KADOMA SPORTS WING 4. 電気設備計画 28
基本 針 適 基準 事区分 29
電力貯蔵設備 直流電源装置 4-4 電気設備計画 非常照明用及び受変電制御用電源として設置を計画する 蓄電池の連続供給時間は１０分間とし 以降 非常 用発電機電源にて継続させる 受変電設備 電力会社から受電した電力を各負荷に適した電圧に変換する設備として計画する 電力引込みは敷地東側道路に敷設されている関西電力柱からとし 構内に引込み柱を建柱し架空方式により行 う 以降は地中管路にて建物内へ引込み 建物内は地下ピット内で横引きし一階 EPS より 三階の電気室まで 縦に展開する 9-11 図 1 に受変電設備単線結線図 9-11 図 2 に電気設備主要機器配置図を示す 1. 電力引き込み 普通高圧 6.6kV 60Hz 1 回線受電 設備形式 屋内キュービクル型 遮断器 主要機器 変圧器 コンデンサ 一般電灯用 一般動力用 設備容量 非常動力用 非常電灯用 総容量 ＶＣＢ ＬＢＳ ＰＦ付 モールド型変圧器 トップランナー型 低圧型Ｎ２式 ６ リアクトル付 単相三線式 １０５ ２１０Ｖ １００ｋＶＡ 三相三線式 ２１０Ｖ ｋｖａ 三相三線式 ２１０Ｖ ３００ｋＶＡ スコット １０５ ２１０Ｖ ５０ｋＶＡ １１５０ｋＶＡ 想定 ３ １ １ 1 停電時におけるバックアップ用電源として設置を計画する 1. 非常用発電機設備 停電時における防災負荷と保安負荷のバックアップ用として実装を想定 設備形式 屋外キュービクル型 原動機 主要機器 燃料タンク 給油ボックス 設備容量 １５０ｋＶＡ 想定 燃料種別 軽油 ディーゼルエンジン 即時長時間型 超低騒音型 75 db 小出槽 ９５０Ｌ 地下埋設タンク １９００Ｌ 電灯幹線 単相三線 電気方式 アリーナ照明幹線 単相三線 動力幹線 三相三線 幹線部 ケーブル 配線方式 分岐部 ケーブル ＥＭ ＣＥＴケーブル 配線種別 ＥＭ ＣＥケーブル ＥＭ ＩＥ電線 a メインアリーナ スポーツモール系統 b サブアリーナ系統 c 幼児体育室 共用系統 系統構成 d 多目的スタジオ 医務室系統 e 剣道場 武道場系統 f トレーニング室 会議室系統 ２１０ １０５Ｖ ２１０ １０５Ｖ ２１０Ｖ ケーブルラック 配管 動力設備 自然エネルギーの有効活用 並びに非常時においても活用できるシステムとして 蓄電池と連携したシステ ムとする 本計画では太陽光パネルを南面にルーバー状に設置することで直射日光の遮光による熱負荷の低 減と発電を行い さらには ECO の見える化を実践する VCT 受電盤 機械室毎に配置し 供給対象となる機器が機械室外に配置される場合は機器近傍に手元開閉器盤 を配置し 保守時における安全性に配慮する ７ ５ｋＷ未満 直入始動 始動装置 ７ ５ｋＷ以上 Ｙ 始動 短絡保護 配線用遮断器 ＭＣＣＢ 漏電用遮断器 ＥＬＣＢ 保護回路 その他保護 一般動力 過負荷欠相運転防止継電器 ２Ｅ 水中ポンプ 過負荷欠相反相運転防止継電器 ３Ｅ 通常時 停電時 空調機やファン ポンプ類に対し 電源供給を行う設備として計画する 電源供給対象となる機器を動力制御盤より著しく離れた場所に配置する場合は 機器側近傍に手元開閉器盤を 設けることで 保守点検時における安全性に配慮した計画とする 制御盤 太陽電池 多結晶型シリコン太陽電池 太陽電池モジュール パワーコンディショナー 主要機器 データ収集装置 日照計 外気温計 蓄電池 設備容量 １０ｋＷ パワーコンディショナ 自立運転機能付 受変電設備より電灯分電盤 動力制御盤に至る幹線について整備を行う 幹線は電気種別 単相 三相 電源種別 商用電源 発電機電源 直流電源 用途別 電灯 動力 により 系統分けを行う また 配線方式はケーブルラック + ケーブル配線によるものとし 原則として垂直展開は専用シ ャフト EPS 内 水平展開は共用部 廊下天井内など を通線ルートとし 将来的な増設や点検などに配慮し た計画とする 以降共通 9-11 図 3 9-11 図 4 9-11 図 5 に配電ゾーニング図を示す 電圧降下 内線規程による 備蓄量 ７２時間運転対応 2. 太陽光発電設備 建築工事 太陽電池アレイ 設備形式 屋内キュービクル型 制御弁式据置鉛蓄電池 ＭＳＥ 長寿命型 主要機器 サイリスタ整流器 設備容量 １５０Ａｈ 設置場所 ３階 電気室内 幹線設備 発電設備 蓄電池 メーター 配電盤 省 自然 庇 太陽光発電 10kw相当の太陽光発電 ルーバーを設置 分電盤 スポーツ モール 負荷 太陽光発電システム図 太陽光ルーバー設置イメージ 電気設備１ 仮称 市 総合体育館建設基本設計 30
電灯 コンセント設備 電灯分電盤二次側以降の照明 コンセント等について計画する 分電盤 回路電圧 回路数 保護回路 配線方式 配線種別 配電ゾーニングの各エリアに配置を行う 電灯回路は原則としてＶ コンセント回路は１００Ｖ 実装回路に対して２０ の予備ブレーカを電源種別毎に見込む コンセント回路や屋外及び水廻りに配置する機器の回路はＥＬＣＢとし 過電保護を行う 天井コロガシ配線主体 ＥＭ ＥＥＦケーブル 遮光カーテン 間接光 一般利用時 全点灯 一般利用時 半点灯 分割利用時 大会時 日常の一般的な利用時には 自然光を間接光として積極的に取り入れ 明るく快適な光環境を実現する コートの分割に合わせ 各ゾーン毎で照明を制御し 省エネルギーに貢献する 1. コンセント設備 各居室 共用部などの用途に応じた数や設置場所を計画し 用途の特定できるもの OA 機器 冷蔵庫等 の他に日常の清掃や保守点検用などに配慮し設置を行う 大会時には外壁周りに遮光カーテンを設置し 完全暗転のできる計画とする アリーナ照明点灯パターン 事務室など 廊下など ８ 程度に一ヵ所 ＯＡ機器などにも対応 ２０ ２５ｍに一ヵ所程度 清掃用など多目的な利用を考慮 自動販売機や洗浄便座等用途が特定されている場合は 専用コンセントとして必要個数を その他 計画する 屋外及び水廻りに設置する機器に対してはＥＬＣＢ回路として漏電保護対策を行う 2. 電灯設備 明るさは JIS の照度基準を基本として 適正な照度設定 室環境に応じた器具の選定を行い快適かつ機能的 な光環境を計画する 2-1 明るさの基準 一般照明 駐輪場 151台 JIS Z 9110 : 2011 照明基準総則 による 場所 会議室 事務室 研修室 医務室 照度 ｌｘ 場所 スポーツカフェ クラブハウス ランニングコース エントランス 照度 ｌｘ ３００ 場所 更衣室 倉庫 トイレ 廊下 照度 ｌｘ １００ １００ 1 階平面図 競技用照明 JIS Z 9127 : 2011 スポーツ照明基準 による 運動競技 バスケットボール バレーボール 区分 公式競技 １０００ｌｘ以上 卓球 バドミントン 剣道 柔道 １ ０００ｌｘ以上 １ ０００ｌｘ以上 一般競技 ｌｘ以上 ｌｘ以上 ｌｘ以上 練習 １００l ｘ以上 ｌｘ以上 ｌｘ以上 2-2 照明制御 照明器具は高効率のものを選定 LED Hf 蛍光灯等 し 初期照度補正 人感センサー グループ制御 を導入することで省エネルギー性の高いシステムとする また アリーナなど競技用の照明器具は LED を採用すると共に演色性などにも配慮して計画を行う 1000lx 500lx 200lx 2-3 利便性 省エネに配慮した点滅計画 照明スイッチは現地に配置することを原則として 共用部の照明は間引き点灯や消し忘れ防止に配慮し 事務室より遠隔で管理が行える計画とする 100lx 2 階平面図 照度区分図 電気設備２ 仮称 市 総合体育館建設基本設計 31
情報通信設備 保安防犯設備 防災設備 32
図 6 フラップ板式システム図 特殊設備 33