製品組み込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux版)  

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Transcription:

製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 作成日 : Aug 13, 2009 更新日 : May 18, 2009 版 : 1.1 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 )

目次 はじめに... 1 目的...1 環境...1 関連文書...1 作業概要... 2 作業内容...2 作業フロー...2 作業ステップ詳細...2 管理対象...3 ファイル...3 プロセス...3 環境変数...3 留意点...4 運用関連...4 運用スクリプト作成... 4 概要...4 必要なスクリプト...4 ドメイン起動スクリプトの内容...4 ドメイン停止スクリプトの内容...5 アプリケーション実行スクリプトの内容...5 アンインストールスクリプトの内容...5 サンプル...5 インストールスクリプトの作成... 6 概要...6 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 )

はじめに 目的 本書は ハードウェアベンダー様 ソフトフェアベンダー様において Oracle Tuxedo( 以下 Tuxedo) を対象の製品に組み込む際のガイドライン及び注意事項を記 載するものです 環境 一覧 本書では 以下の環境を利用します 製品 バージョン 備考 SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2 Oracle Tuxedo 10.0 今回はATMIアプリケーションを作成 クライアントアプリケーション ATMI 通信 ATMI サービス Tuxedo クライアント Tuxedo サーバ OS 今回はこのような構成をパッケージングします 関連文書 No 関連文書備考 1 tuxedo_sample_linux.zip サンプル スクリプト 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 1

作業概要 以下に Tuxedo をパッケージングし 組込み製品を作成する一般的な手順を記載します 作業内容 作業フロー 環境検討 / 構築 インストールテンプレートファイル作成 アプリケーション作成 設定ファイル作成 運用スクリプト作成 サイレントインストールスクリプト作成 パッケージ作成 作業ステップ詳細 1. 環境検討 / 構築最終的な製品の想定されるシステム構成及び環境を検討し 構築します 2. アプリケーション作成 / 配置サービス及び製品機能を開発し 環境へ配置します 3. 運用スクリプト作成各種運用スクリプトを作成します 4. インストールテンプレートファイルの作成システム構成にあわせたインストールテンプレートファイルを作成します Tuxedo をサイレントインストールする時に システム構成やインストールコンポーネントを指定するために使用するファイルです 設定方法の詳細については OTN のマニュアルを参照してください http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/tuxedo/tux100/index.html 5. 設定ファイルの作成アプリケーションドメインを起動する時の設定を UBBCONFIG ファイルとして作成します Tuxedo 組込み製品をインストールするマシン名がパッケージング前に分からない場合は インストール時に UBBCONFIG ファイルの内容を編集する必要があります 設定方法の詳細については OTN のマニュアルを参照してください http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/tuxedo/tux100/index.html 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 2

6. スクリプトの作成サイレントインストール用のスクリプトを作成します 7. パッケージの作成サイレントインストールスクリプトに合わせた形で 各バイナリファイル 設定ファイル スクリプトファイルを配置し パッケージとして CD や DVD アーカイブファイル等を作成します 管理対象 以下に 運用中に管理すべきファイル及び監視すべきプロセス等を記載します ファイル No ファイル名備考 <APPDIR>/ULOG.xxxxxx UBBCONFIG installer.properties アプリケーションログファイル パス及び接頭語は UBBCONFIGファイルで変更可能 TUXCONFIGファイルの元となるテキストファイル アプリケーションドメインの設定をする 詳細はマニュアルを参照サイレントインストールに使用される設定ファイル 詳細はマニュアルを参照 プロセス No プロセス名備考 1 BBL BEA Tuxedo 管理プロセス 2 tlisten リスナープロセス 3 各アプリケーションのプロセス 4 環境変数 No プロセス名備考 1 TUXDIR Tuxedoインストールフォルダのパス 2 APPDIR アプリケーションフォルダのパス 3 TUXCONFIG TUXCONFIGファイルの完全修飾名 4 WEBJAVADIR Administration Console 用 Javaの絶対パス 5 PATH サーチパス <APPDIR> <TUXDIR>/binを含める 6 LD_LIBRARY_PATH ライブラリファイルのパス <APPDIR> <TUXDIR>/libを含める 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 3

留意点 以下に 製品を作成 / パッケージングする際 及び運用に伴う考慮点などを記載 します 運用関連アプリケーションログファイル UBBCONFIG ファイルの ULOGPFX 属性によって ログファイルのパスと接頭語を設定できます デフォルトは <APPDIR>/ULOG です また Tuxedo ログファイルと同じく ULOG.031009 というように末尾に日付が続くファイル名で残されます 必要なくなったログファイルは適宜 移動 削除してください 運用スクリプト作成 製品に組み込んだ Tuxedo アプリケーションを運用する為のスクリプトを作成する方法に ついて記載します 概要 Tuxedo アプリケーションを実行するには リスナーとアプリケーションドメインを起動する必要があります 必要なスクリプトとその内容を以下に記します 必要なスクリプト 1. ドメイン起動スクリプトリスナー アプリケーションドメインを起動するスクリプト 2. ドメイン停止スクリプトアプリケーションドメインを停止するスクリプト 3. アプリケーション実行スクリプト ( 必要に応じたアプリケーション実行 ) アプリケーションを実行するためのスクリプト 4. Tuxedo アンインストールスクリプト Tuxedo をマシン上からアンインストールするスクリプト ドメイン起動スクリプトの内容 1. 環境変数をセットします 2. リスナーを起動します (tlisten l マシン名 : ポート ) 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 4

3. アプリケーションドメインを起動します (tmboot -y) ドメイン停止スクリプトの内容 1. 環境変数をセットします 2. アプリケーションドメインを停止します (tmshutdown -y) 3. 必要ならリスナープロセスをkillします (kill) アプリケーション実行スクリプトの内容 1. 環境変数をセットします 2. 必要に応じてアプリケーションを呼び出します アンインストールスクリプトの内容 1. 環境変数をセットします 2. Tuxedo のアンインストーラを起動します アンインストーラは <TUXDIR>/uninstaller/Uninstall_Tuxedo_10.0 にあります 3. 必要の無いフォルダを削除します サンプル silent_boot.sh( ドメイン起動スクリプト ) echo 環境変数を設定 source set_env.sh echo tlisten プロセスを開始します tlisten -l "//MachineName:3050" echo Tuxedo アプリケーションを開始します tmboot y silent_shutdown.sh( ドメイン停止スクリプト ) echo 環境変数を設定します source set_env.sh 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 5

echo Tuxedo アプリケーションを終了します tmshutdown y echo tlisten プロセスを終了します kill_id=`ps -ef grep "tlisten" grep -v grep awk '{ print $2; }'` kill $kill_id exec_service.sh( アプリケーション実行スクリプト ) source set_env.sh simpcl "hello" silent_unsinstall.sh( アンインストールスクリプト ) echo 環境変数をセットします source set_env.sh echo Tuxedo 10.0 をアンインストールします $TUXDIR/uninstaller/Uninstall_Tuxedo_10.0 echo 不要なフォルダを削除します rm -rf /home/oracle/bea set_env.sh( 環境変数設定スクリプト ) TUXDIR=/home/oracle/bea/tuxedo10.0; export TUXDIR APPDIR=/home/oracle/bea/apps/simpapp; export APPDIR TUXCONFIG=/home/oracle/bea/apps/tuxconfig; export TUXCONFIG WEBJAVADIR=$TUXDIR/udataobj/webgui/java; export WEBJAVADIR PATH=$APPDIR:$TUXDIR/bin:/bin:$PATH; export PATH LD_LIBRARY_PATH=$APPDIR:$TUXDIR/lib:/lib:/usr/lib:$LD_LIBRARY_PATH; export LD_LIBRARY_PATH インストールスクリプトの作成 対象の製品と Tuxedo をパッケージングし インストールスクリプトを作成する方法を記 載します 概要 Tuxedo をパッケージングする際には 必要なインストール プロセスをスクリプ ト ( バッチファイル シェルスクリプト等 ) に実装する必要があります 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 6

必要なコンポーネントと作業手順を以下に記します 必要なコンポーネント 1. Tuxedo メディアファイル ( 弊社提供 ) tuxedo100_32_linux_01_x86.bin 2. 各種設定ファイル installer.properties( インストールテンプレートファイル ) ubbconfig( アプリケーションドメイン設定ファイル ) 名前は任意 3. インストール スクリプト silent_install.sh( サイレントインストールスクリプト ) set_env.sh( 環境変数設定用スクリプト ) 他のスクリプトから利用 4. 各種運用スクリプト silent_boot.sh( リスナー アプリケーションドメイン起動スクリプト ) silent_shutdown.sh( アプリケーションドメイン停止スクリプト ) exec_service.sh( アプリケーションの実行スクリプト ) silent_unsinstall.sh(tuxedo アンインストールスクリプト ) 5. アプリケーションプログラムコンパイル済みバイナリー simpcl 名前は任意 simpserv 名前は任意 インストール プロセス 1. インストールテンプレートファイル (installer.properties) を編集します 2. Silent モードでインストーラを起動し 製品をインストールします その際に インストールテンプレートファイルを入力ファイルとして指定します 3. 環境変数をセットします 4. Tuxedo アプリケーション及び UBBCONFIG ファイルをコピーします Tuxedo アプリケーションは 環境変数 APPDIR で指定したフォルダに置かなければなりません 5. ライセンスファイルを適切なフォルダにコピーします 6. 各種スクリプトを任意のフォルダへコピーします 7. インストール環境に合わせて UBBCONFIG ファイルを編集します サーバマシン名が事前に把握できない場合 MACHINES の ADDRESS を編集する必要があります 8. UBBCONFIG ファイルを元に TUXCONFIG ファイルを生成します TUXCONFIG ファイルは環境変数 TUXCONFIG で指定される場所に作成されます 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 7

注意及び考慮点 UNIX 系 OS では アプリケーションの仕様に応じて IPC リソースの変更を行う必要があります その際は仕様に応じて 適宜 IPC リソースの変更を マニュアルへの記載等で対応して下さい また 利用する UBBCONFIG はインストールする環境に合わせ 編集する必要があります 編集を行う方法に指定はありませんが 自動スクリプトもしくはウィザードの作りこみで 環境に合わせた UBBCONFIG の編集を行って下さい サンプル silent_install.sh( インストールスクリプト ) echo Tuxedo 10.0 をインストールします sh tuxedo100_32_linux_01_x86.bin -f./installer.properties echo 環境変数をセットします source set_env.sh echo Tuxedo アプリケーションをコピーします cp -rf apps /home/takanuma/bea echo ライセンスファイルをコピーします cp lic.txt $TUXDIR/udataobj/lic.txt # ここに UBBCONFIG ファイルの処理をいれたい echo TUXCONFIG ファイルを生成します tmloadcf -y $APPDIR/ubbsimple set_env.sh( 環境変数設定スクリプト ) TUXDIR=/home/oracle/bea/tuxedo10.0; export TUXDIR APPDIR=/home/oracle/bea/apps/simpapp; export APPDIR TUXCONFIG=/home/oracle/bea/apps/tuxconfig; export TUXCONFIG WEBJAVADIR=$TUXDIR/udataobj/webgui/java; export WEBJAVADIR PATH=$APPDIR:$TUXDIR/bin:/bin:$PATH; export PATH LD_LIBRARY_PATH=$APPDIR:$TUXDIR/lib:/lib:/usr/lib:$LD_LIBRARY_PATH; export LD_LIBRARY_PATH 製品組込み手順書 Oracle Tuxedo (Linux 版 ) 8

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