改訂第 2 版携帯電話 PC 用調査作成システム Ver. 2 利用マニュアル 多くの先生のご協力のおかげで, 昨年の Ver. 1 の問題点が明らかとなり, 今年はほぼすべてを改良しました Ver. 2 での改良点は以下の通りです 1. 携帯電話用と PC 用が同時に作成されるようにしました 2. 携帯電話の調査の URL を, 文字だけでなく QR コードでも表示できるようにしました 3. 回答法として,2 件法から7 件法, 及び, 自由記述が選択できるようにしました 4. 質問項目をセクション ( 節 ) に分け, 各々に, 1) ~についてお聞きします 等の教示を設定でき, 2) 何件法かを選び,3) 選択肢 ( 1. 全くそう思わない ~ 5. 非常にそう思う, 1. 暗い ~ 3. 明るい 等 ) を変えることができるようにしました 5. 項目の呈示順序をセクション内でランダム化できるようにしました 6. 終了画面の教示も設定できるようにしました 7. データの保存日時も記録するようにしました 心理学科 水野りか 利用準備心理学科松尾教育技術員にメールで (tmatsuo@isc.chubu.ac.jp),web 調査作成システムへの登録を申請する メールには学部 学科 お名前 メールアドレス 内線番号を付記すること 登録が完了次第,ID パスワードと, 下のログイン ページの URL を記した登録完了メールが送付される 利用手順ログイン携帯調査作成システムの URL(http://psy.isc.chubu. ac.jp/~rune/cgi-bin/survey_system/) にアクセスすると, 上述のユーザ名とパスワード入力を求められるので, 登録申請後受理した ID とパスワードを入力する 図 2 調査画面の例 - セクション 1(1 ページ目 ) と最終画面 - 図 1 ログイン画面 新規作成作成された調査の1 画面目の例が図 2である これを例にとり, その作成手順を順を追って解説する 図 3 初期画面 - 1 -
ログインすると, 初めて利用する際は図 3のような初期画面が呈示される この 新規作成 ボタンをクリックすると, 図 4のような調査作成画面が呈示される 1. 見出し図 3の最上部に表示されているような調査タイトルを入力する 2. 取得する被験者情報氏名や学籍番号など, 取得したい被験者情報の入力を促す文を書く また, 図 3のように性別を取得したければ, 性別データを取得する にチェックを入れる 3. 調査内容 やり方の説明調査の説明や教示等を入力し, やり方を簡単に指示する 4. 終了画面の記載事項回答を送信後の終了画面の上部には, 自動的に図 2の一番下に示す, ~( 調査タイトル ) 回答終了 と書かれた画面が呈示される その下にさらに ありがとうございました 下の 次へ をクリックしてください 等の教示を書きたければここに記す また, 次へ で表示させたい Web ページがあれば, その URL をその下に書く 5. セクションの作成 5.1) セクションの見出し ( 以下図 5-1) 調査全体をいくつかのセッションに区切りたい場合は,5.1 の見出しに, そのセクションの見出しを記入する セクションに区切る必要がない場合は記入しなくてよい 5.2) 本セクションの回答法 2 件法から7 件法まで選択することができる ただし, 自由記述は後で自由に設けることができる 何件法かを選択したら, その選択肢を図 5 1のように記入する 5.3) 本セクションの質問項目 ( 以下図 5-2) まず, このセクションの ( セクションがない場合は調査全体の ) 質問項目数を記入すると, 下にその数だけ質問文を記入する欄が表示される 質問項目数は後からも変更可能だが, 記入した後で項目数を減らすと減った分の記入内容は失われるので注意すること 下の記入欄に質問文を入力し, 各々,5.2 で指定した件法で回答させるか自由記述とするかを選択する ( 自由記述の選択例は図 5-3, 実行例は図 7, 図 8 参照 ) 入力し忘れた場合や項目を間に追加したい場合は, 上へ 下へ のボタンをクリックすることで, 順序を変更することができる 5.4) 呈示順序このセクション内の項目の実際の調査画面での呈示順序をランダムにしたい場合は, ランダムに呈示する にチェックを入れる その場合も, データはもとの質問項目順に保存される 5.5) 新たなセクションの作成 / 保存以上が終了したら, 前に新規セクションを作成 図 4 調査作成画面 - 基本設定 :1~4- 図 5-1 調査作成画面 -セクションの作成:5- ( セクション1) - 2 -
次に新規セクションを作成 をクリックして新たなセクションの作成を開始するか, 下の 保存 をクリックして入力を終了する これら3 種のボタンのいずれかをクリックしなければ, データが失われるので注意されたい 新規セクションの作成を開始すると, 図 5-3が呈示されるので,5.1 から 5.5 を繰り返し 新規セクションを作成していく すべての記入が終わったら,5.5 の 保存 ボタンをクリックすると, 図 6に示すような初期画面が呈示される 5.6) 本セクションの削除これは必ず必要な項ではなく, 複数のセクションを作成した後, セクションごと削除してしまいたい場合にだけ用いる 削除のための 削除 ボタンは複数のセクションを作成していない時点では表示されないが ( 図 5 2), 作成した後は表示される ( 図 5-3) 既存の調査の編集 削除既存の調査の編集 削除を行う場合は, 図 6のように対象となる調査のタイトルの前のラジオボタン 図 5-2 調査作成画面 -セクションの作成:5- ( セクション1の続き ) 図 5-3 調査作成画面 -セクションの作成:5- ( セクション2) - 3 -
1 ページ目 図 6 作成後の初期画面 にチェックを入れた上で, その下で編集か削除かを選択し, 実行ボタンを押せば再び図 4の画面が表示される 実行画面の確認実行画面を確認したければ, 該当する調査名の横の,PC 用, 携帯用のホットリンクをクリックすれば, PC 用画面と携帯用画面を確認することができる 図 5-1~ 図 5-3で作成したPC 用調査の実行画面を図 7に ( 最終画面は図 2 参照 ), 携帯電話用調査の実行画面を図 8に示す PC 用の実行画面はセクション毎にページが変わるが, 携帯用の実行画面は1ページの表示容量の関係から, セクションに加え,10 項目毎にページが変わる 両者の違いはこれだけなので,PC 用を携帯電話で実行させることは容量制限で表示不能となりうるのでほぼ不可能だが, 携帯電話用を PC でやらせることには全く問題はない 2 ページ目 調査の URL 図 6を見るとわかるように,PC 用の URL と携帯用の URL 及び携帯用の QR コードが表示される PC で実行させたければ PC 用 URL をご自身の Web ページに貼り付ける / メールに貼り付けて送信する / 黒板に書く等の方法で学生に知らせ, ブラウザで開かせればよい 携帯電話で実行させたければ,QR コードを保存してご自身の Web ページに貼り付ける / メールに URL を貼り付けて送信する / 黒板に URL を書く等の方法でアクセスさせればよい 尚, 繰り返すが, 携帯用を PC で利用させても問題はない 図 7 PC 用実行画面 - 4 -
1 ページ目 ( セクション 1) 2 ページ目 ( セクション 2) 3 ページ目 ( セクション 2 続き ) 最終画面 図 8 携帯電話用実行画面 - 5 -
ただし, 携帯電話でアクセスさせる場合,PC がない場所では QR コードや URL を Web ページに表示させることはできないし,PC があるなら PC で実施させればよいことになってしまう また, 被調査者の携帯電話で QR コードが使用できるか否か, 使用できても被調査者がその操作を知っているかどうかは定かではない 加えて, 被調査者のメール アドレスなどは不明な場合が場合がほとんどなので, あらかじめメールで URL を送ることは難しい そして, URL や QR コードをプリントにする必要があったのでは, 携帯電話調査のメリットが削がれてしまう そこで, 携帯電話で回答させる場合に, 調査用のアドレスに番号を書いたメールを送れば, その番号の調査の URL が自動的に本人に返信されるシステムを開発した 1.URL 自動返信システムの設定方法 http://psy.chubu.ac.jp:10080/urlsender/ にアクセスする と,ID とパスワードを求められるので, 登録申請後送られるメールに記されている作成システムとは別の自動返信システムの ID とパスワードを入力する すると, 図 9のような画面が呈示されるので, 空いている行の ID のところに上の行の次の番号を記入し, その右の URL のところに, 図 6で示された携帯電話用の URL をコピー ペーストする 2.URL 自動返信システムの利用方法被調査者に, 登録申請書に書かれているこのシステムのメール アドレスに対して, 図 10 の左に示すように, 上の ID( 図 7の例なら 1) だけを本文に書いたメールを送信するよう指示する するとすぐに, 送信した被調査者に図 10 の右のような件名が アンケート というメールが自動返信され, その本文に携帯用調査の URL が書かれている 被調査者にはそのメールを開いて, ホットリンクをクリックして携帯電話調査画面にアクセスして回答するよう指示すればよい 図 9 自動返信メール システムの設定画面 送信画面 受信画面 図 10 自動返信システムへの送信 受信メール画面 - 6 -
データ管理データのダウンロードと削除が可能である 対象となる調査のタイトルの前のラジオボタンにチェックを入れた上で, その下のダウンロードか削除かを選択し, 実行ボタンを押せばよい ダウンロードされるファイル名は常に index.cgi となるが, これはカンマ区切りのテキスト ファイルなので,Excel でカンマを区切りに設定して開き, 何の調査結果かがわかるような名称をつけて excel 形式で~.xls 等 ( 例えば, 職業進路調査結果.xls ) として保存し 直せばよい こうすれば何のデータかわかりやすいし,excel ですぐに分析に取りかかることができる ダウンロードされたファイルをテキスト表示した場合と, これを Excel でカンマ区切りで開いた様子を図 11 に示す Ver. 2 ではデータの最初に PC から回答した場合の P, 携帯から回答した場合の C に加え, 日時も記録するようにしたため, ログを見なくてもデータから被調査者がいつ調査に回答したかがわかる テキスト形式のローデータ, index.cgi 上を Excel でカンマ区切りで読み込み 職業進路調査結果.xls と命名 保存したもの 図 9 ダウンロードされたデータ例 以上です どうかご利用ください 尚, 何かご不明な点やご要望等がおありになる場合は, 水野 (mizunor@isc.chubu.ac.jp) までメールをいただければ幸いです - 7 -