VBA-MM-L00-C VBA0A P.1 P. P. P.
1. はじめに 増圧弁のメンテナンスのため分解 組付を行う際には このマニュアルに沿って正しく行ってください メンテナンス時期は空気の質や使用条件によって異なりますが 下記現象が発生した場合 ライフ寿命が近づいています 早めのメンテナンスをお願い致します 1. ハンドル下より常時ブリードする. 次側でエア消費がない状態でも 増圧弁からの排気音が 10~0 秒間隔で聞こえる スタート 準備 IN OUT 側のエア圧力が抜けているか確認ください 配管を取り外してください 取り外し工具は配管の種類に応じて準備してください 取り外し タンク (VBAT0 ) から増圧弁を取り外してください 取り外しは六角レンチ ( 呼び ) を使用してください 分解 増圧弁の分解工具はそれぞれのページの 必要工具 を参照してください 分解手順 P.~ に沿って分解を行ってください 交換 摺動面の汚れ メッシュフィルタのゴミなどを拭き取ってください 部品の状態をチェックして傷 摩耗などが見られる場合 交換部品 P. と交換してください サイレンサも内面が目詰まりしている場合は交換してください 交換部品は一ヶ所にまとめ 組付け時に混入しないようにしてください 組付け 組付手順 P.~ に沿って組み付けを行ってください 最後に 部品の組付忘れ ネジ部の締め忘れなどがないか確認してください 取り付け 元の位置に取り付けてください 検査 エアを入れて ハンドルを右に回して 圧力設定してください 石けん水で 外部漏れがないか確認してください 異常と思われる現象があれば SMC 営業所に連絡お願いします エンド - 1 -
. シリンダ ボディの保守点検要領.1 シリンダの保守点検 必要工具 ソケットレンチ呼び 19( 本 ) 緩み止め接着剤 ( ロックタイト など ) 分解手順 1)IN OUT 側のエア圧力が抜けているか確認ください ) ソケットレンチにて 1 六角ナット スプリングワッシャをゆるめて 10 タイロッド 本を外してください ) 左右の 9 サイドカバーを外してください ) 左右の シリンダーチューブを外してください ) ソケットレンチにて 1 ピストンナットをゆるめて ピストンを外してください 保守 点検 1) 部品を点検し 摩耗 劣化 変形があれば交換してください ) 動きの悪い部分があれば汚れを取り除き グリスを塗布してください ) 引き続き ボディのメンテナンスを行う場合は. ボディの保守点検 (P.) を参照ください 組付手順 1) 図 1 の矢印箇所にグリス塗布を行ってください )1 ボディに ピストンロッドを通し ピストンを組み付けてください )1 ピストンナットのネジ部にロックタイトを一滴塗りソケットレンチで締付けてください ( 締め付けトルク 1N m) ピストンが完全に固定されない ( 空回りする ) 状態が正常です 必要以上に締めこまないでください )O リングをボディの左右に組み付けた後 シリンダチューブを組み付けてください シリンダチューブは左右違いますので ご注意ください )9 サイドカバーに O リングを組みつけて シリンダチューブの左右に組み付けてください )10 タイロッド 本を通し 1 六角ナット スプリングワッシャで締め付けてください ( 締め付けトルク N m) 確認 1) ボルト ナットが適切なトルクで締め付けてあることを確認してください ) エア圧力を入れて 圧力設定ができることを確認してください ) 石けん水で接合部に漏れが無いことを確認してください 1 1 1 9 1 10 9 図 1 - -
. ボディの保守点検 必要工具 プラスドライバーピンセットタービン油 ( モービル エクソン製タービン油 種など ) 分解手順 1) 左右それぞれ 十字穴付皿小ネジ 本をプラスドライバーで外してください ) 左右の サイドプレートを取り外してください )1 ボディから ~1 チェック弁を取り出してください )1 ボディから ~10 切換弁を取り出してください )1 ボディから ロッドパッキンをピンセットなどで取り出してください 保守 点検 1) 部品を点検し 摩耗 劣化 変形があれば交換してください )IN ポート奥にメッシュフィルタが内蔵されています エアブローなどでゴミを取り除いてください ) 動きの悪い部分があれば汚れを取り除き グリスを塗布してください 切換弁にはタービン油を一滴滴下してください 組付手順 1)~10 切換弁を取付けてください ( 精密部品ですので 取り扱いに注意してください ) ) 片面に ~1 チェック弁を組み付け サイドプレートをのせて 十字穴付皿小ネジ 本で締め付けてください ( 締め付けトルク N m) チェック弁はそれぞれ向きが違いますので注意してください ) もう一面も 同様に組みつけてください この際バネの反力がありますので 押さえながら行ってください 10 確認 1)サイドプレートと1ボディの間に隙間などがないか確認してください ) スプリング類が正しく配置され チェック弁 切換弁がスムーズに動くか確認してください メッシュフィルタ 9 1 1 1 1 1 1 1 - - 図
. ガバナの保守点検要領 必要工具 プラスドライバーラジオペンチ 分解手順 1)IN OUT 側のエア圧力が抜けているか確認ください ) ハンドルを左回転端 ( 一方向 ) まで戻してください ) 十字穴付ナベ小ネジ 本をプラスドライバーで外してください ) ボンネットアセンブリ 調圧スクリュー 調圧スプリング ダイヤフラムアセンブリを外してください ) ラジオペンチで ガバナ弁座アセンブリを引き抜いてください 保守 点検 1) 部品を点検し 摩耗 劣化 変形があれば交換してください ) 動きの悪い部分があれば汚れを取り除き グリスを塗布してください 組付手順 1)1ボディに取付方向に注意してガバナ弁座アセンブリを組みつけてください )ダイヤフラムアセンブリ 調圧スプリング 調圧スクリューをのせてください )ボンネットアセンブリをかぶせ 十字穴付ナベ小ネジ 本をプラスドライバーで締め付けてください ( 締め付けトルク N m) 確認 1) 十字穴付ナベ小ネジが締まっていることを確認して エア圧力を入れてください ) エア圧力をいれると リリーフが始まりますので すみやかにリリーフが止まるまでハンドルを+ 方向に回してください ) ハンドルで必要な圧力に設定できることを確認し てください ) 石けん水で接合部に漏れが無いことを確認してく ださい 1 シリンダ部は取り外さなくてもガバナのメンテナンスは行えます - - 図
. 交換部品一覧 交換部品は下記の品番でご注文ください 各セットには 表右の構成部品が含まれています メンテナンスマニュアル中の図番 番号を参照し 部品を確認してください 品番 KT-VBA0A-1 KT-VBA0A- 名称 増圧弁メンテナンス部品セット 切換弁セット 構成部品 部品 数量 図番 番号 ピストンパッキン 図 1 ロッドパッキン 1 図 O リング ( ガスケット ) 図 1 ガバナ Ass'y 1 図 チェックバルブ 図 十字穴付皿小ネジ ( 取付用ビス ) 1 図 グリスパック - - 切換バルブ Ass'y 1 図 エキゾーストスリーブ 図 9 トラベルスプリング 1 図 プッシュロッドガイド Ass'y 図 10 KT-VBA0A- ガバナ弁座セット ダイヤフラムアセンブリ 1 図 ガバナ Ass'y 1 図 ピストンパッキン 図 1 ロッドパッキン 1 図 KT-VBA0A- パッキンセット O リング ( 大 ) 図 1 O リング ( 小 ) 図 1 グリスパック - - チェックバルブ 図 チェックバルブスプリング 図 KT-VBA0A- チェック弁セット プランジャ 図 1 プランジャガイド 図 1 チェックバルブガイド Ass'y 図 1 グリスパック 1 - - KT-VBA0A- ボンネットセット ボンネット 1 図 ハンドル 1 図 - -