酪農生産基盤強化事業実施要領 平成 28 年 6 月 3 日付け 28 農畜機第 1231 号承認 平成 28 年 6 月 3 日付け中酪 ( 業務 ) 発第 82 号 我が国の酪農は 高齢化等により酪農家戸数や飼養頭数が減少等するなど 生産基盤の弱体化が進行しており 生産コストの増加や国内消費の減

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家畜防疫互助基金支援事業実施要綱

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小児医療施設施設整備費補助金交付要綱

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

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国産乳製品供給安定対策事業費補助金交付要綱 改正 改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生畜第 2453 号農林水産事務次官依命通知平成 24 年 4 月 6 日付け23 生畜第 2788 号平成 26 年 3 月 24 日付け25 生畜第 2032 号 第 1 農林水産大臣は 国産乳製品供

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国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

茨木市遺族会事業補助要綱 ( 目的 ) 第 1 この要綱は 茨木市遺族会の活動に対し 市が補助金を交付することにより 遺族福祉の向上に資することを目的とする ( 補助対象 ) 第 2 補助の対象となる事業は 茨木市遺族会が実施する戦没者に対する慰霊に関する事業とする ( 補助対象経費 ) 第 3 補

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

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( 趣旨 ) 第 1 条 土地開発公社派遣職員人件費補助金交付要綱 知事は 山梨県土地開発公社 ( 以下 公社 という ) が行う公共用地 公用地 等の取得 管理 処分等を円滑に進め もって地域の秩序ある整備と県民福祉の増進に資するため 公社に派遣した山梨県職員の人件費等に対し 予算の範囲内で補助金

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平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

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科学技術人材育成費補助金 ( 国際的な活躍が期待できる研究者の育成 ) 取扱要領 平成 30 年 4 月 1 日規程第 28 号 ( 通則 ) 第 1 条独立行政法人日本学術振興会 ( 以下 振興会 という ) が交付する科学技術人材育成費補助金 ( 国際的な活躍が期待できる研究者の育成 )( 以下

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美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

係る消費税等相当額 ( 補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税に相当する額のうち 消費税法 ( 昭和 63 年法律第 号 ) に規定する仕入れに係る消費税額として控除できる部分の金額と当該金額に地方税法 ( 昭和 25 年法律第 号 ) に規定する地方消費税率を乗じて得た

( 補助事業の中止及び廃止 ) 第 7 条補助事業者は 補助事業を中止し 又は廃止しようとするときは あらかじめ砥部町経営所得安定対策直接支払推進事業中止 ( 廃止 ) 承認申請書 ( 式第 3 ) を 町長に提出し その承認を受けなければならない ( 補助事業の遅延等の報告 ) 第 8 条補助事業

秋田沿海州航路就航促進支援事業補助金交付要綱

の上 交付金の交付を決定するものとし 交付金の交付を決定したときは 交付金交付決定通知書 ( 別紙様式 2) により 各県知事に通知するものとする ( 交付の条件 ) 第 8 この交付金の交付の決定には 次の条件が付されるものとする (1) 交付金事業の内容の変更 ( 軽微な変更を除く ) をする場

茨木市人権擁護委員会事業補助要綱 茨木市人権擁護委員会補助要綱 ( 昭和 58 年 12 月 1 日実施 ) の全部を改正する ( 目的 ) 第 1 この要綱は 茨木市人権擁護委員会が実施する事業に対し 市が補助金を交付することにより人権擁護活動を促進し もって自由人権思想の普及高揚を図ることを目的

(1) 第 1の生産者集団等は 生産者集団 農協 農協連 公社及び一般社団法人等とする (2)(1) の生産者集団は 3 戸以上の農業者から構成され 次に掲げる事項のすべてを内容とする規約を有するとともに その規約について あらかじめ公募団体 Bの長の承認を受けるものとする これを変更する場合も同様

Microsoft Word - 明るい長寿社会づくり事業補助金交付要綱(最新版230401~)

する大規模災害時に帰宅困難者を受け入れる民間法人等が所有する施設とし 次の各号の要件に該当するものに限る 一地方公共団体 ( 市区町村 ) との間で帰宅困難者の受入のための協定を締結していること 二従業員向けの備蓄を完了していること 三事業継続計画 (BCP) 又は防災計画を策定していること ( 補

平成14年度財団法人東京都歴史文化財団

01 事務次官通知(健保組合)

年度の4 月 10 日のいずれか早い期日までに 実績報告書 ( 第 3 号様式 ) に必要関係書類を添えて 知事に提出しなければならない ( 補助金の交付方法 ) 第 9 条知事は第 8 条に定める事業実績報告書が提出されたときは 完成検査を行ったうえ 補助金を交付する ( 財産の処分の制限 ) 第

ブロック塀撤去補要綱

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別 表(その1)

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

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豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

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(1) 補助金等不交付決定通知書 ( 様式第 3 ) (2) その他区長が必要と認める書類 ( 補助事業等の変更等 ) 第 7 条補助事業者等は, 補助金規則第 7 条第 1 項第 1 に掲げる承認を受けようとするときは補助金等交付決定内容変更承認申請書 ( 様式第 4 ) を, 同第 2 に掲げる

(3) 補助事業若しくは間接補助事業が予定の期間内に完了しない場合又はこれらの事業の遂行が困難となった場合には 速やかにその旨を知事に報告してその指示を受けること (4) 補助事業の状況 補助事業の経費の収支その他補助事業に関する事項を明らかにする書類 帳簿等を備え付け これらを平成 31 年 4

ふるさと景観保全・創造事業費補助金交付要綱

Taro-適正化事業補助金交付要綱(

出 ) した額から寄附金その他収入額を差引いた額の合計額とを比較していずれか少ない額を選定し これを補助基本額とする (4) 緊急一時預かり加算別表の (4) に定める補助基準額の合計額と 補助対象経費として区市町村が助成 ( 支出 ) した額から寄附金その他収入額を差し引き さらに 平成 28 年

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様式第1号(第3条関係)

告示第  号

2 第 2 4に定める事業 (1) 子供食堂実施者は子供食堂を実施する場所が位置する都内区市町村に交付申請書類を提出する (2) 区市町村は子供食堂実施者からの申請書を取りまとめて知事に提出する 第 6 変更交付申請及び変更交付決定 1 この補助金の交付決定後の事情等により 申請内容を変更して追加交

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助金の交付を決定し 砥部町産地収益力強化支援事業費補助金交付決定通知書 ( 式第 2 号 ) によりその内容を取組主体に通知するものとする 2 町長は 前項の場合において 必要があるときは 条件を付すことができる ( 補助事業の変更承認申請 ) 第 6 条補助金の交付決定を受けた取組主体 ( 以下

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していずれか少ない額に第 4 欄に定める補助率を乗じて得た額を交付額とする ただし 算定された額に 1,000 円未満の端数が生じた場合には これを切り捨てるものとする イアによる市町村ごとの交付額を合算する 4 補助事業は公募により実施するものとし 公募に関して必要な細目は 内閣府男女共同参画局長

( 補助対象者 ) 第 3 条補助の対象となる中小企業者等は 次に掲げる要件を満たすものとする ただし 同様の補助金を既に受けたものは対象外とする ( 1 ) プロジェクトのウェブサイトでの公開等 仲介事業者が提供するサービスの利用に必要な契約を仲介事業者と締結していること ( 2 ) 県内に本店又

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特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

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敦賀市除雪機械購入費補助金交付要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 道路除雪機械を購入しようとする者に対し 予算の範囲内で敦賀市除雪機械購入費補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することにより 継続的な除雪体制の確保及び強化を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

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する暴力団員 ( 以下 暴力団員 という ) 又は同条第 1 号に規定する暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者 (5) その他特に市長が不適当とする者 ( 補助金交付の対象事業 ) 第 4 条補助金の交付の対象となる事業 ( 以下 補助対象事業 という ) は 通学路等に面し 道路面からの高

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(1) 事業計画書 ( 別記第 2 号様式 ) (2) 申請額内訳書 ( 別記第 3 号様式 ) (3) 収支予算書 ( 別記第 4 号様式 ) (4) 補助事業に要する経費を確認できる見積書の写し ( 交付決定 ) 第 7 規則第 5 条の規定による通知は 補助金交付決定通知書 ( 別記第 5 号

松本市住宅耐震改修等促進事業補助金交付要綱 平成 27 年 3 月 31 日告示第 109 号 平成 29 年 3 月 31 日告示第 84 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 地震に対する建築物の安全性の向上を図ることにより 災害に強いまちづくりの推進を図ることを目的に 市内の既存木造住宅につ

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土佐・龍馬であい博推進事業費補助金交付要綱

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

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付申請から補助金の請求までが区の一会計年度中に完結する事業とする ( 補助対象経費 ) 第 5 条 補助の対象となる経費は 別表に掲げる防犯カメラの整備又は再整備に係る地域団体が負 担した経費であって 使途 単価 規模等の確認ができ 江戸川区長 ( 以下 区長 という ) が 必要かつ適当と認めるも

世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

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農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

第 4 条補助金の交付の対象となるリフォームのうち建築物については 次の各号のいずれにも該当する工事とする ただし 当該工事は専用住宅 併用住宅の専用住宅部分又は集合住宅の専用住宅部分を対象とする (1) 市内業者が行う工事であること ( 2 ) 内外装の修繕 改築若しくは居間 浴室 玄関 台所 ト

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書 ( 様式第 1 号 ) に次に掲げる書類を添付して 市長に提出しなければならない (1) 発表会開催要項又はこれに準ずる書類 (2) 収支予算書 (3) 発表会に参加する者の名簿 ( 学生等により構成される団体が補助金の交付を受けようとする場合に限る ) (4) 前 3 号に掲げるもののほか 市

(1) 法第 14 条第 3 項の規定に基づく 措置を命じられている場合 (2) 不動産販売 不動産貸付又は駐車場貸付等を業とするものが当該業のために行う除却工事である場合 (3) 国 地方公共団体その他の団体からこの要綱に基づく助成と同種の助成を受けている場合 ( 助成対象者 ) 第 5 条この要

若しくは畜産業を営む農家が保有する株式の合計が 当該株式会社の議決権のある株式の総数の過半数であるもの 又は農地所有適格法人 ( 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する法人をいう 以下同じ ) となっているものに限る ) (g) 略 (h) 特定農業団体 (

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4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

号 ) (6) 子育て短期支援事業子育て短期支援事業実施要綱 ( 平成 26 年 9 月 29 日付 26 福保子家第 588 号 ) (7) 乳児家庭全戸訪問事業乳児家庭全戸方向事業実施要綱 ( 平成 26 年 9 月 19 日付 26 福保子家第 582 号 ) (8) 養育支援訪問事業養育支援

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酪農生産基盤強化事業実施要領 平成 28 年 6 月 3 日付け 28 農畜機第 1231 号承認 平成 28 年 6 月 3 日付け中酪 ( 業務 ) 発第 82 号 我が国の酪農は 高齢化等により酪農家戸数や飼養頭数が減少等するなど 生産基盤の弱体化が進行しており 生産コストの増加や国内消費の減退による先行き不安等から 経営収支の悪化や生産意欲の低下が懸念されている このような中で 酪農家の生産意欲を喚起し 飼養頭数や生乳生産の減少を食い止めるとともに 経営の多角化 高度化を実現するためには 生産者集団等が行う地域の創意工夫を生かした取組を支援する必要がある このため 一般社団法人中央酪農会議 ( 以下 中央酪農会議 という ) は 生産者集団等が行う酪農生産基盤の強化を図るための取組に対し 酪農経営支援総合対策事業実施要綱 ( 平成 28 年 3 月 31 日付け27 農畜機第 5575 号 以下 要綱 という ) に基づき 補助することとし 地域の実情に応じて生産者集団等が行う子牛の損耗防止 発育向上への取組 自給飼料を活用した飼養管理の向上を図るための取組 地域の担い手となる後継者等の確保のための取組 地域内での乳用牛の円滑な継承 増頭への取組及び猛暑等にも対応可能な繁殖 飼養 衛生管理技術の向上等のための取組等に対して支援することにより もって酪農生産基盤の確保及び強化に資するものとする 本事業の補助金の交付に関しては 補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律 ( 昭和 30 年法律第 179 号 以下 適正化法 という ) 補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律施行令 ( 昭和 30 年政令第 255 号 ) 畜産業振興事業の実施について ( 平成 15 年 10 月 1 日付け15 農畜機第 48 号 ) 畜産業振興事業に係る補助金交付の停止措置について ( 平成 26 年 3 月 31 日付け25 農畜機第 5376 号 ) 及び要綱に定めるもののほか この要領に定めるところによる 第 1 事業の内容 中央酪農会議は 第 2 の 4 の (1) に規定する生産者集団 農業協同組合 農業協同組合連合会 畜産業の振興に資する事業を行う一般社団法人もしく

は一般財団法人又は中小企業等協同組合法 ( 昭和 24 年法律第 181 号 ) に基づく事業協同組合 ( 以下 生産者集団等 という ) が 地域酪農生産基盤強化計画 ( 以下 生産基盤強化計画 という ) に基づいて 地域における生産基盤の強化を図るために 1から5までの取組を実施するのに要する経費について補助するものとする 1 後継者の経営基盤の強化 (1) ホルスタインの初妊牛を購入し 酪農経営の後継者又はその後継者が属する酪農経営体に対する貸付け (2) 牛舎の増改築を行う場合の資材を共同購入し又は簡易牛舎を整備し 酪農経営の後継者又はその後継者が属する酪農経営体に対する支給又は貸付け 2 乳用牛の円滑な継承の推進生産者集団等における乳用牛頭数を維持するため 生産者集団等内で生乳の出荷を中止又は経営規模を大幅に縮小する酪農経営体の乳用牛を同一の生産者集団等内で継承した場合における当該継承を受けた酪農経営体に対する奨励金の交付 3 増頭対策の推進乳用牛頭数の増頭を図るため 牛舎の増改築を行うための資材及びカーフハッチを共同購入し又は簡易牛舎及び哺乳ロボットを整備し 酪農経営体に対する支給又は貸付け 4 暑熱対策の推進暑熱の低減を図るため 酪農経営体に対する技術研修会の開催 暑熱対策を行う場合の資材又は暑熱対策機器を共同購入し 酪農経営体に対する支給又は貸付け 5 繁殖 飼養 衛生管理技術等の向上 (1) 乳用牛の繁殖性や生産性の向上を図るため 酪農経営体に対する乳用牛の健康診断 自給飼料を活用した飼養管理の向上を図るための飼料の分析 設計の実施及びこれらに基づく技術指導の実施並びに研修会等の開催 (2) 乳用牛の生産性の向上を図るため 天候等の影響を受け倒伏 廃棄又は品質低下した自給粗飼料の代替品を広域流通等により共同購入し 酪農経営体に対する支給

(3) 乳用牛の衛生的で健康 快適な飼養環境の確保のため 牛舎の環境改善を行う場合の飼養管理資材を共同購入し 酪農経営体に対する支給又は貸付け (4) 生後 1か月齢以内の消化器系又は呼吸器系の疾病を予防するための酪農経営体が所有する乳用牛に対するワクチンの接種 (5) 哺乳期の健康増進等を目的とした初乳添加剤等を共同購入し 酪農経営体に対する支給 (6) 乳房炎による生乳生産量の減少を防止するため 酪農経営体が所有する搾乳機器の点検の実施及びその搾乳機器の補改修を行う場合の資材を共同購入し 酪農経営体に対する支給又は貸付け並びに乳房炎罹患牛を特定するための牛群検査の実施 第 2 事業の実施 1 生産基盤強化計画の策定生産者集団等は 第 1の1から5までのいずれかの取組を実施する内容の生産基盤強化計画を策定し 中央酪農会議会長 ( 以下 会長 という ) に提出するものとする 2 生産基盤強化計画の変更生産者集団等は 1で策定した生産基盤強化計画を変更する場合は 変更後の生産基盤強化計画を会長に提出するものとする 3 酪農後継者営農計画の整備生産者集団等は 第 1の1の取組を実施する場合は 別紙様式第 1 号の酪農後継者営農計画を整備するものとする 4 事業の要件 (1) 生産者集団生産者集団は 3 者以上の酪農経営体から構成され 次に掲げる事項の全てを内容とする規約を有するものとする ア生産者集団の目的 名称 事務所の所在地 代表者及び構成員に関する事項イ生産者集団の運営に関する事項ウ生乳生産の振興に関する事項

エその他生産者集団の目的の達成に必要な事項 (2) 酪農経営の後継者酪農経営の後継者は 次に掲げる要件を全て満たす者とする なお 生産者集団等は別紙様式第 2-1 号の酪農生産基盤強化事業運営状況報告書を該当する取組を実施した年度の翌年度から起算して 5 年間 会長へ提出するものとする ア現経営主の後の経営主に就任することを予定し 当該酪農経営に就農しており 今後 5 年以上酪農業に従事することについての強い意志を有していること イ酪農業を主業とし 酪農業への従事日数が過半以上であること (3) 初妊牛の貸付け要件第 1の1の (1) の取組は 以下の要件を全て満たすものとする ア補助対象とする頭数は 1 後継者当たり 10 頭を上限とする イ貸付期間は 導入後 36か月以上とする (4) 牛舎の増改築及び簡易牛舎の面積要件ア第 1の1の (2) の取組において 増改築を行う牛舎又は簡易牛舎の乳用牛 1 頭当たりの面積は 19 m2を上限とし 簡易牛舎の面積は実施から5 年後の増頭見合いを上限とする イ第 1の3の取組において 改築を行う牛舎又は簡易牛舎の乳用牛 1 頭当たりの面積は 15 m2を上限とし 面積は実施から 5 年後の増頭見合いを上限とする (5) 継承する乳用牛の要件第 1の2の取組の奨励金交付の対象となる乳用牛の月齢は 12 か月齢超から 72 か月齢までとする (6) 後継者の経営基盤の強化 増頭対策及び暑熱対策の推進並びに繁殖 飼養 衛生管理技術等の向上に係る資材等の管理第 1の1の (2) の取組で取得した牛舎の増改築に必要な資材及び簡易牛舎 第 1の3の取組で取得した牛舎の増改築に必要な資材 カーフハッチ 簡易牛舎及び哺乳ロボット 第 1の4の取組で取得した暑熱対策機器 第 1の5の (3) の取組で取得した畜舎の環境改善を行う場合の飼養管理資材及び第 1の5の (6) の取組で取得した搾乳機器の補改修を行う場合の

資材については 次のとおり取り扱うこととする なお 次のア又はイのいずれの場合も 生産者集団等は事業実施年度中に完了検査を行うものとする ア生産者集団等が取得し 自ら管理利用する場合 ( ア ) 簡易牛舎 b 生産者集団等は 乳用牛頭数の増頭に関する計画を作成し 当該計画において 整備する簡易牛舎の計画上の位置付けを明確にする c 生産者集団等は管理利用規程を設ける d 生産者集団等は 別紙様式第 2-2 号の酪農生産基盤強化事業運営状況報告書を当該設備を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 会長へ提出する e 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( イ ) 牛舎の増改築に必要な資材 哺乳ロボット及びカーフハッチ b 生産者集団等は 乳用牛頭数の増頭に関する計画を作成し 当該計画において 増改築する牛舎及び哺乳ロボット並びにカーフハッチの計画上の位置付けを明確にする ただし 第 1の1の (2) のうち 牛舎の増改築の取組については増頭に関する計画の策定を不要とする c 生産者集団等は 管理利用規程を設ける d 生産者集団等は 別紙様式第 2-2 号の酪農生産基盤強化事業運営状況報告書を当該設備を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 会長へ提出する e 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( ウ ) 暑熱対策機器 b 生産者集団等は 管理利用規程を設ける

c 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( エ ) 畜舎の環境改善を行う場合の飼養管理資材 b 生産者集団等は 管理利用規程を設ける c 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( オ ) 搾乳機器の補改修を行う場合の資材 b 生産者集団等は 管理利用規程を設ける c 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する イ生産者集団等が取得し その構成員が管理利用する場合 ( ア ) 簡易牛舎 b 生産者集団等は 乳用牛頭数の増頭に関する計画を作成し 当該計画において 整備する簡易牛舎の計画上の位置付けを明確にする c 生産者集団等は 構成員の乳用牛頭数の増頭の取組に関する事項を含む管理利用規程を設け 貸付けの場合は構成員との間で貸付契約を締結する d 生産者集団等において 当該設備を管理利用する構成員は 管理報告書 を 当該設備を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 生産者集団等へ提出することとし 生産者集団等は 別紙様式第 2-2 号の酪農生産基盤強化事業運営状況報告書を 当該設備を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 会長へ提出する e 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( イ ) 牛舎の増改築に必要な資材 b 生産者集団等は 乳用牛頭数の増頭に関する計画を作成し 当該計画において 増改築する牛舎の計画上の位置付けを明確にする

ただし 第 1の1の (2) のうち 牛舎の増改築の取組については増頭に関する計画の策定を不要とする c 生産者集団等は 構成員の乳用牛頭数の増頭の取組に関する事項を含む管理利用規程を設け 貸付けの場合は構成員との間で貸付契約を締結する d 生産者集団等において 当該設備を管理利用する構成員は 管理報告書 を 当該設備を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 生産者集団等へ提出することとし 生産者集団等は 別紙様式第 2-2 号の酪農生産基盤強化事業運営状況報告書を 当該設備を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 会長へ提出する e 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( ウ ) 哺乳ロボット及びカーフハッチ b 生産者集団等は 乳用牛頭数の増頭に関する計画を作成し 当該計画において 取得する哺乳ロボット及びカーフハッチの計画上の位置付けを明確にする c 生産者集団等は 構成員の乳用牛頭数の増頭の取組に関する事項を含む管理利用規程を設け 貸付けの場合は構成員との間で貸付契約を締結する d 生産者集団等において 哺乳ロボット及びカーフハッチを管理利用する構成員は 当該哺乳ロボット及びカーフハッチに係る 管理報告書 を 当該設備を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 生産者集団等へ提出することとし 生産者集団等は 別紙様式第 2-2 号の酪農生産基盤強化事業運営状況報告書を 当該哺乳ロボット及びカーフハッチを整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 会長へ提出する e 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( エ ) 暑熱対策機器 b 生産者集団等は 管理利用規程を設け 貸付けの場合は構成員との間

で貸付契約を締結する c 暑熱対策機器を管理利用する構成員は 当該暑熱対策機器に係る 管理報告書 を 当該暑熱対策機器を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 生産者集団等へ提出する d 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( オ ) 畜舎の環境改善を行う場合の飼養管理資材 b 生産者集団等は 管理利用規程を設け 貸付けの場合は構成員との間で貸付契約を締結する c 飼養管理資材を管理利用する構成員は 当該飼養管理資材に係る 管理報告書 を 当該飼養管理資材を整備した年度の翌年度から起算して 5 年間 生産者集団等へ提出する d 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する ( カ ) 搾乳機器の補改修を行う場合の資材 b 生産者集団等は 管理利用規程を設け 貸付けの場合は構成員との間で貸付契約を締結する c 搾乳機器の補改修を行う場合の資材を管理利用する構成員は 当該資材に係る 管理報告書 を 当該資材を整備した年度の翌年度から起算して5 年間 生産者集団等へ提出する d 生産者集団等は 別紙様式第 3 号の管理台帳を整備する (7) 代替粗飼料の事業要件第 1の5の (2) の取組は 平成 27 年度に生産者集団等の構成員が作付したデントコーンの生産量減少や品質劣化等による不足分を代替飼料により確保する場合であって 対象要件は次のとおりとする ア補助対象となる代替粗飼料は 国産デントコーンサイレージ 国産乾牧草 原料の重量又は可消化養分総量 ( 以下 TDN という ) の過半以上が国産原料である混合飼料 ( 以下 TMR という ) 及びその他独立行政法人農畜産業振興機構理事長 ( 以下 機構理事長 という ) が認め

たものとする イ補助対象数量は 平成 28 年度中に生産者集団等が購入したアの飼料が前年度の購入数量を上回った分とし 以下により算出される数量とする ただし 生産者集団等が自ら TMRを製造し販売する場合にあっては 構成員以外の者に販売した TMR 数量に含まれる購入数量を全購入数量から差し引くものとする なお 平成 27 年度内に代替粗飼料を手当した場合にあっては 平成 27 年度の購入数量を機構理事長が認める事由の発生以前の 1 年間に生産者集団等の構成員が購入した数量に置き換えることができるものとする ( ア ) デントコーンサイレージのみ購入した場合 A 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度デントコーンサイレージ購入数量 - 平成 27 年度デントコーンサイレージ購入数量 B 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 27 年産デントコーン作付面積 同地域内における平成 26 年産デントコーンの平均単収 A 又はBのいずれか低い数量 ( イ ) デントコーンサイレージ以外又は複数の粗飼料を購入した場合 a 購入数量から算出する場合 A ( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度デントコーンサイレージ購入数量 - 平成 27 年度デントコーンサイレージ購入数量 )+( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度乾牧草 TMR 購入数量 - 平成 27 年度乾牧草 TMR 購入数量 ) B 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 27 年産デントコーン作付面積 同地域内における平成 26 年産デントコーンの平均単収 C ( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度デントコーンサイレージ購入数量 - 平成 27 年度デントコーンサイレージ購入数量 )+(( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度乾牧草 TMR 購入数量 - 平成 27 年度

乾牧草 TMR 購入数量 ) 3) B Cの場合は Aの数量 B<Cの場合は A 又はBのいずれか低い数量 b TDN 含量から算出する場合 A ( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度デントコーンサイレージ購入数量 - 平成 27 年度デントコーンサイレージ購入数量 )+( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度乾牧草 TMR 購入数量 - 平成 27 年度乾牧草 TMR 購入数量 ) B 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 27 年産デントコーン作付面積 同地域内における平成 26 年産デントコーンの平均単収 C ( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度デントコーンサイレージ購入数量 - 平成 27 年度デントコーンサイレージ購入数量 )+(( 生産者集団等内における支給対象となる酪農経営体に係る平成 28 年度乾牧草 TMR 購入数量 - 平成 27 年度乾牧草 TMR 購入数量 ) 乾牧草又はTMR のTDN 含量 / デントコーンサイレージの TDN 含量 )) B Cの場合は Aの数量 B<Cの場合は A 又はBのいずれか低い数量 (8) ワクチン接種に係る要件第 1の5の (4) の取組は 以下の要件を全て満たすものとする ア生産者集団等において乳用牛に対するワクチンプログラムを策定していること イ補助対象とするものは 生後 10 か月齢以上の乳用牛にワクチンを接種し かつ 平成 29 年 3 月末までに乳用種の子牛を分娩したこと ( 流産 死産含む ) が確認できるものとする ウ補助対象となるワクチンの接種回数は 1 頭当たり2 回を上限とする エ補助対象となるワクチンの種類は 1か月齢未満の子牛における消化器系又は呼吸器系の疾病予防に資するものとし 異常産予防ワクチン及び牛ウイルス性下痢 粘膜病の生ワクチンを含有するワクチンは対象外

とする (9) 初乳添加剤等に係る要件第 1の5の (5) の補助対象となる初乳添加剤等は 子牛の発育向上に資するものとし 平成 28 年 4 月から平成 29 年 3 月末までに産まれた乳用子牛に対し 生後 1か月以内に給与されるものに限る (10) 搾乳機器の点検及び補改修に係る要件第 1の5の (6) の事業のうち 搾乳機器の点検及び補改修に係る要件は 次のとおりとする ア補助対象となる搾乳機器は ミルカー ミルキングパーラー及び搾乳ロボットとする ただし 冷却 貯乳設備等は除くものとする イ補改修を受けることができる搾乳機器は 平成 27 年度以降に実施した搾乳機器の点検結果で補改修の必要があると認められた機器に限る 5 補助金の返還中央酪農会議は 第 1の1の補助を受けた後継者が次に掲げるいずれかに該当する場合は 交付した補助金の全部又は一部を返還させるものとする (1)4の(2) のイの要件に反し 適切な就農をしていないと判断された場合 (2) 病気 事故等のやむを得ない事由以外により 事業実施の翌年度から起算して5 年以内に酪農経営を中止した場合 (3) 虚偽の申請を行った場合 6 後援名義生産者集団等は この事業により技術研修会等の資料を作成した場合に当たっては 原則として事業名及び 独立行政法人農畜産業振興機構後援 名義を付すものとする 7 事業の実施期間この事業の実施期間は 平成 28 年度とする 第 3 事業の推進指導等 1 生産者集団等は 中央酪農会議及び都道府県の指導の下 関係団体等との連携に努めるとともに 事業の適正かつ円滑な実施を図るものとし 構成員に対する適切な指導を行うものとする 2 生産者集団等は この事業の実施に当たっては 環境と調和のとれた農

業生産活動規範について ( 平成 17 年 3 月 31 日付け 16 生産第 8377 号農林水産省生産局長通知 ) に基づき 環境と調和のとれた農業生産活動が行われるよう努めるものとし また その構成員に対して指導するものとする 3 生産者集団等は 配合飼料価格安定制度の安定的な運営を確保するため この事業に参加しようとする酪農経営を営んでいる者であって 配合飼料を利用し平成 27 年度に 配合飼料価格安定対策事業実施要綱 ( 昭和 50 年 2 月 13 日付け 50B 第 302 号農林事務次官依命通知 ) に定める 配合飼料価格安定基金 が定める業務方法書に基づく配合飼料の価格差補塡に関する基本契約及び配合飼料の価格差補塡に関する毎年度行われる数量契約 ( 以下 契約 という ) の締結をしている場合 引き続き平成 28 年度において契約をしていることを確認するものとする 第 4 中央酪農会議の補助中央酪農会議は 予算の範囲内において 別表に定める補助対象経費及び補助率により 生産者集団等が第 1に規定する事業を実施するのに要する経費につき補助するものとする 第 5 補助金交付の手続等 1 補助金の交付申請生産者集団等は 補助金の交付を受けようとする場合は 生産基盤強化計画と合わせて 会長が別に定める期日までに 別紙様式第 4 号の酪農生産基盤強化事業補助金交付申請書を会長に提出するものとする 2 事業の変更承認申請生産者集団等は 補助金の交付決定のあった後において 次に掲げる変更をしようとする場合は あらかじめ別紙様式第 5 号の酪農生産基盤強化事業補助金交付変更承認申請書を会長に提出し その承認を受けるものとする (1) 事業の中止又は廃止 (2) 事業費の 30 パーセントを超える増減 (3) 補助金の交付決定額の増加を伴う事業費の増 3 補助金の概算払 (1) 会長は この事業の円滑な実施を図るために必要があると認めた場合は

交付決定額を限度として概算払をすることができるものとする (2) 生産者集団等は 補助金の概算払請求をしようとする場合は 別紙様式第 6 号の酪農生産基盤強化事業補助金概算払請求書を会長に提出するものとする 4 事業の実績報告生産者集団等は 事業を完了した日から起算して 1か月を経過した日又は補助金の交付決定通知のあった翌年度の4 月 10 日のいずれか早い期日までに別紙様式第 7 号の酪農生産基盤強化事業実績報告書を会長に提出するものとする ただし 第 1の5の (4) 又は (5) を含む取組を行った場合にあっては 会長が別に定める日までとする 第 6 運営状況等の報告 1 生産者集団等は 第 2の4の (2) 同 4の (6) のアの ( ア ) のd 同 4の (6) のアの ( イ ) のd 同 4の (6) のイの ( ア ) のd 同 4の (6) のイの ( イ ) のd 及び同 4の (6) のイの ( ウ ) のdに規定する別紙様式第 2 号の酪農生産基盤強化事業運営状況報告書を作成し 5 月 31 日までに会長に報告するものとする 2 生産者集団等は 第 1の5の (6) の取組を行った場合は 別紙様式第 8 号の酪農生産基盤強化事業取組結果報告書 ( 構成員用 ) を取りまとめの上 別紙様式第 9 号の酪農生産基盤強化事業取組結果報告書を作成し 補助金の交付決定通知のあった年度の翌年度の 5 月 31 日までに会長に報告するものとする 第 7 取得した財産の貸付の取扱い 1 第 1の1の (2) 及び同 3から5の規定により取得した財産を生産者集団等が構成員に貸付ける場合の貸付期間は 処分制限期間が 10 年未満のものは 70%(1 年未満の端数切捨て ) まで 同 10 年以上のものにあっては 60%(1 年未満の端数切捨て ) まで短縮できるものとする 2 第 1の1 及び同 3から5の規定により取得した財産を生産者集団等が構成員に貸付ける場合は 貸付期間が処分制限期間未満であっても 貸付契約終了後も借受者の構成員が引き続き利用管理し 補助条件を継承する場合に限

り 当該構成員に譲渡することができる 3 2 の場合は 生産者集団等は会長を通じてあらかじめ機構理事長の承認を受 けるものとする 第 8 消費税及び地方消費税の取扱い 1 生産者集団等は 会長に対して第 5の1の酪農生産基盤強化事業補助金交付申請書を提出するに当たり 当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額 ( 補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税に相当する額のうち 消費税法 ( 昭和 63 年法律第 108 号 ) に規定する仕入れに係る消費税額として控除できる部分の金額と当該金額に地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 ) に規定する地方消費税率を乗じて得た金額との合計額に補助率を乗じて得た金額をいう 以下同じ ) があり かつ その金額が明らかな場合には これを当該補助金の交付申請額から減額して申請しなければならない ただし 当該補助金交付申請書の提出時において当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明らかでない場合は この限りでない 2 生産者集団等は 1のただし書により申請をした場合において 第 5の4 に係る酪農生産基盤強化事業実績報告書を提出するに当たって 当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明らかになった場合は これを補助金額から減額して報告しなければならない 3 生産者集団等は 1のただし書により申請をした場合において 第 5の4 に係る酪農生産基盤強化事業実績報告書を提出した後において 消費税及び地方消費税の申告により当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が確定した場合には 別紙様式第 10 号の酪農生産基盤強化事業に係る仕入れに係る消費税等相当額報告書を速やかに会長に提出するとともに その金額 (2 の規定に基づき減額した場合は その減じた金額を上回る部分の金額 ) を中央酪農会議に返還しなければならない また 当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明らかにならない場合又は消費税等相当額がない場合 ( 生産者集団等の仕入れに係る消費税等相当額がない場合を含む ) であっても その状況等について 補助金適正化法第 15 条の補助金の額の確定通知のあった日の翌年 6 月 30 日までに 同様式により会長に報告しなければならない

第 9 帳簿等の整備保管等 1 帳簿の整備保管生産者集団等は この事業に係る経理を適正に行うとともに その内容を明らかにした帳簿及び関係書類を整備して保管するものとする ただし その保存期間は 事業の完了した年度の翌年度から起算して 5 年間とする 2 事業実施状況の聴取等会長は この要領に定めるもののほか この事業の実施及び実績について必要に応じ 生産者集団等に対し調査し又は報告を求めることができるものとする 第 10 その他 この要領に定めるもののほか この事業の実施につき必要な事項について は 会長が別に定めることができるものとする 附則 ( 平成 28 年 6 月 3 日付け中酪 ( 業務 ) 発第 82 号 ) 1 この要領は 機構理事長の承認のあった日から施行し 平成 28 年 4 月 1 日から適用する 2 酪農生産基盤確保 強化緊急支援事業実施要領 ( 平成 27 年 5 月 11 日付け中酪 ( 業務 ) 発第 58 号 ) 第 1の1 同 3から5 酪農生産基盤維持緊急支援事業実施要領 ( 平成 26 年 4 月 8 日付け中酪 ( 業務 ) 発第 14 号 ) 第 2の 1の (1) 同 1の (3) から (5) 及び酪農生産基盤回復緊急支援事業実施要領 ( 平成 25 年 4 月 16 日付け中酪 ( 業務 ) 発第 26 号 ) 第 2の1の (2) の規定により取得した財産を生産者集団等が構成員に貸付ける場合の取扱いについては 第 7の規定を適用するものとする

別表 事業の種類 補助対象経費 補助率又は額 1 酪農生産基盤強化 (1) 後継者の経営基盤の強化アホルスタインの初妊牛の導入イ牛舎の増改築を行う場合の資材の共同購入及び簡易牛舎の整備 (2) 乳用牛の円滑な継承の推進乳用牛の継承を受けた酪農経営体に対する奨励金の交付 (3) 増頭対策の推進牛舎の増改築を行う場合の資材及びカーフハッチの共同購入 簡易牛舎及び哺乳ロボットの整備 (4) 暑熱対策の推進技術研修会の開催 暑熱対策を行う場合の資材及び暑熱対策機器の共同購入 (5) 繁殖 飼養 衛生管理技術等の向上ア乳用牛の健康診断 飼料の分析 設計の実施及びこれらに基づく技術指導の実施並びに研修会等の開催イ自給粗飼料の代替品の広域流通等による共同購入 1 頭当たり 50 千円以内 1/2 以内 1 頭当たり 32 千円以内 1/2 以内ただし 哺乳ロボットの整備に要する経費は 1/3 以内 1/2 以内 1/2 以内広域 :1kg 当たり5 円以内広域以外 :1kg 当たり2.5 円以内

ウ畜舎の環境改善を行う場合の飼養管理資材の共同購入エ乳用牛へのワクチン接種オ初乳添加剤等の共同購入カ搾乳機器の点検キ搾乳機器の補改修及び乳房炎罹患牛を特定するための牛群検査の実施 1/2 以内 1 頭 1 回当たり1 千円以内 1 頭当たり 400 円以内 1 戸当たり 15 千円以内 1/2 以内