平成 7 年 11 月瀬戸内海の赤潮 水産庁瀬戸内海漁業調整事務所 概要 瀬戸内海では 6 件の赤潮が発生した ( 前年同月 件 ) 内訳は播磨 1 件 燧 1 件 周防 1 件 豊後水道 3 件であった 漁業被害は発生しなかった ( 前年同月 件 ) 出現した赤潮構成プランクトンは 5 属であった 土佐湾では赤潮が発生しなかった ( 前年同月 件 ) 熊野では 1 件の赤潮が発生した ( 前年同月 件 ) 漁業被害は発生しなかった ( 前年同月 件 ) 出現した赤潮構成プランクトンは 1 属であった この月報は 次の各府県から提供のあった赤潮情報を瀬戸内海漁業調整事務所が取りまとめたものである 和歌山県 大阪府 兵庫県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 大分県 ( 注 ) 本報告書の数値は速報値であるため 変更されることがある
赤潮発生状況 ( 平成 7 年 11 月 ) 発生 7 件 ( 漁業被害 件 ) 番号 府県別番号 発生期間 ( 日間 ) 発生日 ~ 終息日 ( 日数 ) 名府県名発生水域赤潮構成プランクトン 最高細胞数 (Cells/ml) 最大面積 ( k m ) 漁業被害 1 HS- 3 15-1-19 ~ 15-11- (37) 燧広島県東部海域 Karenia mikimotoi 1,5 不明無 OT- 1 15-1-3 ~ 継続中豊後水道大分県入津湾 Akashiwo sanguinea,5 不明無 3 KO- 1 15-11- ~ 15-11-9 (6) 豊後水道高知県宿毛湾 Heterosigma akashiwo 33,3 不明無 WK- 7 15-11-9 ~ 15-11-1 () 熊野和歌山県那智勝浦町浦神湾 Myrionecta rubra (Mesodinium rubrum) 7 不明無 5 OT- 19 15-11-16 ~ 継続中豊後水道大分県猪串湾 Akashiwo sanguinea Ceratium furca 11 不明 無 6 HG- 15-11-1 ~ 15-11- (3) 播磨兵庫県播磨北部 ( 坂越湾 ) Heterosigma akashiwo Prorocentrum micans,, 不明 無 7 FO- 7 15-11- ~ 15-11-3 (7) 周防福岡県井の浦港 Heterosigma akashiwo 1,9 不明無 府県別コード ( 府県名 ):WK-( 和歌山県 ) OS-( 大阪府 ) HG-( 兵庫県 ) OY-( 岡山県 ) HS-( 広島県 ) YG-( 山口県 ) TO-( 徳島県 ) KA-( 香川県 ) EH-( 愛媛県 ) KO-( 高知県 ) FO-( 福岡県 ) OT-( 大分県 )
赤潮漁業被害一覧 ( 平成 7 年 11 月 : 件 ) 番号 府県別番号 赤潮発生期間 ( 日数 ) 発生海域 ( 府県名 ) 漁業被害の期間 水域 被害内容 被害金額 ( 千円 ) 赤潮構成プランクトン ( 最高細胞数 ) 漁業被害はなし
HG- HS-3 WK-7 FO-6 OT-1 OT-19 KO-1 数字は赤潮発生状況の府県別番号を示し 囲み数字の場合は漁業被害があることを示す
赤潮発生件数平成 7 年 (1 月 ~11 月 ) 単位 : 件 月 1 3 5 6 7 9 1 1 合 計 名 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 延 実 紀伊水道 瀬 戸 大阪湾 播磨 備讃瀬戸 1 1 3 6 15 1 9 燧 1 3 3 1 3 7 内 安芸 1 伊 予 海 周 防 豊後水道 延 実 土 佐 湾 熊 野 1 1 3 1 1 5 1 6 5 3 1 35 1 5 1 6 6 13 11 3 3 1 7 3 1 5 9 1 6 6 6 5 3 1 5 9 1 6 6 6 5 1 3 3 3 3 3 3 9 1 5 5 総計 3 1 17 9 3 3 13 7 7 延 9 5 3 1 17 9 3 3 13 7 7 93 実 9 5 1 ( 注 ) 1) 縦計の 延 は複数のに 横計の 延 は複数の月にまたがるものを各々計上し 実 はそれらを 1 件として計上した ) 3) 数字は漁業被害件数を示す : 赤潮発生及び漁業被害実件数 ( 複数のもしくは月にまたがるものを 1 件として計上し 縦 横の計とは一致しない )
継続日数別赤潮発生件数平成 7 年 (1 月 ~11 月 ) 日 名 紀伊水道 瀬 大阪湾 播磨 戸 備讃瀬戸 燧 内 安芸 伊予 海 周防 豊後水道 延実 土 佐 湾 熊 野 総計 延実 ~5 6~1 11~3 31~ 継続中 計 1 3 15 6 1 7 1 3 1 7 1 5 1 6 1 3 1 16 3 1 16 5 5 35 1 93 35 1 93 ( 注 ) 延 は複数のにまたがるものを各々計上し 実 はそれらを 1 件として計上した 別赤潮発生件数 ( 平成 7 年 1 月 ~11 月 ) 発生件数 3 被害件数 15 15 1 1 紀 大 播 伊 阪 磨 水 湾 道 7 1 備 燧 安 讃 芸 瀬 戸 1 3 1 伊予 6 周防 7 豊後水 道 7 土佐湾 5 熊野発生件数被害件数
赤潮プランクトンの出現状況 ( 平成 7 年 11 月 ) プランクトン 紀伊水道 瀬戸内海瀬戸大播備安伊周豊讃燧後内阪磨芸予防瀬海水湾戸道計 土 佐 湾 Akashiwo 熊 野 合 計 渦鞭毛藻 Ceratium 1 Karenia 1 Prorocentrum 1 1 1 3 5 5 ラフィド藻 繊毛虫 Heterosigma 1 3 3 1 3 3 Myrionecta (Mesodinium) 合計 1 1 1 9
赤潮プランクトンの種類別出現件数 ( 月別 : 平成 7 年 1 月 ~11 月 ) 月 1 3 5 6 7 9 1 1 合計プランクトン月月月月月月月月月月月月 1 3 Akashiwo 1 3 Ceratium 渦鞭毛藻 珪 藻 ラ フィド 藻 ディクチオカ藻 緑 藻 繊毛虫 Cochlodinium Heterocapsa Karenia Noctiluca Prorocentrum Chaetoceros Eucampia Leptocylindrus Skeletonema Thalassiosira Chattonella Heterosigma Pseudochattonella Myrionecta (Mesodinium) 合 Oltmannsiellopsis 計 3 1 3 1 3 7 1 17 19 5 3 1 7 3 6 7 1 7 9 1 15 3 5 5 13 6 7 3 1 3 1 9 1 1 7 1 3 1 9 1 3 1 1 9 6 3 3 3 1 3 1 11 9 3 3 3 5 3 1 17 9 33 35 16 7 9 169 9 5 ( 注 ) 1) 出現件数は, プランクトンごとに計上しているので 複数のプランクトンによって構成される赤潮の場合 赤潮発生件数と必ずしも一致しない ) 赤潮が複数の月にまたがる場合 月ごとに計上している 3) 数字は漁業被害件数を示す ) 複数のプランクトンで構成される赤潮で漁業被害が発生した場合は 優占種に漁業被害件数を示した
瀬戸内海の月別赤潮発生件数 1 月 月 3 月 月 5 月 6 月 7 月 月 9 月 1 月 11 月 1 月 合計 平成 5 年 5 7 1 16 1 7 15 6 3 3 1 平成 6 年 5 9 1 1 3 1 9 3 17 平成 7 年 3 1 5 9 1 6 6 139 5 3 15 9 5 5 3 1 7 1 1 1 16 5 1 9 3 7 1 15 1 平成 5 年平成 6 年平成 7 年 9 6 6 6 3 3 3 1 月 月 3 月 月 5 月 6 月 7 月 月 9 月 1 月 11 月 1 月 土佐湾の月別赤潮発生件数 1 月 月 3 月 月 5 月 6 月 7 月 月 9 月 1 月 11 月 1 月 合計 平成 5 年 1 1 3 3 3 17 平成 6 年 1 1 3 3 1 15 平成 7 年 3 3 3 1 1 1 平成 5 年平成 6 年平成 7 年 6 3 3 3 3 3 3 3 3 1 1 1 月 月 3 月 月 5 月 6 月 7 月 月 9 月 1 月 11 月 1 月 熊野の月別赤潮発生件数 1 月 月 3 月 月 5 月 6 月 7 月 月 9 月 1 月 11 月 1 月 合計 平成 5 年 平成 6 年 平成 7 年 1 5 1 平成 5 年平成 6 年平成 7 年 6 1 1 1 月 月 3 月 月 5 月 6 月 7 月 月 9 月 1 月 11 月 1 月