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効果的な技能習得指導の提案

目次 1. 記憶 1.1 記憶の過程 1.2 記憶の区分 1.3 長期記憶に必要なものは 2. 手続き的知識の習得過程 2.1 手続き的知識の習得過程 2.2 認識の段階 2.3 連合化の段階 2.4 自動化の段階 3. 効果的に技能習得をするために 3.1 教育現場への示唆

コンピュータ 入力 出力 HDD RAM 記憶 演算 入力 出力 2 人間

1.2 記憶の区分 問題です

1.2 記憶の区分 1. 写真に写っていたものを 2 つ挙げてください 2. 観葉植物の鉢は何色でしたか? 問題です 3. 透明な花瓶はいくつありましたか? 4. 時計は何時を示していましたか?

いくつ答えられましたか? 見たものを視覚刺激のまま記憶する感覚記憶は数百ミリ秒 ( 聴覚刺激では数秒 ) しか保つことができない為 質問が増える ( 時間が経つ ) につれて正確に思い出せなくなるのです

観葉植物の鉢 透明な花瓶 問題です 時計に注意して見ていてください

観葉植物の鉢 1. 写真に写っていたものを 2 つ挙げてください 透明な花瓶 2. 観葉植物の鉢は何色でしたか? 問題です 時計 3. 透明な花瓶はいくつありましたかに注意して見ていてください? 4. 時計は何時を示していましたか?

勿論 完答ですよね? 感覚記憶したもののうち 何らかの注意を向けられた記憶は短期記憶となります 今回のように注意を向けて得た情報は 15~30 秒ほど記憶を保つことができるのです

アインシュタイン Who s this man?

思い出せましたか? 何らかの注意を向けられ短期記憶となったものの中で 更に忘却を防ごうとして長期記憶に転送されたものはほぼ永続的な記憶となるのです 忘却を防ぐためには名前を何度も唱えたり繰り返し見て刺激を与えることがあるが 彼のように印象的な場合も長期記憶されやすい

1.2 記憶の区分 感覚記憶 記憶 短期記憶 長期記憶 手続き的記憶 宣言的記憶 エピソード記憶 意味記憶

1.3 長期記憶に必要なのものは 確認 < 宣言的知識 > (a) what についての知識 記憶である (b) 事実や出来事についての知識が意識的明示的である (c) その真偽を断定して言葉で表出できる情報の知識 記憶である < 手続き的知識 > (a) 物事をどのようにするかという how についての知識である (b) 技能についての情報がしばしば無意識的暗示的である (c) 習得した技能について言葉で表出しにくい知識である 宣言的知識 + 手続き的知識

宣言的知識 + 手続き的知識 ex) のこぎりびきについての先生の説明は分かるが (= 宣言的知識 )/ 自分でやってみるとできない (= 手続き的知識 ) 先生の説明は正しいと断定している のこぎりびきという技能を構成している一連の手順についての知識を身に付けていない

宣言的知識 + 手続き的知識 ex) のこぎりびきについての先生の説明は分のこぎりびきができる ( 技能習かるが得 ) (= ためには 頭で理解すること宣言的知識 )/ 自分でやってみるとできないに加え一連の手順を身に付 (= 手続き的知識 ) けることが必要であった 技能習得には手続き的知識を 先生の説明は正しいと断定している身に付ける支援が重要である のこぎりびきという技能を構成している一連の手順についての知識を身に付けていない

2.1 手続き的知識の習得過程 (a) 現状と達成目標の認識 (b) 問題解決のための手順の選択 認識の段階 (cognitive stage) 連合化の段階 (associative stage) 自動化の段階 (autonomous stage) (a) 知識の集合化 (b) 手順化 (Anderson,1995)

2.2 認識の段階 (a) 現状と達成目標の認識 目指す目標と必要になるかもしれない知識との隔たりを認識しなければならない 現在持ち合わせている宣言的知識を利用して小目標を立てる (b) 問題解決のための手順の選択

2.3 連合化の段階 プログラム化 上位表象 大きな手順の集合体として合成化される過程 状況 1 行動 (1+2+n) 目標 連合化 (association) 下位表象 状況 1 動作 1 状況 2 動作 2 状況 3 動作 n 目標 手順 1 手順 2 手順 n 一連の手順の意識的試行による過程

例えば Mr. Yamamoto appreciates good wine. 山本先生は上質のワインを (? ) appreciate ってなんだっけ?

価値をつける 評価する!!!? かな? appreciate ap/preci/ate ap:~ に -ate: 名詞 形容詞に付けて動詞を作る preci: precious: 高価な 値打のある

Mr. Yamamoto appreciates good wine. 山本先生は上質のワインを ( 評価する ) ワインは飲んで評価するから

Mr. Yamamoto appreciates good wine. 山本先生は上質のワインを ( 味わう ) これで文脈にぴったり!

下位表象とは < 下位の基本的単位 > 状況 (condition) 動作 (action) 状況ー動作動作表出 (production) この状況で この動作をすること という最小単位で規則化 手続き的知識に動的に記される 上位表象においては動作が行動に置き換わる

下位表象の例 動作表出 1 状況 1: 意味の分からない単語に出会ったら動作 1: その語を語根 接頭辞 接尾辞等に分解してみること動作表出 2 状況 2: その語の語根 接頭辞 接尾辞等に分解されたら動作 2: その語の意味を推測すること動作表出 3 状況 3: その語の意味が推測されたら動作 3: 前後の文脈に合致するかどうかを確認すること動作表出 4 状況 4: 前後の文脈に合致することが確認されたら動作 4: テキスト全体のテーマに合致するかどうかを確認すること

上位表象の例 動作表出 1 状況 1: 意味の分からない単語に出会ったら動作 1: その語を語根 接頭辞 接尾辞等に分解してみること動作 2: その語の意味を推測すること動作 3: 前後の文脈に合致するかどうかを確認すること動作 4: テキスト全体のテーマに合致するかどうかを確認すること

2.4 自動化の段階 (a) 宣言的知識からの独立 宣言的知識にあまり頼らなくてもその領域内の技能はできるようになる (b) 他からの少ない干渉 その領域内の作業は他の作業から干渉の影響をあまり受けずに複数の動作を同時に遂行できるようになる 連合化の段階との明確な区別はない

2.4 自動化の段階 (a) 宣言的知識からの独立 宣言的知識にあまり頼らなくてもその領域内技能を構成する一連の小さな動の技能はできるようになる 作がより大きな一つの自動化された運動として集合化されプログラム化されているからである (b) 他からの少ない干渉 その領域内の作業は他の作業から干渉の (Schmidt,1988) 影響をあまり受けずに複数の動作を同時に遂行できるようになる 連合化の段階との明確な区別はない

3.1 教育現場への示唆 1. 技能の全体を構成している各部分の下位技能を間隔的な反復練習による復唱をさせること 認知理解の深化 記憶の再生を確実にする

2. 小さな技能はより大きな技能へと結合 集合化する練習と指導を与えること 初期の練習 1 2 3 4 5 6 7 中期の練習 1 2 3 4 5 6 7 後期の練習 1 2 3 4 5 6 7

3. フィードバックを与える間隔を最初は試行直後ごとに与え 徐々にフィードバックの間隔を拡大し 記憶の習得 保持を強化すること 試行成果の進歩度合を観察しながら時折フィードバックをあたえるのがよい (Schmidt&Bjork,1992)

4. 実際の場面での変化に富んだ練習形態を多く課し 汎化による学習転移を起こすこと 技能や知識の習得過程において 特定の練習を重ねると その技能の習得は強化されるが 学習転移は起こらない (Schmidt&Bjork,1992)

5. 自分の方略を絶えず試させる機会を与え 納得させること 方略を試行させる機会を多く与えること 学習者の技能の自動化を助長させる