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Page 2 of 15 目次 : 1. 紹介 3 ページ 2. HddSurgery ヘッド交換ツール 4 ページ 3. サポートモデル 5 ページ 4. ヘッド交換の手順 (10 steps) Step 1 - ツールの取り扱い 6 ページ Step 2 - アームにツールを設置する 7 ページ Step 3 - ヘッドリフト Step 4 - ツールの固定 Step 5 - ヘッドの移動 Step 6 - ヘッドの分離 8 ページ 9 ページ 10 ページ 11 ページ Step 7 障害ドライブにヘッドを設置する 12 ページ Step 8 - ピンの取り外し Step 9 - ツールの移動 13 ページ 14 ページ Step 10 - ツールの取り外し 15 ページ

Page 3 of 15 1. 紹介 このガイドは 弊社ツールの使用方法に関する簡易マニュアルです このガイドでは 使用者がデータ復旧経験を有する上級者であることを想定してい ますので 初心者向けの教育には適しておりません このツールを使用するには 適切なソフトウェアのサポートが必要です ACE Lab Salvation Data Copy-r などの 十分に実績のあるメーカーの製品を使用することをお 勧めします HddSurgery TM ツールがなくてもデータ復旧作業は可能ですし 場合によっ ては一般的なヘッド交換方法でも十分です HddSurgery TM が開発された目的は 故障ドライブのヘッド交換作業の安全性を保証することです HddSurgery TM ツールを使用すれば 読み込み 書き込みヘッドとプラッターの接触を防ぐことができます 正しい教育を受けることで 高度なデータ復旧作業も可能になります 経験豊富な専門家は このツールがなくても復旧作業ができますが このツールを使用することによって より高い安全性を得ることができます 接触しないとは 故障ドライブからヘッドを取り外し ドナーに取り付ける時 ヘッドとヘッドの接触 ヘッドとプラッターが接触しないという意味です 古い方法では接触する場合があり 物理損傷があるドライブの場合には 特に接触する可能性が高くなります HddSurgery TM は このツールを通じて発生する損傷に関して責任を負いません HddSurgery TM は ドライブのデータ損傷に関して責任を負いません

Page 4 of 15 2.HddSurgery ヘッド交換ツール Seagate ハードドライブは プラッター上にヘッドをパーキングするタイプです ドライブの電源を切ると ヘッドが安全な表面へ移動します ヘッドがパーキングゾーンに存在する場合 ドライブがモーターを必要なスピードで回転させることができます Seagate ハードドライブのヘッドを交換するには ヘッドがデータエリアと接触しないように ヘッドをプラッター外部へ移動させる必要があります ドナーヘッドを設置する時は ヘッドをデータエリアと接触させないよう注意しながら ヘッドをパーキングエリアまで移動させます この場合 2 種類の接触 ( ヘッドとプラッターの接触及びヘッドとヘッドの接触 ) に注意します 接触が起きると プラッターやヘッドに損傷が発生してしまいます HddSurgery TM ヘッド交換ツールの目的は ヘッドがプラッターのデータエ リアを安全に移動するようにすることと 不必要な接触を防ぐことです HDDS Sea 7200.12/.11/.10+ p1 Set このヘッド交換ツールは 1 枚のプラッターで構成されている Seagate 7200.12/7200.11/7200.10/SV35.5/LP/Maxtor DiamondMax 23/ Diamond Max 22/ DiamondMax 21 のヘッド交換作業用です 全ての作業段階で ヘッドとプラッターが接触する可能性はありません ヘッドは データのないエリアからリフトされて プラッターの上を安全に移動します 分解したヘッ ドをドナードライブに設置する時も同様です

Page 5 of 15 3. サポートモデル HDDS Sea 7200.12/.11/.10+ p1 (1 プラッター, 2 ヘッド ) SATA ATA ST750DM003 ST3320613AS ST380811AS ST3160815A ST500DM002 ST3320813AS ST380211AS ST3160215A ST320DM000 ST3250410AS ST3402111AS ST3500410SV ST3250310AS STM3160215A ST3500410AS ST3160815AS STM3160815AS ST3500413AS ST3160215AS STM3500418AS ST3500418AS ST3160811AS STM3320418AS ST3320413AS ST3160211AS STM3320614AS ST3320418AS ST3120811AS STM3250310AS ST3500412AS ST3120211AS STM3160215AS HDDS Sea 7200.12/.11/.10+ p1 (1 プラッター, 1 ヘッド ) SATA ATA ST3250312AS ST3160813AS STM3250318AS ST380215A ST3250318AS ST380815AS STM3160318AS ST3160316AS ST380215AS STM3160813AS STM380215A ST3160318AS STM380815AS STM380215AS

Page 6 of 15 4. ヘッド交換の手順 Step 1 ツールの取り扱い 本ツールを使用しない時は 損傷を防ぐために木箱に保管して下さい ツールを木箱から取り出す時には 必ずハンドルを持って下さい ヘッドリフトパーツには触らないで下さい ハードドライブのプラッターは汚れに弱いので ツールを使用する前によく掃除して下さい 綿とアルコールで掃除をします リフトパーツを掃除する時は 特に注意して下さい 図 1. ( ツールの扱い方 )

Page 7 of 15 Step 2 - アームにツールを設置する ケーブルコンタクトを固定しているネジを外します それから コンタクトを引き出します 引き出す力が強すぎると コンタクトが飛び出してプラッターを傷つける場合もありますので コンタクトをしっかりと握った状態で引き出して下さい ツールをホール中央に固定し ネジを上から入れて固定します 図 2. ( ツールの設置 ) ツールがプラッターに接触しないように作業を行います!!! 重要!!! ツールの正確な高度を守るために ネジをしっかりと締めて下さい Step 3 - ヘッドリフト

Page 8 of 15 ツールの先端を水平方向に動かして プラッターの上を移動させます ツールの構造によって 弱い力でもヘッドがしっかりとリフトアップされます 強い力が必要な場合は ツールの位置が正しくない可能性や そのまま作業することによって HDA に損傷が発生する可能性があります 可能な限りツールを奥まで移動させます 図 3. ( ヘッドリフト ) Step 4 - ツールの固定

Page 9 of 15 ツールのハンドル部の近くに穴があります その穴がアクチュエーターアー ムの穴と一致するまで ツールを移動させます その後 ピンを入れてツールを最 終的に固定します しかし 1 ヘッドのハードドライブは アクチュエーターアームに穴がありま せんので この段階をスキップして下さい ツールがピンによって固定されないタ イプですから 後の作業でヘッドがツールを離脱しないように注意して下さい 図 4. ( ツールの固定 )!!! 重要!!! ツールがアクチュエーターアームに確実に固定されないと ツールを外す時にヘッドが抜ける可能性があります Step 5 - ヘッドの移動 ツールをプラッターの外部へ移動させます

Page 10 of 15 図 5a. ( プラッターの外側にヘッドを固定したツールを移動させる ) させます 1 ヘッドのハードドライブの場合は アーム後部を持ちながらヘッドを移動 図 5b. ( プラッター外部にツールとヘッドを移動させる ) Step 6 - ヘッドの分離

Page 11 of 15 ドライバーを使用してネジを取り出します この時 手でツールをプラッター外部へ固定したままドライバーを左側へ回転させて下さい ヘッドが 1 つの場合は ヘッドがツールから離脱しないように注意して下さい 図 6. ( ヘッドの分離 ) Step 7 障害ドライブにヘッドを設置する

Page 12 of 15 ドナーから外したヘッドを 障害ドライブに設置します ミスを防ぐために ネジをしっかりと回して固定します この作業は ツールの高度を守るために必要 な作業です ネジを右側へ回します い ヘッドが 1 つの場合は ヘッドがツールから離脱しないように注意して下さ 図 7. ( ヘッドの設置 ) 水平方向へ力を入れて ヘッドをプラッターの中央へ移動させます Step 8 固定ピンの取り外し ヘッドをパーキングゾーンまで移動させた後 ピンを外します

Page 13 of 15 図 8. ( ピンを取り外す )

Page 14 of 15 Step 9 - ツールの移動 水平方向へ力を入れて ツールをプラッターの外部へ移動させます!!! 重要!!! ツールを移動させるとき ヘッドの移動を防止するために残りの手でアーム 端部 ( 磁気コイル側 ) を固定して下さい 図 9. ( ツールをプラッターの外に移動させる )

Page 15 of 15 Step 10 - ツールの取り外し ネジを外してツールを取り外します ネジを緩める際には 補助ツールを使用しま す 図 10. ( アシストツールを使用してのツールの取り外し ) ディスクの蓋を閉めて PCB を装着し ドライブを組み立てます 製品詳細ついては こちらをご覧下さい http:// YouTube で 製品の使用方法を説明した動画をご覧頂くことができます