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重要なお知らせ 本書の内容の一部 または全部を無断で転載 または複写することは固くお断わりします 本書の内容について 改良のため予告なしに変更することがあります 本書の内容については万全を期しておりますが 万一ご不審な点や誤りなど お気付きのことがありましたら お買い求め先へご一報くださいますようお願いいたします 本書に準じないで本製品を運用した結果については責任を負いかねますので あらかじめご了承ください 規則 対策などについて 輸出規制について 本製品を輸出される場合には 外国為替及び外国貿易法の規制並びに米国の輸出管理規制等外国の輸出関連法規をご確認の上 必要な手続きをお取りください なお ご不明な場合は 弊社担当営業にお問い合わせください 登録商標 商標について Microsoft Windows Windows Server は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他 本マニュアル中の製品名および会社名は 各社の商標または登録商標です 版権について このマニュアルの内容はすべて著作権に保護されています このマニュアルの内容の一部または全部を 無断で転載することは禁じられています Copyright (C) Hitachi, Ltd. 2007, 2016. All rights reserved. Copyright (C) 1998-2014, Intel Corporation. All rights reserved. Copyright (C) 2000-2014 Broadcom Corporation. All rights reserved. Copyright (C) 2005-2012 Emulex All rights reserved.

はじめに このたびは日立の N+1 Teaming Kit をお買い上げいただき 誠にありがとうございます このマニュアルは 使用方法や注意事項など 使用するために必要な事柄について記載しています マニュアルの表記 マークについて マニュアル内で使用しているマークの意味は次のとおりです : 人身の安全や装置の重大な損害と直接関係しない注意書きを示します : 装置を活用するためのアドバイスを示します オペレーティングシステム (OS) の略称について 本マニュアルでは 次の OS 名称を省略して表記します また Service Pack については SP と省略して記載します Microsoft Windows Server 2016 Standard 日本語版 ( 以下 Windows Server 2016 Standard) Microsoft Windows Server 2016 Datacenter 日本語版 ( 以下 Windows Server 2016 Datacenter) Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard 日本語版 ( 以下 Windows Server 2012 R2 Standard) Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter 日本語版 ( 以下 Windows Server 2012 R2 Datacenter) Microsoft Windows Server 2012 Standard 日本語版 ( 以下 Windows Server 2012 Standard) Microsoft Windows Server 2012 Datacenter 日本語版 ( 以下 Windows Server 2012 Datacenter) Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard 日本語版 ( 以下 Windows Server 2008 R2 Standard) Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise 日本語版 ( 以下 Windows Server 2008 R2 Enterprise) Microsoft Windows Server 2008 Standard 32-bit 日本語版 ( 以下 Windows Server 2008 Standard 32-bit) Microsoft Windows Server 2008 Enterprise 32-bit 日本語版 ( 以下 Windows Server 2008 Enterprise 32-bit) Microsoft Windows Server 2008 Standard without Hyper-V 32-bit 日本語版 ( 以下 Windows Server 2008 Standard without Hyper-V 32-bit) 3

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なお次のとおり 省略した OS 表記 は 対象 OS 中のすべてまたは一部を表すときに用います OS 表記 Windows Server 2016 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 Windows Server 2008 32bit 版 Windows Server 2008 64bit 版 Windows Server 2008 Itanium 版 Windows Server 2003 R2 Windows Server 2003 R2 (32 ビット ) Windows Server 2003 R2 (x64) Windows Server 2003 (Itanium) 対象 OS Windows Server 2016 Standard Windows Server 2016 Datacenter Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2012 R2 Datacenter Windows Server 2012 Standard Windows Server 2012 Datacenter Windows Server 2008 R2 Standard Windows Server 2008 R2 Enterprise Windows Server 2008 Standard 32-bit Windows Server 2008 Enterprise 32-bit Windows Server 2008 Datacenter 32-bit Windows Server 2008 Standard without Hyper-V 32-bit Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V 32-bit Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V 32-bit Windows Server 2008 Standard Windows Server 2008 Enterprise Windows Server 2008 Datacenter Windows Server 2008 Standard without Hyper-V Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V Windows Server 2008 for Itanium Windows Server 2008 Standard 32-bit Windows Server 2008 Enterprise 32-bit Windows Server 2008 Datacenter 32-bit Windows Server 2008 Standard without Hyper-V 32-bit Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V 32-bit Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V 32-bit Windows Server 2008 Standard Windows Server 2008 Enterprise Windows Server 2008 Datacenter Windows Server 2008 Standard without Hyper-V Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V Windows Server 2008 for Itanium Windows Server 2003 R2, Standard Edition Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition Windows Server 2003 R2, Standard x64 Edition Windows Server 2003 R2, Enterprise x64 Edition Windows Server 2003 R2, Standard Edition Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition Windows Server 2003 R2, Standard x64 Edition Windows Server 2003 R2, Enterprise x64 Edition Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium 5

画面表記例について 本マニュアルに記載されている画面等の表記は すべて表記例であり お使いの環境によって一部表記が異なる場合があります 6

お問合せ先 本製品についての技術的なお問い合わせは 日立ソリューションサポートセンタでご回答いたしますので 次のフリーダイヤルにおかけください 日立ソリューションサポートセンタ 受付時間 お願い システム装置本体側のサポートサービスにて承ります 契約締結をお願いします システム装置添付の ユーザーズガイド をご参照ください 質問内容を FAX でお送りいただくこともありますので ご協力をお願いいたします 日立ソリューションサポートセンタでお答えできるのは 製品の機能や操作方法などです 各言語によるユーザプログラムの技術支援は除きます お電話の際には 製品同梱の保証書をご用意ください 7

目次 重要なお知らせ... 2 規則 対策などについて... 2 登録商標 商標について... 2 版権について... 2 マニュアルの表記... 3 お問合せ先... 7 1 お使いになる前に... 9 サポート OS 及び機能... 9 必要ソフトウェア... 10 2 本製品の概要... 11 特徴... 11 構成品の確認... 11 3 本製品の使いかた... 12 事前準備... 12 注意事項... 13 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -1)... 14 仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用しない環境の場合 )... 17 仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用する環境の場合 )... 23 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2)... 26 設定の中止 ( 共通編 )... 28 設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -1)... 29 設定の取り消し 再試行 (Hyper-V を使用しない環境の場合 )... 30 設定の取り消し 再試行 (Hyper-V を使用する環境の場合 )... 33 設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -2)... 34 LAN 冗長化ソフトのアップデートについて... 35 4 仕様... 36 5 付録... 37 8

1 お使いになる前に この章では N+1 Teaming Kit をご使用する前に知っていただきたい内容について説明します サポート OS 及び機能 N+1 Teaming Kit は下記 OS と LAN 拡張機能の組み合わせのもと N+M または N+1 コールドスタンバ イをご使用になる環境でのみ使用可能です 下記対象構成以外でご使用にならないようご注意ください 凡例 -: 非対象 : 対象 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 Hyper-V 3.0 LAN 拡張機能 Windows Server 2008 Hyper-V Windows Server 2012 R2 Windows Server 2003 R2 Windows Server 2008 R2 Hyper-V Windows Server 2003 Hyper-V 2.0 Windows Server 2016 Hyper-V チーム構成なし - AFT - - SFT - - Intel ALB - - VMLB - - Broadcom SLB (Windows Server 2003 - 非対象 ) Emulex FailOver (Windows Server 2003 - - 非対象 ) NIC チーミング - - Hyper-V 環境では管理 OS にのみご使用下さい NICチーミングはWindows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016のOS 標準機能です Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2またはWindows Server 2016でHyper-Vを使用しない場合 NICチーミング機能で作成したチームに対しては本 N+1 Teaming KitでのMACアドレス設定は不要です サポートOSはSP(Service Pack) を含みます また LAN 拡張機能については システム装置添付の ソフトウェアガイド および LAN 拡張機能設定手順書 およびWebサイトに掲載されているドライバパッケージに同梱されている LANドライバ LAN 拡張機能アップデート手順書 をご参照ください 9

必要ソフトウェア N+1 Teaming Kit は Windows OS 上で動作する LAN 冗長化ソフトと連携し動作します ( 連携しない場合もあります ) LAN 冗長化ソフトと連携する場合 下記の LAN 冗長化ソフトがインストールされていることを確認してください 下記の LAN 冗長化ソフトがインストールされていない場合はインストールしてください (LAN 冗長化ソフトとの連携については P.9 サポート OS および機能をご参照ください ) Intel(R) PROSet Broadcom Advanced Control Suite4 Emulex OneCommand NIC Teaming and VLAN Manager NIC チーミング (Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016 のみ ) LAN 冗長化ソフトのインストール方法や注意事項に関しては システム装置添付の ソフトウェアガイド LAN 拡張機能設定手順書 および Web サイトに掲載されているドライバパッケージに同梱されている LAN ドライバ LAN 拡張機能アップデート手順書 をご参照ください 10

2 本製品の概要 この章では N+1 Teaming Kit の概要について説明します 特徴 N+1 Teaming Kit は BladeSymphony において 下記の機能の実現を可能とするツールです Windows Server 2003 および Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 で Hyper-V を使用しない環境での N+1 コールドスタンバイ または N+M コールドスタンバイ Windows Server 2008 64bit 版 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016 で Hyper-V を使用した環境での N+1 コールドスタンバイ または N+M コールドスタンバイ N+1 Teaming Kit は それぞれ下記の LAN アダプタに仮想 MAC アドレスを設定することで LAN アダプタに設定されている物理アドレス (MAC アドレス ) を隠蔽します これにより N+1 コールドスタンバイ または N+M コールドスタンバイで予備サーバに切り替わった場合でも LAN アダプタが変わったことを意識することなく運用を継続することができます 物理 LAN アダプタ (Broadcom/Emulex LAN アダプタの場合 ) 冗長化 ( チーム化 ) された LAN アダプタ (Intel/Broadcom LAN アダプタでチーム作成した場合 Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2 または Windows Server 2016 で NIC チーミング (OS 標準機能 ) を使ってチーム作成した場合 ) 管理 OS の LAN アダプタ (Hyper-V を使用する環境の場合 ) N+1 Teaming Kit は 1 製品で計 16 個の仮想 MAC アドレスを提供します 構成品の確認 N+1 Teaming Kit をお使いになる前に N+1 Teaming Kit に添付されている添付品一覧表をご使用いただき 構成品が揃っていることを確認してください 万一 不足の品がありましたら お手数ですが お買い上げの担当営業までご連絡ください 11

3 本製品の使いかた この章では N+1 Teaming Kit の使いかたについて説明します 事前準備 Intel(R) PROSet を使ってチームを作成する場合 N+1 Teaming Kit を起動する前に Intel(R) PROSet にて LAN アダプタの冗長化 ( チーム化 ) をしてください Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2 または Windows Server 2016 で NIC チーミングを使ってチームを作成する場合 N+1 Teaming Kit を起動する前に NIC チーミング (OS 標準機能 ) にて LAN アダプタの冗長化 ( チーム化 ) をしてください 管理 OS の LAN アダプタ (Hyper-V を使用する環境の場合 ) に仮想 MAC アドレスを設定する場合 N+1 Teaming Kit を起動する前に Hyper-V のセットアップを完了してください 業務 LAN でのみ LAN アダプタの冗長化 ( チーム化 ) をしてください 管理 LAN での LAN アダプタの冗長化 ( チーム化 ) はしないでください また 管理 LAN では サーバブレード内蔵のオンボード LAN アダプタを使用してください LAN 冗長化ソフトでの LAN アダプタ冗長化方法や注意事項に関しては システム装置添付の ソフトウェアガイド LAN 拡張機能設定手順書 および Web サイトに掲載されているドライバパッケージに同梱されている LAN ドライバ LAN 拡張機能アップデート手順書 をご参照ください 管理 LAN とは サーバブレードを管理するソフトウェア (JP1/ServerConductor 製品 ) がサーバ管理のために使用する LAN です 業務 LAN とは サーバが提供する業務システムで使用する LAN です 管理 LAN は マネジメントモジュールの二重化によって信頼性を高めることが可能です マネジメントモジュールの二重化については システム装置添付のユーザーズガイドをご参照ください BS1000 においてマネジメントモジュールは スイッチ & マネジメントモジュールと呼称します Hyper-V のセットアップ方法や注意事項に関しては システム装置添付の ソフトウェアガイド をご参照ください 12

注意事項 N+1 Teaming Kit では 提供した仮想 MAC アドレスを使用しているシステム 及びチームの情報は 保 存及び採取できません N+1 Teaming Kit が提供する仮想 MAC アドレスは システムの管理者が責任を 持って管理してください 5. 付録 に仮想 MAC アドレスの管理表が記載されていますので ご活用ください N+1 Teaming Kit が提供する仮想 MAC アドレスは 本来の使用目的にのみご使用下さい システムに設定する仮想 MAC アドレスの設定を誤った場合 MAC アドレスの重複によりネットワークの一部 または全体が停止してしまう場合があります ネットワーク障害が発生した場合には 速やかに下記の処理を行ってください 仮想 MAC アドレスを設定したシステムをネットワークから切り離す システムに設定した仮想 MAC アドレスの設定を取り消す 設定の取り消し方法は p.30 設定取り消し 再試行 ( 共通編 -1) をご参照ください 13

仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -1) 1 N+1 Teaming Kit を実行するシステムをネットワークから切り離してください 2 N+1 Teaming Kit に添付されている CD-ROM を CD ドライブに挿入します CD-ROM を CD ドライブに挿入すると 自動的にツールが起動します 自動的に起動しない場合は 下記のいずれかを実行してください [ スタート ] - [ ファイル名を指定して実行 ] をクリックし [ 名前 ] に X: HINWTOOL vmacwizd.exe を入力して [OK] ボタンをクリックしてください (X: は CD-ROM を挿入した CD ドライブのパス ) [ マイコンピュータ ] から CD-ROM を挿入した [CD ドライブ ] をダブルクリックしてください 3 記載されている注意事項の内容をよく確認してください 内容を確認したら [ 上記の内容を確認した ] にチェックを入れ [ 次へ ] ボタンをクリックします 14

4 N+1 Teaming Kit 添付のライセンス シートに記載されているライセンス キー (10 進 8 桁 ) を入力し [ 次へ ] ボタンをクリックします 不正なライセンス キーを入力した場合 下記画面が表示されます [OK] ボタンをクリックすると再度ライセンス キー入力画面に戻ります 5 システムに設定する MAC アドレスを 1 つ選択し [ 次へ ] ボタンをクリックします 5. 付録 に記載されている管理表に使用する仮想 MAC アドレスについての情報を記載してください 15

6 ステップ 4 で選択した MAC アドレスが表示されているかを確認します 選択された MAC アドレスは自動的にクリップボードにコピーされています システムに仮想 MAC アドレスを設定するまでは [Ctrl]+[C] キーなどでクリップボードの情報を変更しないでください クリップボードにコピーされた仮想 MAC アドレスの情報が失われてしまった場合は ステップ 4 まで戻り MAC アドレスを再選択して [ 次へ ] ボタンをクリックしてください 以後 Windows Server 2003 および Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 で Hyper-V を使用しない環境の場合 または Windows Server 2008 64bit 版 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 で Hyper-V を使用する環境の場合で 手順が異なります 下記に従い それぞれの手順を実行してください Windows Server 2003 および Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 で Hyper-V を使用しない環境の場合 : p.17 仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用しない環境の場合 ) Windows Server 2008 64bit 版 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 で Hyper-V を使用する環境の場合 : p23 仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用する環境の場合 ) 16

仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用しない環境の場合 ) 1 下記に従い ご使用の環境において [ デバイスマネージャ ] を起動します Window Server 2003 の場合 : [ スタート ] メニューから [ コントロールパネル ]-[ システム ] を選び [ ハードウェア ] タブ -[ デバイスマネージャ ] の [ デバイスマネージャ ] ボタンをクリックします Window Server 2008 の場合 : [ スタート ] メニューから [ サーバーマネージャ ] をクリックし [ 診断 ]-[ デバイスマネージャ ] を選択します Window Server 2008 R2 の場合 : [ スタート ] メニューから [ コントロールパネル ]-[ ハードウェア ] を選び [ デバイスとプリンター ] の [ デバイスマネージャー ] をクリックします Broadcom LAN アダプタ Emulex LAN アダプタは Windows Server 2003 非対応となります 2 [ ネットワークアダプタ ] の [+] ボタンをクリックします (1)Intel 製 LAN ドライバの場合 17

(2)Emulex 製 LAN ドライバの場合 (3)Broadcom 製 LAN ドライバの場合 18

3 以下の手順に従って 仮想 MAC アドレスを入力してください (1)Intel 製 LAN ドライバの場合仮想 MAC アドレスを設定したい [ チーム ] を右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします [ 詳細設定 ] タブを選び [ ローカルで管理されるアドレス ] または [Locally Administered Address] をクリックします [ 値 ] に仮想 MAC アドレスを入力し [OK] ボタンをクリックします 仮想 MAC アドレスは ツールにより自動的にクリップボードにコピーされています 仮想 MAC アドレスを [ 値 ] に入力する場合は 必ず下記のいずれかの操作で入力をしてください [ 値 ] の入力フォームを選択し [Ctrl]+[v] キーを押す [ 値 ] の入力フォームを右クリックし メニューから [ 貼り付け ] をクリックする クリップボードにコピーされた仮想 MAC アドレスの情報が失われてしまった場合は ステップ 4 まで戻り MAC アドレスを再選択して [ 次へ ] ボタンをクリックしてください 既に [ 値 ] に MAC アドレスが登録されている場合は 元の値を忘れないようにメモ等に値を書き残しておいてください 設定取り消し時に必要となります 仮想 MAC アドレスをシステムに反映するときに 下記メッセージが表示されることがあります 下記メッセージが表示された場合は [ はい ] ボタンをクリックしシステムを再起動してください システム再起動後 再度ツールを起動し p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) まで進んでください 以後 p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) の手順を実施してください 19

(2)Emulex 製 LAN ドライバの場合 チームを構成する物理 LAN デバイスを右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします ( チームを構成する物理 LAN デバイスすべてに対して実施してください ) [Advanced] タブを選び [Network Address] をクリックします [Value] に仮想 MAC アドレスを入力 し [OK] をクリックします 仮想 MAC アドレスは ツールにより自動的にクリップボードにコピーされています 仮想 MAC アドレスを [Value] に入力する場合は 必ず下記のいずれかの操作で入力をしてください [Value] の入力フォームを選択し [Ctrl]+[v] キーを押す [Value] の入力フォームを右クリックし メニューから [ 貼り付け ] をクリックする クリップボードにコピーされた仮想 MAC アドレスの情報が失われてしまった場合は ステップ 4 まで戻り MAC アドレスを再選択して [ 次へ ] ボタンをクリックしてください 既に [Value] に MAC アドレスが登録されている場合は 元の値を忘れないようにメモ等に値を書き残しておいてください 設定取り消し時に必要となります 仮想 MAC アドレスをシステムに反映するときに 下記メッセージが表示されることがあります 下記メッセージが表示された場合は [ はい ] ボタンをクリックしシステムを再起動してください システム再起動後 再度ツールを起動し p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) まで進んでください 以後 p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) の手順を実施してください 20

(3)Broadcom 製 LAN ドライバの場合 チームを構成する物理 LAN デバイスを右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします ( チームを構成する物理 LAN デバイスすべてに対して実施してください ) [ 詳細設定 ] タブを選び [Network Address] をクリックします [ 値 ] に仮想 MAC アドレスを入力し [OK] をクリックします 仮想 MAC アドレスは ツールにより自動的にクリップボードにコピーされています 仮想 MAC アドレスを [ 値 ] に入力する場合は 必ず下記のいずれかの操作で入力をしてください [ 値 ] の入力フォームを選択し [Ctrl]+[v] キーを押す [ 値 ] の入力フォームを右クリックし メニューから [ 貼り付け ] をクリックする クリップボードにコピーされた仮想 MAC アドレスの情報が失われてしまった場合は ステップ 4 まで戻り MAC アドレスを再選択して [ 次へ ] ボタンをクリックしてください 既に [ 値 ] に MAC アドレスが登録されている場合は 元の値を忘れないようにメモ等に値を書き残しておいてください 設定取り消し時に必要となります 仮想 MAC アドレスをシステムに反映するときに 下記メッセージが表示されることがあります 下記メッセージが表示された場合は [ はい ] ボタンをクリックしシステムを再起動してください システム再起動後 再度ツールを起動し p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) まで進んでください 以後 p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) の手順を実施してください 21

仮想 MAC アドレスは ツールにより自動的にクリップボードにコピーされています 仮想 MAC アドレスを [ 値 ] に入力する場合は 必ず下記のいずれかの操作で入力をしてください [ 値 ] の入力フォームを選択し [Ctrl]+[v] キーを押す [ 値 ] の入力フォームを右クリックし メニューから [ 貼り付け ] をクリックする クリップボードにコピーされた仮想 MAC アドレスの情報が失われてしまった場合は ステップ 4 まで戻り MAC アドレスを再選択して [ 次へ ] ボタンをクリックしてください 既に [ 値 ] に MAC アドレスが登録されている場合は 元の値を忘れないようにメモ等に値を書き残しておいてください 設定取り消し時に必要となります 22

仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用する環境の場合 ) 1 Hyper-V マネージャを起動します Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2 の場合 : [ スタート ] メニューから [ 管理ツール ] を選択し [Hyper-V マネージャ ] をクリックします Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 の場合 : [ サーバーマネージャー ] を起動し [ ツール ]-[Hyper-V マネージャー ] をクリックします 2 Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2 の場合 : [ 操作 ]-[ 仮想ネットワークマネージャ ] をクリックします Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 の場合 : [ 仮想スイッチマネージャー ] をクリックします 3 Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2 の場合 : [ 仮想ネットワークのプロパティ ] で [ 接続の種類 ] が [ 外部 ] に設定されているネットワークの [ 名前 ] を確認します 23

Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 の場合 : [ 仮想スイッチのプロパティ ] で [ 接続の種類 ] が [ 外部ネットワーク ] に設定されているネットワークの [ 名前 ] を確認します [ ネットワーク接続 ] 画面を開き その中で vethernet("[ 仮想スイッチのプロパティ ] で確認した仮想ネットワーク名称 ") になっている アダプタを右クリックしてプロパティを選択します [vethernet("[ 仮想スイッチのプロパティ ] で確認した仮想ネットワーク名称 ") のプロパティ ] 画面の [ ネットワーク ] タブの [ 接続の方法 ] で対象アダプタを確認します 24

4 [ デバイスマネージャ ] を起動します 5 [ ネットワークアダプタ ] の [+] ボタンをクリックします 6 ステップ 3 で確認した [ 名前 ] のネットワークアダプタを右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします 7 [ 詳細設定 ] タブを選び [ ネットワークアドレス ] をクリックします [ 値 ] に仮想 MAC アドレスを入力し [OK] ボタンをクリックします 仮想 MAC アドレスは ツールにより自動的にクリップボードにコピーされています 仮想 MAC アドレスを [ 値 ] に入力する場合は 必ず下記のいずれかの操作で入力をしてください [ 値 ] の入力フォームを選択し [Ctrl]+[v] キーを押す [ 値 ] の入力フォームを右クリックし メニューから [ 貼り付け ] をクリックする クリップボードにコピーされた仮想 MAC アドレスの情報が失われてしまった場合は p.14 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -1) のステップ 4 まで戻り MAC アドレスを再選択して [ 次へ ] ボタンをクリックしてください 既に [ 値 ] に MAC アドレスが登録されている場合は 元の値を忘れないようにメモ等に値を書き残しておいてください 設定取り消し時に必要となります 以後 p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) の手順を実施してください 25

仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) 1 [ 上記の設定を確認した ] にチェックを入れ [ 次へ ] ボタンをクリックします [ 上記の設定を確認した ] にチェックを入れると [ 次へ ] ボタンが使用可能になります 2 再度 N+1 Teaming Kit 添付のライセンス シートに記載されているライセンス キーを入力し [ 次へ ] ボタンをクリックします ライセンス キー (10 進 8 桁 ) を入力すると [ 次へ ] ボタンが使用可能になります 不正なライセンス キーを入力した場合 下記画面が表示されます [OK] ボタンをクリックすると再度ライセンス キー入力画面に戻ります 26

システムに設定した仮想 MAC アドレスに誤りがある場合やシステム上で仮想 MAC アドレスが重複した場合 下記の画面が表示されます [ 設定取り消し ] ボタンをクリックしてください 設定の取り消し方法は p.29 設定取り消し 再試行 ( 共通編 -1) をご参照ください 3 [ 完了 ] ボタンをクリックします 4 N+1 Teaming Kit を実行したシステムをネットワークに接続してください Intel の LAN アダプタの場合は チームの作成後に仮想 MAC アドレスの設定を行い 設定完了後にネットワークに接続してください Broadcom/Emulex の LAN アダプタの場合は MAC アドレス設定完了後にチームを作成し ネットワークに接続してください チームの作成方法はシステム装置添付の ソフトウェアガイド LAN 拡張機能設定手順書 および Web サイトに掲載されているドライバパッケージに同梱されている LAN ドライバ LAN 拡張機能アップデート手順書 をご参照ください 以上で 仮想 MAC アドレスの設定は終了となります 27

設定の中止 ( 共通編 ) 仮想 MAC アドレスの設定の実行中に [ キャンセル ] ボタンをクリックすることで 設定を中止することができます 但し p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) のステップ 2 で設定を中止する場合は システムに設定した仮想 MAC アドレスの取り消しを要求されます 詳しくは p.29 設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -1) をご参照ください 設定中止後は システムをネットワークに接続してください 仮想 MAC アドレスの設定の実行中に [ キャンセル ] ボタンをクリックすると 下記画面が表示されます [OK] ボタンをクリックしてください 28

設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -1) p.26 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -2) のステップ 2 で仮想 MAC アドレスの設定を中止する場合や 設定エラーが表示された場合は システムに設定した仮想 MAC アドレスを取り消し 設定前の状態に戻すことを要求されます 下記手順に従い システムに設定された仮想 MAC アドレスを取り消してください 1 [ 設定取り消し ] ボタンをクリックしてください 以後 Windows Server 2003 および Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 を使用しない環境の場合 または Windows Server 2008 64bit 版 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 で Hyper-V で Hyper-V を使用する環境の場合で 手順が異なります 下記に従い それぞれの手順を実行してください Windows Server 2003 および Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 で Hyper-V を使用しない環境の場合 : p.30 設定の取り消し 再試行 (Hyper-V を使用しない環境の場合 ) Windows Server 2008 64bit 版 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 で Hyper-V を使用する環境の場合 : p.33 設定の取り消し 再試行 (Hyper-V を使用する環境の場合 ) 29

設定の取り消し 再試行 (Hyper-V を使用しない環境の場合 ) 1 [ デバイスマネージャ ] を起動します 2 [ ネットワークアダプタ ] の [+] ボタンをクリックします (1)Intel 製 LAN ドライバの場合 (2)Emulex 製 LAN ドライバの場合 30

(3)Broadcom 製 LAN ドライバの場合 3 以下の手順に従って 仮想 MACアドレスを入力してください (1)Intel 製 LAN ドライバの場合設定を取り消したい [ チーム ] を右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします [ 詳細設定 ] タブを選び [ ローカルで管理されるアドレス ] または[Locally Administered Address] をクリックします [ デフォルトを使用 ] ボタンをクリックし [OK] ボタンをクリックしてください 31

(2)Emulex 製 LAN ドライバの場合 チームを削除し チームを構成していた物理 LAN デバイスを右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします チームを削除する前に設定している IP アドレスの情報を控えておいてください [Advanced] タブを選び [Network Address] をクリックします [Value] の "Not Present にチェックを 入れ [OK] をクリックします (3)Broadcom 製 LAN ドライバの場合チームを削除し チームを構成していた物理 LAN デバイスを右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします [ 詳細設定 ] タブを選び [Network Address] をクリックします [ 値 ] の " 存在しない (N) をクリックし [OK] をクリックします p.17 仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用しない環境の場合 ) のステップ 4 にて MAC アドレスが既に設定されていた場合には 元の MAC アドレスを入力し [OK] ボタンをクリックしてください 以後 p.34 設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -2) の手順を実施してください 32

設定の取り消し 再試行 (Hyper-V を使用する環境の場合 ) 1 [ デバイスマネージャ ] を起動します 2 [ ネットワークアダプタ ] の [+] ボタンをクリックします 3 設定を取り消したいネットワークアダプタを右クリックし メニューから [ プロパティ ] をクリックします 4 [ 詳細設定 ] タブを選び [ ネットワークアドレス ] をクリックします [ 存在しない ] にチェックを入れ [OK] ボタンをクリックしてください p.23 仮想 MAC アドレスの設定 (Hyper-V を使用する環境の場合 ) のステップ 7 にて MAC アドレスが既に設定されていた場合には 元の MAC アドレスを入力し [OK] ボタンをクリックしてください 以後 p.34 設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -2) の手順を実施してください 33

設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -2) 1 [ 仮想 MAC アドレスの設定を取り消した ] にチェックを入れ [ 再試行 ] ボタンをクリックします 以上で 仮想 MAC アドレスの取り消しは終了となります p.14 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -1) ステップ 1 から 再度設定をしてください 34

LAN 冗長化ソフトのアップデートについて N+1 Teaming Kit は Windows OS 上で動作する LAN 冗長化ソフトと連携し動作するため LAN 冗長化 ソフトをアップデートする場合は 下記の手順を実行する必要があります 1 p.29 設定の取り消し 再試行 ( 共通編 -1) に従い システムに設定した仮想 MAC アドレスを取り消してください 2 システムに設定した LAN アダプタの冗長化 ( チーム化 ) を取り消してください 3 LAN 冗長化ソフトをアップデートしてください 4 (Intel LAN アダプタの場合 Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 の場合 )LAN アダプタの冗長化 ( チーム化 ) を作成してください 5 p.14 仮想 MAC アドレスの設定 ( 共通編 -1) に従い システムに仮想 MAC アドレスを設定してください 6 (Broadcom/Emulex LAN アダプタの場合 )LAN アダプタの冗長化 ( チーム化 ) を作成してください LAN 冗長化ソフトのアップデート方法や LAN アダプタ冗長化方法 注意事項に関しては システム装置添付の ソフトウェアガイド LAN 拡張機能設定手順書 および Web サイトに掲載されているドライバパッケージに同梱されている LAN ドライバ LAN 拡張機能アップデート手順書 をご参照ください 35

4 仕様 この章では本 N+1 Teaming Kit の仕様について説明します 項目サポートプロセッササポートOS 必要メモリ必要ソフトウェア必要デバイス サポート対象および必要環境 Intel Xeon プロセッサ Intel Itanium プロセッサ Microsoft Windows Server 2016 Standard 日本語版 Microsoft Windows Server 2016 Datacenter 日本語版 Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard 日本語版 Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter 日本語版 Microsoft Windows Server 2012 Standard 日本語版 Microsoft Windows Server 2012 Datacenter 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 R2 Datacenter 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Standard 32-bit 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Enterprise 32-bit 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Datacenter 32-bit 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Standard without Hyper-V 32-bit 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V 32-bit 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V 32-bit 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Standard 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Enterprise 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Datacenter 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Standard without Hyper-V 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V 日本語版 Microsoft Windows Server 2008 for Itanium-based Systems 日本語版 Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard Edition 日本語版 Microsoft Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition 日本語版 Microsoft Windows Server 2003 R2, Standard x64 Edition 日本語版 Microsoft Windows Server 2003 R2, Enterprise x64 Edition 日本語版 Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium 日本語版 256MB 以上の RAM Intel(R) PROSet Broadcom Advanced Control Suite4 Emulex OneCommand Teaming and VLAN Manager NIC チーミング (Windows Server 2012/ Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 の場合 ) CD-ROM ドライブ 36

5 付録 仮想 MAC アドレス管理表 仮想 MAC アドレス 使用年月日 使用シャーシ 使用サーバ 使用チーム 1 年 月 日 2 年 月 日 3 年 月 日 4 年 月 日 5 年 月 日 6 年 月 日 7 年 月 日 8 年 月 日 9 年 月 日 10 年 月 日 11 年 月 日 12 年 月 日 13 年 月 日 14 年 月 日 15 年 月 日 16 年 月 日 37

N+1 Teaming Kit 取扱説明書 第 10 版 2016 年 12 月 株式会社日立製作所 100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目 6 番 6 号 無断転載を禁止します http://www.hitachi.co.jp 38