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第二面 1. 建築物の位置 延べ面積 構造 設備及び用途並びに敷地面積に関する事項 建築物に関する事項 1. 地名地番 2. 敷地面積 m2 3. 建築面積 m2 4. 延べ面積 m2 5. 建築物の階数 地上 階 地下 階 6. 建築物の用途 一戸建ての住宅 共同住宅等 非住宅建築物 複合建築物

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( 第二面 ) 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 代理者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 3. 設計者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 4. 備考

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標準入力法H28_解説書_ALL_v2.3_

[ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏 名 ハ. 郵 便 番 号 ニ. 住 所 ホ. 電 話 番 号 ( 第二面 2. 代理者 イ. 資 格 ( 建築士 ( 登録 第 号 ロ. 氏 名 ハ. 建築士事務所名 ( 建築士事務所 ( 知事登録 第 号 ニ. 郵便番号

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見直し後11 基準相当1.64GJ/ m2年hh11 基準相当見直しH11 基準と見直し後の省エネ基準の比較について 住宅 建築物判断基準小委員会及び省エネルギー判断基準等小委員会平成 24 年 8 月 31 日第 2 回合同会議資料 1-1 より抜粋 設備機器の性能向上により 15~25% 程度省

章の表紙

【配布資料】

[ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏 名 ハ. 郵 便 番 号 ニ. 住 所 ホ. 電 話 番 号 ( 第二面 2. 代理者 イ. 資 格 ( 建築士 ( 登録 第 号 ロ. 氏 名 ハ. 建築士事務所名 ( 建築士事務所 ( 知事登録 第 号 ニ. 郵便番号

省エネ適判部会 QA 集 ( 平成 30 年 4 月 1 日版 ) 制度等 番号表題質問回答公表日 開放性のある渡り廊下部分 (2) で接続されており 建築基準法上 一の建築物 (1~3) である場合 のそれぞれの部分を別の建築物と見なして計算してもよいか 建築基準法上 一の建築物であれ

住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 ( 平成 28 年国土交通省告示第 266 号 ) における 同等以上の評価となるもの の確認方法について 住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 (

スライド 1

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資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

真空ガラス スペーシア のご紹介 一般に使用されている一枚ガラスの約 4 倍の断熱効果を発揮!! お部屋全体を快適にします オフィスやパブリックスペースの環境は 冷房や暖房に常に取付専用グレチャン気を配らなければなりません 高断熱 Low-Eガラスしかし一方で経営者の方々にとっては節電対策も重要な項

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建築物省エネルギー性能表示制度 BELS 申請要領 (申請提出図書一覧)

各制度における計算支援プログラムの扱い 表中の Web プログラムについては 国立研究開発法人建築研究所の HP( からアクセス可能 建築物省エネ法 性能向上計画認定申請 基準適合認定表示申請 省エネ法 (H28 年度

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【確定】3004物件検査のご案内(共同建て)(網なし)

SBIAQ確認検査業務手数料規定

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国土技術政策総合研究所 研究資料

1. 遵守事項 (1) の表示事項について (2) の表示方法により (3) に留意して 表示するよう努めるものとする ただし 法第 36 条の基準適合認定表示 (e マーク ) を付する場合は 本ガイドラインにより表示をしたものとする (1) 表示事項 1 建築物の名称 ( 戸建て住宅の場合は省略

外気カット制御 有 外気冷房制御 無 全熱交換器制御 有 ( 全熱交換効率 0.) 2 換気設備 室用途毎に基準設定換気風量 ( 換気回数 ) 基準設定全圧損失 標準的な送風機の送風機効 率 伝達効率 余裕率 モータ効率を定め これらを標準設備仕様とする 基準設定換気風量 : 設計者へのヒアリング調

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Taro-町耐震改修助成要綱 j

番号質疑回答公開日 A2-4 省エネ適判を要する物件について 適判機関と同一の機関へ BELS に係る評価申請があった場合は 省エネ適判通知書等を用いることにより 申請図書等を省略することは可能ですか 貴見のとおりです 具体的には BELS 申請に要する書類と重複するものについて 以下 1~3 のい

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

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株式会社 日本住宅保証検査機構

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1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

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財団法人 神奈川県建築安全協会

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札幌市総合設計制度許可取扱要綱

あった場合又は事業を休止し 若しくは廃止した場合は 遅滞なく規則で定めるところにより その旨を町長に届け出なければならない ( 不均一課税決定の取消し等 ) 第 8 条町長は 第 6 条第 1 項の規定により決定を受けたが次の各号のいずれかに該当するときは 不均一課税決定の全部若しくは一部を取消すこ

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(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

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建築物の段階的な省エネ基準適合義務化始まる

事務連絡 平成 31 年 2 月 28 日 ( 一社 ) 住宅リフォーム推進協議会ご担当者様 国土交通省住宅局住宅政策課 住宅企画官付 住宅生産課 建築指導課 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について 平素より住宅行政の推進にご協力をいただき 誠に有難うございます 先般 パブ

目次 ( )

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

中古住宅を購入して改修する場合は 補助 対象になります 改修した購入住宅に居住する ( 実績報告時 点で購入住宅に住民登録を移している ) 場 合は 補助対象になります 借家 の場合 入居者のために貸主が改 修する工事は補助対象になります 補助対象になりません 個人の申請者が 自らが居住するための市

目 次 第 1 審査概要 本書の位置づけ 審査方式 審査体制... 1 第 2 優先交渉権者決定の手順 参加資格審査 基礎審査 加点審査 優先交渉権者の決定... 6 別紙 1 提案内容の審査項目及び評

( 第二面 ) [ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 代理者 イ. 資格 ( ) 建築士 ( ) 登録第 号 ロ. 氏名 ハ. 建築士事務所名 ( ) 建築士事務所 ( ) 知事登録第 号 ニ. 郵便番号 ホ.

様式 2-2 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業補助金交付 申請 決定 額表 事業主体名 ( 単位 : 千 ) 都道府県名 市町村名 耐震診断 補強設計 耐震改修対象建築物の名称 補助金額 摘要 ( 備考 ) 1 本表は別に 2 部作成し 提出すること 2 本表は 事業ごとに作成すること

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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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ウ環境負荷低減型フォーム工事公共下水道 農業集落排水施設及び合併浄化槽に 生活排水設備を接続する工事です なお 合併浄化槽の設置については市の補助制度があります 詳しくは上下水道課へご相談ください Q 8 住宅リフォーム工事とはどのような工事ですか? A 8 住宅の機能の維持 回復又は向上のために行

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エネルギー消費性能計算プログラム API 仕様 プログラムバージョン Ver 概要これは エネルギー消費性能計算プログラムの API の仕様を記述したものです API は エネルギー消費性能の計算及び様式出力の機能を提供します 計算するプログラムのバージョンに合わせた API 仕様

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つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

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(2) 届出内容の確認方法について 建築計画内容を確認するために 委員会でチェックしやすい届出の 様式を作成しておくと便利です チェックしやすい様式としてチェックシートがあります 建築協定で定めている建築物に関する基準の項目を一覧表にし 建築主や代理者が建築計画の内容を記入できるものにしましょう 数

様式 1 号 ( 外構部の木質化対策支援事業助成金交付規程第 6 関係 ) 全国木材協同組合連合会会長松原正和殿 外構実証事業申請書 下記のとおり外構実証事業に申請します (1) 申請者情報会社住所 事業担当者連絡先 建設業を生業とすることの証明 ( 右のいずれかについて )( 注 ) 会社名代表者

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資料 1 申込代行事業者さまにご確認 ご対応いただく内容 1. 同封資料の内容について ご確認をお願いいたします 1 今回 当社からご確認させていただく対象は ( 資料 2) 今回確認の対象となる発電所一覧 に記載している発電所です 複数の発電所を申込みいただいた申込代行事業者さまについては ダイレ

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省エネ基準適合義務建築物の完了検査に関する説明会建築物省エネ法の概要等 国土交通省住宅局住宅生産課建築環境企画室 平成 30 年 2 月 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律 ( 平成 年法律第 号 月 日公布 ) < 施行日 : 規制措置は平成 29 年 4 月 1 日 誘導措置は平成 28 年 4 月 1 日 > 社会経済情勢の変化に伴い建築物におけるエネルギーの消費量が著しく増加していることに鑑み 建築物のエネルギー消費性能の向上を図るため 住宅以外の一定規模以上の建築物のエネルギー消費性能基準への適合義務の創設 エネルギー消費性能向上計画の認定制度の創設等の措置を講ずる 背景 必要性 我が国のエネルギー需給は 特に東日本大震災以降一層逼迫しており 国民生活や経済活動への支障が懸念 されている 他部門 ( 産業 運輸 ) が減少する中 建築物部門のエネルギー消費量は著しく増加し 現在では全体の 1/3 を 占めている 建築物部門の省エネ対策の抜本的強化が必要不可欠 法律の概要 基本方針の策定 ( 国土交通大臣 ) 建築主等の努力義務 建築主等に対する指導助言 規制措置 特定建築物一定規模以上の非住宅建築物 ( 政令 : m2 ) 省エネ基準適合義務 適合性判定 1 新築時等に 建築物のエネルギー消費性能基準 ( 省エネ基準 ) への適合義務 2 基準適合について所管行政庁又は登録判定機関 ( 創設 ) の判定を受ける義務 3 建築基準法に基づく建築確認手続きに連動させることにより 実効性を確保 建築主事又は指定確認検査機関 建築確認適合判定通知書着工検査建築物使用開始 所管行政庁又は登録省エネ判定機関 適合性判定 その他の建築物一定規模以上の建築物 ( 政令 : m2 ) 特定建築物を除く届出一定規模以上の新築 増改築に係る計画の所管行政庁への届出義務 < 省エネ基準に適合しない場合 > 必要に応じて所管行政庁が指示 命令 住宅事業建築主 * が新築する一戸建て住宅 * 住宅の建築を業として行う建築主住宅トップランナー制度 住宅事業建築主に対して その供給する建売戸建住宅に関する省エネ性能の基準 ( 住宅トップランナー基準 ) を定め 省エネ性能の向上を誘導 < 住宅トップランナー基準に適合しない場合 > 一定数 ( 政令 : 年間 戸 ) 以上新築する事業者に対しては 必要に応じて大臣が勧告 公表 命令 誘導措置 エネルギー消費性能の表示 建築物の所有者は 建築物が省エネ基準に適合することについて所管行政庁の認定を受けると その旨の表示をすることができる 省エネ性能向上計画の認定 容積率特例 新築又は改修の計画が 誘導基準に適合すること等について所管行政庁の認定を受けると 容積率の特例 * を受けることができる * 省エネ性能向上のための設備について通常の建築物の床面積を超える部分を不算入 (10% を上限 ) その他所要の措置 ( 新技術の評価のための大臣認定制度の創設等 ) 1

省エネ法と建築物省エネ法の比較概要 ( 新築 ) 省エネ法エネルギーの使用の合理化等に関する法律 建築物省エネ法建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律 大規模建築物 (2,000 m2以上 ) 非住宅住宅 第一種特定建築物 届出義務 著しく不十分な場合 指示 命令等 届出義務 著しく不十分な場合 指示 命令等 特定建築物 適合義務 建築確認手続きに連動 届出義務 基準に適合せず 必要と認める場合 指示 命令等 第二種特定建築物 中規模建築物 (300 m2以上 2,000 m2未満 ) 非住宅住宅 届出義務 著しく不十分な場合 勧告 届出義務 基準に適合せず 必要と認める場合 指示 命令等 小規模建築物 (300 m2未満 ) 住宅事業建築主 ( 住宅トップランナー ) 努力義務 努力義務 必要と認める場合 勧告 命令等 努力義務 努力義務 必要と認める場合 勧告 命令等 省エネ法に基づく修繕 模様替え 設備の設置 改修の届出 定期報告制度については 平成 29 年 3 月末をもって廃止 2 省エネ基準 ( 建築物のエネルギー消費性能基準 ) について 建築物のエネルギー消費性能 ( 省エネ性能 ) 建築物に設ける空調 ( 暖冷房 ) 換気 照明 給湯 昇降機 ( エレベータ ) において 標準的な使用条件のもとで使用されるエネルギー消費量をもとに表される建築物の性能 省エネ基準 ( エネルギー消費性能基準 ) < 義務化される大規模非住宅の基準のイメージ > 設計値 ( 設計一次エネルギー消費量 ) 基準値 ( 基準一次エネルギー消費量 ) 設計値が基準値を下回ればよい 一次エネルギー消費量 = 空調エネルギー消費量 + 換気エネルギー消費量 + 照明エネルギー消費量 + 給湯エネルギー消費量 + 昇降機エネルギー消費量 + その他エネルギー消費量 (OA 機器等 ) - 太陽光発電設備等による創エネ量 外壁 窓等の断熱化により空調エネルギー消費量を削減可能 非住宅イメージ 省エネ性能向上のための取組例 1 外壁 窓等を通しての熱の損失防止 ( 断熱化 ) 外壁の断熱材を厚くする 窓をペアガラスにする等 熱を逃げにくくし室内温度の維持を図ることで 空調設備 で消費されるエネルギーを抑える 2 設備の効率化 空調 照明等の設備の効率化を図り 同じ効用 ( 室温 明るさ等 ) を得るために消費されるエネルギーを抑える 3 太陽光発電等による創エネ 太陽光発電等によりエネルギーを創出することで 化石 燃料によるエネルギーの消費を抑える 住宅イメージ 太陽光発電 太陽光発電 高効率空調設備 ひさし 日差しを遮る庇 ペアガラス二重サッシ 断熱窓サッシ ガラス LED 照明 断熱材 高効率給湯 ( エコキュート等 ) 3

省エネルギー基準に準拠したプログラムを用いた一次エネ基準 ( ) の計算 標準入力法はモデル建物法に比べ 計算に際して入力する項目数が多い したがって より精緻に省エネ性能を評価することが可能である一方で 次のように 適合性判定等の手続きに際して 申請者 審査者ともに負担が大きい 1) 適合性判定において必要となる設計図書に記載すべき項目が多い 2) 工事監理 完了検査において確認 検査すべき項目が多い 標準入力法を用いた場合にも 標準入力法の入力シートから モデル建物法の入力シートが自動的に生成され 当該シートに基づき モデル建物法による結果が出力できる この場合 モデル建物法による結果が省エネ基準に適合していれば (BEI m 1.0) その結果を用いることにより モデル建物法と同様の負担での手続きが可能となる 4 適合義務対象となる建築物に係る手続きの流れ < 建築主事又は指定確認検査機関 > 確認審査 建築確認申請 < 建築主 > 省エネ性能確保計画の提出 適合判定通知書の受領 提出 < 所管行政庁又は登録省エネ判定機関 > 省エネ基準への適合性判定 完了検査において 設計図書に明示された建材 設備の仕様等のとおり工事が実施されていることの検査を受けることが必要 完了検査 確認済証の受領着工 ( 必要に応じ ) 計画変更の手続き完了検査申請検査済証の受領使用開始 設計図書への 省エネ基準に係る建材 設備の仕様等の明示が必要 工事監理において 設計図書に明示された建材 設備の仕様等のとおり工事が実施されていることの確認が必要 5

建築確認 適合性判定時の手続きの流れ 建築主は 建築確認に際し 所管行政庁又は登録省エネ判定機関の省エネ基準への適合性判定を受け 適合判定通知書を建築主事又は指定確認検査機関に提出することが必要 所管行政庁又は登録省エネ判定機関は 平面図 機器表等の設計図書や省エネ計算書等により 計画が省エネ基準に適合するかどうかを判定 建築主事又は指定確認検査機関は 確認審査時においては次の3 点を審査 1 省エネ基準適合義務対象かどうか 2 適合判定通知書が提出されているかどうか 3 確認申請書と計画書が整合しているかどうか < 建築主事又は指定確認検査機関 > 申請書 添付図書 確認審査 適合判定通知書 計画書 ( 様式 ) 1 省エネ基準適合義務対象かどうかを審査 2 適合判定通知書が提出されているかどうか 3 確認申請書と計画書の整合を審査 ( 様式の内容の比較により判断 ) 申請書 + 添付図書 建築確認申請 適合判定通知書又はその写し計画書 ( 副本又はその写し ) 確認済証 < 建築主 > 省エネ性能確保計画に関する図書一式ではなく計画書 ( 様式 ) のみ提出 省エネ性能確保計画の提出 適合判定通知書の受領 提出 確認済証の受領 着工 計画書 + 添付図書 ( 正本 + 副本 ) 適合判定通知書計画書 + 添付図書 ( 副本 ) < 所管行政庁又は登録省エネ判定機関 > 省エネ基準への適合性判定 計画書 ( 様式 ) 添付図書 ( 設計図書 計算書等 ) 平面図 機器表等の設計図書や省エネ計算書等により 省エネ基準への適合性を判定 6 省エネ適判に要する設計図書の記載内容について 基本的考え方 省エネ基準への適合義務対象となる建築物については 省エネ適合性判定に必要な設計図書において 省エネ基準に係る建材や設備の仕様 性能 ( = モデル建物法等の入力シートに入力する情報 ) を明示することが必要 モデル建物法入力シート 設計図書 消費電力は の試験方法による 省エネ適合性判定では 設計図書に基づき省エネ計算が行われているかどうかを審査 7

省エネ適判に要する設計図書の記載内容について 建材 設備の性能値に係る規格 モデル建物法等で入力する建材や設備の性能値については 所定の試験方法 に基づき測定された数値 又は所定の製品規格 に基づく数値であることが必要 省エネ適合性判定に必要な設計図書において 建材や設備の性能値を記載する際には 当該性能値の根拠となる規格を付記することが必要 モデル建物法入力支援ツール解説 等において 建材 設備ごと所定の試験方法又は製品規格が定められている 開口部 試験方法等 選択機器名性能項目定義 熱貫流率 ガラス 日射熱取得率 設計図書 消費電力は の試験方法による 照明器具 定義選択機器名性能項目規格項目照明器具消費電力 消費電力 8 省エネ適判に要する設計図書の記載内容について 記載項目 記載する設計図書例一覧 ( モデル建物法 ) 種別 記載項目 記載する設計図書の例 計算対象部分の床面積 計算対象部分の階数 各階の階高の合計 断面図 基本情報 計算対象部分の外周長さ 計算対象部分の非空調コア部の外周長さ 空調対象床面積 断熱材の仕様 施工部位 断熱範囲図 ( 立面図 ) 外皮 方位別の外皮面積 断熱範囲図 ( ) 窓の仕様 施工部位 ブラインド 庇の設置状況 建具表 ( 仕様書 ) 熱源機器の仕様 台数等 機器表 全熱交換器の仕様 台数等 機器表 空気調和設備 全熱交換器の自動換気切替制御制御図予熱時外気取り入れ停止制御制御図 二次ポンプの変流量制御 制御図 空調機ファンの変風量制御 制御図 換気設備の仕様 台数等 機器表 換気設備 換気ファンの送風量制御 制御図 換気設備の計算対象床面積 照明器具の仕様 設置場所 照明器具姿図 ( 機器表 ) 照明設備 各種照明制御 制御図 照明設備の計算対象床面積 熱源機器の仕様 台数等 機器表 給湯設備 給湯配管の保温の仕様等 特記仕様書 節湯器具の仕様等 衛生器具表 ( 機器表 ) 昇降機設備 昇降機の制御方式 昇降機設備図 ( 仕様書 ) 太陽光発電設備 太陽光発電の仕様等 太陽光発電設備図 ( 仕様書 ) 9

計画変更時の手続きの流れ 建築主は 適合性判定を受けた計画の変更 ( 軽微な変更を除く ) を行った場合には 当該工事着手前に変更後の計画を所管行政庁又は登録省エネ判定機関に提出 変更内容が省エネに関する事項のみの場合は 変更後の計画に係る確認申請は不要 < 建築主事又は指定確認検査機関 > 軽微な変更以外の変更の場合 完了検査 軽微な変更の場合 適合判定通知書又はその写し < 建築主 > 変更後の省エネ性能確保計画の提出 ( 着手前 ) 適合判定通知書の受領 提出 計画書 + 添付図書 適合判定通知書計画書 + 添付図書 ( 副本 ) < 所管行政庁又は登録省エネ判定機関 > 省エネ基準への適合性判定 次の A~C の変更を 軽微な変更 とする A 省エネ性能が向上する変更 B 一定範囲内で省エネ性能が低下する変更 C 根本的な変更を除き 再計算により基準適合が明らかな変更 A B の変更の場合 完了検査申請時に軽微変更説明書を添付 C の変更の場合 以下の手続 完了検査 軽微変更該当証明書又はその写し 軽微変更該当証明書の交付申請 ( 着手後でも可 ) 軽微変更該当証明書の受領 提出 申請書 + 添付図書 軽微変更該当証明書申請書 + 添付図書 ( 副本 ) 軽微変更該当証明 10 完了検査時の手続きの流れ 建築主は 完了検査申請の際 適合性判定に要した図書や ( 省エネに係る変更が行われている場合 ) 変更後の計画が省エネ基準に適合することを示す書類を提出することが必要 建築主事又は指定確認検査機関は 適合性判定を受けた計画等のとおり工事が実施されたものであることを 工事監理報告書等の書類確認や目視により検査する < 建築主事又は指定確認検査機関 > 完了検査申請書 添付図書 目視 書類確認 省エネ工事監理報告書 完了検査 適合性判定に要した図書 ( 平面図 機器表等の設計図書 ) 適合判定通知書又は軽微変更説明書等 適合性判定に要した図書 ( 副本 ) 適合判定通知書等 < 建築主 > 完了検査申請変更後の計画に係る適合性判定又は直前の確認以降に 省エネ性能確保計画に係る軽微変更該当証明 1 変更が行われている場合には 変更後の計画が省エネ基準に適合することを示す書類を提出 変更後の計画に係る適合判定通知書 軽微変更説明書 軽微変更該当証明書 1 1 軽微変更 Cの場合に必要 検査済証 検査済証の受領 適合判定通知書等 < 所管行政庁又は登録省エネ判定機関 > 施工写真施工図 納入仕様書品質証明書 使用開始 適合性判定を受けた計画等のとおり工事が実施されたものであることについて 工事監理報告書等の書類確認 現場での目視等により検査を実施 11

省エネ基準に係る工事監理について 基本的考え方 1( 工事監理の方法 ) 省エネ基準への適合義務対象となる建築物の工事監理者である建築士は 設計図書に明示された省エネ基準に係る建材や設備の仕様 性能のとおりに工事が実施されていることを確認することが必要 確認に際しては ( 建築基準関係規定について現に行われている工事監理を前提として ) 主に 納入仕様書や施工計画書等の書類確認によることを基本としている 設計図書 納入仕様書等 消費電力は の試験方法による 省エネ基準に係る工事監理について 基本的考え方 2( 性能証明書類の確認 ) 省エネ基準に係る工事監理報告書に確認結果をまとめる 性能値の確認が必要な建材や設備については 納入仕様書等に記載された性能値が適切なものであることについて 性能証明書類 (JIS 製品認証書等の第三者認証書や自己適合宣言書 ) を 製造者のホームページ等により確認することが必要 性能証明書類の確認にあたっては 各製造者のホームページのリンク集である 温熱 省エネ設備機器等ポータル を活用することも可能 12 自己適合宣言書等 温熱 省エネ設備機器等ポータル 一般社団法人住宅性能評価 表示協会ホームページ https://www.hyoukakyoukai.or.jp/ 13

省エネ基準に係る工事監理について 基本的考え方 3( 完了検査との関係 ) 省エネ基準への適合義務対象となる建築物については 完了検査申請書に 省エネ基準に係る工事監理報告書を添付することが必要 確認に用いた納入仕様書等は 完了検査において現場検査の対象となるため 現場に備え付けておくことが必要 自己適合宣言書等は 製造者のホームページ等による確認が必要 工事監理報告書 納入仕様書等 自己適合宣言書等 完了検査申請書に添付現場に備え付けホームページ等で確認 省エネ基準に係る工事監理について 省エネ基準に係る工事監理の確認項目 確認方法一覧 ( モデル建物法 ) 14 外皮空気調和設備換気設備照明設備給湯設備昇降機設備太陽光発電設備 確認項目 確認方法 断熱材の仕様 設置状況 施工計画書や施工記録書等に係る書類確認 目視に係る立会い確認 窓の仕様 設置状況 ( ブラインドボックス 庇の設置 製品ラベルや施工記録書等に係る書類確認 状況を含む ) 目視に係る立会い確認 熱源機器の仕様 設置状況 全熱交換器の仕様 設置状況 全熱交換器の自動換気切替制御の設置状況 予熱時外気取り入れ停止制御の設置状況 2 次ポンプの変流量制御の設置状況 空調機ファンの変風量制御の設置状況 換気設備の仕様 設置状況 送風量制御の設置状況 照明器具の仕様 設置状況 各種制御の設置状況 熱源機器の仕様 設置状況 納入仕様書や施工記録書等に係る書類確認 目視に係る現地確認または施工記録書等に係る書類確認 給湯配管の保温の仕様 設置状況 施工計画書や施工記録書等に係る書類確認 目視に係る立会い確認 節湯器具の仕様 設置状況 昇降機の仕様 設置状況 太陽光発電の仕様 設置状況 納入仕様書や施工記録書等に係る書類確認 目視に係る現地確認 15

適合性判定 工事監理 完了検査における建材 設備の仕様等の確認について 省エネ基準への適合義務対象となる建築物については 1 省エネ適合性判定に必要となる設計図書への 省エネ基準に係る建材 設備の仕様等の明示が必要 2 工事監理 完了検査において 設計図書に明示された建材 設備の仕様等のとおり工事が実施されていることの確認 検査が必要 設計図書に明示する内容 工事監理 完了検査における確認 検査内容は 下表のとおり 計算プログラム 1 に入力する内容 設計図書に明示する内容 工事監理における確認内容 完了検査における検査内容 1 計算プログラムで選択する仕様 計算プログラムで選択する仕様 記載例 : グラスウール断熱材 納入仕様書等により 設計図書に明示された仕様の建材 設備が設置されていることを確認 工事監理報告書の確認等 2 所定の試験方法 に基づき測定された数値 又は所定の製品規格 に基づく数値 次の1 又は2 1 性能値 + 試験方法 2 製品規格 記載例 : ( ) 4 に基づき測定 納入仕様書等により 設計図書に明示された性能又は規格の建材 設備が設置されていることを確認 性能証明書類 ( 第三者認証 自己適合宣言書 4 ) の確認 工事監理報告書の確認等 必要に応じ 性能証明書類を確認 3 任意評定に基づく数値 ( 所定の試験方法 では測定できない場合 ) 性能値 第三者機関の任意評定に係る評定内容 3 記載例 : 4 ( ) 機関の任意評定に基づく ( 評定書は別添 ) 納入仕様書等により 設計図書に明示された性能の建材 設備が設置されていることを確認 性能証明書類 ( 評定書 ) の確認 工事監理報告書の確認等 必要に応じ 性能証明書類を確認 1 モデル建物法を利用する場合は モデル建物法入力支援ツール 標準入力法を利用する場合は エネルギー消費性能計算プログラム 建材 設備ごとの所定の試験方法又は製品規格については 建築物エネルギー消費性能基準への適合義務対象建築物に係る工事監理マニュアル を参照 3 登録省エネ評価機関において行われる任意評定に係る評定書 建設地に固有の条件 ( 風量 河川の水温等 ) に基づき性能試験等を行う必要があるものは 大臣認定の対象 4 JIS Q 17050-1 に基づく所定の試験方法への自己適合宣言書や JIS Q 1000 に基づく所定の製品規格への自己適合宣言書等が該当 16 建築物省エネ法に関する情報提供 サポート窓口一覧 制度の詳細については 建築物省エネ法のページ ( 国土交通省のホームページ ) をご覧ください 省エネ適合性判定 届出の窓口は 申請窓口の検索ページ ( 住宅性能評価 表示協会のホームページ ) で検索できます 対象の物件が所在する市町村名を入力することで 窓口となる所管行政庁 登録省エネ判定機関の連絡先が検索できます 建築物省エネ法のページ 検索 評価協会省エネ適判窓口 検索 制度に関するご質問は 省エネサポートセンター で受付けています 受付時間 : 平日 ~ / ~ メール :support-c@ibec.or.jp FAX: TEL: 年 月以降変更の可能性有り ご質問の前に FAQ( よくある質問と回答 ) をご確認ください 電話は混み合って通じない事がありますので なるべくメール をご利用ください 年 月以降変更の可能性有り 設計 工事監理のご相談は 建築物省エネアシストセンター ( 設計 工事監理の相談窓口 ) (( 一社 ) 日本設備設計事務所協会連合会 ) で受付けています 電話受付時間 : 平日 10:00~12:00 13:00~16:00 メール :assist_center01@jafmec.or.jp FAX:03-5276-3537 TEL:03-5276-3535 : 上記サイトにて 省エネ計算を引受可能な設備設計事務所のリストもあわせて公表しています 17