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Transcription:

Anyplace Scan for MEAP ADVANCE Ver1.6.0 設置手順書 第 3.0 版

目 次 1 はじめに... 1 1.1 本書の読み方... 1 1.1.1 略称について... 1 1.1.2 商標について... 1 1.2 システム概要... 1 1.3 本書の対象読者... 1 1.4 注意事項... 1 1.5 対応機種... 2 1.5.1 カラー複合機... 2 1.5.2 モノクロ複合機... 2 1.6 対応 OS ブラウザ... 3 1.6.1 対応 OS... 3 1.6.2 対応ブラウザ... 3 1.7 環境資源... 3 1.8 用語について... 4 2 事前準備... 5 2.1 インストールの準備... 5 2.1.1 インストールファイルの確認... 5 2.1.2 インストール用クライアント PC... 5 2.1.3 ライセンスファイルの入手... 5 2.1.4 複合機 AMS 環境の確認... 5 2.2 インストールの準備 ( 複合機の設定 )... 6 2.2.1 複合機の設定... 6 2.2.2 アドバンスドボックスのユーザー登録 (Gen1/Gen2)... 14 2.2.3 アドバンスドボックスのユーザー登録 (Gen3)... 16 2.2.4 アドバンスドボックス個人スペースの作成... 18 3 インストールとセットアップ... 21 3.1 SMS(Service Management Service) を利用したインストール方法... 21 3.1.1 Anyplace Scan の導入方法... 21 3.2 SMS(Service Management Service) を利用したアンインストール方法... 24 4 環境設定... 28 4.1 Web ブラウザからのログイン方法... 28 4.2 アプリケーションの個別設定... 29

4.3 複数台に設定ファイルをインポートする際の注意事項... 30 5 動作確認... 31

1 はじめに 1.1 本書の読み方 1.1.1 略称について 本書に記載されている名称は 下記の略称を使用しています Microsoft Windows 7 operating system 日本語版 :Windows 7 Microsoft Windows 8 operating system 日本語版 :Windows 8 Microsoft Windows 8.1 operating system 日本語版 :Windows 8.1 Microsoft Windows 10 operating system 日本語版 :Windows 10 1.1.2 商標について Canon Canon ロゴ ir imagerunner imagepress Satera MEAP imageware はキヤノン株式会社の商標または登録商標です Microsoft Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です Oracle と Java は Oracle Corporation 及びその子会社 関連会社の米国及びその他の国における登録商標です その他 本書中の社名や商品名は 各社の登録商標または商標です 1.2 システム概要 本アプリケーションは複合機から送信されるスキャンデータを保存し 保存先の URL をメールで通知する機能を提供します 1.3 本書の対象読者 本書は 複合機に Anyplace Scan for MEAP ADVANCE をインストールされる方向けの設置手順書です 1.4 注意事項 本アプリケーションの複合機へのインストールにあたっては インストール用の PC が必要になります 複合機へ通信可能なインストール用 PC をご用意ください 本アプリケーションはインストールした複合機からの スキャンして送信 に対してのみ動作します 他の複合機からの スキャンして送信 ではご利用できません 本アプリケーションがインストールされている複合機では複合機の本体機能の SMTP 受信 はご利用できません 必ず SMTP 受信は OFF にしてご利用してください 複合機の スキャンして送信 の宛先ポートは TCP25 でご利用ください 本アプリケーションでは複合機の機能 メール分割 はご利用できません 本アプリケーションは複合機に認証アプリケーションが必要です また ログインするユーザー情報にはメールアドレスを予め登録して頂く必要があります 本アプリケーションはアドバンスドボックスを利用します アドバンスドボックスは外部から SMB プロトコル (Ver1.0) で書き込みが行えるように設定する必要があります また アドバンスドボックスには認証設定が必要になります アドバンスドボックスには本アプリケーション専用のアドバンスドボックスユーザーアカウントを予めご用意してください 本アプリケーションの利用中に ライセンス管理 - MEAP 設定 - TLS を使用する の設定を変更すると 変更前に送信したリンクメールからファイルをダウンロードすることが出来なくなります 次の 使用できない文字 はスキャンファイルの名称にはご利用できません - 1 -

利用できない文字 :"/:*?<>\;~,= @&+$ 本アプリケーションは上位 SMTP サーバーとの通信を行う際に SMTP 認証および TLS による通信の暗号化がご利用できます 本アプリケーションが対応する SMTP 認証は CRAM-MD5 LOGIN PLAIN の三種類のみとなります 本アプリケーションで SMTP 認証を行う場合 パスワードを空文字に設定することは出来ません 本アプリケーションでログインアカウント別の SMTP 認証を行う場合 複合機本体が管理する SMTP 認証情報を利用します 保存できる SMTP 認証情報の数は複合機の機種によって異なるため 複合機本体のマニュアルを参照ください 本アプリケーションでは通信の暗号化方法として SMTP over SSL(SMTPs) または STARTTLS を利用可能です また 利用する TLS のバージョンは複合機の仕様に依存します 1.5 対応機種 本アプリケーションに対応する機種は以下の通りです MEAP 対応 imagerunner ADVANCE シリーズ 1.5.1 カラー複合機 imagerunner ADVANCE C355F imagerunner ADVANCE C356F imagerunner ADVANCE C3530/C3520 imagerunner ADVANCE C5035/C5030 imagerunner ADVANCE C5051/C5045 imagerunner ADVANCE C5240/C5235 imagerunner ADVANCE C5255/C5250 imagerunner ADVANCE C5540/C5535 imagerunner ADVANCE C5560/C5550 imagerunner ADVANCE C7065/C7055 imagerunner ADVANCE C7270/C7260 imagerunner ADVANCE C7580/C7570/C7565 imagerunner ADVANCE C9075 PRO/C9065 PRO imagerunner ADVANCE C9280 PRO/C9270 PRO 1.5.2 モノクロ複合機 imagerunner ADVANCE 4045/4035/4025 imagerunner ADVANCE 4245/4235/4225 imagerunner ADVANCE 4545/4535/4525 imagerunner ADVANCE 6075/6065/6055 imagerunner ADVANCE 6275/6265/6255 imagerunner ADVANCE 6575/6565/6560/6555 imagerunner ADVANCE 8105 PRO/8095 PRO/8085 PRO imagerunner ADVANCE 8295 PRO/8285 PRO/8205 PRO imagerunner ADVANCE 8595/8585/8505 F モデルがある機種は F モデルを対応機種に含みます ir-adv Gen3 2nd Edition がある機種は ir-adv Gen3 2nd Edition も対応機種に含みます ir-adv Gen3 3rd Edition がある機種は ir-adv Gen3 3rd Edition も対応機種に含みます - 2 -

1.6 対応 OS ブラウザ 1.6.1 対応 OS Windows 7 Windows 8 Windows 8.1 Windows10 1.6.2 対応ブラウザ Internet Explorer 8 Internet Explorer 9 Internet Explorer 10 Internet Explorer 11 Microsoft Edge 1.7 環境資源 本アプリケーションでは以下の環境資源を使用します 本アプリケーションをインストールするためには インストール先の複合機に環境資源の空き容量があることが前提となります 使用資源容量 ハードディスクメモリスレッドファイル記述子ソケット 128,000KB 15,000KB 30 個 25 個 20 個 - 3 -

1.8 用語について 用語 / 略称 MEAP 複合機 SMS (Service Management Service) IC カード認証 システム管理者 MEAP 管理者 AMS (ACCESS ANAGEMENT SYSTEM) 自分へ送信 アドバンスドボックス SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) SMB (Server Message Block) NTLMv2 認証 SMTP 認証 SSL TLS SMTPs STARTTLS 説明 MEAP とは Multifunctional Embedded Application Platform の略で 複合機などの周辺機器に組み込まれるソフトウエアプラットフォーム Java(J2ME=Java2 Platform Micro Edition)Platform 環境を基礎にしており その上で Java Application(MEAP Application) を実行可能としたものです キヤノン製複合機 imagerunner/imagerunner ADVANCE/imagePRESS の総称 Web ブラウザを利用してネットワーク経由で複合機にアクセスし MEAP アプリケーションのインストールや管理を行う複合機本体付属のソフトウェア使用方法については複合機本体付属のマニュアル MEAP アプリケーション管理機能ガイド を参照してください IC カード情報を参照し 複合機にログインする仕組み複合機に接続された IC カードリーダーに IC カードをかざすと取得したカードの情報を認証サーバーに問い合わせ データが存在する場合には認証 OK となり複合機にログインすることができます 複合機本体でシステム管理設定モードの操作を行うことのできるユーザーシステム管理部門 ID を設定することで システム管理設定モードに対して制限をかけることができます その場合 システム管理部門 ID システム管理暗証番号を入力( もしくはシステム管理部門 ID システム管理暗証番号が登録されたユーザーでログイン) した場合のみ システム管理設定モードの操作を行うことができます MEAP アプリケーションの管理権限を持ったユーザーログインサービスでのユーザー管理や その他 MEAP アプリケーションでの管理者設定を行う場合は MEAP 管理者権限が必要です またログインサービスでローカルデバイス (SDL) 認証 ドメイン (SSO) 認証 IC カード認証 for MEAP などが設定されている場合 システム管理設定を行うユーザーはログインサービスで MEAP 管理者として登録する必要があります 複合機の機能を必要なユーザーにのみ提供することができ 使用制限を行うことができる管理システムの名称 複合機に搭載されている各機能の使用許可 / 不許可などの情報を設定したロールを割り当てることで 各ユーザーの複合機の使用を制限することができます 複合機のオプションが別途必要です ( 部門別 ID 管理との併用はできません ) スキャンして送信 機能の画面に表示される複合機本体の機能 複合機にログインした際にメールアドレスがユーザーに設定されていた場合に表示されます 本ボタンを押すとメールアドレスを入力する必要がなく自分自身に対してメールを送信する事ができます 本体に標準搭載されている HDD の領域を利用し SMB または WebDAV プロトコルにてファイル共有を実現します 本アプリケーションではスキャンされたデータの保存先にアドバンスドボックスを利用します 電子メールを送信するためのプロトコル 本アプリケーションでは電子メールの送信に SMTP を使用します ネットワーク上のコンピューター間の通信プロトコルで Windows ネットワークもこれを利用しています ファイルサービスやプリントサービスを実現するためのネットワークプロトコルです Windows でネットワーク ログオン時などに使われる認証方式の一つです SMTP サーバーとクライアントの間でメールを送信する際に 認証を行う技術です Secure Sockets Layer の略称 サーバ クライアント間の通信を暗号化する技術です Transport Layer Security の略称 サーバ クライアント間の通信を暗号化する技術です SMTP over SSL の略称 メール送信時の通信を暗号化する技術です メール送信時の通信を暗号化する技術です - 4 -

2 事前準備 2.1 インストールの準備 2.1.1 インストールファイルの確認複合機に Anyplace Scan for MEAP ADVANCE を導入するためには 以下のファイルが必要です インストール時に必要なファイル Anyplace Scan for MEAP ADVANCE_x.x.x.jar 上記ファイル名は実際のファイル名と異なる場合があります 2.1.2 インストール用クライアント PC Anyplace Scan for MEAP ADVANCE の アプリケーションファイル および ライセンスファイル の複合機へのインストール作業は Web ブラウザから専用のインストールページ Service Management Service( 以下 SMS) を利用して行います 対象複合機と同一ネットワーク上に存在し Web ブラウザを利用できる PC が必要となります 2.1.3 ライセンスファイルの入手 複合機への Anyplace Scan for MEAP ADVANCE のインストールは 管理対象とする全ての複合機に対して行う必要があります 管理対象とする全ての複合機に有効なライセンスファイル または 複合機台数分のライセンスファイルを入手してください 2.1.4 複合機 AMS 環境の確認 本アプリケーションは AMS 環境でご利用頂けます 本アプリケーションを AMS 環境でご利用する場合 複合機本体機能の 電子メール送信 を利用制限してください AMS 環境確認方法 説明アプリケーションファイル (x.x.x はバージョン番号 ) 入手方法 CDS からダウンロード licence.lic ライセンスファイル 別途入手してください 1 AMS に対応した認証アプリケーションが動作している ( 現在お使いの認証アプリケーションが AMS に対応しているかは 対象の認証アプリケーションのマニュアルでご確認ください ) 1 に当てはまらない場合は非 AMS 環境となりますので 2 以降の確認は不要です 2 複合機のカウンタキーを押し [ カウンタ確認 ] 画面を表示します 3 デバイス構成確認ボタンを押し [ デバイス構成確認 ] 画面を表示します 4 デバイス構成の中に ACCESS MANAGEMENT SYSTEM と表示があれば 対象の複合機は AMS 環境になります - 5 -

2.2 インストールの準備 ( 複合機の設定 ) 複合機に Anyplace Scan for MEAP ADVANCE を導入するには予め 複合機の設定 アドバンスドボックスの設定 アドバンスドボックス個人スペースの作成 を実施して頂く必要があります 2.2.1 複合機の設定 1. Web ブラウザを立ち上げ 複合機の保持する Web ページへアクセスします http:// 複合機の IP アドレス 以下のログイン画面が表示されます 2. 下記情報を入力し [ ログイン ] ボタンを押すと リモート UI のページが表示されます 項目 内容 備考 ユーザー名 Administrator 大文字 小文字を区別します パスワード password( 初期値 ) 大文字 小文字を区別します ログイン先 このデバイス パスワードは お使いの環境によって異なる場合があります お使いの環境のパスワードは事前にご確認ください 画面が表示されないときは お使いの OS によりセキュリティ強化が図られている場合 コンテンツのブロックが行われページにアクセスできません その場合お使いの Internet Explorer にて イントラネットに信頼済みサイトとして登録する 必要があります - 6 -

ログインできないときは ログインできない場合には 対象の複合機上で動作する認証アプリケーション付属のマニュアルの Web ブラウザからのログイン方法をご確認ください 3. 設定 / 登録 画面を表示します ネットワーク - SMB サーバー設定 を押します - 7 -

- 8 -

4. SMB サーバーを使用する SMB 認証を使用する 認証タイプ :NTLMv2 にそれぞれチェックを入れます OK ボタンを押します サーバー名 ワークグループ名は任意です 認証タイプ NTLMv1 の設定は任意です 5. 送信 - ネットワーク設定 -E メール /I ファクス設定 を押します - 9 -

6. SMTP 受信 を OFF にします SMTP サーバー の設定項目に 127.0.0.1 と入力します 認証 / 暗号化設定 は全て OFF にします OK ボタンを押します ログインアカウント別の SMTP 認証を行う場合は E メールアドレスを設定してください 本書では E メールアドレスに anyplacescan@domain を設定しています - 10 -

7. 送信 - 通信管理設定 -E メール./I ファクス設定 を押します - 11 -

8. 送信データサイズ上限値を 0 にします 認証ユーザー宛先を送信元に指定する を ON にします 認証ユーザーごとの SMTP 認証を使用する は利用する環境に応じた設定を行います OK ボタンを押します 認証ユーザーごとの SMTP 認証を使用する の設定ログインアカウント別の SMTP 認証を行う場合は ON SMTP 認証を利用しない または本アプリケーションの固定値を利用する場合は OFF ご注意 認証ユーザーごとの SMTP 認証を使用する の設定は 機種により設定個所が異なります 設定 / 登録 - ファンクション設定 : 共通 - 認証方式設定 で設定をする機種の場合は 以下の項目を設定してください ログインアカウント別の SMTP 認証を行う場合は ユーザーごとの登録情報 SMTP 認証を利用しない または本アプリケーションの固定値を利用する場合は 機器設定 - 12 -

9. ファイル保存 / 利用 - アドバンスドボックス設定 を押します 詳細設定 を押します 10. 外部公開設定 を SMB で公開 にします 個人スペースの作成を許可 を ON にします 認証管理 を ON にします 保存許可ファイル形式 を すべて にします 外部からの書き込み禁止 を OFF にします OK ボタンを押します 11. 複合機の再起動をします 以上で複合機の設定は完了です 続けて 2.2.2 アドバンスドボックスのユーザー登録 を実施してください - 13 -

2.2.2 アドバンスドボックスのユーザー登録 (Gen1/Gen2) 1. http:// 複合機の IP アドレス を入力し管理者画面にログインします ( ログインの手順は 2.2.1 複合機の設定 を参照してください ) アドバンスドボックスのユーザー管理 を押します 2. アドバンスドボックスのユーザー管理 にログインします 3. 下記情報を入力し [ ログイン ] ボタンを押すと アドバンスドボックスのユーザー管理 のページが表示されます 項目 内容 備考 ユーザー名 Administrator 大文字 小文字を区別します パスワード password( 初期値 ) 大文字 小文字を区別します パスワードは お使いの環境によって異なる場合があります お使いの環境のパスワードは事前にご確認ください - 14 -

4. ユーザーの追加 を押します Anyplace Scan 用のユーザーアカウントを作成します ( ユーザータイプ は一般ユーザー / 管理者どちらでもご利用が可能です ) 本書ではユーザー名を anyplacescan で作成した場合を例に説明します ユーザー名は半角英数で作成してください 以上で Gen1/Gen2 複合機でのアドバンスドボックスのユーザー登録は完了です 続けて 2.2.4 アドバンスドボックス個人スペースの作成 を実施してください - 15 -

2.2.3 アドバンスドボックスのユーザー登録 (Gen3) 1. http:// 複合機の IP アドレス を入力し管理者画面にログインします 設定 / 登録 から ユーザー管理 のメニューを押します 2. 認証管理 を押してください - 16 -

3. ユーザーの追加 を押してください 4. 設定するロール から GeneralUser または Administrator を選択し ユーザー名 と パスワード 確認入力 を入力してユーザーを追加してください 本書ではユーザー名を anyplacescan で作成した場合を例に説明します ユーザー名は半角英数で作成してください 以上で Gen3 複合機でのアドバンスドボックスのユーザー登録は完了です 続けて 2.2.4 アドバンスドボックス個人スペースの作成 を実施してください - 17 -

2.2.4 アドバンスドボックス個人スペースの作成 1. 複合機にログインします 本書では Administrator でログインを行っていますが 保存ファイルの利用 機能が利用できる権限であれば任意のユーザーアカウントで作業が可能です 2. 保存ファイルの利用 を押します - 18 -

3. アドバンスドボックス を選択します 4. アドバンスドボックスへのログインをします ログインするユーザー名とパスワードは 2.2.2 アドバンスドボックスのユーザー登録 で作成したユーザー名とパスワードです OK を押します - 19 -

5. 個人スペースの編集 - 個人スペースの作成 を押します 6. users/ アドバンスドボックスユーザー名 としてフォルダが作成された事を確認します 7. 以上でアドバンスドボックス個人スペースの作成は完了です 続けて Anyplace Scan のインストールを実施してください - 20 -

3 インストールとセットアップ 3.1 SMS(Service Management Service) を利用したインストール方法 ここでは 複合機に Anyplace Scan for MEAP ADVANCE をインストールする手順を説明します 3.1.1 Anyplace Scan の導入方法 MEAP アプリケーションを管理するツールである SMS を利用して Anyplace Scan for MEAP ADVANCE アプリケーションのインストールをします (SMS の詳細については 複合機本体付属のマニュアル MEAP アプリケーション管理機能 をご覧ください ) 1. 複合機と同一ネットワーク上の PC の Web ブラウザを起動して アドレスに以下を入力します http:// 複合機の IP アドレス :8000/sms 大文字小文字を区別します 2. SMS のログイン画面が表示されます 以下の通りパスワードを入力し [ ログイン ] ボタンを押します パスワード MeapSmsLogin 大文字小文字を区別します 既に複合機が設置済みで別の MEAP アプリケーションがインストールされている場合 上記パスワードでログインできない可能性があります その場合は 複合機の管理者に確認してください ) - 21 -

3. ログインに成功すると 以下の MEAP アプリケーション管理 画面が表示されますので 画面左部の [MEAP アプリケーションのインストール ] を押してください 4. 以下の MEAP アプリケーション / ライセンスのインストール 画面が表示されます お持ちのアプリケーションファイル ( 拡張子 jar ) と 事前に入手したライセンスファイル ( 拡張子 lic ) を [ 参照...] ボタンよりそれぞれ選択し [ インストール ] ボタンを押してください - 22 -

5. 以下の 確認画面 が表示されます 内容を確認し [ はい ] ボタンを押して続行します ( 以下 実際の製品は製品バージョン等下記の内容と異なる場合があります ) 6. MEAP アプリケーション管理 画面の [ アプリケーション名 ] に Anyplace Scan for MEAP ADVANCE が表示されていることを確認し [ 開始 ] ボタンを押します 7. Anyplace Scan for MEAP ADVANCE の 状態 が 開始 と表示されていることを確認してください 8. 以上で 複合機への Anyplace Scan for MEAP ADVANCE のインストール作業は終了です 引き続き 4 環境設定 に進んでください - 23 -

3.2 SMS(Service Management Service) を利用したアンインストール方法 ここでは Anyplace Scan for MEAP ADVANCE を複合機からアンインストールする手順を説明します アンインストールを実施する前に 必要に応じて以下のデータをエクスポートしてください 1 認証テーブル 2 設定項目ファイル 4 ログファイル Anyplace Scan for MEAP ADVANCE をアンインストールすると上記データはすべて消去されますので 必要な場合は必ずアンインストール前にエクスポートを行ってください 各ファイルの詳細については 運用管理者向けマニュアルをご参照ください 1. Web ブラウザにて http:// 複合機の IP アドレス :8000/sms に接続します 以下の SMS のトップ画面 が表示されますので パスワードを入力して [ ログイン ] ボタンを押します SMS のパスワードの初期値は MeapSmsLogin ( 大文字 小文字を区別します ) で設定されています 2. 以下の MEAP アプリケーション管理 画面が表示されますので Anyplace Scan for MEAP ADVANCE の 状態 が 開始 の場合には [ 停止 ] ボタンを押してアプリケーションを停止させてください - 24 -

3. Anyplace Scan for MEAP ADVANCE の 状態 が 停止 であることを確認します 4. 次に ライセンスの削除を行います アプリケーション名 の Anyplace Scan for MEAP ADVANCE の リンクを押してください 5. アプリケーション / ライセンス情報 画面が表示されます [ ライセンス管理 ] ボタンを押してください 6. ライセンス管理 画面が表示されますので 同画面の ライセンスの無効化 から [ 無効化 ] ボタンを押してください - 25 -

7. 以下の 確認画面 が表示されます [ はい ] ボタンを押してください 8. ライセンス管理 画面の 無効ライセンスファイルのダウンロード / 削除 から [ ダウンロード ] ボタンを押して ライセンスファイルをダウンロードしてください 9. 次に 同画面で 無効ライセンスファイルのダウンロード / 削除 から [ 削除 ] ボタンを押してください [ ダウンロード ] ボタン [ 削除 ] ボタンは ライセンスの無効化後に押下可能となります 10. 以下の 確認画面 が表示されます [ はい ] ボタンを押してください - 26 -

11. [MEAP アプリケーション管理 ] を押します ライセンス が 未インストール であることを確認し [ アンインストール ] ボタンを押してください 12. 以下の 確認画面 が表示されます [ はい ] ボタンを押してください 13. MEAP アプリケーション管理 画面が表示されます 一覧から Anyplace Scan for MEAP ADVANCE が消去されていることを確認してください 以上で アンインストール作業は終了です - 27 -

4 環境設定 ここでは 本アプリケーションの個別の環境設定を行う手順を説明します 環境設定は Web ブラウザを用いて行います 4.1 Web ブラウザからのログイン方法 1. http:// 複合機の IP アドレス を入力し管理者画面にログインします ( ログインの手順は 2.2.1 複合機の設定 を参照してください ) アドバンスドボックスのユーザー管理 を押します 2. 管理用アプリケーション から [Anyplace Scan for MEAP ADVANCE] を押すと Anyplace Scan の管理者設定ページが表示されます - 28 -

4.2 アプリケーションの個別設定 リモート UI: ポータル の 管理用アプリケーション から [Anyplace Scan for MEAP ADVANCE] を押すか Web ブラウザにて http:// 複合機の IP アドレス :8000/cmj/as を入力し Anyplace Scan の管理者設定ページを表示します 画面右上の リモート UI へ ボタンを押下すると リモート UI: ポータル に戻ります ページは画面左の赤枠で囲んだ メニュー 部分と 画面右の青枠で囲んだ 設定部分 に分けられます メニューを押すことで 設定部分がリンクボタンに応じた画面に遷移します メニュー 基本設定 対象メール設定 エラー通知設定 詳細設定のインポート / エクスポート ログファイル 内容 Anyplace Scan を動作させる上で必要な設定を行います Anyplace Scan の対象外となるメールアドレスの設定を行います メール送信エラーやアプリケーションのエラーが発生した時に管理者に通知するかの設定を行います 一括設定を行うための設定項目ファイル メールテンプレートファイルのインポート / エクスポートを行います ログファイルのエクスポートを行います 各メニューの詳細については 運用管理者向けマニュアルをご参照ください - 29 -

4.3 複数台に設定ファイルをインポートする際の注意事項 本アプリケーションの設定ファイルには 一部 複合機固有の設定が含まれるケースがあります 設定ファイルを複数の複合機にインポートする場合には以下の設定値にご注意ください 設定値複合機固有の設定値が含まれるケース URL 通知にホスト名を利用する本設定項目には 複合機の固有情報 ( ホスト名 ) が含まれていま ホスト名にドメイン名を追加するす この設定値を有効にして複数の複合機に展開する場合には インポート後に ホスト名の取得 ボタンを押し ホスト名を再取得してください URL 通知にホスト名を利用する が OFF の場合には上記の対応は不要です SMTP 認証のユーザー名 / パスワード複合機毎に SMTP 認証のユーザー名 / パスワードの変更をしている場合にはインポート後に複合機固有の設定に変更してください SMTP 認証を利用していない場合や同じアカウントで SMTP を送信する場合 ユーザーごとの SMTP 認証を利用する場合には上記の対応は不要です 対象メール設定 - リンクメールの対象外とする宛先を設定する のメールアドレス (10 件 ) 複合機毎に リンクメールの対象外とする宛先 のメールアドレス設定が異なる場合 インポート後に複合機固有の設定に変更してください 同じメールアドレスを対象外メールとしている場合や 設定を有効にしていない場合には上記の対応は不要です - 30 -

5 動作確認 MEAP アプリケーションが正常にインストールされた事の確認を行います 1 接続確認 検証内容 正常動作 正常に動作したか (OK / NG) 1-1 1-2 管理者画面 - 基本設定画面 でメールサーバの 接続確認 ボタンを押す 管理者画面 - 基本設定画面 でアドバンスドボックスの 接続確認 ボタンを押す 2 メール送信確認 2-1 2-2 メールアドレスが登録されているユーザーで複合機にログインする スキャンして送信 - 自分へ送信 を行いメールが Anyplace Scan に送信される 2-1 で送信した宛先のメールアドレスに Anyplace Scan からのメール Anyplace Scan スキャンファイル格納通知 が届いている 接続に成功する 接続に成功する 送信に成功する また 複合機からエラーレポートが出力されない 受信成功 3 ダウンロード確認 3-1 2-2 の Anyplace Scan スキャンファイル格納通知 メールの本文に記載の URL をクリックしスキャンしたファイルがダウンロードできる ダウンロード成功 メールサーバへの接続確認に失敗する場合複合機の IP アドレスの設定やメールサーバの IP アドレスが正しいかご確認ください SMTP 認証や TLS 通信を利用する場合 ユーザー名やパスワード 接続用のポート番号が正しいかご確認ください また 上位 SMTP サーバーの設定も併せてご確認ください アドバンスドボックスの接続に失敗する場合アドバンスドボックスに設定が正しく行われているかご確認ください アドバンスドボックスの設定は 2.2.1 複合機の設定 2.2.4 ~ アドバンスドボックス個人スペースの作成 の設定内容を再度ご確認してください 以上で 動作確認作業は終了です - 31 -

Anyplace Scan for MEAP ADVANCE Ver1.6.0 設置手順書第 3.0 版 : 2019 年 01 月 注意 : 1. 本書の内容の一部または全体を無断で複製することは禁止されています 2. 本書の内容については万全を期しておりますが 万一誤りやご不審な点が見つかりましたら当社までご連絡ください 3. 本書の誤りによる場合も含め 本書の内容がもとで発生した一切の損害につきましては 当社での責任を負いかねます - 32 -