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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

起案理由

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宇都宮市サイクリングターミナル条例 宇都宮市サイクリングターミナル条例昭和 58 年 3 月 23 日条例第 17 号改正昭和 62 年 3 月第 21 号平成 3 年 12 月第 41 号平成 4 年 3 月第 29 号平成 7 年 12 月第 36 号平成 8 年 3 月第 24 号平成 9 年

( 産休等代替職員の登録 ) 第 3 条 所定の資格を有する者であって, 産休等代替職員となることを希望する者は, 産休等代 替職員登録申込書 ( 別記様式第 1 号 ) を市町に提出するものとし, 市町長は適当と認めたときはこれを産休等代替職員登録簿 ( 別記様式第 2 号 以下 登録簿 という

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( 登録の審査及び登録 ) 第 7 条市長は, 前条の規定による申請を受けたときは, 第 5 条に規定する登録の要件を満たしていることを確認の上, 届出のあった情報を登録するものとする ( 登録情報の利用 ) 第 8 条市長は, 次に掲げる事由に該当するときは, 市民等の生涯学習活動を促進し, 又は

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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法律第三十三号(平二一・五・一)

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

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ブロック塀撤去補要綱

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

個人情報保護規程

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

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世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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世田谷区母子福祉応急小口資金貸付条例新世田谷区母子及び父子福祉応急小口資金貸付条例 新旧対照表 旧世田谷区母子福祉応急小口資金貸付条例 昭和 40 年 3 月 25 日条例第 12 号 昭和 40 年 3 月 25 日条例第 12 号 改正昭和 44 年 7 月 1 日条例第 28 号昭和 45 年

防府市一時預かり事業実施要綱

1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

( 救済給付の要件 ) 第 3 条この要綱による救済給付の要件とする県単独補助事業は 次の各号に掲げる要綱に基づく事業とする 一山梨県子宮頸がん予防ワクチン接種促進事業費補助金交付要綱 ( 平成 22 年 6 月 16 日から平成 23 年 3 月 31 日まで ) 二平成 23 年度山梨県子宮頸が

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通学定期券の写しを市長に提出するとともに, 年度の終了時には通学実績報告書 ( 様式第 5 号 ) を提出しなければならない ( 交付の取消と返還 ) 第 8 条市長は, 補助金の交付を受けた者が, 次の各号のいずれかに該当す るときは, 交付決定を取り消し, または, 既に交付した補助金の全部もし

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

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(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

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千葉市プレーパーク開催支援要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条本要綱は 本市における市民によるプレーパークを支援するために必要な事項を定めるものとする ( 用語の定義 ) 第 2 条本要綱において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) プレーパーク子どもたちの健全な育

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個人情報によって識別される特定の個人をいう ( 基本理念 ) 第 3 条個人情報は 個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ その適正な取扱いを図るものとする 第 2 章個人情報 ( 利用目的の特定 ) 第 4 条個人情報を取り扱うに当たっては 定款の定める業務を遂行

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宇都宮市サイクリングターミナル条例施行規則 宇都宮市サイクリングターミナル条例施行規則昭和 58 年 3 月 23 日規則第 14 号改正平成 3 年 12 月第 46 号平成 4 年 3 月第 11 号平成 9 年 6 月第 37 号平成 13 年 3 月第 11 号平成 16 年 12 月第 4

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GVP省令

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

平成11年度

付申請から補助金の請求までが区の一会計年度中に完結する事業とする ( 補助対象経費 ) 第 5 条 補助の対象となる経費は 別表に掲げる防犯カメラの整備又は再整備に係る地域団体が負 担した経費であって 使途 単価 規模等の確認ができ 江戸川区長 ( 以下 区長 という ) が 必要かつ適当と認めるも

により 次の各号に定める者に対して届書の提出を求めるものとする ただし 第 1 号に該当する場合で 届出すべき事項を公簿等によって確認することができるときは 当該届出を省略させることができる (1) 世帯に属するすべての被保険者が老人保健法 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) の規定による医療又

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鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

外務省訓令第 19 号外交記録公開に関する規則の全部を改正する訓令を次のように定める 平成 24 年 8 月 10 日外務大臣玄葉光一郎外交記録公開に関する規則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 外交記録が 国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであることに鑑み 作成又

する暴力団員 ( 以下 暴力団員 という ) 又は同条第 1 号に規定する暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者 (5) その他特に市長が不適当とする者 ( 補助金交付の対象事業 ) 第 4 条補助金の交付の対象となる事業 ( 以下 補助対象事業 という ) は 通学路等に面し 道路面からの高

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

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Transcription:

路上生活者緊急一時保護事業実施要綱 平成 22 年 7 月 20 日特別区福祉主管部長会決定 平成 2 5 年 3 月 1 8 日特別区福祉主管部長会改正 平成 2 7 年 3 月 17 日特別区福祉主管部長会改正 ( 目的 ) 第 1 この要綱は 路上生活者対策事業実施大綱 ( 以下 大綱 という ) に基づき実施する路上生活者緊急一時保護事業 ( 以下 緊急一時保護事業 という ) に関し 必要な事項を定める ( 定義 ) 第 2 この要綱において次の各号に掲げる用語は 当該各号の定めるところによる 1 路上生活者 : 特別区内の道路 公園 河川 駅等の公共の空間で日常の生活を送っている者で 日本国籍を有する者 出入国管理及び難民認定法 ( 昭和 2 6 年政令第 3 1 9 号 ) 別表第 2 に該当する者 日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法 ( 平成 3 年法律第 7 1 号 ) に定める法定特別永住者 難民の地位に関する条約 ( 昭和 5 6 年条約第 2 1 号 ) 第 1 条又は難民の地位に関する議定書 ( 昭和 5 7 年条約第 1 号 ) の規定による難民をいう 2 福祉事務所 : 各特別区において 大綱に基づき実施する各事業を所管する部署をいう 3 福祉事務所長 : 前号に定める部署の長をいう 4 実施施設 : 緊急一時保護事業を実施する大綱第 4 に定める路上生活者対策施設をいう 5 事業運営協議会 : 大綱第 7 に基づき 路上生活者対策施設の管理及び路上生活者対策事業の運営を円滑に行うため設置する 路上生活者対策事業運営協議会 をいう 6 施設長 : 緊急一時保護事業の管理運営責任者をいう 7 委託法人 : 緊急一時保護事業の実施を委託された法人をいう ( 事業の内容 ) 第 3 緊急一時保護事業では 宿泊援護 相談及び指導 その他健康診断 健康回復の支援を実施する 2 宿泊援護の内容は 次のとおりとする 1 宿所及び生活設備の提供 2 食事及び入浴の提供 3 衣類及び日用生活用品の提供

4 その他保健衛生や娯楽等のサービス提供 3 相談及び指導の内容は 次のとおりとする 1 生活相談及び日常生活管理指導 2 健康の維持 回復等の相談及び健康管理指導 3 その他の相談 4 健康診断のほか 必要に応じて通院等による健康回復の支援を行う 5 前各号に掲げるもののほか 東京都と特別区が必要と認める支援を行うことができる ( アセスメント ) 第 4 施設長は 利用者の実情に応じた社会復帰を支援するため 利用者の意欲 能力 希望 心身の健康状態等の把握及び評価 ( 基礎アセスメント ) を行う 2 施設長は 基礎アセスメントを行うにあたり 医師 職業相談員 心理相談員等の意見を聴取するとともに 評価アセスメント会議を行うものとする 3 施設長は 福祉事務所長が大綱に基づき実施する路上生活者自立支援事業 ( 以下 自立支援事業 という ) の利用承諾及び事業終了後の処遇決定に資するため アセスメント結果を福祉事務所長に報告するものとする ( 事業の実施 ) 第 5 この要綱第 3 及び第 4の各項の支援を行うにあたって 委託法人は福祉事務所 保健所 及び協力医療機関等の関係機関と連絡を密にしながら進めるものとする 2 前項の関係機関は 委託法人の行う支援に 十分協力するものとする 3 東京都と特別区は 協力して協力医療機関を確保する 4 委託法人は 緊急一時保護事業の実施とともに実施施設の管理を行う ( 利用対象者 ) 第 6 この事業の利用対象者は 特別区内の路上生活者及び路上生活になるおそ れのある者とする ( 利用期間 ) 第 7 利用者が事業を利用できる期間は 原則として 2 週間以内とする ただし 福祉事務所長は 施設長の意見により延長する必要があると認めるときは原則 2 週間を限度に利用を延長することができる ( 利用の手続き等 ) 第 8 緊急一時保護事業を利用しようとする者は 福祉事務所長に 直接又は施設長を経由して事業利用申込をしなければならない 2 事業利用申込を受けた福祉事務所長は 利用申込者について状況を調査し 利用対象者であると認めたときは 次の各号のいずれかに該当すると認める

場合のほかは 生活困窮者自立支援法 ( 平成 25 年法律第 105 号 ) に基づく支援決定を踏まえ 利用を承諾するものとする 1 生活保護法 ( 昭和 2 5 年法律第 1 4 4 号 ) に基づく生活保護受給者に該当すると認められるとき 2 緊急一時保護事業の利用定員に達しているとき 3 緊急一時保護事業を利用した後 別に定める期間を経過しないとき 4 その他 事業の運営上支障があると認められるとき ( 利用承諾の解除 ) 第 9 福祉事務所長は この要綱第 7 に規定する利用期間が終了したとき 生活困窮者自立支援法による支援の対象とならなくなったとき及び自立支援事業の利用又は利用者の居住場所が確保されたときは 利用の承諾を解除する 2 前項にかかわらず 福祉事務所長は 次の各号のいずれかに該当する利用者について 施設長の報告に基づき利用の承諾の解除をすることができる 1 長期間の入院等により治療が必要と認められるとき 2 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成 1 0 年法律第 1 1 4 号 ) に定める感染症と認められるとき 3 この要綱第 1 1 に規定する利用者の遵守事項に著しく違反したとき 3 福祉事務所長は 前項の規定により利用の承諾を取り消す場合は 施設長と協議するものとする ( 利用者負担 ) 第 10 この要綱に基づき委託法人が実施する事業については 利用者負担を求 めない ( 利用者の遵守事項 ) 第 11 利用者は次の事項を遵守するものとする 1 施設内において実施する生活相談及び指導 健康診断 アセスメントの実施に協力し 生活習慣や健康の回復に努力すること 2 福祉事務所長及び施設長の指導にしたがい社会復帰に努力すること 3 医師等の指示に基づかない薬物を使用しないこと 4 酒類を飲まないこと 5 無断で外出又は外泊したり 施設内に部外者を立ち入らせないこと 6 けんか口論をしないこと 7 施設内にみだりに印刷物を掲示しないこと 8 施設内に危険物を持ち込まないこと 9 施設内の設備や物を壊したり 施設外に持ち出さないこと 10 指定された場所以外で 火気使用及び喫煙をしないこと 11 収入が発生する場合は 施設長に申告すること 12 金銭の貸借をしないこと

13 浪費をつつしみ 賭け事をせず 預貯金に努めること 14 共同生活の場の清潔と秩序維持に必要な職員の指示に従うこと 15 その他 施設長が定める事項を遵守すること ( 施設長の責務等 ) 第 12 施設長は 利用の承諾がされた者につき 正当な理由なくその利用を拒んではならない 2 施設長は 常に 利用者の心身の健康回復や社会復帰に向けた自立を支援し 適切な指導を行う 3 施設長は アセスメントを実施するとともに 利用者の自立に向けての取り組み状況を常に把握し 福祉事務所長に報告しなければならない 4 施設長は この要綱第 4に定める評価アセスメント会議を行うとき この要綱第 9に定める利用承諾の解除を伴う協議を行うとき及びその必要があるときは 福祉事務所職員の参画を得るものとする 5 施設長は 利用者について この要綱第 9 第 1 項又は第 2 項に該当する事由が生じたと認めるときは 速やかに福祉事務所長に報告するとともに 利用承諾の解除を求めることができる ( 委託法人の責務等 ) 第 13 委託法人は 本事業を実施するにあたって 施設の適正な管理に努めるとともに 施設の機能維持に必要な修繕及び法令に定める点検業務などの責務を負う 2 委託法人は 本事業を実施するにあたって 相談記録ほか利用者に関する台帳及び経理に関する帳簿等必要な書類を備えなければならない 3 委託法人は この事業に関する会計経理を明確にして管理しなければならない 4 委託法人は 毎月及び事業終了時 事業の運営に関し速やかに事業運営協議会に報告するものとする ( 職員 ) 第 14 委託法人は 緊急一時保護事業を実施するため 自立支援施設職員配置基準に基づき 施設長 事務員 指導員 相談員 医師 看護師 その他必要と認められる職員を置かなければならない 2 前項の職員については 施設長を除き 事業運営に支障を生じない範囲で非常勤職員とすることができる 3 職員の配置基準は 事業運営協議会が協議のうえ 別に定める ( 委任 ) 第 15 この要綱に定めるもののほか この要綱に必要な事項は 別に定めるこ とができる

附則 この要綱は 平成 13 年 8 月 1 日から適用する 附則 この要綱は 平成 15 年 10 月 10 日から施行する 附則 ( 平成 2 0 年 2 月 2 9 日特別区厚生部長会決定 ) 1 この要綱は 平成 20 年 4 月 1 日から施行する 2 路上生活者緊急一時保護事業要綱 ( 平成 15 年 10 月 10 日付 以下 旧要綱 という ) は 平成 20 年 3 月 31 日をもって廃止する 3 この要綱の施行時において 旧要綱により緊急一時保護事業の利用承諾を得ているものについては なお 従前の例による 附則 ( 平成 22 年 7 月 20 日特別区福祉主管部長会決定 ) この要綱は 平成 2 2 年 10 月 1 日から施行する ただし 第 3 ブロック 第 4 ブロック及び第 5 ブロックにおける緊急一時保護事業については 当分の間 従前の例により実施するものとする 附則 ( 平成 25 年 3 月 18 日特別区福祉主管部長会決定 ) 平成 22 年 7 月 20 日付特別区福祉主管部長会決定にかかる附則ただし書きは すべての緊急一時保護センターの事業終了に伴い 平成 25 年 2 月 1 日付で廃止する 附則 ( 平成 27 年 3 月 17 日特別区福祉主管部長会決定 ) この要綱は 平成 27 年 4 月 1 日から施行する