SDS (Software Defined Storage) で実現するストレージの革新ストレージハイパーバイザーで仮想環境を最適化 DataCore Software KK 2013/07/23
データコア ソフトウェアについて 1998 DataCore Software Corporation 設立フロリダ州フォートローダーデール 2000 2001 SANsymphony 5.1 リリース :Thin Provisioning をサポート データコア ソフトウェア株式会社設立東京都千代田区 2005 SANmelody 2.0 リリース :OEM からソフトウェアとソリューションへ 2009 SANsymphony 7.0 / SANmelody 3.0 リリース :1TB キャッシュ 1PB 仮想ディスクをサポート 2011 初のストレージハイパーバイザー SANsymphony -V R8.0 リリース 2012 SANsymphony -V R9.0 リリース 2
ストレージハイパーバイザー SANsymphony -V ストレージハイパーバイザーとして動作する 真の Software Defined Storage 2011 年 2 月 R8.0 2012 年 7 月 R9.0 2011 年 8 月 R8.1 2013 年 6 月 R9.0.3 1 汎用ハードウェアとソフトウェアで 仮想化されたストレージ環境を構成 2 仮想のストレージデバイス ( 仮想ディスク ) を定義し ホスト OS に提供 3 ハードウェアのあらゆる制約からストレージの運用を解放し ストレージインフラに柔軟性 俊敏性 可搬性を提供 3
Software Defined Storage (SDS) 管理 / 自動化 / レポーティング / 分析 プールとプロビジョニング スケールアウトとキャッシュ 必要なインターフェースに変換 機種の違いを超えた機能を提供 仮想ディスクによる継続的な運用 最適な場所にデータを配置 Software Defined Storage = ハードウェアの抽象化 ハードウェア ( 機種 ) 固有の制約 容量 性能インターフェース機能ライフサイクルロケーション 4
ストレージ運用に潜む課題 ハードウェアの価値 データの価値 導入期運用期入替期 不確定な予測で機器選定過剰投資やスペック不足のリスク 早いサイクルで要件が変化ハードウェアによる機能や運用上の制約 ハードウェアに依存した可用性障害やメンテナンスによる I/O 停止 製品の EOL や EOS 運用状況と無関係のライフサイクルによる制約 システム毎の要件複数ストレージのサイロ化 ハードウェアに依存した拡張性ハードウェアによる性能や容量の制約 避けられない入替とデータ移行移行のための停止やデータ移行のリスク 5
ハードウェアの制約を無くすには 運用 管理 ( ソフトウェア ) リソースと運用 管理の分離 ハードウェアの制約を受けない運用 管理の実現 運用 管理 ( ソフトウェア ) ストレージリソース ( ハードウェア ) 安価で高性能なコモディティハードウェアの有効活用 互換性を気にせず最適なリソースを利用 ハードウェアを越えたインフラの可搬性と可用性 Software Defined Storage が必要 6
ストレージハイパーバイザーによる管理 仮想ディスクによるデータ管理 ( カプセル化 ) メーカや機種を越えてデータをハンドル ( 可搬性 ) ライフサイクルの制約を受けない継続的な運用 ストレージハイパーバイザー 各サーバの要件に沿った仮想ディスクを提供 リソース管理 キャッシュ性能管理 データ二重化 I/O 無停止耐障害性 バックアップ BCP/DR 様々なストレージリソースをプール化し共有 ( 集約 ) リソースや I/O 性能を最適化 メーカ 機種 ライフサイクルを越えたデータ管理 容量 性能 コストで最適なリソースを選択 PCI-e 直結高速 SSD 高機能 SAN ストレージ ローエンド DAS / SAN サーバ内蔵 HDD クラウドストレージ 最適なリソース上にデータを配置 7
SANsymphony -V の特徴 ソフトウェア製品 (1998 年から Software Defined Storage) 成熟した製品 ( 第 9 世代目の仮想化プラットフォーム 製品の継続性 ) 非常にオープンな仕組みで ハードウェアの制約がほとんど無い ハードウェアライフサイクルを越えた インフラの継続性を提供 汎用的なハードウェアとソフトウェアのみでストレージインフラを構成可能 ( 要件に沿った 自由な構成が可能 ) 完全な無停止環境を提供 ( 国内では最長 9 年間無停止で継続中 ) 単一製品で 数 TB から PB を越えるインフラに対応可能 ハイエンドストレージと同等の機能を提供し 高度なソリューションをハードウェアの制約なく実装可能 大容量データの管理 パフォーマンスコントロール コストの最適化が容易 汎用的なブロックストレージとして OS / アプリケーション問わず同一の仕組みを提供
DataCore サーバ ( ストレージ仮想化コントローラ ) DataCore サーバ ストレージハイパーバイザーとして デバイスを越えた管理を実現 Windows のフルインストール もしくはコアインストール 安価で高性能な IA サーバをプラットフォームとして採用 CPU 高速な CPU による高速な I/O 処理 メモリ 安価なメモリをキャッシュとして利用搭載メモリの最大 80% を割り当て SCSI インターフェース FC / iscsi のチャネルを自由に構成 FC HBA / NIC / HCA などにより構成 最もパワフルかつ汎用的な仮想化コントローラ 要件に応じたサイジング 柔軟な拡張性の提供 新しい技術をすぐに取り込めるオープンなインフラ 仮想マシン上でも動作 9
一般的な構成例 Blade Servers Virtual Servers Physical Servers Host (App Servers) FC もしくは iscsi で接続 エージェントレス マルチパス構成 仮想ディスク (vdisk) 物理層の影響を受けない運用 Sync Mirroring (HA) DataCore サーバ ( ストレージハイパーバイザー ) HA 構成で無停止運用 最大 1TB/Node のキャッシュ HW を超えた運用 管理 仮想ディスクプール 物理層制約を吸収 柔軟なリソース管理 Storage ( 物理リソース ) 機種の仕様やライフサイクルによる制約は無し 性能 容量 コストで選定 10
ストレージリソースの抽象化 ( オープンな接続性 ) DataCore サーバ vdisk Pool Windows vdisk ( 仮想インスタンス ) ハードウェアの制約を受けない 仮想のストレージデバイスとしてホスト OS へ提供 物理層の影響を受けない運用 Pool ( ストレージリソースの抽象化 ) Raw ディスクのまま仮想ディスクプールを構成 メーカや機種の違いを吸収し 単なるストレージリソースとして利用 Windows OS ( リソース認識 ) Windows OS が認識したストレージの物理リソースを利用 認識にのみ Windows を利用し I/O は Windows を経由せずブロックで実行 Storage ( 物理リソース ) RAID RAID それぞれのストレージで個別に RAID 構成を実施 ボリュームを切り出し DataCore サーバに提供 11
ハードウェアの制約を受けない機能 12
SANsymphony -V と VDI ストレージハイパーバイザーで VDI のストレージ環境を最適化
仮想環境におけるストレージの課題 I/O 停止ストレージの停止による影響は大 I/O 性能集約による I/O の集中とボトルネック 拡張性スモールスタートと柔軟な拡張 コストストレージコストの最適化 = ストレージのスペック 選定した機種に依存 14
仮想環境にストレージハイパーバイザーを 汎用 HW+SW コストの最適化 完全な冗長化 I/O の無停止 柔軟な拡張性スモールスタートと無駄のない拡張 I/O の応答性能 UP 最大 1TB の大容量キャッシュ Flash/SSD の有効活用仮想ディスクプールと自動階層化 豊富な実績多くの仮想化製品との実績 15
Software Defined Infrastructure IA サーバ 仮想化ソフトウェア ソフトウェアで定義されたインフラストラクチャ 汎用ハードウェアと仮想化ソフトウェアでインフラ全体を定義 ハードウェアの制約を受けない インフラ運用を実現 ( ハードウェアの抽象化 ) 統合されたリソースプールとプロビジョニング 各リソースをプール化し 仮想のインフラで共有 ( リソースの有効活用 ) 必要に応じたリソースのプロビジョニング Virtual Desktop Infrastructure Virtual Server Infrastructure Software Defined Infrastructure Virtual Storage Infrastructure インフラの継続性 ソフトウェアによるハードウェアライフサイクルの影響を受けない 継続的なインフラ運用を実現 リプレースや構成変更の影響を受けないインフラ運用を実現 16
完全な冗長性と信頼性の高い I/O DataCore サーバ Host (App Servers) 2. Sync Cache Mirror Path 5. Write I/O 5. Write I/O Block I/O 3. ACK Block I/O Raw Disk 完全に二重化された I/O (HA 同期ミラー ) 2 台の DataCore サーバ間でデータをブロックレベルで完全に同期 Active / Active で動作 マルチパスドライバと連携で 別々のノード間での Failover を実現 単一障害点をなくし メンテナンスや構成変更を含めた完全な無停止環境を実現 1. 優先 DataCore サーバ側へ書き込み I/O 2. ミラーパス間でキャッシュを同期 3. ミラーパス間で I/O をコミット 4. ホスト OS に対して I/O をコミット 5. それぞれの物理リソースへ書き込み 完全なブロック I/O (Raw Disk) プール内の物理リソースは Windows の管理下には置かず Raw ディスクのまま利用 完全なブロックアクセスで信頼性の高い I/O を提供 仮想ディスクプールのカタログ情報 仮想ディスクプール内の複数リソース上に同一のカタログ情報を保持 仮想ディスクプールの定義や 物理リソースの割り当て情報の保護 17
スモールスタートと柔軟な拡張性 ライブマイグレーション ライブマイグレーション 共有化ミラーリング システム領域 システム領域 仮想ディスク領域 仮想ディスク領域 Softbank BB 専用ライセンス 仮想ディスク領域 共有化ミラーリング 仮想ディスク領域 仮想マシン上の共有ストレージ 仮想マシン上に DataCore サーバを定義 iscsi の共有ストレージとして内蔵 HDD を共有し 高機能とスモールスタートを両立 仮想マシン専用ライセンス SANsymphony-V Essentials 10 数 VDI 100VDI 程度の規模に最適 物理環境上の共有ストレージとして移行 既存のライセンスをアップグレードし 必要な HW およびリソースを加える事で 物理環境上の共有ストレージへ移行が可能 それまでの投資を無駄にせず 簡単により大規模な仮想環境への対応が可能に 18
I/O パフォーマンスの向上 最大 1TB のキャッシュ 最大 1TB のキャッシュ 大容量キャッシュによるレスポンス向上 DataCore あたり最大 1TB の大容量キャッシュを提供 Read / Write I/O のレスポンスを向上 仮想ディスク単位で Write キャッシュの無効設定も可能 CPU や SCSI ポートの増設 足りないリソースを自由に追加 高性能な CPU で I/O 処理 マルチスレッティングの強化 (R9.0.2) ポート増設で 簡単に帯域拡張 SCSI ポートの増設や より高帯域なインターフェースへの変更が容易 I/O Request Pool を使った I/O の分散 I/O Request Pool を使った I/O の分散 仮想ディスクプールによる I/O 分散 仮想ディスクプール内の物理リソース間で I/O を分散 物理リソースの設計によって ストレージコントローラ RAID グループ LUN HDD の各レベルで I/O 分散が可能 オンラインの仮想ディスクプールの拡張で I/O 性能もスケールアウト 仮想ディスクプール内に I/O 遅延のしきい値設定が可能 (3 段階 ) 19
Flash/SSD との高い親和性 PCIe Flash PCIe Flash PCIe Flash SAS/SATA SAS/SATA I/Oの高速化 シングルポイント 高コスト サーバが占有 I/Oの高速化 完全な冗長化 自動階層化 FCによる共有 より高速な PCIe Flash デバイスを有効活用 SANsymphony-V のリソースとして活用する事で より高い付加価値を提供 DataCore サーバによるオーバヘッドは最小に より高度な活用が可能に PCIe Flash デバイスを完全に冗長化 Sync Mirroring(HA) 機能との連携で PCIe Flash デバイスを完全冗長化 PCIe Flash デバイスを複数サーバで共有 リソースプールから仮想ディスクとして切り出す事で 複数サーバから共有が可能 VDI のホットスポットを解消 PCIe Flash デバイスを階層化 Automated Storage Tiering(AST) 機能と連携する事で SATA や SAS リソースとの自動階層化も可能 性能とコストのバランスを最適化 20
仮想環境におけるストレージの課題を解消! I/O 停止ストレージの停止による影響は大 I/O 性能集約による I/O の集中とボトルネック 拡張性スモールスタートと柔軟な拡張 コストストレージコストの最適化 I/O 無停止ストレージの完全な二重化を提供 I/O 性能 Up 大容量キャッシュと Flash/SSD の活用 拡張性 Up HW の制約のない拡張性 コスト Down 汎用 HW の活用と投資の改善 21
SANsymphony -V Test & Information 評価方法やその他の情報について
SANsymphony -V の評価 Test Drive http://www.datacore.com/software/closer-look/software-downloads.aspx 誰でも いつでも使えるオンラインのデモ環境 Internet Explorer 経由で配布されたデモ環境 3 台を 1 時間利用可能 都度登録が必要 ( 回数の制限はなし ) 機能や操作性の評価や デモなどに利用可能 評価項目 評価の可否 GUI / 操作性の確認 パフォーマンス評価 Virtual Disk Pool / Thin Provisioning Snapshot / CDP Sync Mirroring (HA) Automated Storage Tiering Async Remote Replication Fibre Channel Connection 物理的に大きな容量を必要とする評価 23
SANsymphony -V の評価 評価版 http://www.datacore.com/software/closer-look/software-downloads.aspx ダウンロードした評価版は トライアルコードで 30 日間の評価が可能 ディストリビュータやパートナーに依頼する事で 評価ライセンスを提供 評価ライセンスは 2 回の延長 最長計 90 日間の評価までカバー 評価項目 評価の可否 GUI / 操作性の確認 パフォーマンス評価 ( 構成次第 ) Virtual Disk Pool / Thin Provisioning Snapshot / CDP Sync Mirroring (HA) Automated Storage Tiering Async Remote Replication Fibre Channel Connection 物理的に大きな容量を必要とする評価 ( 構成次第 ) 24
その他の情報 ( リンク ) DataCore Software Corporation データコア ソフトウェア株式会社 国内認定パートナー一覧ディストリビュータおよび販売パートナー テクニカルサポートホーム 各製品の動作適合リスト (Qualified List) ホスト OS や構成ごとの技術情報 (Technical Bulletins) http://www.datacore.com http://japan.datacore.com http://www.datacore.com/partners/find-solution-providers/asia-and- Pacific/japan.aspx http://datacore.custhelp.com/ http://datacore.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/283/session/l3rpbwu vmtm1nti3ntiwnc9zawqvx0c2t3n3zgw%3d http://datacore.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/578/session/l3rpbwu vmtm1nti3ntiwnc9zawqvx0c2t3n3zgw%3d 25
お問い合わせ先 データコア ソフトウェア株式会社 101-0021 東京都千代田区外神田 6-14-7 秋葉原トーセイビル 5F TEL: 03-6695-7013 / FAX: 03-6695-7140 e-mail: datacore-japan-sales@datacore.com DataCore DataCore ロゴ Powered by DataCore ROI Street Smarts SANsymphony SANmelody SANmaestro UpTempo SANcentral SANcollege および SANvantage は DataCore Software Corporation の商標または登録商標です ここで参照されるその他の DataCore 製品 サービス名 およびロゴは DataCore Software Corporation の商標です ここに記載されているその他すべての製品 サービス および会社名は 各社の商標です