平成 29 年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 高齢化率は 27.7% 我が国の総人口は 平成 29(217) 年 1 月 1 日現在 1 億 2,671 万人 ( 表 1-1-1) 6 歳以上人口は 3,1 万人 6 歳以上人口を男女別にみると 男性は 1,26 万人 女性は 1,989 万人で 性比 ( 女性人口 1 人に対する男性人口 ) は 76.7 総人口に占める 6 歳以上人口の割合 ( 高齢化率 ) は 27.7% 6~74 歳人口 は 1,767 万人 総人口に占める割合は 13.9% 7 歳以上人口 は 1,748 万人 総人口に占める割合は 13.8% 表 1-1-1 高齢化の現状 単位 : 万人 ( 人口 ) %( 構成比 ) 平成 29 年 1 月 1 日 総数 男 女 総人口 12,671 6,166 6, ( 性比 ) 94.8 6 歳以上人口 3,1 1,26 1,989 ( 性比 ) 76.7 6~74 歳人口 1,767 843 924 人口 ( 性比 ) 91.2 ( 万人 ) 7 歳以上人口 1,748 684 1,6 ( 性比 ) 64.2 1~64 歳人口 7,96 3,841 3,7 ( 性比 )12.3 1 歳未満人口 1,9 798 761 ( 性比 )14.9 総人口 1. 1. 1. 6 歳以上人口 ( 高齢化率 ) 27.7 24.8 3.6 構成比 6~74 歳人口 13.9 13.7 14.2 7 歳以上人口 13.8 11.1 16.4 1~64 歳人口 6. 62.3 7.7 1 歳未満人口 12.3 12.9 11.7 資料 : 総務省 人口推計 平成 29 年 1 月 1 日 ( 確定値 ) ( 注 ) 性比 は 女性人口 1 人に対する男性人口 2
高齢化の状況高齢化の状況 平成 77(26) 年には 約 2.6 人に 1 人が 6 歳以上 約 3.9 人に 1 人が 7 歳以上 総人口が減少するなかで 高齢化率は上昇( 図 1-1 - 2) 6 歳以上人口は 団塊の世代 ( 昭和 22(1947)~ 昭和 24(1949) 年に生まれた人 ) が6 歳以上となった平成 27(21) 年に 3,387 万人となり その後も増加傾向 平成 4(242) 年に 3,93 万人でピークを迎え その後は減少に転じるが高齢化率は上昇傾向にあると推計される 平成 77(26) 年には 38.4% に達して 約 2.6 人に 1 人が 6 歳以上 年前 ( 平成 24 年 ) の推計と比較すると 人口減少の速度や高齢化の進行度合い (26 年高齢化率の推計について 今回推計では 38.1% 前回推計では 39.9%) は緩和している 平成 27(21) 年には 6 歳以上の者 1 人に対して 1~64 歳の者 2.3 人 平成 77(26) 年には 6 歳以上の者 1 人に対して 1~64 歳の者 1.3 人 図 1-1-2 高齢化の推移と将来推計 ( 万人 ) 14, 12, 1, 8, 8,411 9,43 9,8 2,843 3,12 9,921 2,3 1,467 2,1 11,194 11,76 7 2,71 2,722 2,979 7,96,978 8,716 2.2 7,629,84 22. (6.%),27,28 6, 8,9 4,793 17.4 19.6 4,29 2 8,21 7,81 14.6 17.2 1 6,47 7,212 12.1 14.6 4, 11. 6,744 6 歳以上人口を 1 ~ 1,767 1,17 1,747 1,428 1,22 1,681 1,643 1,424,17 1.3 64 歳人口で支える割合 12.1 11.2 9.1 1.8 8.6 1,28 1,14 1 9.8 1,133 (13.9%) 7.9.8 2, 7.1 7.4 4.8 1,31 1,748 1,19 1,47 4.9.3.7 6.3 6.6 3.3 2.8 1,872 2,18 2,288 1613 2,26 17 139 164 189 224 284 366 471 97 717 9 1,16 (13.8%) 2,239 2,277 2,417 2,446 892 2,387 2,248 39 338 376 434 16 62 699 776 3.9 2.3 2.2 2. 1.9 1.9 1.7 1. 1.4 1.4 1.4 1.4 1.3 昭和 2 3 3 4 4 6 平成 2 7 12 17 22 27 29 32 37 42 47 2 7 62 67 72 77 (19) (19) (196) (196) (197) (197) (198) (198) (199) (199) (2) (2) (21) (21) (217) (22) (22) (23) (23) (24) (24) (2) (2) (26) (26) 12,1 12,361 12,777 12,86 12,79 12,671 12,32 13 23 48 98 14 33 4 1,9 2,1 1,72 1,68 1,89 (12.3%) 1,7 2,249 2,63 高齢化率 (6 歳以上人口割合 )( 平成 29 年推計 ) 8,49 実績値 12,32 12,24 1,7 1,47 29.1 12,24 11,913 11,22 1,47 1,321 1,246 33.4 3.3 31.2 3. 28. 8,13 27.7 3. 26.8 28.9 26.6 26.9 27.4 23. 26.1 2.2 23. 総人口 31.6 28. 7,46 7,17 6,87 6,494,978 7 歳以上 6 ~ 74 歳 1 ~ 64 歳 ~ 14 歳不詳 11,22 11,92 36.8 37.7 38. 38.1 38.4 36.1 1,642 3.3 1,192 1,194 32.3 9,744 1,138 32.8 9,284 32. 1,77 31. 1,12 8,88 29. 高齢化率 ( 平成 24 年推計 ) 37.7 38.8 39.4 高齢化率 ( 平成 9 年推計 ) 39.9 91 898 4 資料 : 棒グラフと実線の高齢化率については 21 年までは総務省 国勢調査 217 年は総務省 人口推計 ( 平成 29 年 1 月 1 日確定値 ) 22 年以降は国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) の出生中位 死亡中位仮定による推計結果 点線と破線の高齢化率については それぞれ 日本の将来推計人口 ( 平成 9 年推計 ) の中位仮定 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年推計 ) の出生中位 死亡中位仮定による 推計時点における将来推計結果である ( 注 1) 217 年以降の年齢階級別人口は 総務省統計局 平成 27 年国勢調査年齢 国籍不詳をあん分した人口 ( 参考表 ) による年齢不詳をあん分した人口に基づいて算出されていることから 年齢不詳は存在しない なお 19 年 21 年の高齢化率の算出には分母から年齢不詳を除いている ( 注 2) 年齢別の結果からは 沖縄県の昭和 2 年 7 歳以上の外国人 136 人 ( 男 人 女 81 人 ) 及び昭和 3 年 7 歳以上 23,328 人 ( 男 8,9 人 女 1,238 人 ) を除いている ( 注 3) 将来人口推計とは 基準時点までに得られた人口学的データに基づき それまでの傾向 趨勢を将来に向けて投影するものである 基準時点以降の構造的な変化等により 推計以降に得られる実績や新たな将来推計との間には乖離が生じうるものであり 将来推計人口はこのような実績等を踏まえて定期的に見直すこととしている 推計値 4 3 3 2 3 第1 章第1 節
将来の平均寿命は男性 84.9 歳 女性 91.3 歳 平均寿命は 平成 28(216) 年現在 男性 8.98 年 女性 87.14 年 ( 図 1-1-3) 平成 77(26) 年には 男性 84.9 年 女性 91.3 年となり 女性は 9 年を超える 図 1-1-3 平均寿命の推移と将来推計 9 9 8 8 7 7 男 7.19 女 74.66 78.76 73.3 81.9 7.92 実績値 84.6 77.72 86.3 79. 87.14 86.99 8.98 8.7 87.64 81.34 88.72 82.39 推計値 89.63 83.27 9.4 84.2 91.6 84.66 91.3 84.9 6 61. 6.32 69.31 6 8. 昭和 2 3 4 平成 2 12 22 27 28 32 42 2 62 72 77 (19)(196)(197)(198)(199)(2)(21)(21) (216)(22)(23)(24)(2)(26)(26) 資料 :19 年は厚生労働省 簡易生命表 196 年から 21 年までは厚生労働省 完全生命表 216 年は厚生労働省 簡易生命表 22 年以降は 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) の出生中位 死亡中位仮定による推計結果 ( 注 )197 年以前は沖縄県を除く値である 歳の平均余命が 平均寿命 である 我が国は世界で最も高い高齢化率である 先進諸国の高齢化率を比較してみると 我が国は198 年代までは下位 9 年代にはほぼ中位であったが 平成 17(2) 年には最も高い水準となった ( 図 1-1 - 4) 高齢化の速度について 高齢化率が7% を超えてからその倍の14% に達するまでの所要年数 ( 倍加年数 ) によって比較すると 我が国は 昭和 4(197) 年に 7% を超えると その 24 年後の平成 6(1994) 年には14% に達した しかし 足元ではその伸率は鈍化している 一方 アジア諸国に目を移すと 韓国が18 年 シンガポールが2 年 中国が24 年など 今後 一部の国で 我が国を上回るスピードで高齢化が進むことが見込まれている ( 図 1-1 - ) 4
高齢化の状況高齢化の状況図 1-1-4 世界の高齢化率の推移 1. 欧米 2. アジア 4 4 3 3 2 2 1 1 実績値 日本 (26.6) スウェーデン (19.6) ドイツ (21.1) フランス (18.9) イギリス (18.1) アメリカ合衆国 (14.6) 推計値 4 (21 年 ) (21 年 ) 19 196 197 198 199 2 21 22 23 24 2 26 19 196 197 198 199 2 21 22 23 24 2 26 4 3 3 2 2 1 1 実績値 日本 (26.6) 中国 (9.7) インド (.6) インドネシア (.1) フィリピン (4.6) 韓国 (13.) シンガポール (11.7) タイ (1.6) 資料 : UN, World Population Prospects: The 217 Revision ただし日本は 21 年までは総務省 国勢調査 22 年以降は国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) の出生中位 死亡中位仮定による推計結果による 図 1-1- 主要国における高齢化率が 7% から 14% へ要した期間 日本 韓国 シンガポール 中国 ドイツ 英国 アメリカ スウェーデン フランス 1864 1887 1932 1929 11 年 46 年 1942 8 年 197 72 年 184 186 188 19 192 194 196 198 2 22 24 資料 : 国立社会保障 人口問題研究所 人口統計資料集 (218 年 ) ( 注 ) 19 年以前はUN, The Aging of Population and Its Economic and Social Implications (Population Studies, No.26, 196) 及び Demographic Yearbook,19 年以降は UN, World Population Prospects: The 217 Revision( 中位推計 ) による ただし 日本は総務省統計局 国勢調査 人口推計 による 19 年以前は既知年次のデータを基に補間推計したものによる 4 年 197 24 年 1972 1972 1979 1994 2 1999 21 18 年 2 年 24 年 218 219 214 22 推計値 第1 章第1 節
6 歳以上の者のいる世帯は全世帯の約半分 単独世帯 夫婦のみ世帯 が全体の過半数 6 歳以上の者のいる世帯についてみると 平成 28(216) 年現在 世帯数は 2416 万 千世帯と 全世帯 (4994 万 千世帯 ) の 48.4% を占めている ( 図 1-1 - 6) そのうち 夫婦のみの世帯が一番多く約 3 割となっており 単独世帯と合わせると半数を超える状況である 図 1-1-6 6 歳以上の者のいる世帯数及び構成割合 ( 世帯構造別 ) と全世帯に占める6 歳 以上の者がいる割合 ( 千世帯 ) 3, 2, 2, 1, 1,, 4.1 39.4 38. 41.2 4.1 41.9 42.6 41.6 4. 2,4 2,12 2,42 (1.) (1.7) (1.1) 34.4 2,321 (1.4) 2,668 3. 2,313 2,42 2,96 31.1 3,117 (11.) 2,24 2,241 (11.2) (11.6) (12.2) 2,93 (13.2) 2,26 (11.2) 2,166 (11.3) (13.2) 2,88 3. (11.3) 2,91 (11.7) (11.2) 26.9 3,348 3,199 (11.4) 3,18 3,667 (16.2),7 2.3 (1.3) 2,998 4,74 4,743 (2.7) 24. 3,28 (17.) (18.) (1.4) (19.8) 1,924 4,442 (2.1) 3,947 2. (19.8) (21.3) 3,71 (18.3) (12.3) (2.) 3,836 4,11 3,73 (18.) 3,743 (19.6) 1,3 3,418 3,634 4,141 (18.) (19.3) 2. (12.2) 3,1 2,944 (17.7) (18.4) (26.) 1,34 (16.2) (16.1) 7,26 7,469 (12.4) 7,242 (31.1) 4,232 6,974 (31.) 1,1 (3.7) (33.3) 2,268 (31.1) 1. 1,62 (12.2) 6,19,992,732,883 (29.9),817 6,332 (14.) (12.) 4,27 (3.3) (39.),42,397 (29.8) (3.) (29.8) (29.7) 4,313 1,636 (29.2) (29.) 4,24 (4.9) (12.9) 1. 4,234 (.1) 1,27 (27.1) (11.8) 3,7 891 1,12 2,314 (24.2). 4,69 4,12 4,326 4,32 4,631,18 4,697 3,79 2,199 (22.) (22.4)(22.) (22.)(23.) (24.2),73,99 6,243 6,9 (1.) (1.8) 4,868 1,79 (21.4) (2.6) (2.3) (26.3) (27.1) 1,379 (24.2) (23.3) (16.2) (19.1) 91 1,131 1,613 (19.7) (17.3) (1.7)(12.) (14.9). 昭和 6 平成 2 7 12 17 18 19 2 21 22 23 24 2 26 27 28 (198) (198) (199) (199) (2) (2) (26) (27) (28) (29) (21) (211) (212) (213) (214) (21) (216) 43.4 44.7 46.7 47.1 48.4 総数 24,16. 4. 単独世帯三世代世帯 夫婦のみの世帯その他の世帯 親と未婚の子のみの世帯全世帯に占める 6 歳以上の者がいる世帯の割合 ( 右目盛り ) 資料 : 昭和 6 年以前の数値は厚生省 厚生行政基礎調査 昭和 61 年以降の数値は厚生労働省 国民生活基礎調査 による ( 注 1) 平成 7 年の数値は兵庫県を除いたもの 平成 23 年の数値は岩手県 宮城県及び福島県を除いたもの 平成 24 年の数値は福島県を除いたもの 平成 28 年の数値は熊本県を除いたものである ( 注 2) ( ) 内の数字は 6 歳以上の者のいる世帯総数に占める割合 ( 注 3) 四捨五入のため合計は必ずしも一致しない 6
高齢化の状況高齢化の状況 地域別にみた高齢化 平成 29(217) 年現在の高齢化率は 最も高い秋田県で3.6% 最も低い沖縄県で21.% となっている ( 表 1-1 - 7) 平成 27(21) 年を基準年として 都市規模別に6 歳以上人口の推移をみると 都市規模が大きいほど6 歳以上人口の伸びが大きい見込み 一方で 人口 万人未満の都市 では 平成 32 (22) 年をピークに人口は減少し 平成 27(21) 年時点よりも6 歳以上人口は減少する見込みである ( 図 1-1 - 8) 表 1-1-7 都道府県別高齢化率の推移 総人口 ( 千人 ) 平成 29 年 (217) 6 歳以上人口 ( 千人 ) 平成 7 年 高齢化率 (24) 高齢化率 高齢化率の伸び ( ポイント ) 北海道,32 1,632 3.7 42.8 12.1 青森県 1,278 47 31.8 46.8 1. 岩手県 1,2 4 31.9 43.2 11.3 宮城県 2,323 631 27.2 4.3 13.1 秋田県 996 34 3.6.1 14. 山形県 1,12 3 32.2 43. 1.8 福島県 1,882 69 3.2 44.2 14. 茨城県 2,892 819 28.3 4. 11.7 栃木県 1,97 36 27.4 37.3 9.9 群馬県 1,96 67 28.9 39.4 1. 埼玉県 7,31 1,9 26. 3.8 9.8 千葉県 6,246 1,692 27.1 36.4 9.3 東京都 13,724 3,16 23. 3.7 7.7 神奈川県 9,19 2,274 24.8 3.2 1.4 新潟県 2,267 79 31.3 4.9 9.6 富山県 1,6 334 31.6 4.3 8.7 石川県 1,147 331 28.8 37.2 8.4 福井県 779 232 29.8 38. 8.7 山梨県 823 24 29.8 43. 13.2 長野県 2,76 647 31.1 41.7 1.6 岐阜県 2,8 89 29.3 38.7 9.4 静岡県 3,67 1,69 29.1 38.9 9.8 愛知県 7,2 1,82 24.6 33.1 8. 三重県 1,8 22 29. 38.3 9.3 滋賀県 1,413 37 2.3 34.3 9. 京都府 2,99 743 28.6 37.8 9.2 大阪府 8,823 2,399 27.2 36.2 9. 兵庫県,3 1,8 28.3 38.9 1.6 奈良県 1,348 48 3.3 41.1 1.8 和歌山県 94 34 32.2 39.8 7.6 鳥取県 6 17 31. 38.7 7.7 島根県 68 23 33.6 39..9 岡山県 1,97 67 29.7 36. 6.3 広島県 2,829 89 28.6 3.2 6.6 山口県 1,383 462 33.4 39.7 6.3 徳島県 743 241 32.4 41. 9.1 香川県 967 31 31.1 38.3 7.2 愛媛県 1,364 437 32.1 41. 9.4 高知県 714 244 34.2 42.7 8. 福岡県,17 1,384 27.1 3.2 8.1 佐賀県 824 24 29.2 37. 7.8 長崎県 1,34 424 31.3 4.6 9.3 熊本県 1,76 31 3.1 37.1 7. 大分県 1,12 367 31.8 39.3 7. 宮崎県 1,89 338 31.1 4. 8.9 鹿児島県 1,626 1 3.8 4.8 1. 沖縄県 1,443 33 21. 31.4 1.4 資料 : 平成 29 年は総務省 人口推計 平成 7 年は国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口 ( 平成 3 年推計 ) 7 第1 章第1 節
図 1-1-8 都市規模別にみた 6 歳以上人口指数 (21 年 =1) の推移 14 133.4 13 124.4 12 116.1 11.9 11 18.3 1 1 9 89.7 8 平成 27 (21) 平成 32 (22) 平成 37 (22) 平成 42 (23) 平成 47 (23) 平成 2 (24) 平成 7 (24) 全国人口 3 万人以上の都市 ( 大都市を除く ) 人口 万人以上 1 万人未満の都市 大都市人口 1 万人以上 3 万人未満の都市人口 万人未満の都市 資料 : 国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口 ( 平成 3 年推計 ) をもとに作成 ( 注 1) 各カテゴリーごとに総計を求め 21 年の人口を 1 とし 各年の人口を指数化した ( 注 2) 大都市 は 東京都区部及び政令指定都市を指す ( 注 3) 福島県のデータは含まれていない 過去最高となった社会保障給付費 社会保障給付費( 年金 医療 福祉その他を合わせた額 ) 全体について 平成 27(21) 年度は 114 兆 8,96 億円となり過去最高の水準 ( 図 1-1 - 9) 国民所得に占める割合は 29.7%( 前年比.8 ポイント減 ) 社会保障給付費のうち 高齢者関係給付費について 平成 27(21) 年度は77 兆 6,386 億円 社会保障給付費に占める割合は 67.6% また 平成 27(21) 年度の年齢階級別 1 人当たり医療費 ( 医療保険制度分 ) は 6 歳から64 歳で37.1 万円であるのに対し 7 歳から79 歳で79.3 万円 8 歳から84 歳で94. 万円 ( 図 1-1 - 1) 8
高齢化の状況高齢化の状況図 1-1-9 社会保障給付費の推移 会保障給付費 高齢者関係給付費( 億円 ) 1,2, 社1,, 8, 6, 4, 2, 9.49 昭和 (197) 社会保障給付費の対国民所得比 ( 右目盛り ) (198) 6 (198) 平成 2 (199) 7 (199) 社会付費対国民所得比3 29.7 3 社会保障給付費 保2 障給2 1 1 高齢者関係給付費 12 (2) 17 (2) 22 (21) 27 (21)( 年度 ) 資料 : 国立社会保障 人口問題研究所 平成 27 年度社会保障費用統計 ( 注 1) 高齢者関係給付費とは 年金保険給付費 高齢者医療給付費 老人福祉サービス給付費及び高年齢雇用継続給付費を合わせたもので昭和 48 年度から集計 ( 注 2) 高齢者医療給付費は 平成 19 年度までは旧老人保健制度からの医療給付額 平成 2 年度は後期高齢者医療制度からの医療給付額及び旧老人保健制度からの平成 2 年 3 月分の医療給付額等が含まれている 図 1-1-1 年齢階級別 1 人当たり医療費 ( 平成 27 年度 ) 医療保険制度分 ( 歳 ) 1 ~ 9 ~ 99 9 ~ 94 8 ~ 89 8 ~ 84 7 ~ 79 7 ~ 74 6 ~ 69 6 ~ 64 ~ 9 ~ 4 4 ~ 49 4 ~ 44 3 ~ 39 3 ~ 34 2 ~ 29 2 ~ 24 1 ~ 19 1 ~ 14 ~ 9 ~ 4 9.6 7.6 7. 9.7 14. 12.8 11.4 12.9 17.9 22.8 23. 28.8 37.1 46.9 63.7 医療費計 2 4 6 8 1 12 14( 万円 ) 出典 : 厚生労働省保険局 医療保険に関する基礎資料 ( 注 ) 医療費計とは 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月診療分の医療費のこと 79.3 94. 14.9 11.7 117.7 117.2 9 第1 章第1 節