MC860dn/MC860dtn スキャン To CIFS(Windows 7 Professional) 2009.10 Rev.0.1 スキャン To CIFS は スキャンしたデータをネットワーク上の Windows PC の共有フォルダに転送する機能です 以下の操作にはコンピュータの管理者の権限が必要です 1. ユーザーの設定 (1) [ スタート ] - [ コントロールパネル ] をクリックします クラシック [ スタート ] メニューの場合は [ スタート ] - [ 設定 ] - [ コントロールパネル ] をクリックします [ ユーザーアカウントの追加または削除 ] をクリックします (2) [ 新しいアカウントの作成 ] をクリックします (3) 新しいアカウント名 ( ここでは例として FAX ) を入力し [ 標準ユーザー ] が選択されているのを確認して [ アカウントの作成 ] をクリックします Windows 7 Professional 編 1
(4) 変更するアカウントを選びます の下に 作成したアカウント FAX が表示されているので クリックします (5) [ パスワードを作成する ] をクリックします (6) [ 新しいパスワード ] 欄に設定するパスワード ( ここでは例として fax ) を入力します [ 新しいパスワードの確認 ] 欄にも同じパスワードを入力します 必要なら [ パスワードのヒントの入力 ] 欄にヒントになる単語や語句を入力します [ パスワードの作成 ] をクリックします (7) 作成したアカウント ( ここでは例として FAX ) が パスワード保護 に変更されているのを確認したら 閉じます Windows 7 Professional 編 2
2. 共有フォルダの設定 (1) コンピュータを開き スキャンしたデータを保存するフォルダを選択し 右クリックして [ 共有 ] - [ 特定のユーザー ] を選択します (2) [ ] をクリックし プルダウンメニューから追加したユーザー ( ここでは例として FAX ) を選択し [ 追加 ] をクリックします (4) 追加したユーザー ( ここでは例として FAX ) が表示されているので 右はじの [ ] をクリックし プルダウンメニューから 読み取り / 書き込み を選択して [ 共有 ] をクリックします Windows 7 Professional 編 3
(4) ユーザーのフォルダは共有されています と表示されるので [ 終了 ] をクリックします なお 共有した項目はコンピューターがスリープ状態になるとアクセスできなくなります という警告メッセージが表示されています このメッセージ部分をクリックすると右のような画面が表示されますので 適宜変更をしてください Windows 7 Professional 編 4
3. プロファイルの設定 3.1 Configuration Tool でのプロファイルの設定 ここでは Configuration Tool を使用してプロファイルの設定を行います Configuration Tool のインストール Configuration Tool への MFP の登録については ユーザーズマニュアル応用編の 6. 便利なユーティリティソフトウェア をご覧ください プロファイルの設定は Web ブラウザからも行えます 3.2 Web ブラウザでのプロファイルの設定 をご覧ください (1) Configuration Tool を起動して 登録デバイス一覧 内に表示されている MFP をクリックします (2) [User Setting] タブをクリックし [ プロファイルマネージャー ] をクリックします 管理者のパスワードを入力してください と表示されたら MC860 の管理者パスワードを入力し [OK] をクリックします 工場出荷時のパスワードは aaaaaa になっています コンピュータの管理者のパスワードではありません (3) [ 新規作成 ] アイコンをクリックします (4) [ プロファイル名 ] [ プロトコル ] などを入力し [OK] をクリックします [ 詳細表示 ] をクリックすると より詳細な設定も可能です Windows 7 Professional 編 5
プロファイル名 : 登録するプロファイルに名前をつけます ( 最大半角 16 文字 全角 8 文字 ) ( ここでは例として CIFS(PC01) ) プロトコル : CIFS を選択します 通信の暗号化 : プロトコルに暗号化を使用するかを選択します CIFS の場合は設定できません ポート番号 : [ プロトコル ] と [ 通信の暗号化 ] の設定により自動的に切り替わります 対象 URL(file) : 保存先のコンピュータ名と共有名を入力します \ は半角で入力します ( ここでは例として手順 2 で作成した共有フォルダ \\PC01\FAX 受信 ) DNS( ドメインネームサーバー ) がない環境でご使用の場合は コンピュータ名の代わりに IP アドレスを指定してください ( 例 :\\192.168.101.162\FAX 受信 ) ユーザ名 : 対象 URL にアクセスするユーザー名を入力します ( 最大半角英数字 32 文字 日本語使用不可 ) ( ここでは例として手順 1 で作成したユーザー FAX ) パスワード : 対象 URL にアクセスするユーザーのパスワードを入力します ( 最大半角英数字 32 文字 日本語使用不可 ) ( ここでは例として手順 1 で作成したユーザー FAX のパスワード fax ) ファイル名 : 保存するファイル名を入力します ( 最大半角 64 文字 全角 32 文字 ) ファイル名の最後に拡張子 #n を付けると 送信されたファイル名の最後に自動的に連番が付されます ファイル名の最後に拡張子 #d を付けると 送信されたファイル名の最後に自動的に日付が付与されます ファイル名に #n や #d を指定した場合の詳細は以下の通りです #n を指定した場合 :00000 ~ 99999 の 5 桁の連番 #d を指定した場合 : ファイル作成日時 yymmddhhmmss の 12 桁の数字 yy : 作成した年 ( 西暦の下 2 桁 ) mm : 作成した月 (01 ~ 12) dd : 作成した日 (01 ~ 31) hh : 作成した時 (00 ~ 23) mm : 作成した分 (00 ~ 59) ss : 作成した秒 (00 ~ 59) ファイル作成日時は MC860 のタイマーの値となります ファイル名の指定例 ( ファイル形式が PDF の場合 ) Data#n と指定した場合 Data00000.pdf Data00001.pdf などのファイル名で保存されます File#d と指定した場合 File090715185045.pdf などのファイル名で保存されます Scan と指定した場合最初は Scan.pdf が作成され その後は Scan#d.pdf という形式のファイル名で保存されます #d は上記を参照してください 無指定の場合最初は Image.pdf が作成され その後は Image#d.pdf という形式のファイル名で保存されます #d は上記を参照してください ご注意プロファイルに登録されているファイル名は スキャン To CIFS/FTP/HTTP を実行する時に適用されます これらのファイル名が指定されたプロファイルを使用して自動配信を行った場合には 上記のファイル名称は適用されません 自動配信時のファイル名称は yymmddhhmmss_xxxxxxxx.pdf という固定の形式になります yymmddhhmmss の部分は上記の #d のファイル作成日時で _xxxxxxxx の部分は他のファイル名と重複しないように 8 桁の英数字 ( 無意味な値 ) を付加しています (5) [ デバイスへ保存 ] をクリックします Windows 7 Professional 編 6
3.2 Web ブラウザでのプロファイルの設定 (1) Web ブラウザを起動して MC860 の IP アドレスを入力して [Enter] キーを押します (2) [ 管理者のログイン ] をクリックします (3) [ ユーザ名 ] に admin または root [ パスワード ] に現在のパスワードを入力し [OK] をクリックします 工場出荷時のパスワードは aaaaaa です (4) [ スキップ ] をクリックします (5) [ プロファイル ] をクリックします Windows 7 Professional 編 7
(6) [ 新規作成 ] をクリックします (7) [ プロファイル名 ] [ プロトコル ] などを入力し 画面を下にスクロールして [ 送信 ] をクリックします [ ファイル名 ] 以下の項目は詳細な設定項目ですので 必要に応じて設定してください プロファイル名 : 登録するプロファイルに名前をつけます ( 最大半角 16 文字 全角 8 文字 ) ( ここでは例として CIFS(PC01) ) プロトコル : CIFS を選択します 通信の暗号化 : プロトコルに暗号化を使用するかを選択します CIFS の場合は設定できません ポート番号 : [ プロトコル ] と [ 通信の暗号化 ] の設定により自動的に切り替わります 対象 URL : 保存先のコンピュータ名と共有名を入力します \ は半角で入力します ( ここでは例として手順 2 で作成した共有フォルダ \\PC01\FAX 受信 ) DNS( ドメインネームサーバー ) がない環境でご使用の場合は コンピュータ名の代わりに IP アドレスを指定してください ( 例 :\\192.168.101.162\FAX 受信 ) ユーザ名 : 対象 URL にアクセスするユーザー名を入力します ( 最大半角英数字 32 文字 日本語使用不可 ) ( ここでは例として手順 1 で作成したユーザー FAX ) パスワード : 対象 URL にアクセスするユーザーのパスワードを入力します ( 最大半角英数字 32 文字 日本語使用不可 ) ( ここでは例として手順 1 で作成したユーザー FAX のパスワード fax ) ファイル名 : 保存するファイル名を入力します ( 最大半角 64 文字 全角 32 文字 ) ファイル名の最後に拡張子 #n を付けると 送信されたファイル名の最後に自動的に連番が付されます ファイル名の最後に拡張子 #d を付けると 送信されたファイル名の最後に自動的に日付が付与されます ファイル名についての詳細は 6 ページを参照してください Windows 7 Professional 編 8
4. スキャン To ネットワーク PC (1) 原稿をセットし 操作パネルの < スキャナ > キーを押します (2) [ ネットワーク PC] アイコンを押します (3) 登録した [ プロファイル ] を選択します (4) スキャンできます と表示されたのを確認し カラーまたはモノクロの < スタート > キーを押します Windows 7 Professional 編 9
エラーメッセージと対処方法 エラーメッセージ 原 因 確認事項 DNS 設定を確認してください < ストップ > キーを押してください プロファイルの URL 指定でコンプロファイルの設定を確認してください ピュータ名が間違っている場合 DNS がない場合 プロファイルの URL 指定で コンピュータ名では なく IP アドレスを指定してください Windows ファイアウォールで[ コントロールパネル ]- [ セキュリティセンター ] ファイルとプリンタの共有 サー -[Windows ファイアウォール ] を開き [ 例外 ] ビスが許可されていない場合 タブに ファイルとプリンタの共有 が存在し サーバ設定を確認してください Windows ファイアウォールで TCP チェックが入っていることを確認します < ストップ > キーを押してください 445 が許可されていない場合 ファイルとプリンタの共有 を選択し[ 編集 ] をクリックします TCP 445 が存在し チェックが入っていることを確認します サーバログイン失敗 プロファイルのパスワードが間コンピュータに設定したパスワードと プロファイ < ストップ > キーを押してください 違っている場合 ルに設定したパスワードが一致しているか確認してください ファイル書き込み失敗 < ストップ > キーを押してください 共有名を確認してください < ストップ > キーを押してください プロファイルのユーザー名が間違っている場合 コンピュータに設定したパスワードと プロファイルに設定したパスワードが一致しているか確認してください 共有フォルダに書き込み許可が設フォルダの共有設定を確認してください 定されていない場合プロファイルの URL 指定でフォ共有フォルダの名称と プロファイルの設定が一致ルダの共有名が間違っている場合しているか確認してください Windows 7 Professional 編 10