日本産水産物の美味しさと安心安全を伝える 試食アンケート調査 08 年 0 月 日 ( 日 )~ 日 ( 水 ) SIAL Paris 08 エグジビションテクノロジーズ株式会社 08 年 月 5 日 ( 水 ) 現在
SIAL Paris 08 におけるアンケート概要 試食メニュー内容 エグゼクティブサマリ 08 年 0 月に開催された SIAL Paris 08 において 水産物 水産加工品輸出拡大協議会ブース来訪者へ試食メニューを提供し アンケートを 59 名より集計 ブリ : 創作寿司 ( 柚子胡椒ペーストとマヨネーズを混ぜたソースをブリの握り寿司にかけた ) ホタテ : 刺身 ( ホタテの刺身にワサビと醤油をかけた ) かまぼこ : カクテルサラダ ( 板かまぼこをダイスカットし アボガドやマンゴーなどのフルーツとミックスした ) フランスにおける水産物消費 日本食文化に関する動向 よく食べる魚種として ホタテ ブリの名前も挙げられ 年代別では 50~60 代で高い数値を示している ホタテ ブリともに名前は挙がっているが 輸出拡大へ向け 全年代へより一層のピーアールが必要と推察される結果となった 水産物の調理方法としては 焼く に次いで 生食 が続く 生食に抵抗がない人も 50% 以上も存在している 生牡蠣等の貝類主体の生食文化は浸透しているため 日本の生食文化を浸透させやすいと推測 日本の水産物に対して高評価なイメージを持つ要素として 味 鮮度 を挙げる回答者が多数となった 価格については 高い との意見が 70% と香港 台湾に比べて 0~0% 多い サスティナビリティを考慮した製品を選ぶとした回答者が 60% 以上となった 持続的漁業に関心が高まってきていると推察されるため サスティナビリティの観点からもピーアールすることが輸出拡大へ重要と考えられる 試食メニューへの反応 ブリ ホタテ かまぼこともに 70~80% が 美味しかった との回答を得た ブリ ホタテの試食を通じ 生で魚を食べることに抵抗なく 美味しい と感じる人が多いことが推察され 広い消費者を対象に生食として の水産物の販促が可能と考えられる 板かまぼこのカクテルサラダでの試食のため かまぼこに対する評価とは一概に言えないが 今後 評価を高めた 味 と 食感 を活か したプロモーションが有効であることが推察される
59 名が アンケートに回答 男女の概ね半数ずつ 0 代 ~50 代までを中心にバランスの取れた回答を収集 職業は 輸入業者 流通業者 小売業者 外食業者で 50% を占めた アンケート回答者内訳 ( 計 59 名 ) 特筆事項 性別年齢別職業別収入別 男性女性回答なし 0 代 0 代 0 代 50 代 60 代以上回答なし輸入業者流通業者小売業者外食業者教師 学生その他 万 ~ 万 未満 万 ~5 未満 5 万 ~7 万 未満 7 万 ~9 万 未満 9 万 以上回答なし 6 名 名 名 9 名 名 名 80 名 5 名 8 名 名 67 名 名 5 名 66 名 86 名 06 名 0 名 名 6 名 9 名 5 名 (50.5%) (.0%) (8.5%) (.9%) (7.5%) (.9%) (5.%) (.8%) (.5%) (.7%) (.9%) (.6%) (0.%) (.7%) (5.9%) (0.%) (9.9%) (8.%) (5.0%) (7.5%) (9.%) 60 代以上.8% (5 名 ) 50 代 5.% (80 名 ) 0 代.9% ( 名 ) その他 5.9% (86 名 ) 教師 学生.7% (66 名 ) 回答なし 8.5% ( 名 ) 女性.0% ( 名 ) 男性 50.5% (6 名 ) 回答なし.5% (8 名 ) 外食業者 0.% (5 名 ) 0 代.9% (9 名 ) 0 代 7.5% ( 名 ) 輸入業者.7% ( 名 ) 流通業者.9% (67 名 ) 小売業者.6% ( 名 ) 約半数ずつと男女でバランスの良いアンケートをとることが出来た 0 代 ~0 代を中心に 比較的バランスの良いアンケートを取ることが出来た 輸入業者が 0% 以上であるが 小売業者と外食業者でも約 5% の回答を得た
. よく食べる魚の種類 サーモンの消費が最も多く 次いでマグロが続く ホタテ ブリもよく食べる魚種として回答を得た よく食べる魚の種類 サーモン 5 マグロ 90 カキ 98 ホタテ サバ カツオ 50 7 6 タラ 6 ブリ 75 ヒラメ その他 6 イワシ ウナギ エビ シーバス スズキ タイ トラウト ニシン ノーザンパイク ブラックバス ブリーム他
. 年代別のよく食べる魚の種類 サーモン マグロともに 若年層を中心に全年代に広く浸透している ホタテ ブリは 50~60 代では高い数値を示しているが 若 中年層ではあまり浸透していない 特にブリの販路拡大には 全年代により一層のピーアールが必要であると推察される 年代別のよく食べる魚の種類 80% 70% 60% 50% サーモン マグロ若年層を中心に 全年代に浸透している ホタテ 60 代以上では 50% 以上と高い数値を示しているが 他の年代では約 5~5% 程度に留まっている 0% 0% 0% ブリ 60 代以上で 0% 以上の数値を示しているが 全年代であまり浸透していない カツオタラヒラメサバカキサーモンホタテマグロブリ 0% 0 代 0 代 0 代 50 代 60 代以上
居住圏別によく食べる魚種を集計 サーモン マグロ タラ カキ ブリ ホタテ ロシア圏 0 回答者数 : 名 サーモンホタテマグロカキサバタラブリカツオヒラメ 北米 5 回答者数 :5 名 ウクライナ エストニア リトアニア ロシア USA カナダ サーモン マグロ カキ サバ カツオ ホタテ タラ ブリ ヒラメ ヨーロッパ 北欧 8 0 78 6 59 50 7 0 回答者数 :7 名 7 UK イタリア オランダ キプロス ギリシャ スイス スウェーデン スペイン チェコ ドイツ ハンガリー フランス ブルガリア ベルギー ポーランド ポルトガル ルーマニア マグロ サーモン カツオ カキ ホタテ タラ ブリ サバ 中東 北アフリカ 6 6 0 アルジェリア UAE イスラエル エジプト サウジアラビア ジンバブエ チュニジア トルコ 南アフリカ共和国 モロッコ モーリシャス レバノン 8 サーモン 回答者数 :5 名 マグロ ホタテ カキ タラ ブリ カツオ アジア オセアニア サバ ヒラメ 0 7 5 0 8 7 回答者数 :55 名 インドネシア 韓国 タイ 台湾 中国 日本 フィリピン ベトナム 香港 マレーシア サーモン カツオ ブリ マグロ サバ カキ ホタテ ブラジル メキシコ 中南米 回答者数 :5 名
. 普段の調理方法 および生食の抵抗有無 水産物の調理方法としては 焼く が最も多く 生食 が次に続く 生食に抵抗がない人が 50% 以上も存在している 普段の調理方法 生食に抵抗がありますか 焼く 生食 蒸す 8 9 抵抗がある.7% (7 名 ) 抵抗がない 56.% (9 名 ) 炒める 0 揚げる 0 茹でる 6 その他 抵抗がない 抵抗がある
居住圏別に調理方法を集計 焼く ロシア圏 6 焼く 北米 5 生食 生食 蒸す 揚げる 茹でる 蒸す 炒める 回答者数 : 名 茹でる 回答者数 :5 名 ウクライナ エストニア リトアニア ロシア USA カナダ 焼く 生食 蒸す 炒める 揚げる 茹でる その他 ヨーロッパ 北欧 9 0 8 6 9 回答者数 :7 名 UK イタリア オランダ キプロス ギリシャ スイス スウェーデン スペイン チェコ ドイツ ハンガリー フランス ブルガリア ベルギー ポーランド ポルトガル ルーマニア 焼く 生食 揚げる 炒める 蒸す 中東 北アフリカ アルジェリア UAE イスラエル エジプト サウジアラビア ジンバブエ チュニジア トルコ 南アフリカ共和国 モロッコ モーリシャス レバノン 6 9 回答者数 :5 名 焼く 生食 揚げる 蒸す 炒める 茹でる アジア オセアニア 9 0 回答者数 :55 名 インドネシア 韓国 タイ 台湾 中国 日本 フィリピン ベトナム 香港 マレーシア 焼く 蒸す 揚げる 生食 その他 中南米 ブラジル メキシコ 回答者数 :5 名
. 日本の水産物のイメージ 日本の水産物に対して高評価なイメージを持つ要素として 味 鮮度 を挙げる回答者が 95% 以上と多数 安全性も 80% 以上と高く 日本の水産物への高い評価が表れる回答が得られた 日本の水産物のイメージ 高評価どちらとも言えない低評価 味 ( 人 ) 97.8%.6% 0.6% 鮮度 (6 人 ) 95.7%.%.% 安全性 (5 人 ) 86.% 7.% 6.% 生産技術 ( 人 ) 69.% 5.7% 5.0% サステナビリティ (68 人 ) 5.0%.8%.% 高価適正安価 価格 (9 人 ) 70.7% 8.% 0.9%
5. サスティナビリティを考慮した製品 および認証の有無の確認 サスティナビリティを考慮した製品を選ぶ回答者が 60% 以上 認証を確認する回答者も 50% 以上と 持続的漁業に関心が高まってきていると推察されるため 日本の水産物もサスティナビリティの観点からもピーアールすることが重要と考えられる サスティナビリティを考慮した製品を選びますか サスティナビリティに関する認証の有無を確認しますか 考慮した製品を選ばない 8.7% (0 名 ) 考慮した製品を選ぶ 6.% (8 名 ) 確認しない 7.8% (8 名 ) 確認する 5.% (7 名 ) 考慮した製品を選ぶ 考慮した製品を選ばない 確認する 確認しない
居住圏別にサスティナビリティについての認識を集計 ロシア圏 9 サスティナビリティを考慮した製品を選びますか? 北米 サスティナビリティを考慮した製品を選びますか? サスティナビリティに関する認証の有無を確認しますか? 8 サスティナビリティに関する認証の有無を確認しますか? ウクライナ エストニア リトアニア ロシア USA カナダ ヨーロッパ 北欧 サスティナビリティを考慮した製品を選びますか? 0 6 サスティナビリティに関する認証の有無を確認しますか? 50 UK イタリア オランダ キプロス ギリシャ スイス スウェーデン スペイン チェコ ドイツ ハンガリー フランス ブルガリア ベルギー ポーランド ポルトガル ルーマニア 中東 北アフリカ サスティナビリティを考慮した製品を選びますか? 9 サスティナビリティに関する認証の有無を確認しますか? アルジェリア UAE イスラエル エジプト サウジアラビア ジンバブエ チュニジア トルコ 南アフリカ共和国 モロッコ モーリシャス レバノン アジア オセアニア サスティナビリティを考慮した製品を選びますか? 6 0 9 サスティナビリティに関する認証の有無を確認しますか? インドネシア 韓国 タイ 台湾 中国 日本 フィリピン ベトナム 香港 マレーシア ブラジル メキシコ 中南米 南米 サスティナビリティを考慮した製品を選びますか? サスティナビリティに関する認証の有無を確認しますか?
7. 来日経験の有無来日経験がある回答者が約 0% ながら 日本の水産物への評価の高さが伺えることから 今後もピーアールへの重要性が推察されるとともに これからの水産物輸出拡大の可能性を感じることができた 来日経験はありますか なし 6.% (7 名 ) あり 8.9% (0 名 ) あり なし
8. 試食したブリの評価 および評価に影響を与えた要素 美味しかった との回答者が 80% を超え その理由として 味 食感 を挙げる声が多数となった 試食したブリはどうでしたか 評価に影響を与えた要素 どちらとも言えない.% (7 名 ) 美味しくなかった.5% ( 名 ) 味食感 5 5 56 79 鮮度 8 57 美味しかった 8.% ( 名 ) 見た目香り 8 0 7 脂乗り 0 57 美味しかったどちらとも言えない美味しくなかった その他 7 美味しかった美味しくなかった どちらとも言えない
9. 試食したホタテの評価 および評価に影響を与えた要素 美味しかった との回答者が 80% を超え その理由として 味 食感 を挙げる声が多数となった 試食したホタテはどうでしたか 評価に影響を与えた要素 どちらとも言えない 7.5% (9 名 ) 美味しくなかった.5% ( 名 ) 味 7 美味しかった 80.0% (5 名 ) 食感 鮮度 0 60 6 見た目 8 香り 5 78 美味しかったどちらとも言えない美味しくなかった その他 0 美味しかった 美味しくなかった どちらとも言えない
0. 試食したかまぼこの評価 および評価に影響を与えた要素 美味しかった との回答者が 70% を超え その理由として 味 食感 を挙げる声が多数となった 試食したかまぼこはどうでしたか 評価に影響を与えた要素 どちらとも言えない.8% (9 名 ) 美味しくなかった.5% (8 名 ) 味 8 0 美味しかった 7.7% (7 名 ) 食感 鮮度 6 6 8 97 見た目 5 香り 0 7 美味しかったどちらとも言えない美味しくなかった その他 6 美味しかった 美味しくなかった どちらとも言えない