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鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

(1) 組織の役割 1 未然防止ア ) いじめが起きにくい, いじめを許さない環境づくり 2 早期発見 事案対処ア ) いじめの相談 通報を受け付ける窓口イ ) いじめの早期発見 事案対処のための, いじめの疑いに関する情報や児童の問題行動などに係る情報の収集と記録, 共有ウ ) いじめに係る情報

Ⅰ いじめ問題に関する基本的な考え方 はじめにいじめは, 決して許されてはならない行為です しかし, いじめはどの学校のどの児童にも起こりうる問題であり, 本校についても例外ではありません これまでも, 各学級において生徒指導上の問題として担任をはじめ学校全体で問題の解決に取り組んできました そのよ

3. いじめの未然防止のための取組未然防止の基本とは 児童が周囲の友人や教職員と信頼できる関係の中 安心 安全に学校生活を送ることができ 規律正しい態度で授業や行事に主体的に参加 活躍できるような授業づくりや集団づくり 学校づくりを行っていくことである この基本をもとに取組を進める また 本校教職員

上越市立有田小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 4 月策定 1 いじめの定義といじめに対する基本的な考え方 (1) いじめの定義児童生徒に対して 当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 ( インターネット

重大事態が疑われる事案が発生した時に、その原因がいじめにあるかを判定する。

川口市立原町小学校いじめ防止基本方針 平成 27 年 9 月 1 日 川口市立原町小学校 はじめに 本校では いじめ防止のために 積極的な生徒指導の推進に力を入れている いじめの未然防止には 児童が安心 安全に学校生活を送ることができ 規律ある態度で授業やその他の教育活動に主体的に参加 活躍できるこ

(4) 学級活動の充実 一人一役 や学校行事を通じて 学級内で生徒一人一人が活躍できる場を設け 他者の役に立っていると実感できるような学級経営に努める (5) 生徒会活動の活性化生徒会策定の いじめ防止五ヶ条 や いじめについて考える週間 ( 岡山県 ) 自殺予防週間 自殺対策強化月間 ( 内閣府

神奈川県立逗子高等学校いじめ防止基本方針 1 いじめの防止等に関する基本的な考え方 ( 本校のいじめ防止に関する基本的な姿勢 ) いじめは いじめを受けた生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に重大な危険を生じさせるお

横須賀市立大津中学校 学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 1 日策定 平成 31(2019) 年 4 月 1 日改定 1 いじめ防止等に向けた基本姿勢 いじめの定義 いじめ防止対策推進法( 平成 25 年法律第 71 号 ) 第 2 条より いじめ とは 児童等に対して 当該児童等が在籍

対象としたいじめの未然防止の観点が重要である このため 本校では 全ての生徒に心の通う対人関係を構築できるような力を育み いじめを生まない環境をつくるために 地域 家庭その他の関係機関と一体となって継続的な取組を進める また 教育活動全体を通じ 全ての生徒に いじめは決して許されない ことの理解を促

31阿賀野全:方針実践のための行動計画

滋賀県いじめ防止基本方針 構成案

Ⅰ いじめ問題に関する基本的な考え方はじめに いじめは, 決して許されてはならない行為です しかし, いじめはどの学校のどの児童にも起こりうる問題であり, 本校についても例外ではありません これまでも, 各学級において生徒指導上の問題として担任をはじめ学校全体で問題の解決に取り組んできました そのよ

Ⅱ いじめ防止等のための具体的取組 1 いじめの未然防止 (1) 基礎 基本的事項の習得とすべての児童が参加 活躍できる授業をめざし わかる授業づくりをすすめる (2) 道徳教育の充実を図り 特別活動を通して規範意識や集団の在り方等についての理解と実践的態度の育成に努める (3) 月に 1 度 担任

(7) 生徒 保護者への啓発活動 * 学期末保護者会でのいじめの現状報告と未然防止の講話 *SNS の使用にあたり 親子ルール作り等を示す (8) 教職員の研修 * モラールアップ研修会を行い 体罰や不適切な発言がいじめにつながるということを確認する * 過度の競争意識 勝利至上主義 生徒のストレス

神戸市立月が丘小学校いじめ防止基本方針 はじめに月が丘小学校は 教職員 保護者 地域が一体となって いじめの問題に取り組むよう いじめ防止対策推進法 第 1 3 条の規定に基づき いじめ防止等のための対策を総合的 かつ効果的に推進するために 基本的な方針 ( 以下 月が丘小学校基本方針 という )

2 いじめの防止等のための基本的な施策 (1) 基本となる取組 1 いじめの未然防止のための取組ア学校の重点目標の一つに いじめ防止 を掲げ いじめをしない 見逃さないことに組織的に取り組む イ教育活動全体を通して 児童の自己有用感と自己肯定感を高め 規範意識と人間関係能力を高める ウ道徳の時間を要

いて正しく理解し 自分と他者の人権をともに大切にし 実践的な態度を身につけられるよう努めます また 生徒自らがいじめの問題を自分のこととして捉え 考え 議論する活動や校内でいじめ撲滅や命の大切さを呼びかける活動を進めるなど 生徒自らがいじめの未然防止に主体的に取り組み 全ての生徒にとって居心地のよい

粟野小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 3 月改定 はじめに いじめは いじめを受けた児童の基本的人権を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず 生命または身体に重大な危険を生じさせるおそれがある 一方 いじめはどの子どもにも どの学校にも起こりうる 極め

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 平成 30 年 12 月改定 鎌倉市立関谷小学校

平成 30 年度滋賀県立大津清陵高等学校 通信制 いじめ防止基本方針 はじめにいじめは いじめを受けた生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長および人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命または身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものです こうしたいじめから一人でも多

学校いじめ防止基本方針(例)

4 いじめの疑いに関する情報があった時の緊急会議の実施 いじめの情報迅速な共有 関係児童等への事実関係の聴取 指導や支援の体制 対応方針の決定 保護者との連携した対応の実施 5 必要に応じた説明 ( 公表 ) への対応決定 6 いじめ防止等に係る校内研修を企画し 計画的に実施 3 いじめ防止に向けた

(4) 生徒 保護者 地域に対する情報発信 いじめ防止基本計画 及び学校評価結果 ( 生徒 保護者 教員対象アンケート ) を学校経営案や本校ホームページ等に掲載し その取組を広く情報発信する (5) いじめ事案への対応 資料 2 ア初動いじめが疑われる問題行動の情報が入った場合 直ちに当該学年団

る行為 ( インターネットを通じて行われるものを含む ) であって 当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう 個々の行為が いじめ に当たるか否かの判断は 表面的 形式的にすることなく いじめられた児童生徒の立場に立つことが必要である この際 いじめには 多様な態様があることに

目 次 1. はじめに 1 2. いじめの定義 1 3. いじめの禁止 2 4. いじめ防止等のための組織 2 < 指導体制 > 5. 学校全体としての取組 3 < 学校の基本姿勢 > ( 1 ) いじめ防止のための取組 ( 2 ) いじめの早期発見 ( 3 ) いじめへの対処 ( 4 ) 家庭及び

Taro-附属小学校いじめ防止基本方

目 次 1 年間取組計画 2 2 いじめ対応マニュアル 4 3 いじめ防止等に対する基本的な考え方 5 (1 いじめ防止対策推進法制定の意義 (2 学校いじめ防止基本方針 4 いじめ防止等の対策 6 (1 学校いじめ防止等の組織の設置 (2 いじめ防止等のための取組 5 重大事態への対処 8 (1

平成 31 年度富山県立となみ東支援学校いじめ防止基本方針 富山県立となみ東支援学校 Ⅰ いじめに対する基本的な考えいじめは いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に危険を生じさせるおそれのあるもので

表 いじめ対策委員会 学校内 学校外 校長 年学年主任 学校評議員 PTA 会長 教頭 年学年主任 学校評議員 PTA 副会長 生徒指導担当 年学年主任 学校評議員 PTA 副会長 支援教育コーディネータ 管理グループリーダー 学校評議員 PTA 副会長 養護教諭 スクールカウンセラー 学校評議員

(1) いじめの防止いじめはどの子どもにも どの学校でも 起こりうるものです このことを踏まえ より根本的にいじめの問題を克服するためには 全ての生徒を対象とした いじめの未然防止の観点が重要です このため 本校では 全ての生徒を 心の通う対人関係を構築できるよう育み いじめを生まない環境をつくるた

2 いじめ防止等に取り組むための校内組織 いじめの防止等を実効的に行うため 以下の構成員により 学校いじめ防止対策委員 会 を設置します 学校いじめ防止対策委員会 学校内 氏名 役職 氏名 役職 丸瀨節子 校長 教頭 大津裕子 総括教諭 長谷川佳子 総括教諭 内藤恵理子 総括教諭 原口恵里 総括教諭

表 1 学校いじめ防止対策委員会 学校内校長教頭生徒指導担当支援教育コーテ ィネーター養護教諭 1 年学年主任 2 年学年主任 3 年学年主任スクールカウンセラー登校支援相談員 学校外 PTA 会長 PTA 副会長 PTA 副会長学校評議員学校評議員学校評議員学校評議員学校評議員 表 2 校内いじめ

< F2D F81758A778D5A82A282B682DF96688E7E8AEE967B95FB906A81762E6A7464>

滋賀県いじめ防止基本方針 構成案

平成 30 年度 五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 はじめにこの五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 ( 以下 学校基本方針 という ) は いじめ防止対策推進法 ( 平成 25 年法律 71 号以下 法 という ) 第 13 条の規定に基づき 本校におけるいじめ防止等のための対策を効果的に推進

平成 30 年度松江市立大野小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 3 月策定平成 28 年 9 月改訂平成 29 年 9 月改訂平成 30 年 9 月改訂 1 はじめにいじめは 人として決して許されない行為である 本校児童の生活態度を見てみると とても落ち着いた様子が窺えるが アンケートQ-Uの

て, 組織的 実効的に取り組むことを目的とする 2 構成教職員,SCや社会福祉士など心理や福祉の専門家, 弁護士, 精神科医等の医師, 教員 警察官経験者などの地域人材等 3 組織の役割学校が組織的にいじめの防止等に取り組むに当たり, 次のような役割を担う アいじめの予防に関して 学校基本方針に基づ

粟津小学校いじめ防止基本方針 1. いじめ問題に対する基本的な考え方 1 いじめの定義 ( いじめ防止対策基本法 ) 第 2 条 この法律において いじめ とは 児童生徒等が特定の児童生徒等を心理的又は物理的に攻撃する行為 ( 作為的であるか不作為であるかを問わないものとし インターネットの利用その

( 県 p9) (5) 私立学校におけるいじめに対する対応県の私立学校主管部局において 重大事態があった場合等に適切に対応できるよう 体制を整備する ( 国 p20 31) (5) 私立学校におけるいじめに対する対応県の私立学校主管部局において 所管する学校における定期的なアンケート調査 個人面談の

第 1 章いじめ防止に関する本校の考え方 1. 基本理念いじめは その子どもの将来にわたって内面を深く傷つけるものであり 子どもの健全な成長に影響を及ぼす まさに人権に関わる重大な問題である 全教職員が いじめはもちろん いじめをはやし立てたり 傍観したりすることは絶対に許されないという姿勢で どん

2 いじめの防止等に関する組織 (1) いじめ対応チーム 法第 22 条に基づき いじめの防止等に関する措置を実効的に行うため 本校に いじめ対応チーム を置く ア構成校長 教頭 生活指導担当 ( 校内 ) 生活指導担当 ( 校外 ) 道徳 人権教育担当 校内研修担当 学年担当 養護教諭 その他の必

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考えられる具体的ないじめの態様 1 冷やかしやからかい, 悪口や脅し文句, 嫌なことを言われる 2 仲間はずれ, 集団から無視をされる 3 意図的に軽くぶつかられたり, 遊ぶふりをして叩かれたり, 蹴られたりする 4 意図的に激しくぶつかられたり, 叩かれたり, 蹴られたりする 5 金品を要求される

(1) いじめの未然防止いじめはどの子どもにも起こりうるものです このことを踏まえ 本校では 全ての児童生徒を 心の通う対人関係を構築できるよう育み いじめを生まない環境をつくるために 地域 家庭その他の関係者と一体となって継続的な取組を進めます また あらゆる教育活動を通じて 全ての児童生徒に い

2 いじめ未然防止のための取組 (1) 人権感覚の高揚 自分を大切にするのと同じように 相手の生命や人権を大切にする 人権を侵害する言動に対する敏 感な認識力をもち 決して見て見ぬふりをしない行動力を育てる また 教職員の人権感覚を高める研 修や自己チェック表による振り返りを行う (2) 道徳教育の

Microsoft Word - H29 いじめ防止基本方針.docx

2. いじめ対策の組織 (1) 常設の組織いじめ問題への組織的な取り組みを行うために, いじめ対策委員会 を設置し, 学校全体で総合的ないじめ対策を行う 1 生活指導部会 ( 毎月開催 ) 構成員 校長 教頭 教務主任 生徒指導主任 学年主任 ( ブロック1 名 ) 養護教諭その他必要に応じ関係する

(2) いじめの理解すべての子供は かけがえのない存在であり 社会の宝です 子供が健やかに成長していくことはいつの時代も学校 保護者 地域の願いであり 豊かな未来の実現に向けて最も大切なことです 子供は人と人とのかかわり合いの中で 自己の特性や可能性を認識し また 他者の長所等を発見します 互いを認

岐阜市立長森南小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 3 月策定令和元年 7 月改定はじめに平成 25 年 9 月 28 日 いじめから児童生徒を守るため 学校や行政の責務を定めた いじめ防止対策推進法 ( 以下法という ) が施行された 同法は大津市の中 2 男子いじめ自殺問題をきっかけに成立し

Microsoft Word - 04 西花畑小学校いじめ防止基本方針

Microsoft Word - いじめ防止基本方針H30

太田小学校 いじめ防止基本方針 1 学校でのいじめ防止等の対策に関する基本的な考えいじめは 児童の教育を受ける権利を著しく侵害し 心身の健全な成長 人格の形成に重大な影響を与えるばかりでなく 生命又は身体に重大な危険を生じさせる許されない行為でもある これを踏まえ 本校では 全児童がいじめを行わず

や 傍観者とならず いじめを止めさせるための行動をとることの重要性を理解させるよう努めるとともに 豊かな情操や規範意識 自尊感情や自己有用感 社会性 人を思いやる心などを育みます さらに 生徒が豊かな人間関係をつくることができるよう 発達段階に応じて生徒一人ひとりに相手の気持ちを理解できる心の育成を

○ 被害児童生徒・保護者の意向を的確に把握し、調査方法を工夫しながら調査を進めること。

指導計画の作成 実行 進行管理 いじめの未然防止 早期発見 事案の実効的対処 ( 早期対応 重大事態への対応 ) いじめの 疑い 認知 及び 解消 解決 の判断 校内研修の実施を行い いじめを把握した際の解決に向けた対応方針の決定 関係機関との連携等 学校が一丸となっていじめに組織的 継続的に対応す

学校いじめ基本方針

(3) いじめに関する学習 ( 主担当 : 人権主任 道徳教育推進教師 ) 1 人権感覚の育成 道徳教育推進教師 = 豊かな人権感覚をはぐくむ授業づくり ( 主として道徳 ) のための 資料提供や 情報共有を行う 2 人権学習週間 人権主任 = 道徳主任 特活主任 学年主任と連携しながら進める 3

滋賀県いじめ防止基本方針 構成案

必要に応じて構成員以外の関係者を招集できる (3) 開催ア定例会 ( 各学期 1 回程度開催 ) イ校内委員会 ( 生徒指導委員会等と兼ねて開催 ) ウ臨時部会 ( 必要に応じて 必要なメンバーを招集して開催 ) (4) 内容ア学校基本方針に基づく取組の実施 学校基本方針に基づく取組の進捗状況の確認

小樽市立北陵中学校いじめ防止基本方針令和元年 5 月改定 1. はじめにいじめの問題は 生徒が夢と誇りを持ち 生き生きと学校生活を送ることを妨げる重大な人権上の問題です 平成 25 年 6 月に いじめ防止対策推進法 が成立し 北海道においては 平成 26 年 4 月に 北海道いじめの防止に関する条

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資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

学校いじめ防止基本方針」(例)

学校いじめ防止基本方針」(例)

1 基本理念いじめは いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがある 本校は 上記のことを踏まえ また 本市学校努力目標である 夢に向かって人生をきり拓くなごやっ子の育成

4 いじめの対応のための取組 1 未然防止の取組 (1) 授業づくりに関わること 同学年と連携をとりあい わかる授業づくりをすすめる すべての児童が授業に参加 学習場面で活躍できる授業を工夫する 教材 教具の工夫をする 弁護士による出前授業の位置づけ (2) 個人に関わること〇特に配慮が必要な児童へ

1 いじめの防止等のための対策の基本的な考え方あらゆる教育活動を通じて 相手の気持ちを理解できる心の育成を図る また 生徒が人権の意義や問題について 正しく理解し 自分と他者の人権をともに大切にする実践的な態度を身につけさせる 1 いじめの未然防止本校では すべての生徒をいじめに向かわせることなく

いじめの表れとして 以下のようなものが考えられます 冷やかしやからかい 悪口や脅し文句 嫌なことを言われる 仲間はずれ 集団から無視をされる 軽く体を当てられたり 遊ぶふりをして叩かれたり 蹴られたりする 体当たりされたり 叩かれたり 蹴られたりする 金品をたかられる 金品を隠されたり 盗まれたり

八潮市立八條中学校 いじめゼロ基本方針 平成 27 年 9 月

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寝屋川市いじめ防止基本方針 平成 28 年 11 月 ( 最終改定平成 29 年 10 月 23 日 ) 寝屋川市

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

11 月 12 月 1 月 行事を通した自治能力の育成活動の振り返りによる自己有用感の感受めあてと所属意識の醸成 いじめ見逃しゼロ集会 2 全校 SGE( フェスティバル ) SST7 情緒的行動領域 SST8 非言語コミュニケーション領域 2 月 1 年間の振り返りと SST9 自己 他者認知領域

1 基本理念いじめは いじめを受けた生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがある 本校は なごや子ども条例 に定める理念と子どもの権利の全ての条項を尊重するとともに 名古屋市立中学生の転落

米原市いじめの防止等のための基本方針

2019 年度大津市立仰木の里小学校いじめ防止基本方針 はじめに児童が一人の人格として尊重され 夢と希望を持って 健やかに成長してくれることが 学校 家庭 地域を含めたみんなの願いです そこで 本校では 教育目標に 生命 自立 支えあい を掲げ 恵まれた仰木の里の自然と文化を継承し 未来を切り開く

Taro-07_学校体育・健康教育(学

学校いじめ基本方針【 金津小学校】2018

PowerPoint プレゼンテーション


もくじ はじめに 2 Ⅰ 改善基本 5 か年計画の基本構想 3 Ⅱ いじめ問題に関する基本的な考え方 4 Ⅲ 未然防止への取組 5 Ⅳ 早期発見 早期対応への取組 5 Ⅴ 関係機関との連携を強化した取組 6 Ⅵ 推進体制 検証体制を整える取組 7 改善基本 5 か年計画の見方 行動目標基本目標を達成

Microsoft Word 年度いじめ防止基本方針+志賀小

目次 はじめに 1 1 いじめの防止等のための対策の基本的な方向について 1 (1) いじめの定義 (2) いじめの防止等に関する基本的な考え方 2 いじめの防止等のための対策の内容について 2 (1) いじめ防止対策委員会 1 設置及び組織 2 役割及び活動 3 活動に関する留意事項 (2) いじ

学校いじめ防止基本方針

生徒指導の役割連携_四.indd

金品を隠されたり 盗まれたり 壊されたり 捨てられたりする 嫌なことや恥ずかしいこと 危険なことをされたり させられたりする ネット上で誹謗中傷や嫌なことをされる 3 いじめの防止等の対策のための組織の設置いじめの未然防止 早期発見 早期対応を組織的 実効的に行うため いじめ防止等対策委員会 を設置

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者へのいじめを強要しているケースもあるなど 周囲の者からは見えにくい構造になっていることもある さらに 直接の接点がないと思われる集団においても いじめが発生する可能性があり インターネット上のソーシャル ネットワーキング サービス ( 以下 SNSという ) でのやりとりの中でつくられている関係に

(1) いじめの未然防止 心の教育の充実 全校児童生徒の一人ひとりを丁寧に見取りながら 児童生徒と教職員の信頼関係を確立させる 児童生徒の特性に合った わかる授業 の実践を通して自己肯定感を高める 学習ルールの確立 発表等の活躍の場の設定 教え合い学び合える授業の創造 情報教育を通して モラル意識を

1 基本理念いじめは いじめを受けた児童の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがある いじめとは 当該児童生徒が 一定の人間関係のある者から 心理的物理的な攻撃を受けたことにより 精神的な苦痛

出雲商業高等学校における 学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 3 月作成平成 31 年 3 月改訂 生徒指導部

1 基本理念いじめは いじめを受けた生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがある 本校は 上記のことを踏まえ また 本市学校努力目標である 夢に向かいともに歩む の実現を目指して 以下の点

伊達市立関内小学校いじめ防止基本方針 ( 令和元年度版 ) 1. いじめの認知 (1) いじめの定義といじめに対する本校の基本的認識内容 1 いじめの定義いじめとは 当該児童と一定の人間関係にある者から 心理的 物理的な影響を与える行為 ( インターネットを通じて行われるものを含む ) により 心身


島本町いじめ防止等基本方針(案)

Microsoft Word - H30いじめ基本方針 改定版

(様式3)記入例                              学校番号(81)(熊本小 学校)

Transcription:

高知市立鴨田小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 2 月 25 日策定 Ⅰ いじめ防止に対する学校の基本的な方向社会問題であるいじめ問題に対し本校が主体的に対峙し いじめを許さないという毅然とした思いとその姿勢を いじめ防止基本方針の基本的な方向として示す 1 いじめについての基本的な考え方 いじめ とは 児童等に対して 当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 ( インターネットを通じて行われるものを含む ) であって 当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう ( いじめ防止対策基本法第 2 条 ) 上記の考え方のもと いじめは どの学校 どの学級でも起こりうるものであり いじめに全く無関係ですむ児童はいない との基本認識に立ち 全校児童が いじめは絶対に許されない いじめは卑怯な行為である との自覚を高め いじめのない明るく楽しい学校生活を実現することができるよう いじめ防止基本方針 を策定する 2 学校の現状と課題鴨田小学校は 平成 25 年度現在 全校児童 841 名 通常学級 26 学級 特別支援学級 6 学級の県内 2 番目の大規模校である 校区は高知市西部に位置し 住宅地域がほとんどである 本校においては これまで児童理解を基盤とした教育活動を推進し 児童の実態を把握 分析するために Q-U やいじめアンケートを毎年実施してきている また いっそう豊かで安定した児童の学校生活を実現していくため 学校組織の見直しを図り 教職員相互が学校生活上の諸課題の共通理解とその解決に向けた手立てを構築しようと検討してきている 一方 いじめ問題を学校経営上の課題として位置づけ 十分な手立てを講じることへの課題として いじめの実態や具体的事例を学校全体で検証する組織確立や時間確保 いじめを未然に防止する活動計画や活動内容の策定があげられる こうした課題を解決するために 組織の見直しの中でいじめの未然防止や早期発見 事案に対処する組織機能を確立していくことが求められている 3 いじめの防止早期発見対処に関する学校の姿勢 1 いじめの防止上記の基本的な考え方に基づき いじめはどの学校 どの学級にも起こりうる との認識のもと すべての児童を対象とした未然防止の観点が重要である 児童をいじめに向かわせることなく 心が通い合う人間関係の中で いじめを生じさせない学校風土や学級風土を作り出すため - 1 -

に 児童理解を基盤として以下の重点的内容を学校全体で推進する ともに聞きあい 考えあい 学びあい 成長を支えあう学級経営と授業の改善を行い 児童の安定した学校生活と学力の向上をめざす 児童一人ひとりの規範意識をいっそう高めるため 学習規律等 学校生活におけるルールやきまりの見直しを行い その徹底をはかる すべての児童が安心し 自己肯定感や自己有用感を高めることができる学校生活をめざす 人権教育や道徳教育 特別活動の中で児童の人権意識をいっそう高め いじめは決して許されない ことへの自覚を育てる 地域 家庭と一体となって取り組みを推進できるよう いじめ問題に取り組む重要性について普及啓発に努める 2 いじめの早期発見いじめの早期発見は 問題を深刻化させないことにおいて重要である また学校や教員だけがいじめを発見する唯一の立場にはない そこで児童にかかわる全ての大人との連携も大切にしながら 児童のささいな変化に気づくこと 気づいた情報を確実に共有することを大切にして速やかな対応に繋げたい いじめは 遊びや悪ふざけを装って行われるなど 大人が気づきにくく判断しにくい形で行われることに特段に留意する ささいな変化やいじめの兆候を見逃さないために 教員と児童とのかかわりをいっそう深め いじめの兆候が見られる場合は積極的ないじめの認知を行い 迅速な対応に繋げる いじめに関する定期的なアンケートを複数回実施することによって 早期発見に努める 校内における教育相談機能をいっそう高め 保護者等外部からの相談窓口を設置し 保護者や地域に周知する 3 いじめへの対処いじめを確認した際には その解決に向けてさまざまな対応が求められるところであるが まず何よりも優先することは いじめを受けた児童やいじめを通告してきた児童の安全を確保することである その上でいじめたとされる児童に対して事情を確認し 適切な指導を組織的に行えるようにする 学校における組織的な対応を行える体制と機能を整備する 教職員がいじめを把握した場合の対処の仕方について全校で確認する 家庭と教育委員会 警察等関係機関への連絡や相談 連携において事案の解決に向けた取り組みを検討する 事案の解決は 単に謝罪や責任を形式的に問うだけでなく 児童の人格の形成や成長に主眼を置き 問題の再発防止に対する指導のあり方を重視する Ⅱ いじめ防止のための対策の内容いじめ防止のための対策は先に示した いじめの防止早期発見対処に関する学校の姿勢をもとに それぞれを実現していく手立て 内容として定めるとともに 内容を網羅的に行うことなく 児童の実態を考慮し 重点化 優先化をはかり取り組む - 2 -

1 いじめを未然防止するための手立て 1 いじめについての共通理解 教職員について あらためていじめの実態や原因 背景や具体的な指導上の留意点について校内研修を企画し 実施する 重点的に実施する内容は以下のものを想定する 学校いじめ防止基本方針および上位法の理解 いじめの未然防止対策と取り組み いじめの早期発見対策と取り組み いじめの対処と取り組み 組織体制の構築とその機能について 家庭や地域 関係機関との連携のあり方 これまでのいじめの事例と対処 対応の問題点 いじめは人間として絶対許されない という児童の意識を高めるため 集会活動においていじめ問題を提起し 各学級での話し合い活動に繋げる いじめに対する標語など掲示物の活用をはかり いじめを許さないとの雰囲気を学校全体に醸成する いじめ問題に取り組む児童の活動を 保護者や地域に知らせることにより いじめ問題に対する保護者や地域の共通理解をはかる 2 いじめに向かわない態度 能力の育成 校内研究の充実をはかり 児童相互が違いを認めながら学びあい 円滑にコミュニケーションできる授業のあり方を追求する 人権教育や道徳教育のいっそうの充実や読書活動 体験活動を推進することにより 児童の社会性を育むよう努める 教科指導等における体験活動を重視し 他人の気持ちや思いを共感的に理解できる豊かな情操を培うとともに お互いを尊重しあう態度を養う 3 いじめが生まれる背景を踏まえた指導 児童一人ひとりを大切にした 分かる授業 を展開するための授業改善を行う Q-U やあったかアンケート 日記指導や日常的な児童の観察などによって 学級に対する児童一人ひとりの思いや感情を理解しながら 安心して過ごせる学級づくりを行う 話し合い活動を重視した授業改善 構成的グループエンカウンターやスタートカリキュラムなどの活用によって 児童相互が認め合い 仲間として成長できる学級集団を形成する 特別な支援を要する児童についての理解をはかり 児童に対する指導に生かす 4 自己有用感や自己肯定感の育成 児童会活動 清掃活動や委員会活動 さらには学校行事や授業など あらゆる教育活動において 児童の活躍する場を保障することによって自己有用感を高めるようにする 校内の異学年交流や保幼 小 中連携の機会をとらえ 交流活動の活性化をはかるとともに自己有用感や自己肯定感が育まれる活動内容を創造する 5 いじめに対する児童の主体的な学習や活動の展開 児童会活動や集会活動の活用によって いじめ問題について児童が主体的に考え 児童自身 - 3 -

がいじめの防止を訴える機会を設ける いじめに対する誤った考えを正していくため 人権参観日等を利用し保護者も含めた学習の 場を持つ 2 いじめの早期発見に向けての手立て 1 学校を楽しくするためのアンケート を各学期に実施し いじめの早期発見に努める 2 保護者用のチェックカードを作成し 家庭と連携して児童を見守る取り組みを推進する 3 児童や保護者 教職員が抵抗なくいじめの相談ができる環境を検討 整備し周知をはかる 4 教職員は 休み時間や放課後における児童の様子 日記やノート点検において目を配り 児童の交友関係や悩みを把握し 個別指導や学級指導に生かしていく 3 いじめの早期解決についての手立て 1 いじめの発見や通報時の対応 いじめと疑われる行為を発見した場合は その場で行為を止めるとともに 学年主任等に連絡し 当該学年において該当児童の聞き取りなど事実確認に努める その後 直ちに管理職に連絡 必要に応じて いじめ対策委員会 を開催し その後の対応を協議する 児童からいじめの通報を受けた場合 通報してきた児童の学年が聞き取りを行い 管理職に連絡 必要に応じて いじめ対策委員会 を開催して その後の対応を協議する 保護者や地域住民からいじめの通報があった場合 通報を受けたものは直ちに管理職に報告 いじめ対策委員会 において対応を協議する 2 いじめを受けた児童や保護者への支援 いじめられた児童へは 学校が守っていく ことをはっきりと伝え 自尊感情を傷つけることのないよう配慮しながら 安心した学校生活が送れるように手立てを講じる 手立ては以下のようなことを想定する 担任による継続した家庭訪問を行い 学校生活について保護者と情報の共有をはかる 児童が信頼できる人 ( 友人教職員家族地域の人など ) と連携し 寄り添える環境をつくる 必要に応じて 心理や福祉専門家 教育経験者 警察官経験者など 外部の協力を得られる体制を整える いじめた児童の別室指導など 児童が安心して学習できる環境を整える いじめが解決したと思われる場合においても 継続して十分な注意を払い 折に触れて必要な支援を行う いじめられた児童の保護者には 家庭訪問によって速やかに事実を伝え 徹底して児童を守る手立てを伝える 3 いじめた児童への指導や保護者への助言 いじめたとされる児童から聞き取りを行い いじめを確認した場合は学年を中心に複数の教員が連携し 必要に応じて心理や福祉 外部専門家の協力を得ながら組織的で多面的にいじめをやめさせる方策をとる その際 個人情報の取り扱い プライバシーには十分な配慮を - 4 -

行う いじめた児童の指導にあたっては いじめは人格を傷つけ 生命 身体又は財産を脅かす行為である ことを理解させ 自らの行為の責任を自覚させるように努める いじめの状況に応じて 心理的な孤立感や疎外感を与えないような教育的配慮のもと 特別な指導計画による指導のほか 出席停止や警察との連携よる措置も含め毅然とした対応を行う いじめた児童の抱える問題など いじめの背景に目を向け 児童の健全な人格の発達に配慮する いじめた児童の保護者には 事実を迅速に連絡し 事実に対する保護者の理解と納得を得た上で 学校と保護者が連携して以後の対応を適切に行えるよう協力を求める 4 いじめが起きた集団への働きかけ いじめを見ていた児童に対して自分の問題として捉えさせ いじめをとめることはできなくても 誰かに知らせる勇気を持つよう指導する はやしたてるなど いじめに同調していた児童に対しては 保護者の理解と協力のもと いじめに加担する行為であることを理解させる いじめの事実にもとづく話し合い活動を行うなどによって いじめは絶対に許されない行為であり 自らの手で根絶させようとする態度を育成する 全ての児童が集団の一員としてお互いを尊重し 認め合っていくことがいじめをなくしていくことに繋がることを理解したうえで 仲間としての人間関係を構築できる集団づくりを進める 5 ネット上のいじめへの対応 ネット上の不適切な書き込みが発覚した場合には 被害の拡大を避ける視点から 直ちに内容を削除する措置を講じる 名誉毀損やプライバシーの侵害があった場合は 教育委員会と連携しプロバイダに対して速やかに内容の削除を求めるとともに 必要に応じて地方法務局の協力を得られるようにする 児童の生命 身体又は財産に重大な被害が生じると判断した場合は 直ちに所轄警察署に通報するとともに 高知市教育委員会 高知市少年歩道センター等と連携し ネット上のパトロールを行うようにする いじめの対象となった児童に対しては2の内容を基本として 関係機関の相談窓口や取り組みを周知し その活用を促す ネット上のいじめ防止の観点から 情報モラルの教育を推進するとともに 保護者に対する啓発活動を行う Ⅲ いじめ問題に対応する校内組織基本方針に基づく教育活動や対応については 既存の校内組織では十分に機能しない恐れがある そこで いじめ防止対策推進法 第 22 条の規定により 校内に いじめ対策委員会 を新たに設置し 基本方針等の徹底をはかる いじめへの対応は この委員会を中心に全教職員の一致協力体制を確立し 組織的に行う - 5 -

1 常設のいじめ対策委員会 1 基本構成員等 本委員会を職員会議に繋がる組織として新設し 基本方針に示した活動について統括する 構成員は学校長教頭 主幹 指導教諭教務主任児童支援担当各学年主任研究 生活 人権 特活部長養護教諭対象児童担当教諭とする 校長を委員長 人権教育部長を副委員長と定め 必要に応じて委員長が会を招集する 校長の判断によって 上記以外にスクールカウンセラー スクールソーシャルワーカー PTA 会長及び執行部役員に出席を要請することができる 2 いじめ対策委員会の役割 本基本方針に基づく教育活動や対応について点検し 活動の PDCA サイクルでの検証を行う いじめの事実確認の実施とその判断を行い いじめと判断した場合は 基本方針に基づく対応を組織的に推進する 情報の記録 管理責任者は教頭が務める 集められた情報は 個別に記録 保管する 教育委員会の判断により 学校が重大事態の調査を行う際は 本委員会を母体としつつ 当該事案の性質に応じて適切な専門家 外部協力者を得て対応する 2 重大事態への組織対応 1 重大事態 の定義 いじめにより 当該児童の生命 心身及び財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき いじめにより 当該児童が相当の期間 学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認めるとき 2 対応組織の構成員 常設の いじめ対策委員会 の構成員に加えて 高知県教育委員会及び高知市教育委員会及び医師 警察関係者 臨床心理士 弁護士等専門的知識 経験を有するもの 並びに地区民生 児童委員 町内会連合会長等地域関係者で構成する なお その構成については教育委員会の判断を仰ぎ 公平性 中立性を確保するよう十分考慮する 3 役割の内容 調査 重大事態に至った事実について初動段階から可能な限り網羅的に調査し 整理 記録する 調査においては いじめられた児童は いじめた児童はもとより いじめの様子を見ていた児童や教職員に対する質問紙調査や聞き取り調査を重視する 調査内容は高知市教育委員会に積極的に提供するとともに 学校が主体的に再発防止に向けた対策が講じられるよう協議する 対応 調査内容をもとにいじめた児童に対する指導内容について 専門的な知見も踏まえ協議し - 6 -

指導計画を策定するとともに学校が計画にもとづく指導を行っているか 定期的な点検を行う いじめられた児童への支援として保護者の希望も踏まえ 高知市教育委員会との協議の上 停止措置の活用 校区外就学などの弾力的な対応を行う 児童や保護者の心のケアと落ち着いた学校生活を取り戻すために 予断のない一貫した情報発信とともにプライバシーへの配慮に留意する - 7 -

本校児童は 明るく元気で 新しいことへの興味関心が高く 与えられた課題に対してはまじめに取り組むことが出来る しかし 自分に自信が持てず他人の意見に左右されがちな面が見られる児童も少なくない また 自分の行動を客観的に捉えることが弱く コミュニケーション能力にも乏しいことから 人との関わりが苦手で 好ましい人間関係を築けない児童も見られる 保護者同士の人間関係はどちらかといえば希薄であり 結びつきは弱いといえる - 8 -