(最終)平成28年度第2次行政改革プラン改定状況

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健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

シートの説明 新規 とは, 今回の改革推進プランから新たに取組が始まったプランです 継続 とは, 前回の集中改革プラン (H18~21) から継続して取組んでいるプランです 下段の番号は, 旧プラン番号を表しています 神栖市改革推進プラン ( 平成 22 年度 ~ 平成 26 年度 ) 取組状況 H

平成 30 年 (2018 年 )9 月 20 日 財政局 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に基づき 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を算定いたしましたのでお知らせします 健全化判断比率については すべての

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目次 市有財産活用基本方針について 1 第 1 章市有財産の現状と対象財産 2 1 市有財産 ( 土地 建物 ) の保有状況 2 2 市有財産の現状の整理 3 3 公共施設マネジメントとの関連 3 4 基本方針における対象財産 3 第 2 章市有財産の活用の推進 4 1 新たな活用における庁内要望の


新定員管理計画目次 Ⅰ 区を取り巻く状況 1ヘ ーシ 1 職員数 定員管理の推移 1 2 年齢別職員構成 2 3 国 他自治体 豊島区の状況等 3 1) 国の動向 3 2) 都の動向 3 3) 特別区の動向 3 4) 豊島区の状況 3 5) 豊島区の課題 4 Ⅱ 基本的な考え方 5ヘ ーシ 1 方針

Microsoft Word - 第4次計画

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

外部監査

平成17年8月24日市長交渉想定質問


5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 60 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 60 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 60 年以上の施設は 築 60 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐

2. 重点施策 事業 (1) 人が集まるまちづくりの取り組み空き家 空き地の適切な管理を促進し その活用等に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため 枚方市空家等対策計画 を策定し 空き家等対策に取り組みます また 市外に住む子育て世帯や若年夫婦世帯が 市内在住の親世帯と同居 近居する目標ための住

思想 信条等の収集の制限に関する規定の例外事項 ( 条例第 3 条第 3 項ただし書 ) (1) 共通事務 番号 項目 共通事務 内容 収集する個人情報 別紙 1 収集の制限事項に係る個人情報の収集を認める理由 1 相談等関係事務 県民等からの相談 陳情 要望 意見等の中で相談者等が提供する個人情報

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

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平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報

資料 5 総合計画の推進について 1 総合計画推進の基本的な考え方 ⑴ 第 5 次長期総合計画の体系 ( 本編 P.9) 第 5 次長期総合計画は まちの将来ビジョンとして 基本構想部分で目指すまちの姿やまちづくり戦略 5つの戦略の柱などを定め 戦略計画部分で 重点的な施策展開として 5つの戦略の柱

索引目次 編集年度 分類記号 書目 所属 平成 21 年度 C36 所得税県市町村民税関係 水道部 / 総務課 / 総務係 No 文書日 種別 公開用件名 給与所得者異動届出書の提出について ( 伺い ) 1平成 21 年 12 月 01 日 起案 種別第 3 種 2平成 21 年 11 月 05

スライド 1

土地開発公社の経営の健全化に

Ⅰ 平成 24 年度高鍋町財務書類の公表について 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデル

第4次日田市行政改革に向けての方針

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平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

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病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

地域住宅計画 計画の名称千葉市地域 (3 期 ) 都道府県名千葉県作成主体名計画期間平成 27 年度 ~ 31 年度 千葉市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 千葉市は千葉県のほぼ中央部に位置し 人口は約 96 万人 世帯数は約 42 万世帯の地域で地域面積は k m2である 本市では

【政策 】

瑞穂市行政改革大綱

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P10 第 2 章主要指標の見通し 第 2 章主要指標の見通し 1 人口 世帯 1 人口 世帯 (1) 人口 (1) 人口 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口を 国勢調査 ( 平成 7 年 ~22 年 ) による男女各歳人口をもとにコーホー 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口

国民健康保険税率等の諮問 について 国立市健康福祉部健康増進課国民健康保険係 国立市富士見台 : ( 代表 ) 内線

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Microsoft Word 新基金・通知

指標名単位 4 年度 5 年度 6 年度 7 年度 8 年度 9 年度 事業の活活動量動 指実標績の数値化 計画 実績 記述欄 数値化できない場合八代市と北海市との友好関係を深めるため受入れを行うものであり 数値化することは困難である 指標名指標設定の考え方単位 4 年度 5 年度 6 年度 7 年

次期行財政改革プラン ( 仮称 ) の策定に向けて H 第 2 回行財政改革推進委員会 Ⅰ これまでの取組 Ⅱ 地方を取り巻く情勢 Ⅲ 中津市の行財政運営の課題 Ⅳ 基本方針と基本目標

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平成 25 年度 佐賀市財務諸類の公表公表についてについて Ⅰ 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示され

活動指標及び 活動指標標準仕様書 導入手順書策定数 ( 改定を含む ) 活動見込 31 活動見込 2 活動指標及び 活動指標 RPA 補助事業の完了数 活動見込 31 活動見込 5 活動指標及び AI 実証地域の完了数 活動指標 活動見込 31 活動見

第3章 指導・監査等の実施

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

補正予算 8 件 平成 29 年度糸島市一般会計補正予算 ( 第 6 号 ) 平成 29 年度糸島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算 ( 第 1 号 ) 平成 29 年度糸島市国民健康保険事業特別会計補正予算 ( 第 5 号 ) 平成 29 年度糸島市介護保険事業特別会計補正予算 ( 第 4

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

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留学生住宅供給業に伴う家賃対策補助 26 年度以降の支出予定額 期間金額 917,000 26~31 年度 361,414 鶴見中央公園整に伴う資金の償還 1,171,000 26~37 年度 107,077 社会福祉センター省エネルギーサービス (ESCO) 業 環境業センター省エネルギーサービス

区分 平成 29 事業年度 予算額 決算額 差額 備考 運営費交付金 2,815 2,815 - 国庫補助金 26,679 26,679 - 社会福祉振興助成費補助金 給付費補助金 26,071 26,071 - 利子補給金 3,617 3,617 - 福祉医療貸付事業福祉医療貸

Microsoft Word - 02_福利厚生会260910

平成 29 年度以降導入を検討するもの トップランナー方式の導入について 2 検討対象業務 基準財政需要額の算定項目都道府県分市町村分 図書館管理 その他の教育費 その他の教育費 博物館管理 その他の教育費 - 公民館管理 - その他の教育費 児童館 児童遊園管理 - 社会福祉費 青少年教育施設管理

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4

市有財産 ( 土地 ) 運用管理 マスタープラン 概要版 平成 27 年 8 月 中津川市

貝監第  号

Taro-★【2月Ver】01~05. ⑲計

歳入総額 区分 平成 年度の財政フレーム ( 単位 : 百万円 ) 30 年度 31 年度 合計 構成比 構成比 構成比 263, % 265, % 529, % 一般財源特別区税特別区交付金その他特定財源国 都支出金繰入金特別区債 167

総括的事項について 推進プラン全体に関するもの (2 件 ) 1 行政改革の推進プランであるにもかかわらず コスト削減に関する推進項目やプログラムが少ないのではないか 本市では 過去数次にわたる行政改革のプラン実施において 取り組む必要があると考えられる取組については 可能な限り取り組んできたところ

Microsoft PowerPoint - 基金の概要.ppt

平成 26 年度 佐賀市財務諸類の公表について Ⅰ 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデ

会計名 : 一般会計 平成 26 年度当初予算 ( 会計別収支予算書 ) ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当初予算額 前年度予算額 増減 1 基本財産運用収入 7,021 7,021 0 基本財産利息収入 7,021 7,021 0 基本財産 (417,

監査の結果に基づき講じた措置

目 次 1 章策定の趣旨 1 1 これまで経緯 1 2 さらなる行財政改革の必要性 1 2 章行財政改革の基本的な考え方 2 1 推進期間 2 2 基本方針 2 3 重点項目 2 (1) 事務 事業の効率化の推進 3 (2) 定員管理の適正化及び人材育成の推進 4 (3) 民間活力の活用 4 (4)

別紙様式 1-1( 平成 19 年度承認計画用 ) 西総財第 7 7 号 平成 23 年 8 月 26 日 静岡財務事務所長 殿 西伊豆町長藤井武彦印 財政健全化計画等執行状況報告書 以下の財政健全化計画等の執行状況について 別紙のとおり報告します 財政健全化計画 公営企業経営健全化計画上水道事業

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平成 2 4 年度 佐賀市財務書類 基準モデル 平成 26 年 3 月佐賀市総務部財政課

Microsoft Word - 3

47 大木町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

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PrimoPDF, Job 20

普通財産の売却及び利活用の基本方針

目 次 1 実施方針 1 2 収支不足への対応 2 3 改革のテーマと目標 2 4 重点項目 3 (1) 事務事業の見直し (2) 施設運営の見直し (3) 人件費の削減 (4) 受益者負担の適正化と収入確保の工夫 5 重点項目ごとの主な取組と目標効果額 4 (1) 重点項目ごとの主な取組 (2)


1 課題出し 瀬戸内市まちづくり会議財政健全化部会経営改善計画策定作業の概要 事務局による課題出し ( 市長 担当の意見も反映 ) 部会委員から出された課題にも対応 課題に対する問題点の整理 わかりやすい記入用シートの作成 2 委員による改革案の作成 事務局提案の課題について 部会委員による改革案の

Ⅸ 財政健全化の取り組み 1 財政健全化の取り組みの状況 平成 28 年度行革効果額 歳入対策 歳出抑制 約 4.4 億円 約 2.4 億円 合計約 6.8 億円 平成 28 年度は 第 4 次東村山市行財政改革大綱第 3 次実行プログラム ( 平成 2 8 年度 ~30 年度 ) の初年度として

基本方針

平成 28 年度予算編成方針 我が国の経済は 景気は引き続き緩やかな回復基調を維持しているが その影響が地方経済にまで十分に行き渡っているとは言えず 我々地方の行財政運営の基本となる税等一般財源を確保するためには 臨時財政対策債に頼らざるを得ない状況が続くものと考える また 税制改正も予測されること

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一次評価 担当課による自己評価 必要性 効率性 有効性 市民や社会のニーズを的確に捉えた事業か 民間事業者や市民が自ら実施することのできない事業か 目的 目標の達成手段として適切で 優先度の高い事業か 受益者との負担関係やは妥当な水準か 他の手段や方法とのコスト比較は十分行われているか コスト削減や

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平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

地方公営企業会計基準の見直しについて(完成)

1 北九州市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 20 年度 171.8% 平成 21 年度 173.5% 平成 22 年度 平成 23 年度 166.9% 166.0% 166.9% 平成 24 年度 170.3% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め

事務事業調書平成 27 年度 事業 No 647 課 総務課 係 施設係 起案者 石原久仁夫 決裁者早川雅己 事務事業名 小学校施設耐震補強事業 事業種別 施設整備 1 事業概要 総合計画体系 根拠法令 法定受託事務 公約 議会答弁 陳情 市民要望実施方法実施期間 求める成果 ( 目的 ) 4 個性

Ⅱ平成13年度上半期の財政状況

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

平成 28 年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査意見書 春日井市監査委員

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 国保は構造的な問題を抱えており 被保険者の保険料負担軽減のために法定外繰入金を繰入れているといった状況は 全国的な状況であることから 国は全国で約 3,400 億円の公費を拡充し 国保の財政基盤の強化

(問)被用者保険の被扶養者に対する2年間の経過措置になる軽減額は、他の被保険者の保険料で補填すると考えてよいのか

さいたま市・岩槻市任意合併協議会協議書

平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 ) 第 6 回立川市国民健康保険運営協議会 資料 3 平成 28 年度国民健康保険料率等の改定について ( 係数発出及び制度改正等に伴う変更後 )

54 赤村 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 1.59% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方

試算の前提条件 2018( 平成 30) 年度当初予算を基本に 収支等に大きく影響のあるもの (2018 年度の新規 拡充事業など ) や 2017 年度補正予算等による影響を反映 市税を 中長期の経済財政に関する試算 (2018 年 1 月内閣府 ) で示されたベースラインケースの指標により試算し


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平成 28 年度 (2016 年度 ) 第 2 次横須賀市行政改革プラン改定況 平成 28 年 (2016 年 )2 月 横須賀市

目次 1 行政改革プランの効果 (1) 効果見込額 1 (2) 常勤職員削減数 3 2 平成 28 年度項目別効果見込額 4 3 平成 28 年度行政改革プランの追加 変更 4 (1) 行政改革プランに追加する事業 5 (2) 行政改革プランの既存の計画を変更する事業 7

1 行政改革プランの効果 行政改革プランに位置付けた事業には 数値で効果が表せる事業とそうでない事業があります 数値で効果が表せる事業の効果については 効果見込額と常勤職員削減数で表し 進行管理を行うこととしています 平成 28 年度の改定に伴う効果見込額及び常勤職員削減数の況は次のとおりです (1) 効果見込額 ア行 区分 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 ( 単位 : 千円 ) 計 一般会計 809,374 1,392,792 213,263 219,070 2,634,499 特別会計 15,740 15,740 企業会計 479,464 500,826 36,330 1,016,620 合計 1,288,838 1,909,358 249,593 219,070 3,666,859 イ改定後 区分 ( 単位 : 千円 ) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度計 一般会計 809,374 1,392,792 904,420 236,262 3,342,848 特別会計 15,740 3,524 19,264 企業会計 479,464 500,826 731,212 1,711,502 合計 1,288,838 1,909,358 1,639,156 236,262 5,073,614 ウ改定額 ( イア ) ( 単位 : 千円 ) 区分 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 計 一般会計 691,157 17,192 708,349 特別会計 3,524 3,524 企業会計 694,882 694,882 合計 1,389,563 17,192 1,406,755 1

[ 参考 ] 改定額の主な内訳 (28 年度分 ) ( 単位 : 千円 ) 事業名 ア行 効果見込額 イ改定後 ウ改定額 ( イ ア ) 改定理由 事業推進部課 1 利用計画のない市有財産の処分 0 657,388 657,388 平成 28 年度における未利用地の売却見込額が明らかになったため 財政部資産経営課 2 病院事業会計の健全な運営 29,888 400,973 371,085 病院事業会計の健全化に関する取り組みのうち 市民病院に係る運営交付金について 指定管理者の経営況が改善し 平成 22 年度の指定管理者制度移行時に計画した運営交付金が 28 年度は不交付の見込みとなったため 健康部地域医療推進課 ( 市立病院担当 ) 3 未利用地等の活用 36,330 360,127 323,797 上下水道局における未利用地及び未利用施設の売却 貸付額が 当初計画に比べ増加する見込みとなったため 上下水道局財務課 4 市債償還利子の軽減 5,307 34,418 29,111 市債の借換えに伴う償還利子の軽減について 当初計画に比べ低金利で借換えを行うことができたため 財政部財政課 事業の終了に伴う 5 0 常勤職員の削減 25,788 25,788 事業の終了に伴い 当初計画に加え新たに常勤職員 3 人を削減するため ( 参照 )10 頁 関係部関係課 6 重度障害者医療扶助事業の見直し 82,834 49,244 33,590 平成 26 年度から重度障害者医療扶助について 65 歳以上で初めて障害者の認定を受ける方を助成事業の対象外としましたが 当初計画に比べ 28 年度に対象外となる人数の減少等により 扶助費の削減額が減る見込みとなったため 福祉部障害福祉課 その他効果見込額掲載事業 (23 事業 ) 95,234 111,218 15,984 計 効果見込額掲載事業 (29 事業 ) 249,593 1,639,156 1,389,563 2

(2) 常勤職員削減数 ア行 ( 単位 : 人 ) 区分 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 計 一般会計 8 14 2 4 28 特別会計 1 1 企業会計 9 8 17 合計 17 23 2 4 46 イ改定後 ( 単位 : 人 ) 区分 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度計 一般会計 8 14 6 6 34 特別会計 1 1 企業会計 9 8 17 合計 17 23 6 6 52 ウ改定数 ( イ ア ) ( 単位 : 人 ) 区分 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度計 一般会計 4 2 6 特別会計 0 企業会計 0 合計 4 2 6 3

2 平成 28 年度項目別効果見込額 項目 第 1 章財政の健全化 内容 ( 単位 : 千円 ) 金額 1 事業等の見直し 重度障害者医療扶助事業の見直し 134,029 3 財政運営の健全化 第 2 章組織 人事の見直し 2 職員数の適正化と多様な人材の活用 市債償還利子の軽減 補助金等の見直し 利用計画のない市有財産の処分 病院事業会計の健全な運営 未利用地等の活用 事業の終了に伴う常勤職員の削減 ごみ収集員業務の配置の見直し 学校用務員業務の配置の見直し 20 事業 など 16 事業 など 4 事業 1,556,943 1,422,914 9 事業 82,213 82,213 など 9 事業 合計 29 事業 1,639,156 3 平成 28 年度行政改革プランの追加 変更 (1) 行政改革プランに追加する事業 4 事業 (2) 行政改革プランの既存の計画を変更する事業 6 事業計 10 事業 4

(1) 行政改革プランに追加する事業 (4 事業 ) 第 1 章財政の健全化 1 事業等の見直し (1) 事業の見直し 番号 68 事業名こども政策アドバイザーの廃止プラン追加 ( 平 28) 事業推進部課 政策推進部政策推進課 ( 都市イメージ創造発信担当 ) 本市の子育て 教育施策等に係る助言を受けるとともに 本市の取り組みや魅力を市内外に発信するため 平成 26 年度から こども政策アドバイザー として 3 人の専門委員を委嘱しています 計画内容 こども政策アドバイザー からの助言を参考にしながら施策に着手しはじめたことから 平成 28 年度に こども政策アドバイザー を廃止します 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ こども政策アドバイザーの廃止 廃止 番号 69 事業名公共用水域水質調査の見直しプラン追加 ( 平 28) 事業推進部課環境政策部環境管理課 水質汚濁防止法第 16 条の規定に基づき 神奈川県知事が定めた測定計画により 公共用水域の水質調査を実施しています 計画内容 水質調査対象の 1 項目について 過去 3 年間検出されることがなかったため 調査頻度を年 12 回から 2 回に減らすことにより 経費を削減します 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 調査頻度の見直し 見直し 5

番号 70 事業名産業振興事業の見直しプラン追加 ( 平 28) 事業推進部課 経済部経済企画課 企業誘致 工業振興課 ( 平成 28 年度新設課 ) 市の産業振興を目的として 異業種交流 産学連携事業 研修事業及び調査相談事業といった企業の経営革新や創業者成長支援事業等を実施しています 計画内容 産業振興事業の一部を市の外郭団体である ( 公財 ) 横須賀市産業振興財団に移管し 財団の専門性と機動性を活かした より効果的な産業振興施策を進めます これに伴い 市の常勤職員を削減します 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 産業振興事業の見直し (29 年度 :1 人 ) 見直し見直し 第 2 章組織 人事の見直し 2 職員数の適正化と多様な人材の活用 (2) 多様な任用形態による人材の活用 番号 15 事業名消防局車両整備業務における非常勤職員を活用した常勤職員の削減プラン追加 ( 平 28) 事業推進部課消防局消防 救急課 消防車両の整備を民間自動車整備工場に委託しています 計画内容消防車両の整備業務の執行体制を見直し 非常勤職員を活用し常勤職員 1 人を削減します 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 常勤職員の削減 (28 年度 :1 人 ) 削減 6

(2) 行政改革プランの既存の計画を変更する事業 (6 事業 ) 第 1 章財政の健全化 3 財政運営の健全化 (3) 施設の管理運営の見直し 番号 7 事業名市営住宅ストック総合活用計画の推進プラン変更 ( 平 28) 事業推進部課都市部市営住宅課 浦郷改良アパート (75 戸 ) は 平成 25 年度の耐震診断の結果を受け 廃止を決定しました このため 入居者の他の市営住宅等への移転を行っています また 温泉谷戸住宅 (45 戸 ) は老朽化のため 市営住宅ストック総合活用計画に沿って廃止することとし 入居者の他の市営住宅等への移転を進めています 計画内容 浦郷改良アパート 温泉谷戸住宅ともに平成 28 年度末までに入居者の移転を完了し 29 年度に廃止します 項目の追加 3 田浦月見台住宅の廃止 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 調整 市営住宅ストック総合活用計画では 木造 ブロック造の平屋建て住宅を 老朽化のため廃止することとしています 田浦月見台住宅 (74 戸 ) の廃止にむけて 平成 28 年度から入居者の他の市営住宅等への移転など調整を行うため 項目を追加します 7

第 1 章財政の健全化 4 外郭団体の健全な運営 (1) 外郭団体の健全な運営 番号 1 事業名 外郭団体の健全な運営 プラン変更 ( 平 28) 事業推進部課総務部行政管理課 ( 行政改革推進担当 ) 関係課 本市には外郭団体が 10 団体あります 健全な運営に向けて 各団体の経営況の公表等の取り組みを進めています また 横須賀市土地開発公社については 経営検討委員による 横須賀市土地開発公社のあり方に関する提言書 および総務常任委員会の委員長報告を受け 公社保有土地の一部を土地開発基金ほかにより 平成 25 年度までに買い戻しを実施しました 計画内容 毎年度 各団体の経営況を取りまとめて公表するなど 健全な運営に向けた取り組みを継続的に進めます 横須賀市土地開発公社については 保有する土地の売却や活用に努めるなど 経営健全化に向けた取り組みを継続し その況を市議会に報告し 併せて市民にもお知らせします 項目の追加 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 3( 公財 ) 横須賀市産業振興財団の機能強化に向けた取り組み ( 経済企画課 企業誘致 工業振興課 ( 平成 28 年度新設課 )) 実施 ( 公財 ) 横須賀市産業振興財団については 平成 28 年度に市から産業振興事業の一部を移管することにより 産業振興活動を充実させるとともに 執行体制の強化を図ります 8

第 2 章組織 人事の見直し 2 職員数の適正化と多様な人材の活用 (1) 職員数の適正化 番号 1 事業名 適切な職員配置による常勤職員の適正化 プラン変更 ( 平 28) 事業推進部課 関係課 業務量に応じた常勤職員の適正配置を行っています 計画内容常勤職員を適正配置することで 新たな行政需要への対応や業務の効率化を図ります 項 目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 6 執行体制の見直し ( 土木総務課 ) (28 年度 :1 人 ) 削減 項目の内容変更 6 執行体制の見直し ( 土木総務課 ) (29 年度 :1 人 ) 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 延期 削減 30 年度 ~ 項目の追加 土木総務課における執行体制を見直し 道路要望調整係を総務係に統合し常勤職員 1 人を削減する予定でしたが 道路における事故等の原因を道路施設の管理瑕疵に求められる事例が増え 難しい対応を迫られる案件も増えてきていることから 道路要望調整係の統合が難しい況になっています そのため 道路要望調整係の機能を含めて 平成 27 年度中に土木部内の体制を再考することとし 常勤職員の削減を1 年延期して平成 29 年度に1 人を削減することとします 20 公用車運転業務の見直し ( 総務課 ) (28 年度 :1 人 ) 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 削減 公用車運転業務の見直しを行い 常勤職員 1 人を削減します 9

番号 2 事業推進部課 事業名 関係課 事業の終了に伴う常勤職員の削減プラン変更 ( 平 28) 事業量に応じた常勤職員の適正配置を行っています 計画内容 事業期間終了に合わせて常勤職員を 8 人削減します [28 年度変更 ] 事業期間終了に合わせて常勤職員を 11 人削減します 項目の追加 項 目 8 平成 27 年国勢調査の終了 ( 総務課 ) (28 年度 :1 人 ) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 削減 30 年度 ~ 平成 27 年国勢調査の終了に伴い 常勤職員 1 人を削減します 項目の追加 項目 26 年度 9 戦没者等の遺族に対する特別弔慰金の申請受付業務の終了 ( 市民生活課 ) (28 年度 :1 人 ) 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 削減 平成 27 年度から受付を開始した 戦没者等の遺族に対する特別弔慰金 について 受付開始当初の繁忙時期が終了するため 常勤職員 1 人を削減します 項目の追加 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 10 子育て世帯臨時特例給付金給付事業の終了 ( こども青少年給付課 )(28 年度 :1 人 ) 削減 子育て世帯臨時特例給付金給付事業が平成 27 年度で概ね終了するため 常勤職員 1 人を削減します 10

第 2 章組織 人事の見直し 2 職員数の適正化と多様な人材の活用 (2) 多様な任用形態による人材の活用 番号 2 事業名 庁舎管理業務の配置の見直し プラン変更 ( 平 28) 事業推進部課 総務部総務課 正規職員 16 人 ( うち技能労務職 9 人 ) 再任用職員 1 人 ( 技能労務職 ) 非常勤職員 13 人にて庁舎管理業務を行っています 計画内容 庁舎管理業務に従事する技能労務職の定年退職者を不補充とし 再任用職員を活用します 項目 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 再任用職員の適正配置 (26 年度 :2 人 ) 活用 項目の内容変更 再任用職員の適正配置 (26 年度 :2 人 28 年度 :1 人 ) 活用 活用 平成 27 年度末における定年退職者 1 人を不補充とし 再任用職員を活用します 健康福祉員業務の配置の見直し 番号 4 事業名プラン変更 ( 平 28) 事業推進部課 福祉部介護保険課 高齢福祉課 健康福祉員による相談業務などを行っています 計画内容健康福祉員業務に従事する定年退職者を不補充とし 再任用職員等を活用します 項目の内容変更 項 目 1 介護保険課再任用職員の適正配置 (26 年度 :1 人 27 年度 :3 人 ) 26 年度 27 年度 28 年度 活用 活用 29 年度 30 年度 ~ 1 介護保険課再任用職員の適正配置 (26 年度 :1 人 27 年度 :3 人 28 年度 :1 人 ) 活用 活用 活用 平成 27 年度末における定年退職者 1 人を不補充とし 再任用職員を活用します 11

<< 平成 28 年度行政改革プラン計画事業 ( 追加 変更 ) 部課別索引 >> 区分項目番号番号事業名課名頁 政策推進部 追加 1 1 1 68 こども政策アドバイザーの廃止 総務部 政策推進課 ( 都市イメージ創造発信担当 ) 5 変更 2 2 2 2 庁舎管理業務の配置の見直し総務課 11 変更 1 4 1 1 外郭団体の健全な運営 行政管理課 ( 行政改革推進担当 ) ほか 8 福祉部 変更 2 2 2 4 健康福祉員業務の配置の見直し 介護保険課高齢福祉課 11 環境政策部 追加 1 1 1 69 公共用水域水質調査の見直し環境管理課 5 経済部 追加 1 1 1 70 産業振興事業の見直し 都市部 経済企画課企業誘致 工業振興課 ( 平成 28 年度新設課 ) 6 変更 1 3 3 7 市営住宅ストック総合活用計画の推進市営住宅課 7 消防局 追加 2 2 2 15 消防局車両整備業務における非常勤職員を活用した常勤職員の削減 消防 救急課 6 その他 変更 2 2 1 1 適切な職員配置による常勤職員の適正化関係課 9 変更 2 2 1 2 事業の終了に伴う常勤職員の削減関係課 10

横須賀市行財政改革推進本部事務局 : 横須賀市総務部行政管理課 ( 行政改革推進係 ) address: 2388550 横須賀市小川町 11 番地 tel:0468228276 fax:0468227795 email:pmpc@city.yokosuka.kanagawa.jp URL:http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0250/gyoukaku/gyoukaku.html