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製品事故の情報収集 調査 分析 公表 消費生活用製品安全法等に基づき 消費者が使用する工業製品に関する事故の情報を収集し 原因を究明 その結果を公表 情報提供し 事故の再発 未然防止に貢献 製造事業者 輸入事業者 消防 警察 消費生活センター等 重大製品事故 非重大製品事故 重大製品事故 / 非重大

Microsoft Word - 【NITE】電源コード及び配線器具による事故の防止(注意喚起)

電気用品の製品事故について 電気用品安全法セミナー資料 ( 平成 30 年 11 月 26 日 : 広島合同庁舎 ) ( 独 ) 製品評価技術基盤機構中国支所 1

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品を焼損するが発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが ドアの開閉

経済産業省における製品安全政策の体系 1. 製品安全 4 法による規制 事前規制製品の技術基準 製品への表示 (PS マーク ) 経年劣化対策 ( 長期使用製品安全点検制度 ) 事故情報の収集 ( 重大事故情報報告 公表制度 ) 2. 事業者の自律的な安全活動の促進 リコールハンドブックの策定 リス

消費者庁同時発表 平成 30 年 3 月 28 日 パナソニック株式会社が製造したノートパソコンのリコールが行われます ( 対策ソフトウェアの配信 ) パナソニック株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したノートパソコンについて 当該製品から出火し 当該製品及び周辺を焼損する

1. 製品安全行政の概要 1.1 製品安全 4 法の概要 1.2 重大製品事故報告 公表および原因究明 2. 製品事故防止に向けた取組の促進 2.1 政府による広報活動 2.2 ESG 投資を活用した企業への投資促進 3. 製品安全政策の最近の動向 3.1 社会動向に合わせた規制の見直し 3.2 イ

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 25 年 3 月 22 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 2 件 ( うち開放式ガス瞬間湯沸器 (LP ガス用 )1 件 石

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品から出火するが発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが

平成 30 年 7 月 6 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプターに関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は

表 1 経年劣化に起因する家電製品の事故発生件数 ( 平成 19 年 5 月 ~ 平成 27 年 3 月 ) 件数 割合 経過年数別の事故発生状況 ( 件 ) (%) ~9 10~14 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~ 扇風機

スライド 1

平成 30 年 4 月 3 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり空気圧縮機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1.

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 29 年 2 月 14 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり扇風機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガ

6. 特記事項三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ) が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ( 法人番号 : )) が製造したエアコンを

( 経済産業省と同時公表 ) 平成 29 年 1 月 24 日 消費生活用製品の新規リコール情報 ( 扇風機 ) の公表 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコー

消費者庁同時発表 平成 29 年 1 月 24 日 パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコールが行われます ( 製品交換 設置 ) パナソニックエコシステムズ株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入し パナソニック株式会社 ( 法

6. 特記事項 (1) シャープ株式会社が製造した電気冷蔵庫について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について異臭に気付き確認すると シャープ株式会社が製造した電気冷蔵庫から発煙し 当該製品の内部部品を焼損する火災が発生していました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが 当該製品の

令和元年 7 月 26 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプター ( ノートパソコン として公表 ) に関する事故 ( リコール

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機を使用中 当該製品を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 原因を調査中です 2 当該製品のリコール ( 無償製品交

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 25 年 10 月 22 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 4 件 ( うちガスコンビネーションレンジ ( 都市ガス用 )1

6. 特記事項 (1) 小泉成器株式会社が輸入した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について小泉成器株式会社が輸入した電子レンジを使用中 異音がしたため確認すると 当該製品及び周辺を焼損するが発生していました 当該製品の原因は 現在 調査中です 2 当該製品のリコ

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中です 2 当該

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 28 年 8 月 9 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガス機器 石油機器に関す

平成 30 年 9 月 21 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありエアコン ( 室外機 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以

6. 特記事項 (1) 東芝キヤリア株式会社が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について東芝キヤリア株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したエアコンを使用中 当該製品を焼損し 周辺を汚損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 27 年 8 月 11 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガス機器 石油機器に関

平成 31 年 3 月 26 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ストーブ ( 開放式 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 24 年 3 月 13 日消費者庁 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 6 件 ( うち石油ふろがま 1 件 油だき温水ボイラ 1

6. 特記事項株式会社日立製作所 ( 現日立アプライアンス株式会社 ) が製造した長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社日立製作所 ( 現日立アプライアンス株式会社 ) が製造した扇風機を焼損し 周辺を破損する火災が発生しました 当該事

6. 特記事項 (1) アイリスオーヤマ株式会社が輸入した除湿機について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について火災警報器が鳴動したため確認すると アイリスオーヤマ株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入した除湿機及び周辺を焼損する火災が発生していました

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消費者安全専門調査会報告書 ~事故情報の活用等の在り方について~2~13ページ

令和元年 7 月 30 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプター ( ノートパソコン として公表 ) 空気清浄機 エアコンに関す

スライド 1

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機及び周辺を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが 当該製品の除湿エレメント ( 空気中の水分を吸着させ

令和元年 5 月 14 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありバッテリー ( リチウムイオン 電動リール用 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について

1. 事故の発生状況 (1) 年度別事故発生件数図 1 に 年度別事故発生件数 を示します 中古品の事故は 平成 25 年度から 29 年度の 5 年間で計 182 件の発生が確認されました 火災事故が毎年発生しており 事故発生件数における火災事故の割合は 70~80% 台を推移しています 70 6

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が製造したエアコン ( 室外機 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が製造したエアコン ( 室外機 ) 及び周辺を焼損する火災が発生しました 調査の結果 当該事故の原因は 当該製品のプリント基板から出

誤使用を防止するために

本公表内容については 速報段階のものであり 今後の追加情報 事故調査の進展等により 変更又は削除される可能性があります 6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品から出火する火災が発生し 当該製品を焼損 周辺を汚損しました 当該事故の原

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序章 1. 目的本ガイドの目的は 流通事業者の製品安全に関する自主的な取組を促進し より安全 安心な社会を構築することです 流通事業者は 製品安全関連法令等の遵守に加え 本ガイドを参考に 製品安全に関する自主的な取組を推進することが期待されています 本ガイドにおいて 法令に定めがない部分について遵守

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2. 対象製品 : 製品概要 対象製品の確認方法等 (1) 製品名 : エアコン 空気清浄機 (2) 対象機種と確認方法等対象機種 : エアコン ( 全 138 機種 対象台数 :261,199 台 対象機種名は別添参照 ) 空気清浄機 ( 全 42 機種 対象台数 576,144 台 対象機種名は

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 28 年 4 月 8 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ストーブ ( 開放式 ) テレビ ( ブラウン管型 ) に関する事故 ( リコール対象製品

6. 特記事項 (1) 小泉成器株式会社が輸入した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について小泉成器株式会社が輸入した電子レンジを使用中 当該製品から出火するが発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は ドアの開閉を検知するスイッチが接触不良となり スパーク

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 26 年 1 月 28 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 2 件 ( うち石油ストーブ ( 開放式 )1 件 石油給湯機付ふ

Microsoft Word _長期使用製品の注意喚起_rev24[機1完1可1]

6. 特記事項 (1) 株式会社世田谷製作所が製造したガスふろがま用バーナー (LP ガス用 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社世田谷製作所が製造したガスふろがま用バーナー (LP ガス用 ) から出火する火災が発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の

1.NITE の組織 人員 予算 組織 人員 理事長 理事監査室 監事 常勤職員 407 名 ( うち技術職員 335 名 ) 非常勤職員 139 名 ( うち関連専門分野の第一線で活躍した技術者 48 名 ) [25 年 4 月 1 日現在 ] : 安井至 ( 国際連合大学元副学長 東大名誉教授

6. 特記事項 (1) 除雪機についての注意喚起 ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について使用者 (80 歳代 ) が除雪機 ( 歩行型 ) を使用中 当該製品の下敷きになった状態で発見され 死亡が確認されました 当該事故の原因は 事故発生時の状況を含め 現在 調査中です 消費生

温水便座_表紙面

6. 特記事項 (1) 三洋電機株式会社が製造した石油温風暖房機 ( 開放式 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について三洋電機株式会社が製造した石油温風暖房機 ( 開放式 ) を使用中 当該製品の温風の吹き出し口から出火するが発生し 建物を全焼しました 当該製品の使用

Microsoft Word _長期使用製品の注意喚起

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News Release 平成 30 年 4 月 5 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 30 年 3 月 26 日から平成 30 年 4 月 1 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 67 件 うち重大事故等とし

圧力がかかった状態で ふたが開かないことの要求を明確化 本体とふたと のはめあわせが不完全な場合 加熱しても内圧が一定圧力 ゲージ圧 以 上とならないこと 減圧装置を操作し 内圧が一定圧力 ゲージ圧 未満 にならなければ ふたを開けられないこと. 乗車用ヘルメットについて 球面 規定等の国際整合化

News Release 平成 27 年 4 月 2 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 27 年 3 月 23 日から平成 27 年 3 月 29 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 63 件 うち重大事故等と

. ライターによる事故について () 年度別の事故発生件数について NITE 製品安全センターに通知された製品事故情報のうち 平成 年度から 0 年度に発生したライターによる事故は図 に示すとおり 件 ( ) 発生しています また 平成 年 月から平成 年 月までに 件発生しており 直近の カ月 (

6. 特記事項 (1) 小泉成器株式会社が輸入した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について小泉成器株式会社が輸入した電子レンジを使用後 異臭に気付き確認すると 当該製品から出火する火災が発生しており 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが

2 / 5. 加湿器 空気清浄機及び除湿機の事故について 年度別事故発生件数及び被害状況について加湿器 空気清浄機及び除湿機の事故は平成 20 年度から 24 年度までの 5 年間に 84 件ありました 年度別事故発生件数及び被害状況 を図 に示します 増減はありますが 毎年約 40 件前後の事故が

6. 特記事項ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入した空気清浄機を使用中 当該製品及び周辺を焼損するが発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中です

Microsoft PowerPoint - 【資料4-3】経済産業省② .ppt

6. 特記事項 (1) 三洋電機株式会社が製造した長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 使用中止 ) ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について工場の更衣室で 三洋電機株式会社 ( 法人番号 : ) が製造した扇風機を使用中 当該製品及び周辺を焼損する火災

(Microsoft PowerPoint - \203Z\203b\203g.ppt [\214\335\212\267\203\202\201[\203h])


6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 株式会社グリーンウッドが販売した石油ストーブ ( 開放式 ) について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について株式会社千石 ( 法人番号 : ) が輸入し 株式会社グリーンウッドが販売した石油ストーブ ( 開

Microsoft Word - 4-2”©„Èfi_„�Ł\.doc

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 29 年 1 月 24 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり扇風機 石油温風暖房機 ( 開放式 ) リチウム電池内蔵充電器 電気ストーブ ( カーボンヒ

6. 特記事項 (1) 介護ベッド用手すりについて ( 管理番号 A ) 消費者への注意喚起 当該製品をベッドサイドに2 本設置して使用していたところ 使用者 (80 歳代 ) の首が 2 本設置したすき間にのった状態で発見され 死亡が確認されました 当該すき間を埋める簡易部品が適正

3. 特記事項別紙 関係行政機関及び地方公共団体等からの通知 欄に記載されたリコール情報については 詳細を 消費者庁リコール情報サイト で確認することができます 以下のウェブサイトアドレスから アクセスして御利用ください 消費者庁リコール情報サイト ウェブサイトアドレス PC

9 品目の製造 輸入事業者 ( 特定製造事業者等 ) 販売事業者等 ( 特定保守製品取引事業者 ) 関連事業者 消費者等 ( 所有者 ) それぞれが適切に役割を果たして経年劣化による製品事故を防止するための制度です 1 10 点検を実施するほどではないものの 長期に亘り使用されるため 消費者等に長期

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News Release 平成 30 年 8 月 30 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 30 年 8 月 20 日から平成 30 年 8 月 26 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 56 件 うち重大事故等

News Release 平成 27 年 2 月 5 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 27 年 1 月 26 日から平成 27 年 2 月 1 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 88 件 うち重大事故等とし

問 19. 自由化後に新規参入のガス小売事業者と契約した場合 その後に引っ越しをすると どうなるのですか 海外への転勤などで契約廃止の手続をするにはどうすれば良いですか 問 20. 持ち家 ( 戸建住宅 マンション又は集合住宅 ) に住んでいるのですが 新規参入のガス小売事業者からガスを買うことはで

目 次 1. トップランナー制度について 1トップランナー制度の概要について 3 2トップランナー基準に関する基本的な考え方について 5 3トップランナー基準に関する主な規定について 8 4トップランナー基準策定及び運用の流れについて 9 2. ラベリング制度について 1ラベリング制度の概要について

第 6 章まとめ及び提言第 1 節まとめ *1 東京消防庁管内の火災件数は減少傾向にあるなか 電気火災 ( 建物内 ( 屋上 ベランダを含む ) において発生した 電気を使用するものからの出火事象をいう 以下同じ ) が占める割合は 昭和 61 年の 8.6% から平成 27 年では 20.4% に

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入した空気清浄機を使用中 火災警報器が鳴動したため確認すると 当該製品及び周辺を焼損する火災が

電気工事用オートブレーカ・漏電遮断器 D,DGシリーズ

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 23 年 4 月 1 日消費者庁 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 3 件 ( うち石油ストーブ ( 密閉式 )1 件 石油スト

令和元年 6 月 7 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ふろがま 電気式床暖房 電気洗濯乾燥機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細

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防水加工の電気カーペットが“水ぬれ”で発火


第2回 安全設計のポイント-国際規格と日本規格

6. 特記事項ハイアールジャパンセールス株式会社が輸入した電気洗濯機について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてハイアールジャパンセールス株式会社が輸入した電気洗濯機の内部部品を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中です 2 当該製品のリコール ( 無償点

既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について

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6. 特記事項 (1) 介護ベッド用手すりについて ( 管理番号 A ) 消費者への注意喚起病院で当該製品をベッド両側に2 本ずつ設置して使用していたところ 使用者が 当該製品 2 本のすき間に首が入っている状態で発見され 死亡が確認されました 当該事故の原因は 現在 調査中です 介

6. 特記事項 (1) 除雪機についての注意喚起 ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について使用者 (80 歳代 ) が除雪機 ( 歩行型 ) を使用中 当該製品の回転部 ( オーガ ) に巻き込まれた状態で発見され 死亡が確認されました 当該事故の原因は 事故発生時の状況を含め

6. 特記事項 (1) 除雪機についての注意喚起 ( 管理番号 A ) 1 事故事象について使用者 (70 歳代 ) が除雪機 ( 歩行型 ) を使用中 当該製品と小屋の柵に挟まれ 病院に搬送後 死亡が確認されました 当該事故の原因は 当該製品の使用状況を含め 現在 調査中です 消費

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三菱ふそう車をお買い上げいただきありがとうございます 本書は,Truckonnect,Remote Truck 及びデジタルタコグラフを安全に正しく使用していただくため, 正しい取扱い及び万一のときの処置について説明してあります 取扱い及び万一のときの処置を誤りますと思わぬ故障や事故の原因となります

6. 特記事項 (1) 株式会社オーラルケアが製造した手指保護具 ( 口腔用 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について ( 平成 24 年 4 月 24 日に公表した事象の調査結果を踏まえ再掲載 ) 施設内で当該製品を使用中 当該製品の一部が破断して患者の口腔から体内

Transcription:

~ 製品を安全に使い 事故から身を守ろう!~

製品を安全に使用するには 安全に作られた製品でも 正しくない使い方をすれば事故が起きるかもしれません 正しい使い方をしても 製品が安全でなければ事故が起きるかもしれません また 売る人が使う人に正しい使い方を説明しないと事故が起きるかもしれません 製品を安全に使用するためには製品を 作る人 売る人 使う人 のそれぞれの役割があり 役割を果たすことで事故を起こさず安全に製品を使うことができます 製品の事故を防ぎ 安全に使用するためには 消費者 製造事業者 販売事業者それぞれが役割を果たすことが重要です 使い方の注意を守って正しく使う 購入する 使用する 掃除 点検する 製品による事故があれば報告する リコール製品を見つけたら協力する 使う人 安全な製品であることを伝える 正しい使い方を伝える 作る人 製品安全 売る人 安全な製品を作る 設計する 製造する 説明する 安全な製品であることを伝える 正しい使い方を伝える 安全な製品を使う人に届ける 仕入れる 説明する 販売する 1

消費者の役割 安全な製品を選び 取り扱い説明書を読んで正しい使い方で使用しましょう 定期的に掃除や点検を行い 必要があれば製造事業者や販売事業者に相談しましょう 購入する 自分や家族にあっている製品であるかを カタログを見たり 販売事業者に聞いて確認しましょう 安全な製品には 安全を表す PS マークがついています PS マークの表示を確認しましょう 使用する 使い始める前に 取り扱い説明書を読んで 正しい使い方と 注意することを確認しましょう 正しい使い方で使用しましょう 掃除 点検する 定期的に掃除をすることで製品事故の防止につながります 製品には寿命があります 異変を感じたら 製造事業者や販売事業者に相談して点検をしてもらいましょう リコールに協力する 家庭にある製品がリコールされた場合には 製造事業者に連絡するなど リコールに協力しましょう 2

PSマークがない製品の製造 輸入事業者向け 製品安全 4 法による規制 製品安全 4 法では 危害発生のおそれがある製品を指定し 製造 輸入事業者に対して国が定めた技術基準の遵守を義務付けています 製造 輸入事業者は 技術基準適合義務 ( 自主検査 ) を履行し 技術基準を満たした製品に PS マークを表示 ( PS マーク ) します 危害発生のおそれが高い特別特定製品等 ( PS マーク ) については 自主検査に加え 国に登録した検査機関の適合性検査を受検するようにしています PS マークの販売事業者は PS マークのついていない製品を販売してはいけません 消費生活用製品安全法 (10 品目 ) ライター レーザーポインタ 乳幼児ベッド 石油ストーブ等 (457 品目 ) LEDランプ 延長コード エアコン 冷蔵庫 電子レンジ等ガス事業法 (8 品目 ) ガス瞬間湯沸器 ガスストーブ ガスこんろ ガスふろがま等液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 (16 品目 ) カートリッジガスこんろ ガス栓 調整器 対震自動ガス遮断器 ガス漏れ警報器等合義務電気用品安全法 事業者に対する規制国を規定事業開始の届出技術基準適PSマークを表示義務を履行した製品に販売 陳列を禁止が指定品目 技術基準を受検おいて適合性検査登録検査機構に3

PS マーク対象製品 安全な製品には 安全を表す PS マークがついています 身の回りにたくさんある PS マーク対象製品が 皆さんの生活の安全を支えています 製品による事故が起きないようにするには どうしたらいいの? 誤使用や不注意をなくし PS マーク などの安全を示すマークを確認しましょう 製品による事故を防ぐためには 消費者が PS マーク などの安全を示すマークが表示された製品を選び 誤った使い方や不注意をなくすことが大切です また 日々の手入れや点検も必要です 4

注意喚起 命令 指導指示 製造 輸入事業者向け 事故情報の収集 公表 リコールの実施 ~ 重大製品事故報告 公表制度 ~ 製造 輸入事業者が 重大製品事故の発生を知ったときは 10 日以内に消費者庁に報告することを義務付けています ( 消安法第 35 条 ) 販売事業者等が知ったときは 製造 輸入事業者に通知する責務があります ( 消安法第 34 条第 2 項 ) 消費者庁は 当該事故情報を迅速に公表します 経済産業省は NITE ( 製品評価技術基盤機構 ) に対して 原因究明調査を指示します ( 消安法第 36 条 ) 調査結果は改めて公表し 注意喚起や命令 指導を行うことによって 再発防止を図ります 重大製品事故の発生 死亡 重傷 ( 治療期間 30 日以上 ) 火災 ( 消防が確認したもの ) CO 中毒 後遺障害を伴う製品事故 販売事業者 通知の責務 製造 輸入事業者 報告義務 NITE ( 製品評価技術基盤機構 ) 原因究明調査 消費者庁が一元的に報告を受付 消費者庁 事故情報の公表 経済産業省 原因究明 平成 21 年 9 月より 重大製品事故情報の収集 公表を消費者庁が担当 事故原因究明等を経済産業省が担当 報告 調査結果の公表~ 非重大製品事故情報の NITE への通知 ~ 非重大製品事故とは ヒヤリハットやケガ 火傷などの軽微な事故等のことです 事業者等が ヒヤリハットやケガ 火傷などの軽微な事故等の情報を知ったときは NITE( 製品評価技術基盤機構 ) への通知を求めています NITE は 事故原因の究明調査を実施し 調査結果を定期的に公表しています ~ リコール対応 ~ 重大製品事故情報等に基づき リコール対応が必要なときは 事業者と協議して事業者の自主回収を求めています 事業者が自主リコールを実施する場合は リコール開始報告書の提出を求めており 報告されたリコール情報は当省 HP に公表しています 5

重大製品事故事例 事例 1 過電流による事故事例 : 配線器具 ( テーブルタップ ) からの発火 冷蔵庫 テレビ 炊飯器などを接続して同時に使用し配線機器の許容電流をこえる電気製品を 延長コードにいわゆる たこ足配線 にしていたため コードが発熱し 火災になった 出典 : 製品評価技術基盤機構 (NITE)HP 事故を防ぐためには? 注意 許容電流をこえる たこ足配線 にならないようにする コードリールを巻いたまま使用しない 消費電力の高い電気製品 ( クーラー 電子レンジ 冷蔵庫など ) は 直接コンセントから電気をとるようにする 配線器具 ( テーブルタップ ) には 水がかからないようにする 事例 2 製品の経年劣化事例 : 長年使用した扇風機からの発火 30 年近く使っていた扇風機が スイッチを入れるとモーターがうなるような音がしたり 羽根の回転が遅くなったりはしていたが 動いていたのでそのまま使用していた しかし 突然 モーターが異常に熱くなり 発火した 事故を防ぐためには? 長期間使用されている家庭の電気製品の使用期間を確認し 異常が発生していないかチェックする 異常を感じた時は 使用を中止し メーカや販売店に連絡する 注意 ~ 新たな取り組み ~ モバイルバッテリーの規制対象化 平成 31 年 2 月 1 日より義務となります マークの表示が モバイルバッテリーの事故件数は近年増加傾向にあり早急な対応が必要です ( 件 ) 60 50 40 30 20 10 0 モバイルバッテリーの事故件数推移 ( 年単位 ) 53 45 26 17 9 H25 H26 H27 H28 H29 出典 :NITE( 独立行政法人製品評価技術基盤機構 ) 6

消費者への普及啓発 注意喚起 経済産業省は 消費者の皆様へ製品安全に関する取組や情報 製品に関する注意喚起を行うことを目的に ウェブサイトにおいて リコールや製品事故等の情報を提供しています 経済産業省 製品安全ガイド 製品安全に関わる政策動向 報道発表資料 リコールや製品事故の情報などを掲載しています http://www.meti.go.jp/product_safety/ 経済産業省 こち事故 ( ツイッターアカウント ) リコールや製品事故の最新情報やお役立ち情報を発信しています https://twitter.com/kochijiko 製品評価技術基盤機構 (NITE) 製品安全 事故情報 最新の社告 リコール情報 製品事故防止についての注意喚起ポスター 映像等の情報を掲載 製品事故の検索機能も充実しています http://www.jiko.nite.go.jp/ 消費者庁 リコール情報サイト 食品 車 薬 化粧品などを含む消費者向け製品全般のリコール情報 ( リコール内容や回収 無償修理等の情報 ) を掲載しています http://www.recall.go.jp/ 消費者ホットライン 188( いやや!) 事故の情報や危険を感じた情報などは消費生活相談窓口や事業者に情報提供をお願いいたします ~ 製品安全対策優良企業表彰 (PS アワード )~ 経済産業省では 製造事業者 輸入事業者 小売販売事業者 各種団体を対象に 製品安全に関する取り組みを評価し 表彰を行っています 左記の 製品安全対策優良企業 のロゴマークは 優れた製品安全対策を行い表彰を受けた企業に贈られるマークです 製品を購入する際はロゴマークを掲げている企業の製品も是非参考にしてください 経済産業省製品安全対策優良企業表彰 Webページ :http://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/ 7