ステップトランザクション用表領域の算出方法 JOB ステップトランザクション数を割り出し 以下の表に割り当てて計算してください JOB ステップトランザクション数 : 1 日の JOB の AP トランザクション件数 1JOB の最大 JOB ステップ件数 保存日数 JOBステップ 表領域 (MB) トランザクション数 10,000 10 50,000 50 100,000 100 13/14

(4) ユーザ用表領域の算出方法 大規模システム向け ユーザ数が多い大規模システム構築時には 以下の表に割り当てて計算してください ユーザ数 表領域 (MB) 10,000 30 50,000 150 100,000 300 (5) ファイル用表領域の算出方法 大規模システム向け ファイル数が多い大規模システム構築時には 以下の表に割り当てて計算してください ファイル数 表領域 (MB) 10,000 20 50,000 100 100,000 200 ( 注 )Symfoware Server の場合は 算出式が異なりますので 別紙 Symfoware Server データベース容量算出説明書 の記述に従って計算してください 14/14