個人情報の保護に関する

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学校法人久留米大学個人情報の保護に関する規程

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

個人情報の保護に関する規程(案)

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

個人情報保護規定

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

privacypolicy

個人情報保護規程

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

個人情報保護方針

個人情報管理規程

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

個人情報によって識別される特定の個人をいう ( 基本理念 ) 第 3 条個人情報は 個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ その適正な取扱いを図るものとする 第 2 章個人情報 ( 利用目的の特定 ) 第 4 条個人情報を取り扱うに当たっては 定款の定める業務を遂行

個人情報の取り扱いに関する規程

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

14個人情報の取扱いに関する規程

報主体の権利利益及びプライバシーの侵害の防止に関し 必要な措置を講じるよう勤める 2 本センターの職員等は 業務上知り得た個人情報を漏えいし または不当な目的に使用してはならない 第 2 章 管理体制及び責任 ( 管理体制 ) 第 6 条本センターは 個人情報の適切な管理を効果的に実施するため 役割

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

個人情報保護に関する規定 ( 規定第 98 号 ) 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条学校法人トヨタ学園および豊田工業大学 ( 以下, 総称して本学という ) は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号, 以下, 法律という ) に定める個人情報取り扱い事業者 (

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

個人情報保護規程例 本文

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財団法人杉並区スポーツ振興財団個人情報保護規程

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

Microsoft Word - 2 個人情報保護規程

取扱いに特に配慮を要するものとして政令第 2 条で定める記述等が含まれる個人情報をいう (4) 個人情報データベース等 とは 個人情報を含む情報の集合物であって 次のいずれかに該当するもの ( 利用方法からみて個人の権利利益を害するおそれが少ないものとして政令第 3 条第 1 項で定めるものを除く

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

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一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

東レ福祉会規程・規則要領集

個人情報管理規程

Microsoft Word - 個人情報管理規程(案)_(株)ふるさと創生研究開発機構(2016年1月27日施行).doc

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

財団法人吊古屋都市整備公社理事長代理順位規程

個人情報保護規程例 本文

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東京弁護士会個人情報保護規則

役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

(6) 企業等から一定額以上の物品を購入し 又は役務の提供を受ける行為 (7) 外部から利益相反の弊害が生ずるかのように見られることが懸念される行為 2 第 4 条に規定する COI 委員会は 教職員等以外の者による前項各号の行為を利益相反マネジメントの対象に加えることができる 第 2 章組織 (

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

第 4 条センターは 個人情報保護方針 ( プライバシーポリシー ) を定め これを実施する 2 センターは 個人情報保護方針を 文書等で従業者に周知徹底させるとともに センターのホームページ上に公表する ( 規程の改定 ) 第 5 条センターは 個人情報保護法の運用 監督官庁のガイドライン等の変更

社会福祉法人渋谷区社会福祉事業団 個人情報保護規程 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社会福祉法人渋谷区社会福祉事業団 ( 以下 事業団 という ) が保有する個人情報等の取扱いについての基本的事項を定め 個人の権利利益の保護及び人格の尊重を図るとともに 事業の適正な運営に資する

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

社団法人宮崎県シルバー人材センター連合会

3 部門管理者は 個人データの取扱いを外部に委託する場合には その委託先における個人データの取扱状況等の監督を行わなければならない 4 個人データの取扱いにかかる事項であってこの細則に定めのない事項については 取扱者の申請に基づき 部門管理者がこれを承認して行う 5 部門管理者は 個人データの組織的

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2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

愛知県立大学利益相反マネージメント規程

個人情報の適正な取扱いに関する基本方針

(5) 個人データ 個人データ とは 個人情報データベース等を構成する個人情報をいう (6) 保有個人データ 保有個人データ とは 当会館が 開示 内容の訂正 追加又は削除 利用の停止 削除及び第三者への提供の停止を行うことのできる権限を有する個人データであって その存否が明らかになることにより公益

   大阪大学安全保障輸出管理規程

2

Microsoft Word - 06_個人情報取扱細則_ doc

特定個人情報の取扱いの対応について

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

が及ぶおそれがあるもの イ当該個人データの存否が明らかになることにより 違法又は不当な行為を助長し 又は誘発する おそれがあるもの ウ当該個人データの存否が明らかになることにより 国の安全が害されるおそれ 他国若しくは国 際機関との交渉上不利益を被るおそれがあるもの エ当該個人データの存否が明らかに

日本学術会議会則

横浜市市民活動推進条例の全部改正

役職員等 とは, この法人に所属するすべての理事, 監事及び組織内にあって直接又は間接にこの法人の指揮監督を受けてこの法人の業務に従事している者をいい, 雇用関係にある従業者のみならず, この法人との間に雇用関係のない者 ( 派遣社員等 ) も含む. (10) 個人情報管理責任者 個人情報管理責任者

個人情報保護法と 行政機関個人情報保護法の 改正点概要

特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 岩手県建設業厚生年金基金 ( 以下 当厚生年金基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

特定個人情報の取扱いの対応について

個人情報の開示等に関する規程

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地方職員共済組合個人情報保護規程(案)

資料2-1 「個人情報の保護に関する法律」説明資料

個人情報の保護に関する規程 1999 年 7 月 5 日制定 1999 年度規程第 8 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的 ( 第 5 条 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得 ( 第 7 条 - 第 11 条 ) 第 4 章個人データの管理

四 学生等を産学官連携活動に従事させる場合 五 その他次条に規定する委員会が対象とすることを定めた場合 2 前項の各号に該当する行為を行う役職員は, 次条に規定する委員会が定める利益相反 自己申告の手続を行うものとする ( 利益相反マネジメント委員会 ) 第 4 条 本学に, 利益相反マネジメントに

独立行政法人経済産業研究所懲戒手続規程

規程を作る最後に全体を読んで必要な用語をピックアップして記載するとよいでしょう 第 3 条責務 法律に従ってちゃんと個人情報を取り扱います と宣言する部分です 好きな例文をそのまま使ってください 例文 1. 本会は 個人情報保護に関する法令等を遵守するとともに 実施するあらゆる事業を通じて個人情報の

( 委員以外の者の出席 ) 第 5 条委員長は 必要に応じ当該研究に必要な知見及び専門知識を持つ教員 産業医または看護師等を委員会の同意を得て出席させ 意見を聴くことができる ただし 上記の者の出席が困難な場合は 委員長又は委員長が指名した者が口頭等で意見を聴取し 委員会で報告することができる (

松圓会個人情報保護規定 個人情報保護規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規定は 個人情報保護に関する基本方針 に基づいて医療法人財団松圓会 ( 以下 当法人 ) が取り扱う個人情報の適切な保護のための基本規定である 当法人は本規定に基づき 個人情報保護計画 を策定し 実施 評価 改善を

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

個人情報取扱規程 目次第 1 章総則第 2 章管理組織 体制第 3 章個人情報の取得および利用第 4 章個人データの適正管理第 5 章保有個人データに関する本人からの開示請求等への対応第 6 章個人情報保護にかかるその他の措置第 7 章監査第 8 章雑則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この

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22. 個人情報の保護に関する規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号 ) に則り, 学校法人中部大学 ( 以下 学園 という ) が個人情報を取得, 利用, 保管, その他の取扱いを行うについて必要な事項を定め, 個

医療 介護関係を対象とするものであり また 診療録等の形態に整理されていない場合でも個人情報に該当する なお 本人が死亡した場合においても 当該本人の情報を保有している場合は 個人情報と同等の安全管理措置を講じなければならない 4 要配慮個人情報 とは 本人の人種 信条 社会的身分 病歴 犯罪の経歴

( 登録の審査及び登録 ) 第 7 条市長は, 前条の規定による申請を受けたときは, 第 5 条に規定する登録の要件を満たしていることを確認の上, 届出のあった情報を登録するものとする ( 登録情報の利用 ) 第 8 条市長は, 次に掲げる事由に該当するときは, 市民等の生涯学習活動を促進し, 又は

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2 本学の役員及び教職員等並びに過去に本学の役員及び教職員等であった者は 業務上知り得た個人情報を利用目的以外に流用或いは第三者に漏えい又は流出してはならない 第 2 章個人情報保護委員会の設置 ( 個人情報保護委員会の設置 ) 第 5 条本学は 本規程の目的を達成するため 法人に個人情報保護委員会

議題 1. 個人情報保護委員会とは 2. 個人情報保護法の改正について 1

4 保護管理者は 次の各号に掲げる組織体制を整備する (1) 職員 ( 臨時職員を含む 以下同じ ) がこの訓令に違反している事実又は兆候を把握した場合の保護管理者及び監査責任者への報告連絡体制 (2) 保有個人情報等の漏えい 滅失又は毀損等 ( 以下 情報漏えい等 という ) の事案の発生又は兆候

特定個人情報等取扱規程

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個人情報保護方針の例

情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

国立大学法人東北大学個人情報保護規程

表第 1 欄のとおりとする 2 保護管理者は 各課等における保有個人情報を適切に管理する任に当たる ( 保護担当者 ) 第 5 条各課等に 当該各課等の保護管理者が指定する保護担当者を一人置くこととし 別表第 2 欄のとおりとする 2 保護担当者は 保護管理者を補佐し 各課等における保有個人情報の管

日本赤十字社企業年金基金特定個人情報等取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 日本赤十字社企業年金基金 ( 以下 当基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義

処分に関する規則(案)

Transcription:

個人情報の保護に関する規則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条早稲田大学 ( 以下 大学 という ) は 個人情報の保護が人格の尊厳に由来する基本的要請であることを深く認識し この規則によって 大学が保有する個人情報の取扱いに関する基本事項を定め もって個人情報の収集 管理および利用に関する大学の責務を明らかにするとともに 個人情報の主体である学生 教職員等に 自己に関する個人情報の開示ならびに訂正および削除の請求権を保障することによって 大学における人権保障に資することを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条この規則において 学生 教職員等 とは 現在および過去の学生 生徒 教職員ならびに大学の業務に直接かかわりがあり またはかかわりがあったその他の者をいう 2 この規則において 個人情報 とは 学生 教職員等について特定の個人が識別され または識別され得るもののうち 大学が業務上取得または作成した情報 ( 機械処理以外のものも含む ) をいう ( 責務 ) 第 3 条箇所長は 個人情報を収集し 保管し または利用するにあたっては 学生 教職員等の基本的人権を尊重し 個人情報の保護を図るため必要な措置を講じなければならない 2 箇所長は 個人情報の取扱いに関し 個人情報保護管理総括責任者の助言 指導または勧告があったときは すみやかに是正その他必要な措置を講じなければならない 3 教職員または教職員であった者は 業務上知り得た個人情報の内容を他人に漏らし または不当な目的に使用してはならない 4 学生 教職員等は 個人情報保護の重要性を認識し 個人情報保護に関する大学の施策に協力しなければならない ( 個人情報保護管理責任者の設置 ) 第 4 条箇所長は 個人情報の適正な管理および安全保護を図るため 個人情報保護管理責任者を置かなければならない 第 2 章個人情報の収集および利用の制限等 ( 個人情報の収集制限 ) 第 5 条箇所長は 個人情報を収集するときは 利用目的を明確にし その目的達成に必要な最小限度の範囲で収集しなければならない ただし 思想 信条および宗教に関する個人情報は いかなる理由があろうともこれを収集してはならない 2 箇所長は 個人情報を収集するときは 適正かつ公正な手段により 次の各号のいずれかに該当するときを除き 直接本人から収集しなければならない 一本人の同意があるとき 二個人情報保護管理総括責任者が業務遂行上 正当な理由があると認めたとき 3 個人情報保護管理総括責任者は 前項第 2 号に該当するか否か判断をするにあたり個人情報保護委員会の意見を聴かなければならない ( 個人情報の適正管理 ) 第 6 条箇所長は 個人情報の安全保護および正確性の維持のため 次の各号に掲げる事項について 適正な措置を講じなければならない

一紛失 毀損 破壊その他の事故の防止二改ざんおよび漏えいの防止三個人情報の正確性および最新性の維持四不要となった個人情報のすみやかな廃棄または消去 ( 個人情報の利用制限 ) 第 7 条箇所長は 個人情報を収集された目的以外のために利用または提供してはならない ただし 次の各号のいずれかに該当するときは この限りでない 一本人の同意があるとき 二法令の定めがあるとき 三個人の生命 身体または財産の安全を守るために緊急的必要があるとき 四同一性確認を目的とする公的機関からの依頼があるとき 五専ら学術研究又は統計の作成のために利用し 又は提供する場合で 本人の権利利益を不当に侵害するおそれがないと認められるとき 六学内における教務上および事務上の必要があり 本人の権利利益を不当に侵害するおそれがないと認められるとき 七その他個人情報保護管理総括責任者が正当と認めたとき 2 個人情報保護管理総括責任者は 前項第 7 号に該当するか否か判断をするにあたり個人情報保護委員会の意見を聴かなければならない 3 個人情報にかかわる機械処理は 収集目的の達成に必要な処理のみが行えるよう機能を限定しなければならない ( 個人情報に関する業務の学外委託 ) 第 8 条個人情報に関する業務を学外に委託するときは 箇所長は委託業者との間で個人情報の保護に関する契約を締結するための手続きをとらなければならない 2 前項に規定する契約を締結するにあたっては 箇所長は あらかじめその契約書案の写しを個人情報保護管理総括責任者に届け出て 承認を得なければならない ( 収集の届出 ) 第 9 条大学の業務遂行上 新たに個人情報を収集するときは 箇所長は あらかじめ次の事項を個人情報保護管理総括責任者に届け出て 承認を得なければならない 一個人情報の名称二個人情報の利用目的三個人情報の収集の対象者四個人情報の収集方法五個人情報の記録項目六個人情報の記録の形態七その他個人情報保護管理総括責任者が必要と認めた事項 2 前項の規定に基づき届け出た事項を変更または廃止するときは 箇所長は あらかじめこれを個人情報保護管理総括責任者に届け出て 承認を得なければならない ( 目的外利用および提供の届出 ) 第 10 条箇所長は 第 7 条第 1 項ただし書の規定により 個人情報を収集された目的以外のために利用または提供したときは すみやかに個人情報保護管理総括責任者に届け出なければならない

第 3 章個人情報の開示 訂正等 ( 届出事項の閲覧 ) 第 11 条学生 教職員等は 本人であることを明らかにして 第 9 条の規定によって承認された事項および第 10 条の規定によって届け出られた事項を閲覧することができる ( 自己に関する個人情報の開示 ) 第 12 条学生 教職員等は 自己に関する個人情報の開示を請求することができる 2 開示の請求があったときは 箇所長はこれを開示しなければならない ただし その個人情報が 個人の選考 評価 判定 診療その他に関するものであって 本人に知らせないことが明らかに正当であると認められるときは その個人情報の全部または一部を開示しないことができる 3 個人情報の全部または一部を開示しないときは その理由を文書により本人に通知しなければならない 4 第 1 項に規定する請求は 箇所長に対し 本人であることを明らかにして 次に掲げる事項を記載した文書を提出することにより行う 一所属および氏名二個人情報の名称および記録項目三請求の理由四その他個人情報保護管理総括責任者が必要と認めた事項 ( 自己に関する個人情報の訂正または削除 ) 第 13 条学生 教職員等は 自己に関する個人情報の記録に誤りがあると認めたときは 前条第 4 項に定める手続に準じて 箇所長に対し その訂正または削除を請求することができる 2 箇所長は 前項の規定による請求を受けたときは すみやかに調査のうえ 必要な措置を講じ 結果を本人に通知しなければならない ただし 訂正または削除に応じないときは その理由を文書により本人に通知しなければならない 第 4 章不服の申立て ( 不服の申立て ) 第 14 条自己の個人情報に関し 前 2 条に規定する請求に基づいてなされた措置に不服がある者は 本人であることを明らかにして 個人情報保護管理総括責任者に対し 申立てを行うことができる 2 個人情報保護管理総括責任者は 前項の規定による不服申立てを受けたときは すみやかに審査 決定し その結果を文書により本人に通知しなければならない 3 個人情報保護管理総括責任者は 前項の決定をする場合は あらかじめ個人情報保護委員会の意見を聴かなければならない 4 個人情報保護委員会および個人情報保護管理総括責任者は 必要があると認めるときには 申立人または箇所長に対し意見の聴取を行うことができる 5 不服の申立ては 次に掲げる事項を記載した文書を個人情報保護管理総括責任者に対し提出することにより行う 一不服の申立てを行う者の所属および氏名二不服申立て事項三不服申立て理由四その他個人情報保護委員会が必要と認めた事項

第 4 章の2 個人情報保護管理総括責任者 ( 個人情報保護管理総括責任者の設置 ) 第 14 条の2 大学は 本規則の目的を達成するため 個人情報保護管理総括責任者を置く 2 個人情報保護管理総括責任者は 法務を担当する理事を充てる ( 個人情報保護管理総括責任者の権限 ) 第 14 条の3 個人情報保護管理総括責任者は 第 5 条第 2 項第 2 号 第 7 条第 1 項第 7 号 第 8 条第 2 項 第 9 条 第 10 条 第 12 条第 4 項第 4 号 第 14 条 第 17 条第 3 項および第 21 条の2 第 2 項に定めるもののほか 次の権限を有する 一個人情報保護に関する重要事項を決定すること 二箇所長に対し 必要な資料の提出を求め または意見の聴取を行うこと 三箇所長に対して 助言 指導または勧告を行うこと 2 個人情報保護管理総括責任者は 職務上知り得た個人情報の内容を他人に漏らしてはならない 個人情報保護管理総括責任者退任後も同様とする 第 5 章個人情報保護委員会 ( 個人情報保護委員会の設置 ) 第 15 条大学は 個人情報保護管理総括責任者の諮問機関として 個人情報保護委員会 ( 以下 委員会 という ) を置く ( 個人情報保護委員会の権限 ) 第 16 条委員会は 第 7 条第 2 項ならびに第 14 条第 3 項および第 4 項に定めるもののほか 次の権限を有する 一個人情報保護管理総括責任者の諮問に応じて個人情報保護に関する重要事項を審議すること 二個人情報保護管理総括責任者から報告を徴し その業務執行について意見を述べること 2 委員は 委員会で知りえた個人情報の内容を他人に漏らしてはならない 委員退任後も同様とする ( 委員会の構成 ) 第 17 条委員会は 次の各号に掲げる委員をもって構成する 一専任教員 ( 箇所長である者を除く ) のうち箇所から選出された者 2 人二専任教員 ( 箇所長である者を除く ) のうちから総長が指名する者 2 人三専任職員 ( 箇所長である者を除く ) のうちから総長が指名する者 3 人 2 第 14 条第 3 項の規定により 不服申立てについて個人情報保護委員会が意見を聴かれた場合において 当該不服申立てに 直接関連があると委員会が認めた委員は 当該不服申立ての審議に加わることができない 3 個人情報保護管理総括責任者は 必要に応じて 委員会に出席し 発言することができる ( 委員の任期 ) 第 18 条委員の任期は 2 年とする ただし 再任を妨げない 2 委員が欠けたときの後任者の任期は 前任者の残存期間とする ( 委員長および副委員長 ) 第 19 条委員会に 委員長および副委員長各 1 人を置く 2 委員長は 委員のうちから互選する 3 委員長は 委員会を招集し その議事を整理する

4 副委員長は 委員のうちから委員長が指名する 5 副委員長は 委員長を補佐し 委員長が欠けたときまたは委員長に事故あるときは その職務を行う ( 委員会の運営 ) 第 20 条委員会は 委員の過半数の出席がなければ開くことができない 2 委員会の議決は 出席委員の3 分の2 以上の同意をもって行う 3 委員会は 必要があると認めるときは 委員以外の者の出席を求め その意見を聴くことができる 4 前各項に定めるほか 委員会の運営に関する事項は 委員会においてその都度定める ( 委員会の事務 ) 第 21 条委員会の事務は 総務部法務課長が行う 第 5 章の2 情報の取扱いに関する特例 ( 特定個人情報の取扱い ) 第 21 条の2 特定個人情報 ( 行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年 5 月 31 日法律第 27 号 以下 番号法 という ) に基づいて個人に指定される番号をその内容に含む個人情報をいう ) を取り扱う場合には 次の各号を遵守しなければならない ただし 次の各号に定めがないときは 前条までの規定によるものとする 一特定個人情報の提供の依頼 収集および保管ができるのは 番号法第 19 条第 1 項各号のいずれかに該当する場合に限る 二個人番号を利用できるのは 番号法第 9 条が定める事務 ( 以下 特定個人情報関係事務 という ) を行うために必要な範囲に限る ただし 番号法第 32 条が定める場合を除く 三特定個人情報を含む個人情報ファイルを作成できるのは 特定個人情報関係事務等を処理するために必要な場合 または番号法第 19 条第 1 項第 11 号から第 14 号までに該当する場合に限る 四特定個人情報を第三者に提供できるのは 番号法第 19 条第 1 項各号のいずれかに該当する場合にK 限る 2 特定個人情報を取扱う箇所の箇所長は 特定個人情報の取扱いに関する内規を定め 個人情報保護管理総括責任者に これを報告するものとする 第 6 章雑則 ( 規程の制定 ) 第 22 条この規則の施行に必要な規程は 別に定める 附則 この規則は 2016 年 1 月 1 日から施行する