3 再生資材等の利用 (1) 再生骨材等の利用工事現場から 40km の範囲内に再資源化施設がある場合は 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生骨材を利用する (2) 再生加熱アスファルト混合物の利用工事現場から 40km 及び運搬時間 1.5 時間の範囲内に再生加熱アスファ

Similar documents
福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

Microsoft Word - 特記例

<4D F736F F D2090C290588CA C8E8682C696DA8E9F2E646F63>

<4D F736F F D208C9A90DD959B8E5995A882CC8F88979D8AEE8F802E646F63>

< F2D90CF8E5A91E682568FCD959B8E5995A CC >

Microsoft Word - 02参考資料_89九州(260324).docx

目次 建設副産物適正処理推進要綱...3 第 1 章 総則... 3 第 1 目的... 3 第 2 適用範囲... 3 第 3 用語の定義... 3 第 4 基本方針... 4 第 5 関係者の基本的責務... 4 第 2 章 計画の作成等... 4 第 6 発注者による計画の作成 条件明示等..

2 建設資材利用 コンクリート * コンクリート骨材等に再生材を使用していない新材の場合 生コン ( 新材 ) なので 再生 資材利用量は 0 になる 1 建設資材利用の タブを選択 生コン ( 新材 ) の利用 量を記入する 生コン ( 新材 ) の場合は 再生資材の利用がないので 空白にする 注

H230228CREDAS説明会-5.xdw

システム情報フロー システムの利用対象者と活用によるメリット建設リサイクル法等の提出書類の作成機能 システムの適用範囲工事発注者排出事業者処理業者情報登録発注前発注後施工計画時施工完了時 区分適用範囲 対象建設副産物対象地域 工事発注者排出事業者処理業者利用対象者システム活用によるメリット工事概要画

建設副産物処理基準・再生資材利用基準

1 調査目的 建設副産物対策を総合的に推進することを目的に 諸施策の策定やその評価に必要な排出量や再資源化等の動向に関する実態を把握する 建設副産物とは 建設工事 ( 土木 建築 ) に伴い副次的に得られた物品例 : コンクリート塊 木材 汚泥 建設発生土など 建設副産物 廃棄物 ( 廃棄物処理法

4. 建設リサイクルガイドライン 1. 目的建設リサイクル推進計画 2002 の目標値を達成するためには 事業の初期の段階から 実施の各段階においてリサイクルの検討状況を把握 チェックすることにより リサイクル原則化ルールの徹底など 公共工事発注者の責務の徹底を図ることが必要である このため 本ガイ

<4D F736F F D208E9197BF342D325F302D318D488E9694AD928D8ED28CFC82AF8E9197BF816988C4816A2E646F63>

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について 建

スライド 1

4. 再生資源の利用の促進について 建近技第 385 号 平成 3 年 10 月 25 日 4-1

平成19年  月  日

<4D F736F F D208E9197BF342D325F302D318D488E9694AD928D8ED28CFC82AF8E9197BF816988C4816A2E646F63>

Microsoft Word - ①記者発表(表紙).doc

⑴ 申請書 ( 様式第 1 号 ) ⑵ 位置図 ( 1 / 1 0, ~1/ 5 0, 程度 ) ⑶ 平面図 ( 1 / ~1/ 1,0 0 0 程度で設備の配置等が分かるもの ) ⑷ 地番図, 土地の権利関係書類 ( 自社用地 : 公図及び登記簿の写し, 借地

がれき類の再資源化施設事務取扱要領(H31.4.1)

第9章 建設リサイクル実施状況の把握等

請負者が提出するその他の書類

図 -1 建設副産物と再生資源 廃棄物との関係 廃棄物 ( 廃棄物処理法 ) 原材料として利用が不可能なもの 有害 危険なもの 建設副産物 原材料として利用の可能性があるもの コンクリート塊 アスファルト コンクリート塊 建設発生木材 建設汚泥 建設混合廃棄物 再生資源 ( 資源有効利用促進法 )

<4D F736F F D B3817A8C9A90DD959B8E5995A8934B90B38F88979D D6A2E646F63>

建設副産物情報交換システム(COBRIS)における調査データの確認の要点

<31365F8C9A90DD838A E838B964082CC93CD8F6F2E786C7378>

建設副産物に係る特記仕様書

注 ) 建設副産物 : 建設工事に伴って副次的に得られる物品であり 建設廃棄物 ( コンクリート塊 建設発生木材など ) 及び建設発生土 ( 建設工事の際に搬出される土砂 ) の総称 注 2) 再資源化 縮減率 : 建設廃棄物として排出された量に対する再資源化及び縮減された量と工事間利用された量の合

Microsoft Word - 01通知.doc

PowerPoint プレゼンテーション

< AAF95F18C668DDA A819A C8EAE88EA8EAE817A2E786C73>

COBRISにおける調査データの確認手順と各種機能について

様式 1 イ 再生資源利用計画書 - 建設資材搬入工事用 - - 建設リサイクルガイドライン 建設リサイクル法第 11 条通知別表 対応版 - 1. 工事概要 発注担当者チェック欄 加盟団体名請負会社名 記入年月日 1 / 2 平成年月日 発注機関名 担当者 TEL 所属課氏名 建

<4D F736F F D208E9197BF342D335F302D318D488E968EF3928D8ED25F8AC493C288F5816A8CFC82AF8E9197BF816988C4816A2E646F63>

Microsoft Word - △02原本(処理基準利用基準)改正素案★(最終案) 最終修正(赤ナシ

<4D F736F F D208B9E924F946792AC937996D88D488E9693C18B4C8E64976C8F915F E348C8E3193FA5F82512E646F63>

ア. 建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) の全部又は一部を解体する建設工事 ( 以下 解体工事 という ) 建築物等に用いられた建設資材に係る建設資材廃棄物をその種類ごとに分別しつつ当該工事を計画的に施工する行為イ. 建築物等の新築その他の解体工事以外の建設工事 ( 以下 新築工事

202000歩掛関係(151001) END.xls

建設リサイクル推進計画2008

別表 1 建築物の構造 建築物の状況 周辺状況 建築物に係る解体工事 木造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 コンクリートブロック造 築年数年 棟数棟 周辺にある施設 住宅 商業施設 学校 病院 作業場所 作業場所 十分 不十分 搬出経路 障害物 有 無 前面道路の幅員 約 m 建

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 2 3 建設副産物情報交換システムの機能について 4 4 建設副産物情報交換シ

第7章 緑のリサイクル等

長崎県建設リサイクルガイドライン 平成 16 年 4 月 長崎県

<4D F736F F D FED E9197BF32816A95F18D908F91967B95D22E646F63>

Taro-A:ホームページ版

<88EA8EAE8B4C93FC97E12E786C73>

目次 第 1 章行動計画策定の背景等 背景と目的 対象 位置付け... 2 第 2 章建設発生木材の現状と将来予測 建設発生木材の発生 リサイクルの現状 建設廃棄物再資源化の現状 建設廃棄物の品目別排出量と最

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

< F2D30382D C8E86816A8C9A90DD959B8E5995A8934B90B3>

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について

調査時点工事の終了後とする 調査期間調査地点調査手法5.2 生物の生育 生息基盤 5.2 生物の生育 生息基盤 (1) 東京 2020 大会の大会開催前 1) は 表 に示すとおりである 区分 予測条件の状況 表 ( 東京 2020 大会の開催前 ) 生物 生態系の賦存地の改

(花蒔) _youshiki.xls

様式第55号の3(第102条関係)

keikaku_kinyuurei.doc

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

i-Construction型工事の概要 (素案)

<4D F736F F D BE38F4294C C7689E C4816A2E646F6378>

<8D488E96985F95B62E786C73>

< F2D A982E CA817A975C8E5A8C888E5A>

untitled

中部地区建設副産物留意点(仮称)

                            技管第  号

Q&A 集質問発注機関の名称が変更されました CREDAS に新しい名称が存在しない場合, どのコードを選択すればよいですか 建設資材の利用量の欄において,0.03 など,0.05 未満の数値を入力した場合, 自動的に 0.0 と表示されてしまいます 0.05 未満の数値を入力したい場合どうすればい

参 考 1. 工事請負契約書 2. 建設分野で使われるおもな単位 3.SI 単位換算率表

<4D F736F F D C08F6F90E692B28DB E838A F090E08F C5816A2E646F63>

( 登録の欠格事由 ) 第 4 条 次の各号のいずれかに該当する者は 指定事業者としての登録を受けることができな い (1) 第 11 条に該当し 指定事業者としての登録を取り消され 取消しの日から1 年を経過しない者 (2) その他県土整備局長が公益上特に不適当と認めた者 ( 登録要件 ) 第 5

土木工事共通仕様書新旧対照表 現行条文 ( 平成 29 年版 ) 新条文 ( 平成 30 年版 ) 新条文 改定理由 編章節条項 項以下 編章節条 ( 項目見出し ) 現行条文 編章節条項 項以下 編章節条 ( 項目見出し ) 第 1 編 共通編 第

<4D F736F F D E D834F E F18CB48D652E646F63>

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について...

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

がれき類の再資源化施設

資料4 国土交通省資料

第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条

鳥取県公共工事再生資源活用実施要領

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

(Microsoft Word - \221]\215\252\223\301\213L\216d\227l\217\221_H23\224N4\214\2161\223\372_.doc)

< A8D488E968AD68C578F9197DE88EA C AAF89EF8B638CE32E786C73>


PowerPoint プレゼンテーション

南山城村 区分 工事番号 :30 南建維第 1 号工事名 : 宮ノ前広見線路肩補修工事 項目 必須 総則全般 特記仕様書 内容 本工事の施工にあたっては 土木工事共通仕様書 ( 案 )( 平成 29 年 9 月 ) ( 以下 共通仕様書 という ) 土木構造物標準設計 ( 建設省 ) 及び 土木工事

別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程計画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報

Taro-①【ガイドライン】千葉県建


アスファルト舗装復旧工事単価一覧表 平成 30 年 7 月 1 日適用 単価 工種 名称規格 形状寸法単位数量単価 ( 円 ) 摘要 舗 1 国道舗装工 t=18cm m2 1 ( 国道 ) 非スベリ止 舗 2 県道舗装工 A t=6cm m2 1 ( 県道 A 交通 ) 非スベリ止 舗 3 県道舗

2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

水道修繕跡舗装復旧工事 ( 単価契約 ) 南部地区 ( その 2) 単価表 打換工 A,B,C 打換工 D,E,F 打換工 G,H,I 平成 30 年度舗装切断工 人力取壊し積込工 運搬 処分不陸整正工 ( 路盤工 ) 路盤材 乳剤散布 目地工 人力舗装施工舗装切断工 機械取壊し積込工 運搬 処分不

建設リサイクル推進計画 2015 ( 関東地域版 ) 平成 27 年 7 月 関東地方建設副産物再利用方策等連絡協議会

Taro-通知文

横浜市木くずの再資源化に関する事務取扱要領 横浜市 平成 16 年 1 月 1 日施 行 令和元年 5 月 1 日改訂施行

<4D F736F F D208B9E924F946792AC937996D88D488E9693C18B4C8E64976C8F915F E348C8E3193FA5F92B98B8F C90EC2E646F63>

財営第   号

はじめに 北九州市は 世界の環境首都 をめざし 資源循環型都市づくりに積極的に取り組んでいます 公共工事においてもリサイクルを推進し リサイクル資材について性能 品質 経済性 環境面等を総合的に評価し 認定する 北九州市建設リサイクル資材認定制度 を実施しています 2

< F2D8C9A90DD838A E838B C7689E62E6A7464>

特記仕様書記載例

7-2 建設リサイクル法 ( 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 ) (1) 特定建設資材を用いた建築物等の解体工事 特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事 ( 対象建設工事 ) については工事着手前の届出などが義務づけられています (2) 対象建設工事の施工に際しては 特定建

<4D F736F F D CA926D95B68F A91CE937393B9957B8CA78EE58AC795948BC72E646F6378>


業種地質調査業務 (H29) 改正現行備考 第 1 章地質調査積算基準第 1 章地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 別表第 1 別表第 1 (1) 諸経費率標準値 (1) 諸経費率標準値 対象額 100 万円以下 100 万円を超え 3000 万円以下 3000

Transcription:

鹿児島市建設局における再生資源活用工事実施要領 の運用 鹿児島市建設局における再生資源活用工事実施要領 の運用については 下記により実施 するものとする 1 指定副産物の工事現場からの搬出 (1) コンクリート塊 アスファルト コンクリート塊公共工事に伴い発生したコンクリート塊 アスファルト コンクリート塊を廃棄物として工事現場から搬出する場合は 再資源化施設へ搬出する (2) 建設発生木材 ( 伐採木 除根材を含む ) 公共工事に伴い発生した木材を廃棄物として工事現場から搬出する場合は 原則として再資源化施設へ搬出する ただし 工事現場から 50km の範囲内に再資源化施設が無い場合 または以下のア及びイをともに満たす場合は 再資源化施設への搬出に代えて縮減 ( 焼却 ) する施設への搬出とすることができる ア工事現場から再資源化施設までその運搬に用いる車輌が通行する道路が整備されていない場合 イ縮減をするために行う運搬に要する費用の額が再資源化施設までの運搬に要する費用より低い場合 (3) 建設発生土建設発生土は能な限り当該工事現場内での利用に努めることとするが やむを得ず流用をする場合は 原則として 50km の範囲内の他の公共工事へ搬出する また 鹿児島地区建設副産物対策連絡会議で調整済みの場合は その調整結果を優先すること なお 他の公共工事との受入時期及び土質等の調整が困難である場合は 本市が管理するストックヤードもしくは土砂処分場に搬出すること 状況に応じて民間工事等への搬出を検討する場合は 工事発注課と協議すること 2 建設汚泥の工事現場からの搬出公共工事に伴い発生した建設汚泥を工事現場から搬出する場合は 原則として実施要領 5(2) のいずれかの方法とすること また 再生利用の促進に当たっては 鹿児島県における 建設汚泥の再生利用に関するガイドライン 及びその実施要領について ( 通知 ) ( 平成 18 年 8 月 22 日付け ) によること ただし 工事現場から 50km の範囲内に他の建設工事現場や再資源化施設が無い場合で 他の建設工事との受入時期及び土質等の調整が困難である場合には 縮減 ( 脱水等 ) を行った上で最終処分することができる なお 鹿児島地区建設副産物対策連絡会議等で調整済みの場合は その調整結果を優先することとする

3 再生資材等の利用 (1) 再生骨材等の利用工事現場から 40km の範囲内に再資源化施設がある場合は 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生骨材を利用する (2) 再生加熱アスファルト混合物の利用工事現場から 40km 及び運搬時間 1.5 時間の範囲内に再生加熱アスファルト混合物を製造する再資源化施設がある場合 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生加熱アスファルト混合物を利用する (3) 建設発生土及び建設汚泥処理土の利用工事現場から 50km の範囲内に建設発生土又は建設汚泥 ( 建設汚泥が発生する工事現場において所要の品質を満たす建設汚泥処理土への改良が能な場合 ) を搬出する他の公共工事又は建設汚泥処理土を製造する再資源化施設がある場合 受入時期 土質等を考慮したうえで 原則として 建設発生土若しくは建設汚泥処理土を利用する また 鹿児島地区建設副産物対策連絡会議で調整済みの場合はその調整結果を優先すること 4 設計図書等における条件明示の方法 [ 記載例 ] 第 条 再生資材の利用 請負者は下記の資材の使用に際し 再生資材を利用すること 資 材 名 規 格 備 考 再生加熱アスファルト混合物 As 量 % 密粒再生 使用箇所 再生クラシャーラン RC-40 使用箇所 なお 使用に際し プラント再生舗装技術指針 等を遵守すること 第 条 建設発生土の利用 盛土に使用する土は 道路改良工事からの建設発生土を利用するものとする 第 条 指定副産物の搬出 公共工事の施工により発生する指定副産物 ( 建設発生土を除く ) は 再資源化施 設に搬出すること なお 積算に際しては 下記の条件により算出している 1 再資源化等をする施設の名称及び所在地 廃棄物の種類 施設の名称 所在地 運搬距離 コンクリート 処分場 市 町 L= 5.0km 木くず 処分場 市 町 L=10.0km 上記については積算上の条件明示で 処理施設を指定するものではない なお 請負者の提示する施設と異なる場合においても設計変更の対象としない ただし 現場条件や数量の変更等 請負者の責によらない事項についてはこの 限りではない

2 受入れ時間 処分場 :00 時 00 分 ~00 時 00 分 処分場 :00 時 00 分 ~00 時 00 分 3その他仮置き等必要条件があれば記載する 第 条特定建設資材の分別解体等 再資源化等 ( 建設リサイクル法対象工事の場合 ) 本工事は建設リサイクル法に基づき 特定建設資材の分別解体等及び再資源化等について適正な措置を講ずること なお 本工事における特定建設資材の分別解体等 再資源化等については 以下の積算条件を設定しているが 工事請負契約書 6 解体工事に要する費用等 に定める事項は契約締結時に発注者と請負者の間で確認されるものであるため 発注者が積算上条件明示した以下の事項と別の方法であった場合でも変更の対象としない ただし 工事発注後に明らかになった事情により 予定した条件により難い場合は 監督員と協議するものとする 1 分別解体等の方法 工程毎の作業内容 解体方法 工程 作業内容 分別解体等の方法 ( ) 1 仮設 仮設工事 有 無 手作業 手作業 機械作業の併用 2 土工 土工事 手作業 有 無 手作業 機械作業の併用 3 基礎 基礎工事 有 無 手作業 手作業 機械作業の併用 4 本体構造本体構造の工事 手作業 有 無 手作業 機械作業の併用 5 本体付属品本体付属品の工事 手作業 有 無 手作業 機械作業の併用 6その他その他の工事 手作業 ( ) 無 手作業 機械作業の併用 分別解体等の方法 の欄については 該当がない場合は記載の必要はない 2 再資源化等をする施設の名称及び所在地特定建設資材廃棄物の種類施設の名称所在地運搬距離コンクリート 処分場 市 町 L= 5.0km アスファルト 処分場 市 町 L=10.0km 上記 2については積算上の条件明示で 処理施設を指定するものではない なお 請負者の提示する施設と異なる場合においても設計変更の対象としない ただし 現場条件や数量の変更等 請負者の責によるものでない事項についてはこの限りではない

3 受入れ時間 処分場 :00 時 00 分 ~00 時 00 分 処分場 :00 時 00 分 ~00 時 00 分 4その他仮置き等必要条件があれば記載する

(1/6) 再生資源利用の能性砕石加熱アスファルト混合物 数量の大小にかかわらず再生資源利用計画書の作成 特記 再生砕石 再生加熱アスファルト混合物 40km 以内の再資源化施設 新材を利用する積算を実施 40km 以内及び運搬時間 1.5 時間以内の再資源化施設 再生資源を利用する積算を実施 契約に際して特記仕様書に明示 再資源化施設の在庫量を確認 実 施 指定条件に変更が生じた場合は設計変更

(2/6) 指定副産物の搬出コンクリート塊 数量の大小にかかわらず再生資源利用促進計画書の作成 特記 30cm 程度に小割りして盛土材として利用の検討 移動式破砕機の再資源化施設の経済比較 再資源化施設が経済的 移動式破砕機が経済的 移動式破砕機を活用し 再利用を検討 最も経済的な再資源化施設の受入の確認 特記仕様書に移動式破砕機の使用を明記 特記仕様書に盛土材としての利用を明記 特記仕様書に再資源化施設への搬出を明記 未利用のコンクリート塊を搬出する場合 処分費 運搬費を積算計上 指定条件に変更が生じた場合は設計変更

(3/6) 指定副産物の搬出アスファルト コンクリート塊 特記 数量の大小にかかわらず再生資源利用促進計画書の作成 路上表層再生工法や路上路盤工法の検討 特記仕様書に再生工法を明記 未利用のアスファルト コンクリート塊を搬出する場合 最も経済的な再資源化施設の受入の確認 特記仕様書に再資源化施設への搬出を明記 処分費 運搬費を積算計上 指定条件に変更が生じた場合は設計変更

(4/6) 木くずの発生 剥ぎ取り表土 ( 分離困難な根株を含む ) 構造物の施工に伴う根株 伐根材等 植栽管理工事の剪定枝等 下記の方法で利用能か? H11.11.10 衛産第 81 号 厚生省通知文 盛土材 法面材として利用 1 敷外盛土 2 高盛土 3 法面基盤材 自然還元利用 自然還元する ( 森林所有者の書面による同意が必要 ) 製材として利用 ( 公共関連 ) 1 製材用材 2 ほだ木 3 薪炭用材 4 パルプ用材 建設資材として現場内利 用が能か? 1 土留材 5 肥料 2 柵工 6マルチンク 材 3 筋工 7 法面浸食 4 暗渠工 防止材 産業廃棄物 一般廃棄物 再資源化施設の 50km 以内の有無 有 移動式破砕機との経済比較 再資源化施設への搬出 無 移動式破砕機の使用 移動式破砕機が経済的 堆肥化 民間等の活用 チップ化等による堆肥化 民間利用の検討 ( 公園等 ) チップ材の資材としての利用 資材としての利用 ( 他の工事又は民間 ) 市町村の焼却施設の受入確認 市町村の焼却施設への搬出 民間焼却施設の有無 有 民間の焼却施設への搬出 無 管理型最終処分場への搬出 立木補償には該当しない 1 パルプ用材として販売できるものは パルプ工場への持ち込みを検討すること 2 移動式破砕機械の活用に伴い 嵩の縮小を図ることにより 運搬費 処分費の縮減が図れる 場合があるので 検討すること

(5/6) 土砂の搬入 数量の大小にかかわらず再生資源利用計画書の作成 特記 鹿児島地区建設副産物対策連絡会議での調整 (1,000 m3以上の場合 ) 50km 以内に建設発生土を搬出する他の工事の有無 状況に応じて 民間工事の検討 調整結果を尊重 しない 受入時期土質等が整合するか する 運搬をどちらが行うか調整が必要 購入土で積算 建設発生土を搬出する積算の実施 特記仕様書に条件明示 特記仕様書に条件明示 運搬費の計上 運搬費の計上 建設発生土を搬出する 他の工事の有無 変更指示 指定条件に変更が生じた場合は 適正に設計変更

(6/6) 土砂の搬出 数量の大小にかかわらず再生資源利用計画書の作成 特記 鹿児島地区建設副産物対策連絡会議での調整 (1,000 m3以上の場合 ) 50km 以内に建設発生土を利用する他の工事の有無 状況に応じて 民間工事の検討 調整結果を尊重 しない 受入時期土質等が整合するか する 運搬をどちらが行うか調整が必要 土砂最終処分場へ搬出 する積算の実施 建設発生土を搬出する積算の実施 特記仕様書に条件明示 特記仕様書に条件明示 運搬費の計上 運搬費の計上 建設発生土を利用する 他の工事の有無 変更指示 指定条件に変更が生じた場合は 適正に設計変更