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節下地調整 7.. 一般事項塗替えで 表 7.. から表 7..7 までの RB 種の場合の範囲は 特記による 特記がなければ塗替え面積の 0% とする 7.. 木部の下地調整 (a) 木部の下地調整は 表 7.. により 種別は特記による 特記がなければ RB 種とする 表 7.. 木部の下地調整種別塗料その他工程 RA 種 RB 種 RC 種規格番号規格名称種類 汚れ 付着物除去 スクレーパー 研磨紙等により 全面除去する スクレーパー 研磨紙等により 劣化部分を全面除去し 活膜は残す 木部を傷つけないよう に除去し 油類は 溶剤 等でふき取る 研磨紙 P0~0 露出素地面 既存塗膜面 研磨紙 P0~0 を研磨する.. 節止め 5 穴埋め 6 JASS 8 M-0 木部下塗り用調合ペイント セラックニス 合成樹脂エマルションハ テ 研磨紙 P0~0 合成樹脂 耐水形 節及びその周囲にはけ塗りを行う Hi-CR 下塗白 ( 無鉛 ) 塗料用シンナー A 0~5% 割れ 穴 隙間 くぼみ等に充填する Hi ヒ ニレックス耐水ハ テ ( 仕上 ) 穴埋め乾燥後 全面を平らに研磨する ( 注 ). 木部に新規に塗装を行う場合は RA 種 ( 不透明塗料塗りの場合 ) 又は RB 種 ( 透明塗料塗りの場合 ) とし 工程 を省略し 工程 と の間にやに処理を行う. やにの処理は やにを 削り取り又は電気ごて焼きのうえ 溶剤等でふき取る. ラワン しおじ等導管の深いものの場合は 必要に応じて 工程 ののちに塗料製造所の指定する目止め処理を行う. 合成樹脂エマルションパテは 外部に用いない 5.JASS 8 M-0 は 日本建築学会材料規格である 6. 工程 において JASS 8 M-0 は合成樹脂調合ペイント及びつや有り合成樹脂エマルションペイントに適用し それ以外は塗料製造所の指定するセラックニスとする (b) 透明塗料塗りの下地調整は RB 種による ただし 既存塗膜は 全面除去する また 必要に応じて 表 7.. の工程を行ったのち 次の工程を行う () 着色顔料を用いて着色兼目止めをする場合は はけ へら等を用いて 着色顔料が塗面の木目に十分充填するように塗り付け へら 乾いた布等で 色が均一になるように余分の顔料をきれいにふき取る () 着色剤を用いて着色する場合は はけ等で色むらの出ないように塗り 塗り面の状態を見計らい Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

乾いた布でふき取って 色が均一になるようにする () 素地面に 仕上げに支障のおそれのある甚だしい色むら 汚れ 変色等がある場合は 漂白剤等を用いて修正したのち 水ぶき等により漂白剤を除去し 十分に乾燥させる 7.. 鉄鋼面の下地調整 鉄鋼面の下地調整は表 7.. により 種別は特記による 特記がなければ RB 種とする 表 7.. 鉄鋼面の下地調整種別塗料その他工程 RA 種 RB 種 RC 種規格番号規格名称 汚れ 付着物除去 テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 塗膜及び錆等を全面除去する テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 劣化しぜい弱な部分及び錆等を除去し 活膜は残す 素地を傷付けないようにワイヤフ ラシ等により 除去する 油類除去 溶剤ぶき 研磨紙 研磨紙 P0~0 ずり 研磨紙 P0~0 ( 注 ) 新規鉄鋼面に塗装を行う場合は RA 種とし 工程 を省略する 全面を平らに研磨する Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

7.. 亜鉛めっき鋼面の下地調整 亜鉛めっき鋼面の下地調整は 表 7.. により 種別は特記による 特記がなければ RB 種とする 表 7.. 亜鉛めっき鋼面の下地調整種別塗料その他工程 RA 種 RB 種 RC 種規格番号規格名称 汚れ 付着物除去 テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 塗膜及び錆等を全面除去する テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 劣化し脆弱な部分及び錆等を除去し 活膜は残す 素地を傷付けないようにワイヤフ ラシ等により 除去する 研磨紙 P0~0 全面を平らに研磨する 油類除去 溶剤ぶき 5 エッチンク フ ライマー塗り エッチンク フ ライマー ( 種 ) ヒ ニレックス 0 全面 アクチフ フ ライマー 56 ヒ ニレックス50アクチ露出亜鉛めっき面のみ フ フ ライマーシンナー 0~0% ( 注 ).RA 種 RB 種の工程 5 のエッチングプライマーの塗付け量は 0.05 kg / mとし 時間以上 8 時間以内に次の工程に移る. 新規亜鉛めっき鋼面に塗装を行う場合は RA 種とし 工程 を省略する. 新規鋼製建具等に使用する亜鉛めっき鋼板は 鋼板製造所にて化成皮膜処理を行ったものとし 下地調整は RC 種として 工程 に代えて油類除去 ( 溶剤ぶき ) を行う Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

7..5 モルタル面及びプラスター面の下地調整 モルタル面及びプラスター面の下地調整は 表 7.. により 種別は特記による 特記がなければ RB 種とする 表 7.. モルタル面及びプラスター面の下地調整種別塗料その他工程規格 RA 種 RB 種 RC 種規格名称種類番号 5 汚れ 付着物除去 ひび割れ部の補修 吸込止め 穴埋めパテかい 日本ペイント商品名 テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 全面除去する テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 劣化し脆弱な部分を除去する 素地を傷付けないようにワイヤフ ラシ等により 除去する 特記による 566 696 合成樹脂エマルションシーラー 合成樹脂エマルションハ テ 耐形 ニッヘ 水性透明シーラー水道水 00% C- ニッヘ フィラー 00 水 Hi ヒ ニレックス耐水ハ テ ( 仕上 ) 全面に塗り付ける ひび割れ 穴等を埋めて不陸を調整する 6 研磨紙 P0~0 パテ乾燥後 表 面を平らに研 研磨紙 P0~0 磨する 7 パテしごき 8 696 合成樹脂エマルションハ テ C- ニッヘ フィラー 00 全面にパテをし ごき取り平滑 にする 耐水形 Hi ヒ ニレックス耐水ハ テ ( 仕上 ) 研磨紙 P0~0 パテ乾燥後 全面を平らに研磨する ( 注 ). アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りの場合は 工程 の吸込止めは 塗料製造所の指定するものとする. 仕上げ材が仕上塗材の場合は パテ及び工程 の吸込止めは 仕上塗材製造所の指定するものとする. 仕上げ材が壁紙の場合は パテ及び工程 の吸込止めは 壁紙専用のものとする. 仕上げ材がマスチック塗材塗りの場合は 工程 の吸込み止めを省略する Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

5. 合成樹脂エマルションパテは 外部に用いない 6. 新規に塗装又は壁紙張りを行う場合は RA 種又は RB 種とし 工程 に代えて素地を十分に乾燥させ 工程 を省略する 7. 塗替え等の場合は 工程 を省略する 吸い込み止めには ニッヘ 水性透明シーラー以外に ニッヘ 水性ホワイトシーラー ニッヘ 水性シミ止めシーラー Ⅱ ニッヘ 水性カチオンシーラー透明 ニッヘ 水性カチオンシーラーホワイトも適用可能です 5 Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

7..6 コンクリート面 ALC パネル面及び押出成形セメント板面の下地調整 (a) コンクリート面及び ALC パネル面の下地調整は 表 7..5 により 種別は特記による 特記がなければ RB 種とする ただし 8 節の場合は (b) による 表 7..5 コンクリート面及び ALC パネル面の下地調整 種別 塗料その他 工程 RA 種 RB 種 RC 種 規格 規格名称 種類 番号 汚れ 付着物除去 ひび割れ部の補修 下地調整塗り 日本ペイント商品名 テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 全面除去する テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 劣化し脆弱な部分を除去する 素地を傷付けないようにワイヤフ ラシ等により 除去する 特記による 696 696 C- 又は C- C- 又は C- (C-) ニッヘ フィラー 00 (C-) ニッヘ セメントフィラー ニッヘ ヒ ルカ ート カチオンフィラー J (C-) ニッヘ フィラー 00 (C-) ニッヘ セメントフィラー ニッヘ ヒ ルカ ート カチオンフィラー J 全面に塗りつけて平滑にする 既存の塗膜の除去部分の不陸を調整する 合成樹脂エマルションハ テ 耐水 Hi ヒ ニレックス耐水ハ テ ( 仕上 ) 5 研磨紙 P0~0 研磨紙 P0~0 乾燥後 表面を平らに研磨する 6 パテしごき 7 696 合成樹脂エマルションハ テ 研磨紙 P0~0 C- ニッヘ フィラー 00 全面にパテをしごき取り平滑に耐水 Hi ヒ ニレックス耐水する ハ テ ( 仕上 ) 乾燥後 全面を平らに研磨する ( 注 ).ALC パネルの場合は 工程 の前に合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗り付ける ただし アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りの場合は塗料製造所の指定するものとする 6 Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

. 合成樹脂エマルションパテは 外部に用いない. 工程 のの C- C- の使い分けは.6.[ 下地調整 ](a) 及び (c) による. 新規に塗装を行う場合は RA 種とし 工程 にかえて素地を十分に乾燥させて 工程 を省略する (b) コンクリート面及び押出成形セメント板面の下地調整は 表 7..6 による ただし 種別は 塗り工法に応じた節の規定による 表 7..6 コンクリート面及び押出成形セメント板面の下地調整種別塗料その他日本ペイント工程 RA 種 RB 種 RC 種規格番号規格名称種類商品名 汚れ 付着物除去 ひび割れ部の補修 下地調整塗り ( 注 ) テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 全面除去する テ ィスクサンタ ー スクレーハ ー等により 劣化し脆弱な部分を除去する 素地を傷付けないようにワイヤフ ラシ等により 除去する 特記による 696 696 C- 又は C- C- 又は C- (C-) ニッヘ フィラー 00 (C-) ニッヘ セメントフィラー ニッヘ ヒ ルカ ート カチオンフィラー J (C-) ニッヘ フィラー 00 (C-) ニッヘ セメントフィラー ニッヘ ヒ ルカ ート カチオンフィラー J 全面に塗りつけて平滑にする 既存の塗膜の除去部分の不陸を調整する 合成樹脂エマルションハ テ 耐水形 Hi ヒ ニレックス耐水パテ ( 仕上 ) 5 吸込止め 6 パテしごき 7 JASS 8 M-0 反応形合成樹脂ワニス反応形合成樹脂パテ 液形エホ キシ樹脂ワニス 液形エホ キシ樹脂ハ テ ニッヘ 浸透性シーラー ( 新 ) 無希釈 全面に塗り付ける JASS 8 M-0 () タフカ ート E ハ テ 全面にパテをしごき取り平滑にする 研磨紙 P0~0 乾燥後 全面を 研磨紙 P0~0 平らに研磨する 7 Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

( 注 ). 押出成形セメント板の場合は 工程 を省略する. 液形エポキシ樹脂ワニス, 液形エポキシ樹脂パテは, 上塗り塗料製造所の指定するものとする. 新規に塗装を行う場合は RA 種とし 工程 に代えて素地を十分に乾燥させて 工程 を省略する.JASS 8 M-0 及び M-0() は 日本建築学会材料規格である 5. 屋内で現場塗装する場合 工程 5 の吸込止め及び工程 6 のパテしごきに使用する材料は 上塗り塗料製造所の指定する水性塗料とする 吸込み止め : ニッヘ 水性カチオンシーラー透明 又はニッヘ 水性カチオンシーラーホワイトパテしごき :Hi ビニレックス耐水パテ ( 仕上 ) *Hi ビニレックス耐水パテ ( 仕上 ) は屋外及び水回り部には使用しないでください 7..7 せっこうボード面及びその他ボード面の下地調整 せっこうボード面及びその他ボード面の下地調整は 表 7..7 により 種別は特記による 特記がなければ RB 種とする 表 7..7 せっこうボード面及びその他ボード面の下地調整 工程 種別塗料その他日本ペイント規格 RA 種 RB 種 RC 種規格名称種類商品名番号 既存塗膜を全 既存塗面除去する 膜の除去 劣化し脆弱な部分を除去する 汚れ 付着物除去 素地を傷付けないように除去する 合成樹脂一般 Hi ヒ ニレックスエコ釘頭 たたき穴埋め エマルションハ テ形仕上げハ テ跡 傷等を埋 ハ テか せっこうボシ ョイン め 不陸を調整いード用目地トコンハ 69 する 処理材ウント 研磨紙 P0~0 パテ乾燥後 表研磨紙 面を平らに研ずり 研磨紙 P0~0 磨する 合成樹脂 一 般 Hi ヒ ニレックスエコ 5 パテ エマルションハ テ形仕上げハ テ全面にパテを せっこうボシ ョインしごき取り平しごき ード用目地トコンハ 滑にする 69 処理材ウント 6 研磨紙 P0~0 パテ乾燥後 全面を平らに研磨する ( 注 ). 屋外及び水回り部の場合は 工程 及び工程 5 の合成樹脂エマルションパテは 塗料製造所の指定するものとする (Hi ビニレックスエコ仕上げパテは屋外及び水回り部には使用しないでください ). 工程 及び 5 のせっこうボード用目地処理材は 素地がせっこうボードの場合に適用する 8 Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.

. けい酸カルシウム板の場合は 工程 の前に吸込止めとして反応形合成樹脂ワニス ( 液形エポキシ樹脂ワニス : ニッヘ 浸透性シーラー ( 新 ) またはニッヘ ファイン浸透シーラー ) を全面に塗る ただし 屋内で現場塗装する場合 吸込止めに用いる材料は 上塗り塗料製造所の指定する水性塗料 ( ニッヘ 水性カチオンシーラー透明 又はニッヘ 水性カチオンシーラーホワイト ) とする. 仕上げ材が仕上塗材の場合は パテは 仕上塗材製造所の指定するものとする 5. 新規に石こうボードの目地処理工法 ( 継目処理工法 ) を行う場合は RA 種とする 6. 新規に塗装又は壁紙張りを行う場合は RA 種又は RB 種とし 工程 に代えて継目処理部分を十分に乾燥させる なお 壁紙張りの場合は パテは 壁紙専用のものとする 9 Copyright 0 NIPPON PAINT All rights reserved.