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Transcription:

EA707CB-18 絶縁抵抗計 取扱い説明書 この当商品をお買い上げいただき誠にありがとうございま に際しましては取扱説明書をよくお読みいただきますよう願いいたします 機能 絶縁抵抗測定 低抵抗測定 抵抗測定 交流電圧計測 直流電圧計測 分極指数 (PI) の測定 / 算出 誘電吸収率 (DAR) の測定 / 算出 1. 使用に当たって この説明書は 資格を有する電気技術者 電気技術に関する訓練を受けた方を 対象としています 乾燥した環境で計測を行なうための装置です DC/AC60V を超える高圧の電源 ( 回路 ) では 使用しないてくださ ( 詳細は6. 環境条件を参照してくださ ) この取扱説明書で使用されるマークの説明 マーク 意味 マーク 意味 感電の危険がある警告 重要説明 警告 危険回避のため従わなければ 危険回避のため従わなければ ならない指示事項を示します ならない指示事項を示します 保護絶縁が施されている 60V を越える高圧の配電系統で ことを示します ( 保護等級 Ⅱ) 使用してはならない警告マーク EU 指令に適合していること意味します 内蔵型ヒューズを示します アース ( 対地電圧 ) 電池マーク電池容量の低下を表します直流電流 (DC) または交流電流 (AC) を示します 2. 安全上の注意事項本装置は下記に従って製造および試験されており 工場出荷時には技術的に完全に安全な状態で出荷されています DIN 041 第 1 部 /EN610 第 1 部 DIN 041 第 1 部 第 2 部 第 4 部 /EN615 第 1 部 第 2 部および第 4 部この状態を維持し 本テスターを安全にご使用いただくために いかなる場合もこの取扱説明書に記載された注意事項および警告に必ず従ってくださ 取扱いを誤ったり 警告事項に従わない場合は 重度の傷害を引き起こす または生命を危険にさらす恐れがあります 警告 : 本装置は アースおよび導線間の電圧が60V 以下の過電圧カテゴリI 以上の電気回路でのみご使用いただくことができま 種類を問わず電子部品での作業は危険を伴うことを忘れないでくださ 30V およびDC60V の低電圧であっても人の生命に危険を及ぼす場合があります /DC30V 以上の電圧が入力されると 危険電圧が接続されたことを示す警告として マークが 表示されます さらに 赤色の高圧インジケータが点灯します 警告 : 本装置を始動させる前に 必ず本体ならびに全ての計測リードおよび接地線に損傷のがないか確認してくださ 重要 : 絶縁抵抗測定時は 危険レベルの電圧が発生する恐れがあります 本装置が安全に動作しなくなった感じたら 直ちにテスターの電源を切り 偶発的に電源が入らないようにす必要があります 以下の場合には 本装置が安全に動作しなくなった考えてください 装置または計測リードに明らかな損傷の兆候が見られる 本テスターが動作しなくなっ 好ましくない条件下で長期間保管されていた 輸送時に乱暴な扱いを受けた 装置が湿気にさらされた 2-1 危険を避けるために 計測リードのプローブ先端が被覆されていない場合は これに触れないでくださ 電圧計測時は まず切替可能なプローブ先端を外してくださ 計測リードを所定の測定ソケットに差し込んでください ( 図 1 をご参照ください ) 測定回路の接続を切る際は 必ず最初に電圧がかかっている計測ケーブル ( 位相 ) を外してから 中性計測リードを外してくださ 爆発性のガスまたは塵埃の近くで使用しないでくださ 1

2-2 メンテナンス お客様がご自分で修理できる部品はありませんので テスターを開けないでくださ 修理および点検は必ず有資格者が行ってくださ 2-3 清掃 定期的に乾いた布と洗浄剤でハウジングを拭いてください 研磨剤や溶剤は使用しないでくださ 3. セット内容 1 本体 1 個 2 安全計測リード 2 本 ( 赤 / 黒 )( 長さ =120mm プローブ先端径 =4mm) 3 安全ワニ口クリップ2 個 ( 赤 / 黒 )4mm プラグイン方式 4 切替可能なプローブ先端 ( 組込 TESキー付き )1 個 5ゴム製保護フレーム 1 個 6アダプターおよびストラッ付きマグネットホルダー 1 個 7 小型保護ポーチ 1 個 8 電池 ( 単 3 電池 )4 個およびヒューズ1 個 ( 電流定格 31mA(100V) 10kA FF 径 =6.3mm 長さ =32mm) 当初部品として装置に組み込まれています ) 4. 各部の名称 1センサー 自動バックライのセンサー 2デジタルディスプレ 3 青色キー 2 次機能に切り替えたいときに使用する切替キー 4COMキー 絶縁抵抗測定値の比較機能を有効にします 5STOR/RECAキー 測定値の保存および呼び出しキー 6LOCキー /P/DA キー 絶縁抵抗および低抵抗の連続測定を可能にし 誘電吸収率および分極指数の測定を有効にします 7 緑色 LE(PAS) COMモードで測定値が比較値 ( 抵抗値 ) を超えると点灯します 8TESキー 絶縁抵抗および低抵抗の測定を有効にします 9 赤色 LE( 高電圧制御インジケータ ) 危険電圧が印加されると点灯します 10 回転スイッチ 計測機能を選択するときに使用します 11Ωソケット 抵抗値および低抵抗値の計測用 12ジャック (+) 電圧 絶縁 分極指数 (P) および誘電吸収率 (DA) の計測用 13COMジャック 電圧 抵抗 低インピーダンス 絶縁 分極指数 (P) および誘電吸収率 (DA) 計測用のコモンジャッ 14ゴム製保護フレーム 図 1 図 2 A AUTO SEN 電圧およびAC 電圧を自動検出するための機能です B デジタルディスプレ 測定値およびアナログ棒グラフ表示用 C TES 絶縁抵抗および低抵抗の計測機能が有効になると表示されます D LOCK 絶縁抵抗および低抵抗を連続測定することができま E APO 自動電源オフを有効にします F LPF 低域通過フィルターが有効になっている時に表示されます G A/DC 電圧またはAC 電圧の測定時に表示されます H 0 計測リードの補正 ( ゼロ補正 ) が行われる場合に表示されます I レンジ表示 J COMPAR 絶縁抵抗測定値の比較機能が有効になっている場合に 表示されます K DAR 誘電吸収率の測定が有効になった場合に表示されます L PI 分極指数の測定が有効になった場合に表示されます M 試験電圧表示 絶縁抵抗の測定時に表示されます N 時計 P/DA 計測の計測時間 O 電池容量が低下すると 電池マークが表示されます P 計測範囲外 Q 極性表示 R ( 高圧インジケータ ) 危険電圧が印加された場合に表示されます S MEM 測定値の内部メモリが有効になった場合に表示されます 2

5. 基本情報 本装置は絶縁抵抗を測定するための装置です 本装置は DIN 010 IE603 VDE070-070 BGV3 OV/ONORM870 および NEN314 に基づく電気安全試験に対応しています あらかじめ制限値が設定されているため 試験の評価を簡単に行うことができま 5-1 絶縁計測器の基本情報 1 測定値表示 B 用のデジタルディスプレ B は 3 /2di 少数点表示の液晶ディスプレーで 表示文字高は 15mm です 表示可能な最大数値は 400 です 2 棒グラフ表示 B は 49 個のセグメントで構成されており 抵抗値を対数目盛で示します 3 極性表示 Q は自動的に表示されます [- 記号の付いたソケットについて 1 つの極性のみが表示されます 4 試験電圧表示用のデジタルディスプレ M は 3 /2di 表示 表示文字高 7mm の液晶ディスプレーです 表示可能な最大値は 199 です 5 デジタルディスプレ 2 の計測範囲外は [>] のマーク P で表示されます 6 本装置には自動測定レンジ選択機能 ( 自動レンジ決定 ) が備わっています 7 本装置には自動バックライ機能が備わっています ( 自動バックライ ) 輝度センサーは装置 1 の上面にあります 周囲照明が暗くなり始めるとすぐに バックライが自動的に点灯します 8 音響信号 ( ブザー音 ) は 有効なキーストロークが行われるたびに 1 回鳴り 無効なキーストロークの場合には 2 回鳴ります 9 回転スイッチ位置の 2 次機能を ( 青色 ) キー 3 で選択することができま 低域通過フィルター (LP) はスイッチ位置 V で有効になります スイッチ位置 Ω( 0 ) で計測リードの補正 ( ゼロ補正 ) を行うことができま スイッチ位置 50V/10V/25V/50V/100V で絶縁抵抗または漏れ電流が表示されます 10COM キー 4 により 絶縁抵抗値の比較機能が有効になります 11STOR/RECA キー 5 は測定値の保存および呼び出しを行うためのキーです 12LOC キー 6 により TES キー 8 を繰り返し押したり 押し続けたりしなくて 絶縁抵抗および低抵抗の連続測定が可能です 連続測定に切り替える場合は LOC キーを押してから TES キーを押してくださ LOC マーク D がディスプレー 2 に表示されます 絶縁抵抗を測定する際は TES キーを押し続けると試験電圧が計測点に印加されます 低抵抗を測定する際は TES キーを押し続けると試験電流が計測点に印加されます LOC キーまたは TES キーを押すと ロック状態を終了することができま 警告 : ロックモー ( キー ) では本装置の入力で外部電圧を認識することができませ ロックモーを有効にする前に 計測点に電圧がかかっていないこと確かめてください 電圧がかかった状態でロックモーを有効にすると ヒューズが飛ぶ恐れがあります LOC キーにより誘電吸収率 (DA)K および分極指数 (P)L の計測が有効になります 13 比較機能 (COMキー 4) においては 測定値が比較値 ( 抵抗値 ) を超えると 緑色 LE7(PASインジケータ ) が点灯します 14TESキー 8により絶縁抵抗および低抵抗の測定機能が有効になります 15 危険電圧が印加されると 赤色 LE9( 高電圧制御インジケータ ) が点灯します ディスプレー 2には 警告マーク Rが表示されます 16 回転スイッチ10 で電源をON/OF します オフ設定は [OF] です 17 約 20 分後に自動的に電源が切れます ロックモー ([LOC])D( 連続計測 ) では 30 分後に自動電源オフ機能が作動します 本装置は キーを作動させる 測定レンジ選択スイッチを回す または AC/DC30V を超える電圧が本装置の入力に接続された場合に自動的に電源が入ります 18 測定値の温度係数 基準温度 23 の値に関して 0.15 ( 規定の測定精度 )/18 未満または28 を超える温度 ( ) 19 電源として単 3 電池 4 本を使用します 警告 : 計測が正しく行われなかったために人に危険が及ぶのを避けるため 電池マークが表示された場合は直ちに新しい電池と交換してくださ 20 新しい電池を使用した場合 以下の回数で計測を行うことができま 低抵抗計測 (EN615-4 にもとづく ) 260 回 [1Ω 計測時間 5 秒 ] または 絶縁抵抗計測 (100V)(EN615-2 にもとづく ) 110 回 [1MΩ 100V 計測時間 5 秒 ] 21 安全計測リードは 4mm プラグイン方式に設計されています 付属の安全計測リードは本体の定格電圧および定格電流に特に適合するものです 22 本体は機械的な損傷を受けないようゴム製保護フレーム14 によって保護されています ゴム製保護フレームにより 計測中に設定または停止することができま 3

6. 環境条件 本体は乾燥した環境で計測を行うための装置です 計測を行うための最大高度 200m 過電圧カテゴリ / 設置カテゴリ IE610-1 60V カテゴリI 汚染等級 2 保護等級 I40(DIN 047-1IE/EN605) IP40 とは 危険な部分への接近に対する保護 直径 1mm より大きい外来固形物に対する保護 (4 第 1 記号 ) 水に対して無保護(0 第 2 記号 ) を示します EMC EN 動作温度および相対湿度 0 ~30 の動作温度に対して : 相対湿度 80% 未満 31 ~40 の動作温度に対して : 相対湿度 75% 未満 41 ~50 の動作温度に対して : 相対湿度 45% 未満 保管温度 温度 -20 ~+60 ( 相対湿度 0~80%) の範囲内で使用することができま 保管時は電池を外す必要があります 7. 電気仕様注意 : 計測精度は下記の合計として規定されています 計測値の相対比数値 ( 最小桁の測定ステップ数を計算 ) 規定の計測精度は温度 18 C~28 C 相対湿度 80% 未満の範囲内において有効です 7-1 電圧計測レンジ ( スイッチ設定 V) 計測レンジ 600V DC 解像度 0. 精度 ±( 計測値の1.0% 5dig + ) ±( 計測値の1.5% 5dig + ) 600V AC 50Hz~60Hz の周波数範囲において 0.1V ±( 計測値の2.0% 5dig + ) 61Hz~500Hz の周波数範囲において 600V AC ±( 計測値の1.5% 5dig + ) 低域通過フィルター 50Hz~60Hz の周波数範囲において (LPF) 有り 0. ±( 計測値の5.0% 5dig + ) 61Hz~400Hz の周波数範囲において AC/DC30V 以上 ( ) の危険電圧が印加された場合の光学的な警告最小計測電圧 0.6V(AC) 過電圧保護 RMまたは DC60V 低域通過フィルター (LP) の制限周波数 1kH 入力インピーダンス 3MW/10pF 未満 AC 変換 :AC 変換では 容量結合された (AC 結合された ) 信号が正弦波信号に調整され 真の実効値として測定されます 非正弦波曲線の場合には 表示値の精度が低くなります したがって 次の波高因子については 追加誤差が生じます 1.4~2.0 の波高因子 追加誤差 +1.0% 2.0~2.5 の波高因子 追加誤差 +2.5% 2.5~3.0 の波高因子 追加誤差 +4.0% 7-2 絶縁抵抗計測レンジ ( スイッチ設定 MW 50V/10V/25V/50V/100V) 計測レンジ 4MΩ 40MΩ 400MΩ 4000 MΩ 4.1GΩ...20GΩ 解像度 0.00 0.01 0.1 1MΩ 0.1GΩ 精度 ±( 計測値の1.5% 5dig + ) ±( 計測値の1.5% 5dig + ) ±( 計測値の3.0% 5dig + ) ±( 計測値の3.0% 5dig + ) ±( 計測値の10% 3dig + ) 各試験電圧の最小 / 最大抵抗 試験電圧 最小抵抗 (1mA 時 ) 最大抵抗 50V 50 KΩ 50 M 10V 100 KΩ 100 25V 250 KΩ 250 50V 500 KΩ 500 100V 1MΩ 20 試験電圧の精度 -0% +20% 短絡電流 1mA( 公称 ) 自動放電機能 mf 未満のコンデンサについて 放電時間 1 秒未満 最大容量性負荷 mf 以下の負荷について使用可能 接続電気回路の検出 A/DC30V を超える場合 4

7-3 抵抗計測レンジ ( 低抵抗レンジ )( スイッチ設定 W) 計測レンジ 40Ω 400Ω 4000Ω 4kΩ 解像度 0.0 0.1 1Ω 0.01 精度 ±( 計測値の1.5% 5dig + )* ±( 計測値の1.5% 3dig + ) ±( 計測値の1.5% 3dig + ) ±( 計測値の1.5% 3dig + ) * W 未満の場合 さらに 3di 試験電圧 :4V 超 ~8V 短絡電流 :20mA 超 接続電気回路の検出 :AC/DC2V を超える場合 8. 計測方法 8-1 計測前の準備規定の保管温度および動作温度条件以外で使用および保管しないでくださ 常時絶縁された状態にならないようにしてくだ 安全計測リードの公称電圧および公称電流を確認してくださ 付属の安全計測リードの公称電圧および電流定格は本体の定格値と一致しています 安全計測リードの絶縁を確認してくださ 絶縁に損傷がある場合は 直ちに当該リードを廃棄してくださ 安全計測リードの導通を確認してくださ 安全計測リードの導線が断線している場合は 当該リードを直ちに廃棄してくださ 回転スイッチ 10 で別の機能を選択する前に 安全計測リードを計測点から外してくださ 近くに強力な干渉源があると 表示値が不安定になり 計測誤差が生じる可能性があります 8-2 AUTO S 機能による電圧計測 ( 自動 AC/DC 検出 ) 切替可能プローブ先端を外してくださ 回転スイッチ10 でご希望の機能を選択してくださ 黒色の安全計測リードは本体のCOMジャック 13に接続してくださ 赤色の安全計測リードは本体の絶縁用ジャック12 に接続してくださ 安全計測リードを計測点に接続してくださ ディスプレー 2で計測値を読み取ってくださ A/DC66V を超える電圧は >66V A/DC としてディスプレーに表示されます 電圧値がAC/DC30V 以上の場合は 警告マークがディスプレーに点滅表示されます 警告 : 本装置は DC( 直流 ) 電圧または AC( 交流 ) 電圧のいずれかを表示します 計測電圧が DC および AC 両方を含む場合 いずれか大きい方の値を表示します AC( 交流 ) 電圧の計測値は平均値整流によって求められ実効値として表示されます 図 3:AUTO S 機能による電圧計測 をご参照ください 8-2-1 低域通過フィルター (LP) による電圧計測 図 3[AUTO SENSE 機能による電圧計測 ] 制限周波数 1kH の低域通過フィルター ( 積分回路 ) が備わっています 低域通過フィルターは本体の ( 青色 ) キー 3( を 1 回押すこと ) により有効にすることができま フィルターが有効になっている場合は [LP]F マークが同時にディスプレー 2 に表示されます 8-3 抵抗および低抵抗計測 回路または試験対象に電圧がかかっていないこと確かめてください 回転スイッチ 10 でご希望の機能を選択してくださ 黒色の安全計測リードは本体の COM ジャック 13 に接続してくださ 赤色の安全計測リードは本体の絶縁用ジャック 12 に接続してくださ 計測リードの抵抗の補正 ( ゼロ補正 ) を行うには 計測リードを接続し ( 短絡させ ) 青色キー 3 を押してくださ ディスプレー 2 に [ 0 ]H が表示されると直ちにゼロ補正が始まります 安全計測リードを計測点に接続してくださ TES キー 8 を押し ディスプレー 2 で計測値を確認してくださ A/DC2V を超える電圧が印加されると 警告マークが点滅し 外部電圧が印加されていること警告した上で 抵抗計測を中止します 切替回路をオフにし 再度計測を行ってくださ 図 4[ 抵抗および低抵抗計測 ] 5

計測された抵抗値がディスプレー 2 に表示されます 40kΩ を超える抵抗値は [>40kΩ] マークとともにディスプレーに表示されます 連続して抵抗値を計測するには LOC キー 6 を押した後 TES キー 8 を押してくださ TES キー 8 または LOC キー 6 が再度押されるまで抵抗値が連続して計測されます 図 4: 抵抗および低抵抗計測 をご参照ください 8-4 絶縁抵抗計測 警告 : 接地電位について最大許容電圧を超えないようにしてくださ 感電の危険があります 接地電位に対して次のジャックに印加することができ最大電圧は60V です COMソケット 13 絶縁用ジャック12 計測時には テスト ( プローブ ) 先端 / 計測点間に長時間にわたりアークが発生しないようにしてくださ 装置の故障を引き起こす恐れがあります 警告 : 絶縁計測時には テストプローブ先端に高電圧が発生することがありま このような危険電圧は試験対象機器の被覆されていない金属部品にも発生する可能性があることを心に留めておいてくださ 回転スイッチ10 が50V 10V 25V 50V または 100V に設定されている場合は テストプローブの先端に触れないでくださ 回路または試験対象に電圧がかかっていないこと確かめてください 回転スイッチ 10 でご希望の機能を選択してくださ 黒色の安全計測リードは COM ジャック 13 に接続してくださ 黒赤の計測リードは絶縁用ジャック 12 に接続してくださ 安全計測リードを計測点に接続してくださ A/DC30V を超える電圧が印加されると 警告マークが点滅し 外部電圧が印加されていること警告した上で 絶縁抵抗の計測を中止します スをオフにし 再度計測を行ってくださ TE キー 8 を押して計測を開始してくださ 青色キー 3 を押して絶縁抵抗値または漏れ電流値を表示させてくださ 連続して絶縁抵抗値を計測するには まず LOC キー 6 を押した後 TETE キー 8 を押してくださ TES キー 8 または LOC キー 6 が再度押されるまで絶縁抵抗値が連続して計測されます 警告 : 計測リードを取り外す前に TES キー 8 を離し 印加電圧が 0V に低下するまでお待ちください 試験サンプルの内部に蓄積された電力は計測器を通して放電されることを心に留めておいてくださ 計測レンジを超える抵抗値は [>]P とともにディスプレー 2 に表示されます 図 5: 絶縁抵抗計測 ( 記号による ) をご参照ください 8-4-1COMPA 機能 ( 比較機能 ) 絶縁抵抗計測器には 次の制限値 (12 個 ) が保存されています 10KΩ 20KΩ 50KΩ 1MΩ 2MΩ 5MΩ 10MΩ 20MΩ 50MΩ 10MΩ 20MΩ および 50MΩ 計測を行う前に COM キー 4 を押して制限値を選択してくださ 比較モードでは [COMPA] マーク J が表示され 選択した制限値がディスプレー 2 の右下に表示されます 比較機能により 計測値が制限値を下回っていないか直接確認することができま 計測値が比較値 ( 抵抗値 ) を超えると PAS インジケータ 7 の緑色 LE が点灯します 制限値を選択および有効にするには COM キー 4 を押してくださ 比較機能を無効にするには COM キー 4 を 2 秒以上押してくださ 図 5[ 絶縁抵抗計測 ( 記号による )] 8-5 分極指数 (P) および誘電吸収率 (DA) 回路または試験対象に電圧がかかっていないこと確かめてください 回転スイッチ 10 でご希望の機能を選択してくださ 分極指数 (P) を決定するには LOC キー 6(P/DA) を 2 秒以上押してくださ [P] マーク L がディスプレー 2 に表示されます LOC キーをもう一度押すと 誘電吸収率 (DA) 計測と分極指数 (P) 計測のいずれかを選択することができま 選択した計測 (PI または DAR) がディスプレー 2 に表示されます 黒色の安全計測リードは COM ジャック 13 に接続してくださ 黒赤の計測リードは絶縁用ジャック 12 に接続してくださ 安全計測リードを計測点に接続してくださ 6

A/DC30V を超える電圧が印加されると 警告マークが点滅し 外部電圧が印加されていることさらに警告した上で 計測を中止します 切替回路をオフにし 再度計測を行ってくださ TE キー 8 で計測を開始および中断することができま 青色キー 3 により 値を確定するまでに必要な残り時間を決定することができま 計測値が計測レンジを超えた場合は エラーメッセー [Er] がディスプレーに表示されます 図 6: 分極指数 (P)/ 誘電吸収率 (DA) の計測 をご参照ください 分極指数 (P)=R10-Mi/R1-Mi R10-Mi=10 分後の絶縁抵抗計測値 R1-Mi=1 分後の絶縁抵抗計測値 誘電吸収率 (DA)=R1-Mi/R30-Se R1-Mi=1 分後の絶縁抵抗計測値 R1-Mi=1 分後の絶縁抵抗計測値 注意 :2 を上回る分極指数または 1.3 を上回る誘電吸収率が優れた絶縁性を示す基準です 8-5-1P 計測後の計測結果 計測完了後 [<] キー ( 青色キー 3) を押して計測結果をスクロール表示することができま 図 7:P 計測後の計測結果 をご参照ください 8-5-2DA 計測後の計測結果 図 6[ 分極指数 (PI)/ 誘電吸収率 (DAR) の計測 ] 計測完了後 [<] キー ( 青色キー 3) を押して計測結果をスクロール表示することができま 図 8:DA 計測後の計測結果 をご参照ください 8-6 メモリ機能 図 7[PI 計測後の計測結果 ] 図 8[DAR 計測後の計測結果 ] 計測値を保存するための内部メモリが装備されています 各計測に対し 10 個の格納場所が割り当てられています 8-6-1STOR( 計測値の保存 ) 計測値をメモリに保存するには STOR/RECA キー 5 を押してくださ キーが押下されると [MEM] マーク S が点滅し 保存された計測値の個数 M がディスプレー 2 に表示されます メモリは 5 つのセグメントに分かれており 各セグメントは 10 個の格納場所で構成されています 表 1: 各計測の保存値 電圧 抵抗 絶縁抵抗 DA P 1 電圧 抵抗 抵抗 DAR 値 P 値 2 漏れ電流 R30- 秒 R1- 分 3 試験電圧 R1- 分 R10- 分 7

8-6-2RECA( 計測値の呼び出し ) 保存されている計測値を呼び出すには STOR/RECA キー 5 を 2 秒間押してくださ [MEM] マーク S および保存されている計測値の個数 M がディスプレー 2 に表示されます 青色キー 3 および COM キー 4 を押して メモリをスクロールしてくださ メモリに何も保存されていない場合は [non] がディスプレーに表示されます 図 9: 保存計測値の呼び出し をご参照ください 図 10: 絶縁計測の保存値 をご参照ください 図 9[ 保存計測値の呼び出し ] 8-6-3P/DA 計測の保存値の呼び出し LO キー 6(P/DA) を 2 秒間押してくださ [P] マーク L がディスプレー 2 に表示されます LO キーをもう一度押して ご希望の機能 (DA)K または (P)L を選択してくださ した機能がディスプレー 2 に表示されます STO/RECA キー 5 を数秒間押して RECA モードに移行します 青色キー 3 および COM キー 4 を押してメモリをスクロールしてくださ メモリに何も保存されていない場合は [non] がディスプレーに表示されます 図 11:DA 計測の保存値 をご参照ください 図 12:P 計測の保存値 をご参照ください 図 10[ 絶縁計測の保存値 ] 図 11[DAR 計測の保存値 ] 図 12[PI 計測の保存値 ] 8

8-6-4 計測値の消去 9. メンテナンス 任意の計測機能 ( セグメント ) の計測値メモリを消去するには STOR/RECA キー 5 を 5 秒以上押してくださ ディスプレー 2 の [MEM]S および [cl]b マークが 2 回点滅します 計測値 ( 全てのセグメント ) の全メモリを消去するには 本計測器の電源を切り STOR/RECA キー 5 を押しながら 再度電源を入れてください [Al]B[de]M マークがディスプレー 2 に表示されます 警告 : 開ける前に装置に電圧がかかっていないこと確かめてください 感電の危険があります 電圧がかかっている本装置を開けて行う作業は 必ず事故を防ぐための特別な予防措置を取った上で技能を有する電気技術者が実施するようにしてくださ 装置を開ける前に 以下のとおり電圧がかかっていないこと確かめてください まず 2 本の安全計測リードを計測対象から取り外してくださ 次に 2 本の安全計測リードを外してくださ 回転スイッチ 10 をスイッチ設定 [OF] まで回してくださ 9-1 装置の保護 9-2 清掃 以下のような一定の状況下では 安全な動作が保証されません ケーシングに損傷が見られる 間違った測定結果が出る 不適切な条件下で長期間保管したことが明白な場合 輸送時に異常な圧力がかかったことが明白な場合 上記のような場合には 直ちに本装置の電源を切り 計測点から切り離した上で それ以上使用できないようにしてくだ 外側のケーシングを清潔な乾いた布 ( 特殊な清掃用ワイパーを除く ) できれいに拭いてください 本装置の清掃には 溶剤や研磨剤を使用しないでくださ 電池収納部および電池の接点が漏れた電解液で汚れていないか必ず確認してくださ 電解液による汚れまたは白い堆積物が電池または電池収納部付近に見られる場合は 乾いた布できれいに拭き取ってくださ 9-3 電池交換 警告 : 開ける前に装置に電圧がかかっていないこと確かめてください 感電の危険があります 電源として 単 3 電池 4 本を使用しています 電池マークO がディスプレー部 2に表示されたら 電池交換を行う必要があります 電池を交換する際は以下の手順に従ってくださ 1 安全計測リードを計測回路から外してくださ 2 安全計測リードを本体から外してくださ 3 回転スイッチ10 をスイッチ設定 [OF] まで回してくださ 4 ゴム製保護フレーム14 を本体から取り外してくださ 5 本体の前面を下にして置き 電池収納部カバーのネジを緩めてください 6 電池収納部カバーを取り外してくださ 7 電池収納部から使用済みの電池を取り出してくださ 図 13[ 電池 ヒューズの交換 ] 8 新しい電池を電池収納部の所定の位置に差し込んでください 電池の極性 (+/) を確認してくださ ) 9 電池収納部のカバーを装置下部の所定の位置にはめ ネジを締めてください 10 本体ににゴム製保護フレーム14 を取り付けてください 注意 : 環境保護にご協力ください 使用済みの電池は家庭ゴミとして廃棄しないでくださ 使用済み電池または特別廃棄物の収集場所に持ち込んで処分してくださ お住まいの地域の情報をご確認ください 9

9-4 ヒューズの確認および交換 9-5 校正 以下の手順で ヒューズの状態を確認することができま 1 安全計測リードを計測回路から外してくださ 2 安全計測リードを本体から外してくださ 3 回転スイッチ 10 で (Ω 0 ) 機能を選択し TES キー 8 を押してくださ 4 [FUS] がディスプレー 2 に表示される場合は ヒューズに欠陥があるため これを交換する必要があります 警告 : 開ける前に装置に電圧がかかっていないこと確かめてください 感電の危険があります 内部ヒューズ (31mA 100V 10kA FF 径 =6.3mm 長さ =32mm) により過負荷からされています 以下の手順に従ってヒューズを交換してくださ 1 安全計測リードを計測回路から外してくださ 2 安全計測リードを本体から外してくださ 3 回転スイッチ 10 をスイッチ設定 [OF] まで回してくださ 4 ゴム製保護フレーム 14 を本装置から取り外してくださ 5 本体の前面を下にして置き 電池収納部カバーのネジを緩めてください 6 電池収納部カバーを取り外してくださ 7 古いヒューズの片方の端をドライバーを使ってヒューズホルダーから持ち上げてください 8 古いヒューズをヒューズホルダーから完全に取り外してくださ 9 同じ定格電流 定格電圧 断線定格 断線特性 寸法の新しいヒューズを取り付けてください 10 必ずヒューズがホルダーの真ん中にくるよう取り付けてください 11 電池収納部カバーを装置下部の所定の位置にはめ ネジを締めてください 12 本体にゴム製保護フレーム 14 を取り付けてください 図 13: 電池およびヒューズの交換 をご参照ください 測定結果の規定精度を維持するためには 定期的に校正する必要があります 装置は 1 年周期で校正正されることを勧めします ( 株 ) エスコへお問い合わせください 10. ゴム製保護フレームの使用 安全計測リードは ゴム製保護フレームに巻きつけ 先端をフレームにはめ込んで収納することができま 安全計測リードは 計測用の先端部を自由に引き出して ( 装置本体と一緒に ) 計測点に取付られるようにゴム製保護フレームにはめ込むことができます ゴム製保護フレームの背面支持部は 本体を斜めに設置 ( 計測値を読み取りやすくする ) またはまたは取付る場合に使用します 図 14 安全計測リードの収納 図 15 立てて設置する 株式会社エスコ本社 / 550-0012 大阪市西区立売堀 3-8-14 TEL (06)6532-6226 FAX (06)6541-0929 10