Microsoft PowerPoint - H27清掃部(市民説明会第2段)1114.pptx

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< 目次 > Ⅰ さらなるごみの減量 資源化に向けた新たな施策の進め方 1 1 先行して実施する施策 1 2 引き続き検討していく施策 2 Ⅱ 先行して実施する施策の実施内容 3 1 ごみの減量 分別に関する広報 啓発の強化 3 2 ごみ収集回数の削減 5 Ⅲ 引き続き検討していく施策の検討項目 8

さらなるごみの減量 資源化に向けた 新たな施策について 答申 平成 28 年 1 月 市川市廃棄物減量等推進審議会

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資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

回答用 この用紙に回答をご記入願います 質問 1-(1 1-(2 1-(3 1-(4 1-(5 2-(1 20 歳未満 20 男性 回答欄 女性 歳以上 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人それ以上 戸建て住宅共同住宅店舗兼住宅その他 一中地区二中地区三中地区四

目次 はじめに 1 ごみ減量化の取り組みについて 1 (1) 再資源化の推進 1 (2) 生ごみの減量化 堆肥化 2 (3) 事業系ごみの減量 2 (4) 環境教育 2 2 ごみ有料化の意義 3 (1) ごみ減量とリサイクル推進 3 (2) ごみ問題への意識向上と処理費用負担の公平化 3 3 ごみ有

目次 はじめに 1 ごみ減量化の取り組みについて 1 (1) 再資源化の推進 1 (2) 生ごみの減量化 堆肥化 2 (3) 事業系ごみの減量 2 (4) 環境教育 2 2 ごみの有料化の意義 3 (1) ごみ減量とリサイクル推進 3 (2) ごみ問題への意識向上と処理費用の負担の公平化 3 3 ご

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24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区


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答申

ごみ焼却施設の用地設定

12年~16年


城陽市ごみ処理基本計画 ( 概要版 ) 城陽市

ツールへのデータ入力前にすべきこと 一般廃棄物処理に係るフロー図を作成 < 収集 : 直営 > < 直接搬入 > 粗大ごみ **t <A 破砕施設 : 直営 > <D 最終処分場 > 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 燃やすごみ **t アルミ缶 **t スチール缶 **t びん

【資料2】答申概要(案)

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1. 実施事業ごとにみた検証 検討 再構築にあたっては ごみ処理基本計画 ( 中間見直し ) に記載される実施事業ごとに実効性等を踏まえ (1) スケジュールの修正を要する実施事業 (2) 達成状況により目標値を改める実施事業 (3) 新たに取り組む実施事業 の 3 つに分け検証等を行いました (1

札幌市一般廃棄物処理基本計画年次報告書


家庭ごみ有料化制度の 導入是非の検討について

目 次 1. 家庭ごみの有料化について 1 (1) 家庭ごみ有料化制度とは (2) なぜ今有料化を導入するのか (3) 家庭ごみを有料化する目的 2. 家庭ごみ有料化制度について 3 (1) 対象となるごみ (2) 負担軽減措置 (3) 有料化の方法 (4) 手数料の料金体系 (5) 指定ごみ袋の種

目 次 はじめに 1 1 ごみ処理の現状 2 2 福島市一般廃棄物処理基本計画での数値目標と実績 2 3 有料化とは 2 4 有料化の実施状況 3 5 有料化の有効性 (1) 負担の公平性 3 (2) リサイクルの促進 3 (3) ごみ処理手数料の活用 4 6 有料化により生まれる効果 4 7 有料

岸和田市分別収集計画

2 基本方針と数値目標基本的考え方を踏まえ, 資源循環型社会の形成に向けてごみ減量 リサイクルの施策を推進するためには, 基本方針と達成度を測る指標が必要です 本計画においては, 本市の過去の実績や今後の施策の展開をもとに, 数値目標を設定します (1) 基本方針 1 と数値目標 基本方針 1 家庭

家庭ごみ ( もえるごみ 粗大ごみ ) の有料化について ( 基本的な考え方 ) はじめに物の豊かさや人々の生活レベルが向上するにつれ ごみの種類や質も非常に多様化し ごみ量の増加や分別の徹底などにより ごみ処理費用に要する経費は年々増加しております また 地球温暖化や資源の枯渇などの問題と相まって

普段のごみ出しについて (2) ごみと資源の分別について 1 分別の取り組み状況 Q2 ごみと資源 ( 缶 びん ペットボトル プラスチック製容器包装 小型金属 ) を分別していますか 美原区は古紙類 ( 新聞 雑誌 ダンボール 紙パック ) を含む 分別の取り組み状況 分別していないほとんど 0.

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

(1) 住民は有料化をどう考えているか 循環型社会の形成に関する世論調査 ( 内閣府平成 13 年 ) ごみ問題にどの程度関心があるか 非常に関心がある (32) ある程度関心がある (58) あまり関心がない (8) まったく関心がない わからない (2) ごみの有料化 に対してどのように思うか

図 ごみの減量化方策及び資源化方策の検討の進め方 2 市民 事業者 行政の役割資料 2-2 に示したとおり 今後のごみ処理においては ごみの減量化 資源化の推進が重要となり これらを実現するためには 各主体がそれぞれの役割を認識し 相互に協力しながら取り組む体制を整備する必要があります

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな

家庭ごみ有料化市民懇談会での質問及び回答

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Ⅰ 家庭ごみ有料化の目的                                                         

第 4 回審議会 資料 4 H ごみ減量 資源化の目標について 1. 現行計画の目標達成状況と今後の予測 (1) 現行計画の目標達成状況現行計画の数値目標の内, 家庭系ごみ原単位目標は平成 29(2017) 年度の時点で既に平成 34(2022) 年度目標を達成しています 低下傾向にあ

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Q6 戸別収集は検討しないのか A6 平成 29 年 2 月に策定した 一般廃棄物処理基本計画 の中では 戸別収集 を今後の施策として位置付けておりません しかしながら 今後 高齢化にともなうごみ出し支援の拡大と戸別に出すことでのごみの分別の徹底と減量の更なる効果も期待できることから 収集経費と近隣

2. 池田市にせまる ごみ問題 (1) 市民の協力 と 制度の導入 でごみ減量に成果 池田市では 持続可能な循環型社会をめざし 市民の協力のもと様々な施策を進めてきました 平成 15 年度の審議会第 1 次答申では ごみの有料化策が示され ごみ指定袋制度の導入やトレイなどの資源分別品目を増やすなど

Ⅱ ごみに関する情報提供について 問 6 あなたは下記のごみに関する事項についてどの程度関心がありますか ごみに関する事項 関心の程度 非常に関心がある ある程度関心がある あまり関心がない 全く関心がない 1 ごみの減量化について ごみの再資源化について ご

-- ごみの減量やリサイクルに関して あなたのご家庭で積極的に取り組んでいることは何ですか ( 複数回答 ) マイバックの利用 過剰な包装を断る 使い捨て商品は買わない 食べ残しを減らす 生ごみの水切り 生ごみ処理容器 ( コンポスト ) や電動式生ごみ処理機の活用 雑がみの分別 リサイクルショップ


A. 1 管理責任者に変更がない場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者の住所 氏名 電話番号及び管理責任者に変更がない旨お知らせ下さい 2 管理責任者に変更がある場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者変更の旨お知らせいただき 30 日以内に 管理責任者選任届 を提出して下


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新座市分別収集計画

目 次 1 行動計画策定の趣旨 1 (1) 行動計画の目的 1 (2) 計画の位置づけ 1 (3) 基本方針 1 2 ごみ減量等の数値目標 2 (1) ごみ排出量の目標 2 (2) リサイクル目標 3 3 具体的施策の取り組みと実践内容 4 参考資料ごみ排出の現状整理 1 ごみ排出量等の推移 8 2

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目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

朝日町分別収集計画

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可燃ごみ袋 ( 大 ) は可児市が 1 袋 30 円で 御嵩は 70 円となりだいぶ差があり 高いと感じる 可燃ごみ袋 ( 大 ) を 70 円とする根拠は何か 可茂地区管内 10 市町村のうち 可燃ごみ袋 ( 大 ) は高いところでは 1 袋 155 円から低いところでは可児市のように 30 円の

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計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の

提案仕様書

ごみ減量化 資源化に関する 市民アンケート結果 ( 項目別分析 ) 平成 27 年 (2015 年 )12 月 資源循環部

平成 24 年 (2012 年 )7 月 12 日 市ではどのようなライフスタイルとごみ減量が関連するかを定量的に調査することを目的に 家庭から出るごみの計量に参加いただける方を募集します 豊中市環境部環境センター減量推進課

(2) 奈良県内の生駒市周辺都市の導入状況生駒市周辺の都市での導入状況は 橿原市 大和高田市 桜井市 五條市 宇陀市で有料化が導入されており 社会経済的な状況を勘案して実際の導入には至っていないものの 奈良市では 導入に向けた答申を審議会 ( 平成 21 年 ) から受けている 表 1 奈良県内の生

< 目次 > 飯山市の今後のごみ減量施策のあり方について答申 1 諮問書 ( 写し ) 6 答申資料編 7

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

Microsoft Word - ①表紙

平成 18 年 11 月 6 日 龍ケ崎市長串田武久殿 龍ケ崎市廃棄物減量等推進審議会 会長古井恒 家庭系ごみ有料化に係る基本方針について ( 答申 ) 平成 18 年 2 月 16 日付け龍環第 99 号で諮問のあった龍ケ崎市の家庭系ごみ有料化に 係る基本方針である 循環型社会の形成に向けて 家庭

PowerPoint プレゼンテーション

るための説明会を開催 併せて指定ごみ袋の製造及び販売ルートの整備を順次行い 平成 24 年 1 月 1 日から販売開始 同 4 月 1 日までを移行期間とした 猶予期間についても 地域性を考慮し 指定ごみ袋制が導入されていなかった旧近江八幡市域については新たに指定ごみ袋を購入してもらわなければならな

あなたの声をお聞かせください


Ⅰ. 前回 (12 月 1 日開催第 43 回 ) の意見等の集約について [ ごみ減量を進めるにあたってのテーマの設定 ] 減量施策全体をまとめる大阪らしいテーマが必要である 次世代に引き継げるようなもの( 美しい環境など?) をごみ減量施策の目標とすべきである [ 施策の実施単位 ] 施策の 実


平成 27 年度第 3 回秦野市廃棄物対策審議会概要 1 日時 平成 27 年 12 月 18 日 ( 金 ) 午後 6 時 ~ 午後 7 時 30 分 2 場所 秦野市役所本庁舎 3 階講堂 3 出席者 12 名 ( 欠席者 2 名 ) 東海大学教養学部人間環境学科特任教授 原田一郎氏 東海大学教

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第6章 その他ごみ処理に関し必要な事項

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平成 27 年度一般廃棄物処理等の概要 出典 : 一般廃棄物処理事業実態調査 < 平成 27 年度実績 > ( 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部廃棄物対策課 )

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上牧町一般廃棄物 ( ごみ ) 処理基本計画概要版 平成 30(2018) 年 3 月 1. 計画策定の背景と目的 上牧町 ( 以下 本町 という ) では 一般廃棄物処理基本計画書 ( 見直し ) 平成 26(2014) 年 10 月 に則り 老朽化した焼却施設の稼働停止 それに伴う焼却処理の民間

表紙

5 公害等の苦情の受理状況 (1) 公害苦情の状況 最近の公害に関する苦情は 環境基本法でいう 公害 にあたる大気汚染 水質汚濁 土壌汚染 騒音 振動 地盤沈下 悪臭の 典型 7 公害 に関する苦情よりも 野焼き等の その他公害 の苦情が多くなっており しかも日常生活に密着した感覚的 心理的な苦情が

家具類

清掃事業年報 ( 東京 23 区 ) 別冊 平成 28 年度 Ⅲ リサイクル編 リサイクル編 は 23 区のリサイクル事業に関する統計です 1 23 区の提供データ ( kg単位 ) を 回収形態別 品目別 に積み上げて 年間の回収量を 算出しています 2 資源の回収品目 回収方法等は 各区ごとに定

目次

1 大内

二フリーマーケットなどの推進家庭などにある不用品を再使用する意識を高めるため 市民参加によるフリーマーケット ( 不用品交換会 ) など 自主的なリサイクル活動の推進に努めます ホ表彰制度の創設 3Rに積極的に取り組んでいる家庭 地域 団体 事業所などを表彰し あわせてその内容を広く周知し 活動を支

常磐町内会説明会 会議要旨

粗大ごみの分け方

第3回廃棄物減量等推進審議会_議事要旨


Microsoft PowerPoint 崎田委員

問 7. 問 6で 1. 委託している とお答えの方にお尋ねします 契約の形態は次のうちどれにあたりますか 1. 従量制 ( 排出する量に応じて金額が変動 ) 2. 定額制 ( 月額または年額固定制など ) 3. その他 ( 具体的に ) 問 8. 問 6で 2. 委託していない とお答えの方にお尋

第 2 回審議会資料 (2017/11/24) 資料 1 一般廃棄物処理基本計画の策定に関する審議スケジュール ( 訂正 ) 一般廃棄物処理基本計画の策定に関する審議会は 本年度において本会をあわせて 4 回を 予定しています 開催回年月日審議事項 第 1 回 ( 済 ) 平成 29 年 8 月 4


Taro-H 議事要旨

雑がみと集団回収について

豊橋市ごみ減量の 推進に関する提言 豊橋市ごみ減量推進検討委員会 平成 25 年 1 月

ごみの分別50.indd

PowerPoint プレゼンテーション

目 次 1 計画策定の目的 1P 2 平川市のごみの現状 2P 3 これからの課題 5P 4 ごみ減量 リサイクル目標 5P 5 市民 事業者 市の役割 6P 6 積極的な減量施策の推進 ( 行動計画 ) 重点施策 1 7P 重点施策 2 8P 重点施策 3 9P 7 その他参考資料 10P 2

Microsoft Word - アンケート調査票.doc

H28表1 [9]

Transcription:

さらなるごみの減量 資源化に向けた 3 つのプランに関する意見交換会 家庭ごみ有料化 戸別収集の導入 ごみ収集回数の削減 平成 27 年 11~12 月市川市清掃部 1 市川市のごみ処理の概要 ( 平成 25 年度実績 ) 総排出量は 1 年間で 145,022 トン 25m プールに入れたら 約 1,150 杯分 ( 資源物の回収量を含む ) 処理にかかる費用は 1 年間で 約 58.4 億円 市民 1 人あたり約 12,400 円 燃やすごみの場合 1 袋 (45l) あたり 約 246 円 2

新聞 家庭ごみの 12 分別収集 ( 平成 14 年 10 月 ~) < 旧 5 分別 > 資源物 ( ビン カン ) 布類 燃えるごみ 雑誌 タ ンホ ール 燃えないごみ 粗大ごみ 有害ごみ 紙ハ ック フ ラ容器 分別 資源化 資源物 (8 種類 ) 燃えるごみとして排出されていたものの中から 資源化できるものを分別し 燃やすごみを削減 <12 分別 > ビンカン 新聞雑誌紙ハ ック タ ンホ ール布類フ ラ容器 燃やすごみ 燃やさないごみ 大型ごみ 有害ごみ 3 市民 1 人 1 日あたりの家庭ごみ ( 燃やすごみ ) 収集量の推移 750 700 650 (g) 685 682 12 分別収集の効果で大きく減少 600 550 500 450 603 541 530 531 523 501 491 ここ数年は横ばい状態 480 473 475 476 471 400 50 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 4

問題 1 ごみの最終処分場がない 市川市には最終処分場がないため ごみの焼却灰などを県内他市や秋田県 山形県など 市外の最終処分場で埋立てています しかし いつまでも処分先が確保できるとは限りません 市外で処分する焼却灰などは 1 年間で約 1 万 6 千トン 市民 1 人あたり約 34kg その処分には 約 5 億円がかかっています 5 問題 2 クリーンセンターの建替えが迫っている クリーンセンターは平成 6 年から稼働を開始し 当初 20 年間の操業を予定していましたが 延命化工事を行うことで稼働期間を10 年間延長しています しかし 老朽化が進んでおり あと9 年 ( 平成 35 年度末 ) で稼働を終了する予定のため 建替え計画を進める必要があります 建替えを始める前に ごみを減らすことができれば 建替え費用や運営費を削減すること になり 将来世代への負担も減少します 6

その他 11.4% その他プラスチック類 5.4% その他の紙 16.6% 新聞 ちらし広告 4.5% 問題 3 分別排出が不十分 雑誌 4.3% 生ごみ ( 厨芥類 ) 39.4% 約 3 割が資源物 ダンボール 1.5% 紙パック 0.7% 雑がみ類 7.0% ペットボトル 0.5% プラスチック製容器包装 8.7% 燃やすごみの中には 紙類やプラスチック製容器包装類 などの資源物が約 3 割も混入し ています 分別を徹底すれば 燃やすごみを 減量することができます また 危険物の混入により 作業 員のけがや爆発事故が起きたこと があります 7 ごみ減量 資源化の数値目標 ( いちかわじゅんかんプラン 21) (g/ 人 日 ) 1,200 1,000 800 600 400 200 0 (t/ 年 ) 150,000 125,000 100,000 75,000 50,000 25,000 0 市川市一般廃棄物 ( ごみ ) 処理基本計画 ( 平成 27 年 5 月改定 ) 1 人 1 日あたりの排出量 846g 760g 以下 118,215 t 96,000t 以下 焼却処理量 40% 30% 20% 10% 0% (t/ 年 ) 15,000 12,500 10,000 7,500 5,000 2,500 0 20.1% 12,199t 資源化率 最終処分量 27% 以上 7,200t 以下 8

各家庭のごみ削減目標のイメージ 2 分別の徹底 1 発生抑制 分別されていない資源物 ごみ 資源物 ごみ 約 100g 各家庭では ごみの発生抑制と分別の徹底を通じて 1 人 1 日あたりのごみ排出量 ( 資源物を除く ) 約 100g 削減が目標です 9 さらなるごみの減量 資源化に向けた新たな 3 つのプランの検討 1. 家庭ごみの有料化ごみを出す量に応じてごみ処理費用の一部を本人が負担する制度です ごみの減量 分別の意識の向上が期待でき 全国の約 6 割の市町村が実施しています 2. 戸別収集の導入建物ごとにごみを収集する戸別収集方式は 排出ルール違反の減少が期待できます また 排出場所が近くなることで 高齢者のごみ排出の負担軽減にもなります 3. ごみの収集回数の削減ごみを排出できる機会が減ることで ごみを減量しようという意識の向上が期待できます 10

家庭ごみの有料化についてその 1 家庭ごみの有料化とはごみを出す量に応じてごみ処理費用の一部を負担していただく制度です 指定ごみ袋を購入することで手数料を負担していただく方法を考えています なお 現在の指定ごみ袋は本体のみの値段で ごみ処理費用は含まれていません 他市の有料化実施状況全国の約 6 割の市町村が実施しており 県内でも千葉市 八千代市 野田市など約 6 割の市町村が実施しています また 東京の多摩地区や神奈川県内でも導入が進んでいます 効果 費用負担を減らそうとする動機づけが働くことで ごみの減量が進みます 導入自治体の多くでは 可燃ごみが 10%~20% 程度減少しています ごみの減量に努力する人と そうでない人との公平性の確保につながります 11 家庭ごみの有料化についてその 2 有料化の対象品目 有料化を実施している多くの市町村では 燃やすごみ と 燃やさないごみ は 有料化の対象となっています なお プラスチック製容器包装類などの資源物については 市町村によって対応が異なりますが 分別促進のため ごみ よりも低い料金とするか 無料としている市町村が多くあります < 家庭ごみの 12 分別収集の区分 > ( ごみ ) 燃やすごみ 燃やさないごみ 有害ごみ 大型ごみ 有料化済 (1 点につき 510 円 ~2,570 円 ) ( 資源物 ) プラスチック製容器包装類 ビン カン 紙類 ( 新聞 雑誌 ダンボール 紙パック ) 布類 12

料金水準について 家庭ごみの有料化についてその 3 導入した市町村の多くでは 指定ごみ袋の容量 1 リットルあたり 1 円 ~2 円前後の設定となっています (30 リットル袋 1 枚で 30 円 ~60 円程度 ) < 燃やすごみを対象にした場合の手数料負担額の目安 ( 月額 ) > 1)45l のごみ袋を週 3 回排出する世帯の場合 1 ヶ月 (4 週間 ) の負担額 =45l 3( 回 / 週 ) 4( 週 ) 1l あたりの手数料 1l あたり 1 円なら 540 円 1.5 円なら 810 円 2 円なら 1080 円 2) 45l のごみ袋を週 2 回排出する世帯の場合 1 ヶ月 (4 週間 ) の負担額 =45l 2( 回 / 週 ) 4( 週 ) 1l あたりの手数料 1l あたり 1 円なら 360 円 1.5 円なら 540 円 2 円なら 720 円 3) 30l のごみ袋を週 2 回排出する世帯の場合 1 ヶ月 (4 週間 ) の負担額 =30l 2( 回 / 週 ) 4( 週 ) 1l あたりの手数料 1l あたり 1 円なら 240 円 1.5 円なら 360 円 2 円なら 480 円 13 家庭ごみの有料化についてその 4 手数料の使い道について家庭ごみ有料化に伴う手数料収入については 家庭ごみの収集運搬処分費用のほか ごみの減量 資源化の推進に関する市民への支援策などに活用することが考えられます ( 手数料の使い道 ) 手数料収入 - 制度運用経費 = 手数料の使い道 ごみの減量 資源化への支援 不適正排出 不法投棄対策 戸別収集 集合住宅への支援 例 ) 生ごみ減量 排出指導 ハ トロール強化 集団資源回収奨励金 ( コンホ スト容器購入費補助 ) 監視カメラ 看板設置 集積所管理支援 その他ごみ処理経費 14

戸別収集の導入についてその 1 戸別収集方式とは建物ごとに 道路に面した場所にごみを出していただき これを収集する方式です 対象となる世帯戸建て住宅が対象となります ただし 地形や道路の状況などの条件でコストの増加が見込まれることで 対象とすることが困難な場所も予想されます 集合住宅は引き続き敷地内のごみ集積所に排出します ステーション収集 戸別収集 15 戸別収集の導入についてその 2 期待される効果 ( ごみの減量 分別促進 ルール違反の減少 ) ごみ減量 分別に関する排出者の意識の向上 取り組みの促進 ごみを排出した世帯が明確になり排出ルールが守られるまた ルール違反があった場合には排出者に対する指導 啓発がしやすくなる ( ごみの排出 集積所に係る負担軽減など ) ごみを出す場所が近くなり 高齢者等のごみ出し作業の負担が軽減される ごみ集積所の清掃などの維持管理の負担が減少する ごみ集積所に関する住民間のトラブル ( もめごと ) が減少する デメリット集積所収集の場合よりも収集効率が低下することにより 収集車両や作業員を増やす必要があるため 収集費用が増加します < 戸別収集を導入した場合のコスト試算 > 現在の家庭ごみ収集運搬費用 : 年間約 16.5 億円戸別収集導入市町村の状況を参考に 約 30% の増車が必要な場合 : 年間約 5 億円のコスト増 16

ごみ収集回数の削減について 対象となるごみの種類 燃やすごみ ( 現在は週 3 回収集 ) と 燃やさないごみ 有害ごみ ビン カン ( 現在は週 1 回収集 ) については 収集回数の削減が考えられます 例 ) 現在 月 火 可燃プラ可燃 水木金 紙 布ビン カン 可燃 土 不燃 有害 他市の収集回数 燃やすごみ は週 2 回 燃やさないごみ は月 2 回で行う自治体も多くあります 東京都内の 8 割以上の自治体で 燃やすごみ は週 2 回の収集となっています 変更後のイメージ 月 火 水 木 金 可燃 プラ 可燃 紙布 1 不燃 有害と2ビン カンは隔週 土 1 不燃 有害 2 ビン カン 効果 ごみの排出機会が減り ごみの減量 分別の意識が高まります ごみの減量に応じて収集を効率化し コストを抑えることができます 17 今後の予定 市民説明会 意見交換会アンケートなど 市川市廃棄物減量等推進審議会 市民のみなさんのご意見 答申 計画案 作成 パブリックコメント ( 意見募集 ) 実施計画 確定 市民代表や学識経験者等 平成 27 年度内を目途にとりまとめ 18