財団法人 静岡県財形事業協会寄付行為 第 1 章 総則 ( 名称 ) 第 1 条この法人は 財団法人静岡県財形事業協会 ( 以下 協会 という ) という ( 事務所 ) 第 2 条協会は 事務所を静岡市葵区黒金町 5 番地の1に置く ( 目的 ) 第 3 条協会は 勤労者の福祉向上に貢献する為に 勤労者財産形成制度を中心に広く勤労者の福祉促進に関する衆知を集め 福祉促進の為の調査研究を行うと共に勤労者の財形制度の普及に努め 更に住宅資金融資を行って持家取得に寄与することを目的とする ( 事業 ) 第 4 条協会は 前条の目的を達成する為に 次の事業を行う (1) 財形制度を中心に勤労者の福祉促進に関する調査研究 (2) 財形制度の普及および宣伝 (3) 財形制度に関する相談および指導 (4) 財形制度に関する講演会 研究会等の開催 (5) 労働省等その他内外の関係機関との連絡および協力 (6) 勤労者の住宅に関する融資事業 (7) その他目的を達成するに必要な事業 第 2 章 資産及び会計 ( 資産の構成 ) 第 5 条協会の資産は 次に掲げるものをもって構成する (1) 財産目録に記載された財産 (2) 資産から生ずる収入 (3) 寄付金品 (4) 事業に伴う収入 (5) その他の収入 ( 資産の種別 ) 第 6 条資産は 基本財産及び運用財産の2 種とする 2 基本財産は 次に掲げるものをもつて構成する (1) 協会の設立に際し基本財産として指定された財産 (2) 基本財産とすることを指定して寄付された財産 (3) 協会の設立後に理事会で基本財産に繰り入れることを決議した財産 1
3 運用財産は 基本財産以外の資産とする ( 基本資産の処分の制限 ) 第 7 条基本財産は これを処分し 又は担保に共することができない ただしやむを得ない理由があるときは 理事会において 理事の3 分の2 以上の同意を得 かつ主務官庁の承認を得て その一部を処分し 又その全部又は一部を担保に共することができる ( 資産の管理 ) 第 8 条資産は 理事長が管理し その方法は理事会の決議により定める 2 基本財産のうち 現金は労働金庫に預け入れ 又は国債 公債その他確実な有価証券に換えて保管しなければならない ( 経費の支弁 ) 第 9 条協会の経費は 運用財産をもって支弁する ( 事業年度 ) 第 10 条協会の事業年度は 毎年 4 月 1 日に始まり翌年 3 月 31 日に終る ( 事業計画及び収支予算 ) 第 11 条協会の事業計画及び収支予算は 理事長が作成し その事業年度開始前日までに理事会の承認を得なければならない 2 理事長は 前項の事業計画又は収支予算を変更しょうとするときは 理事会の承認をえなければならない ただし 軽微な変更についてはこの限りでない ( 事業報告 収支決算及び財産目録 ) 第 12 条協会の事業報告 収支決算及び財産目録は 理事長が作成し 監事の監査を経て その事業年度終了後 3ケ月以内に理事会の承認を得なければならない ( 剰余金 ) 第 13 条決算の結果 剰余金を生じたときは 理事会の議決を経てその全部若しくは一部を基本財産に繰り入れ 若しくは積み立て 又は翌年度に繰り越すものとする 第 3 章 役員 評議員及び職員 ( 役員及び評議員の種別及び選任 ) 第 14 条 協会に 次の役員及び評議員を置く (1) 理事長 1 人 (2) 副理事長 1 人 (3) 常務理事 1 人 (4) 理 事 ( 理事長 副理事長 常務理事を含む )7 人以上 12 人以内 (5) 監 事 2 人 (6) 評議員 8 人以上 14 人以内 2 理事及び監事は 評議員会において選任する 3 理事長 副理事長及び常務理事は 理事の互選により定める 2
4 評議員は 勤労者の福祉促進事業に関係がある者その他協会の趣旨に賛同する者及び学識経験者のうちから理事会の推薦によって理事長が委嘱する 5 理事 評議員及び監事は 相互に兼ねることができない ( 役員及び評議員の職務 ) 第 15 条理事長は 協会を代表し業務を統括する 2 副理事長は 理事長を補佐し業務を処理するとともに 理事長に事故あるときは その職務を代理し 理事長が欠けたときはその職務を行う 3 常務理事は 理事長及び副理事長を補佐し業務を処理する 4 理事は 理事会を構成し業務の執行を決定する 5 監事は 民法第 59 条の職務を行う 6 評議員は 評議員会を構成し この寄付行為に定める職務を行う ( 役員及び評議員の任期 ) 第 16 条役員及び評議員の任期は2 年とする ただし補欠の役員の任期は前任者の残任期間とする 2 役員及び評議員は再任されることができる 3 役員及び評議員は辞任し 又は任期が満了した場合においても後任者が就任するまではその職務を行わなければならない ( 役員及び評議員の解任 ) 第 17 条役員及び評議員に 役員及び評議員としてふさわしくない行為があったときは 評議員会において4 分の3 以上の同意を得て その役員及び評議員を解任することができる 2 前項の規定により役員を解任しようとするときは その役員及び評議員にあらかじめ通知するとともに 解任の決議を行う評議員会において弁明の機会を与えなければならない ( 事務局 ) 第 18 条協会の事務を処理する為 協会に事務局を置く 2 事務局には 職員を置く 3 職員は理事長が任免する 4 職員の定数 給与 勤務時間等については 理事長が理事会の決議を得て別に定める 第 4 章 会議 ( 会議の種別 ) 第 19 条協会の会議は 理事会及び評議員会とする ( 会議の構成 ) 第 20 条理事会は 理事長 常勤理事その他の理事をもって構成する 2 評議員会は評議員をもって構成する 3
( 会議の権能 ) 第 21 条理事会は この寄付行為に別に規定するもののほか 協会の運営に関する重要な事項を議決する 2 評議員会は この寄付行為に別に定めるもののほか 理事長の諮問に応じて必要な事項を審議するとともに 必要に応じて協会に関する重要事項に関し 理事長に建議することができる 3 理事会において 第 7 条 第 11 条 第 12 条 第 29 条及び第 30 条に掲げる事項を議決する場合には あらかじめ評議員会の意見を聴かなければならない ( 会議の開催 ) 第 22 条理事会は 次に掲げる場合に開催する (1) 理事長が必要と認めたとき (2) 理事の3 分の1 以上から会議の目的を示して開催の請求があったとき 2 評議員会は 次に掲げる場合に開催する (1) 理事長が必要と認めたとき (2) 評議員の4 分の1 以上から会議の目的を記載した書面により開催の請求があったとき (3) 監事から会議の目的を記載した書面により開催の請求があったとき ( 会議の招集 ) 第 23 条会議は理事長が招集する 2 理事長は 前条第 1 項第 2 号の場合には請求のあった日から10 日以内に理事会を 同条第 2 項第 2 号及び第 3 号の場合には請求のあった日から10 日以内に評議員会を招集しなければならない 3 会議を招集する場合は その構成員に対し 会議の目的たる事項 内容 日時及び場所を示した書面により 開催の日前 7 日までに通知しなければならない ただし 緊急の場合にはこの限りでない ( 会議の議長 ) 第 24 条理事会の議長は 理事長がこれにあたる 2 評議員会の議長は その評議員会において出席した評議員のうちから選任する ( 会議の定足数 ) 第 25 条会議は 構成員の2 分の1 以上の出席がなければ開会することができない ( 会議の議決 ) 第 26 条会議の議決は この寄付行為に別に定めるもののほか 会議に出席した構成員の過半数の同意をもって決し 可否同数のときは 議長の決するところによる ( 評議員会における書面表決等 ) 第 27 条やむを得ない理由により評議員会に出席できない評議員は あらかじめ通知された事項について書面をもって表決し 又は他の評議員を代理人として表決を委任することができる この場合において 前 2 条及び次条第 1 項 3 号の規定については 出 4
席したものとみなす ( 会議の議事録 ) 第 28 条会議の議事については 次の事項を記載した議事録を作成しなければならない (1) 会議の日時及び場所 (2) 構成員の現在数 (3) 理事会にあってはその理事会に出席した理事の氏名 評議員会にあってはその評議員会に出席した評議員の数 (4) 議決事項 (5) 議事の経過の概要及びその結果 (6) 議事録署名人の選任に関する事項 2 議事録には 議長のほか 理事会にあってはその理事会に出席した理事のうちから 評議員会にあってはその評議員会に出席した評議員のうちから 当該会議において選出された議事録署名人 2 人以上が署名押印しなければならない 第 5 章存続期間 ( 存続期間 ) 第 29 条協会は平成 23 年 6 月 30 日まで存続することとする 第 6 章寄付行為の変更及び解散 ( 寄付行為の変更 ) 第 30 条この寄付行為は 理事会において理事の4 分の3 以上の同意を得 かつ主務官庁の認可を得なければ変更することができない ( 解散及び残余財産の処分 ) 第 31 条協会は 第 29 条の規定に基づき 平成 23 年 6 月 30 日をもって解散する 2 解散の時に存する残余財産は 理事会の議決を経 主務官庁の許可を得てこの協会と類似の目的を有する団体に寄付するものとする 第 7 章雑則 ( 書類及び帳簿の備付け及び閲覧 ) 第 32 条事務所には 次に掲げる書類及び帳簿を備え付けておかなければならない (1) 寄付行為 (2) 役員名簿 (3) 事業報告書 (4) 収支計算書 (5) 正味財産増減計算書 (6) 貸借対照表 5
(7) 財産目録 (8) 事業計画書 (9) 収支予算書 (10) 役員の履歴書並びに評議員及び職員の名簿及び履歴書 (11) 許可 認可等及び登記に関する書類 (12) 寄付行為に定める機関の議事に関する書類 (13) 収入及び支出に関する帳簿及び証拠書類 (14) その他必要な資料 2 前項第 1 号から第 9 号までの書類については 原則として 一般の閲覧に供しなければならない ( 委任 ) 第 33 条 この寄付行為の施行について必要な事項は 理事会の議決を経て別に定める 付則 1 協会の設立当初の事業年度は 第 10 条の規定にかかわらず 設立許可のあった日から昭和 58 年 3 月 31 日までとする 2 協会の設立初年度の事業計画及び収支予算は 第 11 条第 1 号の規定にかかわらず 別紙役員及び評議員の定めるところによる 3 協会の設立当初の役員及び評議員は 第 14 条第 2 項から第 4 項までの規定にかかわらず 別紙役員及び評議員名簿のとおりとし その任期は 第 16 条第 1 項の規定にかかわらず 昭和 58 年 3 月 31 日までとする 改 正 平成 16 年 3 月 31 日 平成 17 年 6 月 3 日 平成 20 年 4 月 23 日 平成 21 年 3 月 26 日 平成 22 年 3 月 18 日 6