< F2D F8F9C90E18B405F FC89FC89FC>

Similar documents
< F2D819A834A835A B182F182EB82CC C B>

News Release 安全とあなたの未来を支えます 1 / 年 6 月 27 日 NIT E ( ナイト ) 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ( 東京 ) エアコン 扇風機の事故にご注意ください ~ 関東甲信越における事故を中心に ~ 1. 関東甲信越地方のエアコ

. ライターによる事故について () 年度別の事故発生件数について NITE 製品安全センターに通知された製品事故情報のうち 平成 年度から 0 年度に発生したライターによる事故は図 に示すとおり 件 ( ) 発生しています また 平成 年 月から平成 年 月までに 件発生しており 直近の カ月 (

図 1 平成 8 年度の雪による被害状況等 ( 死者数 )( 消防庁発表 )(n=65) ( 件数 ) 雪崩による死者 屋根の雪下ろし等 除雪作業中の死者 下敷きによる死者落雪による死者倒壊した家屋の65 歳未満 65

Microsoft Word - 【NITE】電源コード及び配線器具による事故の防止(注意喚起)

< F31322D819A B8AED8BEF82CC C B95B68E91>

電気用品の製品事故について 電気用品安全法セミナー資料 ( 平成 30 年 11 月 26 日 : 広島合同庁舎 ) ( 独 ) 製品評価技術基盤機構中国支所 1

< F2D90EE95978B B95B C4826C816A>

2 / 5. 加湿器 空気清浄機及び除湿機の事故について 年度別事故発生件数及び被害状況について加湿器 空気清浄機及び除湿機の事故は平成 20 年度から 24 年度までの 5 年間に 84 件ありました 年度別事故発生件数及び被害状況 を図 に示します 増減はありますが 毎年約 40 件前後の事故が

1. 事故の発生状況 (1) 年度別事故発生件数図 1 に 年度別事故発生件数 を示します 中古品の事故は 平成 25 年度から 29 年度の 5 年間で計 182 件の発生が確認されました 火災事故が毎年発生しており 事故発生件数における火災事故の割合は 70~80% 台を推移しています 70 6

報道発表資料 東京消防庁 Tokyo Fire Department 住宅のストーブ火災に注意を!! ~ 例年 冬季にはストーブ火災が急増します ~ 平成 27 年 12 月 14 日 例年 冬季にはストーブに起因する火災が多発しています 寒さも厳しくなり ストーブ の火災が増加する季節を迎えたこと

電気工事用オートブレーカ・漏電遮断器 D,DGシリーズ

6. 特記事項 (1) 除雪機についての注意喚起 ( 管理番号 A ) 1 事故事象について使用者 (70 歳代 ) が除雪機 ( 歩行型 ) を使用中 当該製品と小屋の柵に挟まれ 病院に搬送後 死亡が確認されました 当該事故の原因は 当該製品の使用状況を含め 現在 調査中です 消費

令和元年 7 月 26 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプター ( ノートパソコン として公表 ) に関する事故 ( リコール

20企広第  号

Microsoft Word _長期使用製品の注意喚起

スライド 1

本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

20企広第  号

Microsoft Word _長期使用製品の注意喚起_rev24[機1完1可1]

三菱ふそう車をお買い上げいただきありがとうございます 本書は,Truckonnect,Remote Truck 及びデジタルタコグラフを安全に正しく使用していただくため, 正しい取扱い及び万一のときの処置について説明してあります 取扱い及び万一のときの処置を誤りますと思わぬ故障や事故の原因となります

News Release 平成 30 年 4 月 5 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 30 年 3 月 26 日から平成 30 年 4 月 1 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 67 件 うち重大事故等とし

Microsoft PowerPoint - 口頭発表_電子レンジ

PowerPoint プレゼンテーション

目 次 1 交通事故の発生状況 1 2 死傷者の状況 (1) 齢層別の状況 3 (2) 状態別の状況 5 (3) 齢層別 状態別の状況 7 (4) 損傷部位別の状況 12 (5) 昼夜別の状況 14 3 交通事故の状況 (1) 齢層別の状況 17 (2) 法令違反別の状況 19 (3) 飲酒別の状況

平成 22 年第 2 四半期エイズ発生動向 ( 平成 22(2010) 年 3 月 29 日 ~ 平成 22(2010) 年 6 月 27 日 ) 平成 22 年 8 月 13 日 厚生労働省エイズ動向委員会

消費者庁同時発表 平成 30 年 3 月 28 日 パナソニック株式会社が製造したノートパソコンのリコールが行われます ( 対策ソフトウェアの配信 ) パナソニック株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したノートパソコンについて 当該製品から出火し 当該製品及び周辺を焼損する

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品を焼損するが発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが ドアの開閉

安全とあなたの未来を支えます 2 / 8. 事故の発生状況 NITE に通知された製品事故情報のうち 家具や住宅用設備による事故は 平成 2 度から平成 25 度までの 5 間に 805 件ありました () 度別事故発生件数図 に 度別事故発生件数 を示します 件数 ( 件 )

A1K /12/5 2017/12/28 石油給湯機付ふろがま UKB-3040CX(FF) ( 株 ) コロナ 青森県 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 現在 製造から15 年以上経過した製品 A1K /12/7 2017/12/28 石油ストーブ

過去 10 年間の業種別労働災害発生状況 ( 大垣労働基準監督署管内 ) 令和元年 4 月末現在年別 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 対前年比全産業 % (6

< F2D95BD90AC E82C982A882AF82E98CF092CA8E968CCC82CC94AD90B68FF38BB52E6A746463>

この災害体験ヒヤリハット体験集とは別に 安全セミナーの講師である富取様がまとめてくださった 体験集もございます ご要望の方は 関東商組事務局までご連絡ください 富取講師編集 事故事例ヒヤリハット体験集第 3 号 72 ページ 325 事例掲載 フォークリフト運転作業中 2 踏み間違え 前進と後進のギ

納入先 : 株式会社 RA の区分 :RA0: 要求事項の : 保護対策の妥当性 製造番号 : 型式 : - 目録番号 : 源事象対象者 関連書類 及び名称. お客様承認承認承認作成承認 RA0 RA1 2,1 餅米の投入 蒸された餅米 熱 ( 約 9 ) ⅰ ⅰ 13 Ⅲ

表 1 経年劣化に起因する家電製品の事故発生件数 ( 平成 19 年 5 月 ~ 平成 27 年 3 月 ) 件数 割合 経過年数別の事故発生状況 ( 件 ) (%) ~9 10~14 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~ 扇風機

News Release 平成 30 年 10 月 26 日 電動シャッター動作時の事故に注意! 今般 消費者安全調査委員会より 電動シャッター動作時の事故 に係る事故等原因調査の報告書が取りまとめられ 調査委員会から消費者庁長官に対し 消費者への周知に関する意見が提出されました こうした意見を踏ま

平成 30 年 7 月 6 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプターに関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 25 年 3 月 22 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 2 件 ( うち開放式ガス瞬間湯沸器 (LP ガス用 )1 件 石

4 年齢階級別の死因山形県の平成 28 年の死因順位は 20 歳から 34 歳までの各階級において自殺が1 位となっているほか 64 歳までの各階級においても死因順位の上位にあり おおむね全国と同様の傾向が見られます < 表 7> 年齢階級別の死因順位 死亡者数 ( 山形県 ) 年齢階級 総死亡者数

令和元年 5 月 14 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありバッテリー ( リチウムイオン 電動リール用 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について

【H30】水難年報(H29)本文

DocuPrint CP200 w ユーザーズガイド

消費者庁同時発表 平成 29 年 1 月 24 日 パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコールが行われます ( 製品交換 設置 ) パナソニックエコシステムズ株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入し パナソニック株式会社 ( 法

誤使用を防止するために

【資料1】高齢運転者に係る交通事故分析

6. 特記事項 (1) 東芝キヤリア株式会社が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について東芝キヤリア株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したエアコンを使用中 当該製品を焼損し 周辺を汚損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現

水槽用ヒーターの空焚きによる火災に注意!

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 29 年 2 月 14 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり扇風機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガ

<4D F736F F D CF6955C817A95BD90AC E937891E6348E6C94BC8AFA82CC8F578C768C8B89CA95F18D908F912E646F6378>

平成 30 年 9 月 21 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありエアコン ( 室外機 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以

é⁄“大製åfi†äº‰æŁ–å–¬è¡¨ä¸•è¦§ï¼‹æł´æŒ°ç›‹ï¼› xls

6. 特記事項 (1) 除雪機についての注意喚起 ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について使用者 (80 歳代 ) が除雪機 ( 歩行型 ) を使用中 当該製品の回転部 ( オーガ ) に巻き込まれた状態で発見され 死亡が確認されました 当該事故の原因は 事故発生時の状況を含め

( ) 空気清浄機や除湿機の機能について以下にまとめる 空気清浄機 フィルター方式と電気集塵方式がある 集塵方式 フィルター方式 電気集塵方式 方式概要 ファンで取り込んだ空気を目の細かいフィル ファンで取り込んだ空気中のちりやホコリを ターで濾過して集塵して きれいになった空気 プラスに帯電させ

20企広第  号

<4D F736F F D208ED497BC82C982E682E98D8288B3834B AED88DA93AE928682CC8E968CCC96688E7E46696E616C816992F990B38CE3816A2E646F6378>

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

( 経済産業省と同時公表 ) 平成 29 年 1 月 24 日 消費生活用製品の新規リコール情報 ( 扇風機 ) の公表 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコー

6. 特記事項三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ) が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ( 法人番号 : )) が製造したエアコンを

平成 2 8 年 6 月 平成 27 年中における行方不明者の状況 警察庁生活安全局生活安全企画課

QTY Engineering Customer Satisfaction Questionnaire

6. 特記事項 (1) 介護ベッド用手すりについて ( 管理番号 A ) 消費者への注意喚起病院で当該製品をベッド両側に2 本ずつ設置して使用していたところ 使用者が 当該製品 2 本のすき間に首が入っている状態で発見され 死亡が確認されました 当該事故の原因は 現在 調査中です 介

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する

<8D8297EE8ED282CC837A815B B E A2E786C7378>

DocuPrint CM200 fw ユーザーズガイド

3G-SDI to HDMI 1.3 Converter 3GSDI to HDMI 1.3 変換機型番 : EXT-3GSDI-2-HDMI1.3 取扱説明書 2009 年 12 月版

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品から出火するが発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが

Microsoft Word - MT-10 ワイズ.doc

製品事故の情報収集 調査 分析 公表 消費生活用製品安全法等に基づき 消費者が使用する工業製品に関する事故の情報を収集し 原因を究明 その結果を公表 情報提供し 事故の再発 未然防止に貢献 製造事業者 輸入事業者 消防 警察 消費生活センター等 重大製品事故 非重大製品事故 重大製品事故 / 非重大

警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-HDW30M) <ストッパー A

警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-DGW400MP) < 右側スト

YDP-162/142 取扱説明書

資料 1 逆走事案のデータ分析結果 1. 逆走事案の発生状況 2. 逆走事案の詳細分析

1 踏切事故 とは国土交通省鉄道局の資料( 鉄軌道輸送の安全にかかわる情報 の 用語の説明 ) によれば 踏切障害に伴う列車衝突事故 列車脱線事故及び列車火災事故並びに踏切障害事故 をいいます 2 3 出典 : 国土交通省鉄道局 鉄軌道輸送の安全にかかわる情報


目次 直轄工事における事故発生状況 1 ( 平成 16 年度 ~ 平成 28 年度 ) 2 直轄工事における事故発生状況 2 ( 平成 21 年度 ~ 平成 28 年度 ) 3 直轄工事における事故発生状況 3 ( 平成 28 年 ) 4 事例 1 重機事故 ( クレーン関係 ) 労働災害 5 事例

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が製造したエアコン ( 室外機 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が製造したエアコン ( 室外機 ) 及び周辺を焼損する火災が発生しました 調査の結果 当該事故の原因は 当該製品のプリント基板から出

IM920XT外付けアンテナ取扱説明書

ご購入時の注意 OBDⅡ アダプターのご購入前に下記内容を必ずご確認ください 適合表に記載のない車種には取付けできません 国産車に OBD Ⅱアダプターを取付ける場合は OBD2-R3/OBD2-R2/OBD2-R1 をご使用ください 輸入車用 OBD Ⅱアダプター OBD2-IM は使用しないでく

Microsoft Word _ペットに関わる事故の注意喚起_rev22[機2完1可1]

メールマガジン 事業用自動車安全通信 第 477 号 (H ) =はじめに= このメールマガジンは 国土交通省において収集した事業用自動車に関する事故情報等のうち重大なものについて 皆様に情報提供することにより その内容を他山の石として各運送事業者における事故防止の取り組みに活用していた

自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

1

平成21年度 介護サービス事業者における事故発生状況

この説明書は MG-1000 の取扱上の必要な事項について記載してあります モノレールは 急傾斜地での人員や荷物の輸送に適した大変便利な設備ですが 取扱いや保守が正しく行われませんと 思わぬ故障や事故の原因になります 運行前には 必ずこの取扱説明書を最後までお読みください < 目次 > 1. 運行に

< F2D F8E968CCC95F18D C83582E6A7464>

Gefen_EXT-DVI-CP-FM10取扱説明書_ indd

平成 30 年 4 月 3 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり空気圧縮機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1.

News Release 平成 27 年 4 月 2 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 27 年 3 月 23 日から平成 27 年 3 月 29 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 63 件 うち重大事故等と


2012年1月号 061158/表2対向


(H8) 1,412 (H9) 40,007 (H15) 30,


F1 P P19 160

_00H1.p1

40,000 人 36,000 人 32,000 人 被保険者 被保険者数の年間推移 [ 年齢階層別 ] ( 5 カ年比較 / 平成 25 年 ~ ) 被保険者数が多い年齢層は 25~49 歳で 中でも最も多いのは 40~44 歳の階層となっています 28,000 人 24,000 人 20,000

平成 31 年 3 月 26 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ストーブ ( 開放式 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次

40,000 人 36,000 人 32,000 人 被保険者 被保険者数の年間推移 [ 年齢階層別 ] ( 5 カ年比較 / 平成 25 年 ~ ) 被保険者数が多い年齢層は 25~49 歳で 中でも最も多いのは 40~44 歳の階層となっています 28,000 人 24,000 人 20,000

40,000 人 36,000 人 32,000 人 被保険者 被保険者数の年間推移 [ 年齢階層別 ] ( 5 カ年比較 / 平成 25 年 ~ ) 被保険者数が多い年齢層は 25~49 歳で 中でも最も多いのは 40~44 歳の階層となっています 28,000 人 24,000 人 20,000

1. ネットワーク経由でダウンロードする場合の注意事項 ダウンロード作業における確認事項 PC 上にファイアウォールの設定がされている場合は 必ずファイアウォールを無効にしてください また ウイルス検知ソフトウェアが起動している場合は 一旦その機能を無効にしてください プリンターは必ず停止状態 (

Transcription:

平成 3 年 月 0 日 除雪機の事故の防止について ( 注意喚起 ) 製品安全センター NITE 製品安全センターに通知された製品事故情報のうち 除雪機の事故は 平成 8 年度から平成 年度の 5 年間に 3 件ありました ( ) 被害の状況は 死亡事故が 件 ( 死亡者 人 ) 重傷事故が 9 件 ( 重傷者 9 人 ) でした NITE の収集した除雪機による事故 3 件のうち 誤使用や不注意が原因の事故が 件で 68% を占めています 現象別にみると 使用者が安全装置 ( ) を無効化し 巻き込まれたもの が最も多い 9 件で 運転操作を誤り除雪機と壁等との間に挟まれたもの が 件発生しています また 除雪機を操作中に 近くで遊んでいた子どもが巻き込まれる事故も 件起きています 除雪機による事故は 雪の多い北海道 東北 信越で多く発生しています 使用者が安全装置を無効化するなど 誤った取り扱いや雪道での転倒が事故の主な原因となっており 事故が発生すると被害が重篤になる傾向があります 消費者に事故の内容を理解していただき 誤った使用をなくし 事故を防止するために注意喚起をすることとしました ( ) 平成 3 年 9 月 30 日現在 重複 対象外情報を除いた件数 ( ) 安全装置 デッドマンクラッチ : 使用者が操作ハンドルから手を離した状態では エンジンは停止しないが 作業用クラッチ及び走行クラッチはOFF 状態にあるため回転部及び走行が停止する機構 除雪機安全協議会に加盟の製造事業者は歩行型ロータリ除雪機について 平成 6 年 月出荷分から 使用者の安全性をより高めるためにデッドマンクラッチを標準装備しています 緊急停止スイッチ : 使用者と除雪機の間をコード等で結び コードの長さ以上に離れるとコードが外れてエンジンが停止し さらに回転部及び走行が停止する機構. 除雪機の事故について () 被害状況別の事故件数について NITE 製品安全センターに通知された製品事故情報のうち 除雪機による事故は平成 8 年度から平成 年度の 5 年間に 3 件ありました 年度別の事故件数と被害状況を図 に示します 被害状況では 死亡 重傷に至る人的被害のあった事故が 件 (68%) で 死亡事故 件 ( 人 ) 重傷事故 9 件 (9 人 ) でした 事故が発生すると 被害が重篤 - -

になる状況が見られます また 過去 5 年間に死亡 重傷事故が毎年発生しています 6 件数 ( 件 ) 事故発生年度 H8~H 総件数 3 件が対象 死亡重傷 0 5 拡大被害製品破損被害なし 8 6 0 3 3 H8() H9(3) H0(3) H(6) H(5) 年度 /() 内の数字は 各年度の合計件数 図 年度別被害状況 () 事故の発生地 月別件数について除雪機の事故 3 件の発生地は 北海道 7 件 山形県 7 件 長野県 5 件 新潟県 5 件 秋田県 件と 北海道 東北 信越で多く発生しています 月別件数でみると図 に示すとおり 雪の降り始める 月から事故が発生し始め 月に最も多くなります 件数 ( 件 ) 3 0 事故発生年度 H8~H 総件数 3 件が対象 0 8 6 0 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 0 月 月 月 月 月 3 月 図 月別事故発生件数 - -

女性男性女性男性女性男性女性男性女性男性女性男性女性男性女性男性(3) 年代別被害者数について人的被害があった事故 件の被害者数は 人で 死亡者が 人 重傷者が 9 人で すべて重傷以上の重大な事故に至っています 年代 男女別被害者数を図 3 に示します 被害者は 中高年の男性に多く 年齢が高くなるほど死亡者数が増える傾向にあります また 0 歳未満の子どもの事故は 大人の操作する除雪機に巻き込まれたことによるものです 人数 ( 人 ) 7 男性6 5 事故発生年度 H8~H 総件数 3 件被害者数 人 ( 件 ) が対象 死亡者数 : 人重傷者数 :9 人 死亡者数 重傷者数 3 0 3 3 女性0 歳未満 0 歳代 0 歳代 30 歳代 0 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳代 80 歳以上 年代 図 3 年代 男女別被害状況 - 3 -

() 事故の原因区分について事故 3 件について N I T E の事故原因区分別事故発生件数を図 に 事故原因区分別被害状況を表 に示します NITE における事故原因調査の結果 製品に起因した事故 はありません 調査中及び原因不明の事故を除き すべて 製品に起因しない事故 となっています また その結果のうち E 区分である 誤使用や不注意な使い方と考えられるもの が 件で 68% を占めています 事故発生年度 H8~H 総件数 3 件が対象 D: 業者による工事 修理 又は輸送中の取扱い等に問題があったと考えられるもの E: 専ら誤使用や不注意な使い方と考えられるもの F: その他製品起因しないか 又は使用者の感受性に関係するもの G: 原因不明のもの H: 調査中のもの D:(3%) H:7(3%) G:(3%) F:(3%) E:(68%) 図 原因区分別事故件数 - -

表 除雪機の原因区分別被害状況 ( 平成 8 年度から 年度 )( 3) 被害状況 人的被害 物的被害 被害 死亡 重傷 軽傷 拡大 製品 無し 合計 現象別 被害 破損 D: 業者による工事 修理 又は 輸送中の取扱い等に問題があった ( 0) と考えられるもの E: 専ら誤使用や不注意な使い方 0 8 と考えられるもの (0) ( 8) (8) [ 5] [ ] [ 9] F: その他製品に起因しないか 又は使用者の感受性に関係すると ( 0) 考えられるもの G: 原因不明のもの ( ) ( ) H: 調査中のもの 3 7 ( ) ( ) ( ) 9 0 3 6 3 合 計 () ( 9) ( 0) ( 0) ( 0) ( 0) () [ 5] [ ] [ 9] ( 3) 平成 3 年 9 月 30 日現在 重複 対象外情報を除いた件数 被害状況別で 死亡 重傷 軽傷 と同時に 拡大被害 や 製品破損 が発生している場合は 拡大被害 や 製品破損 にはカウントせず ( ) の数字は被害者の人数 [ ] の数字は転倒した被害者の人数 - 5 -

(5) 事故の現象について事故 3 件について 現象別被害状況を表 に示します 事故の現象別には 使用者が安全装置を無効化し 巻き込まれたもの が 9 件 整備不良や燃料のこぼれ 可燃物の接触が原因で引火したもの が 5 件 運転操作を誤り除雪機と壁等との間に挟まれたもの が 件と続きます また 人的被害 件の中で 被害者の転倒が事故の要因となったものが 9 件となっています 表 除雪機の現象別被害状況 ( 平成 8 年度から 年度 )( ) 被害状況 人的被害 物的被害 被害 死亡 重傷 軽傷 拡大 製品 無し 合計 現象別 被害 破損 使用者が安全装置を無効化し 巻 5 9 き込まれたもの ( ) ( 5) ( 9) [ ] [ ] [ 8] 整備不良や燃料のこぼれ 可燃物 3 5 の接触が原因で引火したもの ( 0) 運転操作を誤り除雪機と壁等との 間に挟まれたもの ( ) ( ) 詰まった雪の除去のため エンジ 3 3 ンを停止させずに回転部に手を差 ( 3) ( 3) し込んだもの 子どもが大人の運転する除雪機に 巻き込まれたもの ( ) ( ) 安全装置のない除雪機で体勢を崩 したため 巻き込まれたもの ( ) ( ) [ ] [ ] 調査中のもの 3 7 ( ) ( ) ( ) 9 0 3 6 3 合 計 () ( 9) ( 0) ( 0) ( 0) ( 0) () [ 5] [ ] [ 9] ( ) 平成 3 年 9 月 30 日現在 重複 対象外情報を除いた件数 被害状況別で 死亡 重傷 軽傷 と同時に 拡大被害 や 製品破損 が発生している場合は 拡大被害 や 製品破損 にはカウントせず ( ) の数字は被害者の人数 [ ] の数字は転倒した被害者の人数 - 6 -

. 事故事例の概要について除雪機の事故について 事故の現象別の事例を示します () 使用者が安全装置を無効化し 巻き込まれたもの デッドマンクラッチを無効化平成 0 年 月 日 ( 北海道 80 歳以上 男性 死亡 ) 除雪作業中に転倒し 雪かき部分に巻き込まれて死亡した 安全装置であるデッドマンクラッチレバーを意図的にゴムバンドで固定して使用していたため 転倒して手を離した際に除雪機が停止せず事故に至ったものと推定される 緊急停止スイッチを無効化平成 9 年 月 7 日 ( 長野県 60 歳代 男性 重傷 ) 斜面で除雪作業中に 後進時に転倒して 除雪機の下敷きになり 左足を骨折した 緊急停止スイッチを作動させるためのひもを体に装着していなかったため 転倒した際にスイッチが作動せず 事故に至ったものと推定される () 整備不良や燃料のこぼれ 可燃物の接触が原因で引火したもの平成 0 年 月 6 日 ( 秋田県 60 歳代 男性 拡大被害 ) 物置小屋兼車庫から出火する火災が発生した 除雪機を使用者自身が応急的な修理を施したのみの故障状態で使用し続けていたため 燃料ゲージから漏洩したガソリンがマフラーの熱により発火したものと推定される (3) 運転操作を誤り除雪機と壁等との間に挟まれたもの平成 9 年 月 9 日 ( 長野県 60 歳代 男性 死亡 ) 除雪機と建物の間に挟まれているのを発見され 病院に運ばれたが死亡した 除雪機の安全装置に異常は見られなかった 使用者が後退させる際に操作を誤り 除雪機と壁との間に挟まれたものと推定される () 詰まった雪の除去のため エンジンを停止させずに回転部に手を差し込んだもの 平成 9 年 月 日 ( 山形県 50 歳代 男性 重傷 ) - 7 -

従業員が除雪機に右手を巻き込まれ 薬指を切断した 使用者が除雪中 シュータ部 ( 5) に詰まった雪を取り除こうと回転部が完全に停止していない状況で雪かき棒 ( 6) を使用せずに手を差し込んだため 負傷したものと推定される (5) 子どもが大人の運転する除雪機に巻き込まれたもの 平成 年 月 3 日 ( 秋田県 5 歳未満 男児 死亡 ) 除雪作業中 側にいた子どもが除雪機の回転部に巻き込まれ 死亡した 除雪機には異常は認められず 事故原因は 除雪作業中の側にいた子どもが 除雪機前部で回転中のオーガ部 ( 7) に巻き込まれたものと推定される ( 5) シュ タ部 : 回転部で砕いた雪を 飛ばす方向を決める部分 ( 6) 雪かき棒 : シュ タ部や回転部に詰まる等した雪を取り除くために使用する棒 ( 7) オーガ部 : 回転部にある雪を直接砕いて集めるらせん状の刃部分 3. 除雪機の事故の防止について () 注意喚起使用者の誤使用 不注意による除雪機の事故が多く発生しています 事故が発生すると被害が重篤になる傾向があり 他の人に危険が及ぶこともあります 事故を未然に防ぐため 取扱説明書を必ず確認し 正しい使い方をしてください また 以下の点に特に注意して 使用してください デッドマンクラッチ等の安全装置は 必ず正しく使用してください 安全装置を無効化したことが 死亡 重傷事故につながっています デッドマンクラッチレバーを固定しての使用や 緊急停止スイッチの未装着での使用は非常に危険ですので 絶対にしないでください 雪詰まりを取り除く際には 回転部が停止していても 突然動き出すことがあります 必ずエンジンの停止を確認してから 雪かき棒を使って作業を行ってください 3 転倒による事故が発生しています 雪上での作業のため 足元が非常に滑りやすいので 後方への移動 斜面での作業の際には 転倒に十分に注意してください 走行する際には 壁や障害物に十分注意してください 5 除雪作業をする場所の安全を確保し 子どもを決して近づけないでください () 事業者の取り組み 除雪機安全協議会に加盟の製造事業者は歩行型ロータリ除雪機について 平成 6 年 月出荷分から 使用者の安全性をより高めるためにデッドマンクラッチを標準装備しています 当該協議会では デッドマンクラッチが装備されていない除雪機を現在使用している - 8 -

方に 使用者の年齢 使用環境等にあわせて より安全に使用していただくために デッドマンクラッチが装備された製品の使用を勧めています 除雪機安全協議会のホームページアドレス http://www.jfmma.or.jp/member/jyosetsuki.html 以上 - 9 -