横浜市育児支援家庭訪問事業実施要綱 制 定平成 17 年 5 月 20 日福子地第 126 号 最近改正平成 28 年 10 月 1 日ここ第 2713 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 児童福祉法 ( 法律第 164 号 昭和 22 年 12 月 12 日 ) 第 21 条の10の2 及び養

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神戸市産後ケア事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 家族などからの産後の援助が受けられない者で 育児支援を特に必要とする母子を対象に 心身の安定と育児不安を解消し 児童虐待の未然防止を目的として実施する神戸市産後ケア事業 ( 以下 本事業 という ) について必要な事項を定めるものとする

Ⅲ 各種施策及び事業の動向 第 1 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 4 乳児健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知 仙台市乳児健康診査実施要領 (2) 制度の概要 事業目的 対象者 実施機関 一般健康診査 精密健康診査 乳児の心身の異常を早期に発見し, 早期に

新潟市延長保育事業実施要綱の一部改正について

防府市一時預かり事業実施要綱

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 %

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

1. 子育て短期支援事業の概要 根拠法 子育て短期支援事業 は 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 以下 法 という ) 第 6 条の 3 第 3 項に規定する市町村が実施する事業 用語の意味 児童 児童福祉法第 4 条に規定する者をいう 保護者 児童福祉法第 6 条に規定する者をいう


併せて 妊娠 出産 更年期など女性特有の生涯にわたる健康問題を気軽に相談できるよう 対 応を充実させる必要があります はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 横浜市利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 )

乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

沖縄市こども医療費助成要綱

会場対象者申込み方法 刈谷市保健セン初妊婦とその夫保健師 助産師 保育士電話または来所で予約ふれあい遊び 沐浴体験 妊婦体験 ハイリスク者向け事業 ( 多胎児 外国人 転入者対象 MCG 等 ) 名称時期 回数会場対象者申込み方法 マタニティサロン 広場等 名称フレッシュ ママクラスマタニティーサロ

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

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( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

Taro-伊勢原市介護支援ボランティ

独立行政法人総合病院国保旭中央病院職員の育児

乳幼児健康診査について

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平成 26 年 8 月 仙台市 認可保育所利用申請者数 15,077 人 14,340 人 13,826 人 認可保育所入所者数 13,994 人 13,401 人 13,069 人 市の保育施策で対応している児童数 人 174 人 157 人 待機児童数 人 533 人 4

和光市保育の必要性の認定に関する条例施行規則 ( 制定準備資料 ) 資料 2 1 条例第 3 条第 1 項関係 ( 保育の必要性の基準 ) 市長は 小学校就学前子どものうちその保護者のいずれもが次の各号のいずれかの事由 ( 以下 保育の必要性の基準 という ) に該当するものを法第 19 条第 1

(5) 身体障害者 知的障害者 精神障害者又は難病患者のいずれかであって その他市長が必要と認める世帯に属するもの ( サービスの内容 ) 第 5 条第 1 条に規定するサービスの内容は 次に掲げるものとする (1) 1 日につき1 食の昼食又は夕食を居宅へ配達するサービス (2) 食事を配達する際

入院おむつ代支給事業実施要綱

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千葉市プレーパーク開催支援要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条本要綱は 本市における市民によるプレーパークを支援するために必要な事項を定めるものとする ( 用語の定義 ) 第 2 条本要綱において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) プレーパーク子どもたちの健全な育

1 茨城県認可外保育施設指導監督実施要項(H29.3)

日の属する月の初日から65 歳の誕生日の前日までの期間 (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者受給資格の登録をした日の属する月の初日から70 歳の誕生日の属する月の末日 ( その誕生日が月の初日であるときはその日の属する月の前月の末日 ) までの期間 (3)

場合又は受取代理を利用する必要がなくなった場合は 出産育児一時金等受取代理申請取下書 ( 第 2 号様式 以下 取下書 という ) を市長に提出しなければならない 2 前項の場合において 新たに出産することとなった医療機関等で受取代理の利用を希望する者は 改めて前条に規定する申請書を提出しなければな

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地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

葉山町身体障害者自動車改造費助成事業実施要綱 平成 26 年 4 月 1 日制定 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 身体障害者 ( 身体障害者福祉法 ( 昭和 24 年法律第 283 号 ) 第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を受けているものをいう 以下に同じ ) が移動手段と

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

北九州市集団資源回収団体奨励金交付要綱

船橋市住宅改修支援事業実施要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 住宅改修支援事業の実施に関し 必要なことを定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において 住宅改修支援事業 とは 介護保険法施行規則 ( 平成 11 年厚生省令第 36 号 以下 施行規則 という ) 第 75 条第 1

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

平成10年度綾瀬市犬猫環境対策事業補助金交付決定通知書

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

堺市身体障害者等自動車運転免許取得費助成要綱

市町村名 岡崎市 窓口 岡崎市保健部健康増進課 住所 岡崎市若宮町 2 丁目 1 番地 1 電話 FAX URL

第 2 条条例第 2 条第 1 項に規定する社会保険各法 ( 以下 社会保険各法 という ) は 次の各号に掲げる法律をいう (1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

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Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

Microsoft Word - 第1章~第5章.doc

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

第 5 条福祉事務所長は 別表第 1の実施基準ごとに定める提出書類及び確認内容に基づき保育の実施の可否を決定するものとする 2 福祉事務所長は 規則第 3 条第 2 項及び鎌倉市緊急一時預かり保育に関する規則第 7 条第 2 項に定める保育を要する程度の高いものの判断を 別表第 2に定める基本点数及

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

起案理由

路上生活者緊急一時保護事業実施要綱(改正案)

横浜市障害者自動車運転訓練費助成要綱 制定昭和 55 年 4 月 1 日最近改正平成 29 年 12 月 27 日健障福第 2473 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条本事業は 障害者に対して運転免許 ( 以下 免許 という ) の取得に要する費用の一部を助成することにより 障害者の社会

区分に応じ 当該各号に掲げる書類に必要な事項を記載して交付しなければならない (1) 条例第 2 条第 2 項第 1 号に掲げる重度心身障害者等である受給者重度心身障害者等医療費受給資格証 ( 様式第 3 号 ) 及び福祉医療費請求書 ( 様式第 6 号 ) 又は重度心身障害者等医療費 ( 療養費払

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

6 この条例において 医療保険各法 とは, 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192 号 ), 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) 及び規則で定める社会保険各法をいう 7 この条例において 医療に関する給付 とは, 次の各号のいずれかに該当するものをいう

青警本務第 号 青警本総推第 号 青警本生企第 号 青警本刑企第 号 青警本交企第 号 青警本備一第 号 平成 2 8 年 3 月 1 8 日 各所属長殿 青森県警察本部長 レピーサポート 職場復帰サポート実施要綱の制定について

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

綾瀬市障害者施設通所交通費助成実施要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 社会福祉施設等に通所する身体障害者 知的障害者及び精神障害者 ( 以下 障害者 という ) の交通費の助成について必要な事項を定めるものとする ( 対象者 ) 第 2 条この要綱により交通費の助成を受けることができる者 (

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

(

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

ればならない ( 助成金の交付 ) 第 8 条市長は 前条の申請があったときは 内容を審査のうえ 助成金の額を確定し 速やかに助成金を交付するものとする ( 通院交通手段等の変更届 ) 第 9 条受給者は 次に掲げる事由に該当したときは 速やかに 郡山市人工透析患者通院交通手段等変更届 ( 第 7

(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

( 産休等代替職員の登録 ) 第 3 条 所定の資格を有する者であって, 産休等代替職員となることを希望する者は, 産休等代 替職員登録申込書 ( 別記様式第 1 号 ) を市町に提出するものとし, 市町長は適当と認めたときはこれを産休等代替職員登録簿 ( 別記様式第 2 号 以下 登録簿 という

( 参考様式 3)~ 記入例 ~ 指定を受ける障害福祉サービス事業所名を記入してください サービス管理責任者経歴書 事業所の名称 フリガナヤマグチサブロウ氏名山口三郎 ( 郵便番号 - ) 住所 生年月日 昭和 年 月 日 電話番号 - - 主な職歴等 年月 ~ 年 月 勤務先等 職務内容 昭和 年

題名

( 無償貸与の期間等 ) 第 5 条防災ラジオの無償貸与の期間は, 無償貸与を開始した日から市長が貸与を必要と認めなくなるまでの期間とする ただし, 市長が, 防災ラジオの管理上特に支障があり, 又は公益上特に必要があると認めるときは, 当該期間内であっても, 市長は, 無償貸与を受けた者に対し,

Microsoft Word - 29伊丹市介護サポーターポイント事業助成金交付要綱.doc

2 協議会は 協賛店舗等の募集 優待カード事業の広報活動その他優待カード事業を推進するために必要な事業を名古屋市と共同して実施する ( 優待カードの交付 使用等 ) 第 4 条名古屋市内在住の18 歳未満の子どもの保護者及び妊婦は なごや未来っ子応援制度 子育て家庭優待カード交付申請書 ( 様式第

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年法律第 27 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づく個人番号の利用及び法第 19 条第 9

(1) 庁内外の関係機関と密に連携を図りつつ必要に応じてひとり親家庭を訪問 1 背景ひとり親家庭からの相談窓口に寄せられる相談件数は増加傾向にある また養育に問題を抱える父母からの相談 父母や子どもが精神的に不安定であるケースに関する相談等 相談内容やその背景も複雑化してきていることから 碧南市では

2/3 八代市こども医療費の助成に関する条例 2 前項の申請は 保険医療機関等において診療を受けた日 ( ただし 養育医療費については自己負担金を納入した日 ) の属する月の翌月から起算して 1 年を経過した日以後においてはすることができない ( 保険医療機関等への支払 ) 第 6 条市長は 健康保

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要保護児童対策地域協議会の支援対象3 母子保健 子育て支援における児童福祉分野との役割分担 ~ 杉並区の要保護児童対策地域協議会の仕組み~ (1) 進行管理の役割分担杉並区では平成 24 年 6 月 児童福祉法や関係法令 通知に基づき 杉並区要保護児童対策地域協議会設置要綱を改正し 子ども家庭支援セ

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に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

飯塚市在日外国人高齢者福祉給付金支給要綱

八王子市学校サポーター事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 八王子市立小 中学校 ( 以下 学校 という ) に在籍する特別な支援が必要な児童 生徒に対して学校生活における適切な支援を行うため 学校サポーターを必要に応じて学校に配置し 本市における特別支援教育の充実を図ることを目的とする

( 実施内容 ) 第 6 条実施する内容は 次のとおりとする (1) 利用申込みの受付 (2) 利用者との契約締結 (3) 契約書の確認 (4) アセスメント (5) 介護予防サービス 支援計画書 ( 介護予防ケアマネジメントに基づくケアプランをいう 以下同じ ) 原案の作成 (6) サービス担当者

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

時期場面子ども自身の問題 乳 児 期 乳児訪問 1~2 か月訪問 乳児健診 (3~4 か月 7~8 か月 10 か月 ) 健診時に要チェック項目がある ( 体重増加が悪い 先天性の疾患がある等 ) 既往歴がある ( 硬膜下血腫 頭蓋骨骨折 ) 気持ちを苛立たせるような泣き声 あやしても泣き止まない

目次 1 目的 4P 2 運用 5P 3 妊婦 親子連絡票を用いた連携手順 6P 資料 [ 別紙 1] 気がかりな妊婦 親子管理台帳 [ 別紙 2] 妊婦 親子連絡票 ( 発信用 ) [ 別紙 3] 妊婦 親子連絡票 ( 返信用 ) [ 別紙 4] 気がかりな妊婦 親子管理台帳 ( 受信 ) [ 添

号様式 ) によるものとする 2 受給資格者証の有効期間は 子どもが出生した日又は本市へ転入した日から18 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までとする ( 助成の請求等 ) 第 4 条条例第 8 条第 1 項の規定により保険医療機関等が支払を受けようとするときは 診療報酬の例により社会保険診

平成 27 年 3 月 田川市

スライド 1

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

( 登録証及び表示ステッカー ) 第 4 条市長は, 応援事業所に対し, 登録証 ( 様式第 3 号 ) 及び表示ステッカーを交付するもの とする 表示ステッカーの書式等については別に定める ( 表示ステッカーの表示 ) 第 5 条応援事業所は, 当該事業所の見えやすい場所に表示ステッカーを表示する

通知書兼利用者負担額決定通知書 ( 様式第 2 号 ) により通知するものとする 2 福祉事務所長は 不支給と決定したときは 申請者に対しその理由を付した地域生活支援事業不支給決定通知書 ( 様式第 3 号 ) により通知するものとする ( 受給者証の交付 ) 第 7 福祉事務所長は 第 6 第 1

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

綾瀬市家具転倒防止器具等設置費助成事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 家具転倒防止器具等 ( 以下 器具等 という ) を取付けることが困難な世帯が 家庭内において所有する家具に器具等を取付ける事により これらの世帯の者の生命及び財産を地震災害から守る一助とし 併せてその費用の助成を行

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中小企業信用保険法第 2 条第 5 項第 1 号から第 6 号までに係る 事業資金等の信用保証料に対する豊中市助成制度要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 中小企業信用保険法 ( 昭和 2 5 年法律第 号 ) 第 2 条第 5 項第 1 号から第 6 号までに規定する特定中小企業者

平成 25 年 9 月 2 日制定 京都市 JR 奈良線高速化 複線化第二期事業費補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は,JR 京都駅と京都府南部地域を結ぶ広域交通網であるJR 奈良線の充実と, 沿線住民の利便性の向上等を図るために実施するJR 奈良線の高速化 複線化第二期事業 ( 以下

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横浜市育児支援家庭訪問事業実施要綱 制 定平成 17 年 5 月 20 日福子地第 126 号 最近改正平成 28 年 10 月 1 日ここ第 2713 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 児童福祉法 ( 法律第 164 号 昭和 22 年 12 月 12 日 ) 第 21 条の10の2 及び養育支援家庭訪問事業ガイドライン ( 雇児発第 0316002 号 平成 21 年 3 月 16 日 ) に基づき 本来児童の養育について支援が必要でありながら 積極的に自ら支援を求めていくことが困難な状況にある家庭に対し 過重な負担がかかる前の段階において 継続的な訪問による支援を実施することにより 当該家庭において安定した養育が可能となるために本市が行う横浜市育児支援家庭訪問事業 ( 以下 本事業 という ) の実施について 必要な事項を定めることを目的とする ( 実施機関 ) 第 2 条本事業の実施主体は横浜市とし 訪問の実施機関は各区福祉保健センターとする ( 対象者 ) 第 3 条本事業の対象者は 福祉保健センター長が本事業による支援が必要と認めた以下の各号のいずれかに該当する家庭の児童及びその養育者とする (1) 若年の妊婦及び妊婦健康診査未受診や望まない妊娠等の妊娠期からの継続的な支援を特に必要とする家庭 (2) 出産後間もない時期 ( おおむね1 年程度 ) の養育者が 育児ストレス 産後うつ状態及び育児ノイローゼ等の問題によって 子育てに対して強い不安や孤立感等を抱える家庭 (3) 食事 衣服及び生活環境等について 不適切な養育状態にある家庭など 虐待のおそれやそのリスクを抱え 特に支援が必要と認められる家庭 ( 対象者の把握 ) 第 4 条福祉保健センター長は 関係者及び関係機関からの訪問依頼 乳幼児健康診査事業その他福祉保健センターが行う事業による把握等により 幅広く対象者の把握に努めるものとする ( 訪問の実施 ) 第 5 条福祉保健センター長は 対象者を把握した場合は 福祉保健センター職員の訪問等により当該家庭の養育状況を確認した上で支援の必要な家庭を決定し その支援内容を明確にして必要な支援を行うものとする 2 前項の場合において 福祉保健センター長は 育児支援家庭訪問支援管理台帳 ( 様式 1) を整備するとともに 支援内容を明確にするために 支援目標 訪問目的 具体的な支援内容等に関する育児支援家庭訪問計画書 ( 様式 2) を作成しなければならない 3 訪問を実施するにあたり 福祉保健センター長は 対象者の了解を得るものとする ( 訪問従事者 ) 第 6 条訪問に従事する者は 福祉保健センター職員 ( 以下 職員 という ) 及びこの事業の

ために福祉保健センターで雇用した看護師の資格を有する者 ( 以下 育児支援家庭訪問員 と いう ) 並びに市長が委託した家事 育児に関する事業者が派遣する者 ( 以下 育児支援ヘルパー という ) とする ( 訪問の内容 ) 第 7 条訪問の内容は おおむね以下の各号とする (1) 職員及び育児支援家庭訪問員による 家庭内での育児に関する育児相談 指導及び養育者に対する身体的 精神的不調状態に対する相談 指導等 (2) 育児支援ヘルパーの派遣による家事 育児に関する援助 ( 以下 サービス という ) (3) その他福祉保健センター長が必要と認める支援 ( サービスの委託 ) 第 8 条市長は 前条第 2 号に定めるサービスの実施については 適切な事業運営が確保できると認められる 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 ) で規定する指定訪問介護事業所又は同等のサービスが提供できる事業者 ( 以下 受託事業者 という ) に委託する 2 前項の委託に関する内容については こども青少年局長が別に定める ( サービス委託の内容等 ) 第 9 条受託事業者の実施する 育児支援ヘルパーによるサービスの委託内容等については こども青少年局長が別に定める ( 記録の整備 ) 第 10 条育児支援家庭訪問員は 訪問を実施した場合に 福祉保健システムの区児童票管理機能によりその内容を記載し すみやかに福祉保健センター長に報告するものとする ( 記録の保存と廃棄 ) 第 11 条育児支援家庭訪問員の訪問の記録は 訪問による個別支援が終了した後 5 年間保存する 2 保存期間が経過した訪問の記録は 適切な方法により廃棄する ( 研修会 ) 第 12 条こども青少年局長は 育児支援家庭訪問員に訪問に関する知識 技術の研さん及び個人情報の保護を図るために必要な研修を実施するものとする ( 報告 ) 第 13 条福祉保健センター長は 育児支援家庭訪問員の訪問の実施状況について 別に定める報告書により翌月 10 日までに こども青少年局長へ報告しなければならない ( 身分証 ) 第 14 条育児支援家庭訪問員には育児支援家庭訪問員証 ( 以下 訪問員証 という ( 第 4 号様式 )) を交付するものとする

2 育児支援家庭訪問員は その職務の遂行に際して 常に訪問員証を携帯し 請求があったときは提示しなければならない 3 訪問員証は 他人に貸与又は譲渡してはならない 4 育児支援家庭訪問員は 身分を失ったときは 速やかに訪問員証を返却しなければならない ( その他 ) 第 15 条この要綱に定めるもののほか 必要な事項は別に定める ( 施行期日 ) この要綱は 平成 17 年 9 月 27 日から施行する 附則この要綱は 平成 18 年 4 月 1 日から施行する 附則この要綱は 平成 24 年 4 月 1 日から施行する 附則この要綱は 平成 28 年 10 月 1 日から施行する また 第 10 条における福祉保健システムの区児童票機能による訪問内容の記載については 当面の間 旧様式 ( 様式 3) を使用できるものとする

育児支援家庭訪問支援管理台帳 ( 年度 ) 様式 1 基礎情報 No 対象者氏名生年月日年月日 ( 才 ) 養育者氏名 導入時の状況 進行管理台帳登録年度 把握動機 ランク 生年月日年月日 ( 才 ) 年度月母子健康手帳交付時面接 こんにちは赤ちゃん訪問事業 4か月児健診 1 歳 6か月児健診 3 歳児健診電話相談 面接相談 訪問 地区活動 通告 児童相談所からの連絡 福祉保健センターからの連絡 その他 A B C D E X 地区担当者 虐待類型 育児支援家庭訪問員 身体 心理 性的 ネグレクト なし 不明 ヘルパー事業者 支援経過 月 日 支援方法 担当者 定期アセスメント ( ランク 次回 CF 日時 ) 母子保健システム入力 ( 月 日 ) 児童票システム入力 ( 月 日 ) 備考 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 終了時状況 終了年月日ランク種別理由

育児支援家庭訪問計画書 ( 新規 継続 ) 様式 2 新規ケースの場合のみ提出 所内検討会議記録提出票 ( 会議結果記入済みのもの ) を添付課長係長医師担当者合議 計画書作成日年月日 作成者地区担当保健師 : 育児支援家庭訪問員 : 対象者氏名 生年月日 年月日 ( 才 ) 養育者氏名 計画期間 生年月日 年月日 ( 才 ) 平成年月日 ~ 平成年月日 ( 導入日または継続計画作成日から 3 か月後を設定 ) 支援方針 支援目標 (3 か月間 ) 訪問目的 具体的な支援内容 ( ケンプ理論に基づく支援のポイント ) 結果 評価 ( 月日 ) 信頼関係の構築 社会的孤立の解消 ソーシャルサポートの強化 親の生活の安定 親の心身の安定 こどもの健康回復を促進する 親子関係の改善 親が訪問の必要性を理解できるように説明する 親は訪問の必要性が理解できる 共感性をもって親を理解する 母親( 妊婦 ) の生育歴を知り 大変さ つらさを理解する 親の困りごとやニーズを引き出すことができる 把握した困りごとに対して 丁寧に対応し具体的な支援策を示す できていること できたことを言葉で伝える ( 親の能力を引き出す ) 子どもの月齢に合った育児手技 環境整備 声掛けなどを具体的に伝える ( 一緒に考える ) または一緒にやってみる( その中から新たなニーズを把握する ) その他 公的社会資源の活用 育児支援ヘルパー 産後母子ケア事業 産前産後ヘルパー 赤ちゃん学級 保育所入所 一時預かり 子どもサポートシステム 子育て支援拠点 つどいの広場事業 子育て支援者 利用者支援事業( 横浜子育てパートナー ) 児童家庭支援センター その他 インフォーマルサービスの活用 子育てサロン 育児サークル等 その他 生活ストレスの軽減を図る 経済的不安 夫婦関係 (DV の有無 ) 親族等との関係 親族 身近な支援者の有無 家事 育児負担の軽減 基本的生活習慣 精神疾患 身体疾患等の治療 感情コントロール 怒りのコントロールなどの対処法 子どもの月齢に合った発育 発達を確認する ( 運動 社会 情緒面 ) 月齢に応じた生活習慣の獲得 生活リズム 入浴 ( 保清 ) 排泄 食生活 身辺自立 歯磨き習慣など 登園 登校 他者との良好な関係性をつくれるよう支援する 情緒の安定 ( 家族や他者との関係性 ) 社会的スキルの獲得 子育ての不安解消や虐待の発生の予防ができていることを確認し 親とともに評価する できていることを評価する ねぎらう 親子関係の評価 ( 不適切な状況を把握した場合は 虐待対応部署 ( 児童相談所 ) への報告をしなければならないことを伝えておく ) 親の健康回復 親自身のエンパワメント自己肯定感をもてる 自らの問題について理解し 解決する行動を支援する ( 必要に応じて 相談機関や医療へつなぐ ) 担当者アセスメント ( 月日 ) 会議結果 ( 月日 ) 出席者 終了 継続 ( 次回評価日 : 月日 ) こども家庭支援課長 係長 虐待対応調整チーム保健師 ケース担当者 ( )